JP2022072164A - 情報表示装置および情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの表示物に基づいて温度情報と他の情報とをより正確に読み取ることを目的の一つとする。【解決手段】対象物に関する情報を示すシンボルを表示する表示部と、前記対象物の温度に応じて、前記シンボルを変更することなく、前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様を変更する表示態様変更部と、を備える情報表示装置。【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示装置および情報表示システムに関する。
従来、商品に貼付されたバーコードの近傍に、周囲温度に応じて変色するマークを配置し、バーコードを機械で読み取って商品を識別するとともに、マークを読み取って商品が置かれた環境の温度を推定する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、バーコードの一部について、その表示状態を温度に応じて着色状態または無着色状態に変化させることにより、バーコードから温度情報を読み取れるようにする方法が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2001-194248号公報 特許第6039627号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、バーコードとマークの両方を読み取り範囲に入れる必要があるため、バーコードと読み取り機の距離が適切でなくなり、バーコードが正しく読み取れない可能性があった。また、特許文献2の方法では、バーコード自体の表示が変化するため、バーコードを他の用途と兼用することが難しく、他の用途と兼用する場合には、特許文献1のように他の表示物を別に設けなければならない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、1つの表示物に基づいて温度情報と他の情報とをより正確に読み取ることを目的の一つとする。
この発明に係る情報表示装置および情報表示システムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る情報表示装置は、対象物に関する情報を示すシンボルを表示する表示部と、前記対象物の温度に応じて、前記シンボルを変更することなく、前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様を変更する表示態様変更部と、を備える情報表示装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記表示態様変更部は、前記シンボルの色または前記シンボルの背景色を変更することで前記表示態様を変更するものである。
(3):上記(1)の態様において、前記表示部は、前記対象物に関する同じ情報を示す複数のシンボルを表示し、前記表示態様変更部は、前記対象物の温度が含まれる温度帯に応じて前記複数のシンボルの可読性を変更することで前記表示態様を変更し、前記複数のシンボルは、それぞれ可読となる温度帯が異なるものである。
(4):上記(1)から(3)の態様において、前記対象物はバッテリであり、前記表示態様変更部は、前記バッテリの充放電時に、前記バッテリの筐体の表面において相対的に高温となる位置の温度に応じて前記表示態様を変更するものである。
(5):上記(4)の態様において、前記バッテリの筐体の表面において相対的に高温となる位置は、前記バッテリが有するバスバーの屈曲点、または前記バスバーの電気的な接続点に対応する領域である。
(6):上記(1)から(3)の態様において、前記対象物はバッテリであり、前記対象物の温度に基づいて前記バッテリの劣化を診断する診断部をさらに備えるものである。
(7):この発明の一態様に係る情報表示システムは、対象物に関する情報を示すシンボルを表示する表示部と、前記対象物の温度に応じて、前記シンボルを変更することなく、前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様を変更する表示態様変更部と、を備える情報表示装置と、前記シンボルが撮像された画像に基づいて前記対象物に関する情報を取得する取得部と、前記画像内における前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様に基づいて前記対象物の温度を推定する推定部と、前記推定部により推定された前記対象物の温度を示す情報と、前記取得部により取得された前記対象物に関する情報とを対応づけて出力する出力部と、を備える温度推定装置と、を備える情報表示システムである。
