JP2022056805A - 液体供給装置 - Google Patents

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Yoshinori Osakabe
太一 白野
Taichi Shirano
史朗 中澤
Shiro Nakazawa
草介 畔柳
Sosuke Azeyanagi
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Abstract

【課題】貯留室に貯留された液体が、外部に開口する孔から流出し難い液体供給装置を提供する。【解決手段】プリンタは、インクが貯留可能な貯留室243、及び、貯留室243と大気連通孔とを連通する流路244を有するタンクを具備する。流路244は、第1絞り部271を有している。タンクが使用姿勢から、時計回りに90°回転された姿勢であるとき、インクによって第1絞り部271にメニスカス291が形成される。【選択図】図8

Description

本発明は、液体を貯留する貯留室及び外部と連通する孔を有する液体供給装置に関する。
従来、インクを貯留する大容量の貯留室を有するタンクを備えた画像記録装置が知られている。タンクは、外部から貯留室にインクを注入する注入口と、この注入口を開閉する蓋部材とを備えている。画像記録装置は、蓋部材を露出可能に、筐体に開閉可能に設けられたカバーを備えている。カバーが開かれた状態でタンクの注入口から蓋部材が外されると、注入口を通じてインクがタンクの貯留室内に注入可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-168728号公報
上記タンクでは、貯留室の気圧を大気圧にするために、貯留室が孔を通じて外部に開放されていることがある。貯留室にインクが貯留されている状態で画像記録装置が移動されて、移動中に画像記録装置が傾いたり回転されたりすると、タンク内のインクが孔を通じて外部へ漏れ出すおそれがある。その結果、インクによって装置内部が汚されるおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、貯留室に貯留された液体が、外部に開口する孔から流出し難い液体供給装置を提供することである。
(1) 本発明に係る液体供給装置は、液体が貯留可能な貯留室、及び、当該貯留室と外部に開口する孔とを連通する流路を有するタンクを具備する。上記流路は、上記流路の断面積を狭める第1絞り部を有している。上記第1絞り部は、上記貯留室から液体が外部へ供給される使用姿勢において、上記貯留室に貯留可能な最大量の液体の液面と同等の位置又は液面よりも上方の位置にある。本液体供給装置が、上記使用姿勢から水平方向に沿った第1軸周りに上記タンクが第1角度回転されたX1回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される。
X1回転姿勢において、第1絞り部に形成されたメニスカスによって、流路から孔へ向かって液体が流れることが抑制される。
(2) 好ましくは、上記流路は、上記流路の断面積を狭める第2絞り部を有しており、上記第2絞り部は、上記流路において、上記第1絞り部と上記孔との間の位置にあり、上記X1回転姿勢から上記第1軸周りに上記タンクが第2角度回転されたX2回転姿勢において、液体によって上記第2絞り部にメニスカスが形成される。
X2回転姿勢において、第2絞り部に形成されたメニスカスによって、流路から孔へ向かって液体が流れることが抑制される。
(3) 好ましくは、上記X2回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される。
X2回転姿勢において、第1絞り部及び第2絞り部それぞれに形成されたメニスカスによって、流路から孔へ向かって液体が流れることが抑制される。
(4) 好ましくは、上記使用姿勢から、上記第1軸と交差し且つ水平方向に沿った第2軸周りに上記タンクが第1角度回転されたY1回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される。
(5) 好ましくは、上記流路は、上記流路の断面積を狭める第2絞り部を有しており、上記第2絞り部は、上記流路において、上記第1絞り部と上記孔との間の位置にあり、上記使用姿勢から、上記第1軸と交差し且つ水平方向に沿った第2軸周りに上記タンクが第1角度回転されたY1回転姿勢において、液体によって上記第2絞り部にメニスカスが形成される。
Y1回転姿勢において、第2絞り部に形成されたメニスカスによって、流路から孔へ向かって液体が流れることが抑制される。
(6) 好ましくは、上記Y1回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される。
Y1回転姿勢において、第1絞り部及び第2絞り部それぞれに形成されたメニスカスによって、流路から孔へ向かって液体が流れることが抑制される。
(7) 好ましくは、上記タンクは、上記使用姿勢において水平方向を向く開口を有する容器形状の本体と、上記開口を封止するシートと、を有しており、上記貯留室及び上記流路は、上記本体及び上記シートにより区画されており、上記第1絞り部は、上記本体に形成された壁及び上記シートにより区画されている。
タンクの本体を合成樹脂により成形することが容易である。
(8) 好ましくは、上記流路は、上記X1回転姿勢において、水平方向の成分を有する方向に沿って延びる部分を有しており、当該部分に上記第1絞り部が位置する。
(9) 好ましくは、上記使用姿勢において、上記部分は、鉛直方向の成分を有する方向に沿って延びる。
(10) 本発明に係る液体供給装置は、液体が貯留可能な貯留室、及び、当該貯留室と外部に開口する孔とを連通する流路を有するタンクを具備する。本液体供給装置が、上記貯留室から液体が外部へ供給される使用姿勢から、水平方向に沿った第1軸周りに上記タンクが第1回転されたX1回転姿勢において、上記貯留室に貯留可能な最大量の液体によって形成された気体層は、上記貯留室を区画しており且つ上記孔が位置していない壁と液体の液面で囲まれており、当該気体層の負圧によって、上記流路における液体の液面は、上記貯留室における液体の液面と同等又は当該液面よりも下方の位置に維持されている。
