JP2022060627A - 施設管理装置 - Google Patents

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Tomohiro Narui
冬樹 佐藤
Fuyuki Sato
憲幸 長廣
Noriyuki Nagahiro
仁 川▲崎▼
Jin Kawasaki
輔祐太 渡邉
Futa Watanabe
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Abstract

【課題】施設に設置されている設備の監視対象の状態を表示させる際のユーザの利便性の向上を図る。【解決手段】施設管理装置1は、ユーザにより指定された入力情報を受け付ける受付部11と、施設に設置されている各設備の監視対象の状態値を含む設備状態情報及び各設備の監視対象、設備種別及び設置場所を含む設備情報を参照して、入力情報から特定される設備、当該設備の監視対象の状態値及び位置情報を抽出するデータ抽出部12と、フロア画像を含む画像情報及びフロア画像上における各設備の位置情報と、当該設備の監視対象の状態値を示す表示部品と、が対応づけられた表示情報を参照して、データ抽出部12により抽出された設備の監視対象の状態値を表示部品によって、フロア画像上の当該設備の設置位置に表示させる表示データを生成する表示データ生成部13と、表示データの表示制御を行う表示制御部14と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、施設管理装置、特に施設に設置されている設備に関する情報の表示に関する。
施設を監視及び管理する施設管理装置では、施設内の監視ポイントから、定周期的に、例えば1分、1時間毎にデータを収集し、記録する。監視ポイントは、施設に設置されている空調、照明等の設備に対応付けられている。記録されるデータは、例えば空調設備の場合、空調設備に対する設定温度、室温等現時点の測定温度、電源のオンオフ状態等、空調設備における監視の対象とする状態を示すデータである。この例のように、1台の空調設備に対し、監視の対象とする状態として複数の監視ポイントが設定される場合がある。そして、施設管理装置では、記録したデータを解析するなどして設備の状態を把握しながら設備の監視、管理を行う。
施設管理装置が取り扱う設備の状態に関するデータは、画面に表示することによって施設の管理者等に提供する。従来では、管理者によって指定された設備や系統毎に、監視ポイントの状態を示す状態情報を表示する機能が提供されている(例えば、特許文献1)。
特開2016-110577号公報 特開2002-117126号公報 特開2003-073051号公報 特開2014-206880号公報 特開2019-200564号公報
しかしながら、従来においては、監視画面の画面タイプ毎に画面を予め作成し、更に系統に関連する状態情報を指定された画面タイプの画面上に表示させるためには、施設内の各設備のつながりを示す情報に基づき系統分類データを全ての系統に対して予め作成しておく必要があった。従って、新たな系統を画面に表示させるためには、画面の設計及び新たな系統の系統分類データを作成する必要があった。
また、表示させる画面は予め作り込まれているので、表示させたい情報を選択して表示させるなどの便宜を図ることができなかった。
本発明は、施設に設置されている設備の監視対象の状態を表示させる際のユーザの利便性の向上を図ることを目的とする。
本発明に係る施設管理装置は、施設に設置されている各設備の監視対象の状態を示す状態値を含む状態情報を記憶する状態情報記憶手段と、前記各設備の監視対象、設備種別及び設置場所を含む設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、前記施設のエリア毎のマップ画像を含む画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、前記画像上における前記各設備の設置位置を示す位置情報と、当該設備の監視対象の状態値を示す表示部品と、が対応づけられた表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、ユーザにより指定された入力情報を受け付ける受付手段と、前記状態情報及び前記設備情報を参照して、前記入力情報から特定される設備、当該設備の監視対象の状態値及び位置情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された設備の監視対象の状態値を前記表示部品によって、前記マップ画像上の当該設備の設置位置に表示させる表示データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された表示データの表示制御を行う表示制御手段と、を有するものである。
また、前記受付手段は、前記入力情報として、設備種別及び監視対象を受け付けるものである。
