JP2022076107A - 刻印装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記手すりまたは前記ブラケットの刻印位置を決める位置決め装置と、前記刻印位置にレーザー光を照射して刻印するレーザー照射装置とを備え、
前記位置決め装置は、
ボルトを差し込むことが可能な複数個の取付穴が形成された作業台と、
前記作業台上に固定され、一方向に延びる第1アングルと、
前記第1アングルの端部で前記第1アングルと直交し、かつ前記作業台上に固定された第2アングルと、
前記第2アングルと平行に、かつ前記取付穴に前記ボルトを抜き差しすることによって取り外し可能に取り付けられた補助アングルとを含み、
前記手すり又は前記ブラケットの前記パイプ本体を前記第1アングルに押し当てるとともに、前記爪部を押し当てたときに、前記パイプ本体の刻印する位置が前記レーザー照射装置の照射部の直下に配置されるように、前記第2アングルまたは前記補助アングルを前記作業台に取り付けて、前記手すり又は前記ブラケットの位置決めを行った後に、前記パイプ本体の表面に前記レーザー照射装置からレーザー光を照射することによって識別情報を刻印する。
図1は、建物の周囲に組まれた足場100の構成の一部を示す斜視図である。図1に示すように、手すり30はパイプ本体31の両端にそれぞれ固定された爪部32を支柱70の固定部72に差し込むことによって支柱70に固定される。ブラケット60はパイプ本体61の端部に固定された爪部62を支柱70の固定部73に差し込むことによって、手すりよりも1m程度低い位置に固定される。足場100は、支柱70と、手すり30の長さ分だけ離れた位置に設置された支柱(図示しない)とを接続する手すり30と、手すりに沿って設置される踏板(図示しない)と、踏板を支えるブラケット60とを含む。このため、職人は、足場100内で、手すり30によって安全を確保しながら踏板上を歩いて作業場所まで移動することができる。
<2.1 手すりの形状>
長さが1800mmの手すり30に刻印する場合を例に挙げて、本発明で使用する刻印装置1の構成を説明する。図2は、本発明で使用する刻印装置1の全体構成を示す斜視図である。図2に示すように、刻印装置1は、手すり30の刻印位置を決定する位置決め装置10と、手すり30にレーザー光を照射するレーザー照射装置21とを含む。
<2.3.1 第1の刻印方法>
長さ1800mmの手すり30にレーザー光を照射して識別情報を刻印する場合の方法について説明する。図3は、長さが1800mmの手すり30を作業台11上に固定したときの状態を示す斜視図である。図3に示すように、手すり30に刻印する前に、補助アングル14を作業台11からすべて取り外しておく。この状態で、作業者は、倒した状態の手すり30を作業台11上で手前から右側奥に向かって滑らせて、手すり30のパイプ本体31を第1アングル12に押し付けるとともに、爪部32を第2アングル13に押し付ける。これにより、レーザー照射装置21の照射部22の直下の作業台11上の位置に手すり30の側面の中央部が配置される。
長さが短い手すりに刻印する場合について、長さが900mmの手すり40に刻印する場合を例に挙げて説明する。図4は、長さが900mmの手すり40を倒して作業台11上にセットした状態を示す斜視図である。長さが1800mmの手すりの場合と同様に、手すり40の爪部42を第2アングル13に押し付けると、手すり40の中央部の位置は、レーザー照射装置21の照射部22の位置に対応する作業台11上の位置から第2アングル13側に450mmずれた位置になる。
上記第2の刻印方法では、図4に示すように、手すり40を倒した状態でパイプ本体41の側面に刻印したが、手すり40を立ててパイプ本体41の上面に刻印してもよい。図6は、長さが400mmの手すり50のパイプ本体51の両端に固定された爪部52を、作業台11に設けられた差込み穴16に差し込んで固定した状態を示す斜視図である。図6に示すように、手すり50のパイプ本体51の両端に固定された爪部52を、作業台11に設けられた差込み穴16に差し込むことにより、手すり50を立てた状態で作業台11上に位置決めする。なお、位置決め装置10の構成において説明したように、対応する2つの差込み穴16は、手すりの長さにかかわらず、レーザー照射装置21の照射部22の直下の作業台11上の位置を中心として左右対称になる位置に形成されている。このため、手すりの長さに応じた位置に設けられた各差込み穴16に両端の爪部52をそれぞれ差し込むことによって、長さが異なる手すりであってもパイプ本体の上面の中央部に刻印することができる。
<3.1 ブラケットの形状>
