JP2022077783A - 人体支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】岩盤浴と同様の人体加熱をより手軽に行えるようにする、施工作業が不要で人体の加熱を行うことのできる人体支持具を提供する。【解決手段】人体支持具10は、表面を人体に当接させることで人体を支持する第1支持部材の支持部材110と、第1支持部材の周囲に配置され、第1支持部材と共に人体を支持する第2支持部材の座部20と、第1支持部材を裏面から加熱するヒーターと、ヒーターを間に挟んで、第1支持部材とは反対側となる位置に配置された断熱材と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、人体を支持する人体支持具に関する。
岩盤から発せられる遠赤外線を用いることで人体を加熱する、所謂「岩盤浴」と称される入浴方法が知られている。このような岩盤浴を可能とするための設備は、一部の入浴施設等において既に設置されているが、近年の健康志向の高まりから、今後も広く普及して行くものと考えられる。
本発明者らは、一般の住宅用家屋を含む多くの施設においても、岩盤浴と同様の人体加熱を可能とする装置の研究開発に鋭意取り組んできた。このような装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されているミネラル蒸気生成装置が挙げられる。
特開2018-27220号公報
上記特許文献1に記載の装置は、建物における特定の部屋に施工することが必要な、比較的大掛かりなものである。岩盤浴と同様の人体加熱をより手軽に行えるようにするには、施工作業が不要な装置とすることが好ましい。そこで、本発明者らは、例えば椅子やベッド等のような人体支持具に、人体を加熱する機能を搭載することについて検討を進めてきた。
本開示は、人体の加熱を行うことのできる人体支持具、を提供することを目的とする。
本開示に係る人体支持具は、表面を人体に当接させることで人体を支持する第1支持部材と、第1支持部材の周囲に配置され、第1支持部材と共に人体を支持する第2支持部材と、第1支持部材を裏面から加熱するヒーターと、ヒーターを間に挟んで、第1支持部材とは反対側となる位置に配置された断熱材と、を備える。
このような構成の人体支持具では、第2支持部材と共に人体を支持する第1支持部材が、ヒーターにより加熱される。使用者は、人体支持具によって体を支持された状態のまま、第1支持部材から発せられる遠赤外線によって加熱される。これにより、疲労回復、代謝の改善、肝機能の改善等、様々な効果を得ることができる。
また、上記構成の人体支持具では、ヒーターから見て第1支持部材とは反対側となる位置に、断熱材が配置されている。このため、ヒーターで生じた熱が、人体支持具のうち第1支持部材以外の部分に奪われてしまうことが防止される。このように、このように、上記構成の人体支持具では、ヒーターで生じた熱を、第1支持部材を介した人体の加熱のために効率的に利用することも可能となる。
本開示によれば、人体の加熱を行うことのできる人体支持具、が提供される。
図1は、第1実施形態に係る人体支持具の構成を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る人体支持具の構成を示す図である。 図3は、人体支持具が備える加熱装置の構成を示す図である。 図4は、第2実施形態に係る人体支持具の構成を示す図である。 図5は、第3実施形態に係る人体支持具の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
第1実施形態について説明する。図1に示されるように、本実施形態に係る人体支持具10は、一人掛けの椅子として構成されている。人体支持具10は、座部20と、背もたれ部30と、肘掛け部40と、加熱装置100と、温度調整部50と、を備えている。人体支持具10は、一般的な椅子と同様に、腰かけた状態の人体を支持するものである。
座部20は、人体支持具10に腰かけた人体のうち、臀部を下方側から支持する部分である。座部20は、その上端面である表面21を含む全体が、クッション性を有する柔らかい材料で形成されている。このような材料としては、例えば、表面をポリ塩化ビニル(PVC)で覆われた発砲ウレタンを用いることができる。
図2は、人体支持具10を前方側から見て描いた図である。図1及び図2に示されるように、座部20の表面21には、凹部22が形成されている。上方側から見た凹部22の形状は長方形である。凹部22には、後述の加熱装置100が埋め込まれている。座部20は、加熱装置100の周囲に配置され、加熱装置100と共に人体に当接して人体を支持する部分、ということができる。このような座部20は、本実施形態における「第2支持部材」に該当する。
背もたれ部30は、人体支持具10に腰かけた人体のうち、背中を後方側から支持する部分である。背もたれ部30は、座部20と同様に、クッション性を有する柔らかい材料で形成されている。
肘掛け部40は、人体支持具10に腰かけた使用者が肘を乗せる部分である。肘掛け部40は、座部20の左右両側に一つずつ設けられている。肘掛け部40は、座部20や肘掛け部40と同様に、クッション性を有する柔らかい材料で形成されている。
