JP2022060609A - 車両用照明装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、ドア開口部に設けられる車両用照明装置であるが、装飾が施された透明樹脂プレートの背後に面状光源を備える自動車用照明プレートが開示されている。面状光源は、透明樹脂プレートと同じ広さの導光板を備えている。
尚、車両における照明装置の設置箇所は、天井に限らず、ドアトリム、インストルメントパネル、等も考えられる。
第一照射部と、
該第一照射部からの光が入射する入射部、及び、該入射部から入射した光を放出する放光面を有する光透過部材と、
該光透過部材の前において前記第一照射部を隠す前面部を含む外面部材と、
前記光透過部材の背後に配置され、前記光透過部材に対向する対向面を有する背面部材と、
前記光透過部材と前記対向面との間の空間において前記対向面に沿って光を照射する第二照射部と、を備え、
前記対向面は、第一の段差、及び、前記第二照射部を起点として前記第一の段差よりも遠い第二の段差を含み、
前記背面部材は、前記第一の段差において前記第二照射部からの光が当たる第一の段差面、及び、前記第二の段差において前記第二照射部からの光が当たる第二の段差面を有し、
前記第二照射部からの光が前記第一の段差面及び前記第二の段差面で反射して前記光透過部材を通り抜ける、態様を有する。
まず、図1~13に示される例を参照して本発明に含まれる技術の概要を説明する。尚、本願の図は模式的に例を示す図であり、これらの図に示される各方向の拡大率は異なることがあり、各図は整合していないことがある。むろん、本技術の各要素は、符号で示される具体例に限定されない。
また、本願において、数値範囲「Min~Max」は、最小値Min以上、且つ、最大値Max以下を意味する。
本技術の一態様に係る車両用照明装置1は、第一照射部10、光透過部材20、外面部材(例えば外側ハウジング30)、背面部材(例えば内側ハウジング40)、及び、第二照射部50を備える。前記光透過部材20は、前記第一照射部10からの光L1が入射する入射部21、及び、該入射部21から入射した光L1を放出する放光面23を有する。前記外面部材(30)は、前記光透過部材20の前において前記第一照射部10を隠す前面部31を含む。前記背面部材(40)は、前記光透過部材20の背後に配置され、前記光透過部材20に対向する対向面41を有する。前記第二照射部50は、前記光透過部材20と前記対向面41との間の空間SP3において前記対向面41に沿って光L2を照射する。前記対向面41は、第一の段差42a、及び、前記第二照射部50を起点として前記第一の段差42aよりも遠い第二の段差42bを含んでいる。前記背面部材(40)は、前記第一の段差42aにおいて前記第二照射部50からの光L2が当たる第一の段差面45a、及び、前記第二の段差42bにおいて前記第二照射部50からの光L2が当たる第二の段差面45bを有している。本車両用照明装置1において、前記第二照射部50からの光L2は、前記第一の段差面45a及び前記第二の段差面45bで反射して前記光透過部材20を通り抜ける。
第一照射部は、光源と導光体の組合せでもよいし、光源自体でもよい。第二照射部も、光源と導光体の組合せでもよいし、光源自体でもよい。
尚、上述した付言は、以下の態様においても適用される。
図3,5等に例示するように、前記第二照射部50は、光源(例えば第二光源51)と導光部材52とを備えていてもよい。前記導光部材52は、前記光源(51)からの光L2が入射する光源光入射部53、及び、該光源光入射部53から入射した光L2を前記対向面41に沿って照射する出射部54を有していてもよい。前記前面部31は、前記導光部材52の前にあり、前記出射部54を隠していてもよい。本態様は、第二照射部50の導光部材52の出射部54が外面部材(30)の前面部31により隠されるので、演出する意匠をさらに良好にすることができる。
図2,6に例示するように、前記第一の段差42a及び前記第二の段差42bは、車両(例えば自動車100)において後側が前側よりも前記第一の段差42aと前記第二の段差42bとの間隔C0が広くなるように車両前後方向D1に延びていてもよい。この態様は、車両(100)において後側が前側よりも光のライン状模様の間隔C0が広くなるように車両前後方向に延びた複数のライン状模様が演出されるので、車両前後方向の奥行き感を演出することができる。
前記第一の段差42aの高さH1(図7参照)は、0.2~1.5mmでもよい。前記対向面41に対する前記第一の段差面45aの傾きθ1(図7参照)は、45~90°でもよい。本態様は、光の意匠の見栄えを向上させることができる。