(8):上記(7)の態様において、前記取得部は、前記シンボルの形状に基づいて認識される前記対象物の識別情報を前記対象物に関する情報として取得し、前記推定部は、前記シンボルの色または前記シンボルの背景色に基づいて前記対象物の温度を推定するものである。
(9):上記(7)または(8)の態様において、前記対象物はバッテリであり、前記温度推定装置は、推定された前記バッテリの温度に基づいて前記バッテリの劣化を診断する診断部をさらに備えるものである。
(1)~(9)によれば、対象物に関する情報を示すシンボルを表示する表示部と、前記対象物の温度に応じて、前記シンボルを変更することなく、前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様を変更する表示態様変更部と、を備えることにより、1つの表示物に基づいて温度情報と他の情報とをより正確に読み取ることができる。
実施形態のバッテリ診断システムの構成例を示す図である。 実施形態における表示装置の第1の構成例を示す図である。 実施形態における表示装置の第2の構成例を示す図である。 実施形態における表示装置が設置される対象バッテリの一例を示す図である。 シンボル領域の表示態様を変更する第1の方法について第1の実施例を説明する図である。 シンボル領域の表示態様を変更する第1の方法について第2の実施例を説明する図である。 シンボル領域の表示態様を変更する第2の方法について第1の実施例を説明する図である。 シンボル領域の表示態様を変更する第2の方法について第2の実施例を説明する図である。 本実施形態におけるバッテリ診断装置が、対象バッテリの温度を推定するとともに、対象バッテリの劣化を診断する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の情報表示装置および情報表示システムの実施形態について説明する。
図1は、実施形態のバッテリ診断システム100の構成例を示す図である。バッテリ診断システム100は、本発明における情報表示システムの一例である。バッテリ診断システム100は、表示装置200と、端末装置300と、バッテリ診断装置400とを備える。表示装置200は、診断対象のバッテリ(以下「対象バッテリ」という。)に関する情報(以下「バッテリ情報」という。)を表示する装置である。端末装置300は、表示装置200がバッテリ情報を表示する表示部を撮像し、表示部が撮像された画像データをバッテリ診断装置400に送信する装置である。端末装置300は、ネットワークNWを介してバッテリ診断装置400と通信可能に接続される。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)であってもよいし、インターネットやセルラー網等のWAN(Wide Area Network)を含んでもよい。
端末装置300は、入力部310と、撮像部320と、通信部330と、制御部340とを備える。例えば、入力部310は、ボタンやスイッチ、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力装置を用いて構成される。入力部310は、端末装置300に対するユーザの操作入力を受け付け、入力情報を制御部340に出力する。
撮像部320は、カメラ等の撮像装置を用いて構成される。撮像部320は、ユーザのシャッター操作に応じて撮像動作を行うことにより、被写体の画像データを生成する。撮像部320は、生成した画像データを制御部340に出力する。
通信部330は、端末装置300をネットワークNWに接続する通信インタフェースである。通信部330は、有線通信インタフェースであってもよいし、無線通信インタフェースであってもよい。通信部330は、ネットワークNWを介してバッテリ診断装置400と通信可能に接続される。
制御部340は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。制御部340の構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
制御部340は、入力部310、撮像部320および通信部330との間で情報の入出力を行うとともに、端末装置300の動作を制御する機能を有する。ここで、制御部340の制御機能には、表示装置200の表示部が撮像された画像データを取得してバッテリ診断装置400に送信する機能が含まれる。制御部340は、この機能を実現する機能部として画像データ取得部341を備える。画像データ取得部341は、ユーザの撮像操作に応じて撮像部320を制御することにより、表示装置200の表示部が撮像された画像データを取得するとともに、取得した画像データを、通信部330を介してバッテリ診断装置400に送信する。
続いて、バッテリ診断装置400の構成について説明する。バッテリ診断装置400は、本発明における温度推定装置の一例である。バッテリ診断装置400は、通信部410と、記憶部420と、表示部430と、制御部440とを備える。通信部410は、バッテリ診断装置400をネットワークNWに接続する通信インタフェースである。通信部410は、有線通信インタフェースであってもよいし、無線通信インタフェースであってもよい。通信部410は、ネットワークNWを介して端末装置300と通信可能に接続される。
