JP2022060210A - 管理装置及び端末機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる、管理装置及び端末機器を提供することを目的とする。【解決手段】第1システムの第1通信端末機器と第1通信方式で通信を行って、前記第1通信端末機器を管理する管理装置であって、第2システムの複数の第2通信端末機器であって、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で相互間通信を行う前記複数の第2通信端末機器に対して直接的又は間接的に通信可能に接続され、前記複数の第2通信端末機器の中の一部の第2通信端末機器から、前記複数の第2通信端末機器の相互間で連動を行うための連動元信号であって、当該信号を出力する第2通信端末機器を示す連動元情報と、連動する第2通信端末機器を示す連動先情報とを含む、連動元信号を受信した場合には、前記複数の第2通信端末機器の中の前記一部の第2通信端末機器以外の第2通信端末機器に対して、前記連動先信号を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、管理装置及び端末機器に関する。
従来、住宅に設置されて火災発生を警報する通信端末機器としての複数の警報器を連動させる連動システムが知られている(例えば、特許文献1)。また、一般に、住宅に設けられている家電機器と、当該家電機器を管理するために当該家電機器と所定の通信方式で通信を行う管理装置とを有する家電システムが知られている。
特開2013-61995号公報
しかしながら、特許文献1の連動システムにおける各警報器は、家電システムの通信方式とは異なる通信方式を用いて通信を行っているために、各警報器については、家電機器と共に住宅に設けられているにも関わらず、管理装置と通信を行うことができずに、管理装置を用いて管理するのが困難であった。従って、通信端末機器としての警報器を管理するためには、改善の余地があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる、管理装置及び端末機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の管理装置は、第1システムの第1通信端末機器と第1通信方式で通信を行って、前記第1通信端末機器を管理する管理装置であって、第2システムの複数の第2通信端末機器であって、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で相互間通信を行う前記複数の第2通信端末機器に対して直接的又は間接的に通信可能に接続され、前記複数の第2通信端末機器の中の一部の第2通信端末機器から、前記複数の第2通信端末機器の相互間で連動を行うための連動元信号であって、当該信号を出力する第2通信端末機器を示す連動元情報と、連動する第2通信端末機器を示す連動先情報とを含む、連動元信号を受信した場合には、前記複数の第2通信端末機器の中の前記一部の第2通信端末機器以外の第2通信端末機器に対して、前記連動先信号を送信する。
請求項2に記載の端末機器は、他の端末機器と相互間通信を行う端末機器であって、所定の事象を検知した場合には、前記複数の第2通信端末機器の相互間で連動を行うための連動元信号であって、当該信号を出力する第2通信端末機器としての自己を示す連動元情報と、連動する第2通信端末機器を示す連動先情報とを含む、連動元信号を管理装置に送信し、前記管理装置から前記連動元信号を受信した場合において、受信した前記連動元信号に含まれる前記連動先情報によって自己が示されている場合には、連動する第2通信端末機器としての所定の連動処理を行う。
本発明の実施の形態1に係る管理システム等を示すブロック図である。 実施の形態1に係る管理対象機器特定情報を示す図である。 実施の形態1に係る連動警報器特定情報を示す図である。 実施の形態1に係る登録処理のフローチャートである。 複数の区域の表示例である。 区域を指定した場合の複数の区域の表示例である。 警報器を登録した場合の複数の区域の表示例である。 全ての警報器を登録した場合の複数の区域の表示例である。 実施の形態1に係る試験処理のフローチャートである。 通信状態情報の表示例である。 実施の形態1における警報器の通信状態を示す図であり、(a)は、警報器間で直接通信する場合の通信状態の図であり、(b)は、警報器間で間接的に通信する場合の通信状態を示す図である。 実施の形態1に係る制御処理のフローチャートである。 火災を検知した場合の複数の区域の表示例である。 本発明の実施の形態2に係る管理システム等を示すブロック図である。 実施の形態2に係る監視処理のフローチャートである。
以下に、本発明に係る管理装置及び端末機器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、入力手段に対して設置区域指定情報が入力され、且つ、受信手段が要求信号を受信した場合に、特定手段が特定した区域に設けられている管理対象機器として警報器を登録する管理システムに関するものである。
以下の実施の形態においては、互いに連動して警報を行う複数の警報器に本発明を適用する例を示すが、単独で警報を行う警報器に本発明を適用することもできる。
(実施の形態1)
初めに、実施の形態1について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る管理システム100の構成について説明した後、当該管理システム100が管理する管理対象機器として登録される候補の機器である警報器5A~5E(これら警報器5A~5Eは、相互に区別する必要がない場合には「警報器5」と総称する)の構成について説明する。なお、本実施の形態では、全ての警報器5を管理対象機器として登録する場合について説明する。図1は、本実施の形態に係る管理システム等を示すブロック図である。
(構成‐管理システム)
はじめに、図1に示す管理システム100は、機器の管理を行うシステムであって、具体的には、操作装置1、表示装置2、通信装置3、及び管理装置4を備える。
(構成‐管理システム-操作装置)
まず、操作装置1は、後述する管理装置4に対する各種の操作を行う操作手段であり、具体的には、管理装置4との間で通信を行う第1通信端末機器であって、所定の操作ボタン等を備えているリモートコントローラである。
(構成‐管理システム-表示装置)
また、表示装置2は、後述する管理装置4に関する各種情報を表示する表示手段であり、具体的には、管理装置4との間で通信を行う第1通信端末機器であって、住宅に設けられているテレビである。
(構成‐管理システム-通信装置)
また、通信装置3は、後述する管理装置4に関する無線通信を行う通信手段であり、具体的には、無線通信を行うためのアンテナ等を備えて構成されており、管理装置4に設けられている所定の接続端子(不図示)に対して接続される装置であって、当該通信装置3が接続された管理装置4と各警報器5との間で通信を可能にする通信中継装置である。そして、この通信装置3が管理装置4に接続された場合に、管理装置4と各警報器5の間で通信が可能となり、この通信装置3が管理装置4に接続されない場合に、管理装置4と各警報器5の間で通信が不可能になる。なお、以下では、通信装置3が管理装置4に接続されていることとして説明する。
(構成‐管理システム-管理装置)
