JP2022065884A - ショーケースのガード構造 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022065884000001
【課題】4種の構成要素の組み合わせ形態を変更して、ショーケースの設置形態に対応した、態様が異なる3種のガード構造を構成し、構成要素を共用する分ガード構造のコストを削減する。
【解決手段】ガード構造は、第1から第3の態様G1~G3のひとつからなる。第1の態様G1は、レールブロック18とコーナーブロック19と第1と第2のエンドブロック20、21と連結ブロック22で構成して、本体ケース1の側壁6と前隅をガードする。第2の態様G2は、コーナーブロック19と第1と第2のエンドブロック20、21で構成して、本体ケース1の前隅を部分的にガードする。第3の態様G3は、レールブロック18と第1と第2のエンドブロック20、21で構成して、本体ケース1の側壁6をガードする。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーマーケットなどの店内に設置されて食材を展示販売するショーケースにおいて、ケース本体の外面に設けられるガード構造に関する。
この種のガード構造は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1のアイランド型のショーケースでは、四周壁の下縁外面にガード構造を設けている。ガード構造は、4個の直線状のガードレールと、各レールの接合隅部に配置される4個のコーナートリムで構成されている。各コーナートリムは樹脂外装部品と、樹脂外装部品の内側に締結固定される取付金具で構成されており、取付金具をバンパー取付サポートに締結したのち、ガードレールの端部をコーナートリムに嵌込むことにより、ガード構造をケース本体に固定している。
同様のガード構造は、特許文献2のショーケースにも開示されている。特許文献2のアイランド型のショーケースでは、ショーケースの四周壁の下縁外面にガード構造を設けている。ガード構造は、上部ガードレール部材および下部ガードレール部材と、両レール部材をケース本体に固定するためのハット形の取付金具と、両レール部材の間のライン溝に嵌合装着されるラインバンパーと、湾曲状のコーナートリムと、コーナートリムのコーナー溝に嵌合装着されるコーナーバンパーで構成してある。上下のガードレール部材は板金材で形成してあり、ラインバンパーおよびコーナーバンパーは弾性変形可能な合成樹脂製の成型品からなる。
特開2002-48465号公報 特開2011-251021号公報
特許文献1のガード構造では、取付金具を樹脂外装部品の内面側に締結し、取付金具をバンパー取付サポートに締結したうえで、その外面をガードレールで覆うので、ビスがガードレールの表面に出るのを防止して見栄えを向上できる。しかし、特許文献1のガード構造は、アイランド型のショーケース以外の、本体ケースの構造が大きく異なるオープンショーケースなどに適用することができないうえ、本体ケースの側壁や、本体ケースの隅部を部分的にガードすることもできない。また、ガードレールの両端がコーナートリムに嵌込み装着しているだけであり、さらに長尺のガードレールが板金製で撓み変形しやすいこともあって、ガードレールに衝撃や外力が作用した場合に、撓み変形してコーナートリムから外れてしまうおそれがある。
その点、特許文献2のガード構造では、上部ガードレール部材および下部ガードレール部材が、等脚台形状のライン溝の溝底で取付金具に締結してあるので、上下のレール部材に外力や衝撃が作用したとしても外れることはない。また、ラインバンパーは断面が略A字状に形成してあって、その内端が等脚台形状のライン溝に嵌合してあるので、ラインバンパーに外力や衝撃が作用したとしても外れることはない。しかし、板金材で形成してある上下のレール部材が、外力や衝撃を受けて部分的に塑性変形し、外観が損なわれてしまうおそれがある。また、特許文献1のガード構造と同様に、オープンショーケースなどに適用できないうえ、本体ケースの側壁や、本体ケースの隅部を部分的にガードできない不利もある。
本発明の目的は、複数の構成要素の組み合わせ形態を変更することで、ショーケースの設置形態に対応した複数種のガード構造を構成でき、その分だけガード構造のコストを削減できるようにしたショーケースのガード構造を提供することにある。
本発明の別の目的は、従来のガード構造に比べて構造強度を向上できるうえ、外観上のデザイン効果も併せて向上できるようにしたショーケースのガード構造を提供することにある。
本発明はショーケースの本体ケース1の外面に固定されるガード構造に係る。ガード構造は、本体ケース1の平坦壁に固定される直線状のレールブロック18と、本体ケース1の隅部に固定されるコーナーブロック19と、レールブロック18又はコーナーブロック19の端部に連結される第1、第2のエンドブロック20、21と、レールブロック18とコーナーブロック19の間に装着される連結ブロック22とを構成要素にして構成される。ガード構造は、レールブロック18の一端に連結ブロック22が連結され、連結ブロック22の一端にコーナーブロック19が連結され、コーナーブロック19の一端に第1のエンドブロック20が連結され、レールブロック18の他端に第2のエンドブロック21が連結されて構成される第1の態様G1と、コーナーブロック19の両端に第1、第2のエンドブロック20、21が連結されて構成される第2の態様G2と、レールブロック18の両端に第1、第2のエンドブロック20、21が連結されて構成される第3の態様G3から選択されるいずれかひとつの態様を採ることができるように構成されている。