また、表示対象とする前記設備種別又は前記エリアの少なくとも一方をユーザの識別情報に対応付けしたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を有し、前記受付手段は、前記入力情報としてユーザの識別情報を受け付け、前記抽出手段は、前記ユーザ情報を参照して、前記受付手段により受け付けられたユーザの識別情報から特定される設備、当該設備の監視対象の状態値及び位置情報を抽出するものである。
また、前記設備に対して実施された保守作業に関する履歴情報を記憶する保守履歴情報記憶手段を有し、前記受付手段は、前記入力情報として、実行された保守作業を特定しうる情報を受け付け、前記抽出手段は、前記受付手段が受け付けた情報から特定された保守作業の対象となった設備を抽出するものである。
本発明によれば、施設に設置されている設備の監視対象の状態を表示させる際のユーザの利便性の向上を図ることができる。
実施の形態1における施設管理装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1における施設管理装置を示すブロック構成図である。 実施の形態1における状態情報記憶部に記憶される状態情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態1における設備情報記憶部に記憶される信号情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態1における設備情報記憶部に記憶される機器情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態1における画像情報記憶部に記憶される画像情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態1における表示情報記憶部に記憶される表示情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態1における情報表示処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における画面表示例を示す図である。 実施の形態2における施設管理装置のブロック構成図である。 実施の形態2におけるユーザ情報記憶部に記憶される個人情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態2におけるユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ属性情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態3における施設管理装置のブロック構成図である。 実施の形態3における保守履歴情報記憶部に記憶される保守履歴情報のデータ構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における施設管理装置1を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態における施設管理装置1は、パーソナルコンピュータ(PC)等の従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、施設管理装置1は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶手段としてのハードディスクドライブ(HDD)34、図示しないコントローラ等を接続する通信手段としてのネットワークインタフェース(IF)35、マウスやキーボード等の入力手段及びディスプレイ等の表示手段を含むユーザインタフェース(UI)36を内部バス37に接続して構成される。
図2は、本発明に係る施設管理装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。本実施の形態における施設管理装置1は、受付部11、データ抽出部12、表示データ生成部13、表示制御部14、情報管理部15、状態情報記憶部21、設備情報記憶部22、画像情報記憶部23及び表示情報記憶部24を有している。なお、本実施の形態に説明に用いない構成要素については、図から省略している。
受付部11は、ユーザにより指定された入力情報を受け付ける。ここでいうユーザは、基本的には、ビル等の施設の管理者であるが、管理者に限定する必要はなく、例えば設備の保守員等でよい。入力情報は、表示の対象とする監視ポイントを特定しうる情報であり、入力情報として指定された語句は、状態情報及び設備情報の検索条件になる。
