JP2022069957A - 合成樹脂製容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】炭酸飲料を内容物とする耐圧ボトルとしての用途に好適な合成樹脂製容器において、炭酸ガスの透過を抑制しつつ、容器質量の低減化を図る。【解決手段】口部2、肩部3、胴部4、及び底部5を備える容器1において、口部2に設けられたネックリング22よりも下側の部分の高さ方向に沿った長さをネック下容器高さH、当該部分の質量をネック下容器質量Wとして、ネック下容器高さHに対する底部5の高さhの比h/HをR(h/H)で表し、ネック下容器質量Wに対する底部5の質量wの比w/WをR(w/W)で表したときに、1.00≦R(w/W)/R(h/H)≦1.90 ・・・(1)なる関係が成り立つ。【選択図】 図2
Description
本発明は、合成樹脂製容器に関し、特に、炭酸飲料を内容物とする耐圧ボトルとしての用途に好適な合成樹脂製容器に関する。
従来、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を用いてプリフォームを作製し、次いで、このプリフォームを二軸延伸ブロー成形などによってボトル状に成形してなる合成樹脂製の容器が、各種飲料品等を内容物とする容器として広い分野で利用されている。
このような合成樹脂製容器のうち、炭酸飲料を内容物とする飲料用容器にあっては、炭酸ガスによる圧力に耐え得る耐圧性を備えるとともに、容器内が陽圧になっても自立安定性が損なわれることなく、自立可能であることが要求される。このため、例えば、特許文献1が開示するような、いわゆるペタロイド形状に形成された底部を備える耐圧ボトルが知られている。
ところで、この種の容器にあっては、従前より、低コスト化のために使用樹脂量を削減し、ひいては容器質量の低減化を図る試みがなされている。
しかしながら、炭酸飲料を内容物とする耐圧ボトルにあっては、炭酸ガスの透過を抑制するために、ある程度の厚みを以て容器を成形する必要があるといように、容器質量を低減する上での制約があった。
そこで、本発明者らは、炭酸飲料を内容物とする耐圧ボトルとしての用途に好適な合成樹脂製容器において、炭酸ガスの透過を抑制しつつ、容器質量の低減化を図るべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
本発明に係る合成樹脂製容器は、口部、肩部、胴部、及び底部を備え、前記口部に設けられたネックリングよりも下側の部分の高さ方向に沿った長さをネック下容器高さH、当該部分の質量をネック下容器質量Wとして、前記ネック下容器高さHに対する前記底部の高さhの比h/HをR(h/H)で表し、前記ネック下容器質量Wに対する前記底部の質量wの比w/WをR(w/W)で表したときに、
1.00≦R(w/W)/R(h/H)≦1.90 ・・・(1)
なる関係が成り立つ構成としてある。
1.00≦R(w/W)/R(h/H)≦1.90 ・・・(1)
なる関係が成り立つ構成としてある。
本発明によれば、炭酸飲料を内容物とする耐圧ボトルとしての用途に好適な合成樹脂製容器において、炭酸ガスの透過を抑制しつつ、容器質量の低減化を図ることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す斜視図であり、図2は、同正面図、図3は、同底面図である。
まず、本発明の第一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す斜視図であり、図2は、同正面図、図3は、同底面図である。
これらの図に示す容器1は、口部2、肩部3、胴部4、及び底部5を備えており、胴部4が概ね円筒状に形成された、一般に、丸形ボトルと称される容器形状を有している。
このような容器1は、熱可塑性樹脂を使用して射出成形や圧縮成形などにより有底筒状のプリフォームPを作製し、このプリフォームPを二軸延伸ブロー成形などにより所定の容器形状に成形することによって製造することができる。
使用する熱可塑性樹脂としては、ブロー成形が可能な任意の樹脂を使用することができる。具体的には、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレート,非晶ポリアリレート,ポリ乳酸,ポリエチレンフラノエート又はこれらの共重合体などの熱可塑性ポリエステルが使用でき、特に、ポリエチレンテレフタレートなどのエチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステルが好適に使用できる。これらの樹脂は二種以上混合してもよく、他の樹脂をブレンドしてもよい。ポリカーボネート,アクリロニトリル樹脂,ポリプロピレン,プロピレン-エチレン共重合体,ポリエチレンなども使用できる。
口部2は、内容液の注入出口となる円筒状の部位である。かかる口部2の開口端側の側面には、図示しない蓋体を取り付けるためのねじ山21が設けられており、その下方には、周方向に沿って環状に張り出すネックリング22が設けられている。そして、ネックリング22の直下から、概ね同一径で円筒状に垂下する部分を含めて、口部2というものとする。
このような口部2の下端は、胴部4に向かって拡径して口部2と胴部4との間をつなぐ肩部3に連接している。図示する例において、肩部3は、丸みを帯びた円錐台状に形成されているが、肩部3の形状は、これに限定されない。例えば、いわゆるつる首状に形成したりすることもできる。
