JP2022067947A - バックル装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022067947000001
【課題】構造が容易で強度があり、ボタン押圧時の不安感を取り除くことができる本体ユニットと、係止ユニットと、ラッチユニットとを備えるバックル装置を提供する。
【解決手段】本体ユニット3は、囲んで収容空間を画定するハウジングと、ハウジングに設けられる2つの第1の貫通穴と、収容空間に設けられる2つのスライダーと、スライダーに当接する2つの第1の弾性体を備える。係止ユニット4は、収容空間に分離可能に設けられるラッチプレート41と、ラッチプレート41に設けられる2つのラッチ穴42を備え、ラッチユニットは、第1の貫通穴に穿設される2つのボルト体と、ボルト体に当接する2つの第2の弾性体とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、バックル装置に関し、特に、該バックル装置が押圧されてロック解除されることを遠隔電子信号を利用して止める二重保護のバックル装置に関する。
体感効果を提供するアトラクションは、椅子を移動させるか、または回転させることで、体感効果を生じ、座り人に危険を及ぼすことを回避するために、該椅子に安全ベルトを設け、ラッチプレート及びバックルを有するロック固定構造を介して座り人を椅子に固定し、アトラクションの運転際、座り人に危険を及ぼすことを回避し、さらに座り人が椅子に密着して、椅子移動際に生じた体感効果を感じることができる。
図1を参照して、台湾特許I684541であり、バックル装置10が示され、該バックル装置10は、ラッチプレート11を挿設するために用いられ、該バックル装置10は、2つの垂直回転ディスク101と、ボタン102と、2つの電磁押し棒103と、該2つの垂直回転ディスク101と該ボタン102との間に設けられる2つの第1のスプリング104と、該2つの電磁押し棒103にそれぞれ設けられる2つの第2のスプリング105と、該2つの電磁押し棒103を検出するための検出装置106とを備える。
該垂直回転ディスク101が該ラッチプレート11と干渉を生じることができ、該ラッチプレート11を該バックル装置10にロック固定する。該ボタン102が外力により押圧された後、該垂直回転ディスク101のロック固定状態を解除でき、該第1のスプリング104が該垂直回転ディスク101を押し、同時に該ラッチプレート11を外へ押し出す。
該第2のスプリング105は、該電磁押し棒103を該垂直回転ディスク101に押し入れ、該垂直回転ディスク101をロック固定することに用いられ、該ボタン102が押圧されても、該垂直回転ディスク101が回転できない。該電磁押し棒103が該垂直回転ディスク101から分離されなければ、該ボタン102が該垂直回転ディスク101による該ラッチプレート11に対するロック固定状態を解除できない。
従来技術にバックル装置が開示されるが、実際の使用際、以下の欠点を持っている。
一、複雑な構造:
従来の垂直回転ディスクは、構造が複雑であり、スプリングまたはロック固定構造が対応して設けられるように、複数のミゾとボスを有し、漸進的に組み立てることができず、組み立て者が適切な空間を利用する必要があり、スプリング構造の生じた弾性、及び回転構造の回転により生じた、構造位置が固定されない条件を克服し、部品が該バックル装置に設けられ、構造が複雑であり、組み立てにくい。
二、ボタンの押圧を止めることができない:
従来の電磁押し棒が垂直回転ディスクと干渉を生じても、ボタンが外力により押圧でき、垂直回転ディスクが電磁押し棒により干渉されるため回転できないが、該ボタンが押圧されると、座り人に多くの不安を感じさせる。
三、構造強度の不足:
垂直回転ディスクが回転軸を介しなければ、バックル装置の中間に設けることができず、回転軸が該垂直回転ディスクの両側アームに接続され、回転軸の長さが長く、外力のため変形しやすく、また、電磁押し棒が直接垂直回転ディスクを係止し、ラッチプレートによる引張力が著しく不足であり、垂直回転ディスクには、他の構造と干渉を生じて回転角度を制限するための複数のボスが設けられ、該複数のボスの体積が小さく、摩耗されやすく、垂直回転ディスクが摩耗されると、危険が発生しやすい。
このため、取り付け時間を縮み、耐用度を高める強い構造を有し、バックル装置が持つべき機能を維持できるように、如何に構造を改善するかは、関連技術者の努力が必要な目標となっている。
台湾特許I684541号明細書
これに鑑み、本発明の目的は、本体ユニットと、係止ユニットと、ラッチユニットとを備えるバックル装置を提供することである。
該本体ユニットは、囲んで収容空間を画定するハウジングと、該ハウジングに設けられる少なくとも1つの第1の貫通穴と、該収容空間に設けられる少なくとも1つのスライダーと、該スライダーに当接する少なくとも1つの第1の弾性体とを備える。
該係止ユニットは、該収容空間に分離可能に設けられ、該スライダーに分離可能に当接するラッチプレートと、該ラッチプレートに設けられる少なくとも1つのラッチ穴とを備える。
該ラッチユニットは、該第1の貫通穴に穿設される少なくとも1つのボルト体と、該ボルト体に当接する少なくとも1つの第2の弾性体とを備える。
該ラッチプレートが該スライダーから分離するとき、該第1の弾性体が該スライダーを押すことで、該スライダーが該ボルト体に当接して支持し、該ボルト体が該収容空間に入ることを止め、該ラッチプレートが該スライダーに接触するとき、該ラッチプレートが該スライダーを押して移動させることができ、該第2の弾性体が該ボルト体を該ラッチ穴に押し入れて該ボルト体が該ラッチプレートをロック固定する。
本発明の別の技術手段では、上記の本体ユニットは、該ハウジングに設けられ、該第1の貫通穴と間隔を置いて設けられる少なくとも1つの第2の貫通穴をさらに備え、該第2の弾性体が該ボルト体を該ラッチ穴に押し入れるとき、該ボルト体がさらに該第2の貫通穴に穿設される。
本発明のさらなる技術手段では、上記のバックル装置は、該ハウジングに設けられる押圧体と、該押圧体に当接する第3の弾性体とを備える押圧ユニットをさらに備え、該押圧体は、第1の位置と第2の位置との間を移動でき、該スライダーが該ボルト体に当接して支持するとき、該ボルト体と相互に間隔をおくように、該押圧体が該第3の弾性体により該第1の位置まで押され、該ボルト体が該ラッチ穴に入るとき、該ボルト体が該押圧体に接続され、該押圧体が外力により押圧されるとき、該第2の位置に移動して該ボルト体の位置移動を連動することができる。
