JP2022081204A - 遊技機 - Google Patents

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Yoji Morimoto
智昭 志村
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Abstract

【課題】遊技者にとって意図しない遊技球の動きを抑制できる遊技機を提供する。【解決手段】パチンコ機は、遊技領域の下部略中央に下センター飾り22を備える。下センター飾り22は、第一大入賞口16と、第一大入賞口16を開閉して開放状態と閉鎖状態とに切り替わるシャッター50とを備える。シャッター50は、本体部51、突出部54とを備える。本体部51は、左右両側から中央に向かって上り傾斜する正面視逆V字状の板部材である。突出部54は、本体部51の左右方向の中央において上面から上方に突出して設けられる。シャッター50が閉鎖状態にある場合、本体部51および突出部54の一部が下センター飾り22に設けられる開口から前方に突出する。【選択図】図8

Description

本発明は、遊技機に関する。
特許文献1に開示される遊技機は、ケース大入賞口、始動入賞口を備える。ケース大入賞口は、遊技盤の前面よりも後方に設けられる。ケース大入賞口は、入賞開口部と、入賞開口部を開閉する扉部材とを備える。扉部材の上面の左右方向中央部には、上方に突出して前後方向に延びる2条の突起からなる誘導部が設けられる。2条の突起の間隔は、遊技球の下端底部が十分に嵌合可能な幅である。誘導部は、閉状態の扉部材の上を側方に転動する遊技球が突起を乗り越えて進入できるように構成される。誘導部内に進入した遊技球は、誘導部に誘導されてケース大入賞口の左右方向中央の前方を流下する。始動入賞口は、誘導部の真下に対応する位置に設けられる。誘導部に誘導されて流下した遊技球は、始動入賞口に向かって流下する。
特開2007-175221号公報
遊技機の遊技状態の中には、遊技球を遊技領域の右側に発射して(所謂「右打ち」)遊技を進行することに適した遊技状態と、遊技球を遊技領域の左側に発射して(所謂「左打ち」)遊技を進行することに適した遊技状態とがある。このような遊技機おいて、遊技用部材の配置により、右打ちされた遊技球、および左打ちされた遊技球のいずれもがケース大入賞口に到達する場合がある。上記の遊技機のケース大入賞口では、遊技球が突起を乗り越えることができる。よって、右打ちにて遊技を進行することに適した遊技状態で、右打ちされた遊技球がケース大入賞口の左側に転動して遊技領域の左側に移動する等、遊技球が遊技者にとって意図しない動きをする可能性があった。
本発明は、遊技者にとって意図しない遊技球の動きを抑制できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る遊技機は、遊技領域が形成される遊技盤上に設けられ、遊技球が入賞可能な入賞口と、前記入賞口を開閉する開閉部材とを備え、前記開閉部材は、左右両側から中央に向かって上り傾斜する正面視逆V字状の本体部と、前記本体部の左右方向の中央において上端から上方に突出する突出部とを備えることを特徴とする。
上記態様によれば、本体部の上側を突出部に向けて転動する遊技球は、減速しながら突出部と衝突するので、突出部を乗り越え難い。これにより、開閉部材に到達した遊技球のうち、突出部の右方にある遊技球は開閉部材の右方へと流下し、突出部の左方にある遊技球は開閉部材の左方へと流下する。よって、遊技機は、遊技者にとって意図しない遊技球の動きを抑制できる。
本発明の一態様に係る遊技機において、前記突出部の上端部は、テーパ状に形成されてもよい。上記の遊技機は、突出部の遊技球の衝突に対する強度が向上するので、長期間の使用に対する耐久性を向上できる。
本発明の一態様に係る遊技機において、前記開閉部材は、前記突出部が前記遊技領域の左右方向の中央に設けられてもよい。上記の遊技機は、発射された遊技球が遊技領域の右側および左側のいずれかを流れたかによって、開閉部材に到達した遊技球が開閉部材の右方および左方のいずれかを流下するかが決定される。よって、遊技機は、遊技者の意図しない遊技球の動きにより遊技者が不利益を被ることを抑制できる。
本発明の一態様に係る遊技機は、前記入賞口と前記開閉部材とを備えるケース部材を更に備え、前記開閉部材は、前記遊技盤に対して直交するように設けられて、前後方向に進退し、前記ケース部材は、後方に退避した前記開閉部材を収容する収容部を備え、前記開閉部材は、前記突出部の後端から後方に延び、且つ前記本体部の上端から上方に突出する凸部を更に備え、前記収容部は、前記凸部を前後方向に案内する案内部を備えてもよい。上記の遊技機において、開閉部材は、案内部により案内されるので、安定して前後方向に進退することできる。よって、遊技機は、安定して入賞口を開閉させることができる。
