JP2017055182A - 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム - Google Patents

撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器の設置状況を適切に撮影する技術を提供すること。
【解決手段】撮影対象としての機器を撮影可能な撮影装置であって、撮影光学系により結像した光学像を撮像素子により画像情報として取り込む撮像部と、前記撮像部により取り込まれた画像情報をモニタ画像として表示モニタに表示させるモニタ制御部と、前記機器の識別情報を取得する識別情報取得部と、前記機器を撮影する際に、前記機器の撮影条件を前記識別情報と対応付けて記憶したガイド記憶部から、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報と対応する前記撮影条件を取得し、前記撮影条件に基づき、前記機器を撮影すべき位置及び大きさを示すガイドパターンを前記モニタ画像と重畳して前記表示モニタに表示させるガイド表示部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器の設置状況を撮影する撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムに関する。
太陽光発電システムにおいてパワーコンディショナは、太陽電池や蓄電池等からの直流電力を系統に連系した商用周波数の交流電力に変換するとともに、変換後の交流電力を、商用電力系統に接続されている家庭内負荷に供給する重要なユニットである。このため、万一、故障が生じた場合には、原因を究明し、再発の防止に努めている。例えば、施工時の写真に基づき、パワーコンディショナが適切に設置されていたか否かを検証する。
特開2011−252954号公報
施工時の写真は、施工の結果を記録するものであり、どのように撮影するかは、施工の担当者に委ねられている。このため、施工時の写真が、必ずしも故障の検証に適した写真になっているとは限らなかった。例えば、パワーコンディショナは、電力の変換や供給等の制御に伴って発熱することになるため、この熱を発散するための離間距離がパワーコンディショナの周囲に充分にとられているか否かを確認したい場合があるが、画面一杯にパワーコンディショナが撮影されていると、パワーコンディショナの周囲の状況を知ることができなかった。
そこで本発明は、機器の設置状況を適切に撮影する技術の提供を目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、撮影時に表示モニタ上に表示される機器の大きさをガイドパターンに合わせて撮影することで、故障の検証等に必要となる機器の隣接領域を撮影画像内に収めて撮影できるようにしたことを最大の特徴とする。
より詳しくは、撮影対象としての機器を撮影可能な撮影装置であって、
撮影光学系により結像した光学像を撮像素子により画像情報として取り込む撮像部と、
前記撮像部により取り込まれた画像情報をモニタ画像として表示モニタに表示させるモニタ制御部と、
前記機器の識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記機器を撮影する際に、前記機器の撮影条件を前記識別情報と対応付けて記憶したガイド記憶部と、
前記ガイド記憶部から、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報と対応する前記撮影条件を取得し、前記撮影条件に基づき、前記機器を撮影すべき位置及び大きさを示すガイドパターンを前記モニタ画像と重畳して前記表示モニタに表示させるガイド表示部と、
を備えることを特徴とする。
即ち、本発明は、撮影条件に基づいてガイドパターンの大きさを算出して表示する。これにより、撮影時に表示モニタ上に表示される機器の大きさをガイドパターンに合わせることで、機器の隣接領域が撮影画像内に収まるように撮影することが可能になる。
また、本発明においては、前記撮影条件が、前記機器の大きさ及び前記機器と共に撮影する隣接領域の大きさを有し、前記ガイド表示部が、前記機器及び前記隣接領域を前記表示モニタの表示領域に表示させる場合に、前記機器の大きさ及び前記隣接領域の大きさによって定まる前記機器の表示の大きさ及び表示位置で前記ガイドパターンを表示させる構成としても良い。
これによれば、撮影対象とする機器のサイズと、隣接領域のサイズと、撮影範囲に基づいてガイドパターンの大きさを算出し、撮影時に表示モニタ上に表示される機器の大きさをガイドパターンに合わせることで、機器の隣接領域が撮影画像内に収まり、機器の設置状況を適切に撮影することができる。
