JP2022068635A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の回収トナー容器、両方の回収トナー容器に繋がる一つの搬送路、回転方向切り替えで回収トナー搬送先を切替えできる回収トナー搬送部材を持つ構成の場合、回収部材から搬送される回収トナーを各回収トナー容器に振分ける分岐部が存在し、一方の回収トナー容器が満杯になった場合、搬送路内の回収トナーは、回収部材から搬送される新たな回収トナーと、分岐部Aから回収トナー容器までの回収トナー搬送路に残っている回収トナーが存在する。この状態で回収トナー搬送先を切替えた場合、新たな回収トナーと分岐部Aから回収トナー容器までの回収トナー搬送路に残っている回収トナーが分岐部Aで合流する。搬送路の容量を超えた量の回収トナーが分岐部Aに集まるため分岐部Aで回収トナーが詰まる可能性がある。【解決手段】 画像形成動作を停止する際、回収トナー搬送路下流の回収トナー250bは全て回収トナー容器210aまたは回収トナー容器210bに移送する。【選択図】 図10

Description

本発明は、画像形成装置における回収トナーの搬送制御に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラムや中間転写ベルト上に画像形成を行った際に残留したトナーをクリーニング部材により除去し、除去されたトナーを回収トナー容器に収容している。近年、このような画像形成装置は単位時間当たりの印刷可能枚数向上に伴い、大量印刷が行われるPOD(プリント・オン・デマンド)市場での運用が拡大している。POD市場では、画像形成装置の使用頻度が高いため、回収トナー容器の交換回数が多いという特徴がある。そのため、回収トナー容器の交換作業を装置が停止せずに行うことができるようにすることが重要である。
そこで、特許文献1では、回収トナー容器と回収トナー搬送経路を複数持ち、片方の回収トナー容器が満載になった場合、もう片方の回収トナー容器に回収トナーを回収するように切り替える、といった技術が提案されている。
特開2008-203811号
特許文献1において、例えば、2つの回収トナー容器(210a、210b)と、両方の回収トナー容器に繋がる一つの搬送路(207)と、回転方向を切り替えることで回収トナーの搬送先を切り替えることのできる回収トナー搬送部材(208)を持つ構成が考えられる(図8(a))。
この構成の場合、回収部材から搬送される回収トナーを各回収トナー容器に振り分ける分岐部Aが存在する。この時、一方の回収トナー容器210aが満載になった場合(図8(b))、搬送路内の回収トナーは、回収部材から搬送される新たな回収トナー250aと、分岐部Aから回収トナー容器210aまでの回収トナー搬送路に残っている回収トナー250bが存在する。
この状態で、回収トナーの搬送先を切り替えた場合、新たな回収トナー250aと分岐部Aから回収トナー容器210aまでの回収トナー搬送路に残っている回収トナー250bが分岐部Aで合流する。この場合、搬送路の容量を超えた量の回収トナーが分岐部Aに集まるため、分岐部Aで回収トナーが詰まる可能性がある(図8(c))。
本発明は、前記課題に対し、回収トナー搬送経路内で回収トナーが詰まることを抑制することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の画像形成システムは、原画像を像担持体上に形成し、さらに記録媒体上に転写して重ね合わせることにより複数の色からなる画像形成をする画像形成装置において、像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段と、前記クリーニング手段により除去された回収トナーを収容する第1回収トナー容器及び第2回収トナー容器と、前記クリーニング手段により除去された回収トナーを搬送する回収トナー搬送路上流と、前記回収トナー搬送路上流と前記第1回収トナー容器及び前記第2回収トナー容器の両方の回収トナー容器に繋がる一つの回収トナー搬送路下流と、前記クリーニング手段により除去された回収トナーを搬送する搬送手段と、前記回収トナー容器に前記回収トナーが回収可能かを判断する回収トナー回収可否判断手段と、前記回収トナー回収可否判断手段により回収トナーが回収不可能を検知した際に回収トナーを収容する回収トナー容器を切り替える手段と、を備え、画像形成動作を停止する際は、所定時間、前記回収トナーを搬送する前記搬送手段を停止しないことを特徴とする。