パチンコ機1の正面図である。 遊技盤2の正面図である。 下センター飾り22の斜視図である。 シャッター50の斜視図である。 シャッター50が閉鎖状態または開放状態にある場合における、シャッター50、連結部60、および第一大入賞口ソレノイド70の斜視図である。 シャッター50が閉鎖状態にある場合における、上方から視た下センター飾り22の部分拡大図である。 シャッター50が開放状態にある場合における、上方から視た下センター飾り22の部分拡大図である。 シャッター50が閉鎖状態にある場合における、正面から視た下センター飾り22の部分拡大図である。
以下、本発明の一実施形態であるパチンコ機1について、図面を参照して説明する。以下説明は、図1の手前側、奥側、上側、下側、左側、及び右側を、夫々、パチンコ機1の前側、後側、上側、下側、左側、及び右側とする。図1に示すパチンコ機1は所謂2種タイプ(羽根物タイプ)の遊技機である。2種タイプの遊技機とは、大入賞口へ入賞した遊技球が大入賞口の内部に設けられた特定の領域を通過することを契機として大当たり遊技を実行する遊技機をいう。
図1,図2を参照し、パチンコ機1の機械的構成を説明する。図1に示すように、パチンコ機1の上半分の部分には遊技盤2が設けられる。遊技盤2は正面視略正方形の板状であり(図2参照)、透明なガラス板を保持した前面枠10によって前面を保護される。前面枠10には、ガラス板を取り囲むように各種の電飾ランプが設けられる。電飾ランプの内部には、LED等を搭載した電飾基板(図示略)が設けられる。電飾ランプは、遊技の進行等に応じて点灯又は点滅する。遊技盤2の下部には上皿5が設けられる。上皿5は、遊技球発射装置(図示略)に金属製の遊技球を供給し、且つ賞球を受ける。上皿5の上面には、遊技者によって操作される操作ボタン9が設けられる。上皿5の直下には、賞球を受ける下皿6が設けられる。下皿6の右横には、遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられる。発射ハンドル7は、遊技者が回転操作できるように設けられ、遊技者が発射ハンドル7を回転させて発射操作を行うと、発射ハンドル7の回転角度に応じた強度で、遊技球発射装置により遊技球が発射される。前面枠10の上部の左右の両角部には、スピーカ48が夫々設けられる。
図2に示すように、遊技盤2の前面には、ガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が形成される。ガイドレール3は、遊技領域4の左側から上側にかけて円弧上に形成される。遊技領域4の上部略中央には、上センター飾り21が設けられる。遊技球発射装置によって発射された遊技球は、ガイドレール3によって遊技領域4へ導かれ、遊技領域4内を流下する。所定の強度未満の発射強度で発射された遊技球は、上センター飾り21の左側を流下し、所定の強度以上で発射された遊技球は、上センター飾り21の右側を流下する。以下説明は、遊技球が上センター飾り21の左側を流下するように遊技球を発射することを「左打ち」と呼び、遊技球が上センター飾り21の右側を流下するように遊技球を発射することを「右打ち」と呼ぶ。
図2に示すように、上センター飾り21は、演出図柄表示部38、ワープ通路211、転動部213、第一始動口12を主に備える。演出図柄表示部38は、上センター飾り21の上部略中央に配置される。演出図柄表示部38は、三つの大型の7セグメントLEDを用いて構成され、様々な数字、文字、記号等を表示できる。演出図柄表示部38は、報知演出を実行可能である。報知演出は、三つの大型の7セグメントLEDを用いて、演出用の図柄である演出図柄を変動させた後に、大当たり判定の結果を示す演出図柄の組合せを確定表示させることで、大当たり判定の結果を遊技者に報知する。
ワープ通路211は、演出図柄表示部38の左側に設けられる。ワープ通路211は、入口部211Aを左上部に備える。入口部211Aは、一般に「飛び込み」と呼ばれる遊技球の入口である入口部211Aの周囲の遊技くぎ等の配置によって、入口部211Aへの入球が容易に行われないように構成される。
転動部213は、ワープ通路211の右下方に設けられる。転動部213は、平面視で略長方形の上側が開口する皿状であり、遊技球が転動可能な凹部を内側に備える。転動部213の底部略中央には、孔が設けられる。その孔は、転動部213から下方へ遊技球を排出する。
第一始動口12は、上センター飾り21の下部略中央に配置される入賞口である。第一始動口12は、後述の第一特別図柄の始動口として機能する。ワープ通路211の入口部211Aから入球し、転動部213の孔から排出された遊技球の一部が、第一始動口12へ入賞する。転動部213の孔から排出されたが第一始動口12へ入賞しない遊技球は、上センター飾り21の下方に排出されて遊技領域4に戻る。
上センター飾り21の下方、すなわち、遊技領域4の下部略中央には、下センター飾り22が設けられる。下センター飾り22の詳細な説明は後述するが、下センター飾り22の上部には、第一大入賞口16が設けられる。第一大入賞口16は、特別電動役物(大当たり判定の結果に基づき入賞口の入口の大きさを変更する役物)に係る入賞口である。