X1回転姿勢において、貯留室の気体層の負圧によって、流路から孔へ向かって液体が流れることが抑制される。
(11) 本発明に係る液体供給装置は、液体が貯留可能な貯留室、及び、当該貯留室と外部に開口する孔とを連通する流路を有するタンクを具備する。上記流路は、少なくとも相互に第1壁及び第2壁によって区画されている。上記第1壁又は上記第2壁の一方は、上記貯留室から液体が外部へ供給される使用姿勢から水平方向に沿った第1軸周りに上記タンクが第1角度回転されたX1回転姿勢において、上記第1壁又は上記第2壁の他方よりも上方に位置しており、上記第1壁又は上記第2壁の一方の壁面は、上記貯留室へ向かって下方へ向かって傾斜しているか水平方向に沿っている。
X1回転姿勢において、流路を通じて貯留室へ気体が進入することが抑制される。
(12) 好ましくは、上記流路は、上記X1回転姿勢において液体を貯留可能なバッファ空間を有する。
X1回転姿勢において、孔から外部へ液体が流出し難い。
本発明に係る液体供給装置によれば、タンクが回転されても、貯留室に貯留された液体が、外部に開口する孔から流出し難い。
図1は、実施形態に係るプリンタ100を示す斜視図である。 図2は、プリンタ100の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、プラテン180、キャリッジ190及びタンク220の配置を示す平面図である。 図4は、使用姿勢のタンク220の右側面図である。 図5は、使用姿勢の本体222の右側面図である。 図6は、使用姿勢の本体222の斜視図である。 図7は、使用姿勢の本体222の斜視図である。 図8は、X1回転姿勢の本体222の右側面図である。 図9は、X2回転姿勢の本体222の右側面図である。 図10は、Y1回転姿勢における図5のX-X断面を示す断面図である。 図11は、第1変形例におけるX1回転姿勢の本体222の右側面図である。 図12は、第2変形例におけるX1回転姿勢の本体222の右側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るプリンタ100について説明する。下記の実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが「向き」と表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が「方向」と表現される。
また、プリンタ100が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口330が形成される面を前面320として前後方向8が定義され、プリンタ100を前方から視て左右方向9が定義される。上下方向7、前後方向8、および左右方向9は互いに直交している。また、プリンタ100が使用可能に設置された状態において、上下方向7は鉛直方向に沿っている。
[プリンタ100の概略構成]
図1において、プリンタ100は、液体供給装置の一例であり、インクジェット方式で、単色(例えば黒)で表現された画像をシートM(図2参照)に記録する。シートMは、用紙やOHPシート等である。本実施形態では、インクジェット方式は、ピエゾインクジェット方式であるが、サーマルインクジェット方式(バブルジェット(登録商標)方式とも称される)であってもよい。
プリンタ100は、筐体300、カバー400およびユーザインタフェース(以下、「UI」とも称す)500を備える。
[筐体300]
筐体300は、概ね直方体形状である。図2に示されるように、筐体300の上部は開口310であり、上方に向かって開放されている。開口310は、カバー400により開閉される。カバー400は、筐体300の後面340の上端に位置する軸410周りに回動可能である。図1に示されるように、筐体300の前面320には、UI500が位置する。UI500は、ディスプレイと、ユーザにより操作される各種操作ボタンを含む。
[プリンタ100の内部構成]
図2に示されるように、プリンタ100は、筐体300内に、供給トレイ110、排出トレイ120、給送機構130、外側ガイド140、内側ガイド150、搬送ローラ対160、排出ローラ対170、プラテン180、キャリッジ190、ヘッド200、搬送機構210、タンク220を備える。
[供給トレイ110]
図1に示されるように、供給トレイ110は、開口330を通じて筐体300内に挿入されている。図2に示されるように、供給トレイ110の底部111には、複数のシートMが上下方向7に積載される。底部111の後端部からは、ガイド部材112が後方且つ上方へと延出しており、ガイド部材112の延出端は、外側ガイド140の下端部の下方に位置する。
[排出トレイ120]
筐体300において、供給トレイ110より上方には、排出口370が位置する。排出口370からは、プリンタ100の吐出動作により画像が記録されたシートM(以下、「印刷物M」とも称す)が排出される。排出口370の前方且つ下方には、排出トレイ120が位置する。排出トレイ120は、印刷物Mを支持する。
[給送機構130]
給送機構130は、軸131、給送アーム132、給送ローラ133、および駆動伝達機構134を備える。
軸131は、図示しないフレームに支持され、底部111より上方で左右方向9に延びる。給送アーム132の基端部は軸131に支持される。給送アーム132は、軸131の軸心の周方向3Bに回動する。給送アーム132は、基端部から後方且つ下方へと延びる。給送ローラ133は、給送アーム132の先端部に取り付けられる。給送ローラ133は、軸131と平行な軸135の周方向3Cに回転する。駆動伝達機構134は、ギヤ列や駆動ベルトであり、給送アーム132の内部に設けられる。
給送ローラ133は、底部111に支持される最上層のシートMに当接する。駆動伝達機構134は、不図示のモータで発生した動力を給送ローラ133に伝達する。この動力により、給送ローラ133は回転し、最上層のシートMに後向きの搬送力を与える。その結果、最上層のシートMは、底部111上で後方へと送られ、ガイド部材112の傾斜面により搬送路Pの入口P0に案内される。
[搬送路P]
