JP2022054484A - モータ装置 - Google Patents

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Takashi Takizawa
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Abstract

【課題】ホルダ部材およびカバー部材を、互いに確実に電気的に接続する。【解決手段】カバー部材200に、一端側に第1端子が接続されている第2端子TM4,TM5,TM6を有し、他端側にワイヤーハーネスが接続されている端子部材TLを設け、かつアーマチュア軸の軸方向と直交する方向において第2端子TM4,TM5,TM6を支持する支持壁部206a,206b,206c、および第2端子TM4,TM5,TM6を支持壁部206a,206b,206cに向けて押圧する押圧壁部207a,207b,207cを設けている。これにより、カバー部材200に対して第2端子TM4,TM5,TM6をがたつくこと無く精度良く組み付けることができ、ひいてはホルダ部材およびカバー部材200を、互いに確実に電気的に接続させることが可能となる。【選択図】図12

Description

本発明は、アーマチュア軸を有するアーマチュアと、アーマチュア軸に設けられたコンミテータと、コンミテータに摺接されるブラシと、ブラシを有するブラシホルダユニットと、を備えたモータ装置に関する。
例えば、特許文献1には、車両の後方に設けられたテールゲートを開閉するモータ装置(アクチュエータ)が記載されている。このモータ装置は、丸棒形状のガススプリング、すなわち圧縮ガスの反力で開いたテールゲートを支持する装置に代替できるように、丸棒形状に形成されている。
特許文献1に記載のモータ装置は、アーマチュア軸(シャフト)の軸方向に互いに重ねられたホルダ部材(ホルダ本体)およびカバー部材(カバー部)からなるブラシホルダユニット(ブラシホルダ)を備えている。そして、ホルダ部材にはコンミテータ(整流子)に摺接されるブラシが設けられ、カバー部材にはアーマチュア軸の回転を検出する回転センサ(磁気検出子)が実装されたセンサ基板が設けられている。
このように、丸棒形状のモータ装置では、当該モータ装置を構成するブラシやセンサ基板を、アーマチュア軸の軸方向に並べて配置しており、これにより、モータ装置の大径化が抑えられている。
特開2017-225287号公報
ところで、ホルダ部材に設けられるブラシには、カバー部材を介してワイヤーハーネスからの駆動電流が供給される。これにより、ブラシホルダユニットは、ホルダ部材とカバー部材とを互いに電気的に接続する等して組み立てられている。
ホルダ部材とカバー部材との電気的な接続には、例えば、オス端子およびメス端子(平型端子等)が用いられ、これらの端子は、ホルダ部材およびカバー部材のそれぞれに精度良く組み付ける必要がある。組み付け精度が低い場合には、ブラシホルダユニットを組み立てる際に端子が屈曲され、ひいてはホルダ部材およびカバー部材を確実に電気的に接続できなくなるといった問題が生じる。
本発明の目的は、ホルダ部材およびカバー部材を、互いに確実に電気的に接続することができるモータ装置を提供することにある。
本発明のモータ装置では、アーマチュア軸を有するアーマチュアと、前記アーマチュア軸に設けられたコンミテータと、前記コンミテータに摺接されるブラシと、前記ブラシを有するブラシホルダユニットと、を備えたモータ装置であって、前記ブラシホルダユニットは、前記アーマチュア軸の軸方向に互いに重ねられたホルダ部材およびカバー部材を有し、前記ホルダ部材には、前記ブラシが移動自在に設けられるとともに、前記ブラシに駆動電流を供給し、前記カバー部材に向けて延在されている第1端子を有する第1導電部材が設けられ、前記カバー部材には、一端側に前記第1端子が接続されている第2端子を有し、他端側に配線が接続されている第2導電部材が設けられ、前記カバー部材は、前記アーマチュア軸の軸方向と直交する方向において前記第2端子を支持する支持壁部と、前記第2端子を前記支持壁部に向けて押圧する押圧壁部と、を備えていることを特徴とする。
