JP2022058010A - 二液混合容器及び二液混合容器の製造方法 - Google Patents

二液混合容器及び二液混合容器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二液を混合した後に内容物が使用可能となる二液混合容器及び二液混合容器の製造方法を提案する。【解決手段】本開示に係る二液混合容器100は、第1液Aを収容する第1収容空間S1を有する第1容器体10と、第1容器体10に装着されると共に第2液Bを収容する第2収容空間S2を有する第2容器体20と、第2収容空間S2を閉塞するキャップ30とを備え、第2容器体20は、第1容器体10の口部11に装着される外壁部21と、外壁部21の径方向内側に設けられた内壁部25と、外壁部21及び内壁部25の下部に連結され第2収容空間S2を区画形成する底壁部27とを有し、底壁部27には弱化部27aが設けられており、キャップ30は、内壁部25の上部に対して中心軸線O周りの少なくとも一方向に回転不能となるように係合しており、キャップ30の少なくとも一方向への回転によってキャップ30の装着が解除されることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本開示は、二液を分離した状態で収容し使用時に混合可能な、二液混合容器及び二液混合容器の製造方法に関するものである。
第1液と第2液とを混合して使用する薬剤や飲料等には、使用直前に混合しないと効力や風味が失われるものがあり、そのような場合には、第1液と第2液を個別の容器に収容して保存し、使用直前に混合して使用する必要がある。そのような使い方に対応した容器として例えば、特許文献1には、第1容器体2の上方に第1連結部材4及び第2連結部材5を介して第2容器体3を連結し、第1容器体2を回動させて下降させることによって第1容器体2内が第2容器体3内と連通して二液が混合する、二液混合容器が開示されている。
実開平5- 51735号明細書
しかし、特許文献1に記載の二液混合容器では、必ずしも第1容器体2と第2容器体3とを連通させなくても、ノズルキャップ9を開放することによって、第2容器体3内の内容物をノズル8を通じて外部に注出可能である。従って、製造者の意に反して、利用者が第1液と第2液とを混合することなく第2液のみを利用してしまうことがある。このため、内容物の本来の効能等が得られないことがあり、この点において改善の余地があった。
本開示は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、二液を混合した後に内容物が使用可能となる二液混合容器及び二液混合容器の製造方法を提案することである。
本開示の二液混合容器は、
第1液を収容する第1収容空間を有する第1容器体と、
該第1容器体の口部に装着されると共に第2液を収容する第2収容空間を有する第2容器体と、
前記第1容器体又は前記第2容器体に装着され、前記第2収容空間を上方から閉塞するキャップと
を備え、
前記第2容器体は、
前記第1容器体の口部に装着される外壁部と、
該外壁部の径方向内側に設けられた内壁部と、
前記外壁部及び前記内壁部の下部に連結され前記第2収容空間を区画形成する底壁部と
を有し、
前記底壁部には弱化部が設けられており、
前記キャップを装着した状態において、前記キャップは、前記内壁部の上部に対して中心軸線周りの少なくとも一方向に回転不能となるように係合しており、
前記キャップの前記少なくとも一方向への回転によって前記キャップの装着が解除されることを特徴とする。
また、本開示の二液混合容器は、上記構成において、前記キャップは、前記第1容器体又は前記第2容器体に対してねじ係合により装着され、前記キャップを装着した状態において、前記内壁部の上部は、中心軸線周りの該キャップのねじ係合を解除する方向の回転に対して前記キャップに追従して回転し、中心軸線周りの該キャップのねじ係合を締結する方向の回転に対して前記キャップに追従しないラチェット機構を有することが好ましい。
また、本開示の二液混合容器は、上記構成において、前記内壁部の外周面には、前記キャップと係合する第1歯部が設けられ、
前記キャップの天壁から垂下する係合筒部の内周面には、前記内壁部に係合する第2歯部が設けられ、
