JP2022071450A - モーター及び界磁の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】着磁用の磁界の損失を軽減できるモーターを提供する。【解決手段】電機子と、電機子との間に第1方向のギャップを介して、第1方向に直交する第2方向に配列される複数の磁極、及び、導電性材料を含み、複数の磁極を保持するフレームを有する界磁とを備えるモーターにおいて、フレームが、第1方向から見た平面パターンにおいて、複数の磁極により生じる磁力線に沿うように設けられる第1スリットを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、モーター及び界磁の製造方法に関する。
特許文献1は、ACモーターの回転子を製造するために、回転子鉄心の外周面に固定される複数の未着磁磁石を所定の空間に配置し、一括着磁することによりハルバッハ磁石配列を形成する技術を開示する。
特開2004-72820号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、未着磁磁石を固定するフレームである回転子鉄心に生じる渦電流のため、着磁用の磁界の損失が増加する場合がある。
一態様は、電機子と、前記電機子との間に第1方向のギャップを介して、前記第1方向に直交する第2方向に配列される複数の磁極、及び、導電性材料を含み、前記複数の磁極を保持するフレームを有する界磁と、を備え、前記フレームは、前記第1方向から見た平面パターンにおいて、前記複数の磁極により生じる磁力線に沿うように設けられる第1スリットを有することを特徴とするモーターである。
他の一態様は、電機子との間に第1方向のギャップを介して、前記第1方向に直交する第2方向に配列される複数の磁極、及び、前記複数の磁極を保持するフレームを有する界磁の製造方法であって、導電性材料を含み、前記第1方向から見た平面パターンにおいて、前記複数の磁極により生じる磁力線に沿うように設けられる第1スリットを有する前記フレームに、前記複数の磁極となる着磁対象を保持させることと、前記フレームに保持される前記着磁対象に、前記磁力線を実現するような磁界を着磁装置によって印加することと、を含むことを特徴とする界磁の製造方法である。
第1実施形態に係るモーターを説明する断面図。 モーターの電機子を説明する平面図。 モーターの界磁を説明する平面図。 半周期当たりの磁極数毎に、図3のIV-IV線から見た磁石配列の磁化方向を説明する断面図。 第1方向から見た界磁を説明する平面図。 第1方向から見たフレームを説明する平面図。 界磁の製造過程におけるフレームの渦電流を説明する、第3方向から見た断面図。 図7に対応する平面図。 界磁の製造過程におけるフレームの他の渦電流を説明する、第3方向から見た断面図。 図9に対応する平面図。 変形例におけるフレームを説明する平面図。 他の変形例における第1スリットを説明する平面図。 他の変形例における第1スリットを説明する平面図。 他の変形例における第1スリットを説明する平面図。 他の変形例における第1スリットを説明する平面図。 他の変形例における第1スリットを説明する平面図。 他の変形例における第2スリットを説明する平面図。 他の変形例における第2スリットを説明する平面図。 他の変形例における第2及び第3スリットを説明する平面図。 他の変形例における第2及び第3スリットを説明する平面図。 他の変形例におけるフレームを説明する平面図。 他の変形例におけるフレームを説明する平面図。 第2実施形態におけるフレームを説明する平面図。 長手方向から見たスリットを説明するフレームの拡大断面図。 第3実施形態におけるフレームを説明する平面図。 第4実施形態における界磁を説明する、第3方向から見た断面図。 図26に対応する平面図。 他の実施形態に係るモーターを説明する断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものである。本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。図面においては、同一又は類似の要素には同一又は類似の符号をそれぞれ付して、重複する説明を省略する。図面は模式的であり、実際の寸法及び寸法の相対的比率、配置、構造等と異なる場合が含まれ得る。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態に係るモーター1は、例えば、回転軸Aと同軸のシャフト10と、一対の第1電機子11-1及び第2電機子11-2と、界磁14とを備える。回転軸Aは、第1電機子11-1及び第2電機子11-2と、界磁14との相対的な回転の軸である。モーター1は、例えば、第1電機子11-1及び第2電機子11-2のそれぞれを固定子、界磁14を回転子として備える。図1に示す例において、モーター1は、第1電機子11-1及び第2電機子11-2のそれぞれと、界磁14とのギャップGが、シャフト10の軸方向である第1方向D1に定義されるアキシャルギャップ型モーターである。
