JP2022066679A - 乗物用室内照明装置 - Google Patents

乗物用室内照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022066679A
JP2022066679A JP2020175164A JP2020175164A JP2022066679A JP 2022066679 A JP2022066679 A JP 2022066679A JP 2020175164 A JP2020175164 A JP 2020175164A JP 2020175164 A JP2020175164 A JP 2020175164A JP 2022066679 A JP2022066679 A JP 2022066679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
vehicle interior
lighting device
cover member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020175164A
Other languages
English (en)
Inventor
歳基 樋田
Toshiki Toida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Co Ltd
Original Assignee
Howa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Co Ltd filed Critical Howa Co Ltd
Priority to JP2020175164A priority Critical patent/JP2022066679A/ja
Publication of JP2022066679A publication Critical patent/JP2022066679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

【課題】光源を覆うカバー部材を構成する乗物用室内照明装置において、照明の機能を保持しつつ、乗物用内装材との一体的な美感を持たせる。【解決手段】天井内装材20(乗物用内装材)に装着される車両用室内照明装置10(乗物用室内照明装置)であって、天井内装材20の厚み方向に貫通される開口部22内に取り付けられる光源16と、光源16よりも室内側において開口部22を覆うと共に光源16の照射光(光源の光)を透過可能なランプカバー18(カバー部材)と、を有し、ランプカバー18の表面18A又は裏面18Bには、ランプカバー18に隣接する天井内装材20の室内側の意匠面と同調色の光透過性塗料30が積層されて全面が覆われており、光源16の消灯状態では反射光によって光透過性塗料30の色が認識され、光源16の点灯状態では光源16の照射光が光透過性塗料30を透過することで室内側が照射される。【選択図】図2

