JP2022079219A - 絶縁シートおよび絶縁具 - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆対象物に絶縁体を巻回して被覆した場合の露出面積がより小さくなる絶縁シートおよび絶縁具を提供すること。【解決手段】絶縁具は、複数の円弧状の帯状部材と、複数のフックとを備える。帯状部材は、円弧に沿って延びる第1辺と、第1辺の反対側に配置され第1辺に沿って円弧状に延びる第2辺と、を備える。帯状部材の長手方向の一端には、第1辺寄りに、フックが挿入可能な貫通孔が設けられ、帯状部材の長手方向の他端には、第2辺寄りに、フックが挿入可能な貫通孔が設けられる。一方の帯状部材の貫通孔に挿入されたフックが、一方の帯状部材に隣接する他方の帯状部材に固定され、一方の帯状部材に、他方の帯状部材の貫通孔に挿入されたフックが固定される。これにより、複数の帯状部材がフックを介して長手方向に連結される。【選択図】図4

Description

本発明は、絶縁シートおよび絶縁具に関する。
電柱の配電工事等において、耐張碍子および電線などを絶縁シートや絶縁テープ等の絶縁体で巻回する技術が公知である(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、長方形の形状を有する長尺状の絶縁テープを電線に巻回することにより、電線を絶縁テープで被覆する。
特開2018-11401号公報
長方形の形状を有する絶縁テープ(絶縁体)を、耐張碍子や電線縁線などの被覆対象物に巻き付ける際、被覆対象物における湾曲部分に沿って隙間なく巻き付けることが困難な場合は、絶縁テープを大量に使用する可能性がある。また、雨天時に使用した場合は、絶縁テープ同士の隙間から雨水が侵入し、絶縁テープと被覆対象物との間に水が溜まる可能性がある。さらに、絶縁テープを巻き付ける際に十分な長さを確保出来ない場合は、途中で絶縁テープを足さなければならず一時的にハサミを使用して固定する必要がある。その際、巻き終わりと巻き始めのそれぞれに処置が必要となり、余分な時間がかかる可能性がある。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたもので、被覆対象物に絶縁体を巻回して被覆した場合の露出面積がより小さくなる絶縁シートおよび絶縁具を提供することを目的とする。
本発明に係る絶縁シートの一態様では、碍子を含む部材の周りに巻き付ける絶縁シートであって、円弧に沿って延びる帯状部材を備える。
これによれば、前述した部材に巻き付けると、長方形の絶縁体よりも露出面積が小さくなる。
本発明に係る絶縁具の一態様では、碍子を含む部材の周りに巻き付ける絶縁具であって、複数の円弧状の帯状部材と、複数のフックとを備え、前記帯状部材は、円弧に沿って延びる第1辺と、前記第1辺の反対側に配置され前記第1辺に沿って円弧状に延びる第2辺と、を備え、前記帯状部材の長手方向の一端には、前記第1辺寄りに、フックが挿入可能な貫通孔が設けられ、前記帯状部材の長手方向の他端には、前記第2辺寄りに、フックが挿入可能な貫通孔が設けられ、一方の帯状部材の前記貫通孔に挿入された前記フックが、前記一方の帯状部材に隣接する他方の帯状部材に固定され、前記一方の帯状部材に、前記他方の帯状部材の前記貫通孔に挿入された前記フックが固定されることにより、複数の前記帯状部材が前記フックを介して長手方向に連結される。
このように、一方の帯状部材の貫通孔に挿入されたフックが他方の帯状部材に固定され、且つ、一方の帯状部材に、他方の帯状部材の貫通孔に挿入されたフックが固定される。従って、貫通孔にフックを挿入し、フックを帯状部材に挟み込んで固定するという簡単な作業で、複数の帯状部材を長手方向に沿って連結することができる。
本発明によれば、被覆対象物に絶縁シートまたは絶縁具を巻回して被覆した場合の露出面積が、より小さくなる。