第一大入賞口16は、正面視下側に開口する略V字状の板部材であるシャッター50を備える。詳細な説明は後述するが、シャッター50は、前後方向に所定の長さで延びる板状で、閉鎖状態と開放状態を夫々形成する。閉鎖状態とは、遊技盤2よりも前方に突出することで第一大入賞口16へ遊技球が入賞できない状態をいい、開放状態とは、遊技盤2よりも後方に退避することで第一大入賞口16へ遊技球が入賞できる状態をいう。
下センター飾り22の右上方には、特別電動役物である第二大入賞口17が設けられる。第二大入賞口17は、シャッター171を備える。シャッター171は、左右方向に長手方向を有し、前後方向に所定の長さで延びる略平板状である。シャッター171は、閉鎖状態と開放状態を夫々形成する。閉鎖状態とは、遊技盤2よりも前方に突出することで第二大入賞口17へ遊技球が入賞できない状態をいい、開放状態とは、遊技盤2よりも後方に退避することで第二大入賞口17へ遊技球が入賞できる状態をいう。
第二大入賞口17の下方には、遊技球が通過可能なゲート11が設けられる。ゲート11は、後述の普通図柄の作動ゲートである。ゲート11の下方には、第二始動口13が設けられる。第二始動口13は、普通電動役物(普通当たり判定の結果に基づき入賞口の入口の大きさを変更する役物)に係る入賞口である。第二始動口13は、後述の第二特別図柄の始動口として機能する。第二始動口13は、シャッター131を備える。シャッター131は、左右方向においてシャッター171よりも短い略平板状である。シャッター131は、閉鎖状態と開放状態を夫々形成する。閉鎖状態とは、遊技盤2よりも前方に突出することで第二始動口13へ遊技球が入賞できない状態をいい、開放状態とは、遊技盤2よりも後方に退避することで第二始動口13へ遊技球が入賞できる状態をいう。
シャッター50,131,171は、第一大入賞口ソレノイド70、第二始動口ソレノイド(図示略)、第二大入賞口ソレノイド(図示略)の夫々の駆動によって、電気的に開放状態又は閉鎖状態にされる。遊技球は、シャッター50,131,171が開放状態にある場合にのみ、第一大入賞口16、第二始動口13及び第二大入賞口17の夫々に入賞できる。
遊技領域4には、上記以外に、一般入賞口20、アウト口29、各種の電飾部材及び遊技くぎ等が設けられる。一般入賞口20は、下センター飾り22の左方に設けられる。アウト口29は、遊技盤2の下部に設けられる。遊技領域4を流下する遊技球のうち、第一始動口12、第二始動口13、大入賞口及びその他の入賞口の何れにも入賞せず、遊技領域4の下部まで流下した遊技球は、アウト口29を通過した後、遊技領域4の外部へ排出される。
なお、遊技領域4において、各遊技部材が上記のように配設されるため、左打ちされた遊技球は、右打ちされた遊技球よりも、第一始動口12へ入賞し易い。右打ちされた遊技球が第一始動口12へ入賞することは困難である。また、右打ちされた遊技球は、左打ちされた遊技球よりも、ゲート11、第二始動口13及び第二大入賞口17を通過又は入賞しやすい。左打ちされた遊技球がゲート11、第二始動口13及び第二大入賞口17を通過又は入賞することは困難である。なお、第一大入賞口16には、左打ちされた遊技球及び右打ちされた遊技球の何れも入賞できる。
遊技盤2の左下部には、図柄表示部24が設けられる。図柄表示部24は、第一特別図柄表示部、第二特別図柄表示部、普通図柄表示部等を備える。第一特別図柄表示部及び第二特別図柄表示部は、夫々複数個のLEDからなり、第一大当たり判定の結果を示す第一特別図柄、及び第二大当たり判定の結果を示す第二特別図柄を表示する。普通図柄表示部は、LEDの点灯及び消灯によって普通当たり判定の結果を表示する。以下では、第一特別図柄及び第二特別図柄を総称する場合、単に特別図柄という。
図2を参照し、パチンコ機1における遊技の概要について説明する。パチンコ機1には、大当たり遊技、小当たり遊技及び普通当たり遊技が設けられる。大当たり遊技は、条件装置の作動により役物連続作動装置が作動することにより実行される。条件装置とは、役物連続作動装置が作動する為の条件となる装置である。役物連続作動装置とは、大入賞口が連続して作動する大当たり遊技状態を生起させる為の装置である。本実施形態では、条件装置が作動した場合に役物連続作動装置が作動する。パチンコ機1において、条件装置は、遊技球が大入賞口の内部の特定の領域を通過した場合に作動する。本実施形態の特定の領域は、下センター飾り22内部の後述する孔283に設けられる特定領域である。以下説明は、条件装置及び役物連続作動装置が作動している状態(大当たり遊技が行われている状態)を、大当たり遊技状態という。
パチンコ機1は、第一始動口12へ遊技球が入賞することを契機として、第一大当たり判定を行う。第一大当たり判定では、小当たり又ははずれの判定結果が、第一大当たり乱数に基づいて導出される。第一大当たり判定において小当たりであると判定されると、判定結果が小当たりであることを示す第一特別図柄が、図柄表示部24の第一特別図柄表示部に確定表示される。その後、下センター飾り22において、小当たり遊技が実行される。小当たり遊技では、第一大入賞口16のシャッター50が予め定められた開閉動作パターンに基づく開閉動作が行われることによって第一大入賞口16が開放状態になる。大当たり判定によって小当たりであると判定された段階では、条件装置は作動せず、役物連続作動装置も作動しない。小当たり遊技では、シャッター50が開閉動作パターンに応じて1回の開閉動作を行う。小当たり遊技において、大入賞口が複数回の開閉動作を行うことはない。なお、小当たり遊技における大入賞口の1回の開閉動作が、一つの大入賞口の開放状態を複数回用いて構成されることは妨げられない。