ここで、「監視ポイント」とは、施設内の設備に、予め監視対象として設けられているポイントである。監視対象は、例えば空調設備の場合、空調設備に対する設定温度、室温、電源のオンオフ状態等、空調設備において監視したい項目であり、ユーザは、その項目値(「状態値」ともいう)によって設備の状態を知ることができる。この例のように、1台の空調設備に対し、複数の監視ポイントが設定される場合がある。監視ポイントからは、設備の監視対象の状態を、設備から得られるデータ若しくは設備に内蔵又は周辺に設置されたセンサ等による測定データにより得られる。監視ポイントは、設備の状態を監視するポイントであることから、広義には設備のことを指す場合があり、また、設定温度等のように狭義には設備の状態を示す場合もある。
データ抽出部12は、設備状態情報及び設備情報を参照して、ユーザからの入力情報から特定される設備、当該設備の監視対象の状態値及び位置情報を抽出する。
表示データ生成部13は、データ抽出部12により抽出された設備の監視対象の状態値を表示部品によって、画面に表示される画像上の当該設備の設置位置に表示させる表示データを生成する。表示部品は、例えば、設備の監視対象の状態値を表すアイコン画像、あるいは機器を示すアイコン画像と状態値を表示する表示領域を含むようにして構成される。画面に表示される画像は、施設のエリア毎のマップ画像であり、表示部品が表示されるときの背景画像となる。
表示制御部14は、表示データ生成部13により生成された表示データの表示制御を行う。本実施の形態では、施設管理装置1に表示手段として接続されているディスプレイに表示させることを想定して説明するが、他の情報処理装置のディスプレイに表示させるようにしてもよい。この場合、表示制御部14は、表示データを他の情報処理装置へ送信するなどして表示の制御を行う。
図3は、本実施の形態における状態情報記憶部21に記憶される状態情報のデータ構成例を示す図である。状態情報は、信号IDに、監視ポイントの属性情報である監視対象及び状態を対応付けして設定される。信号IDは、監視ポイントから得られる設備の監視対象の状態を示す信号データの識別情報である。監視ポイントは、信号IDによって特定される。つまり、状態情報は、監視ポイント毎に設定される。監視対象は、上記例示した設定温度、室温等、設備に関して何を監視したいか、その監視したい設備の状態を得る監視項目に相当する。設備の状態には、図3に示す状態情報に例示したように、設備の正常/異常、ON/OFFや運転時間や起動回数等、設備の現時点における運転状態や、空調設備における設定温度等のように現時点で設定内容などが含まれる。状態値は、設備の監視対象の状態を表すデータであり、信号データのデータ値である。
図4A,4Bは、本実施の形態における設備情報記憶部22に記憶される設備情報のデータ構成例を示す図である。本実施の形態における設備情報は、図4Aに示す信号情報と、図4Bに示す機器情報とを含む。信号情報は、前述した信号IDに、監視ポイントの属性情報である、前述した監視対象と、当該監視ポイントに紐付く設備の機器名を対応付けして設定される。信号情報は、信号データ毎、つまり、監視ポイント毎に設定される。機器情報は、機器を識別する識別情報としての機器IDに、監視ポイントの属性情報である、前述した当該機器の設備種別及び機器名と、当該機器が施設内において設置されている位置を示す位置情報としての棟及びフロアと、が対応付けして設定される。機器情報は、監視、管理の対象となる機器毎に設定される。なお、機器は、空調、照明等、いずれかの設備に属する機器である。空調設備には、空調機、除湿機等の各種機器が含まれるが、本実施の形態では、便宜的に設備と機器を同義に用いる。
図5は、本実施の形態における画像情報記憶部23に記憶される画像情報のデータ構成例を示す図である。画像情報は、管理対象となる施設のエリア毎のマップ画像を含む。本実施の形態では、エリアとしてフロアを想定して説明する。また、本実施の形態では、マップ画像として2次元的な平面図を用いるが、これに限らず、3次元的な立体画像でもよい。画像情報は、フロアのある棟、フロアのある階、当該フロアの平面図に付与する識別情報としての画面ID及び当該画面IDにより識別されるフロア画像の画像データのファイル名を組にして含む。なお、本実施の形態では、画像データの格納先を特定しているため含めていないが、画像情報に、画像データの格納先情報を含めてもよい。
図6は、本実施の形態における表示情報記憶部24に記憶される表示情報のデータ構成例を示す図である。表示情報は、機器毎に設定される。表示情報は、機器の識別情報としての機器名に、当該機器が設置されているフロアの画像に対応する画面ID、当該フロア画像上において当該表示部品を表示させる位置を示す表示位置情報としての座標、当該機器に対応する信号ID及び表示部品を対応付けして含む。表示部品は、前述したように、機器の監視対象の状態を表すアイコン画像、又は機器を示すアイコン画像及び状態値の表示領域を含むようにして形成されている。本実施の形態では、後述するように監視対象として機器の状態を表示させる場合を例にして説明するので、図6には、便宜的に表示情報に含める表示部品として、機器の正常又は異常を示すアイコン画像のみが示されている。