本発明のモータ装置によれば、カバー部材に、一端側に第1端子が接続されている第2端子を有し、他端側に配線が接続されている第2導電部材を設け、かつアーマチュア軸の軸方向と直交する方向において第2端子を支持する支持壁部、および第2端子を支持壁部に向けて押圧する押圧壁部を設けている。
これにより、カバー部材に対して第2端子をがたつくこと無く精度良く組み付けることができ、ひいてはホルダ部材およびカバー部材を、互いに確実に電気的に接続させることが可能となる。
車両のテールゲートを示す正面図である。 図1のテールゲートを側方から見た側面図である。 図1のリニアアクチュエータの詳細を示す断面図である。 ブラシホルダユニットをホルダ部材側から見た斜視図である。 ブラシホルダユニットをカバー部材側から見た斜視図である。 ホルダ部材をカバー部材側から見た斜視図である。 図6のA矢視図である。 図6のB矢視図である。 カバー部材をホルダ部材側から見た斜視図である。 図9のC矢視図である。 図9のD矢視図である。 図11の破線円E部の拡大図である。 メス端子のカバー部材への組み付け手順を説明する部分拡大斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は車両のテールゲートを示す正面図を、図2は図1のテールゲートを側方から見た側面図を、図3は図1のリニアアクチュエータの詳細を示す断面図を、図4はブラシホルダユニットをホルダ部材側から見た斜視図を、図5はブラシホルダユニットをカバー部材側から見た斜視図を、図6はホルダ部材をカバー部材側から見た斜視図を、図7は図6のA矢視図を、図8は図6のB矢視図を、図9はカバー部材をホルダ部材側から見た斜視図を、図10は図9のC矢視図を、図11は図9のD矢視図を、図12は図11の破線円E部の拡大図を、図13はメス端子のカバー部材への組み付け手順を説明する部分拡大斜視図をそれぞれ示している。
図1および図2に示される車両10は、所謂ハッチバックタイプの車両であり、車両10の後方側には、大きな荷物を車室内に出し入れし得る開口部11が形成されている。開口部11は、車両10の天井の後方側に設けられたヒンジ(図示せず)を中心に回動されるテールゲート12により、図2の実線矢印および破線矢印のように開閉される。
また、車両10には、テールゲート開閉装置13が搭載されている。テールゲート開閉装置13は、テールゲート12を開閉駆動する一対のリニアアクチュエータ20と、操作スイッチ(図示せず)の操作信号に基づいてリニアアクチュエータ20を制御するコントローラ(ECU)13aと、を備えている。
ここで、一対のリニアアクチュエータ20は、いずれも同じ構造となっており、車両10の左右側にそれぞれ鏡像対称となるように配置されている。具体的には、それぞれのリニアアクチュエータ20は、テールゲート12を閉じた状態(図1参照)において、車両10の車体ボディ10aと、テールゲート12のドア枠12aとの間に形成され、かつ幅狭で細長い収容スペース(図示せず)に収容される。
図1および図2に示されるように、リニアアクチュエータ20は、車両側配線13bを介してコントローラ13aに接続され、コントローラ13aからの駆動電流の供給により伸縮動作するようになっている。これにより、リニアアクチュエータ20を伸張するように作動させることで、閉じているテールゲート12が実線矢印のように開き、リニアアクチュエータ20を縮小するように作動させることで、開いているテールゲート12が破線矢印のように閉じられる。なお、リニアアクチュエータ20は、本発明におけるモータ装置を構成している。
図3に示されるように、リニアアクチュエータ20は、駆動部30と、駆動部30の駆動により軸方向(図中左右方向)に移動される移動部40と、駆動部30と移動部40との間に配置されるコイルスプリング50と、を備えている。これらの駆動部30,移動部40およびコイルスプリング50は、それぞれ同軸上に配置されており、これらからなるリニアアクチュエータ20は、略丸棒形状に形成されている。