Description

本発明は、乗物用室内照明装置に関する。
従来、乗物用内装材に装着される乗物用室内照明装置において、例えば特許文献1が知られている。特許文献1における技術は、自動車の天井側に光源を配設し、光源の車室内側に光源を覆って天井表皮材を設ける。天井表皮材の略全面には光源からの光を車室内に導く光ファイバ等の光透過材料を設けている。これにより、光源からの光が天井表皮材の略全面に設けられた光透過材料を通って車室内に投射されるから天井全体が光るため軟らかい照明となる。すなわち、上記技術は、いわゆる間接的に装飾を施す照明である。
特開平03-14746号公報
しかしながら、従来から乗物用内装材に装着される乗物用室内照明装置には、光源を覆うランプカバーとしてのカバー部材が構成されている。係るカバー部材は光源の光を透過させるために透明または乳白色なものが構成される。そのため、乗物用内装材においてカバー部材の存在が目立ってしまい、一体的な美感を持たせるには更なる改善が必要であった。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、光源を覆うカバー部材を構成する乗物用室内照明装置において、照明の機能を保持しつつ、乗物用内装材との一体的な美感を持たせることにある。
上記課題を解決する乗物用室内照明装置の一つの特徴は、乗物用内装材に装着される乗物用室内照明装置であって、前記乗物用内装材の厚み方向に貫通される開口部内に取り付けられる光源と、前記光源よりも室内側において前記開口部を覆うと共に前記光源の光を透過可能なカバー部材と、を有し、前記カバー部材の表面又は裏面には、前記カバー部材に隣接する前記乗物用内装材の室内側の意匠面と同調色の光透過性塗料が積層されて全面が覆われており、前記光源の消灯状態では反射光によって前記光透過性塗料の色が認識され、前記光源の点灯状態では前記光源の光が前記光透過性塗料を透過することで前記室内側が照射される。
上記構成の一つの特徴及び利点は、カバー部材の表面又は裏面には、カバー部材に隣接する乗物用内装材の室内側の意匠面と同調色の光透過性塗料が積層されて積層されて全面が覆われている。なお、カバー部材の表面とは、乗物室内側に面する面である。また、カバー部材の裏面とは、カバー部材の面のうち光源と対向する面である。ここで、光源の消灯状態では反射光によって光透過性塗料の色が認識される。そのため、消灯時は乗物用内装材の意匠面と同化しているように見える同化効果をもたらす。一方、光源の点灯状態では光源の光が光透過性塗料を透過することで室内側が照射される。そのため、点灯時は光源の光が光透過性塗料を透過することで室内を照らすことができる構成となる。これにより、光源を覆うカバー部材を構成する乗物用室内照明装置において、照明の機能を保持しつつ、乗物用内装材との一体的な美感を持たせることができる。
上記乗物用室内照明装置について、前記光透過性塗料が積層された透明なフィルムと前記カバー部材が一体的となった構成であることが好ましい。
上記構成の一つの特徴及び利点は、光透過性塗料が積層された透明なフィルムとカバー部材が一体的となった構成であるため、カバー部材の面形状が変化するような場合でも光透過性塗料をムラなく積層することができる。
上記乗物用室内照明装置について、前記カバー部材の外周側を囲む枠状部材が配設されており、前記枠状部材は、前記カバー部材に隣接する前記乗物用内装材の室内側の意匠面と同調色に構成されていることが好ましい。
上記構成の一つの特徴及び利点は、カバー部材の外周側を囲む枠状部材が配設される構成においても、係る枠状部材を乗物用内装材の室内側の意匠面と同調色に構成することで乗物用内装材との一体的な美感を持たせた乗物用室内照明装置とすることができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより、光源を覆うカバー部材を構成する乗物用室内照明装置において、照明の機能を保持しつつ乗物用内装材との一体的な美感を持たせることができる。
車両用天井材の平面図である。 図1のII-II線で見た光源が消灯した状態を示した模式的な断面図である。 図1のIII-III線で見た光源が点灯した状態を示した模式的な断面図である。 図1のIV-IV線で見た変形例1を示した模式的な断面図である。 図1のV-V線で見た変形例2を示した模式的な断面図である。
以下に、本発明を実施するための実施形態について、図1~図5を用いて説明する。本実施形態では、乗物用室内照明装置として車両用天井材に装着される車両用室内照明装置10を例示して説明する。
<全体構成>
図1、2に図示されるように、本実施形態における車両用室内照明装置10は、車両のルーフパネル(不図示)の車室内側に面して組みつけられる天井内装材20(乗物用内装材)に対し、この天井内装材20の厚み方向に貫通される開口部22内に装着されるものである。車両用室内照明装置10は、図1に図示されるようにドームランプ、マップランプ、バニティランプ等種々構成される。
天井内装材20は、図1、2に図示されるように基材24と表皮材26とが積層されて一体化された構成である。基材24は、天井内装材20の形状保持、剛性確保、車室内の吸音、断熱等を担う部位である。表皮材26は、天井内装材20として車室内側の意匠面を担う部位である。表皮材26は、表面層、ウレタンフォームシート等が積層されている。表面層は、ファブリック、クロス、ニット等の布帛や、織布、不織布、起毛布等の布部材、合成皮革、人工皮革、本革等、種々適用できる。ウレタンフォームシートは、天井内装材20に柔らかい触感を得るためにウレタン樹脂発泡体からなる軟質層を適用して積層される。なお、ウレタンフォームシートが積層されない態様もある。天井内装材20は、車両のルーフパネルに対応して面形状及び外形形状が形成されている。天井内装材20には、車両用室内照明装置10を装着するために厚み方向に貫通される開口部22が形成されている。