施設管理装置1における各構成要素11~15は、施設管理装置1を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部21~24は、施設管理装置1に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。
本実施の形態では、ユーザからの要求に応じて各設備の監視対象の状態をグラフィック表示させる機能を提供するものであるが、ユーザからの要求の有無にかかわらず、状態情報は、逐次最新の情報に更新される。すなわち、施設管理装置1は、コントローラ(図示せず)を介して監視ポイントからの信号データを収集すると、収集した信号データに基づいて、監視ポイントに対応する状態情報を生成し、状態情報記憶部21に記憶されている状態情報を上書き保存する。このようにして、状態情報には、各監視ポイントの最新の状態が設定される。各状態情報は、予め決められたスケジュールに従って1分、1時間などの定周期的に更新される。以下、本実施の形態における情報表示処理について図7に示すフローチャートを用いて説明する。
施設管理装置1を使用するユーザは、所定の入力画面から、グラフィック表示させたい監視ポイントの属性情報、本実施の形態では、監視ポイントに対応する設備に対応する設備種別と、表示させたい監視対象を入力する。ここでは、設備種別として「空調」を、監視対象として「状態」を入力した場合を例にして説明する。また、図3~図6では、設備種別「空調」及び監視対象「状態」が指定された場合に使用されるレコード行の背景を着色している。
受付部11は、ユーザにより入力された設備種別及び監視対象を入力情報として受け付ける(ステップ110)。続いて、データ抽出部12は、ユーザにより指定された属性情報、ここでは設備種別「空調」をキーにして該当する設備情報を抽出する。より具体的には、設備種別「空調」に該当する機器情報を抽出することで機器名及び位置情報(棟及びフロア)を特定する。続いて、データ抽出部12は、その特定した機器名(図4Bに示す例では“空調A”、“空調B”、“空調C”)及び監視対象「状態」をキーにして該当する信号情報を抽出する。これにより、信号ID、監視対象及び機器名の組が合致する信号情報(図4Aに示す例では、“0040.BI.0310101”、“0041.BI.0310101”、“0042.BI.0310101”)を特定する。続いて、データ抽出部12は、特定した信号ID及び監視対象「状態」をキーにして状態情報を検索することによって状態値を取得する。データ抽出部12は、以上のようにして、表示データ生成部13が表示データの生成に必要な信号ID、機器名、状態値及び位置情報を取得する(ステップ120)。
続いて、表示データ生成部13は、データ抽出部12により抽出された位置情報をキーにして画像情報を検索することによって監視対象「状態」を表示させるための背景図となるフロア画像を取得する。続いて、表示データ生成部13は、データ抽出部12により抽出された信号ID又は機器名をキーにして表示情報を検索することによって状態値を画面表示させるための表示部品を取得する。そして、表示データ生成部13は、取得した表示部品を、取得したフロア画像上の、表示情報に設定されている当該機器の座標により特定される位置に貼り付けることによって表示データを生成する(ステップ130)。
表示制御部14は、表示データ生成部13により作成された表示データを、施設管理装置1のディスプレイに表示させる。表示データがディスプレイに表示されたときの画面表示例を図8に示す。図3に示す状態情報において、表示対象となる信号ID“0040.BI.0310101”、“0041.BI.0310101”、“0042.BI.0310101”の状態値は、それぞれ“異常”、“正常”、“正常”なので、図8に示すように、各機器の状態値は、その状態値を示す表示部品によって、表示情報に設定されている座標により特定される位置に表示される。図8に示す表示画像は、左下の角を(0,0)とした2次元座標系として表示されている。なお、図8では、機器の監視対象の状態値を、当該機器の設置位置に対応させて表示していることを示しており、フロア画像に関しては、簡略的に図示している。A棟1Fと2Fの画像は、同一画面上に表示させてもよいし、ユーザにより選択されたフロア画像を切替可能に表示させるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザにより指定された入力情報に合致する監視ポイントから得られる状態値を抽出して、換言するとユーザが目的とする情報のみを選択して、フロア画像上の、監視ポイントに対応する機器の設置位置に表示できるようにした。特に、本実施の形態においては、フロア画像と状態値を示す表示部品とを別個に生成し、設備情報、画像情報及び表示情報をその都度参照して表示データを生成するようにしたので、施設のレイアウト変更、機器の追加設置、機器の設置位置の変更等がされた場合でも柔軟に対応して、グラフィック表示させることができる。すなわち、例えばユーザにより情報の変更が指示されると、情報管理部15は、ユーザによる入力指示に従って、該当する情報、すなわち設備情報、画像情報又は表示情報を更新する。例えば、あるフロアの設備のレイアウト変更をした場合、表示情報に含まれる座標を変更すればよく、グラフィック表示の対象とするフロア画像及び表示部品の全てを変更するような作業は発生しない。