駆動部30は、筒状に形成された第1ハウジング31および第2ハウジング32を備えており、これらの第1および第2ハウジング31,32は、互いに連結されている。第1ハウジング31の長手方向一側(図中左側)は、車体ボディ10a(図1および図2参照)に回動自在に取り付けられる第1固定部33により閉塞されている。また、第1ハウジング31の長手方向他側(図中右側)には、ボールベアリングBBを保持するベアリングホルダ34が固定されている。
第1ハウジング31の内部で、かつ第1固定部33とベアリングホルダ34との間には、駆動機構60が収容されている。ここで、ボールベアリングBBは、駆動機構60を形成する出力軸84の基端部を、回動自在に支持している。なお、出力軸84は、雄ねじ部材として機能する所謂「台形ねじ」となっている。
ベアリングホルダ34の軸方向における駆動機構60側とは反対側(図中右側)には、保持筒35の基端部が固定されている。保持筒35は、移動部40を形成するピストンチューブ41を移動自在に保持しており、駆動機構60を駆動することにより、保持筒35の先端部からピストンチューブ41が出入り(リニアアクチュエータ20が伸縮)するようになっている。
ここで、保持筒35の外径寸法は、第1および第2ハウジング31,32の内径寸法よりも小さくなっている。これにより、第1および第2ハウジング31,32と保持筒35との間に、第1環状スペース36が形成される。
第1環状スペース36の内部には、コイルスプリング50の長手方向一側が収容されている。なお、第2ハウジング32の基端部には、径方向内側に突出された環状の第1スプリングシート32aが設けられ、第1スプリングシート32aは、コイルスプリング50の長手方向一側を支持している。
ここで、第1ハウジング31の長手方向一側を閉塞する第1固定部33には、コネクタ接続部CNが一体に設けられている。コネクタ接続部CNの長手方向一側には、車両側配線13b(図1および図2参照)が、車両10側の外部コネクタ(図示せず)を介して接続される。これに対し、コネクタ接続部CNの長手方向他側には、第1固定部33に近接して配置されたブラシホルダユニット90が、ワイヤーハーネスWH(図5参照)を介して電気的に接続されている。これにより、コントローラ13aからの駆動電流が、車両側配線13b,外部コネクタ,コネクタ接続部CNおよびワイヤーハーネスWHを介して、ブラシホルダユニット90および駆動機構60に供給される。
また、駆動機構60は、筒状に形成されたモータケース61を備えている。モータケース61の内部には、電動モータ部70,減速機構部80およびブラシホルダユニット90が収容されている。
電動モータ部70は、モータケース61の長手方向中央部に配置され、モータケース61の内壁に固定された複数の永久磁石71(図示では2つのみ示す)を備えている。そして、複数の永久磁石71の内側には、所定の隙間(エアギャップ)を介してロータ(回転子)72が回転自在に設けられている。ロータ72は、複数の鋼板を積層してなるアーマチュア72aと、アーマチュア72aの回転中心に固定されたアーマチュア軸(回転軸)72bと、アーマチュア軸72bに固定されたコンミテータ(整流子)72cと、を備えている。
ここで、アーマチュア軸72bを有するアーマチュア72aには、複数のコイル(図示せず)が所定の巻き方および巻き数で巻装されている。そして、これらのコイルの端部と、アーマチュア軸72bに設けられたコンミテータ72cを形成する複数のセグメント(詳細図示せず)と、が互いに電気的に接続されている。そして、コンミテータ72cの外周部には、一対のブラシBSが摺接するようになっている。これにより、一対のブラシBSからコンミテータ72cに駆動電流を供給することで、アーマチュア72a(アーマチュア軸72b)が、所定の回転方向に所定の回転速度で回転される。
また、アーマチュア軸72bの基端部(軸方向端部)には、略筒状に形成されたセンサマグネットMGが固定されている。センサマグネットMGの周方向には、複数の磁極(N極/S極)が交互に配置されており、かつセンサマグネットMGは、アーマチュア軸72bの軸方向において回転センサRSと対向している。これにより、回転センサRSは、センサマグネットMGの回転状態、つまりアーマチュア軸72bの回転状態を検出しつつ、検出信号をコントローラ13a(図1および図2参照)に送出する。よって、コントローラ13aは、リニアアクチュエータ20を、精度良く伸縮動作させることができる。