本実施形態の小当たり遊技において、開放状態になった第一大入賞口16に遊技球が入賞し、後述する孔283に設けられる特定領域を通過すると、条件装置が作動する。条件装置の作動に伴い、役物連続作動装置が作動すると、大当たり遊技状態が生起され、大入賞口が複数回数の開閉動作を行う大当たり遊技が、小当たり遊技に引き続いて実行される。パチンコ機1では、第二大入賞口17のシャッター171が予め定められた開閉動作パターンに基づく開閉動作を行うことによって、大当たり遊技が実行される。なお、第一大入賞口16に入賞した遊技球が特定領域を通過しない場合、大当たり遊技状態が生起されず、遊技は小当たり遊技が行われる前の状態に戻る。
また、パチンコ機1は、遊技球がゲート11を通過することを契機として、普通当たり判定を行う。普通当たり判定では、普通当たり又ははずれの判定結果が、普通当たり乱数に基づいて導出される。普通当たり判定において普通当たりであると判定されると、判定結果が普通当たりであることを示す普通図柄が、図柄表示部24の普通図柄表示部に確定表示される。その後、第二始動口13のシャッター131が予め定められた開閉動作パターンに基づく開閉動作を行うことによって第二始動口13が開放状態になる普通当たり遊技が実行される。
パチンコ機1は、非時短状態及び時短状態のいずれかを生起させる。非時短状態は、第二始動口13が開放状態にされる割合が通常の割合である遊技状態である。時短状態は、非時短状態よりも第二始動口13が開放状態にされる頻度が高くなる遊技状態である。具体的には、1回の普通当たり遊技中において第二始動口13が開放状態になる時間の合計(開放時間)は、非時短状態よりも時短状態の方が長い(非時短状態の開放時間は約0.04秒間、時短状態の開放時間は約4秒間)。また、普通図柄の変動時間は、非時短状態よりも時短状態の方が短い(非時短状態の変動時間は平均して約40秒間、時短状態の変動時間は約0.2秒間)。
パチンコ機1は、大当たり遊技の終了後に必ず時短状態を設定する。本実施形態では、設定された時短状態は、その時短状態において小当たりの判定結果が100回導出された場合に終了し、遊技状態が通常状態に移行する。なお、時短状態を設定するか否かを、大当たり判定において小当たりであると判定された場合に決定される小当たり図柄に応じて決定してもよい。また、時短状態が終了するための条件として、時短状態において小当たりの判定結果が導出される回数は100回に限定されない。
時短状態は、第二始動口13が開放状態にされる頻度が通常状態よりも高くなるので、ゲート11及び第二始動口13に遊技球を通過又は入賞させるため、右打ちによって遊技を進行することが遊技者にとって有利となる。一方、非時短状態においては、第二始動口13が開放状態にされる割合が時短状態よりも低くなり、時短状態よりも第二始動口13が開放されにくい。この結果、遊技者は、非時短状態において、第二始動口13よりも第一始動口12に容易に遊技球を入賞させやすい。よって、非時短状態中は、左打ちによって遊技を進行することが遊技者にとって有利となる。パチンコ機1は、通常状態においては左打ちで遊技を進行することを、時短状態及び大当たり遊技状態においては右打ちで遊技を進行することを、遊技者に推奨する。
パチンコ機1は、右打ちされた遊技球が第二始動口13へ入賞することを契機として、第二大当たり判定を行う。第二大当たり判定では、小当たり又ははずれの判定結果が、第二大当たり乱数に基づいて導出される。第二大当たり判定において小当たりであると判定されると、判定結果が小当たりであることを示す第二特別図柄が、図柄表示部24の第二特別図柄表示部に確定表示される。その後、小当たり遊技が実行される。小当たり遊技において開放状態になった第一大入賞口16に遊技球が入賞し、入賞した遊技球が特定領域を通過すると、前述の大当たり遊技状態が生起され、小当たり遊技に引き続いて大当たり遊技が実行される。
図3を参照して、下センター飾り22の構成について説明する。下センター飾り22は、筐体220、第一大入賞口16、シャッター50、クルーン28、回転体26、排出口587等を備える。筐体220は、筐体221,222,223からなり、下センター飾り22の外形を形成する。
筐体221は、下センター飾り22の前部を形成する箱状である。筐体221は、開口221A、前壁221B、後壁221C、左上面221D、右上面221Eを有する。開口221Aは、筐体221の前面の中央に設けられる。