図2に示されるように、筐体300内には、シートMの搬送路Pが形成される。搬送路Pの入口P0は、搬送路Pの上流端部であり、ガイド部材112の延出端部の直ぐ上に位置する。搬送路Pは、所謂Uターンパスであり、湾曲部P1および直線部P2を有する。湾曲部P1は、外側ガイド140及び内側ガイド150により区画されており、入口P0から概ね上方へと延びつつ前方へと湾曲する。直線部P2は、湾曲部P1の下流端部から前方へと概ね直線的に延びて排出口370に至る。
[搬送ローラ対160]
図2に示されるように、搬送ローラ対160は、駆動ローラ161およびピンチローラ162を備える。駆動ローラ161およびピンチローラ162は、湾曲部P1の下流端部を挟んで上下方向7において当接し合い、湾曲部P1の下流端部に沿って左右方向9に延びる。
駆動ローラ161は、不図示のモータで発生した動力により回転する。ピンチローラ162は、駆動ローラ161の回転により従動回転する。駆動ローラ161およびピンチローラ162は、シートMをニップした状態で回転することで、シートMを搬送向き4(即ち、前方)へと送り出す。これにより、シートMは、直線部P2の下流へと搬送される。
[排出ローラ対170]
図2に示されるように、排出ローラ対170は、駆動ローラ171および拍車ローラ172を備える。駆動ローラ171および拍車ローラ172は、直線部P2においてプラテン180と排出口370との間で、直線部P2を挟んで上下方向7において当接し合い、直線部P2に沿って左右方向9に延びる。
駆動ローラ171は、不図示のモータの動力により回転し、拍車ローラ172は、駆動ローラ171に従動して回転する。駆動ローラ171および拍車ローラ172は、シートMをニップした状態で回転することで、シートMを搬送向き4の下流へさらに搬送する。その結果、シートMは、排出口370から排出される。
[プラテン180]
プラテン180は、前後方向8において搬送ローラ対160および排出ローラ対170の間に位置する。プラテン180は、前後左右に拡がる支持面181を有する。支持面181は、直線部P2の最下部を区画し、シートMを下方から支持する。支持面181は、プラテン180から上方に突出し且つ前後方向8に細長い複数のリブの上端面の集まりである。なお、支持面181は、プラテン180における平坦な上面でもよい。
[キャリッジ190]
プリンタ100は、筐体300内に、ガイドレール191A,191Bをさらに備える。図2に示されるように、ガイドレール191A,191Bは、支持面181より上方に位置し、不図示のフレームに支持されている。図3に示されるように、ガイドレール191A,191Bは、上方からの平面視で前後方向8に間隔をあけて位置し、左右方向9に延びる。前後方向8において、ガイドレール191A,191Bの間には、プラテン180の支持面181が位置する。
図3に示されるように、キャリッジ190は、ガイドレール191A,191Bの間に位置して、ガイドレール191A,191Bに支持されている。キャリッジ190は、搬送機構210から伝達される動力により、ガイドレール191A,191Bに支持されつつ左右方向9に往復移動する。
[搬送機構210]
図3に示されるように、搬送機構210は、2個のプーリ211と、エンドレスベルト212とを有する。2個のプーリ211は、ガイドレール191A上で左右方向9に互いに離間している。各プーリ211は、上下方向7に沿う軸心の周方向に回転可能である。エンドレスベルト212は、2個のプーリ211に張架され、キャリッジ190に連結されている。右側のプーリ211は、不図示のモータが発生した動力により回転する。その結果、エンドレスベルト212に連結されたヘッド200は、2個のプーリ211間で左右方向9に往復移動する。
[ヘッド200]
図2に示されるように、ヘッド200は、キャリッジ190に搭載されている。前後方向8に沿って並ぶ複数のノズル203は、ヘッド200の下面201に開口している。ヘッド200の下面201は、プラテン180の支持面181と対向している。ヘッド200は、各ノズル203に対応した圧電素子(図示せず)を内部に有する。各圧電素子には駆動波形が印加される。これにより、ヘッド200は、複数のノズル203から内部に貯留するインクを吐出向き7D(即ち、下方)に吐出する。
ヘッド200は、キャリッジ190が左方または右方に移動(即ち、1パス)する間に、プラテン180の支持面181の上方を移動する。このとき、ヘッド200がインクを吐出することによって、シートMに画像が1パス単位で記録される。
[タンク220]
図3に示されるように、タンク220は、ヘッド200と共にキャリッジ190に搭載されている。タンク220は、ヘッド200から容易に取り外すことができないように、ヘッド200の上方に位置してヘッド200に連結されている。本実施形態に示されるタンク220は、所謂オンキャリッジ型である。
タンク220は、インク(液体の一例)を内部に貯留する。本実施形態では、インクの色は、黒である。図4に示されるように、タンク220内のインクは、流出ポート242を通じてヘッド200へ流れる。
図4に示されるように、タンク220は、概ね直方体形状である。タンク220の上へ方向7の中央より若干下側に、左右方向9にタンク220を貫通する貫通孔221が形成されている。貫通孔221は任意の形状である。また、タンク220の前側において、上下にそれぞれ段差が形成されているが、これら段差は任意の形状である。
タンク220は、本体222と、シート223と、を有する。図6に示されるように、本体222は、右方へ向く開口224を有する容器形状である。図4に示されるように、シート223は、本体222の開口224を塞いでいる。本体222及びシート223は、例えば合成樹脂製であり、本体222の開口224の周縁にシート223が熱溶着や接着されることによって、シート223が本体222の開口224を液密に封止している。
図5から図7に示されるように、本体222は、前壁230、後壁231、左壁232、上壁233、サブ上壁234、下壁235、及びサブ下壁236を有する。前壁230と後壁231とは、前後方向8に離れて位置する。上壁233及びサブ上壁234と、下壁235及びサブ下壁236とは、上下方向7に離れて位置する。左壁232は、シート223と左右方向9に離れて位置する。