減速機構部80は、モータケース61の長手方向他側、つまりアーマチュア軸72bの軸方向におけるコンミテータ72c側とは反対側に配置されている。減速機構部80は、モータケース61に固定された減速機構ホルダ81を備えており、減速機構ホルダ81に、図示しないベアリングを介してアーマチュア軸72bの先端部が回転自在に支持されている。なお、減速機構ホルダ81は、モータケース61の長手方向他側を閉塞している。
減速機構ホルダ81の内部には、第1減速機構82および第2減速機構83が、それぞれ減速機構部80の軸方向に並んで設けられている。これらの第1および第2減速機構82,83は、それぞれ遊星歯車減速機(詳細図示せず)となっている。第1減速機構82は、電動モータ部70側(入力側)に配置され、第2減速機構83は、移動部40側(出力側)に配置されている。つまり、減速機構部80は、アーマチュア軸72bと出力軸84との間に動力伝達可能に設けられている。これにより、高速で回転するアーマチュア軸72bの回転速度が所定の回転速度にまで減速されて、減速されて高トルク化された回転力が出力軸84から出力される。
このように、減速機構部80は、第1および第2減速機構82,83により2段減速を行う。したがって、第1および第2減速機構82,83をそれぞれ小型化(小径化)して、筒状のモータケース61の内部に配置可能としている。
ここで、出力軸84の正逆方向への回転により移動される移動部40の構造について説明する。
移動部40は、駆動部30を形成する保持筒35の先端部から出入りする筒状のピストンチューブ41を備えている。そして、ピストンチューブ41の長手方向他側(図中右側)は、テールゲート12(図1および図2参照)に回動自在に取り付けられる第2固定部42により閉塞されている。
これに対し、ピストンチューブ41の長手方向一側(図中左側)には、出力軸84にねじ結合される環状の雌ねじ部材43が固定されている。これにより、出力軸84の正逆方向への回転に伴って、ピストンチューブ41が保持筒35の先端部から出入りする(駆動部30に対して移動部40が移動する)ようになっている。
ここで、出力軸84の先端部には、環状のガイド部材84aが固定されており、当該ガイド部材84aは、ピストンチューブ41の内壁に摺接するようになっている。すなわち、ガイド部材84aは、ピストンチューブ41の移動を案内する機能を有している。これにより、リニアアクチュエータ20の作動時(伸縮時)において、テールゲート12からの負荷によりリニアアクチュエータ20が屈曲してしまうこと等が防止され、ひいてはリニアアクチュエータ20のスムーズな動作が確保される。
また、ピストンチューブ41の径方向外側には、筒状に形成された第3ハウジング44が設けられている。そして、第3ハウジング44における軸方向一側の外周部分は、駆動部30を形成する第2ハウジング32の内周部分に摺動自在に装着されている。具体的には、第3ハウジング44は、ピストンチューブ41の移動に伴って、第2ハウジング32に対して摺動するようになっている。
なお、第3ハウジング44と第2ハウジング32との間には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等の摺動性に優れた材料からなるシールリングSRが設けられている。これにより、第2および第3ハウジング32,44の内部への雨水や埃等の進入が阻止される。
ここで、ピストンチューブ41の外径寸法は、第3ハウジング44の内径寸法よりも小さくなっている。これにより、第3ハウジング44とピストンチューブ41との間に、第2環状スペース45が形成される。
第2環状スペース45の内部には、コイルスプリング50の長手方向他側が収容されている。なお、第3ハウジング44の基端部には、径方向内側に突出された環状の第2スプリングシート44aが設けられ、第2スプリングシート44aは、第2固定部42に固定され、かつコイルスプリング50の長手方向他側を支持している。