前壁221Bは、上下方向に延びる板部材で、筐体221の前上端部における左右方向の中央に設けられる。後壁221Cは、上下方向に延びる板部材で、筐体221の後上端部における左右方向の中央に設けられる。後壁221Cには複数の孔が設けられ、ねじがその複数の孔を介して遊技盤2に設けられるねじ孔に螺合することで、下センター飾り22は遊技盤2に取り付けられる。前壁221Bと後壁221Cとの間には第一大入賞口16が設けられ、前壁221Bと後壁221Cとは第一大入賞口16を間にして対向する。下センター飾り22に到達した遊技球のうち、第一大入賞口16に入賞した遊技球は、下センター飾り22の内部に入る。
後壁221Cの左右方向の中央かつ第一大入賞口16の上側には、開口229が設けられる。開口229は正面視で略V字状であり、シャッター50が突出または退避するための出入口である。後壁221Cの前面における開口229の上側には、後方に突出する四つの突起227が左右方向に並んで設けられる。四つの突起227は、後壁221Cの中央よりも左側に二つ、後壁221Cの中央よりも右側に二つ設けられる。
前壁221Bの後面における後壁221Cの四つの突起227に対応する位置には、前方に突出する三つの突起228が左右方向に並んで設けられる。三つの突起228のうち一つは前壁221Bの左右方向の中央に設けられ、残りが前壁221Bの左右方向の中央に設けられる突起228を間にして設けられる。突起227,228は、左右方向で互い違いにずれて設けられる。突起227と突起228との最短距離は、遊技球の径よりも大きい。すなわち、第一大入賞口16が閉鎖状態にある場合、遊技球は突起227,228により前後方向に蛇行しながらシャッター50を転動する。
左上面221Dは、筐体221の上面のうち、第一大入賞口16の左側の面であり、左下方に傾斜している。左上面221Dの右端は、第一大入賞口16の左端を形成する。右上面221Eは、筐体221の上面のうち、第一大入賞口16の右側の面であり、右下方に傾斜している。右上面221Eの左端は、第一大入賞口16の右端を形成する。下センター飾り22に到達した遊技球のうち、第一大入賞口16に入賞しなかった遊技球は、左上面221Dおよび右上面221Eのいずれかを転動し、下センター飾り22から排出されて遊技領域4に戻る。
筐体222は箱状であり、筐体221の後壁221Cに後方から取り付けられる。筐体222は、シャッター50、第一大入賞口ソレノイド70を収容する。筐体222は、案内部226、凸部224,225を有する。案内部226は、筐体221の左右方向の中央に設けられる。案内部226は、筐体222の上部の内面から上方に凹んで形成される溝であり、筐体222の前端から後部に亘り前後方向に延びる。
凸部224は、筐体221における前後方向の中央且つ案内部226の左側に設けられる。凸部225は、筐体221における前後方向の中央且つ案内部226の右側に、凸部224と左右方向に並んで設けられる。凸部224,225は、筐体222の上部の内面から下方に突出して形成される。
筐体223は箱状であり、筐体222よりも下側で筐体221に後方から取り付けられる。筐体223は、クルーン28、回転体26等を収容する。クルーン28、回転体26は、筐体221の開口221Aから露出する。クルーン28は、中心部に向けて窪んだ擂鉢状の転動面を有する。転動面の中心部には、特定領域に通じる孔283が設けられる。下センター飾り22の内部に入った遊技球の一部は、クルーン28に到達して転動面を転動する。そして、遊技球が孔283に入球して特定領域を通過した場合、大当たり遊技が行われる。
孔283の上側には、回転体26が設けられる。回転体26は、上下方向に延びる軸から放射状に延びる複数の羽根部材を有し、平面視で時計回りに回転する。回転体26と接触した遊技球は、クルーン28の周端部に向かって送り出される。筐体223には、排出口587を含む複数の排出口が設けられる。下センター飾り22の内部に入った遊技球のうち、孔283に入球できなかった遊技球は、複数の排出口のいずれかを通過し、遊技領域4の外部へ排出される。
図4を参照して、シャッター50の構成について説明する。シャッター50は、本体部51、突出部54、凸部55、孔58を備える。本体部51は、正面視で下側に開口する略V字状の板部材である。本体部51は、左本体部52、右本体部53を有する。左本体部52は、平面視逆L字状であり、正面視で左下方に傾斜する。左本体部52の前後方向の中央部には、前後方向に延び、左本体部52を上下方向に貫通する孔56が設けられる。孔56には、筐体222の凸部224が挿通される。
右本体部53は、左本体部52の右側に設けられ、形状が左本体部52に対して線対称となる。すなわち、右本体部53は、平面視L字状であり、正面視で右下方に傾斜する。右本体部53の前後方向の中央部における左本体部52の孔56に対応する位置には、前後方向に延び、右本体部53を上下方向に貫通する孔57が設けられる。孔57には、筐体222の凸部225が挿通される。
突出部54は、本体部51の左右方向の中央において上面から上方に突出して設けられる。突出部54は、本体部51の前部から前後方向の中央部に亘り前後方向に延びる。第一大入賞口16が閉鎖状態にある場合、突出部54の前側の一部が、開口229から突出する。突出部54は、正面視で上に凸となる略蒲鉾状に形成されている。
