JP2022116782A - 対応関係識別装置、対応関係識別方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の対象物に表示された情報を適切に関連付けることができる対応関係識別装置、対応関係識別方法及びプログラムを提供する。【解決手段】充電情報管理システムにおいて、対応関係識別装置である端末装置500は、バッテリ及び「バッテリを充電する充電器とを含む対象物に設けられ、対象物の識別情報を含むシンボル情報を示すシンボルを複数同時に撮像可能な撮像部540と、撮像部により撮像された画像から1つ以上のシンボルを認識する認識部(シンボル認識部)551と、認識部により複数のシンボルが認識された場合、複数のシンボルの画像内における相対的な位置関係に基づき、複数のシンボルまたは複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力する出力部(対応情報生成部)552と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、対応関係識別装置、対応関係識別方法、およびプログラムに関する。
従来、1個の包装箱に設けられた2個のバーコードを関連付けて読み取る技術がある(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の技術では、関連付けられる2個のバーコードが1つの包装箱の予め定められた位置に設けられる必要がある。そのため、特許文献1の技術では、複数の対象物に設けられたバーコードを関連付けることができない可能性があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数の対象物に表示された情報を適切に関連付けることができる対応関係識別装置、対応関係識別方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る対応関係識別装置、対応関係識別方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る対応関係識別装置は、対象物に設けられ、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示すシンボルを複数同時に撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された画像から1つ以上のシンボルを認識する認識部と、前記認識部により複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力する出力部と、を備える。
(2):上記(1)の態様において、前記シンボル情報は前記対象物の種別を示す種別情報を含み、前記出力部は、前記画像から認識された前記複数のシンボルを或る1つのシンボルを起点として一方向に順次読み込んでいったとき、異なる種別情報を含み且つ連続するシンボル情報について、前記シンボル情報または前記シンボル情報に含まれる識別情報を組にして出力するものである。
(3):上記(1)の態様において、前記シンボル情報は前記対象物の種別に関する情報である種別情報を含み、前記出力部は、前記画像から認識された前記複数のシンボルのうち、シンボル間の距離が他のシンボル間の距離よりも相対的に短く、且つそれぞれのシンボルが異なる種別情報を含むシンボル情報の組について、前記シンボル情報または前記各シンボルから取得された識別情報を組にして出力するものである。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記対象物はバッテリと前記バッテリを充電する充電器とを含み、前記バッテリのシンボルおよび前記充電器のシンボルは、前記バッテリが前記充電器にセットされた状態において、前記撮像部によって一の画像内に撮像され得る位置に設けられる。
(5):上記(4)の態様において、前記バッテリのシンボルおよび前記充電器のシンボルは、前記バッテリが前記充電器にセットされた状態において、前記撮像部から前記バッテリのシンボルまでの距離と、前記撮像部から前記充電器のシンボルまでの距離とが略同一になるように設けられる。
(6):この発明の一態様に係る対応関係識別方法は、コンピュータが、対象物に設けられるシンボルであって、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示す1つ以上の前記シンボルを画像から認識し、前記画像から複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力するものである。
(7):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、対象物に設けられるシンボルであって、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示す1つ以上の前記シンボルを画像から認識させ、前記画像から複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力させるものである。