図1は、実施形態に係る絶縁シートを示す平面図である。 図2は、実施形態に係るフックを示す側面図である。 図3は、複数の絶縁シートを連結した第1の絶縁具を示す模式図である。 図4は、図3の第1の絶縁具を分解した模式図である。 図5は、耐張碍子および腕金を模式的に示す側面図である。 図6は、絶縁具を耐張碍子の周りに巻回した状態を模式的に示す斜視図である。 図7は、複数の絶縁シートを連結した第2の絶縁具を示す模式図である。 図8は、図7の第2の絶縁具を分解した模式図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。なお、図面において、XY座標を用いる場合がある。X軸とY軸とは直交する。+X方向は、-X方向の反対方向である。+Y方向は、-Y方向の反対方向である。なお、X軸方向は長手方向とも称し、Y軸方向は短手方向とも称する。
また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
[実施形態]
まず、実施形態に係る絶縁シートについて説明する。図1は、実施形態に係る絶縁シートを示す平面図である。
絶縁シート1は、可撓性を有する帯状部材2を備える。帯状部材2は、全体的に、長手方向であるX軸方向に沿って延びる円弧形状を有する。また、帯状部材2は、第1辺21と、第2辺22と、第3辺23と、第4辺24と、を備える。第1辺21は、X軸方向に沿って延びる。第1辺21は、+Y方向に凸の円弧形状を有する。第2辺22は、第1辺21の反対側に配置される。第2辺22は、第1辺21に沿って延び+Y方向に凸の円弧形状を有する。即ち、第2辺22は、第1辺21に沿って延びる円弧形状である。第3辺23は、第1辺21における+X方向の端21aと、第2辺22における+X方向の端22aと、を結ぶ直線である。第4辺24は、第1辺21における-X方向の端21bと、第2辺22における-X方向の端22bと、を結ぶ直線である。なお、第1辺21の曲率半径は、例えば、1080mmである。また、第1辺21の円弧の曲率の中心と端21aとを結ぶ直線と、第1辺21の円弧の曲率の中心と端21bとを結ぶ直線とがなす中心角は、例えば27度である。また、第2辺22の曲率半径は、例えば、1364mmである。さらに、端21aと端21bとを結ぶ直線の長さは、例えば、640mmである。そして、端22aと端22bとを結ぶ直線の長さは、例えば、847mmである。
また、帯状部材2には、長手方向の一端である第4辺24に沿って貫通孔100とフック200が設けられる。貫通孔100には、フック200が貫通可能である。具体的には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられる。また、第4辺24に沿った+Y方向寄りの部位には、-X方向に隣接する帯状部材2のフック200が固定される。換言すると、帯状部材2における長手方向の一端には、第1辺21寄りに貫通孔100が設けられ、第2辺22寄りにフック200が固定される。なお、帯状部材2を1枚で使用する場合は、このフック200は固定されていない。
そして、長手方向の他端である第3辺23に沿って貫通孔100とフック200が設けられる。具体的には、-Y方向寄りにフック200が固定され、+Y方向寄りに貫通孔100が設けられる。換言すると、帯状部材2における長手方向の他端には、第1辺21寄りにフック200が固定され、第2辺22寄りに貫通孔100が設けられる。なお、帯状部材2を1枚で使用する場合は、このフック200は固定されていない。
図2は、実施形態に係るフックを示す側面図である。図2に示すように、フック200は、第1支持部210と、連結部220と、第2支持部230と、を備える。第1支持部210は、直線状に延びる。連結部220は、側面視においてU字形状を有する。連結部220は、第1支持部210と第2支持部230とを連結する。第2支持部230は、直線部231と屈曲部232とを有する。屈曲部232は、直線部231の先端から第1支持部210に対して遠ざかる方向に屈曲して斜めに延びる。従って、屈曲部232と第1支持部210との距離は、屈曲部232の先端に向かうに従って大きくなっている。また、第1支持部210と直線部231とは平行に延び、第1支持部210と直線部231との距離は、帯状部材2の厚さよりも小さい。よって、フック200を屈曲部232側から帯状部材2に向けて挿入し、直線部231と第1支持部210とで帯状部材2の端部を挟み込むことにより、フック200で帯状部材2を固定することができる。