また、本発明においては、前記撮影条件の前記機器の大きさ及び前記隣接領域の大きさを前記表示モニタの表示画素数に変換し、前記表示画素数に基づいて前記ガイドパターンを表示させる構成としても良い。これによれば、撮影時に表示モニタ上に表示される機器の大きさをガイドパターンに合わせるといった容易な操作で、撮影する範囲を適切に定めることができる。
本発明においては、前記モニタ画像上の前記隣接領域に、前記機器以外の物体が配置されている場合に警告を発する異物警告部を備えても良い。これによれば、撮影対象の機器の周囲に異物が存在した場合、警告を出力することにより、ユーザに異物の存在を知らせることができ、異物の除去等の対応を行い再撮影することを促すことができる。
本発明においては、前記モニタ画像上の前記機器と前記ガイドパターンとがずれている場合に警告を発するずれ警告部を備えても良い。これによれば、撮影対象の機器がガイドパターンからずれていた場合に、警告を出力することにより、ユーザにずれを知らせることができ、ずれを直して再撮影することを促すことができる。
更に、本発明においては、前記ガイドパターンと共に、前記隣接領域の撮影位置及び大きさを示す指標を表示する構成としても良い。この指標により、必要な撮影領域を明確に認識しつつ撮影を行うことができる。例えば、隣接領域に他の機器が設置されている場合や、隣接領域に影がかかり、不明瞭な部分がある場合には、これらの状況を改善した後に、撮影を行うようにすることで、適切な状態で撮影を行うことができる。
また、本発明は、撮影対象としての機器を撮影可能な撮影方法であって、
撮影光学系により結像した光学像を撮像素子により画像情報として取り込むステップと、
前記撮像部により取り込まれた画像情報をモニタ画像として表示モニタに表示させるステップと、
前記機器の識別情報を取得するステップと、
前記機器を撮影する際に、前記機器の撮影条件を前記識別情報と対応付けて記憶したガイド記憶部から、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報と対応する前記撮影条件を取得し、前記撮影条件に基づき、前記機器を撮影すべき位置及び大きさを示すガイドパターンを前記モニタ画像と重畳して前記表示モニタに表示させるステップと、
をコンピュータが実行する方法である。
前記撮影方法は、前記撮影条件が、前記機器の大きさ及び前記機器と共に撮影する隣接領域の大きさを有し、前記ガイド表示部が、前記機器及び前記隣接領域を前記表示モニタの表示領域に表示させる場合に、前記機器の大きさ及び前記隣接領域の大きさによって定まる前記機器の表示の大きさ及び表示位置で前記ガイドパターンを表示させても良い。
また、前記撮影方法は、前記撮影条件の前記機器の大きさ及び前記隣接領域の大きさを前記表示モニタの表示画素数に変換し、前記表示画素数に基づいて前記ガイドパターンを表示させて良い。前記撮影方法は、前記モニタ画像上の前記隣接領域に、前記機器以外の物体が配置されている場合に警告を発しても良い。前記撮影方法は、前記モニタ画像上の前記機器と前記ガイドパターンとがずれている場合に警告を発しても良い。前記撮影方法は、前記ガイドパターンと共に、前記隣接領域の撮影位置及び大きさを示す指標を表示しても良い。
また、本発明は、上記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良い。更に、前記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていても良い。ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
本発明によれば、機器の設置状況を適切に撮影することができる。
図1は、本実施形態1に係る撮影装置の概略構成図である。 図2は、撮影装置が実行する機能を示す機能ブロック図である。 図3は、機器テーブルの一例を示す図である。 図4は、撮影装置が、撮影プログラムに従って実行する撮影方法の説明図である。 図5Aは、撮影用画面の一例を示す図である。 図5Bは、撮影用画面の一例を示す図である。 図6は、ガイド枠の大きさを算出して表示する処理の説明図である。 図7は、撮影時の撮影用画面の表示例を示す図である。 図8は、実施形態2の機能ブロック図である。 図9は、撮影装置が、撮影プログラムに従って実行する撮影方法の説明図である。 図10は、撮影用画面の一例を示す図である。 図11は、撮影必要枠及びガイド枠の大きさを算出して表示する処理の説明図である。 図12は、商品Cの端子を選択した場合の表示例を示す図である。 図13は、商品Cのパテ埋め部分を選択した場合の表示例を示す図である。 図14は、商品Dのコーキング部分を選択した場合の表示例を示す図である。 図15は、実施形態3の機能ブロック図である。 図16は、本実施形態3の撮影方法の説明図である。 図17は、機器とガイド枠の位置がずれた状態を示す図である。 図18は、実施形態4の機能ブロック図である。 図19は、本実施形態4の撮影方法の説明図である。 図20は、隣接領域に異物が存在する状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〈実施形態1〉