また、管理装置4は、管理システム100を統括制御することにより機器の管理についての処理を行う処理手段であって、具体的には、機器を管理対象機器として登録し、登録した当該機器を管理する処理を行う装置である。そして、この管理装置4は、管理対象機器として登録した機器を管理できるように、当該機器と無線又は有線にて通信可能に接続されている装置であって、具体的には、操作装置1、表示装置2、通信装置3、及び後述の電気機器6との間において、後述の第1通信方式で通信を行い、更に、後述の第2通信方式で互いに通信を行っている後述の警報器5との間で通信装置3を介することにより通信を行うように、各機器と接続されている装置である。更に、管理装置4は、住宅外の通信ネットワークN1に接続されている装置であって、記憶部41、及び制御部42を備える。なお、この管理装置4は、専用機として構成されてもよいが、警報器5以外の各種の家電機器やコンピュータを制御するために既に設置されている機器を流用してもよい。ここで、「第1通信方式」とは、所定の規格に基づく通信方式であり、具体的には、家電機器に関する通信規格に基づく通信方式あって、例えば、家電機器専用の通信方式であることとしてもよいし、家電機器以外の機器においても用いられる汎用的な通信方式であることとしてもよい。また、「第2通信方式」とは、第1通信方式の規格とは異なる所定の規格に基づく通信方式(つまり、第1通信方式とは異なる通信方式)であり、具体的には、警報器(特に、互いに連動する警報器)に関する通信方式であって、例えば、警報器専用の通信方式であることとしてもよいし、警報器以外の機器においても用いられる汎用的な通信方式であることとしてもよい。また、操作装置1、表示装置2、管理装置4及び後述の電気機器6を有するシステムが「第1システム」に相当し、複数の警報器5を有するシステムが「第2システム」に相当し、これらの第1システム及び第2システムと、通信装置3とが「通信システム」に相当する。
まず、管理装置4に設けた記憶部41は、管理システム100の動作に必要なプログラム及び各種デ-タが記憶されている記憶手段であり、具体的には、区域情報、管理対象機器特定情報、及び案内情報が記憶されている。
ここで、「区域情報」とは、住宅における複数の区域に関する情報であり、具体的には、複数の区域自体、及び当該区域の配置を特定する情報である。また、「区域」とは、住宅における建築部材により区切られた領域であり、具体的には、部屋、階段室、及び廊下等を含んでいる。
ここでは、この区域情報において、区域として「寝室」、「子供部屋」、「リビング」、「キッチン」、及び「和室」が特定されており、また、これらの区域の住宅における配置(例えば、キッチンの位置が住宅の1階部分における中央である等)が特定されているものとして、以下説明する。
また、図2は、実施の形態に係る管理対象機器特定情報を示す図である。この「管理対象機器特定情報」とは、管理対象機器として登録されている報器を特定する情報であり、具体的には、項目「登録機器」、項目「設置区域」、及び項目「図面位置」と、各項目に対応する情報が相互に関連付けられて記憶されている。項目「登録機器」に対応する情報は、管理対象機器として登録されている警報器を示す情報であり、具体的には、各警報器5における後述の警報器識別情報(図2の場合、「警報器IDa」等)である。項目「設置区域」に対応する情報は、区域情報における複数の区域のうちの、管理対象機器として登録されている警報器5が設置される区域を示す情報である(図2の場合、「寝室」等)。項目「図面位置」に対応する情報は、例えば後述する図5の区域A1~区域A5のうちの、前述の項目「設置区域」の情報に対応する区域を示す情報である(図2の場合、「A1」等)。なお、「警報器識別情報」とは、各警報器5を一意に識別するための情報であり、具体的には、所定数の文字列等である。なお、図2の警報器IDa~警報器IDeは各々、警報器5A~5Eの警報器識別情報に対応している。
また、「案内情報」とは、警報器5を管理対象機器として登録するための操作をユーザに対して案内する情報であり、具体的には、後述の案内メッセージ等が含まれている情報である。
また、管理装置4に設けた制御部42は、管理システム100に関する各種の制御を行う制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケ-ションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデ-タを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュ-タである。特に、実施の形態に係る管理プログラムは、任意の記録媒体又はネットワ-クを介して制御部42にインスト-ルされることで、制御部42の各部を実質的に構成する(後述する警報器5の制御部56、及び実施の形態2の管理装置7の制御部72も同様とする)。
この制御部42は、機能概念的に、登録処理部421、試験処理部422、及び制御処理部423を有する。そして、登録処理部421は、機器の登録に関する処理を行う登録処理手段である。また、試験処理部422は、機器の試験に関する処理を行う試験処理手段である。また、制御処理部423は、機器の制御に関する処理を行う制御処理手段である。なお、これら制御部42における各部により行われる処理については、後述する。
(構成‐警報器)
次に、図1に示す警報器5は、当該警報器5が設けられている監視領域としての区域において、異常が発生したことを警報する防災警報手段であり、例えば、火災警報器、煙警報器、ガス警報器等である。なお、以下では、警報器5が火災警報器であることとして説明する。この警報器5は、第2通信方式で互いに通信を行う第2通信端末機器であり、具体的には、検知部51、通信部52、報知部53、操作部54、記憶部55、及び制御部56を備える。
まず、検知部51は、警報器5が設けられている監視領域としての区域において、火災が発生したことを検知する検知手段であり、具体的には、煙の濃度を検出する検煙部等を備えて構成されており、公知の手法を用いて火災を検知する。
また、通信部52は、他の警報器5又は管理装置4との間で無線通信を行う通信手段であり、具体的には、無線通信を行うためのアンテナ等を備えて構成されている。
また、報知部53は、火災発生等を報知する報知手段であり、具体的には、所定の表示灯、及び警報音を出力するスピーカ等を備えて構成されている。
また、操作部54は、警報器5における各種の操作を行う操作手段であり、具体的には、後述する登録ボタン541等を備えて構成されている。
また、警報器5に設けた記憶部55は、警報器5の動作に必要なプログラム及び各種デ-タが記憶されている記憶手段であり、具体的には、連動警報器特定情報が記憶されている。
ここで、図3は、実施の形態に係る連動警報器特定情報を示す図である。この「連動警報器特定情報」とは、互いに連動するように対応付けられている警報器を特定する情報であり、具体的には、連動する警報器の警報器識別情報(以下、「警報器ID」とも称する)(図3の場合、「警報器IDa」等)を含んでいる。
図1に戻って、警報器5に設けた制御部56は、機能概念的に、試験処理部561、連動元警報処理部562、連動先警報処理部563、及び復旧処理部564を有する。そして、試験処理部561は、各警報器5の間における、通信状態に関する試験を行う試験処理手段である。また、連動元警報処理部562は、火災を検知した警報器である連動元警報器としての警報処理を行う連動元警報処理手段である。また、連動先警報処理部563は、連動元警報器と連動する警報器である連動先警報器としての警報処理を行う連動先警報処理手段である。また、復旧処理部564は、復旧に関する処理を行う復旧処理手段である。なお、これら制御部56における各部については、後述する。
(処理)
次に、このように構成された管理システム100を用いて行われる管理処理について説明する。ここで、「管理処理」とは、機器の管理についての処理であり、具体的には、登録処理、試験処理、及び制御処理を含んでいる。これらの各処理は、管理システム100における各装置の電源スイッチをオンした後、操作装置1を用いて所定の操作を行った場合に、起動する。
(処理‐登録処理)
まず、登録処理について説明する。図4は、実施の形態に係る登録処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。また、図5~図8は、登録に関する情報の表示例である。ここで、「登録処理」とは、管理システム100によって管理される管理対象機器として機器を登録する処理であり、具体的には、当該管理対象機器として警報器5を登録する処理であって、主に管理装置4の登録処理部421によって実行される処理である。ここでは、管理対象機器として登録する警報器5を、管理装置4の周辺に用意した状態で、登録処理を起動したところから説明する。