図3は、複数の絶縁シートを連結した第1の絶縁具を示す模式図である。図4は、図3の第1の絶縁具を分解した模式図である。
図3に示すように、第1の絶縁具(絶縁具)3は、複数の帯状部材2A、2B、2Cと、複数のフック200と、を備える。第1の絶縁具3は、円弧状の帯状部材2A、2B、2Cをフック200を介して長手方向に3つ連結している。なお、第1の絶縁具3は、2つの帯状部材を連結してもよく、または3つ以上の帯状部材を連結してもよい。以下、具体的に説明する。
図3および図4に示すように、第1の絶縁具3は、+X方向に配置された第1の帯状部材2Aと、X方向の中央に配置された第2の帯状部材2Bと、-X方向に配置された第3の帯状部材2Cと、を備える。第1の帯状部材2A、第2の帯状部材2Bおよび第3の帯状部材2Cは、図1で説明した帯状部材2と同一の構成を有する。第2の帯状部材2Bは、第1の帯状部材2Aまたは第3の帯状部材2Cを上下反対に配置している。つまり、第1の帯状部材2Aは、+Y方向に凸の円弧状であり、第2の帯状部材2Bは、-Y方向に凸の円弧状であり、第3の帯状部材2Cは、+Y方向に凸の円弧状である。
第1の帯状部材2Aにおける長手方向の+X方向の端部には、短手方向の+Y方向寄りに貫通孔100が設けられる。第1の帯状部材2Aにおける長手方向の-X方向の端部には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第2の帯状部材2Bにおける長手方向の+X方向の端部には、短手方向の+Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第2の帯状部材2Bにおける長手方向の-X方向の端部には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第3の帯状部材2Cにおける長手方向の+X方向の端部には、短手方向の+Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第3の帯状部材2Cにおける長手方向の-X方向の端部には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられる。
第1の絶縁具3においては、第1の帯状部材2Aの-X方向の端部と第2の帯状部材2Bの+X方向の端部とが連結され、第2の帯状部材2Bの-X方向の端部と第3の帯状部材2Cの+X方向の端部とが連結される。
具体的には、第1の帯状部材2Aの-X方向の端部のフック200を、第2の帯状部材2Bの+X方向の端部に固定する。また、第1の帯状部材2Aの-X方向の端部に、第2の帯状部材2Bの+X方向の端部のフック200を固定する。また、第2の帯状部材2Bの-X方向の端部のフック200を、第3の帯状部材2Cの+X方向の端部に固定する。また、第3の帯状部材2Cの+X方向の端部のフック200を、第2の帯状部材2Bの-X方向の端部に固定する。これにより、第1の帯状部材2Aと第2の帯状部材2Bと第3の帯状部材2Cとが、フック200を介して長手方向に沿って連結される。
なお、4つ以上の帯状部材を連結する場合は、第3の帯状部材2Cに隣接して帯状部材を連結することにより、長手方向(X方向)に沿って延び且つ短手方向(Y方向)に起伏する波状の絶縁具とすることができる。
図5は、耐張碍子および腕金を模式的に示す側面図である。具体的には、A方向に沿って、第1の耐張碍子4Aと、第2の耐張碍子4Bと、ストラップ5と、腕金6とが配置される。なお、便宜的に、A方向を前方とし、A方向の反対方向を後方と称する。