本発明によれば、回収トナー搬送経路内で回収トナーが詰まることを抑制できる。
中間転写方式の画像形成装置の断面図 回収トナー経路の断面図 回収トナー容器及び回収トナー搬送路を示す図 回収トナー容器格納部を示す図 回収トナー検知部を示す図 回収トナー検知部を示す図 画像形成装置のブロック図 (a)、(b)、(c)は従来の回収トナー搬送の図 (a)、(b)、(c)は実施例における回収トナー搬送の図 回収トナー搬送制御のフロー図
以下、本発明の実施例に係る画像形成装置を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る画像形成装置を正面の断面図で示した概略構成図であり、図2は回収トナー経路を正面の断面図で示した図である。
この画像形成装置100は、中間転写ベルト31の水平部に画像形成部1Y、1M、1C、1Kが直列状に配置されたタンデム型中間転写方式の画像形成装置であり、外部機器から送信された画像信号に応じて、電子写真方式によりシート材Sにフルカラー画像を形成する。
画像形成部1Y、1M、1C、1Kは感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色トナー像を形成して中間転写ベルト31上の同一画像位置に一次転写する。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ33、テンションローラ34と二次転写を行うための転写対向ローラ32によって張架されて回転する。中間転写ベルト31の内周面側には、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに対向する位置に一次転写を行うための一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kが配置されている。
イエローのトナー像を形成する感光ドラム11Yの周囲には、感光ドラム11Yの表面を一様に帯電させる帯電器12Yと、感光ドラム11Yに像光を照射して表面に潜像を形成する露光装置13Yと、感光ドラム11Y上の潜像にトナーを転移させてトナー像を形成する現像器14Yと、トナー像の一次転写後に感光ドラム11Yに残留するトナーを除去するクリーニング装置15Yとを備えている。マゼンダ、シアン、ブラックのトナー像を形成する構成は、トナーの色が異なる以外は、同様の構成となる。
一方、給紙カセット61、62、63、64に格納されたシート材Sは、給紙ローラ71、72、73、74のいずれかが回転することで給紙搬送路81へ搬送されており、レジストローラ75は、中間転写ベルト31上のトナー像とタイミングを合わせて二次転写ローラ41と転写対向ローラ32の接触によって形成される二次転写部にシート材Sを給送する。
次に、トナー像が転写されたシート材Sは、搬送ベルト42により熱定着装置5に搬送され、熱定着装置5で加熱圧着することによりトナー像をシート材Sの表面に固着させてフルカラー画像が定着され、排紙搬送経路82及び、反転搬送路83を通って排紙トレイ65に送り出される。
次に、作像中に発生する転写残トナー及び現像部で発生する劣化現像剤(以下は総称して回収トナーと呼ぶ)の回収経路を説明する。イエロードラム11Y部で発生する回収トナーはブレード15Yで掻き取られ不図示のスクリューにより装置奥側へ搬送され、図2の縦パイプ203へ搬送される。同時に現像14Y部で発生した劣化した回収トナーも縦パイプ203へ搬送され、同じくマゼンタ、シアン、ブラックでも同工程にて縦パイプ203へ搬送される。また、転写クリーニングユニット36でブレード101に掻き取られた回収トナーも縦パイプ202へ搬送され、各ユニットから排出された回収トナーはメイン回収トナーパイプ204内で合流し、回収トナー駆動モータ240によって回収トナースクリュー205を回転させ排出パイプ201まで搬送される。回収トナー駆動モータ240は排出パイプ内スクリュー206の駆動源も兼ねている。
図3は、図2の回収トナー容器格納部200aおよび200b部分への回収トナーの搬送手段を詳細に示した図である。排出パイプ201へ搬送された回収トナーは、排出パイプ内スクリュー206により、横パイプ207まで搬送される。横パイプ207に搬送された回収トナーは、横パイプ内スクリュー208により、回収トナー容器格納部200aまたは200b方向へ搬送される。横パイプ内スクリュー208は、駆動モータ209により回転させられ、正逆転可能に駆動する。駆動モータ209が正回転した際は、横パイプ207内の回収トナーは回収トナー容器格納部200a方向へ移動し、駆動モータ209が逆回転した際は、横パイプ207内の回収トナーは回収トナー容器格納部200b方向へ移動する。