まず、図4のSA1において登録処理部421は、記憶部41に記憶されている区域情報を取得し、取得した区域情報に基づいて後述の複数区域図面情報を生成し、生成した当該情報を、例えば図5に示すように表示装置2に表示する。ここで、「複数区域図面情報」とは、住宅における複数の区域に関する図面情報であり、具体的には、前述の区域情報に対応する図面情報であって、図5に示すように、区域情報の各区域(「寝室」、「子供部屋」、「リビング」、「キッチン」及び「和室」)に対応する区域A1~A5及び各区域を示すテキスト情報(図5の「寝室」等)等を含んでいる情報である。
次に、図4のSA2において登録処理部421は、記憶部41に記憶されている案内情報から、後述の設置区域指定情報の入力を案内する案内メッセージ(例えば、「警報器を設置する区域を指定して下さい」等)を取得し、取得した当該メッセージを、表示装置2に表示する。
ここで、「設置区域指定情報」とは、区域情報が特定する複数の区域のうちの、管理対象機器としての警報器5を設置する設置区域を指定する情報であり、例えば、図5に示す複数区域図面情報の区域A1~A5を、操作装置1を用いて指定することにより登録装置4に入力される情報である。
次に、図4のSA3において登録処理部421は、設置区域指定情報が入力されたか否かを監視する。具体的には、図5に示す区域A1~A5が指定されたか否かを監視する。そして、区域A1~A5のうちの何れかの区域が指定された場合(SA3のYES)、設置区域指定情報が入力されたものとして、SA4に移行する。一方、A1~A5の何れの区域も指定されなかった場合(SA3のNO)、設置区域指定情報が入力されなかったものとして、再度、SA3の処理を行う。
次に、図4のSA4において登録処理部421は、SA3で入力された設置区域指定情報と記憶部41に記憶されている区域情報に基づいて、当該区域情報が特定している区域(例えば、「寝室」、「子供部屋」等)のうちの、SA3で入力された設置区域指定情報が指定する区域に対応する区域を特定する。例えば、SA3で区域A1が指定された場合、このSA4では、区域A1に対応する「寝室」を特定する。
次に、図4のSA5において登録処理部421は、SA4で特定した区域を、表示装置2に表示する。具体的には、表示装置2に表示されている複数区域図面情報において、SA4で特定した区域を示すテキスト情報を表示したり、図6に示すように、SA4で特定した区域に対応する区域の表示状態を他の区域の表示状態と異ならせたりする。なお、図6では、SA4において「寝室」が特定された場合の表示例を示しており、具体的には、「寝室」に対応する区域A1が強調表示されている。この構成により、ユーザは、指定した区域を確認することが可能となる。
次に、図4のSA6において登録処理部421は、記憶部41に記憶されている案内情報から、警報器5における後述の登録ボタン541の操作を案内する案内メッセージ(例えば、「登録する警報器の登録ボタンを押下してください」等)を取得し、取得した当該メッセージを、表示装置2に表示する。
ここで、図1の登録ボタン541は、警報器5を登録するための操作を行う登録操作手段であり、具体的には、押下された場合に、警報器5から後述の登録要求信号を出力するためのボタンである。ここで、「登録要求信号」とは、警報器5を管理対象機器として登録することを要求する要求信号であり、具体的には、当該信号を出力する各警報器5の警報器識別情報が含まれている信号である。
次に、図4のSA7において登録処理部421は、登録要求信号を受信したか否かを監視する。具体的には、通信装置3を介して登録要求信号を受信したか否かを監視する。そして、登録要求信号を受信した場合(SA7のYES)、SA8に移行する。また、登録要求信号を受信しなかった場合(SA7のNO)、再度、SA7の処理を行う。
次に、図4のSA8において登録処理部421は、SA7で受信した登録要求信号とSA4での特定結果とに基づいて、図2の管理対象機器特定情報に対して警報器5に関する情報を記憶することにより、記憶した警報器5を管理対象機器として登録する。具体的には、SA7で受信した登録要求信号から警報器識別情報を取得し、取得した警報器識別情報が特定する警報器を、SA4で特定された区域に設置される管理対象機器として登録する。例えば、SA4において「寝室」が特定されており、SA7で警報器5Aからの登録要求信号を受信している場合、このSA8では、図2の管理対象機器特定情報において、項目「登録機器」、項目「設置区域」及び項目「図面位置」夫々に対応する情報として、「警報器IDa」、「寝室」及び「A1」を記憶することにより、警報器5Aを寝室に設置される管理対象機器として登録する。
次に、図4のSA9において登録処理部421は、SA8での登録結果を示す登録結果情報を、表示装置2に表示する。具体的には、SA8での登録結果を示すテキスト情報を表示したり、図7に示すように、SA8で登録した警報器を示す警報器アイコンを表示したりする。なお、図7では、SA8において、警報器5Aを寝室に設置される管理対象機器として登録した場合の表示例を示しており、警報器5Aに対応する警報器アイコンICaが、区域A1に表示されている。この構成により、ユーザは、管理対象機器として登録した警報器及び当該警報器の設置位置を確認することが可能となる。
次に、図4のSA10において登録処理部421は、記憶部41に記憶されている案内情報から、管理対象機器の登録を継続するか否かの指示をユーザに要求する案内メッセージ(例えば、「警報器の登録を継続しますか」等)を取得し、取得した当該メッセージを、表示装置2に表示する。
次に、図4のSA11において登録処理部421は、登録処理を継続するか否かを判定する。具体的には、操作装置1を介してユーザが入力する情報に基づいて、登録処理を継続するか否かを判定する。そして、登録処理を継続すると判定した場合(SA11のYES)、SA2に移行した後、SA3~SA11の処理を再度行う。また、登録処理を継続しないと判定した場合(SA11のNO)、SA12に移行する。なお、本実施の形態においては、全ての警報器5が登録されるまで、SA2~SA11の処理を繰り返すことにより、図2に示すように、警報器5A~5Eが登録された場合、表示装置2が表示する複数区域図面情報においては、例えば図8に示すように、警報器5A~警報器5Eに対応する警報器アイコンICa~ICeが表示されることになる。
次に、図4のSA12において登録処理部421は、後述の連動登録信号を警報器5に送信する等の事後処理を行った後、登録処理を終了する。
ここで、「連動登録信号」とは、管理対象機器として登録されている警報器5各々が連動するように、当該警報器5を互いに対応付けるための信号であり、具体的には、図2の管理対象機器特定情報の項目「登録機器」に対応して記憶されている警報器識別情報を全て含む信号である。そして、この連動登録信号を受信した警報器5は、受信した連動登録信号に、自己の警報器識別情報が含まれている場合、当該連動登録信号に含まれている警報器識別情報に対応する警報器が連動するように対応付けられているものとして、当該連動登録信号に含まれている全ての警報器識別情報を図3の連動警報器特定情報として図1の記憶部55に記憶する。
図4に戻ってSA12において例えば、前述したように全ての警報器5が登録されているので、警報器IDa~警報器IDeを全て含む連動登録信号を出力することにより、全ての警報器5が互いに対応付けられることになる。更に、この場合、図8の警報器アイコンICa~ICe各々を同色にて表示したり、警報器5各々が互いに対応付けられていることを示すテキスト情報を表示装置2に表示したりすることより、警報器5各々の対応関係を表示する。なお、例えば、このSA12での処理を省略し、警報器5各々の対応付けについては、公知の手法を用いて行われることとしてもよい。