第1の耐張碍子4Aは、前側連結部41と、第1本体部42と、第2本体部43と、後側連結部44と、を備える。第1本体部42は、前端部に前側連結部41を有する。前側連結部41には、貫通孔41aが設けられ、貫通孔41aにはコッターピン45が嵌合されている。第1本体部42は、後方から前方に向かうに従って先細りする略円錐形状を有する。第2本体部43は、第1本体部42の後側に固定される。第2本体部43は、略円柱形状を有する。第2本体部43の最大径は、第1本体部42の最大径よりも大きい。後側連結部44は、第2本体部43の後側に固定され後方に延びている。後側連結部44には、貫通孔44aが設けられ、貫通孔44aにはコッターピン45が嵌合可能である。
第2の耐張碍子4Bは、第1の耐張碍子4Aと同じ構造であるため、第1の耐張碍子4Aと同じ符号を付けて説明を省略する。第2の耐張碍子4Bの後側連結部44は、第1の耐張碍子4Aの前側連結部41とコッターピン45を介して連結されている。第2の耐張碍子4Bにおいても、第1本体部42は、後方から前方に向かうに従って先細りする略円錐形状を有する。第2の耐張碍子4Bの前側には、ストラップ5が取り付けられる。ストラップ5の前端部5aは、ボルト61を介して腕金6に固定されている。
図6は、絶縁具を耐張碍子の周りに巻回した状態を模式的に示す斜視図である。詳細には、絶縁具300は、2つの第1の絶縁具3A、3Bを連結している。第1の絶縁具3Aは、第1の絶縁具3Bに対してA方向に配置される。つまり、絶縁具300は、第2の耐張碍子4Bに巻回される第1の絶縁具3Aと、第1の耐張碍子4Aに巻回される第1の絶縁具3Bと、を連結したものである。
第1の絶縁具3Aは、第1の帯状部材2Aと、第2の帯状部材2Bと、第3の帯状部材2Cと、第4の帯状部材2Dと、を備える。第1の絶縁具3Bは、第1の帯状部材2Aと、第2の帯状部材2Bと、第3の帯状部材2Cと、第4の帯状部材2Dと、第5の帯状部材2Eと、を備える。第1の帯状部材2A、第2の帯状部材2B、第3の帯状部材2C、第4の帯状部材2Dおよび第5の帯状部材2Eは、帯状部材2と同一形状を有する。なお、図3および図4で説明した第1の絶縁具3は、3つの帯状部材2A、2B、2Cを連結させているが、第1の絶縁具3Aでは、さらに第4の帯状部材2Dを連結させている。第4の帯状部材2Dは、図3に示す第2の帯状部材2Bと同じように-Y方向に凸の円弧形状を有する。また、第1の絶縁具3Bでは、第1の絶縁具3に対して、さらに第4の帯状部材2Dおよび第5の帯状部材2Eを連結させている。第5の帯状部材2Eは、図3に示す第1の帯状部材2Aと同じように+Y方向に凸の円弧形状を有する。
前述したように、第2の耐張碍子4Bの第1本体部42は、後方から前方に向かうに従って先細りする略円錐形状を有する。従って、第1の絶縁具3A、3Bを、第1の耐張碍子4Aおよび第2の耐張碍子4Bの周りに巻回した場合、第1の耐張碍子4Aおよび第2の耐張碍子4Bから露出する部位の面積がより小さくなる。
以上説明したように、実施形態に係る絶縁シート1は、第1の耐張碍子4Aおよび第2の耐張碍子4B(碍子)を含む部材の周りに巻き付ける絶縁シート1であって、円弧に沿って延びる帯状部材2を備える。
従来、特許文献1に記載されたように、長方形の長尺状の絶縁体を部材に巻き付けているが、実施形態では、円弧に沿って延びる帯状部材2を備える絶縁シート1を部材の周りに巻き付ける。長方形の絶縁体に対して、実施形態の円弧状の帯状部材2を備える絶縁シート1を部材に巻き付ける方が部材の露出面積が小さくなる。
また、第1の絶縁具(絶縁具)3は、第1の帯状部材2A、第2の帯状部材2Bおよび第3の帯状部材2C(複数の円弧状の帯状部材)と、複数のフック200とを備える。第1の帯状部材2A、第2の帯状部材2Bおよび第3の帯状部材2Cのそれぞれは、円弧に沿って延びる第1辺21と、第1辺21の反対側に配置され第1辺21に沿って円弧状に延びる第2辺22と、を備え、帯状部材の長手方向の一端には、第1辺21寄りに、フック200が挿入可能な貫通孔100が設けられ、帯状部材の長手方向の他端には、第2辺22寄りに、フック200が挿入可能な貫通孔100が設けられ、一方の帯状部材の貫通孔100に挿入されたフック200が、一方の帯状部材に隣接する他方の帯状部材に固定され、一方の帯状部材に、他方の帯状部材の貫通孔100に挿入されたフック200が固定されることにより、複数の帯状部材がフック200を介して長手方向に連結される。