(1)~(7)によれば、対象物に設けられるシンボルであって、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示す1つ以上の前記シンボルを画像から認識し、複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力することにより、複数の対象物に表示された情報を適切に関連付けることができる。
以下、図面を参照し、本発明の対応関係識別装置、対応関係識別方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における充電情報管理システム100の構成例を示す図である。充電情報管理システム100は、例えば、複数のバッテリ200と、複数の充電器300と、複数の電力計400と、端末装置500と、充電情報管理装置600とを備える。充電器300は、バッテリ200の充電が可能な装置である。充電器300は、電力計400に接続され、電力計400から電力の供給を受ける。また、充電器300は、バッテリ200と接続されている場合には、電力計400から供給される電力を用いてバッテリ200を充電することができる。電力計400は、充電器300と、電力計400を介して充電器300に電力を供給する外部電源との間に設置され、端末装置500と無線通信可能に接続される。電力計400は、外部電源から電力の供給を受けるとともに、外部電源から供給される電力を、自身に接続された充電器300に供給することができる。また、電力計400は、充電器300に供給した電力量を計測することができる。すなわち、電力計400により、バッテリ200の充電に使用された電力量(以下「充電量」という。)を計測することができる。
図1は、複数のバッテリ200の一例としてバッテリ200Aおよび200Bを示し、複数の充電器300の一例として充電器300Aおよび300Bを示し、複数の電力計400の一例として電力計400Aおよび400Bを示す。充電器300Aは電力計400Aに接続され、電力計400Aから電力供給を受ける。また、充電器300Bは電力計400Bに接続され、電力計400Bから電力供給を受ける。なお、充電器300Aはバッテリ200A専用の充電器であってもよいし、バッテリ200Aおよびバッテリ200Bの両方を充電可能な充電器であってもよい。同様に、充電器300Bはバッテリ200B専用の充電器であってもよいし、バッテリ200Aおよびバッテリ200Bの両方を充電可能な充電器であってもよい。以下では、バッテリ200Aおよび200Bを区別しない場合にはバッテリ200と記載し、充電器300Aおよび300Bを区別しない場合には充電器300と記載し、電力計400Aおよび400Bを区別しない場合には電力計400と記載する。
バッテリ200は、バッテリ200のシンボル情報を符号化したシンボルを表示する表示部を備える。充電器300は、充電器300のシンボル情報を符号化したシンボルを表示する表示部を備える。シンボル情報は、各装置の種別を示す種別情報と、各装置の識別情報とを含む。例えば、表示部の一例として、バッテリ200には、シンボルの一例としての二次元コードを記載したシール201および301が貼付されている。また、充電器300には、シンボルの一例としての二次元コードを記載したシール201および301が貼付されている。なお、シンボルは二次元コード以外の態様(例えば、バーコードなど)で表されてもよいし、シンボルを表示する表示部はシール以外の態様で実現されてもよい。例えば、表示部はシンボルを表示する表示装置であってもよいし、シンボルが描かれたバッテリ200および充電器300の筐体の一部であってもよい。
図1の例において、シール201Aは、バッテリ200Aに貼付され、バッテリ200Aのシンボルを表示するものであり、シール201Bは、バッテリ200Bに貼付され、バッテリ200Bのシンボルを表示するものである。また、シール301Aは、充電器300Aに貼付され、充電器300Aのシンボルを表示するものであり、シール301Bは、充電器300Bに貼付され、充電器300Bのシンボルを表示するものである。以下では、シール201Aおよび201Bを区別しない場合にはシール201と記載し、シール301Aおよび301Bを区別しない場合にはシール301と記載する。
端末装置500は、例えば、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどのモバイル端末であり、電力計400および充電情報管理装置600と無線通信可能に接続される。例えば、端末装置500は、無線LAN(Local Area Network)により電力計400と無線通信可能に接続され、WAN(Wide Area Network)を介して充電情報管理装置600と無線通信可能に接続される。端末装置500は、このような無線通信機能により、電力計400からバッテリ200の充電量に関する電力情報を受信するとともに、受信した電力情報を充電情報管理装置600に送信する。
