JP2022056954A - 冷却装置 - Google Patents

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治 前田
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Abstract

【課題】流量増加を抑制しつつ、ハイブリッド車両の動力源を冷却することができる冷却装置を提供する。【解決手段】冷却装置100は、内燃機関30を冷却するための第1冷媒が循環する第1冷媒回路10と、第1冷媒回路10とは独立して設けられ、第2冷媒が循環する第2冷媒回路20とを備え、第2冷媒回路20は、ポンプ62と、インバータ63と、インタークーラ33と、ターボチャージャ31とを接続するように設けられ、インバータ63、インタークーラ33、およびターボチャージャ31は、第2冷媒が流れる流動方向において、電動ポンプ62の下流側に配置されており、第2冷媒回路20は、ポンプ62の下流側で並列に分岐した第1流路22と第2流路23とを含み、第1流路22に、インバータ63およびインタークーラ33が直列に配置されており、第2流路23に、ターボチャージャ31が配置されている。【選択図】図1

Description

本開示は、ハイブリッド車両の動力源を冷却する冷却装置に関する。
従来、走行用モータを制御するインバータを冷却する冷却系と、インタークーラを冷却する冷却系とを備えたハイブリッド車両が各種提案されている。
特開2014-83918号公報(特許文献1)には、ハイブリッド車両において、走行用モータを制御するインバータを冷却する冷却系と、インタークーラを冷却する冷却系とを統合させた冷却装置が開示されている。
特開2014-83918号公報
しかしながら、特許文献1に開示の冷却装置にあっては、インバータを冷却する冷却系およびインタークーラを冷却する冷却系に、過給機用の冷却系を統合することについては、十分に考慮されていない。
インバータを冷却する冷却系およびインタークーラを冷却する冷却系に、過給機用の冷却系を統合する場合には、流量増加による圧損の観点から改善の余地がある。
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、流量増加および流動抵抗の増加を抑制しつつ、ハイブリッド車両の動力源を冷却することができる冷却装置を提供することにある。
本開示の冷却装置は、過給機を備えた内燃機関、およびインバータにより供給電力が調整される走行用モータのうち、少なくとも一方を車両走行用の動力源として走行するハイブリッド車両に適用されるものである。上記冷却装置は、上記内燃機関を冷却するための第1冷媒が循環する第1冷媒回路と、上記第1冷媒回路とは独立して設けられ、第2冷媒が循環する第2冷媒回路とを備える。上記第2冷媒回路は、上記第2冷媒回路に上記第2冷媒を循環させるためのポンプと、上記インバータと、上記過給機にて加圧された吸入空気と冷媒とを熱交換するインタークーラと、上記過給機に含まれるターボチャージャとを接続するように設けられている。上記インバータ、上記インタークーラ、および上記ターボチャージャは、上記第2冷媒が流れる流動方向において、上記ポンプの下流側に配置されている。上記第2冷媒回路は、上記ポンプの下流側で並列に分岐した第1流路と第2流路とを含む。上記第1流路に、上記インバータおよび上記インタークーラが直列に配置されている。上記第2流路に、上記ターボチャージャが配置されている。
上記構成によれば、第2冷媒回路において、ポンプの下流側で、インバータおよびインタークーラが直列に配置された第1流路と、ターボチャージャが配置された第2流路とに分岐している。
ここで、仮に電動ポンプの下流側において、インバータ、インタークーラ、およびターボチャージャが並列に配置される場合には、インバータ、インタークーラ、およびターボチャージャのそれぞれに第2冷媒を流す必要があり、第2冷媒回路を循環させる第2冷媒の流量が大幅に増加する。
この点に関し、上記構成においては、第1流路において、インバータおよびインタークーラが直列に配置されることにより、インバータを冷却した第2冷媒を用いてインタークーラを冷却することができる。このため、第2冷媒回路を循環させる第2冷媒の流量が増加することを抑制することができる。
さらに、第2冷媒回路上において、インバータおよびインタークーラのように冷却のために第2冷媒の量を多く必要とする構成部品に対して、ターボチャージャのように冷却のために第2冷媒の量が少なくてよい構成部品を、並列に配置することにより、第2冷媒回路における第2冷媒の流動抵抗(圧損)を低くすることができる。