記憶部420は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶装置を用いて構成される。記憶部420には、端末装置300から取得される画像データや、画像データに基づいて取得されるバッテリ情報などのほか、バッテリ診断装置400の動作に必要な各種情報が記憶される。
表示部430は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、タッチパネル等の表示装置を用いて構成される。表示部430は、制御部440の指示に基づき、任意の情報を表示可能である。
制御部440は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。制御部340の構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
制御部440は、通信部410、記憶部420および表示部430との間で情報の入出力を行うとともに、バッテリ診断装置400の動作を制御する機能を有する。ここで、制御部440の制御機能には、表示装置200の表示部が撮像された画像データに基づいてバッテリ情報を取得する第1の機能、取得された画像データに基づいて対象バッテリの温度を推定する第2の機能、推定された対象バッテリの温度情報とバッテリ情報とを対応づけて出力する第3の機能、推定された温度情報に基づいて対象バッテリの劣化を診断する第4の機能が含まれる。制御部440は、これらの第1~第4の機能を実現する機能部として、それぞれ取得部441、推定部442、出力部443、および診断部444を備える。
取得部441は、表示装置200の表示部が撮像された画像データを端末装置300から取得し、取得した画像データを記憶部420に記録する。また、取得部441は、取得した画像データからバッテリ情報が符号化されたシンボルを認識し、認識したシンボルを復号することによりバッテリ情報を取得する。取得部441は、取得したバッテリ情報を出力部443に出力する。
推定部442は、表示装置200の表示部が撮像された画像データに基づいて、その画像内における上記シンボルの表示領域の表示態様を識別し、識別した表示態様に基づいて対象バッテリの温度を推定する。識別対象の表示態様は、シンボルの表示領域の一部の表示態様であってもよいし、表示領域の全部の表示態様であってもよい。推定部442は、推定した対象バッテリの温度情報を出力部443に出力する。
出力部443は、取得部441によって取得されたバッテリ情報と、推定部442によって取得された対象バッテリの温度情報とを対応づけて出力する。換言すれば、出力部443は、同じ画像データに基づいて取得されたバッテリ情報と温度情報とを対応づけて出力する。例えば、出力部443は、バッテリ情報と温度情報とを対応づけて表示部430に表示させてもよい。また、例えば、出力部443は、バッテリ情報と温度情報とを対応づけて記憶部420に記録してもよい。さらに、この場合、例えば、出力部443は、異なる画像データに基づいて取得されたバッテリ情報および温度情報を、画像データ間で比較可能な態様で表示部430に表示させてもよい。また、例えば、出力部443は、バッテリ情報と温度情報とを対応づけて他の装置に送信してもよい。
診断部444は、推定部442によって取得された対象バッテリの温度情報に基づいて対象バッテリの劣化を診断する。例えば、診断部444は、対象バッテリについて予め定められた温度の規定値と、温度情報が示す対象バッテリの推定温度とを比較することにより、対象バッテリが劣化しやすい状態であるか否かを判定してもよい。また、例えば、診断部444は、対象バッテリについてそれまでに取得された複数の温度情報に基づいて、対象バッテリの劣化の度合いを診断してもよい。例えば、表示装置200の表示部が撮像された画像データが所定の周期で連続的に取得される場合、診断部444は、対象バッテリの温度が所定の温度以上となっている時間の長さに応じて劣化の度合いを診断してもよいし、対象バッテリの温度の統計値に基づいて劣化の度合いを診断してもよい。その他、対象バッテリの温度に基づくものであれば、診断部444は他のどのような方法でバッテリの劣化を診断してもよい。診断部444は、診断結果を示す情報(以下「診断情報」という。)を記憶部420に記録してもよいし、診断情報を表示部430に表示させてもよいし、診断情報を他の装置に送信してもよい。また、診断部444は、診断情報を出力部443に出力してもよい。この場合、出力部443は、その診断情報に対応するバッテリ情報又は温度情報を、診断情報と対応づけて出力するように構成されてもよい。