レールブロック18とコーナーブロック19は、各ブロック18、19の両端に凹み形成したねじ座28、38にねじ込まれるレール体ねじ27またはコーナー体ねじ37で本体ケース1に締結固定されている。第1から第3の態様G1~G3のガード構造における第1、第2のエンドブロック20、21は、連結相手におけるレール体ねじ27またはコーナー体ねじ37の締結方向と同じ向きに係合連結され、各エンドブロック20、21の下面側からねじ込んだエンド体ねじ45で、レールブロック18またはコーナーブロック19に締結固定されて、レール体ねじ27またはコーナー体ねじ37の操作頭部を覆っている。連結ブロック22は、レールブロック18とコーナーブロック19の連結部に対して、レール体ねじ27の締結方向と同じ向きに係合装着され、連結ブロック22の下面側からねじ込んだ連結体ねじ53で、レールブロック18およびコーナーブロック19に締結固定されて、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部を覆っている。
レールブロック18の両端に第1連結部25および第2連結部26が突設されて、各連結部25、26の近傍にねじ座28が形成されている。コーナーブロック19は、本体ケース1の隅部の外面を覆う一対のコーナー腕32、33と、各コーナー腕32、33の端部に膨出形成される第3連結部35および第4連結部36を備えていて、一方のコーナー腕33および第3連結部35にねじ座38が形成されている。第1のエンドブロック20は、第1連結部25または第3連結部35と係合する第5連結部43を備えている。第2のエンドブロック21は、第2連結部26または第4連結部36と係合する第6連結部47を備えている。第1ないし第3の態様G1~G3の各ガード構造において、各連結部25、26、35、36、43、47どうしが互いに係合して係合相手を拘束し合っている。
レールブロック18およびコーナーブロック19の外面に化粧溝24、34が凹み形成されている。レールブロック18の化粧溝24の溝底の両端と、コーナーブロック19の化粧溝34の溝底の一端と第3連結部35にねじ座28、38が形成されている。第1のエンドブロック20と、第2のエンドブロック21と、連結ブロック22に、それぞれ化粧溝24、34と係合して、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部を覆う遮閉片44、48、52が形成してある。
本発明は、断面が3以上の平坦面で形成されたコーナー枠57に適用される第2の態様(G2)のガード構造を対象とすることができる。そこでのコーナーブロック19は、本体ケース1のコーナー枠57の外面を覆う一対のコーナー腕32、33と、各コーナー腕32、33を繋ぐ少なくともひとつのコーナー腕58と、一対のコーナー腕32、33の端部に膨出形成される第3連結部35および第4連結部36を備えており、各コーナー腕32、33、58の内面が、コーナー枠57の3以上の平坦面に沿って同形に形成されている。第2のエンドブロック21は第1のエンドブロック20と対称構造に構成されていて、第6連結部47が第1のエンドブロック20の第5連結部43と対称構造に構成されている。第5連結部43および第6連結部47に、コーナー体ねじ37用のねじ座38と、エンド体ねじ45用のねじ座46、49が形成されている。コーナーブロック19は、第3連結部35および第4連結部36に設けたねじ座38にねじ込まれるコーナー体ねじ37で本体ケース1に締結固定されている。
本発明では、本体ケース1の外面に固定されるガード構造を、レールブロック18と、コーナーブロック19と、第1、第2のエンドブロック20、21と、連結ブロック22とを構成要素にして構成した、加えてガード構造を第1から第3の態様G1~G3のいずれかひとつで構成するようにした。第1の態様G1は、レールブロック18の一端に連結ブロック22、コーナーブロック19、第1のエンドブロック20を順次連結し、レールブロック18の他端に第2のエンドブロック21を連結して構成し、本体ケース1の側壁6と前隅をガードできるようにした。また、第2の態様G2は、コーナーブロック19の両端に第1、第2のエンドブロック20、21を連結して構成し、本体ケース1の前隅を部分的にガードできるようにした。さらに、第3の態様G3は、レールブロック18の両端に第1・第2のエンドブロック20、21を連結して構成し、本体ケース1の側壁6をガードできるようにした。本発明によれば、レールブロック18と、コーナーブロック19と、第1、第2のエンドブロック20、21と、連結ブロック22からなる4種の構成要素の組み合わせ形態を変更することで、ショーケースの設置形態に対応した第1から第3の態様G1~G3にガード構造を構成することができるので、構成要素を共用できる分だけガード構造のコストを削減できる。