なお、コイルスプリング50は、駆動部30を形成する第1スプリングシート32aと、移動部40を形成する第2スプリングシート44aとの間に、所定の初期荷重が加えられた状態で突っ張るようにして配置されている。すなわち、コイルスプリング50のばね力は、駆動部30から移動部40を押し出す方向(リニアアクチュエータ20が伸張する方向)に常時作用している。
これにより、テールゲート12が開いた状態において、リニアアクチュエータ20にその軸方向から比較的大きな負荷が掛かったとしても、リニアアクチュエータ20の伸張状態が保持される。よって、テールゲート12が不意に閉じてしまうようなことが防止される。
次に、ブラシホルダユニット90の詳細構造について、図面を用いて説明する。
図3に示されるように、ブラシホルダユニット90は、一対のブラシBSを有しており、モータケース61の軸方向一側に設けられ、かつモータケース61の軸方向一側を閉塞している。また、図4および図5に示されるように、ブラシホルダユニット90は、略筒状に形成されたホルダ部材100と、アーマチュア軸72b(図3参照)の軸方向からホルダ部材100に接続され、かつ略筒状に形成されたカバー部材200と、を備えている。このように、ホルダ部材100およびカバー部材200は、アーマチュア軸72bの軸方向に互いに重ねられて一体化されている。
ここで、図4ないし図11においては、複数の電子部品の配置関係および接続関係を分かり易くするために、これらの電子部品に網掛けを施している。
図4,図6,図7,図8に示されるように、ホルダ部材100は、溶融されたプラスチック材料を射出成形することで有底筒状に形成されている。ホルダ部材100は、略円板形状に形成されたホルダ本体101を備えており、ホルダ本体101の軸方向一側、つまりカバー部材200側(図6中上側)には、第1装着面102が設けられている。一方、ホルダ本体101の軸方向他側、つまりカバー部材200側とは反対側(図4中右側)には、第2装着面103が設けられている。
これらの第1および第2装着面102,103、つまりホルダ本体101の表裏には、それぞれ複数の電子部品が装着されている。具体的には、第1装着面102には、一対のチョークコイル104と、1つのバリスタ105と、一対の導電部材106と、が装着されている。これに対し、第2装着面103には、一対のブラシBSと、一対のキャパシター107と、1つのPTCサーミスタ108と、が装着されている。
なお、複数の電子部品のうち、チョークコイル104は、電気的なブラシノイズがリニアアクチュエータ20の外部に放出されるのを防止する機能を有している。また、バリスタ105は、ホルダ本体101に装着された他の電子部品を高電圧(サージ電圧)から保護する機能を有している。さらに、キャパシター107は、電気(電荷)を蓄えてロータ72をスムーズに始動させたり、ロータ72に定格トルクを発生させたりする機能を有している。また、PTCサーミスタ108は、電動モータ部70が過熱状態になって焼損してしまうのを防止する機能を有している。
このように、ホルダ本体101の表裏に複数の電子部品を分散させて配置することで、一方側の装着面のみに複数の電子部品を集中して装着した場合に比して、ホルダ本体101(ホルダ部材100)を、小型化(小径化)することが可能となっている。よって、本実施の形態におけるホルダ部材100(ブラシホルダユニット90)は、略丸棒形状のリニアアクチュエータ20に容易に適用可能となっている(図3参照)。
図6および図7に示されるように、第1装着面102には、略環状に形成された軸受固定部102aが一体に設けられている。軸受固定部102aは、第1装着面102の中央部に配置され、第1装着面102からホルダ本体101の軸方向一側(図6中上側)に所定の高さで突出されている。そして、軸受固定部102aの径方向内側には、環状の鋼材よりなるラジアルベアリングRGが装着されている。ラジアルベアリングRGは、アーマチュア軸72b(図3参照)を回転自在に支持するものである。