前記第1歯部は、前記キャップがねじ係合を解除する方向に回転する際に前記第2歯部を係止する第1係止面と、周方向に対して径方向外側に傾斜し前記キャップがねじ係合を締結する方向に回転する際に前記第2歯部を径方向外側に案内する第1傾斜面とを有することが好ましい。
また、本開示の二液混合容器は、上記構成において、前記内壁部の外周面には、前記キャップと係合する第1歯部が設けられ、前記キャップの天壁から垂下する係合筒部の内周面には、前記内壁部に係合する第2歯部が設けられ、前記第2歯部は、前記キャップがねじ係合を解除する方向に回転する際に前記第1歯部を係止する第2係止面と、周方向に対して径方向内側に傾斜し前記キャップがねじ係合を締結する方向に回転する際に前記第1歯部を径方向内側に案内する第2傾斜面とを有することが好ましい。
また、本開示の二液混合容器は、上記構成において、前記弱化部は、周方向に延びていることが好ましい。
また、本開示の二液混合容器の製造方法は、
第1液を収容する第1収容空間を有する第1容器体と、第2液を収容する第2収容空間を有する第2容器体と、前記第2収容空間を上方から閉塞するキャップとを備える二液混合容器の製造方法であって、
前記第1収容空間内に第1液を収容するステップと、
前記第1容器体の口部に前記第2容器体を装着するステップと、
前記第2収容空間内に第2液を収容するステップと、
前記第1容器体又は前記第2容器体に前記キャップを装着して前記第2収容空間を上方から閉塞するステップと
を含み、
前記第2容器体は、
前記第1容器体の口部に装着される外壁部と、
該外壁部の径方向内側に設けられた内壁部と、
前記外壁部及び前記内壁部の下部に連結され前記第2収容空間を区画形成する底壁部と
を有し、
前記底壁部には弱化部が設けられており、
前記キャップを装着した状態において、前記キャップは、前記内壁部の上部に対して中心軸線周りの少なくとも一方向に回転不能となるように係合しており、
前記キャップの前記少なくとも一方向への回転によって前記キャップの装着が解除されることを特徴とする。
本開示によれば、二液を混合した後に内容物が使用可能となる二液混合容器及び二液混合容器の製造方法を提案することができる。
本開示の一実施形態に係る二液混合容器の半断面図である。 第2容器体が備える第1歯部の平面図である。 キャップが備える第2歯部の底面図である。 図1においてキャップを開放することで弱化部を破断させて第2収容空間内の第2液を第1液と混合させている状態を示す図である。 第1液と第2液を混合した後、キャップを取り除いた状態を示す図である。 図5の二液混合容器にポンプ付きノズルを装着した状態を示す図である。 本開示の一実施形態に係る二液混合容器の製造方法の実施手順を示すフローチャートである。 第2容器体を第1液が充填された第1容器体の口部に装着している状態を示す図である。 第2容器体に第2液を充填した後、キャップを装着している状態を示す図である。 本開示の一実施形態に係る二液混合容器の製造方法(変形例)の実施手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示をより具体的に説明する。
図1に示す本開示の一実施形態である二液混合容器100は、第1液Aを収容する第1収容空間S1を有する第1容器体10と、第1容器体10の口部11に装着されると共に第2剤を収容する第2収容空間S2を有する第2容器体20と、第1容器体10の口部11に装着されることによって第2収容空間S2を上方から閉塞するキャップ30とを備えている。
なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書および図面では、キャップ30が位置する側を上方(図1における上側)とし、第1容器体10が位置する側を下方(図1における下側)とする。また、径方向外側とは、図1における二液混合容器100の中心軸線Oを通り中心軸線Oに垂直な直線に沿って中心軸線Oから離れる方向であり、径方向内側とは、当該直線に沿って中心軸線Oに向かう方向を指すものとする。