《装置構成》
図1は、本実施形態1に係る撮影装置10の概略構成図である。撮影装置10は、太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナや蓄電池等の撮影対象の機器を撮影する装置であり、例えば、ディジタルカメラ、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC(personal computer)、携帯ゲーム機である。撮影装置10は、プロセッサ11や、メイ
ンメモリ(主記憶装置)12、不揮発性のメモリ(補助記憶装置)13、入出力インターフェイス部14、通信モジュール15を有する。
入出力インターフェイス部14は、表示モニタ141、スピーカ142等の出力手段や、カメラ143、操作部144等の入力手段、ドライブ装置145等の入出力手段が適宜接続される。カメラ143は、撮影レンズ等の撮影光学系により撮像素子の受光面上に被写体像(光学像)を結像させ、撮像素子により光電変換して画像情報を電子データとして取り込むことで撮影を行うものであり、本実施形態において撮像部の一形態である。操作部144は、操作ボタンや操作ダイヤルといった物理的な操作手段であってもよいし、表示モニタ141に重ねて配置されたタッチパネルにより、表示モニタ141に表示させた仮想的なボタン(選択肢)に対する操作を検出する所謂ソフトウェアキーであってもよい。ドライブ装置145は、着脱可能な記憶媒体の読み込みや書き込みを行う装置であり、例えば、フラッシュメモリカードの読み書き装置、USBメモリを接続するUSBのアダプタ等である。ドライブ装置145は、例えば着脱可能な記憶媒体からプログラムを読み出し、メモリ13に格納する。
メモリ13は、補助記憶装置として、撮影プログラムや機器テーブル、カメラ143の撮影サイズ、表示モニタ141の表示サイズ等の情報を記憶する。ここで、機器テーブルは、機器毎の撮影条件を記憶するテーブルである。即ち、機器テーブル(撮影条件)を記憶するメモリ13は、機器記憶部としても機能する。通信モジュール15は、無線ネットワークを介して他の装置との通信を行い、例えば、撮影プログラムや撮影条件等の情報を受信し、メモリ13に格納する。なお、撮影プログラムや撮影条件等の情報を着脱可能な記憶媒体等を介して取得する場合、通信モジュール15は、省略されてもよい。
プロセッサ11は、メモリ13に記憶された撮影プログラムを読み出してメインメモリ12に展開し、実行する。これにより、プロセッサ11は、モニタ制御部111や、識別情報取得部112、ガイド表示部113としても機能する。即ち、本実施形態の撮影装置10は、プロセッサ11により情報処理を行う情報処理装置(コンピュータ)である。本実施形態では、プロセッサ11が撮影プログラム(ソフトウェア)に従ってモニタ制御部111と、識別情報取得部112と、ガイド表示部113の機能を実現したが、モニタ制御部111と、識別情報取得部112と、ガイド表示部113の一部又は全てを論理回路等のハードウェアで構成したものであっても良い。
モニタ制御部111は、カメラ143により取り込まれた画像情報をモニタ画像として表示モニタ141に表示させる。識別情報取得部112は、撮影対象とする機器の識別情報を取得する。
ガイド表示部113は、機器を撮影する際に、機器の撮影条件を前記識別情報と対応付けて記憶したガイド記憶部から、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報と対応する前記撮影条件を取得し、前記撮影条件に基づき、前記機器を撮影すべき位置及び大きさを
示すガイド枠(ガイドパターン)を前記モニタ画像と重畳して表示モニタ141に表示させる。本実施形態において、ガイド枠はガイドパターンの一形態である。
図2は、撮影装置10が実行する機能を示す機能ブロック図である。機種選択機能F10は、識別情報取得部112によって実行される機能である。例えば、識別情報取得部112は、機器テーブルから識別情報を読み出し、表示モニタ141に表示させてユーザに選択を促す。ユーザが操作部144を操作して識別情報を選択すると、識別情報取得部112は、選択された識別情報を撮影対象とする機器の識別情報として受け付ける。なお、識別情報の取得は、ユーザによる入力に限らず、撮影対象に表記されている商品名や型番をカメラ143で読み取る構成や、バーコード、2次元コード、カラーコード等の識別情報を示すコードを読み取る構成であっても良い。