尚、人体支持具10は、上記とは異なる構造の椅子であってもよい。例えば、背もたれ部30や肘掛け部40を備えておらず、座部20だけを備えた構成の椅子であってもよい。人体支持具10のうち、加熱装置100や凹部22を除いた部分の構成としては、一般的な従来の椅子と同様の構成を適宜採用することができる。
加熱装置100は、人体支持具10に腰かけた使用者の体を加熱するための装置である。加熱装置100は、座部20の表面21に形成された凹部22に埋め込まれており、凹部22からその上面のみが露出した状態となっている。
図3を参照しながら、加熱装置100の構成について説明する。図3は、加熱装置100を前方側から見て描いた図である。加熱装置100は、支持部材110と、ヒーター120と、断熱材130と、保持部材140と、を備えている。
支持部材110は、加熱装置100のうち最も上方側に配置された部材である。上方側から見た支持部材110の形状は長方形であり、凹部22の形状と概ね同一となっている。図1に示されるように、支持部材110は、その上端面である表面111が、座部20の表面21と概ね同一の平面上となるように配置されている。このため、支持部材110は、その表面21を人体に当接させることで、座部20と共に人体を支持する部分となっている。このような支持部材110は、本実施形態における「第1支持部材」に該当する。本実施形態では、支持部材110は溶岩により形成されている。
支持部材110の表面21には、その中央となる位置に凹部113が形成されている。凹部113の深さは、支持部材110の厚さの1/2である。凹部113の底面には温度センサ114が取り付けられている。温度センサ114は、支持部材110の温度を測定するためのセンサであって、例えばサーミスタである。温度センサ114によって測定された温度を示す信号は、後述の温度調整部50へと入力される。凹部113のうち温度センサ114よりも上方側の部分は、蓋115によって塞がれている。
ヒーター120は、支持部材110を裏面112から加熱する電気ヒーターである。上方側から見た場合におけるヒーター120の形状は、支持部材110の形状と同一である。ヒーター120は、シリコン製のラバーヒーターとして構成されている。ヒーター120は、その表面121の全体を、支持部材110の裏面112に密着させた状態となるように配置されている。ただし、支持部材110とヒーター120との間は互いに固定されていない。つまり、支持部材110は、ヒーター120の表面121に対して上方側から載置されただけの状態となっている。
不図示の外部電源からヒーター120に電力が供給されると、ヒーター120が発熱し、これにより支持部材110が加熱される。ヒーター120に供給される電力の大きさは、温度調整部50によって調整される。尚、ヒーター120と外部電源との間の接続は、例えば、人体支持具10に設けられた不図示のコンセントにより行われる。
断熱材130は、ヒーター120の裏面122を下方側から支持するように配置された板状の部材である。つまり、断熱材130は、ヒーター120を間に挟んで、支持部材110とは反対側となる位置に配置されている。上方側から見た場合における断熱材130の形状は、ヒーター120の形状と同一である。断熱材130は、ケイ酸カルシウムにより形成されている。断熱材130の材料は、本実施形態のようにケイ酸カルシウムのみを含む材料であってもよいが、ケイ酸カルシウムに加えて他の成分を含む材料であってもよい。また、ケイ酸カルシウムと同等又はそれ以上の断熱性能を確保し得るのであれば、ケイ酸カルシウムを含まない材料で断熱材130が形成されていてもよい。
断熱材130は、その表面131の全体を、ヒーター120の裏面122に当接させた状態となるように配置されている。ただし、ヒーター120と断熱材130との間は互いに固定されていない。つまり、ヒーター120は、断熱材130の表面131に対して上方側から載置されただけの状態となっている。
保持部材140は、断熱材130の裏面132を支持するように配置された板状の部材である。上方側から見た場合における保持部材140の形状は、断熱材130の形状と同一である。保持部材140は合板により形成されている。保持部材140は、その表面141の全体を、断熱材130の裏面132に当接させた状態となるように配置されている。ただし、断熱材130と保持部材140との間は互いに固定されていない。つまり、断熱材130は、保持部材140の表面141に対して上方側から載置されただけの状態となっている。
保持部材140は、支持部材110、ヒーター120、及び断熱材130の全体を下方側から保持しており、これにより加熱装置100の強度を高めている。保持部材140の裏面142は、人体支持具10の内部に設けられた不図示のフレームに対して固定されている。このため、保持部材140を人体支持具10から取り外すことはできなくなっている。一方、支持部材110、ヒーター120、及び断熱材130のそれぞれは、上記のように保持部材140の上方側に載置されただけで固定されてはいないので、保持部材140から取り外すことが可能となっている。
温度調整部50は、支持部材110の温度を所定の目標温度となるように調整する装置である。温度調整部50は、ヒーター120に供給される電力の大きさを調整することでヒーター120の発熱量を調整し、温度センサ114で測定される支持部材110の温度を上記の目標温度に一致させる処理を行う。