図2および図3は、本実施形態における表示装置200の構成例を示す図である。まず、図2は、情報処理装置以外の態様で構成された表示装置200Aの一例を示す図である。例えば、表示装置200Aは、その内部にシンボル領域を表示する表示部210と、表示部210を対象バッテリの表面に設置するための基台220とを備える。シンボル領域は、表示部210におけるシンボルの表示領域であって、シンボルを表示するシンボル部211と、シンボルの背景を表示する背景部212とを含む。例えば、シンボル部211および背景部212のうち少なくとも一方は、温度によって表示態様が変化する素材を用いて構成される。また、基台220はそのような素材を用いて構成されたシンボル部211または背景部212に対して対象バッテリの熱を伝達することができる素材を用いて構成される。
例えば、基台220は、熱伝導性を有するシート状の部材であり、シンボル部211は塗料等により基台220の表面にシンボルを描くことにより形成される。また、背景部212は、塗料等により基台220の表面にシンボルの背景を描くことにより形成される。なお、本実施形態において、背景部212が表示する背景とは、シンボルの認識を阻害するような色や模様を有しない領域を想定する。典型的には、背景は、シンボルの表示色と異なる色を有する無地の領域である。この場合、シンボル部211および背景部212のうち少なくとも一方は、例えば、温度により変色する塗料等により形成され得る。このように構成された表示装置200Aは、対象バッテリから伝わる熱によってシンボル領域の表示態様を変更することができる。
続いて、図3は、情報処理装置の態様で構成された表示装置200Bの一例を示す図である。表示装置200Bは、表示装置200Aに表示されるシンボル領域と同様の画像を液晶ディスプレイ等の電気的な表示装置に表示する装置である。例えば、表示装置200Bは、入力部230と、温度計測部240と、表示部250と、記憶部260と、制御部270とを備える。例えば、入力部230は、マウスやキーボード、タッチパネル等の入力装置を用いて構成される。入力部230は、表示装置200Bに対するユーザの操作入力を受け付け、入力情報を制御部270に出力する。
温度計測部240は、対象バッテリの温度を計測する機能を有する。例えば、温度計測部240は、対象バッテリに接触して温度を計測する接触式の温度計を用いて構成されてもよいし、対象バッテリに接触せずに温度を計測する非接触式の温度計を用いて構成されてもよい。また、表示装置200が通信機能を有している場合、温度計測部240は、対象バッテリの温度の計測情報を通信によって他の装置から受信するように構成されてもよい。温度計測部240は、対象バッテリの温度の計測情報を制御部270に出力する。
表示部250は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、タッチパネル等の表示装置を用いて構成される。表示部250は、制御部270の指示に基づき、バッテリ情報が符号化されたシンボルを表示する。シンボルは、例えば、その形状によって情報を表すバーコードや二次元コードであってもよいし、カメレオンコード(登録商標)等のいわゆるカラーバーコードであってもよい。また、バッテリ情報は、対象バッテリに関する任意の情報であってよい。例えば、バッテリ情報は、対象バッテリの識別情報であってもよい。
記憶部260は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶装置を用いて構成される。記憶部260には、対象バッテリの温度の計測情報や、バッテリ情報またはバッテリ情報が符号化されたシンボルの情報、表示部250におけるシンボル領域の表示態様についての設定情報などのほか、表示装置200の動作に必要な各種情報が記憶される。
制御部270は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。制御部270の構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
制御部270は、入力部230、温度計測部240、表示部250、および記憶部260との間で情報の入出力を行うとともに、表示装置200の動作を制御する機能を有する。ここで、制御部270の制御機能には、表示部250にシンボルを表示させるとともに、シンボル領域の表示態様を対象バッテリの温度に応じて変更する第1の機能と、シンボル領域の表示態様を設定する第2の機能とが含まれる。制御部270は、このような第1および第2の機能を実現する機能部として、それぞれ表示制御部271と、表示態様設定部272とを備える。
例えば、表示制御部271は、記憶部260に記憶されているバッテリ情報を符号化してシンボルを生成し、生成したシンボルを表示部250のシンボル領域内に表示させる。また、表示制御部271は、シンボル領域の表示態様を対象バッテリの温度に応じて変更する。