本発明のまた別の技術手段では、上記の押圧ユニットは、該押圧体に設けられる少なくとも1つの支持斜面をさらに備え、該ボルト体が該収容空間に入るとき、該ボルト体が該支持斜面に接続され、該押圧体が外力により押圧されるとき、該第1の位置から該第2の位置まで移動できることで、該支持斜面が該ボルト体を該ラッチ穴から移り出すことができる。
本発明の別の一技術手段では、上記のバックル装置は、該ハウジングに設けられる少なくとも1つの電磁モジュールと、該電磁モジュールに穿設される少なくとも1つの電磁押し棒と、該電磁押し棒に当接する少なくとも1つの第4の弾性体とを備える電磁ユニットをさらに備え、該電磁押し棒が第3の位置と第4の位置との間を移動でき、該電磁モジュールが励磁しているとき、該ボルト体と相互に間隔をおくように、該電磁押し棒を該第3の位置にすることができ、該ボルト体が該収容空間に入って該電磁モジュールが励磁していないとき、該第4の弾性体が該電磁押し棒を該第4の位置まで押し、該電磁押し棒が該ボルト体と相互に干渉することで、該ボルト体が該収容空間から離れることを止める。
本発明のさらに別の一技術手段では、上記のバックル装置は、該ハウジングに設けられ、該電磁押し棒の位置を検出する少なくとも1つの検出モジュールと、該検出モジュール及び該電磁モジュールに電気的接続される制御モジュールとを備える制御ユニットをさらに備える。
本発明のまたさらに別の一技術手段では、上記のラッチユニットは、該ボルト体に接続される少なくとも1つのラッチ案内体をさらに備え、該ラッチ案内体は、該ハウジングに接続される2つの側壁と、それぞれ該2つの側壁に設けられる2つの案内部と、該2つの側壁に接続される頂壁とを有する。
本発明の別の一技術手段では、上記のボルト体は、該第1の貫通穴に設けられ、該収容空間に挿入可能なロック固定部と、該ロック固定部に接続される突出延在部と、それぞれ該突出延在部の両側に設けられ、それぞれ該2つの案内部に穿設される2つのサイドウィングとを有する。
本発明のさらに別の一技術手段では、上記のハウジングは、第1の板部と、該第1の板部と間隔を置いている第2の板部と、間隔を置いて設けられ、該第1の板部と該第2の板部に接続される2つの第3の板部と、該2つの第3の板部に接続され、該第1の板部と間隔を置いている第4の板部と、該第1の板部に接続される少なくとも1つの電磁固定部とを備え、該第1の板部、該第2の板部及び該2つの第3の板部が組み合わせて囲んで該収容空間を画定し、該第1の貫通穴が該第1の板部に設けられ、該第2の貫通穴が該第2の板部に設けられ、該押圧体が該第1の板部、該2つの第3の板部及び該第4の板部の間に設けられ、該電磁モジュールが該電磁固定部に設けられる。
本発明のさらなる一技術手段では、上記の該第1の板部と該第2の板部との間隔距離が該ラッチプレート及び該スライダーの厚みと合わせ、該第1の板部と該第2の板部が該ラッチプレート及び該スライダーをクランプできることで、該ラッチプレート及び該スライダーが該収容空間において安定して摺動できるようにし、該ラッチプレート及び該スライダーのうちの1つが該ボルト体に当接して支持して、該ボルト体が該収容空間に入ることを止める。
本発明の有益な効果は、以下のとおりである。該第1の弾性体が該スライダーを押すことに用いられ、該ボルト体が該係止ユニットのラッチ穴から離れるとき、該第1の弾性体が該スライダーを押して、該ラッチプレートの位置を移動させて該バックル装置のロック係止状態を解除する。該スライダーと該ラッチプレートが相互に協力し、交替に該ボルト体に当接して支持し、該ボルト体が該収容空間に入ることを回避する。該ラッチプレートが該収容空間に挿入されるとき、該ラッチプレートが該スライダーを押して移動させることができ、該ボルト体を該ラッチ穴に挿入し、該ボルト体が該ラッチプレートに対して干渉を生じ、該ラッチプレートが該収容空間から離れることを止める。該第1の貫通穴と該第2の貫通穴が協力することで、該ボルト体に当接して支持し、該ラッチプレートの外部引張力を高め、該バックル装置の構造強度を効果的に向上させることができる。
台湾特許I684541において、垂直回転ディスク構造を用いるバックル装置の内部構造を示す側面模式図である。 本発明のバックル装置の好ましい実施例における該バックル装置の立体態様を示す立体模式図である。 本発明の該好ましい実施例における該バックル装置の分解態様を示す分解模式図である。 該好ましい実施例で、第1の板部上にラッチユニット及び電磁ユニットが設けられる立体態様を示す立体模式図である。 該好ましい実施例における該ラッチユニットのボルト体の立体態様を示す立体模式図である。 該好ましい実施例における該ラッチユニットのラッチ案内体の立体態様を示す立体模式図である。 該好ましい実施例における該電磁ユニットの構造分解態様を示す分解模式図である。 該好ましい実施例における制御ユニットと該電磁ユニットの2つの電磁モジュールの設置態様を示す装置の機能モジュール図である。 該好ましい実施例で、係止ユニットが該本体ユニットから分離するときの側面断面態様を示す側面断面模式図である。 該好ましい実施例で、該係止ユニットが該本体ユニットに挿入される側面断面態様を示す側面断面模式図である。 該好ましい実施例で、該電磁ユニットが第4の位置にあり、該ボルト体に対して干渉を生じる側面断面態様を示す側面断面模式図である。 該好ましい実施例で、該電磁ユニットが第3の位置にあり、押圧ユニットが外力により押圧され、該ボルト体を押して係止ユニットから離れさせる側面断面態様を示す側面断面模式図である。
本発明の関連出願特許の特徴と技術内容についてはっきりと示すため、以下、図面の好ましい実施例を組み合わせて詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、本発明のバックル装置の好ましい実施例であり、該バックル装置は、本体ユニット3と、係止ユニット4と、ラッチユニット5と、押圧ユニット6と、電磁ユニット7と、制御ユニット8とを備える。