横パイプ内スクリュー208の回転方向により、回収トナー容器格納部200aまたは200b方向へ搬送された回収トナーは、回収トナー容器格納部200aまたは200b上部の開口部より落下することで回収トナー容器210aまたは210bに堆積収納される(以下、排出パイプ201、縦パイプ202、縦パイプ203、回収トナーパイプ204をまとめて回収トナー搬送路上流、横パイプ207を回収トナー搬送路下流、回収トナー搬送路上流と下流を総称して回収トナー搬送路と呼ぶ)。
次に、回収トナー容器格納部200aおよび200bの詳細構成について説明する。図4は回収トナー容器格納部200aの詳細構成を図示している。回収トナー容器格納部200aと200bは同じ構成をとっているため、回収トナー容器格納部200aについてのみ図4を用いて詳細構成を説明する。
回収トナー容器格納部200aは開閉扉211aと突起部212a、フォトインタラプタ213a、プッシュスイッチ214a、開口部215aの4つで構成されている。フォトインタラプタ213aは開閉扉211aを閉めると突起部212aが遮光する位置に取り付けられており、フォトインタラプタ213aの信号を読み取ることで開閉扉211aの開閉を検出することが可能である。本実施例ではフォトインタラプタ213aからHiの信号を検知すると開閉扉211aが閉まっている、Lowを検知すると開閉扉211aが開いていると判断する。
プッシュスイッチ214aは、正しく奥まで回収トナー容器210aを格納したときに限り回収トナー容器210aがプッシュスイッチ214aを押すことが可能である位置に取り付けられている。これにより、プッシュスイッチ214aの信号を読み取ることで回収トナー容器210aの有無を検知することが可能である。本実施例ではプッシュスイッチ214aからHiの信号を検知すると、回収トナー容器210aが回収トナー格納部200a内部に有ると判断し、Lowを検知すると回収トナー容器210aが回収トナー格納部200a内部に無いと判断する。
開口部215aは回収トナー容器格納部200aの上部にあり、横パイプ内スクリュー208によって搬送されてきた回収トナーを回収トナー容器210aに落とすために用意されているものである。
次に、回収トナー容器210a、210b内の回収トナーの検知手段について説明する。図5、図6は、回収トナー容器210aの検知手段230aの詳細構成を図示している。回収トナー容器210bの検知手段230bは全く同じ構成をとっているため、回収トナー容器210aの回収トナーの検知手段230aについて図5、図6を用いて説明する。
画像形成装置100は、図5に示すように、回収トナー容器210aの上部において、回収トナー容器前後から挟み込むように配置される回収トナー検知部230aを持つ。回収トナー検知部230aは、回収トナー容器210aの上部から見た図6に示すように、光を発光する発光部と、受光する受光部を持ち、光路上に配置される回収トナー容器内の回収トナーを検知する。回収トナー検知部230aは、回収トナー容器内の回収トナー量が所定量以上になると、回収トナーがこの検知部の発光部分と受光部分との間の光を遮り、この検知部分まで回収トナー量が来たことを検知することができる。
この回収トナー検知部230aで回収トナーを検知するタイミングは、回収トナー容器の交換が間もなく必要で、交換準備を促すタイミングとする。実際に回収トナー容器が満杯になり、交換を促すタイミングは、回収トナー検知部230aが回収トナーを検知してから所定枚数出力した後とすることでも可能であり、回収トナー容器の排出口付近に同様の検知手段を配置し、その検知手段で回収トナーを検知した時とすることでも可能である。
さらに、回収トナーを検知する手段を全く持たない構成では、新品の回収トナー容器が設置されてから所定枚数出力後に、回収トナー容器の交換準備タイミングとし、さらに所定枚数出力後に、回収トナー容器の満杯検知タイミングとすることでも実現可能である。
次に、図7を用いて、本実施例における画像形成装置100のブロック図について説明する。
CPU300は、ROM301、RAM302、通信コントローラ303、操作パネル304、画像形成部1Y、1M、1C、1K、負荷制御部306、熱定着装置5、回収トナー検知部230a、230b、回収トナー容器210a、210bが回収トナー容器格納部200a、200b内部に格納されているかを検知するプッシュスイッチ214a、214bと接続されている。