また、端末装置500は、カメラ等の撮像部(図示せず)を備え、上記シンボルを撮像可能であるとともに、画像内のシンボルを認識する機能を有する。なお、本実施形態において、シンボルの認識とは、画像からシンボルを検出するとともに、検出したシンボルを復号してシンボル情報を取得することをいうものとする。さらに、端末装置500は、複数のバッテリ200および複数の充電器300についてシンボルが認識された場合に、対応するバッテリ200および充電器300の組ごとに識別情報を対応づける機能を有する。ここでいう、対応するバッテリ200および充電器300の組とは、充電器300と、その充電器300にセットされたバッテリ200の組のことである。端末装置500は、このようにして対応づけられた各組のバッテリ200および充電器300の識別情報(以下「対応情報」という。)を、上記の無線通信機能により、充電情報管理装置600に送信する。
充電情報管理装置600は、管理対象のバッテリ200および充電器300を用いて行われた充電に関する充電情報を、バッテリ200と充電器300の組ごとに管理する機能を有する。具体的には、充電情報管理装置600は、当該充電に関して端末装置500から提供された電力情報を、当該充電に使用されたバッテリ200および充電器300の識別情報と対応づけることにより当該充電の実績を管理するための充電情報を生成する。
このように、バッテリ200および充電器300の各識別情報と、電力情報とが対応づけて管理されることにより、充電器300が通信機能を有していない場合であっても、充電器300ごとの充電量を把握することが可能となる。このような構成によれば、通信機能を有していない充電器300には、シンボルを表示する表示部を付加して貸し出すことにより、充電量に応じた使用料を課金するといったサービス(以下「バッテリサービス」という。)の提供が可能となる。例えば、図1は、バッテリサービスの一例として、電動の移動体EVを用いるユーザUに対して、移動体EVを駆動させるためのバッテリ200Aおよび200Bと、バッテリ200Aおよび200Bを充電するための充電器300Aおよび300Bとを貸し出す場合を想定したものであり、移動体EVを使用したユーザUが営業所Bに戻った後、移動体EVの駆動に用いたバッテリ200Aおよび200Bの充電を行おうとしている状況を表している。
この場合、ユーザUは、バッテリ200Aおよび200Bを充電器300Aおよび300Bにそれぞれセットし、端末装置500を用いて、バッテリ200A、バッテリ200B、充電器300A、および充電器300Bの各シンボルが一つの画像内に収まるように撮像する。撮像された4つのシンボルは、端末装置500によってそれぞれ認識されるとともに、対応するバッテリ200および充電器300の組ごとに識別情報が対応づけられる。すなわち、この場合、バッテリ200Aの識別情報と充電器300Aの識別情報とが対応づけられた第1の対応情報と、バッテリ200Bの識別情報と充電器300Bの識別情報とが対応づけられた第2の対応情報とが端末装置500によって生成される。端末装置500は、生成した各対応情報を充電情報管理装置600に送信する。
一方で、端末装置500は、バッテリ200Aおよび200Bの充電時に取得された電力情報を電力計400Aおよび400Bからそれぞれ取得し、取得した電力情報を充電情報管理装置600に送信する。一方、充電情報管理装置600は、端末装置500から受信された対応情報および電力情報を対応づけることによりバッテリ200Aおよび200Bのそれぞれについての充電情報を生成する。このようにして管理対象のバッテリ200ごとに充電情報が管理されることにより、バッテリサービスの提供事業者は、各バッテリ200のユーザに対して充電量に応じた使用料を課金することができる。以下、このような充電情報の管理を実現する方法についてより詳細に説明する。
図2は、本実施形態の充電情報管理システム100のシステム構成の一例を示すブロック図である。まず、電力計400の構成について説明する。電力計400は、例えば、無線通信部410と、電源接続部420と、電力供給部430と、電力計測部440とを備える。無線通信部410は、例えば無線LANインタフェースである。無線通信部410は、無線LAN通信により端末装置500と無線通信する。
電源接続部420は、外部電源との接続インタフェースである。例えば、電源接続部420は、電力計400を電源コンセントに接続する電源プラグである。電源接続部420は、外部電源が供給する電力を電力計400に取り込み、取り込んだ電力を電力計400の動力源として、電力計400の各機能部に供給する。
電力供給部430は、電力供給の対象となる機器を電力計400に接続するとともに、接続された機器に対して電力を供給する電力供給インタフェースである。例えば、電力供給部430は電源プラグを接続可能なコンセントである。具体的には、電力供給部430には充電器300が接続され、電源接続部420を介して外部電源から取り込まれた電力の一部が充電器300に供給される。
電力計測部440は、電力計400の消費電力を計測する機能を有する。電力計測部440は、計測した電力値を示す電力情報を、無線通信部410を介して端末装置500に送信可能である。この電力情報は、主に充電器300によるバッテリ200の充電量を把握するために用いられるものである。このため、電力計測部440は、電力供給部430が充電器300に対して供給した電力量を計測するものであってもよい。