ガイド枠の算出機能F20は、ガイド表示部113によって実行される機能であり、機器テーブルから識別情報取得部112で取得した前記識別情報と対応する撮影条件を取得し、この撮影条件に基づいてガイド枠の位置及び大きさを算出し、この位置及び大きさをモニタ制御部111に通知して表示モニタ141に表示させる。
ガイド枠の表示機能F30は、モニタ制御部111及びガイド表示部113によって実行される機能である。ガイド表示部113は、ガイド枠の算出機能F20で求めたガイド枠の位置及び大きさをモニタ制御部111に伝え、この位置及び大きさのガイド枠をモニタ画像と重畳して表示モニタ141に表示する。
図3は、機器テーブルの一例を示す図である。機器テーブルは、識別情報と撮影条件を対応付けて記憶している。識別情報は、撮影条件毎に一意に対応付けられた情報であり、機器記号(商品名)と撮影場所とを有する。機器記号は、機器の種類を示す情報であり、本実施形態では、商品名を用いている。撮影場所は、端子やパテ、コーキングといった撮影する機器の一部や、機器の本体外観など、撮影箇所を示す情報である。例えば、ユーザが、“商品A”及び“端子”のように、商品名と撮影場所を選択すると、識別情報取得部112が“商品A”及び“端子”を識別情報として取得し、撮影条件が特定される。
撮影条件は、機器のサイズと機器の隣接領域のサイズとを有している。機器の隣接領域のサイズは、機器と共に撮影する隣接領域の大きさを示し、本実施形態では、機器の上下に位置するスペースの垂直方向の長さ、及び機器の左右に位置するスペースの水平方向の長さで示している。隣接領域は、撮影画像から機器の故障等を検証する際に必要となる周囲の領域であり、例えば、パワーコンディショナのように発熱する機器であれば、この熱を発散させるのに必要な領域等が設定される。
〈撮影方法〉
図4は、撮影装置10が、撮影プログラムに従って実行する撮影方法の説明図である。ユーザの操作等により、撮影機能の開始が指示された場合に、撮影装置10は、図4の処理を開始する。
先ず、撮影装置10は、機器を撮影するための撮影用画面を表示モニタ141に表示する(ステップS10)。図5Aは、撮影用画面の一例を示す図であり、図5Aに示すように、撮影用画面は、操作メニュー34と、画像表示欄35を有し、操作メニュー34が、商品名を選択するための選択肢31や撮影場所を選択するための選択肢32、撮影ボタン33を有している。画像表示欄35は、カメラ143で撮影した画像情報を表示する領域であり、図5Aの例では、表示モニタ141の表示領域41と一致させている。また、図5Aの例では、操作メニュー34を画像表示欄35内の右端に表示させ、画像表示欄35の中央にガイド枠36を表示させている。これに限らず、図5Bのように、画像表示欄35
を表示モニタ141の表示領域41内の任意の位置に表示し、画像表示欄35の外に操作メニュー34を表示しても良い。なお、ガイド枠36は、後段のステップで位置や大きさが算出されるが、ステップS10では、前回の処理の算出結果に基づく位置や大きさで表示する。
次に、ユーザによる識別情報(商品名・撮影場所)の選択を受け付け(ステップS20)、識別情報の選択を受けたと判定した場合(ステップS30、Yes)、即ち識別情報が入力されたと判定した場合には、当該識別情報に基づいてガイド枠36の位置及び大きさを算出し、カメラ143で取得した画像情報と重畳させて表示モニタ141に表示させ(ス
テップS40)、ステップS50へ移行する。なお、ステップS30で選択を受けていな
いと判定した場合(ステップS30、No)、新たにガイド枠36の位置及び大きさを算出せず、ステップS10で表示した状態でステップS50へ移行する。
ステップS50では、撮影ボタン33が選択されたか否かを判定し、撮影ボタン33が選択されていないと判定した場合には(ステップS50、No)、図4の処理を終了し、撮影ボタン33が選択されたと判定した場合には(ステップS50、Yes)、撮影ボタン33が選択された時の画像情報を撮影画像としてメモリ13或はドライブ装置に145に装着された着脱可能な記憶媒体に記憶させる。このとき撮影装置10は、撮影画像のファイル名と識別情報を対応付けた情報をメモリ13に記憶してもよいし、撮影画像のファイル名やExif情報に識別情報を付加してもよい。なお、図4の処理は、撮影の終了が指示されるまで、周期的に繰り返し実行する。
図6は、図4のステップS40でガイド枠36の位置及び大きさを算出して表示する処理の詳細な説明図である。図4のステップS30で識別情報が選択されたと判定された場合、図6に示すように、撮影装置10は、機器テーブルから機器のサイズと機器の隣接領域のサイズを読み込み(ステップS120)、また、カメラ143の撮影範囲を読み込む(