前壁230の上端はサブ上壁234の前端と連続している。前壁230の下端はサブ下壁236の前端と連続している。後壁231の上端は上壁233の後端と連続している。後壁231の下端は下壁235の後端と連続している。前壁230、後壁231、上壁233、サブ上壁234、下壁235、及びサブ下壁236の各左端は、左壁232と連続している。
上壁233とサブ上壁234とは、上下方向7及び前後方向8に離れて位置する。前壁230の前端と、サブ上壁234の後端とは、上段差壁237によって繋がれている。上段差壁237の下端は、サブ上壁234よりも下方に位置する。下壁235とサブ下壁236とは、上下方向7及び前後方向8に離れて位置する。下壁235の前端と、サブ下壁236の後端とは、下段差壁238によって繋がれている。上段差壁237及び下段差壁238の各左端は、左壁232と連続している。
上壁233には、大気連通孔240(孔の一例)が形成されている。大気連通孔240は、上壁233を上下方向7に貫通している。大気連通孔240は、タンク220の流路244と外部とを連通している。大気連通孔240は、常時開放されている。大気連通孔240及び流路244を通じて貯留室243が大気開放される。
サブ上壁234には、注入ポート241が形成されている。注入ポート241は、サブ上壁234を上下方向7に貫通している。注入ポート241は、タンク220の貯留室243と外部とを連通している。注入ポート241を通じて、貯留室243にインクが注入可能である。図には現れていないが、注入ポート241は、例えばゴム栓や蓋によって封止される。
後壁231の下端付近には流出ポート242が形成されている。流出ポート242は、後壁231を前後方向8に貫通している。流出ポート242は、タンク220のサブ貯留室245と外部とを連通している。流出ポート242を通じて、サブ貯留室245に貯留されているインクが流出可能である。図には現れていないが、流出ポート242は、チューブ又は樹脂で形成された流路部材などで構成される流路によってヘッド200とインクが流通可能に接続されている。
タンク220の本体222は、主に透光性材料(例えば、透明樹脂)により形成されている。これにより、ユーザがタンク220内部に貯留されたインクの液面を視認できる。図7に示されるように、前壁230には、上側指標225及び下側指標226が記されている。上側指標225は、タンク220の内部に最大貯留可能なインクが貯留されるときの液面を示す直線と三角印である。下側指標226は、タンク220に貯留されたインクの量が、補充すべき量になったときの液面を示す直線と三角印である。
[タンク220の内部構造]
図5から図7に示されるように、タンク220の内部空間には、貯留室243、流路244、及びサブ貯留室245が形成されている。貯留室243、流路244、及びサブ貯留室245には、それぞれインクが貯留されたり流通されたりする。貯留室243、流路244、及びサブ貯留室245は、本体222及びシート223により区画されたタンク220の内部空間において、後述される各隔壁251~256によってそれぞれ区画されている。なお、貯留室243と流路244とは、インクが流通可能に連続しており、また、貯留室243とサブ貯留室245とは、インクが流通可能に連続している。流路244は、貯留室243と大気連通孔240とを連通している。したがって、貯留室243、流路244、及びサブ貯留室245は、それぞれが独立した空間ではなく、一部において連続した空間として区画されている。
図5から図7に示されるように、下段差壁238と後壁231との間には、前後方向8に沿って第1隔壁251が延びている。第1隔壁251の前端は、下段差壁238の上端と連続している。第1隔壁251の後端は、後壁231と連続している。第1隔壁251の左端は、左壁232と連続している。第1隔壁251の右端には、シート223が溶着される。第1隔壁251の前部は、貯留室243とサブ貯留室245とを区画する。第1隔壁251の後部は、サブ貯留室245と貫通孔221とを区画する。第1隔壁251の前部には、上下方向7に第1隔壁251を貫通する孔246が形成されている。孔246を通じて、貯留室243とサブ貯留室245との間でインク及び空気が流通可能である。
図5から図7に示されるように、前壁230と後壁231との間には、前後方向8に沿って第2隔壁252が延びている。第2隔壁252は、第1隔壁251の上方に間隔を空けて位置する。第2隔壁252の後部の上面は、後方へ向かって徐々に上方へせり上がっている。第2隔壁252の前端は、前壁230と前後方向8に離れている。第2隔壁252の後端は、後壁231と連続している。第2隔壁252の左端は、左壁232と連続している。第2隔壁252の右端には、シート223が溶着される。第2隔壁252は、流路244の一部を区画する。第2隔壁252の前部は、サブ下壁236と対向している。第2隔壁252の前部とサブ下壁236とによって、貯留室243において孔246へ向かう空間が形成されている。
図5から図7に示されるように、第1隔壁251と第2隔壁252との間には、上下方向7に沿って第3隔壁253が延びている。第3隔壁253は、孔246の後方に位置する。第3隔壁253の上端は、第2隔壁252と連続している。第3隔壁253の下端は、第2隔壁252と連続している。第3隔壁253の左端は、左壁232と連続している。第3隔壁253の右端には、シート223が溶着される。第3隔壁253は、貯留室243から孔246へ向かう空間と貫通孔221とを区画する。
図5から図7に示されるように、前壁230と後壁231との間には、前後方向8に沿って第4隔壁254が延びている。第4隔壁254は、第2隔壁252の上方に間隔を空けて位置する。第4隔壁254は、後方へ向かって徐々に上方へせり上がっている。第4隔壁254の前端は、前壁230と前後方向8に離れている。第4隔壁254の後端は、後壁231と前後方向8に離れている。第4隔壁254の左端は、左壁232と連続している。第4隔壁254の右端には、シート223が溶着される。第4隔壁254は、流路244の一部を区画する。第4隔壁254の前端は、第2隔壁252の前端よりも若干後方に位置する。第2隔壁252と第4隔壁254とによって、流路244の一部である下方流路244Lが区画されている。下方流路244Lは、貯留室243の前部及び下部から、後方へ向かって延びる流路である。第4隔壁254は、下方流路244Lと貯留室243とを区画する。