例えば、表示態様設定部272は、ユーザの入力操作に基づいてシンボル領域の表示態様に関する設定情報を生成する。より具体的には、表示態様設定部272は、対象バッテリの温度と、各温度におけるシンボル領域の表示態様との対応関係を示す設定情報を生成する。シンボル領域の表示態様は、対象バッテリの温度帯に対応づけられてもよい。
このように構成される表示装置200Bは、表示部250に表示されるシンボルが、どの対象バッテリに関するものであるかを容易に識別できるような位置に設置される。例えば、表示装置200Bの構成要素のうち、少なくとも表示部250は対象バッテリの表面に設置される。また、表示装置200Bが、対象バッテリに対して十分に小さい場合、表示装置200Bの全体が対象バッテリの表面に設置されてもよい。なお、シンボルを示す情報が予め記憶部260に記憶されている場合、バッテリ情報を符号化する処理は省略されてもよい。また、表示態様の設定情報が予め記憶部260に記憶されており、かつ設定情報の変更が必要ない場合、制御部270は表示態様設定部272を備えないように構成されてもよい。
以上のように構成される表示装置200Aにおいて、表示部210は本発明における表示部および表示態様変更部の一例である。また、表示装置200Bにおいては、表示部250が本発明における表示部の一例であり、表示制御部271が本発明における表示態様変更部の一例である。以上、表示装置200の構成例について説明したが、実施形態のバッテリ診断システム100において、表示装置200は対象バッテリの温度に応じてシンボル領域の表示態様を変更することができるものであればよく、その構成は、上述した表示装置200Aおよび表示装置200Bに限定されない。
図4は、本実施形態において表示装置200が設置される対象バッテリの一例を示す図である。図4に示すバッテリ500は対象バッテリの一例である。バッテリ500は、筐体510の内部に、内部構造520を格納する。例えば、内部構造520は、複数のセル(図示せず)を格納する内部筐体521と、複数のセル同士を結合するバスバー522と、バスバー522によって結合された複数のセルとの間で電力を入出力する端子523とを備える。例えば、端子523は、その接続部が筐体510の底部から露出するように配置されており、この接続部を介して、充電時には充電器に接続され、放電時には電力供給の対象機器に接続される。
また、バッテリ500の筐体510には、バッテリ500に関するバッテリ情報を表示する表示装置200が設置される。なお、表示装置200がバッテリ500から伝達する熱によりシンボル領域の表示態様を変更するものである場合、バッテリ500の劣化をより正確に診断するためには、バッテリ500の充放電時に、バッテリ500の表面において相対的に高温となる部位の温度情報が取得されることが望ましい。そのため、そのような場合には、例えば、表示装置200は、筐体510の表面のうち、セル同士を接続するバスバー522の屈曲点P1およびP2や、バスバー522の電気的な接続点に近い箇所に設置されるとよい。バッテリ500の充放電時に、バッテリ500の表面において相対的に高温となるバスバー522の電気的な接続点としては、例えば、内部筐体521に保持されるセル群との接続点S1およびS2や、内部筐体521の内部におけるバスバー522同士の接続点などが一例として挙げられる。
続けて以下では、このような表示装置200、端末装置300、およびバッテリ診断装置400を備えるバッテリ診断システム100において、シンボル領域の表示態様を変更する方法について説明する。
図5は、シンボル領域の表示態様を変更する第1の方法について第1の実施例を説明する図である。第1の方法は、シンボル領域の表示において、シンボルの表示色またはシンボルの背景色を対象バッテリの温度に応じて変更する方法である。ここでは、カメレオンコードを用いてシンボルを表し、シンボルの一部の表示色を変更することによりシンボル領域の表示態様を変更する構成を第1の方法の第1の実施例として説明する。より具体的には、第1の実施例では、カメレオンコードの特定のセルが、対象バッテリの温度に関する情報を表示するためのセル(以下「温度情報セル」という。)として用いられる。
例えば、図5は、カメレオンコードの左下のセルC1を温度情報セルとして用い、対象バッテリの温度帯ごとにセルC1の表示色を変更する場合を表している。図5の例は、対象バッテリの温度Tが0℃未満の温度帯に含まれる場合にはセルC1の色を青色にし、対象バッテリの温度Tが0℃以上40℃未満の温度帯に含まれる場合にはセルC1の色を黄色にし、対象バッテリの温度Tが40℃以上の温度帯に含まれる場合にはセルC1の色を赤色にする場合を表している。この場合、バッテリ情報は温度情報セルであるセルC1以外のセルを用いて表される。また、温度情報セルには任意のセルが使用されてよい。