温度調整部50は、目標温度を設定するための操作を使用者が行う部分ともなっている。つまり、温度調整部50は、使用者によって操作されるリモコンとしての機能をも有している。使用者による操作がなされると、温度調整部50は、当該操作に基づいて目標温度を設定する。温度調整部50は、本実施形態における「温度設定部」に該当する。温度調整部50は、本実施形態では有線のリモコンとして構成されているのであるが、無線のリモコンとして構成されていてもよい。また、温度調整部50が、人体支持具10の一部(例えば肘掛け部40)に埋め込まれていてもよい。目標温度は、例えば43~45℃の範囲となるように設定されることが好ましい。
人体支持具10の動作について説明する。使用者は、椅子である人体支持具10に腰かけた状態で、温度調整部50に対する操作を行う。使用者が、ヒーター120の発熱を開始させるための操作を温度調整部50に対して行うと、温度調整部50は、ヒーター120への電力の供給を開始する。ヒーター120で生じた熱によって支持部材110の温度が上昇し、支持部材110からは遠赤外線が発せられる。
支持部材110によって支持された人体は、支持部材110からの熱伝導によって加熱されるほか、支持部材110から発せられる遠赤外線によっても加熱される。これにより、人体の深部体温が効率よく上昇するので、疲労回復、代謝の改善、肝機能の改善等、様々な効果を得ることができる。
温度調整部50は、温度センサ114で測定される支持部材110の温度が、設定された目標温度に一致するように、ヒーター120に供給される電力の大きさを調整する。目標温度は、使用者の好みに応じて予め設定されたものであるから、使用者は快適な岩盤浴を楽しむことができる。温度調整部50に対する使用者の操作により目標温度が変更されると、温度調整部50は、設定後の目標温度となるように支持部材110の温度を調整する。
以上のように、本実施形態に係る人体支持具10によれば、使用者は、人体支持具10によって体を支持された状態のまま、遠赤外線による様々な温熱効果を手軽に得ることができる。
本実施形態では、支持部材110が溶岩により形成されている。このため、一般的な岩盤浴と同様に、天然の岩石から発せられる遠赤外線を利用した温熱効果を得ることができる。
支持部材110は溶岩により形成されているので、支持部材110の裏面112には無数の凹凸が存在している。そこで、本実施形態では、ヒーター120として、柔軟性を有するラバーヒーターを用いることとしている。これにより、ヒーター120の表面121を、支持部材110の裏面112に密着させ、支持部材110の全体を均等に加熱することが可能となっている。
尚、ヒーター120としてラバーヒーターを用いた場合には、ヒーター120がその下方側の部材に対しても密着するので、当該部材により熱が奪われてしまうことが懸念される。そこで、本実施形態では、ヒーター120から見て支持部材110とは反対側となる位置に、断熱材130を配置することとしている。このような構成においては、ヒーター120で生じた熱が、その下方側の部材に奪われてしまうことが無い。従って、ヒーター120で生じた熱を、支持部材110を介した人体の加熱のために効率的に利用することが可能となっている。
先に述べたように、加熱装置100では、支持部材110とヒーター120との間、ヒーター120と断熱材130との間、及び断熱材130と保持部材140との間が、いずれも固定されていない。このため、支持部材110、ヒーター120、及び断熱材130のそれぞれを、保持部材140から取り外して、メンテナンスや交換等を容易に行うことができる。
本実施形態に係る人体支持具10は、一人掛けの椅子として構成されている。このような態様に替えて、人体支持具10が二人掛け以上の長椅子として構成されていてもよい。この場合、座部20の形状が拡大されることに合わせて、加熱装置100の形状を適宜変更することが好ましい。また、座部20に、加熱装置100が2つ以上並ぶ構成としてもよい。
第2実施形態について説明する。本実施形態に係る人体支持具11は、図4に示されるように、使用者が横たわるベッドとして構成されている。以下においては、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と共通する点については適宜説明を省略する。
人体支持具11は、マットレス部60を備えている。マットレス部60は、人体支持具11に横たわる使用者の体全体を下方側から支持する部分である。マットレス部60は、その上端面である表面61を含む全体が、クッション性を有する柔らかい材料で形成されている。このような材料としては、例えば、表面をポリ塩化ビニル(PVC)で覆われた発砲ウレタンを用いることができる。
マットレス部60の表面61には、凹部62が形成されている。上方側から見た凹部62の形状は長方形である。凹部62には、第1実施形態と同じ構成の加熱装置100が埋め込まれている。マットレス部60は、加熱装置100の周囲に配置され、加熱装置100と共に人体に当接して人体を支持する部分、ということができる。このようなマットレス部60は、本実施形態における「第2支持部材」に該当する。
マットレス部60のうち、加熱装置100が埋め込まれている位置は、例えば、マットレス部60に横たわる人体の背中部分を支える位置となっている。加熱装置100の位置や形状は、適宜変更してもよい。また、マットレス部60に複数の加熱装置100を配置してもよい。