図6に例示するように、前記対向面41は、加飾としての柄43を有していてもよい。前記第一の段差42a及び前記第二の段差42bは、前記柄43に合わせて前記対向面41に配置されてもよい。本態様は、段差42a,42bが柄43に合わせられているので、昼間等、照明を使用しない時間帯において段差42a,42bが目立たず、室内SP0から加飾の柄43が光透過部材20を通して見える。また、夜間等、照明を使用する時間帯において、柄43に合わせられた段差42a,42bが光L2の模様で演出される。従って、本態様は、昼夜ともに良好な意匠を認識することができる。
図1は、車両用照明装置1を備える自動車100を模式的に例示する図である。図2は、自動車100の室内SP0から見た照明装置1の外観を模式的に例示する図である。図3は、照明装置1を図2のA1-A1の位置で切断したときの垂直端面を模式的に例示している。これらの図中、FRONT、REAR、UP、DOWN、LEFT、RIGHTは、それぞれ、自動車100から前を見る方向を基準とする場合における前、後、上、下、左、右を示す。また、符号D1は自動車100の車両前後方向を示し、符号D2は自動車100の上下方向を示し、符号D3は自動車100の車幅方向を示し、符号D4は車外から室内SP0に向かう室内方向D4を示し、符号D5は室内SP0から車外に向かう車外方向を示す。室内方向D4は照明装置1の内部1iから室内SP0に向かう方向でもあり、車外方向D5は室内SP0から照明装置1の内部1iに向かう方向でもある。室内方向D4と車外方向D5とは、互いに反対の方向とし、背面部材の対向面41に直交する方向とする。
以下、車両用照明装置の例として、図2,3等に示す天井照明装置101を説明する。
外側ハウジング30は、照明ユニットとしての天井照明装置101の外形を定め、内側ハウジング40等と協働して照射部10,50、光透過部材20、等を収容している。外側ハウジング30は、遮光性を有し、光透過部材20の前において第一照射部10及び第二照射部50を隠す前面部31を含んでいる。光透過部材20は、前面部31の開口部31oにおいて室内SP0から見えている。外側ハウジング30は、外面部材の例である。
対向面41及び段差面45には、図6に例示するような柄43を有する加飾が施されてもよい。これにより、昼間等、照明を使用しない時間帯において、室内SP0から加飾の柄43が光透過部材20を通して見え、照明装置1に良好な意匠を付与する。
尚、照明装置1に着目した前後関係は、照明装置1の内部1iから室内SP0を見る室内方向D4(図3参照)を基準とする。この基準において、例えば、光透過部材20の前に前面部31があり、前面部31の背後に第一照射部10及び第二照射部50がある。
図4Aは、放光面23に粗面23aを有する光透過部材20を備える天井照明装置101を例示している。粗面23aは、放光面23を拡散透過面として機能させる。第一照射部10からの光L1は、入射部21から光透過部材20に入射し、本体部20aにおいて粗面23aである放光面23から室内SP0へ放出される。図示していないが、本体部20aにおいて放光面23の代わりに裏面24を粗面にすることも可能である。この場合、粗面は、裏面24を拡散反射面として機能させる。むろん、本体部20aにおいて放光面23と裏面24の両方を粗面にすることも可能である。
尚、内側ハウジング40の段差面45で反射した光L2が本体部20aを通り抜けると、複数の凹部24aにより光L2の意匠にぼやけが生じることがある。段差42による光L2の意匠を凹部24a間の隙間から見えるようにするため、凹部24a同士の間隔を例えば1mm以上にしてもよい。この場合において、放光面23から室内SP0に放出される光L1を強くするためには、各凹部24aの平面サイズを大きくしたり各凹部24aを深くしたりすればよい。
尚、内側ハウジング40の段差面45で反射した光L2が本体部20aを通り抜けると、多数の光散乱性粒子25により光L2の意匠にぼやけが生じることがある。このため、本体部20aに混ぜる光散乱性粒子25のHAZE(分散度)は、非点灯時にクリアー感が残る程度にすることが好ましい。本体部20aのクリアー感が低すぎる場合は本体部20aに混ぜる光散乱性粒子25を少なくすれば本体部20aのクリアー感が高くなり、本体部20aのクリアー感が高すぎる場合は本体部20aに混ぜる光散乱性粒子25を多くすれば本体部20aのクリアー感が低くなる。
照明装置901は、外側ハウジング30、内側ハウジング940、配線基板35、複数の第一光源11、複数の第二光源51、光透過部材20、導光部材952、等を備え、ルーフパネル120に取り付けられている。内側ハウジング940において光透過部材20に対向する対向面41には、段差が無い。導光部材952は、裏面に複数の凹部955を有する本体部952a、及び、光源光入射部53を有する誘導部952bを含んでいる。誘導部952bは、光源光入射部53から入射した光L2を本体部952aまで室内方向D4へ誘導する。本体部952aまで誘導された光L2は、複数の凹部955で反射し、光透過部材20を通り抜けて室内SP0へ放出される。これにより、複数の凹部955に応じた光L2の模様が演出される。