図6は、シンボル領域の表示態様を変更する第1の方法について第2の実施例を説明する図である。上述のとおり、第1の方法は、シンボル領域の表示において、シンボルの表示色またはシンボルの背景色を対象バッテリの温度に応じて変更する方法である。ここでは、2次元コードを用いてシンボルを表し、シンボルの背景色を変更することによりシンボル領域の表示態様を変更する構成を第1の方法の第2の実施例として説明する。
図6の例は、対象バッテリの温度Tが0℃未満の温度帯に含まれる場合にはシンボルの背景部の色を青色にし、対象バッテリの温度Tが0℃以上40℃未満の温度帯に含まれる場合にはシンボルの背景部の色を黄色にし、対象バッテリの温度Tが40℃以上の温度帯に含まれる場合にはシンボルの背景部の色を赤色にする場合を表している。なお、ここでは、シンボルの背景部が、シンボル領域内でシンボル部を取り囲む領域である場合を例にとって説明しているが、シンボルの背景部は、必ずしもシンボル部とは異なる領域である必要はなく、シンボル部の一部を含む領域として構成されてもよい。例えば、2次元コードを構成する2色の表示のうちの一方を前景部、他方を背景部とした場合、シンボルの背景部は、2次元コードの背景部を含む領域として構成されてもよい。
図7は、シンボル領域の表示態様を変更する第2の方法について第1の実施例を説明する図である。第2の方法は、同じバッテリ情報を含む複数のシンボルであって、温度に応じて可読性が変化する複数のシンボルをシンボル領域に表示し、複数のシンボルの可読性を対象バッテリの温度に応じて変更する方法である。ここで、同じシンボル領域に表示される複数のシンボルは、それぞれ異なる温度帯で可読性が高まるように構成されたシンボルである。ここでは、同じシンボル領域に3つの二次元コードを表示し、3つの二次元コードD1~D3の可読性を、対象バッテリの温度が変化し得る3つの温度帯に応じて変更する構成を第2の方法の第1の実施例として説明する。
例えば、図7の例は、対象バッテリの温度Tが0℃未満の温度帯に含まれる場合には左上の二次元コードD1だけが可読となり、対象バッテリの温度Tが0℃以上40℃未満の温度帯に含まれる場合には二次元コードD2だけが可読となり、対象バッテリの温度Tが40℃以上の温度帯に含まれる場合には二次元コードD3だけが可読となるようにシンボル領域を構成する場合を表している。このような可読性の変化は、例えば、温度によって透明度が変化するフィルムを二次元コードの上に貼付することによって実現できる。また、各二次元コードには透明度が変化する温度が異なるフィルムを貼付することによって、二次元コード間で可読性の変化を異ならせることができる。この場合、二次元コードD1~D3は同じバッテリ情報を含んでいるので、バッテリ診断装置400において、取得部441は、可読状態となっている二次元コードを読み取ることでバッテリ情報を取得することができる。
また、この場合、各二次元コードに、それぞれが可読状態となる温度帯を示す情報を含めておけば、バッテリ診断装置400において、推定部442は、可読状態となっている二次元コードを読み取ることにより、そのときの対象バッテリの温度を推定することができる。また、別の方法として、推定部442は、複数のシンボルのうち可読状態となっているシンボルの位置関係に基づいて対象バッテリの温度を推定してもよい。なお、この場合、複数のシンボルは、その位置関係の判別を容易にするためのオブジェクトとともに表示されてもよい。例えば、複数のシンボルを囲う矩形や円等のオブジェクトとともに表示されてもよい。この場合、推定部442は、オブジェクトが示す範囲内において可読状態となっているシンボルが検出された位置に基づいて対象バッテリの温度を推定してもよい。例えば、図7の例では、推定部442は、左上の二次元コードD1が検出された場合には対象バッテリの温度が0℃未満であると推定し、右上の二次元コードD2が検出された場合には対象バッテリの温度が0℃以上40℃未満であると推定し、真中下側の二次元コードD3が検出された場合には対象バッテリの温度が40℃以上であると推定することができる。なお、この場合、シンボルの検出位置と温度帯との対応関係は設定情報として予め記憶部260に記憶されているものとする。
図8は、シンボル領域の表示態様を変更する第2の方法について第2の実施例を説明する図である。上述のとおり、第2の方法は、同じバッテリ情報を含む複数のシンボルであって、温度に応じて可読性が変化する複数のシンボルをシンボル領域に表示し、複数のシンボルの可読性を対象バッテリの温度に応じて変更する方法である。ここで、同じシンボル領域に表示される複数のシンボルは、それぞれ異なる温度帯で可読性が高まるように構成されたシンボルである点は第1の実施例と同様である。第1の実施例では、シンボル全体の表示態様を変化させることでシンボルの可読性を変化させたのに対して、第2の実施例では、シンボルの一部の表示態様を変化させることにより、シンボルの可読性を変化させる。