第1容器体10は、第1液Aを収容する第1収容空間S1を有する容器体であり、後述する第2容器体20及びキャップ30が固定される円筒状の口部11と、肩部17を介して口部11に連なり第1収容空間S1を形成する略円筒形状の胴部13と、胴部13の下端を閉塞する底部15とを備えている。口部11の略中央高さから下方にわたって、外周面には、キャップ30の外周壁31の内周面に設けられた雌ねじ部31aにねじ係合してキャップ30を第1容器体10に固定するための雄ねじ部11aが設けられている。また、口部11の上部における外周面には、後述する第2容器体20の周壁21aにアンダーカット係合する係合突部11b及び第2容器体20を口部11に対して周方向に固定する回り止めリブ11cが設けられている。また、雄ねじ部11aの下方には、キャップ30を口部11にねじ係合させる際に雌ねじ部31aを突き当てることでねじ係合を完了させる突き当てリング11eが設けられている。
第1容器体10の材質には、例えばポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリエーテル系あるいはポリスチレン系などの各種熱可塑性樹脂やガラス等を用いることができる。
第2容器体20は、第1容器体10の口部11に装着される外壁部21と、外壁部21の径方向内側に設けられた内壁部25と、外壁部21及び内壁部25の下部に連結され第2収容空間S2を区画形成する底壁部27とを備えている。
外壁部21は、第1容器体10の口部11上部を径方向外側から覆い口部11に装着される周壁21aと、周壁21aの上端部から連結壁22を介して更に上方に立設された立設壁21bと、周壁21aの径方向内側において連結壁22の内周端から垂下する収容外壁23とを有している。周壁21aの内周面には、口部11の係合突部11bにアンダーカット係合する係合突起21dと、係合突起21dの上方において周方向に間欠的に形成されるとともに口部11の回り止めリブ11cの間に入り込んで第1容器体10に対する第2容器体20の中心軸線O周りの回転を抑制する間欠リブ21cとが設けられている。
内壁部25は、収容外壁23の径方向内側に設けられた収容内壁25aと、収容内壁25aの上端部から径方向内側へと略水平方向に延びる中央天壁28と、中央天壁28から上方に向けて立設された係合筒壁29とを有している。また、係合筒壁29の外周面には、キャップ30と係合する第1歯部29aが設けられている。本実施形態において、第1歯部29aは、図2に示すように周方向6箇所に等間隔で設けられており、周方向の一方の端部には、後述するキャップ30の第2歯部37aを係止する第1係止面29bが設けられている。第1係止面29bは、図2に示すように、略半径方向に方向づけられると共に鉛直方向に延びており、キャップ30を中心軸線O周りに開放する方向に回転させたときに、後述するキャップ30の第2歯部37aに設けられた第2係止面37bに当接することによって第2容器体20に対するキャップ30の相対回転を抑止する。
他方、第1歯部29aの周方向の他方の端部には、図2に示すように、周方向に対して径方向外側に傾斜する第1傾斜面29cが設けられている。第1傾斜面29cは、キャップ30を中心軸線周りに締結する方向に回転させたときに、キャップ30の第2歯部37aを径方向外側に案内することにより第2歯部37aが第1歯部29aを容易に乗り越えることができるようにする。この構成によって、キャップ30を中心軸線周りに締結する方向に回転させたときには、キャップ30は第2容器体20に対して相対回転可能とされている。従って、第2容器体20の内壁部25の上部(第1歯部29a)は、キャップ30(第2歯部37a)の回転に追従しない。
第2収容空間S2は、図1に示すように、収容外壁23(外壁部21)と、収容内壁25a(内壁部25)と、収容外壁23及び収容内壁25aの下部に連結された底壁部27とによって区画形成された筒状の領域である。底壁部27には、収容外壁23及び収容内壁25aの間の径方向位置において、周方向に延びる弱化部27aが設けられている。弱化部27aは、図1に示すように、底壁部27の他の領域よりも厚み方向に薄肉化された部位である。後述するように、キャップ30を中心軸線O周りにキャップ30が開放される方向に回転させたとき、第2容器体20の内壁部25は、第1歯部29a及び第2歯部37aを有するラチェット機構によりキャップ30に対して相対回転不能となる。他方、第2容器体20の外壁部21は、回り止めリブ11c及び間欠リブ21cの係合により第1容器体10に対して回転不能とされている。従って、キャップ30を第1容器体10に対してキャップ30が開放される方向に回転させたとき、第2容器体20の外壁部21と内壁部25との間に周方向の剪断応力が作用する。これによって、底壁部27の弱化部27aが破断して内壁部25は後述のようにキャップ30とともに上方に持ち上げられるため、第2収容空間S2内の第2液Bが内壁部25と外壁部21との隙間から下方に漏れ出し第1液Aと混合する(図4参照)。