ガード構造の構成要素のうち、レールブロック18とコーナーブロック19は、レール体ねじ27またはコーナー体ねじ37で、本体ケース1に締結固定するようにした。また、各エンドブロック20、21、および連結ブロック22は、前記各ねじ27、37の締結方向と同じ向きに係合連結されて、下面側からねじ込んだエンド体ねじ45および連結体ねじ53で締結固定し、前記各ねじ27、37の操作頭部を覆うようにした。こうしたガード構造によれば、構成要素の全てが各ねじ27、37、45、53で、本体ケース1や連結部分に強固に固定されるので、各部材に外力や衝撃が作用するような場合でも締結対象から外れることはなく、従来のガード構造に比べて、ガード構造の構造強度を向上できる。また、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部を、エンドブロック20、21や連結ブロック22で覆い隠すことができるうえ、エンドブロック20、21や連結ブロック22は、下面側からねじ込んだエンド体ねじ45および連結体ねじ53で連結部に締結固定して、エンド体ねじ45および連結体ねじ53を見えにくくできるので、外観上のデザイン効果も併せて向上できるガード構造を提供できる。
レールブロック18の両端に第1、第2の連結部25、26を突設し、各連結部25、26の近傍にねじ座28を形成するようにした。また、コーナーブロック19のコーナー腕32、33の端部に第3、第4の連結部35、36を形成し、一方のコーナー腕33と第3連結部35にねじ座38を形成するようにした。さらに、第1、第2のエンドブロック20、21には、先の各連結部25、35、26、36と係合する第5、第6の連結部43、47を形成するようにした。こうしたガード構造によれば、本体ケース1に締結固定されるねじ座28、38の近傍で、各連結部25、26、35、36、43、47どうしが互いに係合して係合相手を拘束し合うので、第1から第3の態様G1~G3において、隣接する構成要素の連結強度を強固なものにして、各態様G1~G3における構造強度をさらに向上できる。
レールブロック18およびコーナーブロック19の外面に化粧溝24、34を凹み形成し、前者化粧溝24の溝底の両端と、後者化粧溝34の溝底の一端と第3連結部35にねじ座28、38を形成するようにした。また、第1、第2のエンドブロック20、21と連結ブロック22に、それぞれ化粧溝24、34と係合して、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部を覆う遮閉片44、48、52を形成するようにした。こうしたガード構造によれば、各態様G1~G3を構成した状態において、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部をねじ座28、38に収容して、外部から見えにくくでき、さらに各ねじ27、37の操作頭部を遮閉片44、48、52で覆い隠すことができる。従って、各態様G1~G3のガード構造の外観上の印象をすっきりさせて、デザイン効果をさらに向上できる。また、各ねじ27、37を外部から目視できないので、各ねじ27、37がいたずらで緩められることもない。
アイランド型のショーケースにおいては、本体ケース1のコーナー枠57に第2の態様G2のガード構造を固定して、コーナー枠57をガードするようにした。詳しくは、コーナーブロック19の一対のコーナー腕32、33に、第1のエンドブロック20と、第2のエンドブロック21を連結してガード構造を構成した。第2のエンドブロック21および第6連結部47は、第1のエンドブロック20および第5連結部43と対称構造に構成して、第5連結部43および第6連結部47に、コーナー体ねじ37用のねじ座38と、エンド体ねじ45用のねじ座46、49を形成するようにした。また、コーナーブロック19は、第3連結部35および第4連結部36に設けたねじ座38にねじ込まれるコーナー体ねじ37で本体ケース1に締結固定するようにした。こうしたガード構造によれば、コーナーブロック19をコーナー体ねじ37で本体ケース1に直接固定できるので、取付金具を介して本体ケースに固定する必要があった従来のガード構造に比べて、取付金具を省略できる分だけガード構造を低コスト化できるうえ、ガード構造の構造強度も向上できる利点がある。さらに、コーナー体ねじ37の操作頭部が、コーナーブロック19の第3連結部35および第4連結部36に連結される第1、第2のエンドブロック20、21で覆われるので、外観上のデザイン効果も併せて向上できるガード構造を提供できる。
本発明の実施例1に係るガード構造を示す横断平面図であり、第1の態様が採られた状態を示している。 ショーケースの正面図である。 第1の態様のガード構造の斜視図である。 レールブロックの表裏の構造を示す斜視図である。 コーナーブロックの表裏の構造を示す斜視図である。 第1のエンドブロックの表裏の構造を示す斜視図である。 第2のエンドブロックの表裏の構造を示す斜視図である。 連結ブロックの表裏の構造を示す斜視図である。 図1におけるA―A線断面図である。 図1におけるB―B線断面図である。 図1におけるC―C線断面図である。 本発明の実施例1に係るガード構造を示す斜視図であり、別の第1の態様が採られた状態を示している。 本発明の実施例1に係るガード構造を示す斜視図であり、第2の態様が採られた状態を示している。 本発明の実施例1に係るガード構造を示す斜視図であり、第3の態様が採られた状態を示している。 本発明の実施例2に係るガード構造を示す斜視図であり、第2の態様が採られた状態を示している。 本発明の実施例2に係るガード構造を構成するコーナーブロックの斜視図である。 本発明の実施例2に係るガード構造を構成するコーナーブロックの横断平面図である。