そして、このようにして全ての警報器5を登録した後、ユーザは、例えば図8の表示に従って、警報器5各々を住宅における所定の区域に設置し、この後、後述する各処理を起動する。
(処理‐試験処理)
次に、試験処理について説明する。図9は、実施の形態に係る試験処理のフローチャートである。ここで、「試験処理」とは、管理対象機器として登録された機器の試験を行う処理であり、具体的には、管理対象機器として登録された各警報器5の間の通信試験を行う処理であって、主に管理装置4の試験処理部422によって実行される処理である。ここで、「通信試験」とは、警報器5のうちの所定の警報器が出力した試験信号を用いて行う通信試験であり、具体的には、警報器5の間で通信が正常に行われるか否か、及び通信経路等を確認する試験である。なお、本実施の形態では、警報器5Aから試験信号を出力して行う場合の試験処理について説明する。
まず、図9のSB1において管理装置4の試験処理部422は、通信試験を開始するための開始信号を警報器5Aに対して出力する。具体的には、通信装置3を介して開始信号を出力する。
一方、図9のSC1において警報器5Aの試験処理部561は、開始信号を受信したか否かを監視する。具体的には、通信部52を介して開始信号を受信したか否かを監視する。そして、開始信号を受信した場合(SC1のYES)、SC2に移行する。また、開始信号を受信しなかった場合(SC1のNO)、再度、SC1の処理を行う。
次に、図9のSC2において警報器5Aの試験処理部561は、所定の試験信号を出力して通信試験を行うように制御する。この通信試験の試験手法については任意であり、公知の手法を用いて当該通信試験を行うこととしてもよいし、後述する手法を用いて当該通信試験を行うこととしてもよい。なお、ここでは、通信試験の結果、図1の各警報器5の間で通信が正常に行われており、警報器5B~5Dが警報器5Aと直接通信しており、警報器5Eが警報器5Dを介して警報器5Aと間接的に通信していること(以下、「本実施の形態における通信試験結果例」とも称する)を特定したこととして、以下説明する。
次に、図9のSC3において警報器5Aの試験処理部561は、SC2での通信試験の結果を示す結果信号を生成し、生成した結果信号を通信部52を介して出力した後、処理を終了する。
一方、図9のSB2において管理装置4の試験処理部422は、結果信号を受信したか否かを監視する。具体的には、通信装置3を介して結果信号を受信したか否かを監視する。そして、結果信号を受信した場合(SB2のYES)、SB3に移行する。また、結果信号を受信しなかった場合(SB2のNO)、再度、SB2の処理を行う。
次に、図9のSB3において管理装置4の試験処理部422は、SB2で受信した結果信号に基づいて、通信試験の結果を、表示装置2に表示した後、試験処理を終了する。ここで、図10は、通信状態情報の表示例である。図9に戻って、SB3では具体的には、前述の「本実施の形態における通信試験結果例」を示す通信状態情報を生成し、生成した通信状態情報を、図10に示すように表示する。
(処理‐試験処理‐通信試験の試験手法例)
次に、図9のSC2での通信試験の試験手法例について説明する。図11は、実施の形態における警報器の通信状態を示す図であり、(a)は、警報器間で直接通信する場合の通信状態の図であり、(b)は、警報器間で間接的に通信する場合の通信状態を示す図である。ここでは、「本実施の形態における通信試験結果例」に対応する通信が行われる場合において、図9のSC1において警報器5Aが開始信号を受信したこととして説明する。
(処理‐試験処理‐通信試験の試験手法例‐概要)
概略的には、この通信試験では、警報器5Aの試験処理部561は、後述の第1試験信号を用いて、警報器5Aと直接通信を行う警報器を特定した後、この特定結果に基づく後述の第2試験信号を用いて、警報器5Aと間接的に通信を行う警報器及び当該警報器の通信経路を特定することにより、各警報器5の間の通信経路を特定する。
ここで、「第1試験信号」とは、警報器5Aとの間で直接通信を行う警報器を特定するための信号であり、具体的には、当該信号を受信した警報器に対して、受信した旨を示す第1応答信号の送信を要求する信号である。そして、この第1試験信号は、当該信号を送信する警報器を示す「送信元情報」、及び当該信号の送信先の警報器を示す「送信先情報」を含んでいる。
また、「第2試験信号」とは、警報器5Aとの間で間接的に通信を行う警報器を特定するための信号であり、具体的には、当該信号を受信した警報器に対して当該信号の中継を要求し、且つ、中継された当該信号を受信した警報器に対して、受信した旨を示す第2応答信号の送信を要求する信号である。そして、この第2試験信号は、前述の「送信元情報」及び「送信先情報」と、中継先の警報器を示す「中継先情報」とを含んでいる。
(処理‐試験処理‐通信試験の試験手法例‐詳細‐第1試験信号に関する処理)
この通信試験において具体的には、警報器5Aの試験処理部561は、図3の連動警報器特定情報において、自己の警報器識別情報(「警報器IDa」)を「送信元情報」として取得し、且つ、自己以外の警報器識別情報(「警報器IDb~警報器IDe」)を「送信先情報」として取得し、これらの取得結果を反映して第1試験信号を生成し、生成した第1試験信号を通信部52を介して出力する。
次に、図11(a)に示すように、直接通信することが可能となっている警報器5B~5Dは、第1試験信号(図11(a)のSt1)を受信し、受信した第1試験信号の送信先情報に自己の警報器識別情報が含まれているので、自己の警報器識別情報(警報器5Dの場合、「警報器IDd」)を含む第1応答信号(図11(a)のSr1)を出力する。
次に、警報器5Aはこの出力された第1応答信号を受信し、警報器5Aの試験処理部561は、受信した各第1応答信号に含まれている警報器識別情報に基づいて、警報器5Aと直接通信を行う警報器(「警報器5B~5D」)を特定する。
(処理‐試験処理‐通信試験の試験手法例‐詳細‐第2試験信号に関する処理)
次に、警報器5Aの試験処理部561は、図3の連動警報器特定情報の自己以外の警報器識別情報の警報器(「警報器5B~5E」)のうちで、警報器5Aと直接通信を行う警報器として特定しなかった警報器(「警報器5E」)との通信を確認するために、第2試験信号を生成し、生成した第2試験信号を出力する。具体的には、第1試験信号の場合と同様にして自己の警報器識別情報(「警報器IDa」)を「送信元情報」として取得し、また、受信した第1応答信号に含まれていた警報器識別情報(「警報器IDb~警報器IDd」)を「中継先情報」として取得し、受信した第1応答信号に含まれていなかった警報器識別情報(「警報器IDe」)を「送信先情報」として取得し、これらの取得結果を反映して第2試験信号を生成し、生成した第2試験信号を通信部52を介して出力する。
次に、図11(b)に示すように、直接通信することが可能となっている警報器5B~5Dは、第2試験信号(図11(b)のSt21)を受信し、受信した第2試験信号の中継先情報に自己の警報器識別情報が含まれているので、受信した第2試験信号を中継出力する。この場合、自己の警報器識別情報(警報器5Dの場合、「警報器IDd」)を「中継元情報」として第2試験信号に対して付加した上で、中継出力することとする。
次に、図11(b)に示すように、警報器5Dを介して間接的に通信することが可能となっている警報器5Eは、中継出力された第2試験信号(図11(b)のSt22)を受信し、受信した第2試験信号の送信先情報に自己の警報器識別情報が含まれているので、第2試験信号の中継元情報を特定し、特定した中継元情報が示す警報器識別情報(「警報器IDd」)を「中継先情報」として含んでおり、更に、自己の警報器識別情報(「警報器IDe」)も含む第2応答信号(図11(b)のSr21)を出力する。