このように、上記の冷却装置にあっては、流量増加および流動抵抗の増加を抑制しつつ、ハイブリッド車両の動力源を冷却することができる。
上記本開示の冷却装置にあっては、上記第2流路には、上記ターボチャージャに流れる上記第2冷媒の流量を調整する流量調整部が設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、流量調整部によって、ターボチャージャに流れる第2冷媒の流量を適切に制御することができる。
上記本開示の冷却装置にあっては、上記流量調整部は、絞り弁であってもよい。
上記構成によれば、第2冷媒の流量調整において電子的な制御が不要となり、構成および流量の制御を簡素化することができる。
本開示によれば、流量増加を抑制しつつ、ハイブリッド車両の動力源を冷却することができる冷却装置を提供することができる。
実施の形態に係る冷却装置を示す構成図である。 参考例に係る冷却装置を示す構成図である。 比較例に係る冷却装置を示す構成図である。
以下、本開示の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る冷却装置を示す構成図である。図1を参照して、実施の形態に係る冷却装置100について説明する。
図1に示すように、実施の形態に係る冷却装置100は、過給機を備えた内燃機関30、およびインバータ63により供給電力が調整される走行用モータ70のうち、少なくとも一方を車両走行用の動力源として走行するハイブリッド車両に適用されるものである。
内燃機関30から出力される駆動力は、車両走行用として用いられるのみならず、発電機を作動させるためにも用いられる。発電機によって発電された電力および外部電源から供給された電力を蓄電装置に蓄わえることができる。さらに、蓄電装置に蓄えられた電力は、走行用電動モータのみならず、各種車載機器に供給される。
冷却装置100は、過給機としてターボチャージャ31を備える内燃機関30を冷却するための第1冷媒が循環する第1冷媒回路10と、当該第1冷媒回路10とは独立して設けられ、第2冷媒が循環する第2冷媒回路20とを備える。なお、第1冷媒は、たとえば、冷却水であり、第2冷媒も、たとえば、冷却水である。第2冷媒の温度は、第1冷媒の温度よりも低いことが好ましい。
第1冷媒回路10は、ラジエータ55、リザーブタンク51、サーモスタット52、ポンプ53、内燃機関30、ヒータコア54等を接続するように設けられている。
ラジエータ55は、冷却ファン90から送風される送風空気(外気)と当該ラジエータ55内を流動する第1冷媒とを熱交換させて、第1冷媒を冷却する。リザーブタンク51は、余剰の第1冷媒を貯留するタンクである。
サーモスタット52は、後述するようにラジエータ55によって冷却された第1冷媒がポンプ53を介して内燃機関30に流れる流量、および内燃機関30等によって温められた第1冷媒がラジエータ55を通らずに、再びポンプ53を介して内燃機関30に流れる流量を調整する。
ポンプ53は、第1冷媒を吸入して吐出する電動ポンプである。なお、ポンプ53は、内燃機関30の駆動力をベルトを介して動力伝達することによって駆動されるベルト駆動式ポンプであってもよい。ヒータコア54は、車室内を暖房するために用いられ、内燃機関30内を通った後の第1冷媒が有する熱を放熱する。
第1冷媒回路10は、複数の経路11a,11b,12,13,14,15を含む。経路11aは、ラジエータ55、リザーブタンク51、およびサーモスタット52を順に接続する。経路11bは、内燃機関30内に配策されており、ポンプ53を介して経路11aに接続されている。経路11bを流れる第1冷媒は、内燃機関30に設けられたウォータジャケット等(不図示)を冷却する。
内燃機関30に設けられた排出口34から内燃機関30の外部に引き出された経路11bは、経路12、経路13、経路14に分岐している。
経路12は、排出口34から引き出された経路11bとラジエータ55とを接続する。経路13は、後述するATF(Automatic Transmission Fluid)と熱交換するための熱交換器37を通るように設けられている。経路14は、ヒータコア54を通るように設けられている。
経路13、および経路14は、合流して経路15を形成している。経路15は、ラジエータ55をバイパスするバイパス流路として機能し、サーモスタット52に向かうように設けられている。