なお、上記説明では、表示させる監視対象として「状態」を例にして説明した。そのため、図6では、表示部品として、正常又は異常を示すアイコン画像を設定した表示情報を示した。これは、表示部品の一例であって、この表示部品に限定するものではない。例えば、計測値や運転時間等、状態値が数値データの場合、表示部品としては、機器を特定する形状のアイコン画像と、当該アイコン画像の近傍に配置される数値データの表示領域との組によって表示部品を生成し、表示情報に設定するようしてもよい。あるいは、予め閾値を用意しておき、その閾値との比較によって数値データが正常か異常か、あるいは危険度(例えば、要注意レベル、警告レベル、即対応レベル等)がわかるように表示部品を生成してもよい。このように、表示部品を、表示対象の設備の種別が視覚的に判別しやすいように、また状態値が示す機器の状態が視覚的に判別しやすい画像にて生成するのが好適である。
また、上記説明では、入力情報として、監視ポイントの属性情報のうち、設備種別と状態を、ユーザに指定させた場合を例にして説明したが、設備種別と状態との組み合わせに限らず、監視ポイントの属性情報に含まれる監視対象、状態値、機器名、機器ID、設備種別、棟又はフロアの少なくとも1つをユーザに指定させるようにし、指定された監視対象の状態値をグラフィック表示できるようにしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、ユーザが確認したい機器の監視対象の状態値を表示させるために、ユーザに監視ポイントの属性情報を入力させていた。例えば、空調の保守点検者であれば、空調設備に関連する状態値を表示させるためには、監視ポイントの属性情報として、設備種別「空調」及び監視対象を少なくとも入力する必要があった。また、ビルA棟の管理者であれば、監視ポイントの属性情報として、位置情報「A棟」を少なくとも入力する必要があった。本実施の形態においては、監視ポイントの属性情報を入力させることなくユーザが確認したい情報を表示できるようにしたことを特徴としている。
図9は、本実施の形態における施設管理装置1のブロック構成図である。なお、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付け、説明を省略する。本実施の形態における施設管理装置1は、実施の形態1の構成に、ユーザ情報記憶部25を追加した構成を有している。
図10A,10Bは、本実施の形態におけるユーザ情報記憶部25に記憶されるユーザ情報のデータ構成例を示す図である。本実施の形態におけるユーザ情報は、図10Aに示す個人情報と、図10Bに示すユーザ属性情報とを含む。個人情報は、施設の管理者や保守員等、施設に関わるユーザに関する情報である。ユーザには、施設管理装置1を利用する際の認証情報としてユーザIDが割り当てられている。個人情報には、そのユーザIDと、当該ユーザの属性情報(以下、「ユーザ属性」)として当該ユーザの職務が設定される。なお、個人情報には、認証情報としてパスワードや、ユーザ属性として所属等が設定されているかもしれないが、本実施の形態では、用いない情報なので図から省略している。ユーザ属性情報は、ユーザ属性毎に、当該ユーザ属性に関連する監視ポイントの属性情報が設定される。ユーザ属性情報には、設備種別又は位置情報の少なくとも一方が設定されているのが好適である。
ユーザ情報記憶部25は、施設管理装置1に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。また、個人情報とユーザ属性情報とを別個に管理するよう構成してもよい。
次に、本実施の形態における情報表示処理について説明するが、基本的な処理の流れは、図7に示す実施の形態1と同じである。ただ、図7におけるステップ110,120の処理が若干異なる。
まず、ユーザは、施設管理装置1を使用するために自己のユーザIDを指定してログインする。受付部11は、ユーザにより入力されたユーザIDを入力情報として受け付ける(ステップ110)。
なお、施設管理装置1にログインすることによって図8に例示したグラフィック表示が自動的にされずに、図7に示す情報表示処理を実行するアプリケーションが起動されたタイミングで表示されるように表示制御するのが好適である。そのために、例えば、情報表示処理を実行するアプリケーションが起動されると、受付部11がログイン時にユーザにより入力指定されたユーザIDを入力情報として取得するように動作制御させる。