次に、警報器5Eと通信することが可能となっている警報器5Dは、出力された第2応答信号を受信し、受信した第2応答信号の中継先情報に自己の警報器識別情報が含まれているので、受信した第2応答信号を中継出力する。この場合、自己の警報器識別情報(警報器5Dの場合、「警報器IDd」)を「中継元情報」として第2応答信号に対して付加した上で、中継出力することとする。
次に、警報器5Aはこの出力された第2応答信号(図11のSr22)を受信し、警報器5Aの試験処理部561は、受信した第2応答信号に含まれている警報器識別情報に基づいて、警報器5Aと間接的に通信を行う警報器(「警報器5E」)を特定し、更に、受信した第2応答信号に含まれている中継先情報及び中継元情報に基づいて、この通信を中継している警報器(「警報器5D」)を特定することにより、通信経路を特定する。
以上の処理により、警報器5Aの試験処理部561は、「本実施の形態における通信試験結果例」が示す通信が行われていることを特定する。
(処理‐制御処理)
次に、制御処理について説明する。図12は、実施の形態に係る制御処理のフローチャートである。この制御処理については、全ての警報器5が管理対象機器として登録されており、且つ、全ての警報器5が互いに連動するように対応付けられており、更に、図1に示されている後述の電気機器6も管理対象機器として登録されている場合において、警報器5Aが連動元警報器として発報し、また、警報器5B~5Eが連動先警報器として連動して動作し、この後に警報器5Aが復旧する場合の制御処理について説明する。ここで、電気機器6は、住宅に設けられている電気機器であり、具体的には、管理装置4との間で通信を行う第1通信端末機器であって、また、警報器5とは異なる電気機器であって、例えば、インターホン、冷蔵庫、空調装置、照明装置、換気扇、テレビ、及びカーテンの開閉装置等を備えて構成されている。そして、この電気機器6は、公知の手法を用いて管理対象機器として登録されていることとする。
まず、図12のSD1において警報器5Aの検知部51は、火災を検知する。
次に、図12のSD2において警報器5Aの連動元警報処理部562は、記憶部55に記憶されている図3の連動警報器特定情報に基づいて、後述の連動元警報信号を生成し、生成した当該信号を通信部52を介して出力すると共に報知部53を介して火災発生を報知するように、制御する。
ここで、「連動元警報信号」とは、火災を検知したことを示す信号であり、具体的には、当該信号を出力する警報器を示す「連動元情報」、及び連動する警報器を示す「連動先情報」を含んでいる信号である。このように、連動元情報が含まれているので、連動元警報信号を出力した警報器(つまり、連動元警報器)を特定することが可能となり、また、連動先情報が含まれているので、連動先警報器として警報するか否かを、連動元警報信号を受信した警報器が判断することが可能となる。
次に、図12に戻ってSD2において具体的には、図3の連動警報器特定情報において、自己の警報器識別情報を「連動元情報」として取得し、且つ、自己以外の警報器識別情報を「連動先情報」として取得し、これらの取得結果を反映して連動元警報信号を生成し、生成した当該信号を出力する。本実施の形態では、SD1において警報器5Aが火災を検知しているので、このSD2では、「連動元情報」が警報器IDaであり、「連動先情報」が警報器IDb~警報器IDeである連動元警報信号を出力する。
次に、図12のSE1において警報器5B~5Eは、SD2で出力された連動元警報信号を受信する。
次に、図12のSE2において警報器5B~5Eの連動先警報処理部563は、SE1で受信した連動元警報信号の連動先情報に自己の警報器識別情報が含まれているので、連動先警報器として報知部53を介して火災発生を報知する。
一方、図12のSF1において管理装置4も、SD2で出力された連動元警報信号を受信する。具体的には、通信装置3を介して当該信号を受信する。
次に、図12のSF2において管理対象機器4の制御処理部423は、火災に関する所定の処理を行う。具体的には、SF1で受信した連動元警報信号の連動元情報を参照して、火災を検知した警報器(ここでは、「警報器5A」)を特定し、特定した警報器を示す情報を、表示装置2に表示し、また、管理対象機器として登録されている電気機器6を制御する。ここで、図13は、火災を検知した場合の表示例である。図12に戻ってSF2では具体的には、図13に示すように、火災を検知した警報器5Aが設定されている区域に対応する区域A1に火災画像Flを表示したり、当該区域A1を強調表示したりし、また、電気機器6を構成している換気扇及び照明装置が「オン」となり、且つ、カーテンが開き、且つ、冷蔵庫のスピーカ、及びインターホンから警報音が出力されるように、電気機器6を制御する。そして、換気扇をオンすることにより、室内の換気を行うことが可能となり、照明装置をオンすることにより、夜間等においても避難路を確実に把握することが可能となり、また、冷蔵庫のスピーカ、及びインターホンから警報音を出力することにより、火災発生を確実に報知することが可能となる。なお、これらの処理と共に、通信ネットワークN1を介して火災発生に関する警報の、外部への出力も行うこととしてもよい。
次に、図12のSD3において例えば消火活動が行われた場合、警報器5Aの検知部51は、火災を検知しなくなる。
次に、図12のSD4において警報器5Aの復旧処理部564は、記憶部55に記憶されている連動警報器特定情報に基づいて、後述の復旧信号を生成し、生成した当該信号を通信部52を介して出力すると共に報知部53を介して行われている火災報知を停止した後、処理を終了する。ここで、「復旧信号」とは、火災を検知しなくなり復旧したことを示す信号であり、具体的には、前述の連動元警報信号と同様に、「連動元情報」及び「連動先情報」を含んでいる信号である。
次に、図12のSE3において警報器5B~5Eは、SD4で出力された復旧信号を受信する。
次に、図12のSE4において警報器5B~5Eの復旧処理部564は、SE3で受信した復旧信号の連動先情報に自己の警報器識別情報が含まれているので、報知部53を介して行われている火災報知を停止した後、処理を終了する。
一方、図12のSF3において管理装置4も、SD4で出力された復旧信号を受信する。具体的には、通信装置3を介して当該信号を受信する。
次に、図12のSF4において管理対象機器4の制御処理部423は、復旧に関する所定の処理を行う。例えば、図13において、火災画像Flを非表示とし、強調表示されていた区域A1の表示状態を他の区域A2~A5と同様な表示状態に戻したりした後、制御処理を終了する。
(実施の形態1の効果)
このように本実施の形態によれば、管理装置4と、複数の警報器5との間で通信装置3によって通信可能となっているので、管理装置4を用いて複数の警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。また、複数の警報器5の通信方式を変更することなく、管理装置4との通信が可能となるので、例えば通信方式を変更することに起因して複数の警報器5の動作の信頼性が低下するのを防止することができるので、複数の警報器5の信頼性を高度に維持した状態で、当該警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。
また、図1の管理装置4における登録処理部421が警報器5を管理対象機器として登録し、管理装置4における制御処理部423が管理対象機器として登録されている機器を制御(つまり、管理)するので、警報器5を管理対象機器として登録し、この登録した警報器5を管理することができ、警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。従って、例えば、警報器5を使用するための準備作業に関して、ユーザの作業ニーズに適した案内(例えば、図4でのSA2及びSA6での案内等)を当該ニーズに適した手法(例えば、図1の表示装置2に表示する等)で行うことができるので、当該準備作業の作業効率を向上させることができ、警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。また、例えば、警報器5を住宅に複数設置する場合においても、複数の警報器5各々の設置区域が特定されているので、どの区域に設置した警報器5が警報しているかについて把握することができ、警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。