ステップS130)。
次に撮影装置10は、機器のサイズと、隣接領域のサイズと、撮影範囲に基づき、ガイド枠36の大きさを算出する(ステップS140)。
例えば、機器と隣接領域を撮影画像内に収めるために必要な撮影領域の高さ(撮影必要高さ)Hは、式1のように、機器サイズの高さLhと、上スペースの長さStと、下スペースの長さSdとを積算して求める。
H=Lh+St+Sd ・・・式1
機器と隣接領域を撮影画像内に収めるために必要な撮影領域の幅(撮影必要幅)Wは、式2のように、機器サイズの幅Lwと、左スペースの長さSlと、右スペースの長さSrとを積算して求める。
W=Lw+Sl+Sr ・・・式2
そして、式3のように、撮影範囲の高さ(カメラ143で撮影した画像情報の縦方向の画素数)Pyに対する撮影必要高さHの割合Byと、撮影範囲の幅(カメラ143で撮影した画像情報の横方向の画素数)Pxに対する撮影必要幅Wの割合Bxを求める。
By=Py/H、Bx=Px/W ・・・式3
なお、デジタルズームが用いられると、撮影範囲の高さPy及び撮影範囲の幅Pxの値が変化するため、デジタルズームが用いられた場合には、ズーム後の撮影範囲の高さPy及び撮影範囲の幅Pxを取得する。また、図6の処理を開始した際にデジタルズームの機能を無効とし、デジタルズームを用いない構成としてもよい。 割合Bxが割合Byより
大きければ、機器の大きさ[mm]を表示モニタ141上の大きさ[pixel]に変換する変換
係数Ayを式4のように、撮影範囲の高さPyを撮影必要高さHで除して求める。
Ay=Py/H ・・・式4
そして、式5のように、ガイド枠36の幅Gx及び高さGyは、機器の幅Lwと機器の高さLhに夫々変換係数Ayを乗じて求める。
Gx=Ay×Lw、Gy=Ay×Lh ・・・式5
そして、式6のように、各スペースの長さSl,Sr,St,Sdに変換係数Ayを乗じて、各スペースの表示モニタ上の長さRl,Rr,Rt,Rdを求め、この長さRl,Rr,Rt,Rdに基づいてガイド枠36の位置を定める。
Rl=Ay×Sl、Rr=Ay×Sr、Rt=Ay×St、Rd=Ay×Sd・・式6
一方、前記割合Bxが割合Byより小さければ、機器の大きさ[mm]を表示モニタ141上の大きさ[pixel]に変換する変換係数Axを式7のように、撮影範囲の幅Pxを撮影
必要幅Wで除して求める。
Ax=Px/W ・・・式7
次に、撮影装置10は、式8のように、ガイド枠36の幅Gx及び高さGyを機器の幅Lwと機器の高さLhに夫々変換係数Axを乗じて求める。
Gx=Ax×Lw、Gy=Ax×Lh ・・・式8
そして、式9のように、各スペースの長さSl,Sr,St,Sdに変換係数Axを乗じて、各スペースの表示モニタ上の長さRl,Rr,Rt,Rdを求め、この長さRl,Rr,Rt,Rdに基づいてガイド枠36の位置を定める。
Rl=Ax×Sl、Rr=Ax×Sr、Rt=Ax×St、Rd=Ax×Sd・・式9
そして、撮影装置10は、上記で求めた位置及び大きさのガイド枠36をカメラ143で撮影した画像情報と重畳させて表示する(ステップS150)。
図7は、撮影時の撮影用画面の表示例を示す図である。ユーザは、図7に示すように機器の外縁がガイド枠36と一致するように撮影装置10の向きや撮影装置10と機器との距離を調整し、一致した際に撮影ボタン33を選択する。なお、本例において、一致とは、厳密に一致することに限らず、所定の範囲内に近接した場合も含む。これにより機器を撮影した際、機器の故障等を検証するのに必要となる周囲の領域が、撮影画像内に収まることになり、機器の設置状況を適切に撮影することができる。図7では、ガイドパターンとして、枠の例(ガイド枠36)を示したが、ガイドパターンは、機器を撮影する位置と大きさを示すことができる形状であれば、矩形状の網掛けや十字、X字など、任意の形状で表示してもよい。
〈実施形態2〉
図8は、実施形態2の機能ブロック図である。本実施形態2は、前述の実施形態1と比べて、撮影に必要な領域の外縁を示す撮影必要枠を表示する構成が異なり、その他の構成は同じである。このため、前述の実施形態1と同一の構成には同符号を付す等して再度の説明を省略している。
図8において、撮影必要枠の算出機能F25は、ガイド表示部113によって実行される機能であり、機器テーブルから識別情報取得部112で取得した前記識別情報と対応する撮影条件を取得し、この撮影条件に基づいて撮影必要枠の大きさを算出し、この大きさをモニタ制御部111に通知して表示モニタ141に表示させる。