(実施例1)図1ないし図14に本発明に係るショーケースのガード構造を、オープンショーケースに適用した実施例1を示す。この実施例における前後、左右、上下とは、図2、図3に示す交差矢印と、矢印の近傍の前後、左右、上下の表記に従う。図2に示すようにショーケースは、前面が開放された縦長直方体状の断熱箱からなる本体ケース1を備える。本体ケース1で囲まれた庫内は、内ケース2により、陳列室3と冷気循環通路4とに区画されている。本体ケース1は天壁5と、左右一対の側壁6・6と、前壁7と、底壁と、冷気循環通路4の後面を覆う後壁とで構成されている。陳列室3には、飲料や食品などの商品を陳列する陳列棚8が上下多段状に配置されている。冷気循環通路4は底壁の下面と、内ケース2の後面と、前壁7の下面にわたってコ字状に区画されており、その下側に機器室9が区画されている。冷却ユニットは、機器室9に収容した圧縮機11、凝縮器12、凝縮器ファン13と、冷気循環通路4に配置した蒸発器14と蒸発器ファン15とで構成されている。庫内の冷気は、蒸発器ファン15で底壁の前端の吸込口から冷気循環通路4内へ導入され、蒸発器14を通過する間に冷却されたのち、前壁7の下面前部の吹出口から陳列室3に吹出される。この冷気循環によって、吹出口と吸込口の間に内外2重のエアーカーテンを形成して、外気が陳列室3に入り込むのを防いでいる。
ショッピングカートが衝突して本体ケース1が傷付くのを防ぐために、本体ケース1の外面にはガード構造が設けられている。図2に、本体ケース1の左右の前隅から側壁6・6の外面にわたって固定される第1の態様G1のガード構造を示す。図3に示すように第1の態様G1のガード構造は、本体ケース1の側壁(平坦壁)6・6に固定される直線状のレールブロック18と、本体ケース1の前隅(隅部)に固定されるコーナーブロック19と、コーナーブロック19の側端に連結される第1のエンドブロック20と、レールブロック18の後端に連結される第2のエンドブロック21と、レールブロック18とコーナーブロック19の連結部に係合装着される連結ブロック22とを構成要素にして構成される。図2において左右のガード構造は、左右の勝手違いはあるものの基本的な構造は同じであるので、本実施例では図2に向かって左側のガード構造についてのみ詳細構造を説明し、右側のガード構造の説明は省略する。なお、オープンショーケースは横並び状に隣接配置されることが多いので、端に位置するオープンショーケースの本体ケース1の片側にのみ第1の態様G1のガード構造を設ければ足りる。
図4に示すように、レールブロック18は前後に長い射出成型品からなり、その外面に化粧溝24が凹み形成され、前端に第1連結部25が突設され、後端に第2連結部26が突設されている。化粧溝24の溝底の前後端寄りには、レール体ねじ27(図1参照)の操作頭部とねじ軸を受け入れるねじ座28が凹み形成されている。第1連結部25は縦断面がコ字状の枠体からなり、上下壁に連結体ねじ53のねじ軸を通す挿通穴29が形成されている。第2連結部26は凸字状の突起からなり、突端の板壁にエンド体ねじ45がねじ込まれるねじ下穴30が形成されている。
図5に示すようにコーナーブロック19は、レールブロック18と同じ断面の一対のコーナー腕32、33を備えた、平面視がL字状の射出成型品からなる。各コーナー腕32、33の外面には化粧溝34が凹み形成され、前側のコーナー腕32の側端に立方体状の第3連結部35が膨出形成され、側壁6側のコーナー腕33の端部に凸字状の第4連結部36が膨出形成されている。側壁6側のコーナー腕33の化粧溝34の後端寄りと、第3連結部35には、コーナー体ねじ37の操作頭部とねじ軸を受け入れるねじ座38が凹み形成されている。また、第3連結部35にはエンド体ねじ45をねじ込むためのねじ下穴39が形成されており、第4連結部36には連結体ねじ53をねじ込むためのねじ下穴40が形成されている。
図6に示すように第1のエンドブロック20は、平面視が直角三角形状の射出成型品からなり、その直交周面の側に先の第3連結部35と係合する第5連結部43が凹み形成され、コーナーブロック19との接合面の側に遮閉片44が突設されている。第5連結部43の下壁には、エンド体ねじ45の操作頭部とねじ軸を受け入れるねじ座46が形成されている。図7に示すように第2のエンドブロック21は、平面視が直角三角形状の射出成型品からなり、その直交周面の側に先の第2連結部26に係合する第6連結部47が凹み形成され、レールブロック18との接合面の側に遮閉片48が突設されている。第6連結部47の下壁には、エンド体ねじ45の操作頭部とねじ軸を受け入れるねじ座49が形成されている。