また、胴部4は、容器1の高さ方向の多くを占める部位であり、上端が肩部3に連接し、下端が底部5に連接している。
ここで、高さ方向とは、口部2を上にして容器1を水平面に正立させたときに、水平面に直交する方向をいうものとし、この状態(図2に示す状態)で容器1の上下左右及び縦横の方向を規定するものとする。
本実施形態において、容器1は、炭酸飲料を内容物とする耐圧ボトルとして好適に利用できるように構成されている。そのため、容器内が陽圧になっても自立安定性が損なわれないように、複数(図示する例では、五つ)の脚部51が、容器1の中心軸周りに回転対称に、かつ、均等な間隔で放射状に配設された、いわゆるペタロイド形状の底部5を備えている。
このような形状とされた底部5において、隣接する脚部51の間には、容器内方に嵌入してなる底溝部56が、底面中央部50から放射状に延在するようにして形成されている。一方、脚部51は、胴部4と連接する底部5の上端から垂下(図示する例では、容器内方にやや傾斜しながら垂下)して、周方向に沿った長さ(横幅)が下端側で狭められた外周面部52と、外周面部52の周方向両端縁から底溝部56に向かって延在する側面部53と、底面中央部50から外周面部52の下端部に向かって下向きに傾斜して延在する脚底面部54とを有している。そして、外周面部52と脚底面部54との連接部及びその近傍が、容器1を正立させたときに、接地面に接する接地部55となるように形成されている。
また、このような形状とされた底部5を備える容器1は、例えば、図4に示すように、型開きを考慮して設計された、開閉可能な分割型からなる胴型M1と、胴型M1の底部側に組み入れられる底型M2とを備えるブロー成形型Mを用いて成形することができる。
容器1をブロー成形するに際しては、加熱により軟化させてブロー成形が可能な状態とされてから、ブロー成形型MにセットされたプリフォームPが、ブロー成形型Mに支持されたネックリング22の直下を延伸の起点として、図示しない延伸ロッドにより軸方向(縦方向)に延伸されつつ、高圧流体ブローにより軸方向及び周方向(横方向)に延伸される。そして、延伸された部位にブロー成形型Mのキャビティ形状が転写されることによって、肩部3、胴部4、底部5が賦形されて、所定の容器形状を備える容器1に成形される。
なお、図4に示す例において、ブロー成形型Mについては、プリフォームP及び容器1の中心軸を含む紙面に平行な面で切り取った断面を示しており、図4(a)は、プリフォームPをブロー成形型Mにセットした状態、図4(b)は、ブロー成形された容器1を取り出すためにブロー成形型Mを型開きした状態をそれぞれ示している。
本実施形態では、ネックリング22よりも下側の部分の高さ方向に沿った長さをネック下容器高さH、当該部分の質量をネック下容器質量Wとして、ネック下容器高さHに対する底部5の高さhの比h/HをR(h/H)で表し、ネック下容器質量Wに対する底部5の質量wの比w/WをR(w/W)で表したときに、
1.00≦R(w/W)/R(h/H)≦1.90 ・・・(1)
なる関係が成り立ち、好ましくは、
1.40≦R(w/W)/R(h/H)≦1.85 ・・・(2)
なる関係が成り立つように、形状、寸法などを適宜調整して使用樹脂量を削減したプリフォームPにより容器1を成形する。
1.00≦R(w/W)/R(h/H)≦1.90 ・・・(1)
なる関係が成り立ち、好ましくは、
1.40≦R(w/W)/R(h/H)≦1.85 ・・・(2)
なる関係が成り立つように、形状、寸法などを適宜調整して使用樹脂量を削減したプリフォームPにより容器1を成形する。
ここで、前述したようにして成形された容器1にあっては、胴型M1と底型M2との境目にパーティングラインPLがあらわれるが、このパーティングラインPLに沿って切り取られた下側の部分を底部5として、底部5の高さh及び質量wを測定するものとする。
上記関係が成り立つように成形された容器1は、同様の容器形状の耐圧ボトルに対して、肩部3、胴部4の質量を維持したまま、底部5を軽量化することができ、これによって、炭酸ガスの透過を抑制しつつ、容器質量の低減化を図ることができる。
その理由は、次のように考えられる。すなわち、容器1をブロー成形するに際し、ブロー成形型Mに支持されたネックリング22の直下を延伸の起点として、プリフォームPが軸方向に延伸されるのは前述した通りであり、上記関係が成り立つようにプリフォームPの形状、寸法などを調整しても、延伸の途中までは調整前のプリフォームと同様に延伸する。このため、肩部3、胴部4の質量が維持される一方で、底部5に賦形される部分の樹脂量が減少し、より延伸した状態で底部5が賦形されるため、底部5を軽量化することができる。その結果、炭酸ガスの透過を抑制しつつ、容器質量の低減化を図ることができると考える。
また、一例を挙げると、図1などに示す容器形状の容器1を質量28gのプリフォームにより成形した場合(比較例)と、これに対して使用樹脂量を削減した質量25.5gのプリフォームにより成形した場合(実施例)とで、周方向の延伸倍率に対する軸方向の延伸倍率の比として求めた配向度を比較すると、底部5における底溝部56の底面中央部50寄りの部分での配向度は、比較例では概ね0.93、実施例では概ね1.00となり、底部5における外周面部52の下端側の部分での配向度は、比較例では概ね0.67、実施例では概ね1.02となった。このように、底部5が軸方向により延伸した状態で賦形され、配向結晶化度が高まることによって、底部5を軽量化しながらも、その強度低下を抑制することもできる。