第1電機子11-1及び第2電機子11-2は、例えば、回転軸Aに直交する平面に関して互いに鏡像対称性を有するように、互いに同様の構造を有する。図1に示す例において、モーター1は、互いの間に界磁14が位置するように配置される第1電機子11-1及び第2電機子11-2の2つの電機子を備えるが、モーター1の電機子の数は1つでもよい。以下、第1電機子11-1及び第2電機子11-2の何れかを単に電機子11という。
界磁14は、第1磁石配列15-1及び第2磁石配列15-2と、第1磁石配列15-1及び第2磁石配列15-2を保持するフレーム16とを有する。第1磁石配列15-1は、第1電機子11-1との間に第1方向D1のギャップGを介するように配置される。第2磁石配列15-2は、第2電機子11-2との間に第1方向D1のギャップGを介するように配置される。第1磁石配列15-1及び第2磁石配列15-2は、例えば、回転軸Aに直交する平面に関して互いに鏡像対称性を有するように、互いに同様の構造を有する。以下、第1磁石配列15-1及び第2磁石配列15-2の何れかを単に磁石配列15という。
図2に示すように、電機子11は、概略として円板状である。電機子11は、複数のコア12及び複数のコイル13を有する。各コア12は、概略として回転軸Aに沿う方向に定義される高さを有する角柱状である。各コア12は、シャフト10の半径方向に積層される、電磁鋼板やアモルファス磁性体からなる複数の板から構成され得る。コア12は、磁性材料を成形加工することにより形成された圧粉コアであってもよい。複数のコイル13は、例えばボビンに支持されることにより互いの位置関係を固定される。各コイル13は、コア12の側面に沿って巻かれる巻線からなる。
コア12及びコイル13の対の数は、例えば18である。この場合、複数のコア12及び複数のコイル13は、回転軸Aに関して18回の回転対称性を有するように、回転軸Aを中心とする円周に沿って円環状に配列される。例えば、複数のコイル13には、配列方向において循環的に、U相、V相、W相の3相の電流が流される。
図3に示すように、磁石配列15は、概略として円環状である。磁石配列15は、回転軸Aを中心とする円周に沿って配列される複数の磁極20からなる。即ち、複数の磁極20は、電機子11との間に第1方向D1のギャップGを介して、第1方向D1に直交する第2方向D2に配列される。このように、回転軸Aを中心とする円周の接線が回転軸Aに直交することから、第2方向D2は、第1実施形態において回転軸Aを中心とする円周方向であり、磁石配列15の配列方向である。
複数の磁極20のそれぞれは、永久磁石からなる。複数の磁極20は、第2方向D2において周期的に異なる磁化方向を有する。複数の磁極20は、第1方向D1に磁化される第1主磁極と、第1方向D1と反対の方向に磁化される第2主磁極との一対の主磁極を1周期当たりに有する。磁石配列15は、例えば、1回転当たり6周期分の複数の磁極20からなる。
フレーム16は、例えば円板状である。フレーム16は、回転軸Aを中心とする円周に沿ってそれぞれ設けられる2本のリブであって、互いの間に磁石配列15を挟み込む2本のリブ等、磁石配列15を位置決めする凹凸構造を有し得る。フレーム16は、例えば接着剤により第1磁石配列15-1及び第2磁石配列15-2を両面に固定されることにより、第1磁石配列15-1及び第2磁石配列15-2を保持する。フレーム16は、例えば金属等の導電性材料からなる。フレーム16の基部の材料として、電磁鋼板、圧粉等の軟磁性体や、ステンレス鋼、アルミニウム合金、炭素鋼等の非磁性体等が採用され得る。フレーム16の基部の材料として、ガラス、樹脂、プラスチック等の絶縁体が採用されてもよい。
図4に示すように、第2方向D2における半周期当たりの磁極20の数をlとすると、l=1である磁石配列15aは、1周期当たりに、第1主磁極21a及び第2主磁極22aを2つの磁極20として有する。即ち、複数の磁極20のそれぞれは、第1方向D1又は第1方向D1の反対方向に磁化される。
l=2である磁石配列15bは、1周期当たりに、第1主磁極21b、第1補助磁極23b、第2主磁極22b及び第2補助磁極24bを4つの磁極20として有する。磁石配列15bの各磁極20は、シャフト10の半径方向から見て、隣り合う磁極20と90°異なる磁化方向を有する。磁石配列15bの各磁極20は、第2方向D2において順に、シャフト10の半径方向を軸として90°ずつ回転するように変化する磁化方向を有する。
l=3である磁石配列15cは、1周期当たりに、第1主磁極21c、第1補助磁極23c、第2補助磁極24c、第2主磁極22c、第3補助磁極25c及び第4補助磁極26cを6つの磁極20として有する。磁石配列15cの各磁極20は、シャフト10の半径方向から見て、隣り合う磁極20と60°異なる磁化方向を有する。磁石配列15cの各磁極20は、配列方向において順に、シャフト10の半径方向を軸として60°ずつ回転するように変化する磁化方向を有する。
l=4である磁石配列15dは、1周期当たりに、第1主磁極21d、第1補助磁極23d、第2補助磁極24d、第3補助磁極25d、第2主磁極22d、第4補助磁極26d、第5補助磁極27d及び第6補助磁極28dを8つの磁極20として有する。磁石配列15dの各磁極20は、シャフト10の半径方向から見て、隣り合う磁極20と45°異なる磁化方向を有する。磁石配列15dの各磁極20は、配列方向において順に、シャフト10の半径方向を軸として45°ずつ回転するように変化する磁化方向を有する。