図5から図7に示されるように、上段差壁237と後壁231との間には、前後方向8に沿って第5隔壁255が延びている。第5隔壁255は、第4隔壁254の上方に間隔を空けて位置する。第5隔壁255は、後方へ向かって徐々に下方へ下がっている。第5隔壁255の前端は、上段差壁237の下端と連続している。第5隔壁255の後端は、後壁231と前後方向8に離れている。第5隔壁255の左端は、左壁232と連続している。第5隔壁255の右端には、シート223が溶着される。第5隔壁255は、流路244の一部を区画する。第5隔壁255と上壁233と上段差壁237とによって、流路244の一部である上方流路244Uが区画されている。上方流路244Uは、貯留室243の上方に位置しており、大気連通孔240と繋がる流路である。第5隔壁255及び上段差壁237は、上方流路244Uと貯留室243とを区画する。
図5から図7に示されるように、第4隔壁254と第5隔壁255との間には、上下方向7に沿って第6隔壁256が延びている。第6隔壁256は、上方へ向かって徐々に後方へ傾斜している。換言すれば、上方へ向かうに従って、第6隔壁256(第2壁の一例)と後壁231(第1壁の一例)との前後方向8に沿った間隔が徐々に狭くなっている。第6隔壁256の上端は、第5隔壁255の後端と連続している。第6隔壁256の下端は、第4隔壁254の後端と連続している。第3隔壁253の左端は、左壁232と連続している。第3隔壁253の右端には、シート223が溶着される。第6隔壁256は、流路244の一部を区画する。第6隔壁256と後壁231とによって、流路244の一部である上下流路244M(部分の一例)が区画されている。上下流路244Mは、下方流路244Lと上方流路244Uとを接続する流路である。第6隔壁256は、上下流路244Mと貯留室243とを区画する。
図5から図7に示されるように、第6隔壁256と後壁231との間には、前後方向8に沿って第1仕切り壁261が延びている。第1仕切り壁261は、上下流路244Mの上部に位置する。第1仕切り壁261の前端は、第6隔壁256と連続している。第1仕切り壁261の後端は、後壁231と連続している。第1仕切り壁261の左端は、左壁232と連続している。第1仕切り壁261の右端は、第6隔壁256の右端及び後壁231の右端よりも左方に位置する。第1仕切り壁261の右端には、シート223が溶着されない。したがって、第1仕切り壁261の右端とシート223との間には空間が生ずる。この空間が第1絞り部271である。第1絞り部271は、第1仕切り壁261、第6隔壁256、後壁231、及びシート223により区画される。第1絞り部271の前後方向8及び左右方向9に沿った断面積は、上下流路244Mの第1絞り部271以外の部分における前後方向8及び左右方向9に沿った断面積よりも小さい。
図5から図7に示されるように、第5隔壁255と上壁233との間には、上下方向7に沿って第2仕切り壁262が延びている。第2仕切り壁262は、上方流路244Uの後部であって、大気連通孔240よりも後方に位置する。第2仕切り壁262は、下方へ向かうに従って後方へ向かうように傾斜している。第2仕切り壁262の上端は、上壁233と連続している。第2仕切り壁262の下端は、第5隔壁255と、上下方向7に離れている。第2仕切り壁262の左端は、左壁232と連続している。第2仕切り壁262の右端には、シート223が溶着される。第2仕切り壁262と後壁231と上壁233とによって区画される空間が第1バッファ室281(バッファ空間の一例)である。
図5から図7に示されるように、第2仕切り壁262と上段差壁237との間には、前後方向8に沿って第3仕切り壁263が延びている。第3仕切り壁263は、上壁233の下方であって、第5隔壁255よりも上方に位置する。第3仕切り壁263は、前方へ向かうに従って下方へ向かうように傾斜している。第3仕切り壁263の後端は、第2仕切り壁262と連続している。第3仕切り壁263の前端は、上段差壁237と、前後方向8に離れている。第3仕切り壁262の左端は、左壁232と連続している。第3仕切り壁261の右端には、シート223が溶着される。第3仕切り壁263と第5隔壁255とによって、第1バッファ室281から前方へ向かう流路が形成されている。
図5から図7に示されるように、第3仕切り壁263と上壁233との間には、上下方向7に沿って第4仕切り壁264が延びている。第4仕切り壁264は、上方流路244Uの前部であって、大気連通孔240よりも前方に位置する。第4仕切り壁264は、下方へ向かうに従って前方へ向かうように傾斜している。第4仕切り壁264の上端は、上壁233と連続している。第4仕切り壁264の下端は、第3隔壁253と一部において連続している。第4仕切り壁264の左端は、左壁232と連続している。第4仕切り壁264の右端には、シート223が溶着される。第4仕切り壁264の下部及び右部には切り欠きが形成されている。この切り欠きが第2絞り部272である。第2絞り部272は、流路244において、第1絞り部271と大気連通孔240との間の位置にある。
第2絞り部272は、第3仕切り壁263、第4仕切り壁264、及びシート223により区画される。第2絞り部272の上下方向7及び左右方向9に沿った断面積は、上方流路244Uの第2絞り部272以外の部分における上下方向7及び左右方向9に沿った断面積よりも小さい。第4仕切り壁264と第3仕切り壁263と上段差壁237と上壁233とによって区画される空間が第2バッファ室282(バッファ空間の一例)である。
図5から図7に示されるように、第2仕切り壁262と第4仕切り壁264との間には、前後方向8に沿って第5仕切り壁265が延びている。第5仕切り壁265は、上壁233の下方であって、第3仕切り壁263よりも上方に位置する。第5仕切り壁265は、後方へ向かうに従って下方へ向かうように傾斜している。第5仕切り壁265の前端は、第4仕切り壁264と連続している。第5仕切り壁265の前端は、第2絞り部272よりも上方に位置する。第5仕切り壁265の後端は、第2仕切り壁262と、前後方向8に離れている。第5仕切り壁265の後端は、大気連通孔240よりも後方に位置する。第5仕切り壁265の左端は、左壁232と連続している。第5仕切り壁265の右端には、シート223が溶着される。第5仕切り壁263と第3仕切り壁263とによって、第2バッファ室282から後方へ向かう流路が形成されている。