また、第1装着面102には、一対のチョークコイルホルダ102bが一体に設けられている。それぞれのチョークコイルホルダ102bは、略U字形状に形成された一対のフェライト保持部102cを有している。これらのチョークコイルホルダ102bは、軸受固定部102aを中心に、当該軸受固定部102aを挟むようにして、第1装着面102に対向配置(180度間隔)されている。具体的には、一対のチョークコイルホルダ102bは、ホルダ本体101の中心を通り、かつ一対のブラシBSを通る第1線分CT1を中心に、略鏡像対称となるように配置されている。
そして、一対のチョークコイルホルダ102bは、一対のチョークコイル104をがたつくこと無くそれぞれ保持している。具体的には、チョークコイルホルダ102bを形成するフェライト保持部102cが、チョークコイル104を形成するフェライトFをがたつくこと無く保持している。また、チョークコイルホルダ102bにチョークコイル104を装着した状態において、チョークコイル104は、ホルダ本体101の軸方向と直交する方向に延在され、かつ第1線分CT1に対して平行となっている。
なお、チョークコイル104は、その中心部分に配置された円柱状のフェライトFと、その周囲に巻かれたコイルCLとから形成されている。そして、一方のチョークコイル104(図7中下側)の一対の接続端子t1,t2は、それぞれバリスタ105側(図7中右側)に配置されている。これに対し、他方のチョークコイル104(図7中上側)の一対の接続端子t3,t4は、それぞれ互いに相反する方向に向けられている。
さらに、第1装着面102には、バリスタ固定部102dが一体に設けられている。バリスタ固定部102dは、一対の支持柱102eを備えており、これらの支持柱102eの間に、バリスタ105が挟まれるようにして保持されている。具体的には、バリスタ105をバリスタ固定部102dに装着した状態において、当該バリスタ105は、軸受固定部102aの近傍で、かつ第1線分CT1を跨ぐようにして配置されている。つまり、バリスタ105は、一対のチョークコイル104と干渉すること無く第1線分CT1上に配置されている。
そして、バリスタ105には、一対の接続端子t5,t6が設けられており、一方の接続端子t5(図7中下側)は、一方のチョークコイル104の一対の接続端子t1,t2側に向けて折り曲げられている。これに対し、バリスタ105の他方の接続端子t6(図7中上側)は、他方のチョークコイル104の接続端子t4側に向けて折り曲げられている。なお、バリスタ105の一対の接続端子t5,t6は、第1線分CT1を中心に鏡像対称となるように折り曲げられている。
また、第1装着面102には、一対の導電部材固定部102fが一体に設けられている。それぞれの導電部材固定部102fは、複数の支持凸部102g(一部のみに符号を付す)から形成されている。そして、導電部材106を複数の支持凸部102gに沿わせることで、導電部材106は導電部材固定部102fに精度良く固定される。ここで、一対の導電部材固定部102fにおいても、一対のチョークコイルホルダ102bと同様に、第1線分CT1を中心に略鏡像対称となるように配置されている。
一対の導電部材固定部102fにそれぞれ装着された一対の導電部材106は、本発明における第1導電部材を構成しており、一対のチョークコイル104にそれぞれ対応して設けられている。つまり、一方の導電部材106(図7中下側)は、一方のチョークコイル104に対応して設けられている。他方の導電部材106(図7中上側)は、他方のチョークコイル104に対応して設けられている。ここで、一対の導電部材106は、導電性に優れた黄銅等からなる薄板を、複数回屈曲させて段付き形状に形成されており、チョークコイル104とバリスタ105との間にそれぞれ配置されている。
一対の導電部材106は、それぞれホルダ本体101に装着された複数の電子部品を電気的に接続する機能を有している。具体的には、一方の導電部材106には、一方のチョークコイル104の接続端子t2と、バリスタ105の一方の接続端子t5と、一方のキャパシター107(図8中上側)の一方の接続端子t7とが、半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。これに対し、他方の導電部材106には、他方のチョークコイル104の接続端子t4と、バリスタ105の他方の接続端子t6と、他方のキャパシター107(図8中下側)の一方の接続端子t9とが、半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。