凸部55は、突出部54の後側、且つ本体部51の上面から上方に突出して設けられる。凸部55は、突出部54の後端から本体部51の後部に亘り前後方向に延びる。上下方向において、凸部55の高さは、突出部54の高さよりも高い。凸部55は、筐体222の案内部226と係合する。孔58は、凸部55の後側に設けられる。孔58は、左右方向に延び、本体部51を上下方向に貫通する。シャッター50は孔58を介して後述する連結部60と連結する。
図5を参照して、第一大入賞口ソレノイド70、及びシャッター50と第一大入賞口ソレノイド70との連結について説明する。第一大入賞口ソレノイド70は、シャッター50の下方に設けられる。第一大入賞口ソレノイド70は、本体部71、プランジャ72、コイルばね73を備える。
本体部71はコイル(図示略)とプランジャ72の一部とを収容する。プランジャ72は、棒状で、本体部71の下端部から下方に向けて進退可能に設けられる。コイルばね73は、圧縮コイルばねであり、プランジャ72を下方に常時付勢する。本体部71のコイルに通電すると、プランジャ72はコイルばね73の付勢力に抗して本体部71に引き込まれて上方に移動する。
シャッター50と第一大入賞口ソレノイド70とは、連結部60により連結される。連結部60は、プランジャヘッド61、延出部63、係合部64、クランク65を備える。プランジャヘッド61は、上方に開口する略箱状であり、コイルばね73の一部を内側に収容する。プランジャヘッド61は、プランジャ72の下端部と連結し、プランジャ72の本体部71に対する進退と連動して上下方向に移動する。
延出部63は、プランジャヘッド61の後端から後方に延びた後、上方に延びる右側面視逆L字状の部材である。係合部64は、延出部63の後端部に設けられ、後方に開口する略箱状である。クランク65は、板状部材であり、延伸方向の一端部に孔67を有する。孔には非図示の軸が挿通される。その軸の両端部は筐体222に固定される。すなわち、クランク65は孔67に挿通する軸を中心に揺動可能である。クランク65の他端部は、シャッター50と連結する。クランク65の一端部と他端部との中間には、延伸方向と直交する方向に延びる爪部66を有する。爪部66の先端は、係合部64の開口に収容する。
本体部71のコイルに通電されていない場合、プランジャ72はコイルばね73の付勢力により本体部71から突出する。この場合、係合部64の開口が爪部66を上側から当接して押さえるので、クランク65は孔67に挿通する軸を中心に前方へ揺動し、シャッター50は前進する。一方、本体部71のコイルに通電された場合、プランジャ72は本体部71に引き込まれる。この場合、係合部64の開口が爪部66に下側から当接して押し上げるので、クランク65は孔67に挿通する軸を中心に後方へ揺動し、シャッター50は後退する。
図6,図7を参照して、開放状態又は閉鎖状態となるシャッター50について説明する。図6に示すように、本体部71のコイルに通電されていない場合、クランク65は孔67に挿通する軸を中心に前方へ揺動し、シャッター50の前部は筐体221の開口229(図3参照)から前方に突出して閉鎖状態を構成する。この場合、突出部54の一部は開口229から前方に突出し、筐体222の凸部224,225はシャッター50の孔56,57の後端部をそれぞれ挿通し、シャッター50の凸部55は筐体222の案内部226の前端部で係合する。
図7に示すように、本体部71のコイルに通電されていない場合、クランク65は孔67に挿通する軸を中心に後方へ揺動し、シャッター50は筐体221の開口229から後方に退避して開放状態を構成する。シャッター50が閉鎖状態から開放状態に切り替わる際に、シャッター50は孔56,57および凸部55が凸部224,225、および案内部226にそれぞれ案内されて開口229より後方に退避する。シャッター50が開放状態にある場合、本体部51の前端は開口229よりも後方に配置され、凸部224,225は孔56,57の前端部をそれぞれ挿通し、凸部55は案内部226の後端部で係合する。シャッター50が開放状態から閉鎖状態に切り替わる際にも、同様に、シャッター50は孔56,57および凸部55が凸部224,225、および案内部226にそれぞれ案内されて開口229から前方に突出する。
図8を参照して、シャッター50が閉鎖状態にある場合の遊技球の動きについて説明する。遊技部材の配置により、閉鎖状態のシャッター50に到達した遊技球は、左本体部52および右本体部53のいずれか一方の上側にある。そして、左本体部52の上側にある遊技球は、左本体部52の右下方に流下してくるので、左本体部52を右方に転動する。ここで、左本体部52は左下方に傾斜しているので、遊技球は減速しながら左本体部52を右方に転動する。左本体部52を右方に転動する遊技球は左側から突出部54に衝突し、その後左方に転動する。遊技球は、左本体部52の左端から左上面221Dへと転動し、左上面221Dの左端から遊技領域4に戻る。
左本体部52の場合と同様に、右本体部53の上側にある遊技球は、左下方に流下してくるので、右本体部53を左方に転動する。ここで、右本体部53は右下方に傾斜しているので、遊技球は減速しながら右本体部53を左方に転動する。右本体部53を左方に転動する遊技球は右側から突出部54に衝突し、その後右方に転動する。遊技球は、右本体部53の右端から右上面221Eへと転動し、右上面221Eの右端から遊技領域4に戻る。