[タンク220の回転]
図5に示されるように、使用姿勢において、タンク220に最大貯留可能な量のインクが貯留されているとする。このとき、インクの液面は、上側指標225と同じ位置である。プリンタ100においては、動作確認などのためにタンク220にインクが注入されることがある。動作確認後に、プリンタ100が設置場所へ移動されるときに、プリンタ100が使用姿勢から回転されることがある。プリンタ100が回転されると、タンク220も回転される。以下、タンク220が回転されたときの状態が説明される。
図5に示されるように、使用姿勢において、タンク220に最大貯留可能な量のインクが貯留されているとき、貯留室243、流路244、及びサブ貯留室245にインクが貯留されている。貯留室243においては、下部にインクが貯留しており、上部に空気がある。例えば注入ポート241からインクが注入されると、貯留室243の空気は注入ポート241から外部へ流出する。そして、貯留室243におけるインクの液面が上側指標225に到達すると、インク注入が終了する。インクの注入が終了すると、注入ポート241はゴム栓などによって封止される。したがって、貯留室243は大気開放されていない状態となる。
貯留室243へ進入したインクは、孔246を通じてサブ貯留室245へ流入する。インクの流入に伴って、孔246を通じてサブ貯留室245の空気が貯留室243へ流出する。タンク220に最大貯留可能な量のインクが貯留されているとき、サブ貯留室245をインクで満たされている。
貯留室243へ進入したインクは、流路244へ流入する。インクの流入に伴って、大気連通孔240を通じて流路244の空気が外部へ流出する。インクの注入が終了したときには注入ポート241が開放されているので、貯留室243及び流路244は共に大気圧である。したがって、貯留室243におけるインクの液面と、流路244におけるインクの液面は均衡している。タンク220に最大貯留可能な量のインクが貯留されているとき、流路244におけるインクの液面290(貯留室243におけるインクの液面290と同じ高さ位置である。)は、第1絞り部271と同等の位置にある。
図8は、図5に示される使用姿勢から、タンク220が左右方向9に沿った回転軸(第1軸の一例)周りに時計回りに90°(第1角度の一例)回転されたX1回転姿勢を示している。X1回転姿勢において、貯留室243におけるインクの液面290は、第4隔壁254の前端(X1回転姿勢における上端)と同等の位置にある。貯留室243から孔246へ向かう空間におけるインクの液面は、第2隔壁252の前端(X1回転姿勢における上端)と同等の位置にある。流路244におけるインクの液面290は、第4隔壁254の前端(X1回転姿勢における上端)と同等の位置にある。
X1回転姿勢においては、下方流路244Lは鉛直方向に沿って延びており、上下流路244Mは水平方向に沿って延びている。流路244においては、上方流路244Uが大気連通孔240によって大気開放されているので、インクの重量によって上方流路244Uへ向かってインクが流れようとするが、第1絞り部271にインクのメニスカス291が形成され、メニスカス291の表面張力によって、上下流路244Mから上方流路244Uへインクが流れることが抑制される。これによって、上下流路244M及び下方流路244Lにおいて、インクと空気の気液置換が生じずに、流路244の液面290が第4隔壁254の前端と同等の位置となる。
図9は、図8に示されるX1回転姿勢から、タンク220が左右方向9に沿った回転軸(第1軸の一例)周りに更に時計回りに90°(第2角度の一例、使用姿勢から180°回転)回転されたX2回転姿勢を示している。X2回転姿勢において、貯留室243におけるインクの液面290は、第4隔壁254の後端(X2回転姿勢における下端)付近の位置にある。貯留室243から孔246へ向かう空間におけるインクは、第2隔壁252より下方へ流れ落ちている。
流路244においては、上方流路244Uが大気連通孔240によって大気開放されているので、インクの重量によって上下流路244Mから上方流路244Uへ向かってインクが流れようとする。これにより、第1絞り部271に形成されていたインクのメニスカス291が破断して、下方流路244L及び上下流路244Mから上方流路244Uへインクが流れる。上方流路244Uへ流れたインクは、第1バッファ室281に貯留される。第1バッファ室281から溢れたインクは、第3仕切り壁263に沿って流れて第2バッファ室282に貯留される。
上方流路244Uは大気連通孔240によって大気開放されているので、第2バッファ室282において第2絞り部272よりもインクの液面が上方となると、第2バッファ室282から大気連通孔240へ向かってインクが流れようとするが、第2絞り部272にインクのメニスカス293が形成され、メニスカス293の表面張力によって、第2バッファ室282から大気連通孔240へインクが流れることが抑制される。これによって、第2バッファ室282において、インクと空気の気液置換が生じずに、流路244の液面292が第4仕切り壁264の下端(X2回転姿勢における上端)と同等の位置となる。なお、X2回転姿勢においては、上下流路244Mに残存するインクが減少することによって、第1絞り部271に再びメニスカス291が形成されてもよい。
図10は、図5に示される使用姿勢から、タンク220が前後方向8に沿った回転軸(第2軸の一例)周りに前方から視て時計回りに90°(第1角度の一例)回転されたY1回転姿勢を示している。換言すれば、タンク220は、前後方向8に沿った回転軸周りに、図5において上壁233が図手前側を向き、下壁235が図奥側を向くように回転される。
Y1回転姿勢において、上方流路244Uが大気連通孔240によって大気開放されているので、インクの重量によって上下流路244Mから上方流路244Uへ向かってインクが流れようとするが、第1絞り部271にインクのメニスカス291が形成され、メニスカス291の表面張力によって、上下流路244Mから上方流路244Uへインクが流れることが抑制される。これによって、上下流路244M及び下方流路244Lにおいて、インクと空気の気液置換が生じずに、流路244の液面290及び貯留室243の液面290は、第1絞り部271よりも上方の位置となる。