続いて、端末装置500の構成について説明する。端末装置500は、第1無線通信部511と、第2無線通信部512と、入力部520と、表示部530と、撮像部540と、制御部550とを備える。第1無線通信部511は、例えば無線LANインタフェースである。第1無線通信部511は、無線LAN通信により電力計400と無線通信する。第2無線通信部512は、例えばセルラー網(WANの一部)に無線接続可能な無線通信インタフェースである。第2無線通信部512は、WANを介して充電情報管理装置600と通信する。
入力部520は、マウスやキーボード、タッチパネル等の入力装置である。入力部520は、端末装置500に対する入力操作を受け付ける。入力部520は、取得した入力情報を制御部550に出力する。
表示部530は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、タッチパネル等の表示装置である。表示部530は、制御部550の指示に基づき、任意の情報を表示可能である。
撮像部540は、カメラ等の撮像装置である。撮像部540は、ユーザの操作により被写体の画像データを生成する。撮像部540は、生成した画像データを制御部550に出力する。
制御部550は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。制御部550の構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
制御部550は、第1無線通信部511、第2無線通信部512、入力部520、表示部530、および撮像部540との間で情報の入出力を行うとともに、端末装置500の動作を制御する機能を有する。ここで、制御部550の制御機能には、充電情報管理装置600に対して対応情報および電力情報を提供する機能が含まれる。制御部550は、これらの機能を実現する機能部として、例えばシンボル認識部551と、対応情報生成部552と、電力情報取得部553とを備える。
シンボル認識部551は、撮像部540によって取得された画像から1つ以上のシンボルを認識する機能を有する。シンボル認識部551は、処理対象の画像に複数のシンボルが撮像されている場合、それぞれのシンボルを個別に認識可能である。なお、画像から個々のシンボルを認識する手段は既存の画像認識技術によって実現されてよい。シンボル認識部551は、シンボルの認識結果を示す情報を対応情報生成部552に出力する。
対応情報生成部552は、シンボル認識部551によるシンボルの認識結果に基づいて対応情報を生成する機能を有する。具体的には、対応情報生成部552は、複数のバッテリ200および複数の充電器300についてシンボルが認識された場合、各シンボルの当該画像内における相対的な位置関係に基づいて、対応するバッテリ200および充電器300の組を判定し、判定した組ごとにバッテリ200および充電器300の識別情報を対応づけることにより各組の対応情報を生成する。対応情報生成部552は、生成した対応情報を充電情報管理装置600に送信する。対応情報生成部552は「出力部」の一例である。
電力情報取得部553は、電力計400から取得された電力情報を取得し、充電情報管理装置600に送信する。ここでは、電力計400から取得される電力情報には、その電力情報を取得した電力計400の識別情報が含まれているものとする。すなわち、図1の例において、充電情報管理装置600は、端末装置500から受信された電力情報が電力計400Aおよび400Bのいずれによって取得されたものであるかを、当該電力情報に含まれる電力計400の識別情報に基づいて識別することができる。
続いて、充電情報管理装置600の構成について説明する。充電情報管理装置600は、通信部610と、記憶部620と、制御部630と、報知部640とを備える。通信部610は、充電情報管理装置600をWANに接続する通信インタフェースである。通信部610は、有線通信インタフェースであってもよいし、無線通信インタフェースであってもよい。
記憶部620は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部620には、充電情報管理装置600の動作に関する各種情報が保持される。例えば、記憶部620には、充電情報管理装置600が実行するプログラムや設定情報などが記憶されるほか、端末装置500から取得される対応情報や電力情報などの情報が記憶される。
制御部630は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
制御部630は、通信部610、記憶部620、および報知部640との間で情報の入出力を行うとともに、充電情報管理装置600の動作を制御する機能を有する。ここで、制御部630の制御機能には、端末装置500から取得される対応情報と電力情報とを対応づけて管理する機能が含まれる。このような機能を実現する構成として、例えば、制御部630は、情報取得部631と、情報管理部632とを備える。
情報取得部631は、対応情報および電力情報を端末装置500から取得する機能を有する。情報取得部631は、取得した対応情報および電力情報を記憶部620に記録する。