車両用室内照明装置10は、図2、3に図示されるようにケース本体12と、ケース本体12に形成された光源室12R内に設けられる光源16と、光源室12Rを覆うようにケース本体12に設けられるランプカバー18と、を有する。ケース本体12は、一方を開放した箱状に形成されている。このケース本体12の開放端側には、ランプカバー18の外周側を囲む表枠部14(枠状部材)が形成されている。また、ケース本体12の光源室12Rを形成する底部12A上には、光源16として例えば電球が取り付けられている。光源16は、電球、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、蛍光灯、エレクトロルミネセンス(EL)等種々適用できる。
ランプカバー18(カバー部材)は、樹脂やガラス等の透明又は半透明材料から形成されている。このランプカバー18は、例えば平面略矩形状に形成されるとともに、車室内側である表面18Aに向かって凸となる曲面状(例えばドーム状)に形成されている。また、ランプカバー18の裏面18B(光源16と対向する面)の全面域又は所定面域には、光源16の照射光17(光源の光)を拡散させる拡散層(不図示)が形成されている。この拡散層は、多数の多面体(例えば、角錐台等)から構成されている。なおランプカバー18は、拡散層が設けられていない態様であってもよい。さらに、ランプカバー18には、スイッチ(不図示)に向かって延びるようにスイッチノブ(不図示)が設けられており、スイッチノブの操作によってスイッチが働いて光源16の点灯又は消灯がなされる。また、例えば、ランプカバー18全体を押し込むことによってスイッチが働き光源16の点灯又は消灯がなされる態様であってもよい。
ランプカバー18の表面18Aには、ランプカバー18に隣接する天井内装材20の室内側の意匠面と同調色の光透過性塗料30が積層されて全面が覆われている。具体的には、光透過性塗料30が積層された透明なフィルム32とランプカバー18が一体的となった構成である。光透過性塗料30は、特定の波長の光(例えば可視光領域の波長)を透過させ、その他の波長の光を透過させない顔料系インキである。この光透過性塗料30は、例えば、樹脂製の透明なフィルム32にスクリーン印刷によって積層される。ランプカバー18は、フィルムインサート成型、インモールド成型などの手法により、光透過性塗料30が印刷されたフィルム32が一体的とされている。ここで、フィルムインサート成型とは、射出成形型に光透過性塗料30が印刷されたフィルム32をインサートしたうえで、ランプカバー18の射出成形品を成型する方法である。また、インモールド成型とは、あらかじめ光透過性塗料30が印刷されたフィルム32を射出成形の金型内に挟み込んでランプカバー18の射出成形品を成型する方法である。
また、表枠部14も同様に、隣接する天井内装材20の室内側の意匠面と同調色とされている。表枠部14は、フィルムインサート成型、インモールド成型などの手法により、光透過性塗料30が印刷されたフィルム32が一体的とされていてもよいし、天井内装材20の室内側の意匠面と同調色に着色された樹脂成型品であってもよい。
また、図4に図示されるように、ランプカバー18は、フィルムインサート成型、インモールド成型などの手法によりランプカバー18の裏面18Bの全面を、光透過性塗料30が印刷されたフィルム32が一体的とされる態様であってもよい。ランプカバー18は、ランプカバー18の裏面18Bの全面を光透過性塗料30で塗装する態様であってもよい。また、図5に図示されるように車両用室内照明装置10は、ランプカバー18の外周側を囲む表枠部14(枠状部材)がない構成であってもよい。
車両用室内照明装置10は、上述のようにランプカバー18の表面18A又は裏面18Bにランプカバー18に隣接する天井内装材20の車室内側の意匠面と同調色の光透過性塗料30が積層されて全面が覆われている。そのため図2に図示されるように、光源16の消灯状態では反射光19によって光透過性塗料30の色が認識される。また、図3に図示されるように、光源16の点灯状態では光源16の照射光17が光透過性塗料30を透過することで室内側が照射される。また、光透過性塗料30において、透過光の波長を調節することにより豊富な色相を表現することもできる。
このように実施形態に係る車両用室内照明装置10(乗物用室内照明装置)によれば、ランプカバー18(カバー部材)の表面18A又は裏面18Bには、ランプカバー18に隣接する天井内装材20の室内側の意匠面と同調色の光透過性塗料30が積層されて積層されて全面が覆われている。なお、ランプカバー18の表面18Aとは、乗物室内側に面する面である。また、ランプカバー18の裏面18Bとは、ランプカバー18の面のうち光源16と対向する面である。ここで、光源16の消灯状態では反射光19によって光透過性塗料30の色が認識される。そのため、消灯時は天井内装材20の意匠面と同化しているように見える同化効果をもたらす。一方、光源16の点灯状態では光源16の照射光17が光透過性塗料30を透過することで室内側が照射される。そのため、点灯時は光源16の照射光17が光透過性塗料30を透過することで室内を照らすことができる構成となる。これにより、光源16を覆うランプカバー18を構成する車両用室内照明装置10において、照明の機能を保持しつつ、天井内装材20との一体的な美感を持たせることができる。
また、光透過性塗料30が積層された透明なフィルム32とランプカバー18が一体的となった構成であるため、ランプカバー18の面形状が変化するような場合でも光透過性塗料30をムラなく積層することができる。
また、ランプカバー18の外周側を囲む表枠部14(枠状部材)が配設される構成においても、係る表枠部14を天井内装材20の室内側の意匠面と同調色に構成することで天井内装材20との一体的な美感を持たせた車両用室内照明装置10とすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の乗物用室内照明装置は、本実施形態に限定されず、その他各種の形態で実施することができる。例えば、本実施形態は、車両用室内照明装置10として説明したが、車両用に限定されず、船舶用、航空機用等の各種の乗物用に用いることができる。
10 車両用室内照明装置
12 ケース本体
12A 底部
12R 光源室
14 表枠部(枠状部材)
16 光源
17 照射光(光源の光)
18 ランプカバー(カバー部材)
18A 表面
18B 裏面
19 反射光
20 天井内装材(乗物用内装材)
22 開口部
24 基材
26 表皮材
30 光透過性塗料
32 フィルム