以上のように、磁石配列15b,15c,15dのそれぞれの複数の磁極20は、第1方向D1に磁化される主磁極と、主磁極の第2方向D2に配列される補助磁極とを有するハルバッハ配列を構成する。即ち、l≧2である磁石配列15の複数の磁極20は、ハルバッハ配列を構成する。ハルバッハ配列を有するモーター1において、電機子11は、ハルバッハ配列の強磁界側に、ハルバッハ配列に対向して配置される。ハルバッハ配列を有するモーター1は、ハルバッハ配列の電機子11側の表面における磁束密度を増大できるため、トルク定数を向上できる。特に、l≧3である場合、配列方向における磁束密度の変化を滑らかにしてコギングを低減することができ、トルク定数を更に向上できる。
図5に示すように、以下において、l=2である磁石配列15bを磁石配列15として有する界磁14について例示的に説明する。但し、説明を簡単にするため、第1実施形態では円周方向である第2方向D2を、図5以降の図面において直線方向として描画する。ハルバッハ配列である磁石配列15は、第1主磁極21、第1補助磁極23、第2主磁極22及び第2補助磁極24を有する。例えば、図5において破線で示すように、磁石配列15のフレーム16側(紙面奥側)において、磁石配列15により生じる磁力線は、第2主磁極22の中心Cから放射状に出て、第1主磁極21の中心Cに入る線として模式的に表現され得る。
図6に示すように、フレーム16は、例えば、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、磁石配列15により生じる磁力線に沿うように設けられる複数の第1スリット31及び複数の第2スリット32と、複数の第3スリット33とを有する。第1スリット31、第2スリット32及び第3スリット33の各スリットは、フレーム16の表面において開口し、第1方向D1の深さを有する。各スリットは、フレーム16の両面において開口してもよい。即ち、各スリットは、フレーム16の一方の表面から他方の表面に貫通してもよい。
複数の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、フレーム16の第1主磁極21に重なる領域R21内と、フレーム16の第2主磁極22に重なる領域R22内とに設けられる。領域R21内に設けられる第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第1主磁極21の中心Cを通る直線上に設けられる。領域R22内に設けられる第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第2主磁極22の中心Cを通る直線上に設けられる。即ち、各第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第1主磁極21又は第2主磁極22の中心Cを通る直線に、長手方向の中心線を合わせるように設けられる。
例えば、各第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第2方向D2に沿う直線とのなす角が概ね同一となるように設けられる。図6に示す例では、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、領域R21及び領域R22のそれぞれに2本の第1スリット31が互いに直交するように設けられる。各第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、領域R21又は領域R22の境界に達するように直線状に延伸される。
領域R21内の2本の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第2方向D2に直交する第3方向D3に沿う直線であって、第1主磁極21の中心Cを通る直線に関して、線対称性を有する。換言すれば、領域R21内の第1スリット31は、第2方向D2に直交する平面であって、第1主磁極21の中心Cを通る平面に関して、鏡像対称性を有する。同様に、領域R22内の2本の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第3方向D3に沿う直線であって、第2主磁極22の中心Cを通る直線に関して、線対称性を有する。換言すれば、領域R22内の第1スリット31は、第2方向D2に直交する平面であって、第2主磁極22の中心Cを通る平面に関して、鏡像対称性を有する。
複数の第2スリット32は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、フレーム16の第1補助磁極23に重なる領域R23内と、フレーム16の第2補助磁極24に重なる領域R24内とに設けられる。領域R23内に設けられる第2スリット32は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第1補助磁極23の中心Cを通り、第2方向D2に沿うように設けられる。領域R24内に設けられる第2スリット32は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第2補助磁極24の中心Cを通り、第2方向D2に沿うように設けられる。例えば、各第2スリット32は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、領域R23又は領域R24の境界に達するように直線状に延伸される。