CPU300は、ホストコンピューター305、または、操作パネル304を介して印刷ジョブが入力されると、ROM301に格納されたプログラムによって、画像形成部1Y、1M、1C、1K、負荷制御部306、熱定着装置5に指示を出す。画像形成部1Y、1M、1C、1Kは、図1で説明したように、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kにトナー像を形成し、中間転写ベルト31にカラートナー像、もしくは、モノクロトナー像を転写し、当該カラートナー像を用紙に転写する処理を行う。
負荷制御部306は、CPU300の制御下で動力源であるモータ類の制御を行い、給紙カセットからのシート材の搬送や、各色の感光ドラムや中間転写ベルトなどの回転を行う。
熱定着装置5は、画処理部においてシート材に転写されたカラートナー像、もしくは、モノクロトナー像を加圧定着することにより、トナー像をシート材Sの表面に定着させる。
駆動モータ209は、正逆の回転により画像形成装置100内のいずれかの回収トナー容器へ回収トナーの排出を行う。
回収トナー検知部230a、及び、回収トナー検知部230bは、回収トナー容器内の回収トナーを検知し、プッシュスイッチ214a、214bは、回収トナー容器210a、210bのそれぞれが回収トナー容器格納部200a、200b内部に挿入されているかを判断する。操作パネル304は表示部を有しており、画像形成装置100の動作状況や消耗品の状態をユーザーに表示部で報知するとともに、ユーザーによる入力操作を受け付ける。通信コントローラ303はCPUの制御下で画像形成装置100とホストコンピューター305との通信を行う。
[実施例]
従来の回収トナー搬送路、2個の回収トナー容器、2個の回収トナー容器を繋ぐトナー搬送路を含む構成の画像形成装置100において、回収トナー詰まりのケースについて図8を用いて説明する。図8(a)は、回収トナー容器210aが既に回収トナー回収不能を検知している状態で、且つ回収トナー250a、250bが回収トナー搬送路からトナー容器210bに送られている状態である。この時、回収トナー容器210bが回収トナー回収不可能を検知した場合、回収トナーを回収可能な回収トナー容器が無いため、回収トナー250a、250bは回収トナー搬送路内に滞留する。(図8(b))
この状態で、回収トナー容器210aが新品に交換されると、駆動モータ209により横パイプ内スクリュー208の正逆転を切り替えて駆動させ、回収トナー容器210a方向へ回収トナー250bを搬送する。この時、回収トナー搬送路上流から送られてくる回収トナー250aと回収トナー250bとが回収トナー搬送路上流と回収トナー搬送路下流との分岐部Aに回収トナー搬送路の容量を超えた量の回収トナーが集まり、回収トナー250a、250bが詰まる可能性がある(図8(c))。
本実施例における、回収トナーの搬送制御における各時点での回収トナーの状態について図9を用いて説明する。回収トナー容器210aが既に回収トナーを回収不能で、回収トナー容器210bは回収可能である場合、回収トナー250bは、回収トナー容器210bに向かって搬送される(図9(a))。
回収トナー250bを搬送中に、回収トナー容器210bが回収トナー回収不能を検知した場合、回収トナーを回収できる容器がなくなったため、画像形成動作を停止する。画像形成動作の停止により、新たな回収トナーの供給が止まるため、回収トナースクリューモータ240を停止することによって、回収トナー250aの移送を停止する。しかし、横パイプ207内に残っている回収トナー250bは、そのまま回収トナー容器210bに向けて搬送する(図9(b))。
このため、本実施例では、回収トナー容器210a、210bは、回収トナーを回収不能と判断した後、横パイプ207に残留し得る量の回収トナーは、収容可能であるとする。その後、回収トナー容器210aが新品に交換されると、画像形成動作の開始と共に、回収トナー250aの移送が再開される(図9(c))。
以上の動作により、横パイプ207内に回収トナーが残留することが無くなるため、回収トナー搬送路上流と回収トナー搬送路下流との分岐部Aで回収トナーのつまりを防ぐことができる。