第2容器体20の材質には、例えばポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリエーテル系あるいはポリスチレン系などの各種熱可塑性樹脂を用いることができる。
キャップ30は、図1に示すように、第1容器体10に装着された状態において、口部11を径方向外側から囲む外周壁31と、外周壁31の上端部を閉塞する天壁33とを備えている。
外周壁31の内周面には、第1容器体10の口部11に設けられた雄ねじ部11aにねじ係合する雌ねじ部31aが設けられている。天壁33の下面には、第2容器体20の立設壁21bの内周面に嵌合するシール壁35が垂下している。また、シール壁35の径方向内側において天壁33から係合筒部37が垂下しており、係合筒部37の内周面には、第2容器体20の内壁部25の第1歯部29aに係合してラチェット機構を構成する第2歯部37aが設けられている。また、係合筒部37の径方向内側には、第2容器体20の係合筒壁29の内周面に嵌合する嵌合筒部39が天壁33から垂下しており、嵌合筒部39の下部が係合筒壁29の内周面にアンダーカット係合している。この構成によって、第2容器体20の内壁部25がキャップ30から容易に下方に離れないように構成されている。なお、立設壁21bとシール壁35、並びに係合筒壁29と嵌合筒部39は、中心軸線O周りに相対回転可能である。
係合筒部37の内周面に設けられた第2歯部37aは、図3に示すように、周方向6箇所に等間隔で設けられており、周方向の一方の端部には、第2容器体20の第1歯部29aを係止する第2係止面37bが設けられている。第2係止面37bは、図3に示すように、略半径方向に方向づけられると共に鉛直方向に延びており、キャップ30を中心軸線O周りに開放する方向に回転させたときに、第2容器体20の第1歯部29aに設けられた第1係止面29bに当接することによって第2容器体20に対するキャップ30の相対回転を抑止する。
他方、第2歯部37aの周方向の他方の端部には、図3に示すように、周方向に対して径方向内側に傾斜する第2傾斜面37cが設けられている。第2傾斜面37cは、キャップ30を中心軸線周りに締結する方向に回転させたときに、第2容器体20の第1歯部29aを径方向内側に案内することにより第2歯部37aが第1歯部29aを容易に乗り越えることができるようにする。この構成によって、キャップ30を中心軸線周りに締結する方向に回転させたときには、キャップ30は第2容器体20に対して相対回転可能とされている。
キャップ30の材質には、例えばポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリエーテル系あるいはポリスチレン系などの各種熱可塑性樹脂等を用いることができる。
以上の構成を有する二液混合容器100を使用するに際しては、図4に示すように、利用者が第1容器体10に対してキャップ30を中心軸線O周りに相対回転させ、キャップ30と第1容器体10とのねじ係合を解除してキャップ30を開放する。この際に、第2容器体20の内壁部25の第1歯部29aと、キャップ30の第2歯部37aは、第1係止面29bと第2係止面37bとが当接するため相対回転不能となる。また、第2容器体20の外壁部21についても、回り止めリブ11c及び間欠リブ21cの係合により第1容器体10に対して回転不能とされている。従って、図4に示すように、キャップ30を第1容器体10に対してキャップ30が開放される方向に回転させたとき、第2容器体20の外壁部21と内壁部25との間に周方向の剪断応力が作用する。これによって、底壁部27の弱化部27aが周方向の剪断応力を受けて破断し、第2収容空間S2内の第2液Bが破断した弱化部27aを通じて下方に漏れ出し、第1液Aと混合される。