ガイド枠の表示機能F30Aは、モニタ制御部111及びガイド表示部113によって実行される機能である。ガイド表示部113は、撮影必要枠の算出機能F25及びガイド枠の算出機能F20で求めた撮影必要枠37の大きさと、ガイド枠の位置及び大きさをモニタ制御部111に伝え、この位置及び大きさでガイド枠と撮影必要枠をモニタ画像と重畳して表示モニタ141に表示する。
図9は、撮影装置10が、撮影プログラムに従って実行する撮影方法の説明図である。ユーザの操作等により、撮影機能の開始が指示された場合に、撮影装置10は、図9の処理を開始する。
先ず、撮影装置10は、機器を撮影するための撮影用画面を表示モニタ141に表示する(ステップS10A)。図10は、撮影用画面の一例を示す図であり、図10に示すように、撮影用画面として、操作メニュー34と、画像表示欄35を表示させ、画像表示欄35にガイド枠36と撮影必要枠37とを表示させている。
次に、ユーザによる識別情報(商品名・撮影場所)の選択を受け付け(ステップS20)、識別情報の選択を受けたと判定した場合、即ち識別情報が入力されたと判定した場合には(ステップS20、Yes)、当該識別情報に基づいて、撮影必要枠37の大きさと、ガイド枠36の位置及び大きさを算出して表示モニタ141に表示させる(ステップS40
A)。なお 、以降の処理(ステップS50、S60)は、前述の図4と同じである。なお
、図9の処理は、撮影の終了が指示されるまで、周期的に繰り返し実行する。
図11は、図9のステップS40Aで撮影必要枠37及びガイド枠(ガイドパターン)36の大きさを算出して表示する処理の詳細な説明図である。図11の処理は、前述の実施形態1の図6と比べて、撮影に必要な領域の外縁を示す撮影必要枠を表示する処理が追加され、その他の処理は同じである。このため、前述の実施形態1と同一の処理には同符号を付す等して再度の説明を省略している。
図11は、図9と同様にステップS140でガイド枠36の大きさを算出した後、ステップS141にて、撮影必要枠37の高さMhは、式10のようにガイド枠36の高さGxに、隣接領域の上スペースRt、隣接領域の下スペースRdを積算して求める。撮影必要枠37の幅Mwは、式11のようにガイド枠の幅Gyに、隣接領域の左スペースRl、隣接領域の右スペースRrを積算して求める。
Mh=Gx+Rt+Rd ・・・式10
Mw=Gy+Rl+Rr ・・・式11
そして、撮影装置10は、上記で求めた位置及び大きさのガイド枠36及び撮影必要枠37をカメラ143で撮影した画像情報と重畳させて表示する(ステップS151)。
ユーザは、図10に示すように機器の外縁がガイド枠36と一致するように撮影装置10の向きや撮影装置10と機器との距離を調整し、撮影必要枠37に機器の周囲の状況が適切に表示されているか等を確認して撮影ボタン33を選択する。これにより機器を撮影した際、機器の故障等を検証するのに必要となる周囲の領域が、撮影画像内に収まることになり、機器の設置状況を適切に撮影することができる。また、機器と共に撮影必要枠37を表示するため、必要な撮影領域を明確に認識しつつ撮影を行うことができる。例えば、撮影必要枠37内に他の機器が設置されている場合や、撮影必要枠37内に影等がかかり、不明瞭な部分がある場合には、これらの状況を改善した後に、撮影を行うようにすることで、適切な状態で撮影を行うことができる。
このガイド枠36は、選択した機器の識別情報に応じて変更されるようになっており、図10は、商品Cの本体を選択した例を示し、図12は、商品Cの端子を選択した例を示す。図10のように、パワーコンディショナの本体と、その周囲を撮影することで、パワーコンディショナの周囲に熱を発散させるのに十分な離隔距離が取られているか否かが撮影画像から判断できる。また、図12のように、端子とその周囲を撮影することで、端子に接続されている配線が、ねじれることや屈曲することなく適切に取り回されているか等が撮影画像から判断できる。
また、図13は、商品Cのパテ埋め部分を選択した例を示し、図14は、商品Dのコーキング部分を選択した例を示す。図13のように、パテ埋め部分38とその周囲を撮影することで、適切な箇所にパテ埋めしているかや、周囲への飛散が無いか等が撮影画像から判断できる。また、図14のように、コーキング部分39とその周囲を撮影することで、適切な箇所にコーキングしているかや、周囲にコ−キングと干渉する物体が無いか等が撮影画像から判断できる。
〈実施形態3〉
図15は、実施形態3の機能ブロック図である。本実施形態3は、前述の実施形態2と比べて、撮影装置10が、撮影対象の機器とガイド枠(ガイドパターン)36とのずれを検出して警告するずれ警告部を備えた構成が異なり、その他の構成は同じである。このため、前述の実施形態2と同一の構成には同符号を付す等して再度の説明を省略している。
本実施形態3の撮影装置は、プロセッサ11が、撮影プログラムに従い、前述のモニタ制御部111や、識別情報取得部112、ガイド表示部113に加えて、ずれ警告部としても機能する。