図2に示すように、該好ましい実施例では、該バックル装置は、第1のケーシング201及び第2のケーシング202の中に設けられ、該第1のケーシング201と該第2のケーシング202は、該バックル装置の保護カバーであり、外部の力が該バックル装置の機械構造を干渉することを回避できるし、該バックル装置が人に対して損害を与えることを回避できる。
図3に示すように、該バックル装置が延在固定体203に接続され、該延在固定体203には、固定穴204及び2つのロック固定穴205が設けられる。該2つのロック固定穴205は、2つのロック固定ユニット206が穿設されて、該バックル装置と延在固定体203をロック固定するために用いられる。
該固定穴204は、該延在固定体203を椅子(図示せず)に固定できることで、該バックル装置を該椅子に設け、ベルト体(図示せず)と組み合わせて人(図示せず)を該椅子に固定する。前記椅子がアトラクションに設けられ、アトラクションが椅子の位置を移動させ、前記ベルト体が該バックル装置と組合せて安全ベルトをなし、該人が椅子を座る安全を保護し、アトラクションに安全ベルトを有する椅子を設けることは従来技術であるので、ここでは、詳細な説明が省略される。
図4、図9に示すように、該本体ユニット3は、囲んで収容空間31を画定するハウジング32と、該ハウジング32に設けられる2つの第1の貫通穴33と、該収容空間31に設けられる2つのスライダー34と、該スライダー34に当接する2つの第1の弾性体35と、該ハウジング32に設けられる2つの第2の貫通穴36と、該ハウジング32に設けられる2つの板部貫通穴37と、該収容空間31に穿設される2つの摺動案内体38とを備える。
図3に示すように、該ハウジング32は、第1の板部321と、該第1の板部321と間隔を置いている第2の板部322と、間隔を置いて設けられ、該第1の板部321と該第2の板部322に接続される2つの第3の板部323と、該2つの第3の板部323に接続され、該第1の板部321と間隔を置いている第4板部324と、該第1の板部321に設けられる2つの電磁固定部325と、該第4の板部324に設けられる複数のストッパ部326とを有する。
図9に示すように、該第1の板部321、該第2の板部322、及び該2つの第3の板部323の組み合わせが囲んで該収容空間31を画定する。該2つの第1の貫通穴33が該第1の板部321に設けられ、該2つの第2の貫通穴36が該第2の板部322に設けられる。
該2つの第3の板部323と該第2の板部322が同一金属板であり、スタンピングされて屈曲されることで、該2つの第3の板部323が該第2の板部322の両側辺に立ち上がり、該2つの板部貫通穴37が該第1の板部321に間隔を置いて設けられ、該2つの第3の板部323がそれぞれ該2つの板部貫通穴37に穿設され、該第1の板部321の両側辺に支持されて立ち上げられ、該第4の板部324が該2つの第3の板部323の頂部に相互に接続されるように設けられ、該第1の板部321と該第4の板部324が相互に間隔を置いている。該2つの電磁固定部325と該第4の板部324が接続される。
該延在固定体203が該第1の板部321と該第2の板部322との間に挟まれ、該2つのロック固定ユニット206が該第1の板部321、該延在固定体203、及び該第2の板部322をロック固定する。該第1の板部321と該第2の板部322との間隔距離が該収容空間31の高さであり、該2つのスライダー34の厚みが該収容空間31の高さに合わせることで、該2つのスライダー34が該収容空間31において摺動できるようにする。
該摺動案内体38は、該第2の板部322にロックされ、該収容空間31に突出して延在する2つのねじであり、該2つのスライダー34に貫通穴を有し、該収容空間31における該2つのスライダー34の摺動位置を制限するように、該2つの摺動案内体38がそれぞれ該2つのスライダー34における貫通穴に穿設される。
該係止ユニット4は、該収容空間31に分離可能に設けられるラッチプレート41と、該ラッチプレート41に設けられる2つのラッチ穴42と、該ラッチプレート41に設けられ、該第1の板部321に面している第2の表面43とを備える。
該第1の板部321と該第2の板部322との間隔距離が該収容空間31の高さであり、該ラッチプレート41が該収容空間31において摺動できるように、該ラッチプレート41の厚みが該収容空間31の高さに一致し、該収容空間31の左側が外部空間と連通することで、該ラッチプレート41が外部空間から該収容空間31に挿入したり、該収容空間31から離れたりすることができる。
該2つのスライダー34の上面をそれぞれ第1の表面39として定義し、該2つの第1の表面39がそれぞれ該第1の板部321に面する。該2つのスライダー34と該ラッチプレート41の厚みが該収容空間31の高さに一致するので、該2つの第1の表面39が該第2の表面43の高さに一致する。
図9及び図10に示すように、該好ましい実施例では、該2つの第1の弾性体35の垂直高さが該収容空間31の垂直高さより大きく、従って、該第1の板部321と該第2の板部322には、該2つの第1の弾性体35を固定するための2つの開穴がそれぞれ設けられ、該複数の開穴は、形状が略長方形であり、長さが該2つの第1の弾性体35の長さと同じであり、幅が該2つの第1の弾性体35の幅より小さく、それにより、該複数の開穴の横の第1の板部321と該第2の板部322が該2つの第1の弾性体35の上下両側を固定することができる。該複数の開穴の右側に設けられる第1の板部321と第2の板部322が該2つの第1の弾性体35の右側に当接して支持することができ、該2つの第1の弾性体35の左側がそれぞれ該2つのスライダー34の右側に当接して支持することで、該2つの第1の弾性体35の弾性で該2つのスライダー34を押して該収容空間31において左へ摺動させることができるか、または、該2つのスライダー34を外力で押して該収容空間31において右へ摺動させて、該2つの第1の弾性体35を圧縮し、実際の実施時、該2つの第1の弾性体35は、他の構造で固定されてもよく、これに限られない。
図4に示すように、該ラッチユニット5は、該2つの第1の貫通穴33に設けられる2つのボルト体51と、該2つのボルト体51に接続される2つの第2の弾性体52と、該ボルト体51に接続される2つのラッチ案内体53とを備える。