本具体例は、図3,5に示す複数の段差42を内側ハウジング40の対向面41に形成することにより、図13に示す導光部材952のうち本体部952aを削減することを可能にさせている。これにより、本体部952aの加工が不要となり、光L2で意匠を演出する照明装置1を軽量化させることができ、照明装置1のコストを低減させることができる。
図6の上部に示すように、内側ハウジング40の対向面41は、加飾としての柄43を有している。第一及び第二の段差42a,42bを含む複数の段差42は、柄43に合わせて対向面41に配置されている。複数の段差42が柄43に合わせられているので、図6の上部に示すように、照明を使用しない時間帯において段差42が目立たず、室内SP0から加飾の柄43が光透過部材20を通して見える。また、図6の下部に示すように、照明を使用する時間帯において、柄43に合わせられた段差42が光L2の模様で演出される。従って、室内SP0にいる乗員は、昼夜ともに良好な意匠を認識することができる。
第一及び第二の段差42a,42bを含む段差42の高さH1は、照明装置1に含まれる各部材の組み付け精度や、段差42の加工ばらつきによる光L2のラインの蛇行を抑制するため、0.2mm以上が好ましい。また、段差42の高さH1は、光L2のラインが太すぎて見栄えが低下することを抑制するため、1.5mm以下が好ましい。ここで、段差42の高さH1は、図5に示す例では、対向面41aからの対向面41bの高さ、対向面41bからの対向面41cの高さ、対向面41cからの対向面41dの高さ、及び、対向面41dからの対向面41eの高さである。対向面41の加飾の柄43に合わせて高さ1.5mm以下の段差42を付けることにより、昼間等、照明を使用しない時間帯において光透過部材20を通して良好な意匠の加飾を認識することができる。むろん、夜間等、照明を使用する時間帯において柄43に合わせられた段差42が光L2の模様で演出されるので、昼夜ともに良好な意匠を認識することができる。
段差面45の頂部は、光L2の模様の視認領域を広げる点から、面取り状であることが好ましい。段差面45の頂部にある面取り部46の曲率半径r1は、段差42の加工ばらつきによる光L2のラインの蛇行を抑制するため、0.2mm以上が好ましい。また、面取り部46の曲率半径r1は、光L2のラインが太すぎて見栄えが低下することを抑制するため、0.5mm以下が好ましい。
C2>C1であることにより、自動車100において後側が前側よりも光L2のライン状模様の間隔C0が広くなるように車両前後方向D1に延びた複数のライン状模様が演出されるので、車両前後方向D1の奥行き感が演出される。
次に、車両用照明装置の作用、及び、効果を説明する。
夜間等、照明を使用する時間帯において、乗員が第一光源11を点灯させる操作を行うと、図4Aに示すように、第一照射部10としての第一光源11から光透過部材20の入射部21に光L1が入射する。図4A~4Cに示すように、光透過部材20に入射した光L1は、放光面23から室内SP0へ放出される。これにより、照明装置1の周辺が照らされ、室内SP0に比較的明るい照明が実現される。
乗員が第一光源11の代わりに第二光源51を点灯させる操作を行うと、図9に示すように、第二光源51から導光部材52の光源光入射部53に光L2が入射し、この光L2が導光部材52の出射部54から内側ハウジング40の対向面41に沿って出射する。第二照射部50としての出射部54から出射した光L2は、光透過部材20と対向面41との間の空間SP3において対向面41に沿って進み、第一及び第二の段差面45a,45bを含む複数の段差面45で反射して光透過部材20を通り抜ける。室内SP0にいる乗員は、光透過部材20を通り抜けた光L2の模様を見ることができる。このように、光の模様を演出するための加工を導光体に行わなくても、複数の段差42の位置に応じた光L2の模様が演出される。従って、本具体例は、導光体の少なくとも一部を削減することができ、光L2で意匠を演出する照明装置1を軽量化させることができる。
本発明は、種々の変形例が考えられる。
本技術を適用可能な車両用照明装置は、天井照明装置101に限定されず、図1で示した照明装置102~105でもよいし、ドア開口部に設けられるスカッフプレート照明装置のような装飾用照明装置等でもよい。
車両用照明装置は、文書等を読むのに適した読書灯といった付加的な照明を備えていてもよい。
背面部材は、内側ハウジング40に限定されず、ルーフトリム121といった内装材等でもよい。
外面部材は、外側ハウジング30に限定されず、ルーフトリム121といった内装材等でもよい。
図10に示す天井照明装置101も、第一光源11から光透過部材20の入射部21に入射した光L1が放光面23から室内SP0に放出される。また、第二光源51から内側ハウジング40の対向面41に沿って照射された光L2が複数の段差面45で反射して光透過部材20を通り抜け、室内SP0にいる乗員の目に光L2の模様として入る。従って、光の模様を演出するための加工を導光体に行わなくても、複数の段差42の位置に応じた光L2の模様が演出される。