また、図4のSA5において、設置区域として指定された区域に対応する区域を示す複数区域図面情報を、例えば図6に示すように表示するので、当該情報に基づいて設置区域を確認することができ、警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。
また、図4のSA2において、設置区域指定情報を入力することを案内するので、警報器5を登録するために行うべき事項を把握することができ、警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。
また、図4のSA6において、登録要求信号を出力するための警報器5の操作を案内するので、警報器5を登録するために行うべき事項を把握することができ、警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。
また、図4のSA9において、警報器5の登録結果を示す登録結果情報を表示するので、警報器5の登録結果を把握することができ、警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。
また、管理対象機器として登録された警報器5が警報を出力した場合に、図13に示すように、警報を出力した警報器5を特定する情報(例えば、図13の火災画像Fl)等を表示するので、警報を出力した警報器自体(図13の場合、警報器アイコンICaに対応する警報器5A)と当該警報器の設置区域(図13の場合、区域A1に対応する寝室)とを把握することができるので、住宅における火災が発生している可能性がある区域を迅速に把握することができる。
また、図4のSA12において、互いに連動するように通信を行う複数の警報器5の対応関係を登録するので、例えば複数の警報器5の対応関係を示す情報を出力することができ、複数の警報器5を効率的且つ的確に管理することができる。
また、図9のSB3において、図10に示すように、複数の警報器5の間の通信状態を示す通信状態情報を表示するので、例えば複数の警報器5の間の通信が正常であるか否かを把握することができ、複数の警報器5を的確に管理することができる。また、例えば、複数の警報器5の間の通信状態を確認するために、複数の警報器5各々が設置されている区域に訪れことなく、複数の警報器5の間の通信状態を把握することができるので、複数の警報器5を効率的に管理することができる。
また、管理対象機器として登録された警報器5が警報を出力した場合に、図1の電気機器6を制御するので、防災のために住宅内の電気機器6を制御し、適切に防災を行うことができる。従って、例えば、管理対象機器として登録された警報器5が警報を出力した場合に、電気機器6としてのテレビなどに火災発生した旨を表示したり、電気機器6としての照明装置をオンすることで住人に火災発生を知らせることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成)
図14は、本実施の形態に係る管理システム等を示すブロック図である。管理システム700は、管理装置7を備える。管理装置7は、制御部72を備え、この制御部72は、機能概念的に、監視処理部724を有する。監視処理部724は、機器の監視に関する処理を行う監視処理手段である。なお、この監視処理部724により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、監視処理について説明する。図15は、実施の形態に係る監視処理のフローチャートである。ここでは、実施の形態1における「制御処理」の場合と同様に、全ての警報器5が管理対象機器として登録されており、且つ、全ての警報器5が互いに連動するように対応付けられており、更に、電気機器6も管理対象機器として登録されている場合において、電気機器6としての冷蔵庫の状態を監視する場合の、監視処理について説明する。なお、「監視処理」とは、管理対象機器として登録された機器の監視を行う処理であり、ここでは、電気機器6としての冷蔵庫の状態を監視し、必要に応じて、警報器5を用いて監視結果を報知する処理であって、所定時間毎に実行される。
まず、図15のSG1において管理装置7の監視処理部724は、電気機器6の状態を示す状態情報を要求するための状態情報要求信号を電気機器6に対して出力する。
一方、図15のSH1において電気機器6は、状態情報要求信号を受信したか否かを監視する。そして、状態情報要求信号を受信した場合(SH1のYES)、SH2に移行する。また、状態情報要求信号を受信しなかった場合(SH1のNO)、再度、SH1の処理を行う。
次に、図15のSH2において電気機器6は、自己の状態を示す状態情報を取得する。ここでは、例えば、電気機器6としての冷蔵庫は、自己の状態が正常であることを示す状態情報(以下、「正常情報」)、又は、例えば所定時間以上扉が開いたまままである等の、自己の状態が正常でないことを示す状態情報(以下、「異常情報」)を取得する。
次に、図15のSH3において電気機器6は、SH2で取得した状態情報を示す状態信号を生成し、生成した状態信号を管理装置7に対して出力した後、処理を終了する。
一方、図15のSG2において管理装置7の監視処理部724は、状態信号を受信したか否かを監視する。そして、状態信号を受信した場合(SG2のYES)、SG3に移行する。また、状態信号を受信しなかった場合(SG2のNO)、再度、SG2の処理を行う。
次に、図15のSG3において管理装置7の監視処理部724は、SG2で受信した状態信号に基づいて、警報を出力するか否かを判定する。具体的には、状態信号が異常情報を示しているか否かを判定する。そして、状態信号が異常情報を示している場合(SG3のYES)、SG4に移行する。また、状態信号が異常情報を示していない場合(つまり、状態信号が正常情報を示している場合)(SG3のNO)、監視処理を終了する。
図15のSG4において管理装置7の監視処理部724は、警報を出力することを要求する警報出力要求信号を警報器5に対して出力する。具体的には、図14の通信装置3を介して警報出力要求信号を出力した後、監視処理を終了する。そして、警報出力要求信号は、警報器5に伝達されて、警報器5は、警報を出力する。この場合、警報器5は、警報器5に設けた報知部53の表示灯及びスピーカを介して、警報を出力する。ここでは、火災発生を報知する場合と区別できるように、当該警報を出力することとする。例えば、電気機器6としての冷蔵庫について警報を出力する場合には、報知部53の表示灯を所定時間(例えば、2秒)毎に点滅し、当該報知部53のスピーカから所定時間(例えば、2秒)毎に警報音を出力し、また、電気機器6としての照明について警報を出力する場合には、報知部53の表示灯を冷蔵庫の場合とは異なる所定時間(例えば、5秒)毎に点滅し、当該報知部53のスピーカから冷蔵庫の場合とは異なる所定時間(例えば、5秒)毎に警報音を出力することとしてもよい。また、警報器5が合成音声を出力する機能を有している場合には、電気機器6(例えば、冷蔵庫、照明装置等)を特定する合成音声を出力することにより、警報を出力することとしてもよい。
(実施の形態2の効果)
このように本実施の形態によれば、図14の電気機器6の状態に基づいて警報器5から警報を出力することができるので、電気機器6から離れた位置において電気機器6の状態を把握することができ、電気機器6を効率的且つ的確に管理することができる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、図1の管理装置4自体が、操作装置1、表示装置2、及び通信装置3夫々の機能の全て又は一部を備えていることとしてもよい。また、例えば、図14の管理装置7の制御部72が、登録処理部421、試験処理部422、制御処理部423、及び監視処理部724の機能の一部のみを備えていることとしてもよい。