図15において、画像の取り込み処理F40はカメラ143によって実行される機能であり、機器撮影範囲の判定機能F45は、ずれ警告部によって実行される機能である。機器撮影範囲の判定機能F45は、カメラ143で取得した画像内に撮影されている物体(機器)の輪郭を抽出し、この機器の輪郭とガイド枠36との位置を比較し、このずれが所定の範囲より大きければ警告を発する機能である。
図16は、本実施形態3の撮影方法の説明図である。図16において、ステップS10A〜S50は、前述の図9と同じであり、ステップS50で撮影ボタンが選択されたと判定した場合(ステップS50、Yes)、撮影装置10は、撮影対象の機器の輪郭とガイド枠36の位置を比較し(ステップS53)、ずれているか否かを判定する(ステップS55)。図17は、撮影対象の機器の輪郭とガイド枠36の位置がずれた状態を示す図である。
撮影対象の機器の輪郭とガイド枠36の位置がずれていなければ(ステップS55、N
o)、撮影を行い(ステップS60)、ずれていれば(ステップS55、Yes)、警告を出
力して(ステップS70)、図16の処理を終了する。なお、図16の例では、機器の輪郭とガイド枠36の位置がずれている場合、撮影画像を記録せずに処理を終了したが、これに限らず、ステップS70で警告を発した後、ステップS60へ移行して撮影画像を記録しても良い。なお、警告とは、例えば、表示モニタ141への警告メッセージの表示や、インジケータ(不図示)の点灯、スピーカ142による音や音声の出力、通信モジュール15による他の装置への警告メッセージの送信、バイブレータ(不図示)による振動の発生などである。
本実施形態によれば、撮影対象の機器がガイド枠36からずれていた場合に、警告を出力することにより、ユーザにずれを知らせることができ、ずれを直して再撮影することを促すことができる。
〈実施形態4〉
図18は、実施形態4の機能ブロック図である。本実施形態4は、前述の実施形態2と比べて、撮影装置10が、撮影必要枠37内に異物が存在する場合に警告する異物警告部を備えた構成が異なり、その他の構成は同じである。このため、前述の実施形態2と同一の構成には同符号を付す等して再度の説明を省略している。
本実施形態4の撮影装置は、プロセッサ11が、撮影プログラムに従い、前述のモニタ制御部111や、識別情報取得部112、ガイド表示部113に加えて、異物警告部としても機能する。
図18において、画像の取り込み処理F40はカメラ143によって実行される機能であり、隣接領域の異物判定機能F50は、異物警告部によって実行される機能である。隣接領域の異物判定機能F50は、カメラ143で取得した画像情報のうち、ガイド枠36の外側であって、撮影必要枠37の内側に存在する物体を異物として検出し、この異物が検出された場合に警告を発する機能である。
図19は、本実施形態4の撮影方法の説明図である。撮影装置10は、図19に示すステップS10AからステップS50までは、前述の図9と同様に実行し、ステップS50で撮影ボタンが選択されたと判定した場合(ステップS50、Yes)、カメラ143で取得した画像情報のうち、ガイド枠36の外側であって、撮影必要枠37の内側について異物の検出を行う(ステップS57)。図20は、隣接領域に異物49が存在する状態を示す図である。
そして、撮影装置10は、この異物が検出されたか否かを判定し(ステップS58)、異物が検出されていないと判定した場合(ステップS55、No)、撮影を行い(ステップS
60)、異物が検出されたと判定した場合には(ステップS58、Yes)、警告を出力し
て(ステップS75)、図19の処理を終了する。なお、図19の例では、異物を検出した場合、撮影画像を記録せずに処理を終了したが、これに限らず、ステップS75で警告を発した後、ステップS60へ移行して撮影画像を記録しても良い。なお、警告とは、例えば、表示モニタ141への警告メッセージの表示や、インジケータ(不図示)の点灯、スピーカ142による音や音声の出力、通信モジュール15による他の装置への警告メッセージの送信、バイブレータ(不図示)による振動の発生などである。
本実施形態4によれば、撮影対象の機器の周囲に異物が存在した場合、警告を出力することにより、ユーザに異物の存在を知らせることができ、異物の除去等の対応を行い再撮影することを促すことができる。
なお、本実施形態4は、異物警告部を備えた構成以外を実施形態2と同じとしたが、これに限らず、例えば実施形態3と同じとしても良い。即ち、実施形態3のずれ警告部と本実施形態4の異物警告部とを備えた撮影装置10としても良い。また、異物の検出は、必ずしも全ての撮影対象について行わなくても良く、撮影場所が本体であれば異物の検出を行い、端子であれば異物の検出を行わないなど、識別情報に応じて異物の検出を行うか否かを設定しても良い。