例えば、図8の例は、対象バッテリの温度Tが0℃未満の温度帯に含まれる場合には左上の二次元コードD4だけが可読となり、対象バッテリの温度Tが0℃以上40℃未満の温度帯に含まれる場合には二次元コードD5だけが可読となり、対象バッテリの温度Tが40℃以上の温度帯に含まれる場合には二次元コードD6だけが可読となるようにシンボル領域を構成する場合を表している。このような可読性の変化は、例えば、温度によって特定の色(例えば黒色)に変化するフィルムを二次元コードの上に貼付することによって実現できる。また、各二次元コードには特定の色に変化する温度が異なるフィルムを貼付することによって、二次元コード間で可読性の変化を異ならせることができる。換言すれば、第2の実施例は、複数のシンボルのうち対象バッテリの温度に応じた1つのシンボル以外のシンボルをマスクすることにより、マスク対象のシンボルを読み取り不可とするものである。この場合、第1の実施例と同様に、二次元コードD4~D6は同じバッテリ情報を含んでいるので、バッテリ診断装置400において、取得部441は、可読状態となっている二次元コードを読み取ることでバッテリ情報を取得することができる。
また、この場合、第1の実施例と同様に、各二次元コードに、それぞれが可読状態となる温度帯を示す情報を含めておけば、バッテリ診断装置400において、推定部442は、可読状態となっている二次元コードを読み取ることにより、そのときの対象バッテリの温度を推定することができる。また、別の方法として、推定部442は、複数のシンボルのうち可読状態となっているシンボルの位置関係に基づいて対象バッテリの温度を推定してもよい。例えば、図8の例では、推定部442は、左上の二次元コードD4が可読であり、右上の二次元コードD5および真中下側の二次元コードD6が読み取り不可である場合には対象バッテリの温度が0℃未満であると推定することができる。また、推定部442は、左上の二次元コードD4および真中下側の二次元コードD6が読み取り不可であり、右上の二次元コードD5が可読である場合には対象バッテリの温度が0℃以上40℃未満であると推定することができる。また、推定部442は、真中下側の二次元コードD6が可読であり、左上の二次元コードD4および右上の二次元コードD5が読み取り不可である場合には対象バッテリの温度が40℃以上であると推定することができる。なお、この場合、可読状態のシンボル位置と温度帯との対応関係は設定情報として予め記憶部260に記憶されているものとする。
図9は、本実施形態におけるバッテリ診断装置400が、対象バッテリの温度を推定するとともに、対象バッテリの劣化を診断する処理の一例を示すフローチャートである。まず、取得部441が、対象バッテリに設置された表示装置200に表示されているシンボル領域が撮像された画像データを、端末装置300から取得する(ステップS101)。取得部441は、取得した画像データに基づいて画像内に撮像されているシンボルを認識し、認識したシンボルからバッテリ情報を取得する(ステップS102)。取得部441は、取得した画像データやシンボルの認識結果を推定部442に出力するとともに、シンボルから取得したバッテリ情報を出力部443に出力する。
続いて、推定部442が、画像内のシンボル領域を認識する(ステップS103)。例えば、推定部442は、取得部441により検出されたシンボルを基準としてそのシンボルを含む所定範囲をシンボル領域として認識してもよいし、シンボル領域を示す被写体を画像から検出することによってシンボル領域を認識してもよい。
続いて、推定部442は、認識したシンボル領域の表示態様に基づいて対象バッテリの温度を推定する(ステップS104)。例えば、推定部442は、シンボル領域に含まれるシンボルの色またはシンボルの背景色に基づいて対象バッテリの温度を推定する。また、例えば、推定部442は、読み取ったシンボルに含まれる情報や、シンボルの検出位置等に基づいて対象バッテリの温度を推定する。推定部442は、推定した対象バッテリの温度情報を出力部443および診断部444に出力する。
続いて、診断部444が、推定部442によって推定された対象バッテリの温度情報に基づいて対象バッテリの劣化を診断する(ステップS105)。診断部444は、診断結果を出力部443に出力する。そして、出力部443が、対象バッテリについて推定された温度情報と、同対象バッテリに関して表示されたシンボルによって示されるバッテリ情報とを対応づけて出力する(ステップS106)。
このように構成された実施形態のバッテリ診断システム100では、バッテリ500にシンボルを表示する表示装置200が、シンボル領域の表示態様をバッテリ500の温度に応じて変化させ、バッテリ診断装置400が、画像内のシンボルからバッテリ情報を取得するとともに、画像内のシンボル領域の表示態様に基づいて、その画像が撮像されたときのバッテリ500の温度を推定する。このような構成を備えることにより、実施形態のバッテリ診断システム100によれば、1つの表示物に基づいて温度情報と他の情報とをより正確に読み取ることが可能となる。