また、一対の導電部材106には、それぞれホルダ本体101の軸方向一側(図6中上側)に突出するようにして、第1端子(オス端子)TM1,TM2が一体に設けられている。具体的には、これらの第1端子TM1,TM2は、軸受固定部102aの突出方向と同じ方向に突出、つまりカバー部材200に向けて延在されており、かつ軸受固定部102a,一対のチョークコイル104およびバリスタ105によって囲まれている。
ここで、一方のチョークコイル104に対応して設けられた第1端子TM1および、他方のチョークコイル104に対応して設けられた第1端子TM2は、それぞれ平型端子(オス)となっている。そして、これらの第1端子TM1,TM2の幅方向は、第1線分CT1の延在方向に一致している。また、第1端子TM1,TM2の厚み方向は、第1線分CT1の延在方向に対して直交する方向に一致している。
それぞれの第1端子TM1,TM2(オス端子)には、カバー部材200にそれぞれ設けられたメス端子としての第2端子TM4,TM5(図11参照)が電気的に接続される。これにより、一対の導電部材106には、それぞれの第1端子TM1,TM2を介してコントローラ13a(図1および図2参照)からの駆動電流が流れる。よって、ホルダ本体101に装着された複数の電子部品を介して、一対のブラシBS(図8参照)に駆動電流が供給される。
また、一対の導電部材106の間には、アース用導電部材109が設けられており、当該アース用導電部材109においても、一対の導電部材106と同様に、本発明における第1導電部材を構成しており、導電性に優れた黄銅等からなる薄板を屈曲させて形成されている。アース用導電部材109は、一対の導電部材106の間において、第1線分CT1上に配置されており、かつバリスタ105を跨ぐようにして、第1装着面102に設けられたアース用導電部材固定部102hに精度良く固定されている。
アース用導電部材109においても、一対の導電部材106と同様に平型端子(オス)となっており、カバー部材200に向けて延在された第1端子(オス端子)TM3が一体に設けられている。なお、図7に示されるように、アース用導電部材109の第1端子TM3側とは反対側は、ホルダ本体101の径方向外側に若干突出されている。そして、アース用導電部材109の第1端子TM3側とは反対側は、リニアアクチュエータ20を組み立てた状態において、モータケース61(図3参照)に電気的に接続(アース接続)される。
これにより、一対のチョークコイル104と同様に、電気的なブラシノイズがリニアアクチュエータ20の外部に放出されることが防止される。このように、アース用導電部材109は、電気ノイズ対策を強化するために設けられている。なお、アース用導電部材109の第1端子TM3には、カバー部材200に設けられた第2端子TM6(図11参照)が電気的に接続される。
さらに、アース用導電部材109の第1端子TM3は、一対の導電部材106の第1端子TM1,TM2とは異なり、第1端子TM3の幅方向は、第1線分CT1の延在方向に対して直交する方向に一致している。また、第1端子TM3の厚み方向は、第1線分CT1の延在方向に一致している。
ここで、オス端子である3つの第1端子TM1,TM2,TM3は、バリスタ105とともに、軸受固定部102aの径方向外側において軸受固定部102aの直径寸法D1の範囲内に設けられている。そして、図7に示されるように、第1端子TM2,TM3,TM1は、それぞれこの順番で図中上側から、横向き配置,縦向き配置および横向き配置となっており、かつ縦向き配置となった真ん中の第1端子TM3とバリスタ105とが、第1線分CT1上で互いに対向している。これにより、ホルダ部材100の大径化が効果的に抑えられている。