領域R23の第2スリット32は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第3方向D3に沿い、第1補助磁極23の中心Cを通る直線に関して、線対称性を有する。換言すれば、領域R23内の第2スリット32は、第2方向D2に直交する平面であって、第1補助磁極23の中心Cを通る平面に関して、鏡像対称性を有する。領域R24の第2スリット32は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第3方向D3に沿い、第2補助磁極24の中心Cを通る直線に関して、線対称性を有する。換言すれば、領域R24内の第2スリット32は、第2方向D2に直交する平面であって、第2補助磁極24の中心Cを通る平面に関して、鏡像対称性を有する。
複数の第3スリット33は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、領域R23内及び領域R24内に設けられる。領域R23内に設けられる第3スリット33は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第1補助磁極23の中心Cを通り、第3方向D3に沿うように設けられる。領域R24内に設けられる第3スリット33は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第2補助磁極24の中心Cを通り、第3方向D3に沿うように設けられる。例えば、各第3スリット33は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、領域R23又は領域R24の境界に達するように直線状に延伸される。
図7~図10を参照して、第1実施形態におけるモーター1の製造方法の一例を説明する。先ず、導電性材料からなる基部に、例えば、図6に示すような複数の第1スリット31、複数の第2スリット32及び複数の第3スリット33を設けることにより、フレーム16を形成する。即ち、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、複数の磁極20により生じる磁力線に沿うように、フレーム16となる基部に複数の第1スリット31、複数の第2スリット32及び複数の第3スリット33を設ける。
次に、第1主磁極21、第1補助磁極23、第2主磁極22及び第2補助磁極24を有する複数の磁極20となる着磁対象を、例えば接着剤を介してフレーム16に固定することにより、着磁対象をフレーム16に保持させる。着磁対象は、着磁装置100による着磁によって複数の磁極20となる複数の磁性体の配列である。このため、着磁装置100による着磁の際、着磁対象及びフレーム16の位置は、着磁装置100に相対的に固定される。接着剤の代わりに、例えばモールディングにより着磁対象をフレーム16に固定するように形成される、熱伝導性フィラーを混合した樹脂材料等からなる固定部材を採用してもよい。
フレーム16に保持される着磁対象は、例えば図5に示す磁力線を実現するようなパルス状の磁界Hを着磁装置100によって印加される。これにより、着磁対象は、複数の磁極20からなる磁石配列15に変化する。即ち、第1主磁極21、第1補助磁極23、第2主磁極22及び第2補助磁極24は、同時に磁化される。
複数の第1スリット31、複数の第2スリット32及び複数の第3スリット33のそれぞれは、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、着磁された磁石配列15により生じる磁力線に沿うように設けられる。ここで、磁石配列15により生じる磁力線は、着磁装置100により生じる磁界Hを示す磁力線に対応する。
図7及び図8に示すように、着磁装置100による磁界Hを示す磁力線のうち、第1方向D1に沿う磁力線は、第1主磁極21及び第2主磁極22に加えて、フレーム16の領域R21及び領域R22を通過する。このため、フレーム16の領域R21及び領域R22では、着磁装置100による磁界Hの変化を妨げる方向に、第1方向D1に直交する平面に沿って渦電流i1が生じる。
第1スリット31は、第1スリット31がない場合にフレーム16に生じるであろう渦電流i1の経路を遮断することにより、フレーム16における渦電流i1の経路を短縮する。よって、フレーム16が第1スリット31を有することにより、渦電流i1による磁界Hの磁気エネルギーの損失を軽減することができる。フレーム16がステンレス鋼等の非磁性体からなる場合、フレーム16の機械的強度を向上でき、加工性の観点を含めて生産コストを向上できる。一方、フレーム16が軟磁性体からなる場合、磁界Hによる磁力線を通しやすくなるため着磁効率を向上できる。このため、第1磁石配列15-1及び第2磁石配列15-2のように、フレーム16の両側に複数の磁石配列15が保持される場合であっても、複数の磁石配列15を同時に着磁することが可能となる。