図8に示すように連結ブロック22は、化粧溝24を省略したレールブロック18と同じ断面の射出成型品からなり、その内部にレールブロック18とコーナーブロック19の連結部に係合装着される第7連結部51が凹み形成され、連結ブロック22の外面前後にレール体ねじ27とコーナー体ねじ37の外面を覆う遮閉片52が突設されている。第7連結部51の下壁には、連結体ねじ53の操作頭部とねじ軸を受け入れるねじ座54が形成されている。レール体ねじ27、コーナー体ねじ37、エンド体ねじ45、連結体ねじ53はいずれもトラス頭タッピンビスからなる。
以上のように構成した各ブロック18、19、20、21、22は、例えば以下の手順で本体ケース1に組付けることができる。まず、コーナーブロック19を本体ケース1の前隅にあてがって前後、左右、上下方向に位置決めした状態で、両端に設けたねじ座38に挿通したコーナー体ねじ37を前壁7および側壁6にねじ込んで、コーナーブロック19を本体ケース1に固定する。次に、レールブロック18の第1連結部25をコーナーブロック19の第4連結部36に係合連結し位置決めした状態で、前後に設けたねじ座28に挿通したレール体ねじ27を側壁6にねじ込んで、レールブロック18を側壁6に固定する。
さらに、第1のエンドブロック20の第5連結部43を、コーナーブロック19の第3連結部35に対して、コーナー体ねじ37のねじ込み方向(コーナー体ねじ37の締結方向)と同じ向きに係合装着したのち、第1のエンドブロック20のねじ座46に挿通したエンド体ねじ45を、第3連結部35のねじ下穴39にねじ込んで、第1のエンドブロック20をコーナーブロック19に固定する。この状態では、コーナー体ねじ37の操作頭部が第5連結部43の前壁で覆われており、遮閉片44は化粧溝34と係合している。
同様にして、第2のエンドブロック21の第6連結部47を、レールブロック18の第2連結部26に対して、レール体ねじ27のねじ込み方向(レール体ねじ27の締結方向)と同じ向きに係合装着したのち、第2のエンドブロック21のねじ座49に挿通したエンド体ねじ45を、第2連結部26のねじ下穴30にねじ込んで、第2のエンドブロック21をレールブロック18に固定する。この状態では、レール体ねじ27の操作頭部が化粧溝24と係合する遮閉片48で覆われている。なお、先に説明した第1のエンドブロック20の遮閉片44は、コーナー体ねじ37を遮蔽するものではなく、遮閉片52とバランスをとるためのダミーとして機能している。
最後に、連結ブロック22の第7連結部51を、レールブロック18とコーナーブロック19の連結部に対して、レール体ねじ27のねじ込み方向(レール体ねじ27の締結方向)と同じ向きに係合装着したのち、連結ブロック22のねじ座54に挿通した連結体ねじ53を、第4連結部36のねじ下穴40にねじ込んで、連結ブロック22を第1連結部25および第4連結部36に固定する。この状態では、レール体ねじ27とコーナー体ねじ37の操作頭部が化粧溝24と係合する遮閉片52で覆われている。
図12は、別の第1の態様G1のガード構造を示しており、そこでは、レールブロック18の前後長さが、先のレールブロック18の前後長さより短く設定されている。このように、本体ケース1の側壁6の後半部分が、隣接配置される他の陳列ケースで覆われるような場合には、短いレールブロック18を使用して、本体ケース1の露出部分をガード構造で保護してやればよい。
図13に、コーナーブロック19と、第1、第2のエンドブロック20、21で構成した第2の態様G2のガード構造を示す。この場合には、コーナーブロック19の各コーナー腕32、33をコーナー体ねじ37で前壁7および側壁6に締結固定したうえで、コーナーブロック19の第3連結部35に、第1のエンドブロック20の第5連結部43を係合し、コーナーブロック19の第4連結部36に、第2のエンドブロック21の第6連結部47を係合して、各エンドブロック20、21をエンド体ねじ45でコーナーブロック19に締結固定する。第2の態様G2のガード構造においては、側壁6側のコーナー腕33を締結するコーナー体ねじ37の操作頭部が、第2のエンドブロック21の遮閉片48で覆われる。このように、ショッピングカートが衝突するおそれが本体ケース1の前隅に限られる場合には、コーナーブロック19と2個のエンドブロック20、21のみでガード構造を構成すれば足りる。
図14に、レールブロック18と、2個のエンドブロック20、21で構成した第3の態様G3のガード構造を示す。この場合には、レールブロック18の第1連結部25に、第1のエンドブロック20の第5連結部43を係合連結して、エンド体ねじ45で締結固定する。また、レールブロック18の第2連結部26に、第2のエンドブロック21の第6連結部47を係合連結して、エンド体ねじ45で締結固定する。この場合のレールブロック18の前後長さは、実施例1で説明したレールブロック18の前後長さと同じであるが、必要に応じて変更すればよい。第3の態様G3のガード構造においては、レールブロック18の前部を締結するレール体ねじ27の操作頭部が、第1のエンドブロック20の遮閉片44で覆われる。