《その他》
以上の実施形態は、さらに以下の付記と呼ぶ態様を含む。以下の各付記に含まれる構成要素は、他の付記に含まれる構成と組み合わせることができる。
10 撮影装置
11 プロセッサ
12 メインメモリ
13 メモリ
14 入出力インターフェイス部
15 通信モジュール
31 選択肢
32 選択肢
33 撮影ボタン
34 操作メニュー
35 画像表示欄
36 ガイド枠(ガイドパターン)
37 撮影必要枠
41 表示領域
111 モニタ制御部
112 識別情報取得部
113 ガイド表示部
141 表示モニタ
142 スピーカ
143 カメラ
144 操作部
145 ドライブ装置

Claims (8)

  1. 撮影対象としての機器を撮影可能な撮影装置であって、
    撮影光学系により結像した光学像を撮像素子により画像情報として取り込む撮像部と、
    前記撮像部により取り込まれた画像情報をモニタ画像として表示モニタに表示させるモニタ制御部と、
    前記機器の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記機器を撮影する際に、前記機器の撮影条件を前記識別情報と対応付けて記憶したガイド記憶部と、
    前記ガイド記憶部から、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報と対応する前記撮影条件を取得し、前記撮影条件に基づき、前記機器を撮影すべき位置及び大きさを示すガイドパターンを前記モニタ画像と重畳して前記表示モニタに表示させるガイド表示部と、
    を備える撮影装置。
  2. 前記撮影条件が、前記機器の大きさ及び前記機器と共に撮影する隣接領域の大きさを有し、
    前記ガイド表示部が、前記機器及び前記隣接領域を前記表示モニタの表示領域に表示させる場合に、前記機器の大きさ及び前記隣接領域の大きさによって定まる前記機器の表示の大きさ及び表示位置で前記ガイドパターンを表示させる請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記撮影条件の前記機器の大きさ及び前記隣接領域の大きさを前記表示モニタの表示画素数に変換し、前記表示画素数に基づいて前記ガイドパターンを表示させる請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記モニタ画像上の前記隣接領域に、前記機器以外の物体が配置されている場合に警告を発する異物警告部を備える請求項2又は3に記載の撮影装置。
  5. 前記モニタ画像上の前記機器と前記ガイドパターンとがずれている場合に警告を発するずれ警告部を備える請求項2〜4の何れか一項に記載の撮影装置。
  6. 前記ガイドパターンと共に、前記隣接領域の撮影位置及び大きさを示す指標を表示する請求項2〜5の何れか1項に記載の撮影装置。
  7. 撮影対象としての機器を撮影可能な撮影方法であって、
    撮影光学系により結像した光学像を撮像素子により画像情報として取り込むステップと、
    前記撮像部により取り込まれた画像情報をモニタ画像として表示モニタに表示させるステップと、
    前記機器の識別情報を取得するステップと、
    前記機器を撮影する際に、前記機器の撮影条件を前記識別情報と対応付けて記憶したガイド記憶部から、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報と対応する前記撮影条件を取得し、前記撮影条件に基づき、前記機器を撮影すべき位置及び大きさを示すガイドパターンを前記モニタ画像と重畳して前記表示モニタに表示させるステップと、
    をコンピュータが実行する撮影方法。
  8. 撮影対象としての機器を撮影可能とする撮影プログラムであって、
    撮影光学系により結像した光学像を撮像素子により画像情報として取り込むステップと、
    前記撮像部により取り込まれた画像情報をモニタ画像として表示モニタに表示させるステップと、
    前記機器の識別情報を取得するステップと、
    前記機器を撮影する際に、前記機器の撮影条件を前記識別情報と対応付けて記憶したガイド記憶部から、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報と対応する前記撮影条件を取得し、前記撮影条件に基づき、前記機器を撮影すべき位置及び大きさを示すガイドパターンを前記モニタ画像と重畳して前記表示モニタに表示させるステップと、
    をコンピュータに実行させるための撮影プログラム。
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