(連動登録信号について)
また、上記各実施の形態では、図4のSA12において図2の管理対象機器特定情報の項目「登録機器」に対応する警報器識別情報を全て含む連動登録信号を出力する場合、つまり、登録されている全ての警報器各々を対応付ける場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、操作装置1を介して入力される情報に基づいて、登録されている警報器をグループに分けて、グループ毎に警報器各々を対応付けることとしてもよい。グループ毎の警報器の対応付けの具体的な手法については、警報器5の記憶部55に対して各々が属するグループを示すグループIDが記憶されるように、グループIDを含む所定の信号を警報器5に送信することにより、行うこととしてもよい。この場合、警報器5は、当該グループIDを用いて、公知の手法を用いて、グループ内で連動することとする。
(情報の表示について)
また、上記各実施の形態における図4のSA1~SA12において、表示装置2に表示される情報に対応する音声を、所定のスピーカから出力することとしてもよい。この音声出力については、情報の表示と共に行うこととしてもよいし、情報の表示の代わりに行うこととしてもよい。
(表示装置について)
また、上記実施の形態では、図1の表示装置2がテレビである場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、表示装置2がテレビ以外の液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の所定のディスプレイ装置等であることとしてもよい。
(遠隔操作について)
また、上記実施の形態における図1の通信ネットワークN1を介して住宅外から、管理システム100を遠隔操作することとしてもよい。この場合、具体的には、前述の通信試験等を含む点検等を遠隔地より行うことが可能となる。
(通信について)
また、上記実施の形態における図1の管理システム100が、連動元警報信号を中継して連動先警報器に対して伝送することとしてもよい。
(監視処理について)
また、上記実施の形態では、図15のSG4において警報出力要求信号を出力する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、SG4において管理装置7の監視処理部724は、SG2で受信した状態信号に基づいて、電気機器6の状態を表示装置2に表示してもよい。また、この表示については、SG3の判定結果に関わらず行うこととしてもよい。
(通信装置について)
また、上記実施の形態では、図1の通信装置3が管理装置4に接続された場合に、管理装置4と各警報器5との間で通信装置3を介して通信が可能となる場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、警報器5に所定の接続部が設けられており、通信装置3を警報器5の接続部に接続した場合に、管理装置4と各警報器5との間で通信装置3を介して通信が可能となることとしてもよい。また、例えば、通信装置3が管理装置4及び各警報器5の双方との間で無線通信を行う装置であることとし、管理装置4及び各警報器5の何れからも離れた位置において通信装置3の電源をオンした場合に、管理装置4と各警報器5との間で通信装置3を介して通信が可能となることとしてもよい。
(付記)
付記1の通信システムは、第1通信端末機器と、前記第1通信端末機器との間で第1通信方式で通信を行って前記第1通信端末機器を管理する管理装置と、を有する第1システムと、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で互いに通信を行う複数の第2通信端末機器、を有する第2システムと、前記第1システムにおける少なくとも前記管理装置と、前記第2システムにおける複数の前記第2通信端末機器との間で通信を可能とする通信中継装置と、を備える。
また、付記2の通信システムは、付記1に記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、管理対象機器を管理する管理手段と、住宅における複数の区域を示す区域情報を格納する格納手段と、前記複数の区域の中で、前記第2通信端末機器を設置する設置区域を指定する設置区域指定情報が入力される入力手段と、前記第2通信端末機器を前記管理対象機器として登録することを要求する要求信号を、前記第2通信端末機器から受信する受信手段と、前記入力手段に入力された前記設置区域指定情報と、前記格納手段が格納している前記区域情報とに基づいて、前記複数の区域のうちの前記設定区域指定情報が指定する前記設置区域に対応する区域を特定する特定手段と、前記入力手段に対して前記設置区域指定情報が入力され、且つ、前記受信手段が前記要求信号を受信した場合に、前記特定手段が特定した区域に設けられている前記管理対象機器として前記第2通信端末機器を登録する登録手段と、を備える。
また、付記3の通信システムは、付記2に記載の通信システムにおいて、前記格納手段が格納している前記区域情報と、前記特定手段が特定した区域とに基づいて、前記複数の区域のうちの前記特定手段が特定した区域を示す図面情報を表示する図面情報表示手段、を備える。
また、付記4の通信システムは、付記2又は3に記載の通信システムにおいて、前記設置区域指定情報を入力することを案内する入力案内手段、を備える。
また、付記5の通信システムは、付記2から4のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記要求信号を出力するための前記第2通信端末機器の操作を案内する操作案内手段、を備える。
また、付記6の通信システムは、付記2から5のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記登録手段の登録結果を示す登録結果情報を表示する登録結果情報表示手段、を備える。
また、付記7の通信システムは、付記2から6のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記第2通信端末機器は、警報器である。
また、付記8の通信システムは、付記7に記載の通信システムにおいて、前記登録手段によって登録された前記警報器が警報を出力した場合に、警報を出力した前記警報器を特定する情報と、前記区域情報とを表示する警報器特定情報表示手段、を備える。
また、付記9の通信システムは、付記7又は8に記載の通信システムにおいて、前記警報器は、互いに連動するように通信を行う複数の警報器であり、前記要求信号は、前記複数の警報器が連動するように対応付けるための信号であり、前記登録手段は、前記複数の警報器が相互に対応付けられている対応関係を登録する。
また、付記10の通信システムは、付記9に記載の通信システムにおいて、前記複数の警報器は、前記複数の警報器の間の通信状態を示す状態信号を出力し、前記受信手段は、前記状態信号を受信し、前記受信手段が受信した前記状態信号に基づいて、前記複数の警報器の間の通信状態を示す通信状態情報を表示する通信状態情報表示手段、を備える。
また、付記11の通信システムは、付記7から10のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記第1通信端末機器は、住宅に設けられている電気機器であり、前記管理手段は、前記登録手段によって登録された前記警報器が警報を出力した場合に、前記電気機器を制御する。