本実施形態では、ブラケット60に刻印する場合について説明する。図1に示すように、ブラケット60は外径が45mm、長さが400mmのパイプ本体61と、パイプ本体61の両側の端部にそれぞれ溶接された爪部62とを含み、さらに踏板と踏板上を歩く職人を支えるために、一端がパイプ本体61の下側に斜めに取り付けられ、他端が支柱70で支える構造の補強部63を含む。ブラケットには、その他にもパイプ本体の長さが600mmのものもあるが、爪部62の長さはいずれも200mmである。
図7は、長さ400mmのブラケット60を作業台11上に固定したときの状態と、パイプ本体61の上面に設けられた突起部64が切込み部17に嵌まった状態を示す拡大斜視図である。図7を参照して、長さが400mmのブラケット60にレーザー光を照射して刻印する場合について説明する。ブラケット60に刻印する前に、補助アングル14を作業台11に取り付けておく。この状態で、作業者は、補強部63が手前側になるように倒してブラケット60を作業台11上の手前から右側奥に向かって滑らせて、ブラケット60のパイプ本体61を第1アングル12に押し付けるとともに、爪部62を補助アングル14に押し付ける。これにより、図7の各拡大図に示すように、ブラケット60のパイプ本体61の上面に設けられている突起部64が第1アングル12に形成された切込み部17に嵌まるので、パイプ本体61は第1アングル12に密着する。その結果、ブラケット60が安定した状態で位置決めされる。なお、拡大図は、突起部64が第1アングル12に形成された切込み部17に嵌まっている状態をより分かりやすくするために、全体図に比べてより高い位置から見た図になっている。
上記各実施形態では、位置決め装置10の作業台11として鉄板を使用したが、鉄板の代わりに木製の板を使用してもよい。このため、本明細書では、それらを含めて「作業台」と呼ぶ場合がある。また、上記実施形態では、第1アングル12だけでなく、第2アングル13も作業台11に溶接されているとして説明した。しかし、第2アングル13は補助アングル14の場合と同様に、作業台11にあらかじめ設けておいた取付穴15にボルトとナットを使用して取り付けるアングルであってもよい。また、木製の板を作業台として使用する場合には、L型アングルでなくてもよく、手すりなどを密着して押し付けることができる木製の角材であってもよい。このため、本明細書では、それらをまとめて「アングル」と呼ぶ場合がある。
10 … 位置決め装置
11 … レーザー照射装置
12 … 第1アングル
13 … 第2アングル
14 … 補助アングル
15 … 取付穴
16 … 差込み穴
17 … 切込み部
21 … レーザー照射装置
22 … 照射部
25 … ノート型パソコン
30、40、50 … 手すり
60 … ブラケット
31、41、51、61 … パイプ本体
32、42、52,62 … 爪部
45 … 識別情報
64 … 突起部
70 … 支柱
72、73 … 固定部
Claims (2)
- 建築用の仮設資材として使用され、パイプ本体と前記パイプ本体の両端に固定された爪部を有する手すりまたはブラケットの所望の位置にレーザー光を照射して刻印する刻印装置であって、
前記手すりまたは前記ブラケットの刻印位置を決める位置決め装置と、前記刻印位置にレーザー光を照射して刻印するレーザー照射装置とを備え、
前記位置決め装置は、
ボルトを差し込むことが可能な複数個の取付穴が形成された作業台と、
前記作業台上に固定され、一方向に延びる第1アングルと、
前記第1アングルの端部で前記第1アングルと直交し、かつ前記作業台上に固定された第2アングルと、
前記第2アングルと平行に、かつ前記取付穴に前記ボルトを抜き差しすることによって取り外し可能に取り付けられた補助アングルとを含み、
前記手すり又は前記ブラケットの前記パイプ本体を前記第1アングルに押し当てるとともに、前記爪部を押し当てたときに、前記パイプ本体の刻印する位置が前記レーザー照射装置の照射部の直下に配置されるように、前記第2アングルまたは前記補助アングルを前記作業台に取り付けて、前記手すり又は前記ブラケットの位置決めを行った後に、前記パイプ本体の表面に前記レーザー照射装置からレーザー光を照射することによって識別情報を刻印する、刻印装置。 - 前記手すりの前記パイプ本体の両端に取り付けられた前記爪部をそれぞれ挿入したときに、前記パイプ本体の刻印する位置が前記レーザー照射装置の前記照射部の直下に位置するように前記作業台に設けられた差込み穴、および、前記第1アングルに前記ブラケットの前記パイプ本体の上面を押し当てたときに、前記パイプ本体の上面に形成された突起部が嵌まるように形成された前記第1アングルの切込み部のうち少なくともいずれかが設けられている、請求項1に記載の刻印装置。
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Patent Citations (3)
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