以上説明したように本体ケース1の外面に固定されるガード構造は、レールブロック18と、コーナーブロック19と、第1、第2のエンドブロック20、21と、連結ブロック22を構成要素にして、上記のような第1から第3の態様G1~G3のいずれか一つの態様を採ることができる。第1の態様G1は、レールブロック18の一端に連結ブロック22、コーナーブロック19、第1のエンドブロック20を順次連結し、レールブロック18の他端に第2のエンドブロック21を連結して構成し、本体ケース1の側壁6と前隅をガードすることができる。第2の態様G2は、コーナーブロック19の両端に第1、第2のエンドブロック20、21を連結して構成し、本体ケース1の前隅を部分的にガードすることができる。第3の態様G3は、レールブロック18の両端に第1・第2のエンドブロック20、21を連結して構成して、本体ケース1の側壁6をガードすることができる。こうしたガード構造によれば、レールブロック18と、コーナーブロック19と、第1、第2のエンドブロック20、21と、連結ブロック22からなる4種の構成要素の組み合わせ形態を変更することで、ショーケースの設置形態に対応した第1から第3の態様G1~G3の3種のガード構造を構成できるので、構成要素を共用できる分だけガード構造のコストを削減できる。
ガード構造の構成要素のうち、レールブロック18とコーナーブロック19は、レール体ねじ27またはコーナー体ねじ37で、本体ケース1に締結固定するようにした。また、各エンドブロック20、21、および連結ブロック22は、前記各ねじ27、37の締結方向と同じ向きに係合連結されて、下面側からねじ込んだエンド体ねじ45および連結体ねじ53で締結固定し、前記各ねじ27、37の操作頭部を覆うようにした。こうしたガード構造によれば、構成要素の全てが各ねじ27、37、45、53で、本体ケース1や連結部分に強固に固定されるので、各部材に外力や衝撃が作用するような場合でも締結対象から外れることはなく、従来のガード構造に比べて、ガード構造の構造強度を向上できる。また、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部を、エンドブロック20、21や連結ブロック22で覆い隠すことができるうえ、エンドブロック20、21や連結ブロック22は、下面側からねじ込んだエンド体ねじ45および連結体ねじ53で連結部に締結固定して、エンド体ねじ45および連結体ねじ53を見えにくくできるので、外観上のデザイン効果も併せて向上できるガード構造を提供できる。
レールブロック18の両端に第1、第2の連結部25、26を突設し、各連結部25、26の近傍にねじ座28を形成するようにした。また、コーナーブロック19のコーナー腕32、33の端部に第3、第4の連結部35、36を膨出形成し、一方のコーナー腕33と第3連結部35にねじ座38を形成するようにした。さらに、第1、第2のエンドブロック20、21には、先の連結部25、35、26、36と係合する第5、第6の連結部43、47を形成するようにした。こうしたガード構造によれば、本体ケース1に締結固定されるねじ座28、38の近傍で、各連結部25、26、35、36、43、47どうしが互いに係合して係合相手を拘束し合うので、第1から第3の態様G1~G3のガード構造において、隣接する構成要素の連結強度を強固なものにして、各ガード構造の構造強度をさらに向上できる。
レールブロック18およびコーナーブロック19の外面に化粧溝24、34を凹み形成し、前者化粧溝24の溝底の両端と、後者化粧溝34の溝底の一端と第3連結部35にねじ座28、38を形成するようにした。また、第1、第2のエンドブロック20、21と連結ブロック22に、それぞれ化粧溝24、34と係合して、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部を覆う遮閉片44、48、52を形成するようにした。こうしたガード構造によれば、各態様G1~G3のガード構造を構成した状態において、レール体ねじ27およびコーナー体ねじ37の操作頭部をねじ座28、38に収容して、外部から見えにくくでき、さらに各ねじ27、37の操作頭部を遮閉片44、48、52で覆い隠すことができる。従って、各態様G1~G3におけるガード構造の外観上の印象をすっきりさせて、デザイン効果をさらに向上できる。また、各ねじ27、37を外部から目視できないので、各ねじ27、37がいたずらで緩められることもない。
レールブロック18と、コーナーブロック19と、第1、第2のエンドブロック20、21と、連結ブロック22は、それぞれ硬質プラスチック製の射出成形品で形成するようにした。こうしたガード構造によれば、各構成部品の個々の強度を十分に大きくできるので、各態様G1~G3のガード構造にショッピングカートが衝突して大きな外力や衝撃が作用するような場合でも、各構成部品が傷付き、あるいは部分的に塑性変形することがなく、しかも連結相手から分離して脱落することもないので、各態様G1~G3におけるガード構造の外観を長期にわたって良好な状態に維持できる。
(実施例2)図15ないし図17に、アイランド型のショーケースに適用される実施例2に係るガード構造を示す。ガード構造の適用対象となるショーケースの本体ケース1は、左右の側壁6と、前壁7と、後壁56とで平面視が四角形状に構成されていて上面が開放されており、各壁6、7、56の上半部は透明なガラス壁になっている。本体ケース1の4隅には断面が台形状のコーナー枠57が設けられている。本実施例では、コーナーブロック19をコーナー枠57の外面の上下に装着して、ショッピングカート等がコーナー枠57に衝突するのを防いでいる。コーナー枠57は、3個の平坦面を備えた断面台形状に形成されており、斜辺部に相当する平坦面が、側壁6および前壁7と平行とされている。