以上説明したように、様々な照明装置1において、導光体の少なくとも一部を削減することができ、光L2で意匠を演出する照明装置1を軽量化させることができる。
第一照射部10と、
該第一照射部10からの光L1が入射する入射部21、及び、該入射部21から入射した光L1を放出する放光面23を有する光透過部材20と、
該光透過部材20の前において前記第一照射部10を隠す前面部31を含む外面部材(例えば外側ハウジング30)と、
前記放光面23に沿った意匠面241を有する意匠部材(例えば内側ハウジング40)と、
前記意匠面241に沿って光L2を照射する第二照射部50と、を備え、
前記前面部31は、前記第二照射部50の前にあり、前記第二照射部50を隠し、
前記意匠面241は、第一の段差42a、及び、前記第二照射部50を起点として前記第一の段差42aよりも遠い第二の段差42bを含み、
前記意匠部材(40)は、前記第一の段差42aにおいて前記第二照射部50からの光L2が当たる第一の段差面45a、及び、前記第二の段差42bにおいて前記第二照射部50からの光L2が当たる第二の段差面45bを有し、
前記第二照射部50からの光L2が前記第一の段差面45a及び前記第二の段差面45bで反射して光L2の模様を演出する、態様も有する。この態様は、導光体の少なくとも一部を削減することができ、光で意匠を演出する車両用照明装置を軽量化させることができる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、光で意匠を演出する車両用照明装置を軽量化させる技術等を提供することができる。むろん、独立請求項(実施形態に記載した態様を含む。)に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術及び上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
10…第一照射部、11…第一光源、
20…光透過部材、21…入射部、22…末端部、23…放光面、24…裏面、
30…外側ハウジング(外面部材の例)、31…前面部、31o…開口部、
35…基板、
40…内側ハウジング(背面部材の例)、41,41a~41e…対向面、
42,42a~42d…段差、
43…柄、44…末端部、
45,45a~45e…段差面、46…面取り部、
50…第二照射部、51…第二光源、
52…導光部材、53…光源光入射部、54…出射部、
100…自動車、101…天井照明装置、111…天井、
120…ルーフパネル、121…ルーフトリム、
241…意匠面、
D1…車両前後方向、D2…上下方向、D3…車幅方向、
D4…室内方向、D5…車外方向、
L0,L1,L2…光、
SP0…室内、SP1…車室、SP2…荷室、SP3…空間、
ST1…照明不使用状態、ST2…照明使用状態。
Claims (5)
- 第一照射部と、
該第一照射部からの光が入射する入射部、及び、該入射部から入射した光を放出する放光面を有する光透過部材と、
該光透過部材の前において前記第一照射部を隠す前面部を含む外面部材と、
前記光透過部材の背後に配置され、前記光透過部材に対向する対向面を有する背面部材と、
前記光透過部材と前記対向面との間の空間において前記対向面に沿って光を照射する第二照射部と、を備え、
前記対向面は、第一の段差、及び、前記第二照射部を起点として前記第一の段差よりも遠い第二の段差を含み、
前記背面部材は、前記第一の段差において前記第二照射部からの光が当たる第一の段差面、及び、前記第二の段差において前記第二照射部からの光が当たる第二の段差面を有し、
前記第二照射部からの光が前記第一の段差面及び前記第二の段差面で反射して前記光透過部材を通り抜ける、車両用照明装置。 - 前記第二照射部は、
光源と、
該光源からの光が入射する光源光入射部、及び、該光源光入射部から入射した光を前記対向面に沿って照射する出射部を有する導光部材と、を備え、
前記前面部は、前記導光部材の前にあり、前記出射部を隠している、請求項1に記載の車両用照明装置。 - 前記第一の段差及び前記第二の段差は、車両において後側が前側よりも前記第一の段差と前記第二の段差との間隔が広くなるように車両前後方向に延びている、請求項1又は請求項2に記載の車両用照明装置。
- 前記第一の段差の高さは、0.2~1.5mmであり、
前記対向面に対する前記第一の段差面の傾きは、45~90°である、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の車両用照明装置。 - 前記対向面は、加飾としての柄を有し、
前記第一の段差及び前記第二の段差は、前記柄に合わせて前記対向面に配置されている、請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の車両用照明装置。
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