第1冷媒回路10においては、ポンプ53を駆動させることにより、第1冷媒回路10内に第1冷媒を循環させることができる。この際、サーモスタット52によって、上述のように、ラジエータ55を通って冷却された第1冷媒が内燃機関30内に導入される流量、経路15を通る第1冷媒が内燃機関30内に導入される流量を調整することができる。これにより、内燃機関30内を流れる第1冷媒の温度を調整することができる。
内燃機関30には、変速機35が搭載されている。変速機35は、たとえば自動変速機である。変速機35には、ATFが循環する循環経路40が設けられている。ATFは、MOP(Mechanical Oil Pump)36によって循環経路40を循環する。循環経路40には、上述の熱交換器37が配置されている。ATFは、熱交換器37を通過する際に、上記経路13を流動する第1冷媒と熱交換する。
第2冷媒回路20は、ラジエータ65、リザーブタンク61、ポンプ62、インバータ63、オイルクーラ64、インタークーラ33、およびターボチャージャ31を接続するように設けられている。
ラジエータ65は、冷却ファン90から送風される送風空気(外気)と当該ラジエータ65内を流動する第2冷媒とを熱交換させて、第2冷媒を冷却する。ラジエータ65は、ラジエータ55の前方に配置されている。なお、ラジエータ65の前方には、車両の空調用の冷却システムの一部を構成するラジエータ80が配置されている。
リザーブタンク61は、余剰の第2冷媒を貯留するタンクである。ポンプ62は、第2冷媒を吸入して吐出する電動ポンプである。ポンプ62は、第2冷媒回路20に第2冷媒を循環させる。
インバータ63は、蓄電装置から供給された直流電力を交流電力に変換して走行用モータ70に出力する電力変換手段である。
オイルクーラ64は、走行用モータ70と第2冷媒とを熱交換可能に設けられている。たとえば、オイルクーラ64は、走行用モータ冷却用のオイルと第2冷媒とを熱交換することで、走行用モータ70を冷却する。なお、オイルクーラ64を設けずに、走行用モータ70にウォータジャケットを設けてもよい。この場合には、第2冷媒がウォータジャケットを流動することで走行用モータ70を直接冷却してもよい。走行用モータ70は、上記のように強力に冷却することにより小型化でき、原価、質量を低下することができる。
ターボチャージャ31は、内燃機関30の排気ガスの残留エネルギを利用してタービン(図示せず)を回転させ、内燃機関30の吸入空気を過給する過給機である。インタークーラ33は、ターボチャージャ31で圧縮されて高温になった過給吸気と第2冷媒とを熱交換して過給吸気を冷却する吸気冷却器である。
第2冷媒回路20は、経路21、当該経路21から分岐する第1流路22および第2流路23、ならびに第1流路22および第2流路23が合流する合流経路24とを含む。合流経路24は、ラジエータ65に向かうように設けられている。
経路21は、ラジエータ65、リザーブタンク61、およびポンプ62を、第2冷媒の流動方向に沿って順に接続する。当該流動方向において、ポンプ62の下流側において、経路21は、第1流路22と第2流路23とに並列に分岐している。
第1流路22には、インバータ63、オイルクーラ64、およびインタークーラ33が直列に配置されている。第2流路23には、ターボチャージャ31が配置されている。
また、第2流路23には、ターボチャージャ31に流れる第2冷媒の流量を調整する流量調整部66が設けられている。流量調整部66によって、ターボチャージャに流れる第2冷媒の流量を適切に制御することができる。
流量調整部66は、たとえば、絞り弁、電磁弁等を用いることができる。流量調整部66として、絞り弁を用いる場合には、電子的な制御が不要となり、構成および流量の制御を簡素化することができる。
ポンプ62を駆動することにより、第2冷媒は、第2冷媒回路20を循環する。ラジエータ65によって冷却された第2冷媒は、ポンプ62の下流側で第1流路22に流れるものと、第2流路23に流れるものと分かれる。
第1流路22に流れた第2冷媒は、インバータ63、オイルクーラ64、およびインタークーラ33を冷却する。第2流路23に流れた第2冷媒は、ターボチャージャ31を冷却する。第1流路22および第2流路23を流れた第2冷媒は、合流経路24で合流してラジエータ65に導入される。
なお、経路21を流れる第2冷媒の流量は、たとえば11L/min程度である。第1流路22を流れる第2冷媒の流量は、たとえば、10L/min程度であり、第2流路23を流れる第2冷媒の流量は、たとえば1L/min程度である。