また、付記12の通信システムは、付記7から11のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記第1通信端末機器の状態を示す状態情報を取得する取得手段、を備え、前記管理手段は、前記取得手段の取得結果に基づいて、前記警報器から警報を出力する。
(付記の効果)
付記1に記載の通信システムによれば、第1システムにおける少なくとも管理装置と、第2システムにおける複数の第2通信端末機器との間で通信中継装置によって通信可能となっているので、管理装置を用いて複数の第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。従って、例えば、複数の第2通信端末機器が警報器である場合、管理装置を用いて当該警報器を効率的且つ的確に管理することができる。また、複数の第2通信端末機器の通信方式を変更することなく、管理装置との通信が可能となるので、例えば通信方式を変更することに起因して複数の第2通信端末機器の動作の信頼性が低下するのを防止することができ、複数の第2通信端末機器の信頼性を高度に維持した状態で、当該第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記2に記載の通信システムによれば、第2通信端末機器を管理対象機器として登録する登録手段と、管理対象機器を管理する管理手段とが設けられているので、第2通信端末機器を管理対象機器として登録し、この登録した第2通信端末機器を管理することができ、第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。従って、例えば、第2通信端末機器を使用するための準備作業に関して、ユーザの作業ニーズに適した案内を当該ニーズに適した手法で行うことができるので、当該準備作業の作業効率を向上させることができ、第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。また、例えば、第2通信端末機器を住宅に複数設置する場合においても、複数の第2通信端末機器各々の設置区域が特定されているので、どの区域に設置した第2通信端末機器が警報しているかについて把握することができ、第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記3に記載の通信システムによれば、第2通信端末機器を設置する設置区域として指定された区域に対応する区域を示す図面情報を表示するので、当該図面情報に基づいて設置区域を確認することができ、第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記4に記載の通信システムによれば、設置区域指定情報を入力することを案内するので、第2通信端末機器を登録するために行うべき事項を把握することができ、第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記5に記載の通信システムによれば、要求信号を出力するための第2通信端末機器の操作を案内するので、第2通信端末機器を登録するために行うべき事項を把握することができ、第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記6に記載の通信システムによれば、登録手段の登録結果を示す登録結果情報を表示するので、第2通信端末機器の登録結果を把握することができ、第2通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記7に記載の通信システムによれば、第2通信端末機器が警報器であるので、管理装置を用いて警報器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記8に記載の通信システムによれば、管理対象機器として登録された警報器が警報を出力した場合に、警報を出力した警報器を特定する情報と区域情報とを表示するので、警報を出力した警報器自体と当該警報器の設置区域とを把握することができ、住宅における火災が発生している可能性がある区域を迅速に把握することができる。
付記9に記載の通信システムによれば、互いに連動するように通信を行う複数の警報器の対応関係を登録するので、例えば複数の警報器の対応関係を示す情報を出力することができ、複数の警報器を効率的且つ的確に管理することができる。
付記10に記載の通信システムによれば、複数の警報器の間の通信状態を示す通信状態情報を表示するので、例えば複数の警報器の間の通信が正常であるか否かを把握することができ、複数の警報器を的確に管理することができる。また、複数の警報器の間の通信状態を確認するために、例えば複数の警報器各々が設置されている区域を訪れることなく、複数の警報器の間の通信状態を把握することができるので、複数の警報器を効率的に管理することができる。
付記11に記載の通信システムによれば、管理対象機器として登録された警報器が警報を出力した場合に、住宅に設けられている電気機器を制御するので、防災のために住宅内の当該電気機器を制御し、適切に防災を行うことができる。従って、例えば、管理対象機器として登録された警報器が警報を出力した場合に、電気機器としての例えば、テレビなどの表示装置に火災発生した旨を表示したり、照明装置をオンすることで住人に火災発生を知らせることができる。
付記12に記載の通信システムによれば、第1システムの第1通信端末機器の状態に基づいて警報器から警報を出力することができるので、第1通信端末機器から離れた位置において第1通信端末機器の状態を把握することができ、第1通信端末機器を効率的且つ的確に管理することができる。
1 操作装置
2 表示装置
3 通信装置
4、7 管理装置
5、5A、5B、5C、5D、5E 警報器
6 電気機器
41、55 記憶部
42、56、72 制御部
51 検知部
52 通信部
53 報知部
54 操作部
100、700 管理システム
421 登録処理部
422、561 試験処理部
423 制御処理部
541 登録ボタン
562 連動元警報処理部
563 連動先警報処理部
564 復旧処理部
724 監視処理部
a、b、c、d、e、f 警報器ID
A1、A2、A3、A4、A5 区域
Fl 火災画像
ICa、ICb、ICc、ICd、ICe 警報器アイコン
N1 通信ネットワーク
St1 第1試験信号
Sr1 第1応答信号
St21、St22 第2試験信号
Sr21、Sr22 第2応答信号

Claims (2)

  1. 第1システムの第1通信端末機器と第1通信方式で通信を行って、前記第1通信端末機器を管理する管理装置であって、
    第2システムの複数の第2通信端末機器であって、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で相互間通信を行う前記複数の第2通信端末機器に対して直接的又は間接的に通信可能に接続され、
    前記複数の第2通信端末機器の中の一部の第2通信端末機器から、前記複数の第2通信端末機器の相互間で連動を行うための連動元信号であって、当該信号を出力する第2通信端末機器を示す連動元情報と、連動する第2通信端末機器を示す連動先情報とを含む、連動元信号を受信した場合には、前記複数の第2通信端末機器の中の前記一部の第2通信端末機器以外の第2通信端末機器に対して、前記連動先信号を送信する、
    管理装置。
  2. 他の端末機器と相互間通信を行う端末機器であって、
    所定の事象を検知した場合には、前記複数の第2通信端末機器の相互間で連動を行うための連動元信号であって、当該信号を出力する第2通信端末機器としての自己を示す連動元情報と、連動する第2通信端末機器を示す連動先情報とを含む、連動元信号を管理装置に送信し、
    前記管理装置から前記連動元信号を受信した場合において、受信した前記連動元信号に含まれる前記連動先情報によって自己が示されている場合には、連動する第2通信端末機器としての所定の連動処理を行う、
    端末機器。
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