利用者は、第2収容空間S2内の第2液Bが第1収容空間S1内の第1液Aと混合されると、キャップ30及び弱化部27aの破断により外壁部21から分離した内壁部25を第1容器体10から取り除く(図5参照)。
利用者は、取り除いたキャップ30に代えて、例えば図6に示すようなポンプ50付きノズル60を、装着キャップ40により第1容器体10に固定してもよい。装着キャップ40を第1容器体10に装着するに際しては、外周壁41の内周面に設けられた雌ねじ部41aを第1容器体10の口部11に設けられた雄ねじ部11aにねじ係合させる。これによって、利用者はノズル60の押圧によってポンプ50を作動させて、第1収容空間S1内の第1液Aと第2液Bの混合液をノズル孔61から外部に噴出させて利用することができる。
次に、本実施形態に係る二液混合容器100の製造方法について、図7から図9を用いて説明する。
本実施形態に係る二液混合容器100を製造するに際しては、まず、第1容器体10の第1収容空間S1内に、口部11を通じて内容物である第1液Aを充填する(図7のステップS101)。
次に、ステップS101で準備した図8下部に示す第1液Aが充填された第1容器体10の口部11に、図8上部に示す第2容器体20を装着する(図7のステップS102)。第2容器体20を第1容器体10に装着するに際しては、第2容器体20の周壁21a内周面の係合突起21dを第1容器体10の口部11外周面の係合突部11bにアンダーカット係合させるとともに、第2容器体20の間欠リブ21cを第1容器体10の回り止めリブ11cの間に入り込ませる。これによって、第2容器体20は、第1容器体10に対して上下方向及び周方向に固定される。
次に、ステップS102で準備した第1容器体10と第2容器体20の組立体における第2収容空間S2内に第2液Bを充填する(ステップS103)。これによって、図9下部に示すように、第1収容空間S1及び第2収容空間S2内に、それぞれ第1液A及び第2液Bが充填された状態となる。
次に、図9に示すように、キャップ30をステップS103で製造した第1容器体10と第2容器体20の組立体に装着して、第2収容空間S2を閉塞する(ステップS104)。キャップ30の装着は、外周壁31の内周面に設けられた雌ねじ部31aを、第1容器体10の口部11に設けられた雄ねじ部11aにねじ係合させることにより行う。このとき、キャップ30の第2歯部37aの第2傾斜面37cが第2容器体20の第1傾斜面29cに当接しつつ乗り越えることができるので、キャップ30を第2容器体20に対して相対回転させつつ第1容器体10にねじ係合により装着することができる。また、キャップ30側の嵌合筒部39の下部が係合筒壁29の内周面にアンダーカット係合するため、図4に示すようにキャップ30を開放させたとき、第2容器体20の内壁部25はキャップ30側に係合した状態で外壁部21から離間するようになる。以上の工程によって、図1に示す二液混合容器100の製造が完了する。
次に、本実施形態に係る二液混合容器100の製造方法の変形例について、図10等を用いて説明する。
まず、第1容器体10の第1収容空間S1内に、口部11を通じて内容物である第1液Aを充填する(図10のステップS201)。
次に、ステップS201の第1容器体10とは別に準備した第2容器体20の第2収容空間S2内に第2液Bを充填する(図10のステップS202)。これによって、個別に準備された第1容器体10及び第2容器体20の第1収容空間S1及び第2収容空間S2内に、それぞれ第1液A及び第2液Bが充填された状態となる。
次に、ステップS202で準備した第2液Bが充填された第2容器体20にキャップ30を装着し、第2収容空間S2を上方から閉塞する(図10のステップS203)。ここでのキャップ30の装着は、キャップ30の嵌合筒部39の外周面が第2容器体20の係合筒壁29の内周面にアンダーカット係合することによって完了する。このキャップ30の装着によって、キャップ30が第2収容空間S2を覆い隠すため、第2収容空間S2から第2液Bがこぼれないようにすることができる。