本実施形態に係る人体支持具11は、第1実施形態と同様に加熱装置100及び温度調整部50を備えている。それぞれの機能や構成、使用方法等は、第1実施形態で説明したものと同じであるから、その説明については省略する。このように、人体支持具11をベッドとして構成した場合にも、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
第3実施形態について説明する。本実施形態に係る人体支持具12は、図5に示されるように、使用者が座る際に用いる座布団として構成されている。以下においては、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と共通する点については適宜説明を省略する。
人体支持具12は、布団部70を備えている。布団部70は、人体支持具12の上に座る使用者の体を下方側から支持する部分である。布団部70は、その上端面である表面71を含む全体が、クッション性を有する柔らかい材料で形成されている。このような材料としては、例えば、表面を布で覆われた綿等を用いることができる。
布団部70の表面71には、凹部72が形成されている。上方側から見た凹部72の形状は長方形である。凹部72には、第1実施形態と同じ構成の加熱装置100が埋め込まれている。布団部70は、加熱装置100の周囲に配置され、加熱装置100と共に人体に当接して人体を支持する部分、ということができる。このような布団部70は、本実施形態における「第2支持部材」に該当する。
布団部70のうち、加熱装置100が埋め込まれている位置は、上方側から見た場合において中央の位置となっている。加熱装置100の位置や形状は、適宜変更してもよい。
本実施形態に係る人体支持具12は、第1実施形態と同様に加熱装置100及び温度調整部50を備えている。それぞれの機能や構成、使用方法等は、第1実施形態で説明したものと同じであるから、その説明については省略する。このように、人体支持具12を座布団として構成した場合にも、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
以上においては、人体支持具が椅子、ベッド、座布団として構成されている例について説明した。しかしながら、加熱装置100を備える人体支持具の構成は、これらの例に限らず、人体を支持する様々な種類の人体支持具に適用することができる。いずれの場合でも、人体を支持する部分である第2支持部材に、第1支持部材を含む加熱装置100を埋め込んで、第1支持部材の周囲に第2支持部材が配置されている構成とすればよい。
尚、上記における「第1支持部材の周囲」とは、第1支持部材のうち人体を支持する面(表面111)に対し垂直な方向に沿って見た場合において、第1支持部材を全周に亘って環状に囲むような範囲であってもよいのであるが、このような範囲には限定されない。例えば、第1支持部材の4辺のうち、2辺のみと隣り合う位置に第2支持部材が配置されている構成としてもよい。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10,11,12:人体支持具
20:座部
50:温度調整部
60:マットレス部
70:布団部
110:支持部材
120:ヒーター
130:断熱材
140:保持部材

Claims (10)

  1. 表面を人体に当接させることで人体を支持する第1支持部材と、
    前記第1支持部材の周囲に配置され、前記第1支持部材と共に人体を支持する第2支持部材と、
    前記第1支持部材を裏面から加熱するヒーターと、
    前記ヒーターを間に挟んで、前記第1支持部材とは反対側となる位置に配置された断熱材と、を備える人体支持具。
  2. 前記第1支持部材が溶岩により形成されている、請求項1に記載の人体支持具。
  3. 前記ヒーターはラバーヒーターである、請求項1又は2に記載の人体支持具。
  4. 前記断熱材は、ケイ酸カルシウムを含む材料により形成されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の人体支持具。
  5. 前記第1支持部材の温度を調整する温度調整部を更に備える、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の人体支持具。
  6. 前記温度調整部は、前記第1支持部材の温度を所定の目標温度となるように調整する、請求項5に記載の人体支持具。
  7. 前記目標温度を、使用者の操作に基づいて設定する温度設定部、を更に備える、請求項6に記載の人体支持具。
  8. 前記第1支持部材、前記ヒーター、及び前記断熱材の全体を保持する保持部材を更に備える、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の人体支持具。
  9. 前記第1支持部材、前記ヒーター、及び前記断熱材を、前記保持部材から取り外すことが可能となっている、請求項8に記載の人体支持具。
  10. 前記第1支持部材と前記ヒーターとの間、前記ヒーターと前記断熱材との間、及び前記断熱材と前記保持部材との間が、いずれも固定されていない、請求項8又は9に記載の人体支持具。
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