このように、一方の帯状部材の貫通孔100に挿入されたフック200が他方の帯状部材に固定され、且つ、一方の帯状部材に、他方の帯状部材の貫通孔100に挿入されたフック200が固定される。従って、貫通孔100にフック200を挿入したのち、フック200を帯状部材の端部に挟み込んで固定するという簡単な作業で、複数の帯状部材を長手方向に沿って連結することができる。なお、隣接する一方の帯状部材と他方の帯状部材について、円弧形状の凸の方向が同じ場合でも、異なっていても、複数の帯状部材を連結可能である。
[変形例]
次に変形例について説明する。変形例に係る第2の絶縁具7においては、隣接する2つの帯状部材の円弧形状の凸の方向が同じで、これら2つの帯状部材に隣接する、別の2つの帯状部材の円弧形状の凸の方向が反対方向となる。
図7は、複数の絶縁シートを連結した第2の絶縁具を示す模式図である。図8は、図7の第2の絶縁具を分解した模式図である。
図7および図8に示すように、第2の絶縁具7は、第1の帯状部材2Fと、第2の帯状部材2Gと、第3の帯状部材2Hと、第4の帯状部材2Iと、を備える。第1の帯状部材2F、第2の帯状部材2G、第3の帯状部材2Hおよび第4の帯状部材2Iは、図1で説明した帯状部材2と同一の構成を有する。第3の帯状部材2Hおよび第4の帯状部材2Iは、2Fおよび第2の帯状部材2Gを上下反対に配置している。即ち、第1の帯状部材2Fおよび第2の帯状部材2Gは、+Y方向に凸の円弧状であり、第3の帯状部材2Hおよび第4の帯状部材2Iは、-Y方向に凸の円弧状である。
第1の帯状部材2Fにおける長手方向の+X方向の端部には、短手方向の+Y方向寄りに貫通孔100が設けられ、-X方向の端部には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第2の帯状部材2Gにおける長手方向の+X方向の端部には、短手方向の+Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第2の帯状部材2Gにおける長手方向の-X方向の端部には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。
第3の帯状部材2Hにおける長手方向の+X方向の端部には、短手方向の+Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第3の帯状部材2Hにおける長手方向の-X方向の端部には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第4の帯状部材2Iにおける長手方向の+X方向の端部には、短手方向の+Y方向寄りに貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。第4の帯状部材2Iにおける長手方向の-X方向の端部には、-Y方向寄りに貫通孔100が設けられる。
第2の絶縁具においては、第1の帯状部材2Fの-X方向の端部と第2の帯状部材2Gの+X方向の端部とを連結し、第2の帯状部材2Gの-X方向の端部と第3の帯状部材2Hの+X方向の端部とを連結し、第3の帯状部材2Hの-X方向の端部と第4の帯状部材2Iの+X方向の端部とを連結する。
具体的には、第1の帯状部材2Fの-X方向の端部のフック200を、第2の帯状部材2Gの+X方向の端部に固定する。また、第1の帯状部材2Fの-X方向の端部に、第2の帯状部材2Gの+X方向の端部のフック200を固定する。そして、第2の帯状部材2Gの-X方向の端部のフック200を、第3の帯状部材2Hの+X方向の端部に固定する。また、第2の帯状部材2Gの-X方向の端部に、第3の帯状部材2Hの+X方向の端部のフック200を固定する。さらに、第3の帯状部材2Hの-X方向の端部のフック200を、第4の帯状部材2Iの+X方向の端部に固定する。また、第3の帯状部材2Hの-X方向の端部に、第4の帯状部材2Iの+X方向の端部のフック200を固定する。これにより、第1の帯状部材2Fと第2の帯状部材2Gと第3の帯状部材2Hと第4の帯状部材2Iとが、フック200を介して長手方向に沿って連結される。