次に、ステップS201で準備した第1容器体10の口部11にステップS203で準備したキャップ30付きの第2容器体20を装着する(図10のステップS204)。より具体的には、第1容器体10の口部11にキャップ30付きの第2容器体20における周壁21aをアンダーカット係合させ、間欠リブ21cを回り止めリブ11cの間に入り込ませる。そして、キャップ30を中心軸線O周りに回転させてキャップ30の外周壁31の雌ねじ部31aを口部11の雄ねじ部11aにねじ係合させる。このとき、キャップ30の第2歯部37aの第2傾斜面37cが第2容器体20の第1傾斜面29cに当接しつつ乗り越えることができるので、キャップ30を第2容器体20に対して相対回転させつつ第1容器体10にねじ係合により装着することができる。また、キャップ30側の嵌合筒部39の下部が係合筒壁29の内周面にアンダーカット係合するため、図4に示すようにキャップ30を開放させたとき、第2容器体20の内壁部25はキャップ30側に係合した状態で外壁部21から離間するようになる。以上の工程によって、図10に示す製造方法の変形例に基づく二液混合容器100の製造が完了する。
以上述べたように、本実施形態に係る二液混合容器100は、第1液Aを収容する第1収容空間S1を有する第1容器体10と、第1容器体10の口部11に装着されると共に第2液Bを収容する第2収容空間S2を有する第2容器体20と、第1容器体10に装着され、第2収容空間S2を上方から閉塞するキャップ30とを備え、第2容器体20は、第1容器体10の口部11に装着される外壁部21と、外壁部21の径方向内側に設けられた内壁部25と、外壁部21及び内壁部25の下部に連結され第2収容空間S2を区画形成する底壁部27とを有し、底壁部27には弱化部27aが設けられており、キャップ30を装着した状態において、キャップ30は、内壁部25の上部に対して中心軸線O周りの少なくとも一方向に回転不能となるように係合しており、キャップ30の少なくとも一方向への回転によってキャップ30の装着が解除されるように構成した。このような構成の採用によって、キャップ30を回転させて開放することによって第2収容空間S2を区画形成する底壁部27の弱化部27aが破断して第2液Bが自動的に第1収容空間S1内の第1液Aと混合される。従って、二液を混合した後に内容物が使用可能となるので、内容物の本来の効能等を発揮させ易くすることができる。
また、本実施形態では、キャップ30は、第1容器体10に対してねじ係合により装着され、キャップ30を装着した状態において、内壁部25の上部は、中心軸線O周りのキャップ30のねじ係合を解除する方向の回転に対してキャップ30に追従して回転し、中心軸線O周りのキャップ30のねじ係合を締結する方向の回転に対してキャップ30に追従しないラチェット機構を有するように構成した。このような構成の採用によって、ねじ係合を解除するという最も一般的なキャップ30の開放手段によって二液を混合することができるので、利用者が容易に二液を混合して利用することができる。
また、本実施形態では、内壁部25の外周面には、キャップ30と係合する第1歯部29aが設けられ、キャップ30の天壁33から垂下する係合筒部37の内周面には、内壁部25に係合する第2歯部37aが設けられ、第1歯部29aは、キャップ30がねじ係合を解除する方向に回転する際に第2歯部37aを係止する第1係止面29bと、周方向に対して径方向外側に傾斜しキャップ30がねじ係合を締結する方向に回転する際に第2歯部37aを径方向外側に案内する第1傾斜面29cとを有するように構成した。このような構成の採用によって、通常のキャップ30に設けるシール壁と近似する構成でラチェット機構を設けることができるので、本開示による二液混合容器100を簡素化することができる。
また、本実施形態では、内壁部25の外周面には、キャップ30と係合する第1歯部29aが設けられ、キャップ30の天壁33から垂下する係合筒部37の内周面には、内壁部25に係合する第2歯部37aが設けられ、第2歯部37aは、キャップ30がねじ係合を解除する方向に回転する際に第1歯部29aを係止する第2係止面37bと、周方向に対して径方向内側に傾斜しキャップ30がねじ係合を締結する方向に回転する際に第1歯部29aを径方向内側に案内する第2傾斜面37cとを有するように構成した。このような構成の採用によって、通常のキャップ30に設けるシール壁と近似する構成でラチェット機構を設けることができるので、本開示による二液混合容器100を簡素化することができる。