図6に示すように、該2つのラッチ案内体53は、それぞれ、該第1の板部321に接続される2つの側壁531と、それぞれ該2つの側壁531に設けられる2つの案内部532と、該2つの側壁531に接続される頂壁533と、該頂壁533に設けられるスプリング開口534とをそれぞれ有する。
図5、6に示すように、ボルト体51のそれぞれは、該第1の貫通穴33に設けられ、該収容空間31及び該第2の貫通穴36に挿入可能なロック固定部511と、該ロック固定部511に接続され、該2つの側壁531の間に設けられる突出延在部512と、該突出延在部512に接続され、それぞれ該2つの案内部532から外へ突出して延在する2つのサイドウィング513と、該突出延在部512の横に設けられる2つのサイドストッパ部514とを有する。該突出延在部512は、該第2の弾性体52を設けるために用いられ、該2つのサイドストッパ部514は、該第2の弾性体52を安定させて設けるために用いられ、該第2の弾性体52が他のスプリング構造と相互に接触することを回避する。
該スプリング開口534は、容易に該第2の弾性体52を取り付けるように、該第2の弾性体52が穿設されるために用いられ、該第2の弾性体52のトップが該第4の板部324に当接して支持し、該第2の弾性体52の底端が該突出延在部512に被せて設けられ、それにより、該第2の弾性体52が該ボルト体51を下へ押すことができる。
図9に示すように、該ラッチプレート41が該2つのスライダー34から分離するとき、該2つのスライダー34が該2つの第1の弾性体35により押されることで、該2つのスライダー34がそれぞれ該2つの第1の貫通穴33の下方に位置し、該2つのスライダー34における第1の表面39が該2つのボルト体51のロック固定部511の底端に当接して支持することで、該2つのボルト体51のロック固定部511が該収容空間31に入ることを止めることに用いられる。
図10に示すように、該ラッチプレート41が該2つのスライダー34に接触するとき、該ラッチプレート41が外力により押されて、該2つのスライダー34を移動させることで、2つのスライダー34を該2つの第1の貫通穴33の下方から離れさせることができ、このとき、該2つの第2の弾性体52が該2つのボルト体51のロック固定部511を該収容空間31に押し入れ、該2つのボルト体51のロック固定部511が該ラッチプレート41の2つのラッチ穴42に穿設され、このとき、該2つのボルト体51が該ラッチプレート41と干渉を生じ、該ラッチプレート41が該収容空間31から離れることを止める。
該延在固定体203が該第1の板部321と該第2の板部322との間に挟まれ、該第1の板部321と該第2の板部322との間隔距離が該延在固定体203の厚みによって画定されるので、該収容空間31の厚みが該延在固定体203の厚みと同じであり、該ラッチプレート41及び該2つのスライダー34の厚みが該第1の板部321と該第2の板部322との間隔距離と一致し、従って、該ラッチプレート41及び該2つのスライダー34が該収容空間31において水平方向に安定して摺動することができる。例としては、該ラッチプレート41の厚みが該2つのスライダー34の厚みと同じであり、該ラッチプレート及び該スライダーの厚みが該第1の板部321と該第2の板部322との間隔距離より小さく、該第1の板部321の底面と該第2の板部322の頂面が該ラッチプレート41及び該2つのスライダー34をクランプすることができ、実際の実施時、該第1の板部321と該第2の板部322との間隔距離、または、該ラッチプレート41と該2つのスライダー34の厚みは、実際の機械構造に応じて設けられ、これに限られない。
上述を受け、該第1の板部321と該第2の板部322が該2つのスライダー34をクランプできることで、該2つのスライダー34が該収容空間31において安定して摺動できるようにし、該ラッチプレート41が該収容空間31に入るとき、該第1の板部321と該第2の板部322が該ラッチプレート41をクランプできることで、該ラッチプレート41が該収容空間31において安定して摺動できるようにする。
該ラッチプレート41と該2つのスライダー34が該収容空間31において相互に当接して摺動するとき、該ラッチプレート41と該2つのスライダー34が交替に該2つのボルト体51に当接して支持することができ、それにより、該2つのボルト体51は、該2つのラッチ穴42に挿入される場合のみ、該収容空間31に入って該2つの第2の貫通穴36に挿入することができ、他の場合では、該ラッチプレート41と該2つのスライダー34により当接して支持され、該収容空間31に入ることができない。
例としては、該ラッチプレート41が該収容空間31に入って該2つのスライダー34に当接して外力により押されるとき、該ラッチプレート41が該2つのスライダー34を押して該2つの第1の貫通穴33の横から離れさせ、該ラッチプレート41が該2つの第1の貫通穴33の横に隣接して移動し、該ラッチプレート41と該2つのスライダー34が該収容空間31において摺動すると同時に、該2つのボルト体51も該2つのスライダー34の第1の表面39において摺動して、該ラッチプレート41の第2の表面43まで摺動し、それにより、ラッチプレート41が該2つのボルト体51に当接して支持し、該2つのボルト体51が該収容空間31に入ることを回避する。続いて、該2つのラッチ穴42が該2つの第1の貫通穴33の横に到達せずに、該ラッチプレート41に印加した外力を解消すれば、該2つの第1の弾性体35が該2つのスライダー34及び該ラッチプレート41を押して、該ラッチプレート41を該2つの第1の貫通穴33の横から離れさせ、該2つのスライダー34を該2つの第1の貫通穴33の横に隣接して移動させ、該ラッチプレート41と該2つのスライダー34が該収容空間31において摺動すると同時に、該2つのボルト体51も該ラッチプレート41の第2の表面43において摺動して、該2つのスライダー34の第1の表面39まで摺動し、それにより、該2つのスライダー34が該2つのボルト体51に当接して支持し、該2つのボルト体51が該収容空間31に入ることを回避する。
注目すべきなのは、該2つの第1の貫通穴33が該第1の板部321に設けられ、該2つの第2の貫通穴36が該第2の板部322に設けられ、該2つの第2の貫通穴36の設置位置が該2つの第1の貫通穴33に対応する。該2つのボルト体51のロック固定部511が該収容空間31に入った後、該2つのラッチ穴42を穿設するとともに、該2つの第2の貫通穴36を穿設する。