以上のように実施の形態に係る冷却装置100にあっては、第2冷媒回路20において、ポンプ62の下流側で、インバータ63およびインタークーラ33が直列に配置された第1流路22と、ターボチャージャ31が配置された第2流路22とに分岐している。
ここで、仮にポンプ62の下流側において、インバータ63、インタークーラ33、およびターボチャージャ31が並列に配置される場合には、インバータ63、インタークーラ33、およびターボチャージャ31のそれぞれに第2冷媒を流す必要があり、第2冷媒回路を循環させる第2冷媒の流量が大幅に増加する。
この点に関し、実施の形態に係る冷却装置100にあっては、第1流路22において、インバータ63およびインタークーラ33が直列に配置されることにより、インバータ63を冷却した第2冷媒を用いてインタークーラ33を冷却することができる。このため、第2冷媒回路20を循環させる第2冷媒の流量が増加することを抑制することができる。
さらに、第2冷媒回路20上において、インバータ63およびインタークーラ33のように冷却のために第2冷媒の量を多く必要とする構成部品に対して、ターボチャージャ31のように冷却のために第2冷媒の量が少なくてよい構成部品を、並列に配置することにより、第2冷媒回路20における第2冷媒の流動抵抗(圧損)を低くすることができる。
このように、実施の形態に係る冷却装置100にあっては、流量増加および流動抵抗の増加を抑制しつつ、ハイブリッド車両の動力源を冷却することができる。
(参考例)
図2は、参考例に係る冷却装置を示す構成図である。図2を参照して、参考例に係る冷却装置100Aについて説明する。
図2に示すように、参考例に係る冷却装置100Aは、実施の形態に係る冷却装置100と比較して、第2冷媒回路20Aの構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
第2冷媒回路20Aにおいては、ポンプ62ではなく、オイルクーラ64の下流側で、第1流路22Aと、第2流路23Aとに分岐している。第1流路22Aには、インタークーラ33が配置されており、第2流路23Aには、ターボチャージャ31が配置されている。
ポンプ62を駆動することにより、第2冷媒は、第2冷媒回路20Aを循環する。ラジエータ65によって冷却された第2冷媒は、リザーブタンク61、ポンプ62、およびインバータ63、オイルクーラ64を順に流れる。そして、第2冷媒は、オイルクーラ64の下流側で、第1流路22Aに流れるものと、第2流路23Aに流れるものとに分かれる。
第1流路22Aに流れた第2冷媒は、インタークーラ33を冷却する。第2流路23Aに流れた第2冷媒は、ターボチャージャ31を冷却する。第1流路22Aおよび第2流路23Aを流れた第2冷媒は、合流経路24で合流してラジエータ65に導入される。
なお、経路21を流れる第2冷媒の流量は、たとえば11L/min程度である。第1流路22Aを流れる第2冷媒の流量は、たとえば、10L/min程度であり、第2流路23Aを流れる第2冷媒の流量は、たとえば1L/min程度である。
参考例に係る冷却装置100Aにおいても、第2冷媒回路20Aを流れる第2冷媒の流量は、実施の形態1とほぼ同様である。このため、インバータ63(より詳細にはオイルクーラ64)の下流側で、第2冷媒回路20Aが、インタークーラ33が配置された第1流路22A、およびターボチャージャ31が配置された第2流路23Aに並列に分岐した場合であっても、第2冷媒回路20Aを循環させる第2冷媒の流量が増加することを抑制することができる。
一方で、参考例においては、第2冷媒回路20Aは、インバータ63の下流側で第1流路22Aと第2流路23Aとに分岐する。このため、インバータ63の上流側で第2冷媒回路20が第1流路22と第2流路23とに分岐する実施の形態と比較して、経路21が長くなる。経路21には、多くの流量の第2冷媒が流れるため、参考例では経路21が長くなることにより、実施の形態と比較して、第2冷媒回路20Aを流れる第2冷媒の流動抵抗が増加する。このため、実施の形態と同じ流量で第2冷媒を循環させるためには、ポンプ62の能力を増加させる必要が生じる。
なお、参考例において、経路21を流れる第2冷媒の流量を実施の形態よりも少なくする場合には、ポンプ62の能力は、実施の形態と同程度とすることもできる。たとえば、経路21を流れる第2冷媒の流量は、10L/min程度としてもよい。この場合には、第1流路22Aを流れる第2冷媒の流量を9L/min程度とし、第2流路23Aを流れる第2冷媒の流量を1L/min程度としてもよい。一方で、この場合には、インタークーラ33を流れる第2冷媒の流量が、実施の形態と比較して低下する。このため、インタークーラ33の冷却性能を高め、内燃機関30の出力を向上させるためには、実施の形態に係る冷却装置100の方が好ましい。