情報管理部632は、端末装置500から提供された対応情報と電力情報とを対応づけて管理する機能を有する。具体的には、情報管理部632は、記憶部620に記録された対応情報と電力情報との対応関係を推定し、対応関係にあると推定された対応情報と電力情報とを対応づけて充電情報として管理する。本実施形態では、情報管理部632は、予め定められた電力計400と充電器300との対応関係に基づいて対応情報と電力情報とを対応づけるものとするが、対応情報と電力情報とを対応づけはこれ以外の方法によって実現されてもよい。例えば、ある充電に関して、対応情報と電力情報とが所定のタイミングで端末装置500から提供される場合、情報管理部632は、対応情報の受信タイミングと、電力情報の受信タイミングとに基づいて対応情報と電力情報との対応づけを行うように構成されてもよい。また、例えば、充電開始のタイミングが電力情報に基づいて特定可能である場合、情報管理部632は、対応情報の受信タイミングと、電力情報により特定されたバッテリ200の充電開始タイミングとに基づいて対応情報と電力情報との対応づけを行うように構成されてもよい。また、このような対応情報と電力情報との対応づけにおいて、受信タイミングは充電の実行タイミングに関する他のタイミングに置き換えられてもよい。
報知部640は、ユーザへの報知機能を有する。例えば、報知部640は、表示装置に情報を表示することによって報知してもよいし、音声出力装置に音声を出力させることによって報知してもよいし、他の装置との情報通信によって報知してもよい。報知部640は、情報管理部632の制御により報知動作を行う。
図3は、本実施形態の充電情報管理システム100による電力情報の取得および管理に関する処理の流れの一例を示すシーケンス図である。ここでは、ユーザが、予め端末装置500にインストールされたアプリケーションを用いてバッテリ200の充電を行う場合を想定する。以下、このアプリケーションを「充電アプリ」という。充電アプリは、ユーザの起動操作に応じて、制御部550によって実行される。
まず、ユーザが、端末装置500を操作して充電アプリを起動する。例えば、充電アプリは図4に示すような充電アプリ画面を端末装置500の表示部530に表示する。例えば、充電アプリ画面には、充電を実施する手順に応じた操作インタフェースとしてボタンB1およびB2が配置される。この場合、ユーザは、最初の手順として、バッテリ200および充電器300のシンボルを撮影するためにボタンB1を押下する。この操作に応じて、充電アプリは、写真撮影機能を実行する。ユーザは、バッテリ200に表示されている二次元コードと、バッテリ200をセットした充電器300に表示されている二次元コードとの両方が撮像範囲に含まれるように向きや距離を調整してシャッター操作を入力する。この入力操作に応じて、撮像部540が、バッテリ200および充電器300の二次元コードが撮像された画像データを生成する(ステップS101)。
図5Aおよび図5Bは、二次元コードの撮影時における撮像部540と二次元コードとの位置関係の一例を示す図である。同じ画像内から複数の二次元コードを認識する場合、認識すべき全ての二次元コードは、そのコード情報が正しく識別される程度に鮮明に撮像される必要がある。例えば、図1の例において、バッテリ200Aが充電器300Aにセットされ、バッテリ200Bが充電器300Bにセットされた状態において、バッテリ200Aおよび200Bに表示されている二次元コードと、充電器300Aおよび300Bに表示されている二次元コードとを同時に読み取る場合、各バッテリ200および充電器300は4つの二次元コードの全てが撮像部540の撮像範囲に含まれるように撮像部540の位置および向きが調整される。
例えば、図5Aは、バッテリ200Aおよび200Bがセットされた充電器300Aおよび300Bを横方向から見た図である。図5Aにおいて、充電器300Aは充電器300Bの奥(z軸正方向)に隠れた状態である。図5Aにおいて、角度αは撮像部540が高さ方向に撮像可能な範囲を表している。ここで、バッテリ200の二次元コードを表示するシール201と、充電器300の二次元コードを表示するシール301とを高さ方向の撮像範囲内に含めるには、充電器300が撮像部540から距離L1以上離間して設置されるとよい。
同様に、図5Bは、バッテリ200Aおよび200Bがセットされた充電器300Aおよび300Bを上方向から見た図である。図5Bにおいて、角度βは撮像部540が幅方向に撮像可能な範囲を表している。ここで、バッテリ200の二次元コードを表示するシール201と、充電器300の二次元コードを表示するシール301とを幅方向の撮像範囲内に含めるには、充電器300が撮像部540から距離L2以上離間して設置されるとよい。
したがって、図5Aおよび図5Bの例において、4つの二次元コードを同時に撮像する場合には、充電器300Aおよび300Bは距離L1またはL2のうち長い方の距離以上撮像部540から離間して設置されるとよい。なお、複数の二次元コードの間で読み取り精度に差が出ることを抑制するため、撮像部540の撮像方向は二次元コードの表示面に対して垂直方向に向けられるとよい。言い換えれば、充電器300Aおよび300Bは、バッテリ200A、バッテリ200B、充電器300A、および充電器300Bの各二次元コードの表示面から撮像部までの各距離が略同一になるような位置に設置されるとよい。