続いて、データ抽出部12は、ユーザにより指定されたユーザIDをキーにして個人情報から当該ユーザのユーザ属性を抽出する。そして、データ抽出部12は、特定したユーザ属性をキーにしてユーザ属性情報から監視ポイントの属性情報を抽出する。このようにして、監視ポイントの属性情報を抽出すると、実施の形態1と同様に、状態情報及び設備情報を参照して、表示データ生成部13が表示データの生成に必要な信号ID、機器名、状態値及び位置情報を取得する(ステップ120)。これ以降の処理は、実施の形態1と同じでよいため説明を省略する。
本実施の形態によれば、ユーザに監視ポイントの属性情報を指定させなくても、ユーザの職務からして参照したいだろう情報のみを抽出して、グラフィック表示させることができる。例えば、空調の保守員であるユーザは、空調設備の状態を確認することが一般的であると考えられる。実施の形態1では、空調の保守員であるユーザに、設備種別「空調」及び監視対象「状態」を指定させていたが、本実施の形態においては、施設管理装置1へのログイン時に必ず入力指定させるユーザIDに基づき監視ポイントの属性情報を特定できるようにしたので、確認したい情報をグラフィック表示させる際に、情報の検索条件ともいえる監視ポイントの属性情報をその都度指定させずにすむ。
また、例えばA棟の管理者は、施設管理装置1にログインするだけで、A棟に設置されている全ての設備に関する情報を画面表示にて確認することができる。
なお、図10Bに示すユーザ属性情報は、いわゆる初期設定という情報に相当する。従って、上記アプリケーションが起動されると、受付部11は、初期設定を更に絞り込んだり、変更させたりする設定画面をユーザに提示してもよい。初期設定を絞り込むというのは、例えば、ユーザがA棟の管理者の場合、設定画面から位置情報「1階」とユーザに指定させることによってA棟のうち1階に設置されている設備だけ、あるいは設備種別「空調」とユーザに指定させることによってA棟に設置されている空調設備だけ、というように位置情報や設備種別等監視ポイントの属性情報を限定することである。初期設定を変更するということは、ユーザがA棟の管理者の場合、A棟ではなくB棟に、あるいは監視対象を状態ではなく運転時間に変更するなど、初期設定の内容を変更することである。
このように、いわゆる初期設定に相当するユーザ属性情報の設定以外の情報を表示させることも可能である。
実施の形態3.
図11は、本実施の形態における施設管理装置1のブロック構成図である。なお、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付け、説明を省略する。本実施の形態における施設管理装置1は、実施の形態1の構成に、保守履歴情報記憶部26を追加した構成を有している。
図12は、本実施の形態における保守履歴情報記憶部26に記憶される保守履歴情報のデータ構成例を示す図である。本実施の形態における保守履歴情報は、保守作業を実施した保守員によって入力された情報から生成された保守作業に関する情報であり、保守履歴情報記憶部26に記録される。保守履歴情報は、作業日時、保守員ID、作業対象設備及び作業内容を組にして含む。作業日時には、保守作業が終了した日時が設定される。開始日時を終了日時と別個に保持するようにデータ構成してもよい。保守員IDには、保守作業を実施した保守員の識別情報が設定される。作業対象設備には、保守作業の対象となった設備の機器名が設定される。作業内容には、作業対象設備に対して実施した保守作業の内容が設定される。図12に示す保守履歴情報は、前述した項目で構成するよう図示したが、この項目に限定する必要はなく、従前から設定される項目を含めてもよい。
保守履歴情報記憶部26は、施設管理装置1に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
次に、本実施の形態における情報表示処理について説明するが、基本的な処理の流れは、図7に示す実施の形態1と同じである。ただ、図7におけるステップ110,120の処理が若干異なる。
施設管理装置1を使用するユーザは、所定の入力画面から、過去に実施された保守作業を特定しうる情報を入力する。例えば、「3ヶ月以内に空調設備に対して実施された定期点検」などのように、保守作業を特定しうる情報、この入力例だと、「3ヶ月以内」という期間、「空調設備」という設備種別、更に「定期点検」という作業内容を特定しうる情報が入力指定されていることになる。なお、ユーザが入力指定する形式は、特に限定する必要はなく、上記のように文書が入力された場合には、文書解析ツールにて保守履歴情報に設定されている語句を抽出するようにしてもよいし、所定の入力画面にて保守履歴情報に設定されている語句をリスト表示して、ユーザに選択させるようにしてもよい。