図9及び図10に示すように、磁界Hを示す磁力線のうち、第2方向D2に沿う磁力線は、第1補助磁極23及び第2補助磁極24に加えて、フレーム16の領域R23及び領域R24を通過する。このため、フレーム16の領域R23及び領域R24では、着磁装置100による磁界Hの変化を妨げる方向に、第2方向D2に直交する平面に沿って渦電流i2が生じる。
第2スリット32は、第2スリット32がない場合にフレーム16に生じるであろう渦電流i2の経路を遮断することにより、フレーム16における渦電流i2の経路を短縮する。よって、フレーム16が第2スリット32を有することにより、渦電流i2による磁界Hの磁気エネルギーの損失を軽減することができる。
図示されないが、第1方向D1に直交する平面に沿って生じる渦電流i1(図7及び図8参照)は、領域R23及び領域R24においても生じ得る。第2スリット32及び第3スリット33は、第2スリット32及び第3スリット33がない場合に生じるであろう渦電流i1の経路を遮断することにより、フレーム16における渦電流i1の経路を短縮する。よって、フレーム16が第2スリット32及び第3スリット33の少なくとも1種のスリットを有することにより、渦電流i1による磁界Hの磁気エネルギーの損失を更に軽減することができる。
以上のように、フレーム16が第1スリット31、第2スリット32及び第3スリット33の少なくとも1種のスリットを有することにより、着磁対象に印加される磁界Hの損失を軽減できる。よって、着磁対象を複数の磁極20に変化させるために使用される磁界Hの強度を向上し、着磁効率を向上できる。即ち、着磁装置100により出力される一定の磁気エネルギーに対して、磁石配列15により実現される磁気特性を向上することができる。
以下、図11~図22を参照して、第1実施形態の種々の変形例における各フレーム16について説明する。以下の変形例において説明しない構成、作用及び効果は、上述の第1実施形態と同様であり、重複するため省略する。
図11に示すように、第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第1主磁極21及び第2主磁極22の各中心Cを通る直線上に設けられていればよい。即ち、第1スリット31は、第2スリット32と同様に第2方向D2に沿うように設けられてもよく、第3スリット33と同様に第3方向D3に沿うように設けられていてもよい。領域R21及び領域R22のそれぞれにおける第1スリット31は、互いに直交するように設けられる。
領域R23及び領域R24のそれぞれにおける第2スリット32の数は、2であってもよい。図11に示す例において、領域R23及び領域R24のそれぞれにおける2本の第2スリット32は、第2方向D2に沿い、中心Cを通る直線に関して線対称性を有するように設けられる。更に、第3スリット33は、省略されてもよい。
図12に示すように、領域R21の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第2方向D2に対して任意の角度をなすように設けられてもよい。図12~図16のそれぞれにおいて、領域R21のみを選択的に図示して説明するが、領域R22についても同様である。
図13に示すように、領域R21の第1スリット31の数は、3以上であってもよい。なお、図13に示す例において、領域R21の4本の第1スリット31は、図6に示す領域R21の第1スリット31と、図11に示す領域R21の第1スリット31を重ね合わせたパターンを有する。
図14に示すように、領域R21の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、領域R21の境界に達しないように設けられてもよい。図14に示す例において、2本の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、中心Cから領域R21の境界までそれぞれ一方向に延伸する。
図15に示すように、領域R21の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、中心Cを除く領域に設けられるようしてもよい。図15に示す例において、4本の第1スリット31が、領域R21内の、中心Cから所定の距離を除く領域において、中心Cを通る直線上に設けられる。これにより、フレーム16の基部が軟磁性体からなる場合、着磁用の磁界Hが、領域R21の中心を通りやすくなり、結果として各主磁極の着磁効率を向上できる。また、各第1スリット31は、領域R21の境界に達しないように設けられるが、領域R21の境界に達するように設けられてもよい。
図16に示すように、領域R21の第1スリット31は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第3方向D3に沿い、中心Cを通る直線に関して線対称性を有しないように設けられてもよい。なお、図16に示す例において、領域R21の2本の第1スリット31は、中心Cに関して2回の回転対称性を有するように配置される。