該2つのボルト体51のロック固定部511がそれぞれ該2つの第1の貫通穴33と該2つの第2の貫通穴36を穿設するため、該2つの第1の貫通穴33と該2つの第2の貫通穴36の提供した当接支持力により、該2つのボルト体51のロック固定部511が該ラッチプレート41の2つのラッチ穴42に当接して支持し、該係止ユニット4の横方向引張力に効果的に耐えることができ、該バックル装置の構造強度を効果的に向上させることができる。
図3、図9に示すように、該押圧ユニット6は、該第1の板部321、該2つの第3の板部323、及び該第4の板部324の間に設けられる押圧体61と、該押圧体61に接続される第3の弾性体62と、該押圧体61に設けられる2つの支持斜面63と、該押圧体61に設けられるロック解除貫通穴64と、該押圧体61に設けられる複数の制限ボス65とを備える。
該押圧体61が第1の位置(図10を組み合わせて参照)と第2の位置(図12を組み合わせて参照)との間を移動でき、該2つのスライダー34が該2つのボルト体51のロック固定部511の底端に当接して支持するとき、該押圧体61が2つのボルト体51のサイドウィング513と相互に間隔をおくように、該第3の弾性体62により該第1の位置まで押される。該押圧体61が該第1の位置にあるとき、該2つのボルト体51のロック固定部511を該収容空間31に押し入れることができる。
図10に示すように、該2つのボルト体51が該収容空間31に入るとき、該2つのボルト体51のサイドウィング513が該押圧体61における2つの支持斜面63に当接し、該押圧体61が外力により押されるとき、該第2の位置まで移動できる。該押圧体61が該第1の位置から該第2の位置まで移動するとき、該押圧体61の2つの支持斜面63が該2つのボルト体51のサイドウィング513を支持でき、該ロック固定部511を該収容空間31から移り出す。
該複数の制限ボス65の位置が該複数のストッパ部326の位置にフィットし、該複数の制限ボス65がそれぞれ該複数のストッパ部326に当接して支持することで、該本体ユニット3における該押圧体61の移動位置を制限し、該第3の弾性体62の両側が該押圧体61及び該電磁固定部325に当接して支持することで、該押圧体61を左方へ押す。該好ましい実施例では、該制限ボス65と該ストッパ部326の設置数量が3組であり、実際の実施時、これに限られない。
図7に示すように、該電磁ユニット7は、2つの電磁モジュール71と、該2つの電磁モジュール71に設けられる2つの電磁押し棒72と、該2つの電磁押し棒72に接続される2つの第4の弾性体73とを備える。該2つの電磁押し棒72は、該電磁モジュール71に設けられる磁力移動部721と、該磁力移動部721に接続される2つの止め部722とをそれぞれ有する。
該2つの電磁モジュール71は、それぞれ電磁コイル構造であり、外形が穴を有する円筒状であり、それぞれ該2つの電磁固定部325に設けられる。該2つの電磁押し棒72の磁力移動部721は、それぞれ該2つの電磁モジュール71の円筒状穴に設けられ、それぞれ該2つの電磁モジュール71の電磁作用を受けて移動することができ、電磁作用で磁気吸引体を移動させる技術が従来技術であるので、ここでは、詳細な説明が省略される。
該電磁押し棒72は、第3の位置(図10を組み合わせて参照)と第4の位置(図11を組み合わせて参照)との間を移動することができる。該2つの電磁モジュール71が励磁しているとき、該2つのボルト体51と相互に間隔をおくように、該2つの電磁押し棒72を該第3の位置にすることができ、該電磁押し棒72が該第3の位置にあるとき、該押圧体61が該第2の位置(図12に示す)に移動し、該2つのボルト体51を該収容空間31から移り出すことができる。
該2つのボルト体51が該収容空間31に入って、該2つの電磁モジュール71が励磁していないとき、該2つの第4の弾性体73がそれぞれ該2つの電磁押し棒72を該第4の位置まで押し、該2つの電磁押し棒72がそれぞれ該2つのボルト体51に対して干渉を生じ、該押圧体61が該ボルト体51を該収容空間31から押し出すことを回避する。
好ましくは、該2つの第4の弾性体73は、それぞれ該2つの止め部722と該電磁モジュール71との間に設けられ、それぞれ該2つの電磁押し棒72を押して該第4の位置に移動させることに用いられ、該2つの電磁モジュール71が励磁しているとき、それぞれ該2つの電磁押し棒72を該第3の位置まで移動させることができる。
図3、8に示すように、該制御ユニット8は、該ハウジング32の2つの電磁固定部325に設けられ、該2つの電磁押し棒72の位置を検出するため2つの検出モジュール81と、該検出モジュール81及び該電磁モジュール71に電気的に接続される制御モジュール82と、該制御モジュール82に電気的接続される操作モジュール83とを備える。
該制御モジュール82は、マイクロコントローラであり、プログラムを運転してアトラクションを制御することができ、該バックル装置が該アトラクションにおける椅子に設けられ、該操作モジュール83は、操作パネルであり、好ましくは、タッチスクリーンであり、実際の実施時、これに限られない。
該好ましい実施例では、該2つの検出モジュール81は、赤外線検出装置であり、赤外線が遮断されるか否かを検出し、該2つの電磁押し棒72の位置を判断することができる。例としては、該2つの電磁モジュール71が励磁しているとき、該2つの電磁押し棒72の止め部722が該ボルト体51から離れ、同時に該2つの電磁押し棒72の磁力移動部721が右へ移動して該2つの検出モジュール81により出力される赤外線を遮蔽し、このように、該検出モジュール81は、該2つの電磁押し棒72が該第3の位置にあることを取得できる。該2つの電磁モジュール71が通電していないとき、該2つの第4の弾性体73が該2つの電磁押し棒72を左へ押すため、該2つの電磁押し棒72が該2つの検出モジュール81から離れ、該2つの検出モジュール81により出力される赤外線が遮蔽されなくなり、このように、該制御モジュール82は、該2つの電磁押し棒72が該第4の位置にあることを取得できる。該好ましい実施例では、該2つの検出モジュール81がそれぞれ該2つの電磁固定部325にロックされ、該2つの電磁押し棒72の位置を検出し、実際の実施時、これに限られない。