また、本実施形態では、弱化部27aは、周方向に延びるように構成した。このような構成の採用によって、キャップ30の回転操作に伴って発生する剪断力が弱化部27aの各部位に均等にかかるため、弱化部27aを効率よく破断させることができる。
また、本実施形態に係る二液混合容器100の製造方法は、第1液Aを収容する第1収容空間S1を有する第1容器体10と、第2液Bを収容する第2収容空間S2を有する第2容器体20と、第2収容空間S2を上方から閉塞するキャップ30とを備える二液混合容器100の製造方法であって、第1収容空間S1内に第1液Aを収容するステップと、第1容器体10の口部11に第2容器体20を装着するステップと、第2収容空間S2内に第2液Bを収容するステップと、第1容器体10にキャップ30を装着して第2収容空間S2を上方から閉塞するステップとを含み、第2容器体20は、第1容器体10の口部11に装着される外壁部21と、外壁部21の径方向内側に設けられた内壁部25と、外壁部21及び内壁部25の下部に連結され第2収容空間S2を区画形成する底壁部27とを有し、底壁部27には弱化部27aが設けられており、キャップ30を装着した状態において、キャップ30は、内壁部25の上部に対して中心軸線O周りの少なくとも一方向に回転不能となるように係合しており、キャップ30の少なくとも一方向への回転によってキャップ30の装着が解除されるように構成した。このような構成の採用によって、キャップ30を回転させて開放することによって第2収容空間S2を区画形成する底壁部27の弱化部27aが破断して第2液Bが自動的に第1収容空間S1内の第1液Aと混合される。従って、二液を混合した後に内容物が使用可能となるので、内容物の本来の効能等を発揮させ易くすることができる。
特に、図7から図9に示す実施形態では、第1容器体10を基準にして、第1液A及び第2液Bの充填、並びに第2容器体20及びキャップ30の装着の全てを行うことが可能であるため、二液混合容器100の製造効率を向上させることができる。
本開示を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本実施形態では、キャップ30が第1容器体10に装着されるように構成したが、この態様には限定されず、キャップ30は第2容器体20に装着されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、キャップ30を中心軸線O周りに回転させることによって、キャップ30と第1容器体10とのねじ係合が解除されてキャップ30の装着が解除されるように構成したが、この態様には限定されない。例えば、キャップ30を周方向の少なくとも一方向に回転させることによって、キャップ30が上方にも押し上げられて打栓係合による装着が解除されるように構成してもよい。この場合、少なくともキャップ30の装着が解除される回転方向について、キャップ30は内壁部25の上部に対して回転不能となるように構成されていればよく、キャップ30は内壁部25の上部に対して周方向の両方向に回転不能となるように構成されていてもよい。従って、キャップ30と内壁部25の上部との係合は、ラチェット機構に限定されず、少なくとも周方向に両者を拘束する他の係合手段を用いてもよい。
また、本実施形態では、底壁部27に設けられた弱化部27aが周方向に延在するように構成したが、この態様には限定されない。弱化部27aは例えば半径方向に延びるものが含まれていてもよい。
また、本実施形態では、第1歯部29a及び第2歯部37aは、周方向6箇所に設けるように構成したが、この態様には限定されない。第1歯部29a及び第2歯部37aの数は任意に定めることができる。また、一方が他方の倍数となる関係にあれば、両者の数が異なっていてもよい。
10 第1容器体
11 口部
11a 雄ねじ部
11b 係合突部
11c 回り止めリブ
11e 突き当てリング
13 胴部
15 底部
17 肩部
20 第2容器体
21 外壁部
21a 周壁
21b 立設壁
21c 間欠リブ
21d 係合突起
22 連結壁
23 収容外壁
25 内壁部
25a 収容内壁
27 底壁部
27a 弱化部
28 中央天壁
29 係合筒壁
29a 第1歯部
29b 第1係止面
29c 第1傾斜面
30 キャップ
31 外周壁
31a 雌ねじ部
33 天壁
35 シール壁
37 係合筒部
37a 第2歯部
37b 第2係止面