なお、表示装置200は、対象物に関する状態の変化に応じてシンボル領域の表示態様を変更可能であればよく、そのシンボル領域の表示態様によって表現される事象は温度に限定されないし、対象物もバッテリに限定されない。例えば、表示装置200は、設置位置における湿度に応じてシンボルの表示態様を変更するものであってもよいし、設置位置の明るさに応じてシンボルの表示態様を変更するものであってもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100…バッテリ診断システム、200,200A,200B…表示装置、210…表示部、211…シンボル部、212…背景部、220…基台、230…入力部、240…温度計測部、250…表示部、260…記憶部、270…制御部、271…表示制御部、272…表示態様設定部、300…端末装置、310…入力部、320…撮像部、330…通信部、340…制御部、341…画像データ取得部、400…バッテリ診断装置、410…通信部、420…記憶部、430…表示部、440…制御部、441…取得部、442…推定部、443…出力部、444…診断部、500…バッテリ、510…筐体、520…内部構造、521…内部筐体、522…バスバー、523…端子

Claims (9)

  1. 対象物に関する情報を示すシンボルを表示する表示部と、
    前記対象物の温度に応じて、前記シンボルを変更することなく、前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様を変更する表示態様変更部と、
    を備える情報表示装置。
  2. 前記表示態様変更部は、前記シンボルの色または前記シンボルの背景色を変更することで前記表示態様を変更する、
    請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記表示部は、前記対象物に関する同じの情報を示す複数のシンボルを表示し、
    前記表示態様変更部は、前記対象物の温度が含まれる温度帯に応じて前記複数のシンボルの可読性を変更することで前記表示態様を変更し、
    前記複数のシンボルは、それぞれ可読となる温度帯が異なる、
    請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 前記対象物はバッテリであり、
    前記表示態様変更部は、前記バッテリの充放電時に、前記バッテリの筐体の表面において相対的に高温となる位置の温度に応じて前記表示態様を変更する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報表示装置。
  5. 前記バッテリの筐体の表面において相対的に高温となる位置は、前記バッテリが有するバスバーの屈曲点、または前記バスバーの電気的な接続点に対応する領域である、
    請求項4に記載の情報表示装置。
  6. 前記対象物はバッテリであり、
    前記対象物の温度に基づいて前記バッテリの劣化を診断する診断部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報表示装置。
  7. 対象物に関する情報を示すシンボルを表示する表示部と、
    前記対象物の温度に応じて、前記シンボルを変更することなく、前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様を変更する表示態様変更部と、
    を備える情報表示装置と、
    前記シンボルが撮像された画像に基づいて前記対象物に関する情報を取得する取得部と、
    前記画像内における前記シンボルの表示領域の一部又は全部の表示態様に基づいて前記対象物の温度を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された前記対象物の温度を示す情報と、前記取得部により取得された前記対象物に関する情報とを対応づけて出力する出力部と、
    を備える温度推定装置と、
    を備える情報表示システム。
  8. 前記取得部は、前記シンボルの形状に基づいて認識される前記対象物の識別情報を前記対象物に関する情報として取得し、
    前記推定部は、前記シンボルの色または前記シンボルの背景色に基づいて前記対象物の温度を推定する、
    請求項7に記載の情報表示システム。
  9. 前記対象物はバッテリであり、
    前記温度推定装置は、推定された前記バッテリの温度に基づいて前記バッテリの劣化を診断する診断部をさらに備える、
    請求項7または8に記載の情報表示システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023008198A1 (ja) * 2021-07-27 2023-02-02 カシオ計算機株式会社 電子機器、表示方法及びプログラム

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