図3に戻る。続いて、シンボル認識部551が、撮像部540により生成された画像データに画像認識処理を施すことによって画像内の二次元コードを認識する(ステップS102)。シンボル認識部551は、二次元コードの認識結果を示す情報を対応情報生成部552に出力する。例えば、シンボル認識部551は、認識された各シンボルの画像内における位置と、各シンボルから復号された識別情報および種別情報とを対応づけて対応情報生成部552に出力する。続いて、対応情報生成部552が、シンボル認識部551による二次元コードの認識結果に基づいて対応情報を生成する(ステップS103)。
図6は、ステップS101において撮像された画像データの一例を示す図である。図6は、充電器300Aと充電器300BとがL3の間隔で隣接して設置された状況において、バッテリ200Aが充電器300Aに、バッテリ200Bが充電器300Bにそれぞれセットされた状況で各二次元コードを含む画像P1が取得された場合を表している。この場合、シンボル認識部551は、画像P1から、バッテリ200Aの二次元コードC1と、バッテリ200Bの二次元コードC2と、充電器300Aの二次元コードC3と、充電器300Bの二次元コードC4とを認識し、各二次元コードC1~C4に含まれる識別情報および種別情報と、画像P1内における各二次元コードC1~C4の位置を示す情報とを認識結果として対応情報生成部552に出力する。なお、ここでは、種別情報は、対応する機器の種別としてバッテリまたは充電器のいずれかを表すものとする。
この場合、対応情報生成部552は、二次元コードC1~C4のいずれか1つを起点として一方向にたどっていき、対応する種別情報を順次参照していく。このとき、対応情報生成部552は、連続する2つの種別情報が異なる種別を示した場合に、その2つの種別情報に対応する2つの識別情報を対応づけることにより1組の対応情報を生成する。ここでいう一方向とは、所定のルールに基づいて定まる順序で二次元コードをたどる方向であればどのような方向であってもよく、必ずしも直線状の方向を意味するものではない。例えば、図6の例においてC1を起点として、時計回り方向に二次元コードをたどる場合、すなわち、C1、C2、C3、C4、C1の順に二次元コードをたどる場合、種別情報が示す機器種別は、バッテリ、バッテリ、充電器、充電器、バッテリとなる。この場合、連続する二次元コードC2とC3の間において種別が異なることが判明するため、対応情報生成部552は、二次元コードC2およびC3のシンボル情報に含まれている識別情報を組にして対応情報を生成する。これにより、対応情報生成部552は、バッテリ200Bの識別情報と充電器300Bの識別情報とを対応づけることができる。
また、二次元コードC3を超えてさらにたどっていくと、二次元コードC4と二次元コードC1の間において種別が異なることが判明するため、対応情報生成部552は、二次元コードC4およびC1のシンボル情報に含まれている識別情報を組にして対応情報を生成する。これにより、対応情報生成部552は、バッテリ200Aの識別情報と充電器300Aの識別情報とを対応づけることができる。なお、対応づけるべき機器が2組であることが予め分かっている場合に1組目の対応情報を生成することができた場合、対応情報生成部552は、残りの2つの識別情報を対応づけて2組目の対応情報を生成してもよい。この場合、1組の対応関係を見つけるだけで2組の対応情報を生成することができる。すなわち、対応情報生成部552は、画像P1から認識された複数の二次元コードのうち、二次元コード間の距離が他の二次元コード間の距離よりも相対的に短く、且つそれぞれの二次元コードが異なる種別情報を含む二次元コードの組について、各二次元コードから取得された識別情報を組にして出力することにより対応情報を生成するものである。
なお、ここでは対応する二次元コードから取得された識別情報を組にして出力する場合について説明したが、対応情報生成部552は、対応する二次元コードを組にして出力してもよいし、対応する二次元コードから取得されたシンボル情報を組にして出力してもよい。
図3に戻る。続いて、ユーザは、二次元コードの撮影の次の手順として、生成された対応情報の確認を行うためにボタンB2を押下する。この操作に応じて、充電アプリは、対応情報生成部552に対して生成した対応情報の表示を指示する。対応情報生成部552は、この指示に応じて対応情報を表示部530に表示させる(ステップS104)。例えば、対応情報生成部552は、図6の例の画像P1にバッテリ200と充電器300との対応関係を示す表示を重畳した確認用画像を表示させる。ユーザは、表示された確認用画像を目視にて確認し、バッテリ200と充電器300の対応関係に問題がないことが確認された場合、対応情報を充電情報管理装置600に送信するためにボタンB3を押下する。この操作に応じて、充電アプリは対応情報生成部552に対して対応情報の送信を指示する。対応情報生成部552は、この指示に応じて対応情報を充電情報管理装置600に送信する(ステップS105)。
なお、ここでは、端末装置500に対するユーザの入力操作に応じて対応情報が充電情報管理装置600に送信される場合の動作例を説明したが、対応情報はユーザの入力操作によらずに充電情報管理装置600に送信されてもよい。この場合、例えば、対応情報生成部552は、ステップS103において対応情報を生成すると同時に、生成した対応情報を充電情報管理装置600に送信するように構成されてもよい。対応情報は、生成されたものから順に充電情報管理装置600に送信されてもよいし、すべての対応情報が生成されてから、まとめて充電情報管理装置600に送信されてもよい。