次に、回収トナー搬送制御フローについて図10を用いて説明する。回収トナー搬送制御が開始されると、CPU300は、画像形成装置100が画像形成動作を開始したかどうかを判断する(ステップS500)。画像形成動作を開始していない場合は、再度、画像形成動作を開始したかどうかの判断をし(ステップS500でNO)、画像形成動作を開始した場合(ステップS500でYES)は、回収トナー容器210aが回収トナー回収不能か否かを判断する(ステップS501)。
回収トナー容器210aが回収トナー回収不能でない場合(ステップS501でNO)、駆動モータ209を正回転させることにより(ステップS503)、回収トナーを回収トナー容器210aへ移送する。
回収トナー容器210aが回収トナー回収不能である場合(ステップS501でYES)、回収トナー容器210bが回収トナー回収不能であるか否かを判断する(ステップS502)。
回収トナー容器210bが回収トナー回収不能でない場合(ステップS502でNO)、駆動モータ209を逆回転させることにより(ステップS504)、回収トナーを回収トナー容器210bへ移送する。
回収トナー容器210bが回収トナー回収不能である場合(ステップS502でYES)、回収トナーを回収可能な容器が無いため、新たな回収トナーの供給を停止させるために、画像形成動作を停止し(ステップS505)、駆動モータ209が駆動しているか否かを判断する(ステップS509)。駆動モータ209が駆動している場合(ステップS509でYES)、ステップS507へ進む。ステップS507以降は後述する。駆動モータ209が駆動していない場合(ステップS509でNo)、回収トナー搬送制御を終了する。
画像形成動作が開始し、回収トナーの移送が開始される(ステップS501でNO、もしくはステップS502でNO)と、CPU300は、画像形成動作が終了したかどうかを判断する(ステップS506)。画像形成動作が終了していない場合(ステップS506でNO)、回収トナーの移送を継続して良いかを判断するために、再度、回収トナー容器210aが回収トナー回収不可能化を判断する(ステップS501)。
画像形成動作が終了している場合(ステップS506でYES)、横パイプ内の回収トナーを回収トナー容器へ移送しきるために、所定時間Tの経過を待つ(ステップS507)。所定時間Tは、横パイプ207内の回収トナーの搬送能力によって異なる。別の実施例として、所定時間Tを待つのでは無く、横パイプ207内にセンサ等を取り付け、横パイプ207内に回収トナーが残っているかを判断しても良い。所定時間Tが経過した場合(ステップS507でYES)、回収トナーの移送を止めるために、駆動モータ209を停止し(ステップS508)、回収トナー搬送制御を終了する。
1 画像形成部
100 画像形成装置
200a、200b 回収トナー容器格納部
201 排出パイプ
202、203 縦パイプ
204 メイン回収トナーパイプ
205 回収トナースクリュー
210a、210b 回収トナー容器
230a、230b 回収トナー検知部
240 回収トナースクリューモータ

Claims (2)

  1. 像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段により除去された回収トナーを収容する第1回収トナー容器及び第2回収トナー容器と、
    前記クリーニング手段により除去された回収トナーを搬送する回収トナー搬送路上流と、
    前記回収トナー搬送路上流と前記第1回収トナー容器及び前記第2回収トナー容器の両方の回収トナー容器に繋がる一つの回収トナー搬送路下流と、
    前記クリーニング手段により除去された回収トナーを搬送する搬送手段と、
    前記回収トナー容器に前記回収トナーが回収可能かを判断する回収トナー回収可否判断手段と、
    前記回収トナー回収可否判断手段により回収トナーが回収不可能を検知した際に回収トナーを収容する回収トナー容器を切り替える手段と、
    を備え、
    画像形成動作を停止する際は、所定時間、前記回収トナーを搬送する前記搬送手段を停止しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記所定時間とは、前記回収トナー搬送路下流内の前記回収トナーを搬送する前記搬送手段によって、前記第1回収トナー容器及び前記第2回収トナー容器への回収トナーの搬送が完了する時間であることを特徴とする画像形成装置。
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