該操作モジュール83は、該バックル装置の状況を表示できるし、該2つの電磁モジュール71が通電するか否かを制御でき、該制御モジュール82は、複数のバックル装置に接続され、該操作モジュール83に該複数のバックル装置の状態を表示することができる。
該好ましい実施例では、該スライダー34、該ラッチユニット5、及び該電磁ユニット7の設置数量が2組であり、そのうち1組の機械構造が故障すれば、該2つの検出モジュール81が検出情報を該制御モジュール82に伝送し、それにより、該制御モジュール82は、該操作モジュール83を介して警報情報を発出し、アトラクションの動作を停止することができる。実際の実施時、該好ましい実施例では、該スライダー34、該ラッチユニット5、及び該電磁ユニット7の設置数量が1組であってもよく、本好ましい実施例の例に限られない。
図3、4に示すように、本発明のバックル装置を取り付けるとき、まず該ラッチユニット5、及び該押圧ユニット6を該第1の板部321に設けて、該第4の板部324を該2つの第3の板部323、及び該電磁固定部325にロックし、このように、該ラッチユニット5、及び該押圧ユニット6を該第1の板部321、該2つの第3の板部323、及び該第4の板部324の間に固定することができ、2つの垂直回転ディスク構造を有する従来のバックルに比べて、本発明のバックル装置は、取り付けが簡単である。発明者は、実際に組み立てるとき、垂直回転ディスク構造を有するバックルの取り付け時間が約3~4時間であるが、本発明のバックル装置の取り付け時間が約1~2時間であり、製造時間が著しく縮み、生産高が向上することができる。
図9を組み合わせて参照して、該係止ユニット4のラッチプレート41が該収容空間31に入っていないとき、該2つの第1の弾性体35が該2つのスライダー34に設けられる第1の表面39を該2つの第1の貫通穴33の下方の位置まで押し、該2つの摺動案内体38が該2つのスライダー34の位置を制限するため、該2つのスライダー34が該収容空間31から出ることがない。このとき、該2つのスライダー34に設けられる第1の表面39がそれぞれ該2つのボルト体51のロック固定部511の底部に当接して支持し、該2つのボルト体51のロック固定部511が該収容空間31に入っていない。
該押圧体61が該第3の弾性体62により該第1の位置まで押される。該係止ユニット4のラッチプレート41が該収容空間31に入っていないとき、該押圧体61が外力により押されて該第2の位置まで移動しても、該ボルト体51のロック固定部511が該収容空間31に入っていないため、該支持斜面63が該ボルト体51のサイドウィング513と接触できず、従って、該バックル装置はいかなる動作も生じることがない。
該制御モジュール82が該電磁モジュール71に給電し、該電磁モジュール71を励磁させて外へ磁力を生じさせ、該電磁押し棒72を該第3の位置まで押す。該係止ユニット4のラッチプレート41が該収容空間31に入っていないとき、該制御モジュール82が該電磁モジュール71への給電を切断しても、該電磁モジュール71の2つの止め部722が該ボルト体51の2つのサイドウィング513により遮蔽され、従って、該電磁押し棒72が該第4の位置に移動することができず、このとき、該バックル装置もいかなる動作も生じることがない。
図10を組み合わせて参照して、該係止ユニット4のラッチプレート41が該収容空間31に押し入れられるとき、該ラッチプレート41が該2つのスライダー34を押し、該2つのスライダー34を右へ摺動させ、該第1の表面39の高さが該第2の表面43の高さと一致するので、該ボルト体51のロック固定部511の底端が該第1の表面39に当接する状况から、該第2の表面43に当接するように変わり、最後に、該2つのラッチ穴42が該2つのボルト体51のロック固定部511の下方まで移動する。
該2つのラッチ穴42が該2つのボルト体51のロック固定部511の下方に位置するため、該2つのラッチ穴42の位置が該2つの第1の貫通穴33に対応し、該2つのボルト体51のロック固定部511がいかなる物によりも支持されず、該2つの第2の弾性体52がそれぞれ該2つのボルト体51を押し、該2つのボルト体51のロック固定部511を該2つのラッチ穴42に入れ、つまり、該2つのボルト体51のロック固定部511が該収容空間31に入る。このとき、該2つのボルト体51のロック固定部511が該ラッチプレート41に対して干渉を生じ、該ラッチプレート41が該収容空間31から離れないようにする。
図11を組み合わせて参照して、続いて、該制御モジュール82が該2つの電磁モジュール71への通電を停止し、該2つの電磁モジュール71が外へ磁力を生じることがなく、従って、該2つの第4の弾性体73が該2つの電磁押し棒72を左へ押して、該2つの電磁押し棒72を該第4の位置まで移動させる。
該2つの電磁押し棒72が該第4の位置にあるとき、該2つの電磁押し棒72の2つの止め部722が該2つのボルト体51の2つのサイドウィング513の上方に位置し、該2つの止め部722がそれぞれ該2つのサイドウィング513に対して干渉を生じ、該2つのボルト体51が上へ移動できなくなる。
該2つのボルト体51が該ラッチプレート41に対して干渉を生じ、該2つの止め部722がそれぞれ該2つのサイドウィング513に対して干渉を生じ、従って、該押圧体61が外力により該第2の位置まで押されなくなる。そこで、該ラッチプレート41が該収容空間31から離れなくなる。このように、該椅子に座る人が安定して固定され、あるアトラクションでは、本発明のバックル装置は、該椅子に座る人の安全を保護できる。該2つの電磁押し棒72が該第4の位置に入ったことを該2つの検出モジュール81がすべて確認した場合しか、該制御モジュール82がアトラクションをブートせず、該人が椅子に確実に固定されることを確保する。
該制御ユニット8が電力を失うと、該制御モジュール82が該2つの電磁モジュール71に給電することができず、椅子に座る人が直接該ラッチプレート装置をロック解除ことができない。このとき、強制ロック解除体(図示せず)を介して、該バックル装置に対して強制ロック解除を行うことができ、該強制ロック解除体は、該ロック解除貫通穴64から挿入され、同時に該押圧体61及び該2つの電磁押し棒72に当接し、該押圧体61及び該2つの電磁押し棒72を同時に押して、該2つの電磁押し棒72を該第4の位置から該第3の位置まで移動させ、該押圧体61を該第1の位置から該第2の位置まで移動させ、さらに該2つのボルト体51が上へ移動するように連動し、該ラッチプレート41に対する干渉を解除する。強制ロック解除の技術は従来技術と同様であるので、ここでは、詳細な説明が省略される。