受付部11は、ユーザにより入力された保守作業を特定しうる情報を入力情報として受け付ける(ステップ110)。続いて、データ抽出部12は、ユーザにより指定された情報、ここでの例では、現時点から3ヶ月以内に空調設備に対して定期点検が実施されたことが記録された保守履歴情報を抽出する。続いて、データ抽出部12は、機器情報を参照することで、抽出した保守履歴情報に含まれている機器名を含む機器情報から位置情報を抽出する。また、データ抽出部12は、信号情報を参照することで、抽出した保守履歴情報に含まれている作業対象設備、すなわち機器名を含む信号情報から信号IDを抽出する。これにより、状態情報記憶部21から該当する信号IDに対応する状態情報を抽出する。ここでは、定期点検が実施された機器を特定できればよいので、監視対象の状態値を必ずしも表示させる必要はないが、上記と同様に監視対象「状態」に該当する状態情報のみを抽出するようにしてもよい。データ抽出部12は、以上のようにして、実施の形態1と同様に、表示データ生成部13が表示データの生成に必要な信号ID、機器名、状態値及び位置情報を取得する(ステップ120)。これ以降の処理は、実施の形態1と同じでよいため説明を省略する。
本実施の形態によれば、以上のようにして、上記例示した「3ヶ月以内に空調設備に対して実施された定期点検」などのように、所望する情報のみに絞り込んでグラフィック表示させることができる。また、前述したように、監視対象の状態値を表示させたり、該当する保守履歴情報を付加的に画面表示できるようにしてもよい。
1 施設管理装置、11 受付部、12 データ抽出部、13 表示データ生成部、14 表示制御部、15 情報管理部、21 状態情報記憶部、22 設備情報記憶部、23 画像情報記憶部、24 表示情報記憶部、25 ユーザ情報記憶部、26 保守履歴情報記憶部、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 ハードディスクドライブ(HDD)、35 ネットワークインタフェース(IF)、36 ユーザインタフェース(UI)、37 内部バス。

Claims (4)

  1. 施設に設置されている各設備の監視対象の状態を示す状態値を含む状態情報を記憶する状態情報記憶手段と、
    前記各設備の監視対象、設備種別及び設置場所を含む設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、
    前記施設のエリア毎のマップ画像を含む画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、
    前記画像上における前記各設備の設置位置を示す位置情報と、当該設備の監視対象の状態値を示す表示部品と、が対応づけられた表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
    ユーザにより指定された入力情報を受け付ける受付手段と、
    前記状態情報及び前記設備情報を参照して、前記入力情報から特定される設備、当該設備の監視対象の状態値及び位置情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された設備の監視対象の状態値を前記表示部品によって、前記マップ画像上の当該設備の設置位置に表示させる表示データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された表示データの表示制御を行う表示制御手段と、
    を有することを特徴とする施設管理装置。
  2. 前記受付手段は、前記入力情報として、設備種別及び監視対象を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の施設管理装置。
  3. 表示対象とする前記設備種別又は前記エリアの少なくとも一方をユーザの識別情報に対応付けしたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を有し、
    前記受付手段は、前記入力情報としてユーザの識別情報を受け付け、
    前記抽出手段は、前記ユーザ情報を参照して、前記受付手段により受け付けられたユーザの識別情報から特定される設備、当該設備の監視対象の状態値及び位置情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の施設管理装置。
  4. 前記設備に対して実施された保守作業に関する履歴情報を記憶する保守履歴情報記憶手段を有し、
    前記受付手段は、前記入力情報として、実行された保守作業を特定しうる情報を受け付け、
    前記抽出手段は、前記受付手段が受け付けた情報から特定された保守作業の対象となった設備を抽出することを特徴とする請求項1に記載の施設管理装置。
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