図17に示すように、領域R23の第2スリット32の数は、1であってもよい。図18に示すように、領域R23の第2スリット32の数は、3以上であってもよい。また、第2スリット32は、領域R23の境界に達しないように設けられてもよい。図17~図20のそれぞれにおいて、領域R23のみを選択的に図示して説明するが、領域R24についても同様である。
図19に示すように、領域R23の複数の第2スリット32は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第2方向D2に沿う直線上に設けられてもよい。図19に示す例において、2本の第2スリット32が、第2方向D2に沿う1本の直線上に互いに離間するように設けられる。領域R23において、4本の第2スリット32は、中心Cを通り、第2方向D2に沿う直線及び第3方向D3に沿う直線のそれぞれに関して、線対称性を有するように設けられる。
更に、領域R23の複数の第3スリット33は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第3方向D3に沿う直線上に設けられてもよい。即ち、図19に示す例において、2本の第3スリット33が、第3方向D3に沿う1本の直線上に互いに離間するように設けられる。各第3スリット33は、第2スリット32に直交するように設けられる。領域R23において、4本の第3スリット33は、中心Cを通り、第2方向D2に沿う直線及び第3方向D3に沿う直線のそれぞれに関して、線対称性を有するように設けられる。各第3スリット33は、フレーム16の第3方向D3の端面に達するように設けられる。これにより、渦電流i1による磁界Hの磁気エネルギーの損失を更に軽減することができる。
図20に示すように、領域R23において、フレーム16の第3方向D3の端面に達する第3スリット33の数は、1であってもよい。同様に、領域R23において、第3スリット33に直交する第2スリット32の数は、1であってもよい。
図21に示すように、フレーム16は、図6に示す複数の第1スリット31、複数の第2スリット32及び複数の第3スリット33の代わりに、それぞれ断続的なパターンを有する複数の第1スリット31a、複数の第2スリット32a及び複数の第3スリット33aを有してもよい。第1スリット31a、第2スリット32a及び第3スリット33aのそれぞれは、第1スリット31、第2スリット32又は第3スリット33と同様の方向に破線状に延伸し得る。
図22に示すように、複数の第2スリット32のそれぞれは、第1スリット31に連続的に設けられるようにしてもよい。即ち、各第2スリット32は、領域R23又は領域R24の境界において第1スリット31に連続する。これにより、第1スリット31及び第2スリット32を連続的に加工する場合に製造工程が簡略化され得る。更に、図22に示す例では、第1スリット31、第2スリット32及び第3スリット33が、領域R21~R24の各中心Cを除く領域に設けられる。このため、フレーム16の基部が軟磁性体からなる場合、着磁用の磁界Hが、領域R21の中心を通りやすくなり、結果として各主磁極の着磁効率を向上できる。
電機子11及び界磁14は、磁石配列15の配列方向である第2方向D2に、相対的に運動する。例えば、第1スリット31、第2スリット32及び第3スリット33の少なくとも何れかは、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第3方向D3に沿う直線に関して線対称性を有する。よって、両方向の運動における特性が対称性を有し、運動における高調波成分を軽減することができる。
第1スリット31、第2スリット32及び第3スリット33の各スリットは、フレーム16の表面において開口する。着磁装置100の磁界Hによる渦電流は、表皮効果によりフレーム16の表面付近に集中するため、各スリットにより渦電流の経路が効率的に短縮される。更に、各スリットがフレーム16の一方の表面から他方の表面に貫通する場合、渦電流の経路を更に効率的に短縮できる。
[第2実施形態]
図23に示すように、第2実施形態に係るモーターにおけるフレーム16は、フレーム16が、各スリット内に充填される部材を更に有する点において第1実施形態と異なる。第2実施形態において説明しない構成、作用及び効果は、各変形例を含む第1実施形態と同様であり重複するため省略する。
具体的には、フレーム16は、各第1スリット31内に配置される第1ヨーク部41と、各第2スリット32内に配置される第2ヨーク部42と、各第3スリット33内に配置される第3ヨーク部43とを有する。以下、第1ヨーク部41、第2ヨーク部42及び第3ヨーク部43の何れかを区別しない場合、単にヨーク部40という。同様に、第1スリット31、第2スリット32及び第3スリット33の何れかを区別しない場合、単にスリット30という。
図24に示すように、ヨーク部40は、スリット30の内壁に設けられる絶縁膜50を介して、スリット30内に充填された軟磁性体からなる。絶縁膜50は、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜等、半導体製造プロセスにおいて使用される種々の絶縁材料から形成可能である。第1スリット31、第2スリット32及び第3スリット33の少なくとも何れかに選択的にヨーク部40が配置されるようにしてもよい。フレーム16は、ヨーク部40を有することにより、渦電流の経路を短縮できると共に、着磁用の磁界Hがスリット30内を通りやすくなり、磁石配列15の着磁効率を向上することができる。