ここで、上記一例において、ネック下容器高さHは184.6mm、底部5の高さhは29.0mmであった。
また、比較例におけるネック下容器質量Wは23.0g、底部5の質量wは7.50gであり、R(w/W)/R(h/H)の値は2.08であった。実施例におけるネック下容器質量Wは20.5g、底部5の質量wは5.20gであり、R(w/W)/R(h/H)の値は1.61であった。比較例と実施例とで、肩部3、胴部4の質量をそれぞれ比較してみたところ概ね同じであり、底部5にみられるような質量変化は認められなかった。
また、比較例におけるネック下容器質量Wは23.0g、底部5の質量wは7.50gであり、R(w/W)/R(h/H)の値は2.08であった。実施例におけるネック下容器質量Wは20.5g、底部5の質量wは5.20gであり、R(w/W)/R(h/H)の値は1.61であった。比較例と実施例とで、肩部3、胴部4の質量をそれぞれ比較してみたところ概ね同じであり、底部5にみられるような質量変化は認められなかった。
また、ペタロイド形状の底部5を備える容器1にあっては、ブロー成形後の底部5の冷却が不十分であると、元のプリフォームPの形状に戻ろうとする力が作用して、底面中央部50が下降するように変形する、いわゆる底落ちが発生する傾向がみられる。かかる底落ちは、内容積のばらつきや、環境応力腐食割れ耐性(ESCR)の低下の原因となり、さらには、内圧によって底落ちが顕著となると、自立安定性を損ねてしまう虞がある。相応の時間をかけて底部5を十分に冷却することで、底部5の底落ちが発生しないようにすることもできるが、それでは生産性が低下してしまう。
これに対し、前述の関係が成り立つように容器1を成形することで、底部5の樹脂量が減少することから、ブロー成形後に底部5が冷却され易くなり、その結果、底部5の底落ちを有効に回避しつつ、冷却時間を短縮して生産性を高めることが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、炭酸ガスの透過を抑制しつつ、容器質量の低減化が可能であるが、このような効果がより有効に奏されるには、容器1のネック下容器質量Wが23.0g以下であるのが好ましく、容器1の容量が350~700mLであるのが好ましい。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図5は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す要部切り欠き正面図であり、容器1は、前述した第一実施形態と同様の容器形状を有している。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図5は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す要部切り欠き正面図であり、容器1は、前述した第一実施形態と同様の容器形状を有している。
本実施形態において、容器1は、口部2、肩部3、胴部4、及び底部5を含む所定の容器形状に成形された容器本体1aの外周面側に、被覆層6が積層されている点で前述した第一実施形態と異なっている。
ここで、図5には、口部2から肩部3の上端側を部分的に切り欠いて、その断面を示しているが、断面にあらわれる容器本体1a、被覆層6の肉厚を誇張して描写している。
第一実施形態と異なる点を中心に、本実施形態を以下に説明するが、第一実施形態と共通する構成については、図中、第一実施形態と同一の符号を付して、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態において、容器1は、二色成形又はダブルモールドと称される射出成形法により、図6に示すような、有底筒状のプリフォーム本体Paと、プリフォーム本体Paの外周面側に積層された被覆材層60とを有するプリフォームPを作製し、かかるプリフォームPを前述したようにしてブロー成形することによって製造することができる。その際、延伸されたプリフォーム本体Paによって容器本体1aが成形されるとともに、プリフォーム本体Paに積層された被覆材層60が、プリフォーム本体Paと一体に成形されて、容器本体1aに積層された被覆層6となる。
なお、図6は、本実施形態で用いられるプリフォームPの一例を示す縦断面図であり、断面にあらわれるプリフォーム本体Pa、被覆材層60の肉厚を誇張して描写している。
図示する例において、被覆層6は、底部5の底面から胴部4、肩部3の外周面の全面を覆うとともに、その末端側が、口部2の下端側に設けられたネックリング22の下面を覆いつつ、ネックリング22の周端縁に達するように、容器本体1aの外周面側に積層されている。このような態様は、内容物の光による変質を抑制するために、被覆層6を着色して遮光性を付与することが要求される場合に特に好適であるが、被覆層6が積層される範囲は、これに限定されない。
本実施形態にあっては、ネックリング22よりも下側の部分の高さ方向に沿った長さをネック下容器高さH、当該部分の質量をネック下容器質量Wとして、ネック下容器高さHに対する底部5の高さhの比h/HをR(h/H)で表し、ネック下容器質量Wに対する底部5の質量wの比w/WをR(w/W)で表したときに、R(w/W)とR(h/H)との間に、被覆層6を含めて前述した(1)式なる関係が成り立つように容器1を成形する。