また、Y1回転姿勢において、仮に、第1絞り部271に形成されたメニスカス291が破断して、上下流路244Mから上方流路244Uへインクが流れたとしても、第2絞り部272にメニスカスが形成されることによって、第2バッファ室282から大気連通孔240へ向かってインクが流れることが抑制される。また、Y1回転姿勢においては、上下流路244Mに残存するインクが減少することによって、第1絞り部271に再びメニスカス291が形成されてもよい。
[実施形態の作用効果]
前述された実施形態によれば、X1回転姿勢において、第1絞り部271に形成されたメニスカス291によって、流路244において大気連通孔240へ向かってインクが流れることが抑制される。
また、X2回転姿勢において、第2絞り部272に形成されたメニスカス293によって、流路244において大気連通孔240へ向かってインクが流れることが抑制される。
また、X2回転姿勢において、第1絞り部271及び第2絞り部272それぞれにメニスカスが形成されることによっても、流路244において大気連通孔240へ向かってインクが流れることが抑制される。
また、Y1回転姿勢において、第1絞り部271に形成されたメニスカス293又は/及び第2絞り部272に形成されたメニスカスによって、流路244において大気連通孔240へ向かってインクが流れることが抑制される。
また、タンク220は、本体222とシート223とによって構成されているので、本体222を合成樹脂により形成することが容易である。なお、前述された実施形態では、本体222は、右方にのみ開口224を有するが、本体222は、右方及び左方ともに開口していてもよい。この場合、本体222の右端及び左端それぞれにシート223が溶着される。また、この場合、第1絞り部271と第2絞り部272とは、左右それぞれ別のシート223によって区画されてもよい。すなわち、第1絞り部271が流路244における左右方向9の一方端に位置しており、第2絞り部272が他方端に位置していてもよい。
また、上方流路244Uは、X1回転姿勢又はX2回転姿勢においてインクを貯留可能な第1バッファ室281及び第2バッファ室を有するので、X1回転姿勢又はX2回転姿勢において、大気連通孔240から外部へインクが流出し難い。
[第1変形例]
前述された実施形態では、上下流路244Mに位置する第1仕切り壁261によって第1絞り部271が形成されているが、第1仕切り壁261が設けられず、上下流路244Mに第1絞り部271がなくてもよい。
図11に示されるように、X1回転姿勢において、貯留室243に貯留されているインクによって形成された気体層294は、前壁230、サブ上壁234、サブ下壁236、左壁232、及びシート223とインクの液面290とで囲まれている。前壁230、サブ上壁234、サブ下壁236、左壁232、及びシート223には大気連通孔240が形成されておらず、注入ポート241はゴム栓などで封止されているので、気体層294は大気連通していない。
流路244においては、上方流路244Uが大気連通孔240によって大気開放されているので、インクの重量によって上方流路244Uへ向かってインクが流れようとするが、気体層294の負圧によって、上下流路244M及び下方流路244Lにおいて、インクと空気の気液置換が生じずに、上方流路244Uと上下流路244Mとの間にメニスカス291が生じ、その結果、流路244の液面290が第4隔壁254の前端と同等の位置となる。
また、仮に上方流路244Uへインクが流れ出したとしても、上下流路244Mに残存するインクが減少することによって、気体層294の負圧によってインクの流れが止められる。この場合は、流路244の液面290は、第4隔壁254の前端よりも下方の位置となる。
[第2変形例]
前述された第1変形例では、実施形態と同様に、第6隔壁256は、上方へ向かって徐々に後方へ傾斜しているが、これに代えて、第6隔壁256は、上方へ向かって徐々に前方へ傾斜していてもよい。換言すれば、下方へ向かうに従って、第6隔壁256と後壁231との前後方向8に沿った間隔が徐々に狭くなっている。
図12に示されるように、X1回転姿勢において、第6隔壁256において上下流路244Mを区画する壁面256Aは、下方流路244Lへ向かう流れの向き(図12における左向き)、換言すれば貯留室243へ向かう流れの向きに対して、下方へ向かって傾斜している。これにより、上方流路244Uから上下流路244Mへ気体が進入したとしても、進入した気体が第6隔壁256の壁面256Aに沿って下方流路244Lへ進みにくい。これにより、上下流路244M及び下方流路244Lにおいて、インクと空気の気液置換が生じずに、上方流路244Uと上下流路244Mとの間にメニスカス291が生じ、その結果、流路244の液面290が第4隔壁254の前端と同等の位置となる。なお、第6隔壁256において上下流路244Mを区画する壁面は、X1回転姿勢において水平方向に沿っていてもよい。
[その他の変形例]
前述された実施形態では、X1回転姿勢において、上下流路244Mは水平方向に沿って延びているが、必ずしも水平方向に沿っている必要はなく、上下流路244Mが延びる方向が水平方向の成分を有していればよい。したがって、使用姿勢においても、上下流路244Mが延びる方向は鉛直方向の成分を有していればよい。
また、使用姿勢において、タンク220に最大貯留可能なインクが貯留されているときの液面290は、第1絞り部271と同等の位置であったが、液面290は、第1絞り部271よりも下方であってもよい。
また、流路244は、第1絞り部271及び第2絞り部272に対して、1つの直列の流路である必要はなく、例えば、貯留室243から大気連通孔240へ並列に2つの流路244が形成されており、第1絞り部271及び第2絞り部272は、並列の2つの流路244において、いずれか1つずつが形成されていてもよい。