図10を組み合わせて参照して、人が椅子から離れようとするとき、該制御モジュール82は、該2つの電磁モジュール71に給電することで、該2つの電磁モジュール71が外へ磁力を生じ、該2つの電磁押し棒72の磁力移動部721が磁力を受けて該2つの電磁押し棒72を該第3の位置まで移動させ、このとき、該2つの電磁押し棒72の2つの止め部722が該2つのボルト体51の2つのサイドウィング513の上方から離れ、該2つの電磁押し棒72が該2つのボルト体51に対して干渉を生じていない。
図12を組み合わせて参照して、続いて、該押圧体61が外力により押圧されて、該第1の位置から該第2の位置まで移動し、このとき、該押圧体61に設けられる2つの支持斜面63がそれぞれ該2つのボルト体51のサイドウィング513に当接して支持し、該2つのボルト体51を上へ押す。続いて、該2つのボルト体51のロック固定部511が該収容空間31から離れ、該2つのラッチ穴42から離れ、それにより、該2つのボルト体51が該ラッチプレート41に対して干渉を生じておらず、次に、該2つの第1の弾性体35が該2つのスライダー34を押して該ラッチプレート41を左へ押し、該2つのスライダー34に設けられる第1の表面39を該2つの第1の貫通穴33下方に位置させる。
図9を組み合わせて参照して、最後に該押圧体61を押圧する外力を解除し、該第3の弾性体62が該押圧体61を押して該第2の位置から該第1の位置まで移動させ、人が該ラッチプレート41を該本体ユニット3の収容空間31から移り出すことができる。該第2の弾性体52が該ボルト体51を押して該収容空間31へ移動させ、このとき、該本体ユニット3の第1の表面39が該ボルト体51のロック固定部511の底部に当接して支持し、該ボルト体51が該収容空間31に入ることを回避する。
当然ながら、本発明では、構造を簡略化させるために、該第1の貫通穴、スライダー、第1の弾性体、ラッチ穴、ボルト体、第2の弾性体、第2の貫通穴、支持斜面、電磁モジュール、電磁押し棒、第4の弾性体、検出モジュール及びラッチ案内体の数量は、1つに設計されてもよく、これに限られない。
上記説明から分かるように、本発明のバックル装置は、次の効果を確実に備えている。
一、生産高の向上:
本発明の組み立て方法は、1層ずつ重ねて設けることであり、スプリングの設置が簡単であり、構造物が摺動することがなく、バックル装置の組み立てを迅速に完了させることができ、バックル装置の生産高を効果的に向上させる。
二、押圧に対する止め
該2つの電磁押し棒72が該第4の位置にあるとき、該2つの電磁押し棒72の2つの止め部722がそれぞれ該2つのボルト体51の2つのサイドウィング513に対して干渉を生じ、該押圧体61が外力により押圧されることを止める抵抗がある。
三、構造強度の強化:
該バックル装置では、該2つのボルト体51がまっすぐ上ったり下がったりするように移動し、該2つのラッチ案内体53が該2つのボルト体51の移動位置を効果的に制御して支持強度を提供し、また、該2つの第1の貫通穴33と該2つの第2の貫通穴36が同時に該ボルト体51のロック固定部511を支持し、従来の垂直ロックディスクの回転構造に比べて、該2つのボルト体51がより多くの引張力を受けることができ、該係止ユニット4が該収容空間31から離れにくいようにする。
よって、該第1の板部321、該第2の板部322、及び該2つの第3の板部323で囲んで画定される収容空間31には2つのスライダー34が設けられ、該2つのスライダー34は該2つのボルト体51が該収容空間31に入ることを止めることができる。該ラッチプレート41が該収容空間に入って該2つのスライダー34の移動位置に当接して支持できることで、該2つのボルト体51のロック固定部511が該2つのラッチ穴42に挿入され、該2つのボルト体51が該ラッチプレート41に対して干渉を生じて、該ラッチプレート41が該収容空間31から離れることを止める。
該2つの第1の貫通穴33と該2つの第2の貫通穴36が協力することで、該2つのボルト体51のロック固定部511に当接して支持し、該2つのボルト体51による該ラッチプレート41に対する当接支持力を補強し、該バックル装置の構造強度を効果的に向上させる。
該2つのボルト体51のロック固定部511が該2つのラッチ穴42に挿入されるとき、該2つの電磁押し棒72が該第3の位置から該第4の位置まで移動でき、該2つの電磁押し棒72の2つの止め部722がそれぞれ該2つのボルト体51の2つのサイドウィング513に対して干渉を生じ、該2つのボルト体51のロック固定部511が該2つのラッチ穴42から離れることを止め、該押圧体61を該第1の位置に止める。
該2つの電磁押し棒72が該第3の位置まで移動するとき、該押圧体61が外力により押圧されて該第1の位置から該第2の位置まで移動でき、該2つの支持斜面63が該2つのボルト体51のサイドウィング513に当接して支持でき、それにより、該2つのボルト体51のロック固定部511が該2つのラッチ穴42から離れ、該2つのボルト体51による該ラッチプレート41に対する干渉を解除する。該2つの第1の弾性体35がさらに該2つのスライダー34及び該ラッチプレート41を押すことができ、該ラッチプレート41を該収容空間31から離れさせることができ、該2つのスライダー34を該2つのボルト体51のロック固定部511に当接して支持させる。該バックル装置は、該係止ユニット4をロック固定するという効果を持ち、従って、本発明の目的を確実に実現できる。
以上は、本発明の好ましい実施例にすぎず、これを以って本発明の実施の範囲を限定することはできず、すなわち、本発明の特許請求の範囲及び明細書の内容に基づいた簡単な同等効果の変化や修飾はすべて本発明の特許範囲内に含まれる。
10 バックル装置
101 垂直回転ディスク
102 ボタン
103 電磁押し棒
104 第1のスプリング
105 第2のスプリング
106 検出装置
11 ラッチプレート
201 第1のケーシング
202 第2のケーシング
203 延在固定体
204 固定穴