続いて、端末装置500は、充電器300に対して充電の開始を指示する(ステップS106)。充電器300は、この指示に応じて、自身にセットされているバッテリ200の充電を開始する(ステップS107)。ここでは、充電器300はこの充電開始指示を受けるために端末装置500との通信機能を有しているものとする。例えば、端末装置500は、二次元コードの認識によって対象の充電器300を識別し、当該充電器300について対応情報を充電情報管理装置600に送信したことに応じて、当該充電器300に充電開始を指示する。なお、ここでは、充電器300は充電開始指示を受けて充電を開始するものとしたが、充電器300はコンセントに接続された時点で充電を開始するものであってもよい。この場合、バッテリ200がセットされた充電器300がコンセントに接続されることをもってステップS106が省略されてもよい。
一方、端末装置500では、バッテリ200および充電器300の識別情報の送信が完了すると、電力情報取得部553が、電力計400からの電力情報の取得、および、取得した電力情報の充電情報管理装置600への送信を開始する(ステップS108)。ステップS108において、電力情報取得部553は、電力情報の取得および送信を定期的に繰り返し実行する。
一方、充電情報管理装置600では、情報管理部632が、端末装置500から受信された電力情報と対応情報との対応づけを行うことにより充電情報を生成する(ステップS109)。上述のとおり、情報管理部632は、予め定められた充電器300と電力計400との対応関係に基づいて電力情報と対応情報との対応づけを行ってもよいし、電力情報の受信タイミングや対応情報の受信タイミング、充電開始タイミング等に基づいて電力情報と対応情報との対応づけを行ってもよい。
このように構成された実施形態の充電情報管理システム100では、端末装置500が、複数組のバッテリ200および充電器300について、各バッテリ200および各充電器300のそれぞれに表示されている二次元コードを同じ画像から認識するとともに、各バッテリ200および各充電器300の識別情報をバッテリ200および充電器300の組ごとに対応づけて充電情報管理装置600に提供する。このような構成を備える実施形態の充電情報管理システム100によれば、ユーザは複数の対象物に表示された情報を1回の読み取り操作で読み取るとともに、それらを適切に関連付けて他者に提供することが可能となる。そのため、バッテリサービスの提供者は、このようなシンボルの読み取り機能をユーザに提供することにより、バッテリサービスの利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、識別情報の対応づけを行う対象物の一例としてバッテリ200および充電器300を示したが、対応づけられるべき対象物に表示されたシンボルが認識可能な程度の画質で同じ画像内に撮像され得るものであれば、バッテリ200および充電器300以外のどのようなものが対象物とされてもよい。
また、実施形態の充電情報管理システム100では、通信機能を有する充電情報管理装置600が端末装置500からバッテリ200および充電器300の対応関係を示す対応情報と電力情報とを取得し、それらを対応づけて充電情報として管理する。このため、実施形態の充電情報管理システム100によれば、バッテリ200や充電器300が通信機能を有していない場合であっても、対応するバッテリ200および充電器300の組ごとに充電量を管理することが可能となる。
また、実施形態の充電情報管理システム100においては、電力計400が、充電器300と、電力計400を介して充電器300に電力を供給する電源との間に設置され、端末装置500と無線通信可能に接続されており、端末装置500は、無線通信を介して電力計400から電力情報を取得する電力情報取得部を備えている。このような構成によれば、ユーザは、バッテリ200の充電に関する電力情報を、電源コンセントに接続された電力計400に対して物理的な操作を行うことなく端末装置500に取得することができる。一般に、電源コンセントは床や壁等の低い位置に設けられていることが多いため、電源コンセントに直接接続された機器に対して物理的な操作を行うのには手間がかかる。これに対して、実施形態の充電情報管理システム100によれば、電力計400に対して物理的な操作を行うことなく電力情報を取得することができるため、バッテリ200または充電器300に表示されたシンボルの読み取りと、電力情報の取得とを端末装置500を用いてスムーズに行うことが可能となる。
また、端末装置500が備えるシンボル認識部551および対応情報生成部552は、充電情報管理装置600に備えられてもよい。この場合、端末装置500は、バッテリ200および充電器300に表示されたシンボルを撮像した画像データを撮像部540から取得し、取得した画像データを充電情報管理装置600に送信するように構成されてもよい。また、電力計400は、端末装置500に電力情報を送信する代わりに、電力情報を直接充電情報管理装置600に送信するように構成されてもよい。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記プログラムを実行することにより、