本実施例に係るガード構造は、第2の態様G2が採られている。当該ガード構造の基本構造は、基本的に実施例1の第2の態様G2と同じであるが、コーナーブロック19がコーナー枠57の断面形状に合致する形状になっている点と、第2のエンドブロック21が第1のエンドブロック20と対称構造になっている点が異なる。詳しくは、コーナーブロック19は、本体ケース1のコーナー枠57の外面を覆う一対のコーナー腕32、33と、各コーナー腕32、33を繋ぐ中央のコーナー腕58と、前壁7側のコーナー腕32の端部に膨出形成される第3連結部35と、側壁6側のコーナー腕33の端部に膨出形成される第4連結部36とを備えている。各コーナー腕32、33、58の内面は、コーナー枠57の3個の平坦面に沿って同形に形成されている。
第3連結部35は、実施例1で説明したコーナーブロック19の第3連結部35と同じ構造になっており、第4連結部36は第3連結部35と対称構造になっている。第3連結部35と第4連結部36には、それぞれコーナー体ねじ37用のねじ座38と、エンド体ねじ45用のねじ下穴39が形成されている。第1のエンドブロック20は、実施例1で説明した第1のエンドブロック20と同じであり、内部に第5連結部43が形成されている。第2のエンドブロック21は、第1のエンドブロック20と対称構造となるように形成されており、その内部に第5連結部43と対称構造の第6連結部47が形成されている。第6連結部47にはエンド体ねじ45用のねじ座49が形成されている。
以上のような構成からなるガード構造をコーナー枠57に組む場合には、コーナーブロック19の各コーナー腕32、33をコーナー体ねじ37で前壁7および側壁6に締結固定したうえで、コーナーブロック19の第3連結部35に、第1のエンドブロック20の第5連結部43を係合し、コーナーブロック19の第4連結部36に、第2のエンドブロック21の第6連結部47を係合して、各エンドブロック20、21をエンド体ねじ45でコーナーブロック19に締結固定する。以上の手順を繰り返し行って、各コーナー枠57の上下にガード構造を固定する。
以上のように、本実施例のショーケースにおいては、コーナーブロック19の一対のコーナー腕32、33に、第1のエンドブロック20と、第2のエンドブロック21を連結してガード構造を構成した。第2のエンドブロック21および第6連結部47は、第1のエンドブロック20および第5連結部43と対称構造に構成して、第5連結部43および第6連結部47に、コーナー体ねじ37用のねじ座38と、エンド体ねじ45用のねじ座46、49を形成するようにした。また、コーナーブロック19は、第3連結部35および第4連結部36に設けたねじ座38にねじ込まれるコーナー体ねじ37で本体ケース1に締結固定するようにした。こうしたガード構造によれば、コーナーブロック19をコーナー体ねじ37で本体ケース1に直接固定できるので、取付金具を介して本体ケースに固定する必要があった従来のガード構造に比べて、取付金具を省略できる分だけガード構造を低コスト化できるうえ、ガード構造の構造強度も向上できる利点がある。さらに、コーナー体ねじ37の操作頭部が、コーナーブロック19の第3連結部35および第4連結部36に連結される第1、第2のエンドブロック20、21で覆われるので、外観上のデザイン効果も併せて向上できるガード構造を提供できる。
上記以外に、レールブロック18およびコーナーブロック19の化粧溝24、34は省略することができ、その場合には各ブロック18、19を締結する各ねじ27、37の操作頭部を遮閉片44、48、52で覆うとよい。あるいは、ねじ座28、38の開口に連続して、各遮閉片44、48、52を受入れる凹部が形成してあってもよい。レールブロック18、コーナーブロック19、第1と第2のエンドブロック20,21、および連結ブロック22は硬質ゴムで形成することができ、また、これら各ブロック18~22はアルミニウムなどの金属素材からなるダイカスト品で形成することもできる。レールブロック18は、形成素材に関わらず、押出成形品に切削加工を施して形成することもできる。
第1と第2のエンドブロック20,21は、平面視が三角形状である必要はなく、平面視が4分円状に形成してもよい。
1 本体ケース
6 側壁
7 前壁
18 レールブロック
19 コーナーブロック
20 第1のエンドブロック
21 第2のエンドブロック
22 連結ブロック
24 化粧溝
25 第1連結部
26 第2連結部
27 レール体ねじ
28 ねじ座
32 コーナー腕
33 コーナー腕
34 化粧溝
35 第3連結部
36 第4連結部
37 コーナー体ねじ
38 ねじ座
43 第5連結部
44 遮閉片
45 エンド体ねじ
46 ねじ座
47 第6連結部
48 遮閉片
49 ねじ座
51 第7連結部
52 遮閉片
53 連結体ねじ
54 ねじ座
G1 第1の態様
G2 第2の態様
G3 第3の態様

Claims (5)

  1. ショーケースの本体ケース(1)の外面に固定されるガード構造であって、