205 ロック固定穴
206 ロック固定ユニット
3 本体ユニット
31 収容空間
32 ハウジング
321 第1の板部
322 第2の板部
323 第3の板部
324 第4の板部
325 電磁固定部
326 ストッパ部
33 第1の貫通穴
34 スライダー
35 第1の弾性体
36 第2の貫通穴
37 板部貫通穴
38 摺動案内体
39 第1の表面
4 係止ユニット
41 ラッチプレート
42 ラッチ穴
43 第2の表面
5 ラッチユニット
51 ボルト体
511 ロック固定部
512 突出延在部
513 サイドウィング
514 サイドストッパ部
52 第2の弾性体
53 ラッチ案内体
531 側壁
532 案内部
533 頂壁
534 スプリング開口
6 押圧ユニット
61 押圧体
62 第3の弾性体
63 支持斜面
64 ロック解除貫通穴
65 制限ボス
7 電磁ユニット
71 電磁モジュール
72 電磁押し棒
721 磁力移動部
722 止め部
73 第4の弾性体
8 制御ユニット
81 検出モジュール
82 制御モジュール
83 操作モジュール

Claims (10)

  1. 囲んで収容空間を画定するハウジングと、該ハウジングに設けられる少なくとも1つの第1の貫通穴と、該収容空間に設けられる少なくとも1つのスライダーと、該スライダーに当接する少なくとも1つの第1の弾性体とを備える本体ユニットと、
    該収容空間に分離可能に設けられ、該スライダーに分離可能に当接するラッチプレートと、該ラッチプレートに設けられる少なくとも1つのラッチ穴とを備える係止ユニットと、
    該第1の貫通穴に穿設される少なくとも1つのボルト体と、該ボルト体に当接する少なくとも1つの第2の弾性体とを備えるラッチユニットとを備え、
    該ラッチプレートが該スライダーから分離するとき、該第1の弾性体が該スライダーを押すことで、該スライダーが該ボルト体に当接して支持し、該ボルト体が該収容空間に入ることを止め、該ラッチプレートが該スライダーに接触するとき、該ラッチプレートが該スライダーの移動位置を押して、該第2の弾性体が該ボルト体を該ラッチ穴に押し入れて該ボルト体が該ラッチプレートをロック固定する、ことを特徴とするバックル装置。
  2. 該本体ユニットは、該ハウジングに設けられ、該第1の貫通穴と間隔を置いて設けられる少なくとも1つの第2の貫通穴をさらに備え、該第2の弾性体が該ボルト体を該ラッチ穴に押し入れるとき、該ボルト体がさらに該第2の貫通穴に穿設される、ことを特徴とする請求項1に記載のバックル装置。
  3. 該ハウジングに設けられる押圧体と、該押圧体に当接する第3の弾性体とを備える押圧ユニットをさらに備え、該押圧体は、第1の位置と第2の位置との間を移動でき、該スライダーが該ボルト体に当接して支持するとき、該ボルト体と相互に間隔をおくように、該第3の弾性体により該第1の位置まで押され、該ボルト体が該ラッチ穴に入るとき、該ボルト体が該押圧体に接続され、該押圧体が外力により押圧されるとき、該第2の位置に移動して該ボルト体の位置移動を連動できる、ことを特徴とする請求項1に記載のバックル装置。
  4. 該押圧ユニットは、該押圧体に設けられる少なくとも1つの支持斜面をさらに備え、該ボルト体が該収容空間に入るとき、該ボルト体が該支持斜面に接続され、該押圧体が外力により押圧されるとき、該第1の位置から該第2の位置まで移動できることで、該支持斜面が該ボルト体を該ラッチ穴から移り出すことができる、ことを特徴とする請求項3に記載のバックル装置。
  5. 該ハウジングに設けられる少なくとも1つの電磁モジュールと、該電磁モジュールに穿設される少なくとも1つの電磁押し棒と、該電磁押し棒に当接する少なくとも1つの第4の弾性体とを備える電磁ユニットをさらに備え、該電磁押し棒が第3の位置と第4の位置との間を移動でき、該電磁モジュールが励磁しているとき、該ボルト体と相互に間隔をおくように、該電磁押し棒を該第3の位置にすることができ、該ボルト体が該収容空間に入って該電磁モジュールが励磁していないとき、該第4の弾性体が電磁押し棒を該第4の位置まで押し、該電磁押し棒が該ボルト体と相互に干渉することで、該ボルト体が該収容空間から離れることを止める、ことを特徴とする請求項1に記載のバックル装置。
  6. 該ハウジングに設けられ、該電磁押し棒位置を検出するための少なくとも1つの検出モジュールと、該検出モジュール及び該電磁モジュールに電気的接続される制御モジュールとを備える制御ユニットをさらに備える、ことを特徴とする請求項5に記載のバックル装置。
  7. 該ラッチユニットは、該ボルト体に接続される少なくとも1つのラッチ案内体をさらに備え、該ラッチ案内体は、該ハウジングに接続される2つの側壁と、それぞれ該2つの側壁に設けられる2つの案内部と、該2つの側壁に接続される頂壁とを有する、ことを特徴とする請求項1に記載のバックル装置。
  8. 該ボルト体は、該第1の貫通穴に設けられ、該収容空間に挿入可能なロック固定部と、該ロック固定部に接続される突出延在部と、それぞれ該突出延在部の両側に設けられ、それぞれ該2つの案内部に穿設される2つのサイドウィングとを有する、ことを特徴とする請求項7に記載のバックル装置。
  9. 該ハウジングは、第1の板部と、該第1の板部と間隔を置いている第2の板部と、間隔を置いて設けられ、該第1の板部と該第2の板部に接続される2つの第3の板部とを有し、該第1の板部、該第2の板部、及び該2つの第3の板部の組み合わせが囲んで該収容空間を画定し、該第1の貫通穴が該第1の板部に設けられ、該第2の貫通穴が該第2の板部に設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載のバックル装置。
  10. 該第1の板部と該第2の板部との間隔距離が該ラッチプレート及び該スライダーの厚みと一致し、該第1の板部と該第2の板部が該ラッチプレート及び該スライダーをクランプできることで、該ラッチプレート及び該スライダーが該収容空間において安定して摺動できるようにし、該ラッチプレート及び該スライダーのうちの1つが該ボルト体に当接して支持して、該ボルト体が該収容空間に入ることを止める、ことを特徴とする請求項9に記載のバックル装置。
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