なお、5つ以上の帯状部材を連結する場合は、第4の帯状部材2Iに隣接して帯状部材を順次に連結することにより、長手方向(X方向)に沿って延び短手方向(Y方向)に起伏する波状の絶縁具とすることができる。
以上説明したように、変形例に係る第2の絶縁具(絶縁具)7は、第1の帯状部材2F、第2の帯状部材2G、第3の帯状部材2Hおよび第4の帯状部材2I(複数の円弧状の帯状部材)と、複数のフック200とを備える。第1の帯状部材2F、第2の帯状部材2G、第3の帯状部材2Hおよび第4の帯状部材2Iのそれぞれは、円弧に沿って延びる第1辺21と、第1辺21の反対側に配置され第1辺21に沿って円弧状に延びる第2辺22と、を備え、帯状部材の長手方向の一端には、第1辺21寄りに、フック200が挿入可能な貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。帯状部材の長手方向の他端には、第2辺22寄りに、フック200が挿入可能な貫通孔100が設けられ当該貫通孔100にフック200が挿入されている。一方の帯状部材の貫通孔100に挿入されたフック200が、一方の帯状部材に隣接する他方の帯状部材に固定され、一方の帯状部材に、他方の帯状部材の貫通孔100に挿入されたフック200が固定される。これにより、第2の絶縁具(絶縁具)7においては、複数の帯状部材がフック200を介して長手方向に連結される。
このように、変形例に係る第2の絶縁具(絶縁具)7においても、貫通孔100にフック200を挿入したのち、フック200を隣接する帯状部材の端部に挟み込んで固定するという簡単な作業で、複数の帯状部材を長手方向に沿って連結することができる。
以上、本発明は、前述した実施形態に限定されず、種々の変更および変形が可能である。例えば、絶縁シートや絶縁具を巻き付ける対象物として、実施形態では、第1の耐張碍子4Aおよび第2の耐張碍子4Bを適用したが、電線などのほかの種々の部材の周りに巻き付けてもよい。
1 絶縁シート
2 帯状部材
2A 第1の帯状部材(帯状部材)
2B 第2の帯状部材(帯状部材)
2C 第3の帯状部材(帯状部材)
2D 第4の帯状部材(帯状部材)
2E 第5の帯状部材(帯状部材)
2F 第1の帯状部材(帯状部材)
2G 第2の帯状部材(帯状部材)
2H 第3の帯状部材(帯状部材)
2I 第4の帯状部材(帯状部材)
21 第1辺
22 第2辺
23 第3辺
24 第4辺
3、3A、3B 第1の絶縁具(絶縁具)
4A 第1の耐張碍子(碍子)
4B 第2の耐張碍子(碍子)
41 前側連結部
42 第1本体部
43 第2本体部
44 後側連結部
45 コッターピン
5 ストラップ
6 腕金
7 第2の絶縁具(絶縁具)
100 貫通孔
200 フック
210 第1支持部
220 連結部
230 第2支持部
231 直線部
232 屈曲部

Claims (2)

  1. 碍子を含む部材の周りに巻き付ける絶縁シートであって、
    円弧に沿って延びる帯状部材を備える、
    絶縁シート。
  2. 碍子を含む部材の周りに巻き付ける絶縁具であって、
    複数の円弧状の帯状部材と、複数のフックとを備え、
    前記帯状部材は、円弧に沿って延びる第1辺と、前記第1辺の反対側に配置され前記第1辺に沿って円弧状に延びる第2辺と、を備え、
    前記帯状部材の長手方向の一端には、前記第1辺寄りに、フックが挿入可能な貫通孔が設けられ、
    前記帯状部材の長手方向の他端には、前記第2辺寄りに、フックが挿入可能な貫通孔が設けられ、
    一方の帯状部材の前記貫通孔に挿入された前記フックが、前記一方の帯状部材に隣接する他方の帯状部材に固定され、
    前記一方の帯状部材に、前記他方の帯状部材の前記貫通孔に挿入された前記フックが固定されることにより、
    複数の前記帯状部材が前記フックを介して長手方向に連結される、
    絶縁具。
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