本実施形態のように、容器本体1aの外周面側に被覆層6が積層された容器1にあっても、前述したような関係が成り立つように成形することで、同様の容器形状の耐圧ボトルに対して、肩部3、胴部4の質量を維持したまま、底部5を軽量化することができ、これによって、炭酸ガスの透過を抑制しつつ、容器質量の低減化を図ることができる。
また、本実施形態において、容器本体1a(プリフォーム本体Pa)を形成する樹脂材料としては、前述したような熱可塑性ポリエステルが好ましく用いられる。被覆層6(被覆材層60)を形成する樹脂材料としては、容器本体1aから被覆層6を容易に剥離して分別できるようにするという観点から、容器本体1aを形成する樹脂材料と非相溶性の熱可塑性樹脂を用いるのが好ましい。例えば、容器本体1aを形成する樹脂材料として、熱可塑性ポリエステルを用いる場合、被覆層6を形成する樹脂材料には、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、エチレン-ビニルアルコール共重合体、ポリメタキシリレンアジパミド(MXD6)等のポリアミド系樹脂などを用いるのが好ましい。これらのなかでも、アルカリ耐性のあるポリオレフィン系樹脂が特に好ましい。
被覆層6を形成する樹脂材料に、アルカリ耐性のあるポリオレフィン系樹脂を用いることにより、環境応力腐食割れ耐性を向上させることができる。特に、底部5を軽量化することで、容器本体1aのみでは、環境応力腐食割れ耐性が劣ってしまうような場合であっても、アルカリ耐性のあるポリオレフィン系樹脂からなる被覆層6を容器本体1aの外周面側に積層することで、容器1に求められる環境応力腐食割れ耐性を維持又は向上させることができる。
このようにして、容器1の環境応力腐食割れ耐性を維持又は向上させる目的で、容器本体1aの外周面側に被覆層6を積層する場合には、特に図示しないが、少なくとも底部5の底面中央部50から接地部55に至る範囲を含むように、被覆層6を積層するようにしてもよい。その際、被覆層6の末端側が、接地部55を越えて外周面部52側を覆うように、さらには、底部5と胴部4との境目にあらわれるパーティングラインPLの近傍までを覆うように、被覆層6を積層するのが好ましい。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
1 容器
1a 容器本体
2 口部
22 ネックリング
3 肩部
4 胴部
5 底部
50 底面中央部
55 接地部
6 被覆層
1a 容器本体
2 口部
22 ネックリング
3 肩部
4 胴部
5 底部
50 底面中央部
55 接地部
6 被覆層
Claims (3)
- 口部、肩部、胴部、及び底部を備え、
前記口部に設けられたネックリングよりも下側の部分の高さ方向に沿った長さをネック下容器高さH、当該部分の質量をネック下容器質量Wとして、前記ネック下容器高さHに対する前記底部の高さhの比h/HをR(h/H)で表し、前記ネック下容器質量Wに対する前記底部の質量wの比w/WをR(w/W)で表したときに、
1.00≦R(w/W)/R(h/H)≦1.90 ・・・(1)
なる関係が成り立つことを特徴とする合成樹脂製容器。 - 前記口部、前記肩部、前記胴部、及び前記底部を含む所定の容器形状に成形された容器本体と、
前記容器本体の外周面側に積層される被覆層と
を備え、
前記被覆層を含めて前記(1)式なる関係が成り立つ請求項1に記載の合成樹脂製容器。 - 前記被覆層が、ポリオレフィン系樹脂からなり、かつ、少なくとも前記底部の底面中央部から接地部に至る範囲を含むように積層されている請求項2に記載の合成樹脂製容器。
Priority Applications (1)
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JP2020178929A JP2022069957A (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 合成樹脂製容器 |
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JP2020178929A JP2022069957A (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 合成樹脂製容器 |
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JP2022069957A true JP2022069957A (ja) | 2022-05-12 |
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ID=81534171
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2022069957A (ja) |
-
2020
- 2020-10-26 JP JP2020178929A patent/JP2022069957A/ja active Pending
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