更に、例えば図15において破線で示すように、フレーム16は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、領域R21内の、中心Cから所定の距離の領域において、円柱状のヨーク部40を有するようにしてもよい。領域R22についても同様である。これにより、着磁用の磁界Hがヨーク部40を通りやすくなり、結果として各主磁極の着磁効率を向上できる。
[第3実施形態]
図25に示すように、第3実施形態に係るモーターは、フレーム16の代わりに、第3方向D3に積層された複数の鋼板161からなるフレーム16aを備えるようにしてもよい。第3実施形態において説明しない構成、作用及び効果は、上述の第1及び第2実施形態と同様であるため重複する説明を省略する。
複数の鋼板161は、軟磁性体からなる電磁鋼板である。複数の鋼板161の互いの間には絶縁材料が配置されるため、複数の鋼板161は、互いに絶縁される。このように、複数の鋼板161は、第2スリット32の機能を既に有する。このため、図25に示す例では、第2スリット32が図示されるが、第2スリット32は省略されてもよい。
[第4実施形態]
図26及び図27に示すように、第4実施形態に係るモーターは、磁石配列15を覆うスロットカバー60を更に有する界磁14Aを備える点で第1~第3実施形態と異なる。スロットカバー60の材料として、電磁鋼板等の軟磁性材料が採用可能である。第4実施形態において説明しない構成、作用及び効果は、上述の第1~第3実施形態と同様であり、重複するため省略する。
スロットカバー60は、複数の第1カバースリット71と、複数の第2カバースリット72とを有する。第1カバースリット71及び第2カバースリット72は、第1スリット31及び第2スリット32と同様に、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、磁石配列15により生じる磁力線に沿うように設けられる。具体的には、第1カバースリット71は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、上述の第1スリット31と同様の種々の形状を有し得る。同様に、第2カバースリット72は、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、上述の第2スリット32と同様の種々の形状を有し得る。
更に、スロットカバー60は、第3スリット33のように、第1方向D1から見た平面パターンにおいて、第3方向D3に沿うように設けられる第3カバースリット(図示省略)を有するようにしてもよい。
[他の実施形態]
以上のように実施形態を説明したが、本発明はこれらの開示に限定されるものではない。各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成に置換されてよく、また、本発明の技術的範囲内において、各実施形態における任意の構成が省略されたり追加されたりしてもよい。このように、これらの開示から当業者には様々な代替の実施形態が明らかになる。
上述の第1乃至第4実施形態では、アキシャルギャップ型のモーター1に関して説明したが、モーターの種類は、アキシャルギャップ型に限るものでない。例えば、図28に示すように、他の実施形態に係るモーター1Aは、電機子11と界磁14とのギャップGが、回転軸Aと同軸のシャフト10の半径方向に定義されるラジアルギャップ型モーターである。この場合、第1方向D1がシャフト10の半径方向、第2方向D2が回転軸Aを中心とする円周方向、第3方向D3が回転軸Aに平行な方向、即ちシャフト10の軸方向である。モーター1Aは、例えば、電機子11を固定子、界磁14を可動子として備える。
その他、モーター1は、リニア型モーターであってもよいことは勿論である。更に、各モーターは、発電機としても機能し得る。発電機又はモータージェネレーターを構成する場合であっても、各実施形態における界磁14は、磁石配列15の着磁用の磁界の損失を軽減できることは勿論である。
また、第1、第3及び第4実施形態のそれぞれにおいて、エアギャップとして機能する各スリットは、フレーム16の基部に占める割合が減少するほど機械的強度を向上できる。更に、各スリットは、内部にガラス、樹脂材料等の絶縁材料を充填されるようにしてもよい。これにより、フレーム16の機械的強度を向上することができる。更に、モーター1は、電機子11を可動子、界磁14を固定子として備えてもよい。