(比較例)
図3は、比較例に係る冷却装置を示す構成図である。図3を参照して、比較例に係る冷却装置100Xについて説明する。
図3に示すように、比較例に係る冷却装置100Xは、実施の形態1に係る冷却装置100と比較して、第2冷媒回路20Xの構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
第2冷媒回路20Xにおいては、ポンプ62の下流側で、第1流路22Xと、第2流路23Xとに分岐しているが、第2流路23Xが、さらに第1分岐経路231と、第2分岐経路232に並列に分岐している。すなわち、第2冷媒回路20Xにおいては、ポンプ62の下流側で、インバータ63、オイルクーラ64、およびターボチャージャ31が並列で配置されている。
第1流路22Xには、インバータ63およびオイルクーラ64が配置されている。第2流路23X側において、第1分岐経路231には、インタークーラ33が配置されており、第2分岐経路232には、ターボチャージャ31が配置されている。
この場合には、インバータ63、インタークーラ33、およびターボチャージャ31のそれぞれに第2冷媒を流す必要がある。
インバータ63およびオイルクーラ64が配置された第1流路22Xを流れる第2冷媒の流量は、10L/min程度である。インタークーラ33が配置された第1分岐経路231を流れる第2冷媒の流量は、10L/min程度であり、ターボチャージャ31が配置された第2分岐経路232を流れる第2冷媒の流量は、1L/min程度である。すなわち、第2流路23Xを流れる第2冷媒の流量は、11L/min程度となる。この場合には、経路21を流れる第2冷媒の流量は、21L/min程度となり、実施の形態1と比較して、第2冷媒回路20Xを循環させる第2冷媒の流量が大幅に増加する。
以上、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10 第1冷媒回路、11a,11b,12,13,14,15 経路、20,20A,20X 第2冷媒回路、21 経路、22,22A,22X 第1流路、23,23A,23X 第2流路、24 合流経路、30 内燃機関、31 ターボチャージャ、33 インタークーラ、34 排出口、35 変速機、37 熱交換器、40 循環経路、51 リザーブタンク、52 サーモスタット、53 ポンプ、54 ヒータコア、55 ラジエータ、61 リザーブタンク、62 ポンプ、63 インバータ、64 オイルクーラ、65 ラジエータ、66 流量調整部、70 走行用モータ、80 ラジエータ、90 冷却ファン、100,100A,100X 冷却装置、231 第1分岐経路、232 第2分岐経路。

Claims (3)

  1. 過給機を備えた内燃機関、およびインバータにより供給電力が調整される走行用モータのうち、少なくとも一方を車両走行用の動力源として走行するハイブリッド車両に適用される冷却装置であって、
    前記冷却装置は、前記内燃機関を冷却するための第1冷媒が循環する第1冷媒回路と、前記第1冷媒回路とは独立して設けられ、第2冷媒が循環する第2冷媒回路とを備え、
    前記第2冷媒回路は、前記第2冷媒回路に前記第2冷媒を循環させるためのポンプと、前記インバータと、前記過給機にて加圧された吸入空気と冷媒とを熱交換するインタークーラと、前記過給機に含まれるターボチャージャとを接続するように設けられ、
    前記インバータ、前記インタークーラ、および前記ターボチャージャは、前記第2冷媒が流れる流動方向において、前記ポンプの下流側に配置されており、
    前記第2冷媒回路は、前記ポンプの下流側で並列に分岐した第1流路と第2流路とを含み、
    前記第1流路に、前記インバータおよび前記インタークーラが直列に配置されており、
    前記第2流路に、前記ターボチャージャが配置されている、冷却装置。
  2. 前記第2流路には、前記ターボチャージャに流れる前記第2冷媒の流量を調整する流量調整部が設けられている、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記流量調整部は、絞り弁である、請求項2に記載の冷却装置。
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