以上説明した本実施形態の主な効果について説明する。なお、本実施形態のパチンコ機1は、以下説明する効果以外にも様々な効果を奏することはいうまでもない。
パチンコ機1は、第一大入賞口16と、第一大入賞口16を開閉して開放状態と閉鎖状態とに切り替わるシャッター50を備える。シャッター50は、本体部51、突出部54を備える。本体部51は、正面視で下側に開口するV字状の板部材である。突出部54は、本体部51の左右方向の中央において上面から上方に突出して設けられる。突出部54は、本体部51の前部から前後方向の中央部に亘り前後方向に延びる。シャッター50が閉鎖状態にある場合、本体部51および突出部54の一部が開口229から前方に突出する。この場合、本体部51の上側を突出部54に向けて転動する遊技球は、その形状により減速しながら突出部54と衝突する。よって、遊技球は、突出部54を乗り越えず、進路を逆方向に転換して転動する。これにより、閉鎖状態にあるシャッター50に到達した遊技球のうち、突出部54の左方(左本体部52)にある遊技球はシャッター50の左方へ流下し、突出部54の右方(右本体部53)にある遊技球はシャッター50の右方へ流下する。よって、パチンコ機1は、遊技者にとって所望の強度で発射された遊技球が、シャッター50で突出部54を乗り越えず、遊技者にとって意図しない動きを抑制できる。
また、突出部54は、正面視で上に凸となる略蒲鉾状に形成されており、テーパ状である。これにより、突出部54の遊技球の衝突に対する強度が向上するので、パチンコ機1は長期間の使用に対する耐久性を向上できる。
また、遊技領域4の下部略中央には、下センター飾り22が設けられる。シャッター50が進退する開口229は、下センター飾り22の左右方向の中央に設けられる。突出部54は、本体部51の左右方向の中央に設けられる。すなわち、シャッター50は、突出部54が遊技領域4の左右方向の中央となるように設けられる。
この場合、シャッター50が閉鎖状態である場合において、左打ちされた遊技球は、遊技領域4の左側からシャッター50の左本体部52に到達する。そして、遊技球は、突出部54に衝突してシャッター50の左方へ転動し、その後、左上面221Dの左端から遊技領域4の左側に戻る。この場合、遊技球は、下センター飾り22の左方に設けられる一般入賞口20に入賞しやすい。仮に、非時短状態で左打ちされた遊技球が右本体部53へと転動し、遊技領域4の右側に流れた場合、ゲート11を通過して第二始動口13が開放状態にされる割合が通常の割合であり、開放時間も時短状態よりも短い。よって、非時短状態で左打ちされた遊技球が遊技領域4の右側に流れ、遊技者にとって意図しない動きをした場合、遊技者は不利益を被る可能性がある。
一方、シャッター50が閉鎖状態である場合において、右打ちされた遊技球は、遊技領域4の右側からシャッター50の右本体部53に到達する。そして、遊技球は、突出部54に衝突してシャッター50の右方へ転動し、その後、右上面221Eの右端から遊技領域4の右側に戻る。この場合、遊技球は、下センター飾り22の右方に設けられるゲート11を通過し、第二始動口13に入賞しやすい。パチンコ機1は時短状態においては右打ちで遊技を進行することを遊技者に推奨するので、遊技者は第二始動口13への入賞を狙い、第二大当たり判定が行われることで更に賞球を得やすくなる。仮に、時短状態で右打ちされた遊技球が左本体部52へと転動し、遊技領域4の左側に流れた場合、第二始動口13が閉鎖状態となり、第二始動口13に入賞しにくくなる場合がある。よって、時短状態で右打ちされた遊技球が遊技領域4の左側に流れ、遊技者にとって意図しない動きをした場合、遊技者は不利益を被る可能性がある。
パチンコ機1は、突出部54が遊技領域4の左右方向の中央となるように設けられるので、左打ちされた遊技球はシャッター50の左方に転動して遊技領域4の左側へ戻り、右打ちされた遊技球はシャッター50の右方に転動して遊技領域4の右側へ戻る。よって、パチンコ機1は、遊技者の意図しない遊技球の動きにより遊技者が不利益を被ることを抑制できる。
また、シャッター50は、突出部54の後側、且つ本体部51の上面から上方に突出する凸部55を備える。凸部55は、突出部54の後端から本体部51の後部に亘り前後方向に延びる。凸部55は、筐体222の上部の内面から上方に凹んで形成される溝であり、前後方向に延びる案内部226と係合する。シャッター50は凸部55が案内部226に案内されて開口229から進退する。シャッター50は、案内部226により案内されるので、安定して前後方向に進退することできる。よって、パチンコ機1は、安定して第一大入賞口16を開閉させることができる。