37c 第2傾斜面
39 嵌合筒部
40 装着キャップ
41 外周壁
41a 雌ねじ部
50 ポンプ
60 ノズル
61 ノズル孔
100 二液混合容器
A 第1液
B 第2液
O 中心軸線
S1 第1収容空間
S2 第2収容空間

Claims (6)

  1. 第1液を収容する第1収容空間を有する第1容器体と、
    該第1容器体の口部に装着されると共に第2液を収容する第2収容空間を有する第2容器体と、
    前記第1容器体又は前記第2容器体に装着され、前記第2収容空間を上方から閉塞するキャップと
    を備え、
    前記第2容器体は、
    前記第1容器体の口部に装着される外壁部と、
    該外壁部の径方向内側に設けられた内壁部と、
    前記外壁部及び前記内壁部の下部に連結され前記第2収容空間を区画形成する底壁部と
    を有し、
    前記底壁部には弱化部が設けられており、
    前記キャップを装着した状態において、前記キャップは、前記内壁部の上部に対して中心軸線周りの少なくとも一方向に回転不能となるように係合しており、
    前記キャップの前記少なくとも一方向への回転によって前記キャップの装着が解除されることを特徴とする二液混合容器。
  2. 前記キャップは、前記第1容器体又は前記第2容器体に対してねじ係合により装着され、前記キャップを装着した状態において、前記内壁部の上部は、中心軸線周りの該キャップのねじ係合を解除する方向の回転に対して前記キャップに追従して回転し、中心軸線周りの該キャップのねじ係合を締結する方向の回転に対して前記キャップに追従しないラチェット機構を有する、請求項1に記載の二液混合容器。
  3. 前記内壁部の外周面には、前記キャップと係合する第1歯部が設けられ、
    前記キャップの天壁から垂下する係合筒部の内周面には、前記内壁部に係合する第2歯部が設けられ、
    前記第1歯部は、前記キャップがねじ係合を解除する方向に回転する際に前記第2歯部を係止する第1係止面と、周方向に対して径方向外側に傾斜し前記キャップがねじ係合を締結する方向に回転する際に前記第2歯部を径方向外側に案内する第1傾斜面とを有する、請求項1又は2に記載の二液混合容器。
  4. 前記内壁部の外周面には、前記キャップと係合する第1歯部が設けられ、
    前記キャップの天壁から垂下する係合筒部の内周面には、前記内壁部に係合する第2歯部が設けられ、
    前記第2歯部は、前記キャップがねじ係合を解除する方向に回転する際に前記第1歯部を係止する第2係止面と、周方向に対して径方向内側に傾斜し前記キャップがねじ係合を締結する方向に回転する際に前記第1歯部を径方向内側に案内する第2傾斜面とを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の二液混合容器。
  5. 前記弱化部は、周方向に延びている、請求項1から4のいずれか一項に記載の二液混合容器。
  6. 第1液を収容する第1収容空間を有する第1容器体と、第2液を収容する第2収容空間を有する第2容器体と、前記第2収容空間を上方から閉塞するキャップとを備える二液混合容器の製造方法であって、
    前記第1収容空間内に第1液を収容するステップと、
    前記第1容器体の口部に前記第2容器体を装着するステップと、
    前記第2収容空間内に第2液を収容するステップと、
    前記第1容器体又は前記第2容器体に前記キャップを装着して前記第2収容空間を上方から閉塞するステップと
    を含み、
    前記第2容器体は、
    前記第1容器体の口部に装着される外壁部と、
    該外壁部の径方向内側に設けられた内壁部と、
    前記外壁部及び前記内壁部の下部に連結され前記第2収容空間を区画形成する底壁部と
    を有し、
    前記底壁部には弱化部が設けられており、
    前記キャップを装着した状態において、前記キャップは、前記内壁部の上部に対して中心軸線周りの少なくとも一方向に回転不能となるように係合しており、
    前記キャップの前記少なくとも一方向への回転によって前記キャップの装着が解除されることを特徴とする二液混合容器の製造方法。
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