    本体ケース(1)の平坦壁に固定される直線状のレールブロック(18)と、本体ケース(1)の隅部に固定されるコーナーブロック(19)と、レールブロック(18)又はコーナーブロック(19)の端部に連結される第1、第2のエンドブロック(20、21)と、レールブロック(18)とコーナーブロック(19)の間に装着される連結ブロック(22)とを構成要素とし、
    レールブロック(18)の一端に連結ブロック(22)が連結され、連結ブロック(22)の一端にコーナーブロック(19)が連結され、コーナーブロック(19)の一端に第1のエンドブロック(20)が連結され、レールブロック(18)の他端に第2のエンドブロック(21)が連結されて構成される第1の態様(G1)と、
    コーナーブロック(19)の両端に第1、第2のエンドブロック(20、21)が連結されて構成される第2の態様(G2)と、
    レールブロック(18)の両端に第1、第2のエンドブロック(20、21)が連結されて構成される第3の態様(G3)から選択される、いずれかひとつの態様を採ることができるように構成されているショーケースのガード構造。
  2. レールブロック(18)とコーナーブロック(19)は、各ブロック(18、19)の両端に凹み形成したねじ座(28、38)にねじ込まれるレール体ねじ(27)またはコーナー体ねじ(37)で本体ケース(1)に締結固定されており、
    第1から第3の各態様(G1~G3)における第1、第2のエンドブロック(20、21)は、連結相手におけるレール体ねじ(27)またはコーナー体ねじ(37)の締結方向と同じ向きに係合連結され、各エンドブロック(20、21)の下面側からねじ込んだエンド体ねじ(45)で、レールブロック(18)またはコーナーブロック(19)に締結固定されて、レール体ねじ(27)またはコーナー体ねじ(37)の操作頭部を覆っており、
    連結ブロック(22)は、レールブロック(18)とコーナーブロック(19)の連結部に対して、レール体ねじ(27)の締結方向と同じ向きに係合装着され、連結ブロック(22)の下面側からねじ込んだ連結体ねじ(53)で、レールブロック(18)およびコーナーブロック(19)に締結固定されて、レール体ねじ(27)およびコーナー体ねじ(37)の操作頭部を覆っている請求項1に記載のショーケースのガード構造。
  3. レールブロック(18)の両端に第1連結部(25)および第2連結部(26)が突設されており、
    コーナーブロック(19)が、本体ケース(1)の隅部の外面を覆う一対のコーナー腕(32、33)と、各コーナー腕(32、33)の端部に膨出形成される第3連結部(35)および第4連結部(36)を備えていて、一方のコーナー腕(33)と第3連結部(35)にねじ座(38)が形成されており、
    第1のエンドブロック(20)は、第1連結部(25)または第3連結部(35)と係合する第5連結部(43)を備えており、
    第2のエンドブロック(21)は、第2連結部(26)または第4連結部(36)と係合する第6連結部(47)を備えており、
    第1ないし第3の各態様(G1~G3)において、各連結部(25、26、35、36、43、47)どうしが互いに係合して係合相手を拘束し合っている請求項1、または2に記載のショーケースのガード構造。
  4. レールブロック(18)およびコーナーブロック(19)の外面に化粧溝(24、34)が凹み形成されており、
    レールブロック(18)の化粧溝(24)の溝底の両端と、コーナーブロック(19)の化粧溝(34)の溝底の一端と第3連結部(35)にねじ座(28、38)が形成されており、
    第1のエンドブロック(20)と、第2のエンドブロック(21)と、連結ブロック(22)に、それぞれ化粧溝(24、34)と係合して、レール体ねじ(27)およびコーナー体ねじ(37)の操作頭部を覆う遮閉片(44、48、52)が形成されている請求項1から3のいずれかひとつに記載のショーケースのガード構造。
  5. 断面が3以上の平坦面で形成されたコーナー枠(57)に適用される第2の態様(G2)のガード構造であって、
    コーナーブロック(19)は、本体ケース(1)のコーナー枠(57)の外面を覆う一対のコーナー腕(32、33)と、各コーナー腕(32、33)を繋ぐ少なくともひとつのコーナー腕(58)と、一対のコーナー腕(32、33)の端部に膨出形成される第3連結部(35)および第4連結部(36)を備えていて、各コーナー腕(32、33、58)の内面が、コーナー枠(57)の3以上の平坦面に沿って同形に形成されており
    第2のエンドブロック(21)は、第1のエンドブロック(20)と対称構造に構成されており、第6連結部(47)は、第1のエンドブロック(20)の第5連結部(43)と対称構造に構成されており、
    第5連結部(43)および第6連結部(47)に、コーナー体ねじ(37)用のねじ座(38)と、エンド体ねじ(45)用のねじ座(46、49)とが形成されており、
    コーナーブロック(19)は、第3連結部(35)および第4連結部(36)に設けたねじ座(38、38)にねじ込まれるコーナー体ねじ(37、37)で本体ケース(1)に締結固定されている請求項1に記載のショーケースのガード構造。
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