その他、上述の各変形例を含む第1~第4実施形態に記載の任意の構成を相互に応用した構成等、本発明は以上に記載しない様々な実施形態を含むことは勿論である。本発明の技術的範囲は、上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1,1A…モーター、10…シャフト、11…電機子、14,14A…界磁、15,15a,15b,15c,15d…磁石配列、16,16a…フレーム、20…磁極、21,21a,21b,21c,21d…第1主磁極、22,22a,22b,22c,22d…第2主磁極、23,23b,23c,23d…第1補助磁極、24,24b,24c,24d…第2補助磁極、25c,25d…第3補助磁極、26c,26d…第4補助磁極、27d…第5補助磁極、28d…第6補助磁極、30…スリット、31,31a…第1スリット、32,32a…第2スリット、33,33a…第3スリット、40…ヨーク部、41…第1ヨーク部、42…第2ヨーク部、43…第3ヨーク部、50…絶縁膜、100…着磁装置、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向、R21,R22,R23,R24…領域。

Claims (18)

  1. 電機子と、
    前記電機子との間に第1方向のギャップを介して、前記第1方向に直交する第2方向に配列される複数の磁極、及び、導電性材料を含み、前記複数の磁極を保持するフレームを有する界磁と、
    を備え、前記フレームは、前記第1方向から見た平面パターンにおいて、前記複数の磁極により生じる磁力線に沿うように設けられる第1スリットを有することを特徴とするモーター。
  2. 前記第1スリットは、前記フレームの表面において開口し、前記第1方向の深さを有することを特徴とする請求項1に記載のモーター。
  3. 前記第1スリットは、前記平面パターンにおいて、前記第2方向に直交する直線に関して線対称性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のモーター。
  4. 前記複数の磁極は、前記第1方向に磁化される主磁極と、前記主磁極の前記第2方向に配列される補助磁極とを有するハルバッハ配列を構成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のモーター。
  5. 前記第1スリットは、前記平面パターンにおいて、前記フレームの前記主磁極に重なる領域内に、前記主磁極の中心を通る直線上に設けられることを特徴とする請求項4に記載のモーター。
  6. 前記第1スリットは、前記平面パターンにおいて、前記主磁極の中心を除く領域に設けられることを特徴とする請求項5に記載のモーター。
  7. 前記フレームは、前記平面パターンにおいて、前記フレームの前記補助磁極に重なる領域内に、前記第2方向に沿うように設けられる第2スリットを有することを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載のモーター。
  8. 前記第2スリットは、前記第1スリットに連続的に設けられることを特徴とする請求項7に記載のモーター。
  9. 前記フレームは、前記平面パターンにおいて、前記フレームの前記補助磁極に重なる領域内に、前記第2方向に直交する第3方向に沿うように設けられる第3スリットを更に有することを特徴とする請求項4乃至8の何れか1項に記載のモーター。
  10. 前記第3スリットは、前記フレームの前記第3方向の端面に達することを特徴とする請求項9に記載のモーター。
  11. 前記電機子及び前記界磁の相対的な回転軸と同軸のシャフトを更に備えることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のモーター。
  12. 前記第1方向は、前記シャフトの軸方向であり、
    前記第2方向は、前記回転軸を中心とする円周方向であることを特徴とする請求項11に記載のモーター。
  13. 前記第1方向は、前記シャフトの半径方向であり、
    前記第2方向は、前記回転軸を中心とする円周方向であることを特徴とする請求項11に記載のモーター。
  14. 前記フレームは、非磁性体を含むことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載のモーター。
  15. 前記フレームは、軟磁性体を含むことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載のモーター。
  16. 前記フレームは、前記第1スリットの内壁に設けられる絶縁膜を介して前記第1スリット内に充填された軟磁性体からなるヨーク部を有することを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載のモーター。
  17. 前記電機子を固定子、前記界磁を可動子として備えることを特徴とする請求項1乃至16の何れか1項に記載のモーター。
  18. 電機子との間に第1方向のギャップを介して、前記第1方向に直交する第2方向に配列される複数の磁極、及び、前記複数の磁極を保持するフレームを有する界磁の製造方法であって、
    導電性材料を含み、前記第1方向から見た平面パターンにおいて、前記複数の磁極により生じる磁力線に沿うように設けられる第1スリットを有する前記フレームに、前記複数の磁極となる着磁対象を保持させることと、
    前記フレームに保持される前記着磁対象に、前記磁力線を実現するような磁界を着磁装置によって印加することと、
    を含むことを特徴とする界磁の製造方法。
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