また、タンク220は、ヘッド200に対して着脱可能であってもよい。また、タンク220において、貯留室243及び流路244と、サブ貯留室245とが分かれるように、タンク220が分割可能に構成されており、貯留室243及び流路244を有する部分のみがヘッド200から着脱可能であってもよい。また、サブ貯留室245は省略されてもよい。その場合、孔246を通じて、貯留室243がヘッド200とインクが流通可能に連通される。
また、タンク220からインクが外部へ漏れ出すおそれがある開口は、大気連通孔240に限定されない。例えば、当該開口は、注入ポート241として機能するものであってもよい。
また、プリンタ100は、単色の画像を記録していたが、これに限らず、プリンタ100は、フルカラー画像等、複数色で表現された画像をシートMに記録してもよい。この場合、各色毎にタンク220が設けられてもよい。
また、液体吐出装置は、プリンタ100に限らず複合機、複写機、またはファックスであってもよい。複合機は、プリント機能、コピー機能およびファックス送受信機能のうち、複数の機能を有する機器である。
また、プリンタ100は、所謂シリアル方式のヘッド200に代えて、所謂ライン方式のヘッドを備えていてもよい。ライン方式では、ヘッド200は、走査方向に搬送されず、プラテン180の上方で左右方向9において停止した状態で、インクを吐出する。
また、タンク220はオンキャリッジ型に代えて、キャリッジ190に搭載されずにキャリッジ190から離れて配置される所謂オフキャリッジ型であってもよい。
100・・・プリンタ(液体供給装置)
220・・・タンク
222・・・本体
223・・・シート
231・・・後壁(第1壁)
240・・・大気連通孔(孔)
243・・・貯留室
244・・・流路
244M・・・上下流路(部分)
256・・・第6隔壁(第2壁)
271・・・第1絞り部
272・・・第2絞り部
281・・・第1バッファ室(バッファ空間)
282・・・第2バッファ室(バッファ空間)

Claims (12)

  1. 液体が貯留可能な貯留室、及び、当該貯留室と外部に開口する孔とを連通する流路を有するタンクを具備しており、
    上記流路は、上記流路の断面積を狭める第1絞り部を有しており、
    上記第1絞り部は、上記貯留室から液体が外部へ供給される使用姿勢において、上記貯留室に貯留可能な最大量の液体の液面と同等の位置又は液面よりも上方の位置にあり、
    上記使用姿勢から水平方向に沿った第1軸周りに上記タンクが第1角度回転されたX1回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される液体供給装置。
  2. 上記流路は、上記流路の断面積を狭める第2絞り部を有しており、
    上記第2絞り部は、上記流路において、上記第1絞り部と上記孔との間の位置にあり、
    上記X1回転姿勢から上記第1軸周りに上記タンクが第2角度回転されたX2回転姿勢において、液体によって上記第2絞り部にメニスカスが形成される請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 上記X2回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される請求項2に記載の液体供給装置。
  4. 上記使用姿勢から、上記第1軸と交差し且つ水平方向に沿った第2軸周りに上記タンクが第1角度回転されたY1回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される請求項1に記載の液体供給装置。
  5. 上記流路は、上記流路の断面積を狭める第2絞り部を有しており、
    上記第2絞り部は、上記流路において、上記第1絞り部と上記孔との間の位置にあり、
    上記使用姿勢から、上記第1軸と交差し且つ水平方向に沿った第2軸周りに上記タンクが第1角度回転されたY1回転姿勢において、液体によって上記第2絞り部にメニスカスが形成される請求項1に記載の液体供給装置。
  6. 上記Y1回転姿勢において、液体によって上記第1絞り部にメニスカスが形成される請求項5に記載の液体供給装置。
  7. 上記タンクは、
    上記使用姿勢において水平方向を向く開口を有する容器形状の本体と、
    上記開口を封止するシートと、を有しており、
    上記貯留室及び上記流路は、上記本体及び上記シートにより区画されており、
    上記第1絞り部は、上記本体に形成された壁及び上記シートにより区画されている請求項1に記載の液体供給装置。
  8. 上記流路は、上記X1回転姿勢において、水平方向の成分を有する方向に沿って延びる部分を有しており、当該部分に上記第1絞り部が位置する請求項1に記載の液体供給装置。
  9. 上記使用姿勢において、上記部分は、鉛直方向の成分を有する方向に沿って延びる請求項8に記載の液体供給装置。
  10. 液体が貯留可能な貯留室、及び、当該貯留室と外部に開口する孔とを連通する流路を有するタンクを具備しており、
    上記貯留室から液体が外部へ供給される使用姿勢から、水平方向に沿った第1軸周りに上記タンクが第1回転されたX1回転姿勢において、上記貯留室に貯留可能な最大量の液体によって形成された気体層は、上記貯留室を区画しており且つ上記孔が位置していない壁と液体の液面で囲まれており、当該気体層の負圧によって、上記流路における液体の液面は、上記貯留室における液体の液面と同等又は当該液面よりも下方の位置に維持されている液体供給装置。
  11. 液体が貯留可能な貯留室、及び、当該貯留室と外部に開口する孔とを連通する流路を有するタンクを具備しており、
    上記流路は、少なくとも相互に第1壁及び第2壁によって区画されており、
    上記第1壁又は上記第2壁の一方は、上記貯留室から液体が外部へ供給される使用姿勢から水平方向に沿った第1軸周りに上記タンクが第1角度回転されたX1回転姿勢において、上記第1壁又は上記第2壁の他方よりも上方に位置しており、上記第1壁又は上記第2壁の一方の壁面は、上記貯留室へ向かって下方へ向かって傾斜しているか水平方向に沿っている液体供給装置。
  12. 上記流路は、上記X1回転姿勢において液体を貯留可能なバッファ空間を有する請求項1から11のいずれかに記載の液体供給装置。
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