Claims (3)

  1. 乗物用内装材に装着される乗物用室内照明装置であって、
    前記乗物用内装材の厚み方向に貫通される開口部内に取り付けられる光源と、
    前記光源よりも室内側において前記開口部を覆うと共に前記光源の光を透過可能なカバー部材と、を有し、
    前記カバー部材の表面又は裏面には、前記カバー部材に隣接する前記乗物用内装材の室内側の意匠面と同調色の光透過性塗料が積層されて全面が覆われており、
    前記光源の消灯状態では反射光によって前記光透過性塗料の色が認識され、
    前記光源の点灯状態では前記光源の光が前記光透過性塗料を透過することで前記室内側が照射される乗物用室内照明装置。
  2. 請求項1に記載の乗物用室内照明装置であって、
    前記光透過性塗料が積層された透明なフィルムと前記カバー部材が一体的となった構成である乗物用室内照明装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用室内照明装置であって、
    前記カバー部材の外周側を囲む枠状部材が配設されており、
    前記枠状部材は、前記カバー部材に隣接する前記乗物用内装材の室内側の意匠面と同調色に構成されている乗物用室内照明装置。
JP2020175164A 2020-10-19 2020-10-19 乗物用室内照明装置 Pending JP2022066679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020175164A JP2022066679A (ja) 2020-10-19 2020-10-19 乗物用室内照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020175164A JP2022066679A (ja) 2020-10-19 2020-10-19 乗物用室内照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022066679A true JP2022066679A (ja) 2022-05-02

Family

ID=81389714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020175164A Pending JP2022066679A (ja) 2020-10-19 2020-10-19 乗物用室内照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022066679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102632182B1 (ko) * 2023-08-01 2024-02-01 주식회사 서연이화 암레스트 면발광 조명모듈 디스플레이

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102632182B1 (ko) * 2023-08-01 2024-02-01 주식회사 서연이화 암레스트 면발광 조명모듈 디스플레이

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6880418B2 (ja) 車両用発光部品及び車両用ドアライニング
US20170291536A1 (en) Interior trim part of a motor vehicle
JP2017154581A (ja) 車両用透光部材、車両用加飾装置および車両用加飾方法
KR20120032356A (ko) 자동차용 발광 가니쉬
US8387257B2 (en) Vehicle interior panel and method to manufacture
US20200025996A1 (en) Lighting system for an interior module
JP2009101840A (ja) 車両用照明装置
CN209484460U (zh) 一种图案隐藏式氛围灯
US20050264889A1 (en) Display member and panel display unit
CN112895643A (zh) 一种可用于凹面造型的软触饰件
WO2016208388A1 (ja) 自動車室内用照明装置
WO2005063527A1 (ja) イルミネーションモジュール
JP2022066679A (ja) 乗物用室内照明装置
JP2017095046A (ja) 車両用照明装置
JP6285644B2 (ja) 車両用加飾部品及び車両用ライニング
US11721249B2 (en) Trim element comprising an integrated display area
CN215042562U (zh) 透光汽车内饰板及汽车
CN209756995U (zh) 一种发光装饰件和汽车
JP2014125075A (ja) 室内灯ハーフミラーレンズ
CN218141275U (zh) 一种发光的车辆饰件和车辆
CN218805624U (zh) 一种朦胧透光型汽车内饰发光件
JP6628087B2 (ja) 操作装置
US11872935B2 (en) Illumination apparatus for the interior of a motor vehicle
US11721248B2 (en) Trim element comprising a main display surface and a peripheral display surface
JP2009101841A (ja) 車両用照明装置