本実施形態において、パチンコ機1が、本発明の「遊技機」に相当する。第一大入賞口16が、本発明の「入賞口」に相当する。シャッター50が、本発明の「開閉部材」に相当する。筐体220が、本発明の「ケース部材」に相当する。筐体222が、本発明の「収容部」に相当する。凸部55が、本発明の「凸部」に相当する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。遊技仕様は上記実施形態に限定されない。すなわち、本発明は、上記実施形態のようないわゆる2種タイプの遊技機のみならず、1種タイプ(いわゆる、セブン機。)、1種2種混合タイプ、一般電役タイプ等のあらゆる遊技仕様の遊技機に適用できる。
パチンコ機1における各種構成の配置は、上記実施形態に限定されない。例えば、下センター飾り22は、遊技領域4の右側および左側のいずれかに配置されてもよい。シャッター50は、閉鎖状態で「本体部」と「突出部」を備えればよく、例えば、開放状態において、シャッター50が左本体部52と、右本体部53と突出部54の組とに別体に分かれて構成されてもよい。
また、シャッター50の形状は上記実施形態に限定されない。本体部51は、左右両側から中央に向かって上り傾斜であればよく、例えば、本体部51は左本体部52および右本体部53に段差を有する場合でも、本発明の「本体部」に相当する。また、突出部54は、正面視で略蒲鉾状でなくてもよく、上端部がテーパ状となっていればよい。
また、シャッター50は、凸部55を備えなくてもよい。この場合、筐体222は案内部226を備えなくてもよい。凸部55は、上下方向の高さが突出部54よりも低くてもよい。凸部55は、シャッター50が閉鎖状態にある場合に、開口229から前方に突出してもよい。
シャッター50は、孔56および孔57の少なくとも一方を備えなくてもよい。この場合、筐体222は対応する凸部224,225を備えなくてもよい。シャッター50は凸部55、孔56,57以外に筐体222に案内される構成を、筐体222は案内部226、凸部224,225以外にシャッター50を案内する構成を備えてもよい。
また、シャッター50は、前後方向に進退することで第一大入賞口16を開閉しなくてもよく、例えば、回転移動により第一大入賞口16を開閉してもよい。また、シャッター50の駆動源は、第一大入賞口ソレノイド70に限らず、モータやエアシリンダ等でもよい。
さらには、特許請求の範囲、明細書、および図面に記載される全ての要素は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名前)は、単に本件の記載のために便宜上付与したに過ぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素がなんであるか限定解釈されるものではない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくは一つの要素を複数の要素に分けて構成するかは、特許請求の範囲等において特定していない限り、いずれも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、敢えて明細書等において全てのパターンを記載しなくてもいずれのパターンも想定範囲内であることから本発明に係る権利範囲に含まれるのは勿論である。従って、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施形態に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施形態から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1 パチンコ機
4 遊技領域
22 下センター飾り
50 シャッター
51 本体部
54 突出部
55 凸部
220,222 筐体
226 案内部

Claims (4)

  1. 遊技領域が形成される遊技盤上に設けられ、遊技球が入賞可能な入賞口と、
    前記入賞口を開閉する開閉部材とを備え、
    前記開閉部材は、
    左右両側から中央に向かって上り傾斜する正面視逆V字状の本体部と、
    前記本体部の左右方向の中央において上端から上方に突出する突出部と
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記突出部の上端部は、テーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記開閉部材は、前記突出部が前記遊技領域の左右方向の中央に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記入賞口と前記開閉部材とを備えるケース部材を更に備え、
    前記開閉部材は、前記遊技盤に対して直交するように設けられて、前後方向に進退し、
    前記ケース部材は、後方に退避した前記開閉部材を収容する収容部を備え、
    前記開閉部材は、前記突出部の後端から後方に延び、且つ前記本体部の上端から上方に突出する凸部を更に備え、
    前記収容部は、前記凸部を前後方向に案内する案内部を備えること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技機。
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