対象物に設けられるシンボルであって、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示す1つ以上の前記シンボルを画像から認識し、
前記画像から複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力する、
ように構成されている、対応関係識別装置。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記プログラムを実行することにより、
対象物に設けられるシンボルであって、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示す1つ以上の前記シンボルを画像から認識し、
前記画像から複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力する、
ように構成されている、対応関係識別装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100…充電情報管理システム、200,200A,200B…バッテリ、201,201A,201B…シール、300,300A,300B…充電器、301,301A,301B…シール、400,400A,400B…電力計、410…無線通信部、420…電源接続部、430…電力供給部、440…電力計測部、500…端末装置、511…第1無線通信部、512…第2無線通信部、520…入力部、530…表示部、540…撮像部、550…制御部、551…シンボル認識部、552…対応情報生成部、553…電力情報取得部、600…充電情報管理装置、610…通信部、620…記憶部、630…制御部、631…情報取得部、632…情報管理部、640…報知部
Claims (7)
- 対象物に設けられ、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示すシンボルを複数同時に撮像可能な撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像から1つ以上のシンボルを認識する認識部と、
前記認識部により複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力する出力部と、
を備える対応関係識別装置。 - 前記シンボル情報は前記対象物の種別を示す種別情報を含み、
前記出力部は、前記画像から認識された前記複数のシンボルを或る1つのシンボルを起点として一方向に順次読み込んでいったとき、異なる種別情報を含み且つ連続するシンボル情報について、前記シンボル情報または前記シンボル情報に含まれる識別情報を組にして出力する、
請求項1に記載の対応関係識別装置。 - 前記シンボル情報は前記対象物の種別に関する情報である種別情報を含み、
前記出力部は、前記画像から認識された前記複数のシンボルのうち、シンボル間の距離が他のシンボル間の距離よりも相対的に短く、且つそれぞれのシンボルが異なる種別情報を含むシンボル情報の組について、前記シンボル情報または前記各シンボルから取得された識別情報を組にして出力する、
請求項1に記載の対応関係識別装置。 - 前記対象物はバッテリと前記バッテリを充電する充電器とを含み、
前記バッテリのシンボルおよび前記充電器のシンボルは、前記バッテリが前記充電器にセットされた状態において、前記撮像部によって一の画像内に撮像され得る位置に設けられる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の対応関係識別装置。 - 前記バッテリのシンボルおよび前記充電器のシンボルは、前記バッテリが前記充電器にセットされた状態において、前記撮像部から前記バッテリのシンボルまでの距離と、前記撮像部から前記充電器のシンボルまでの距離とが略同一になるように設けられる、
請求項4に記載の対応関係識別装置。 - コンピュータが、
対象物に設けられるシンボルであって、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示す1つ以上の前記シンボルを画像から認識し、
前記画像から複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力する、
を備える対応関係識別方法。 - コンピュータに、
対象物に設けられるシンボルであって、前記対象物の識別情報を含むシンボル情報を示す1つ以上の前記シンボルを画像から認識させ、
前記画像から複数のシンボルが認識された場合、前記複数のシンボルの前記画像内における相対的な位置関係に基づき、前記複数のシンボルまたは前記複数のシンボルに対応する識別情報を組み合わせて出力させる、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021013135A JP2022116782A (ja) | 2021-01-29 | 2021-01-29 | 対応関係識別装置、対応関係識別方法、およびプログラム |
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