図4および図8に示されるように、第2装着面103には、略筒状に形成された大径の嵌合筒部103aと、当該嵌合筒部103aよりも小径の整流子収容筒部103bと、が一体に設けられている。これらの嵌合筒部103aおよび整流子収容筒部103bは、いずれも第2装着面103からホルダ本体101の軸方向他側(図6中下側)に向けて、所定の高さで突出されている。そして、嵌合筒部103aは、モータケース61(図3参照)の長手方向一側に、がたつくこと無く嵌合される。
また、整流子収容筒部103bの径方向内側には、コンミテータ72c(図3参照)が回転自在に収容される。これにより、一対のブラシBSの摩耗粉(図示せず)が、整流子収容筒部103bの外部に飛び散ることが防止される。よって、キャパシター107やPTCサーミスタ108等の電子部品が、ブラシBSの摩耗粉によって汚染されることが抑制される。
さらに、第2装着面103には、一対のブラシボックス103cが一体に設けられている。それぞれのブラシボックス103cは、略箱形状に形成されており、その内部には、ブラシBSがそれぞれ移動自在に設けられている。具体的には、一対のブラシボックス103cは、それぞれ第1線分CT1上に配置されており、互いに対向配置(180度間隔)されている。このように、ホルダ部材100には、一対のブラシBSが移動自在に設けられており、一対のブラシボックス103cに保持されたブラシBSは、それぞれ第1線分CT1上を移動する。
これにより、一対のブラシBSの先端部分はコンミテータ72cの外周部分に対してそれぞれ摺接される。ここで、一対のブラシボックス103cには、切欠溝103dがそれぞれ設けられている。これらの切欠溝103dには、ブラシBSに駆動電流を供給するピグテール(導線)PGが、それぞれ入り込めるようになっている。
ここで、一方のブラシBS(図8中右側)のピグテールPGは、PTCサーミスタ108の一方の平板状端子t11に対して、半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。これに対し、他方のブラシBS(図8中左側)のピグテールPGは、ホルダ本体101を軸方向に貫通する棒状導電部材EP(図7および図8参照)に、半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。なお、棒状導電部材EPは、第1装着面102側において、他方のチョークコイル104(図7中上側)の接続端子t3に、半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。
また、一対のブラシボックス103cの近傍には、略円柱形状に形成されたばね支柱103eがそれぞれ設けられている。これらのばね支柱103eは、ホルダ本体101の軸方向他側に向けて、所定の高さで突出されている。そして、一対のばね支柱103eには、一対のブラシBSをそれぞれコンミテータ72cに向けて所定圧で押圧するブラシスプリングSPが、それぞれ装着されている。これにより、一対のブラシBSは、コンミテータ72cに対して安定して摺接可能となっている。
さらに、第2装着面103には、一対のキャパシターホルダ103fが一体に設けられている。これらのキャパシターホルダ103fは、ホルダ本体101の軸方向他側に向けて、それぞれ所定の高さで突出されており、一方のキャパシターホルダ103f(図8中上側)は、一方のキャパシター107を、その幅方向(2方向)からがたつかないように支持している。これに対し、他方のキャパシターホルダ103f(図8中下側)は、略U字形状に形成されており、他方のキャパシター107を、3方向からがたつかないように支持している。
そして、一対のキャパシターホルダ103fは、整流子収容筒部103bを中心に、当該整流子収容筒部103bを挟むようにして、第2装着面103に対向配置(180度間隔)されている。具体的には、一対のキャパシターホルダ103fは、第1線分CT1を中心に、略鏡像対称となるように配置されている。すなわち、一対のキャパシターホルダ103fは、一対のブラシBSに対して、それぞれ整流子収容筒部103bを中心に90度ずれた位置に設けられている。
ここで、一方のキャパシター107の一方の接続端子t7は、第1装着面102側(図7参照)に引き出されるとともに、一方の導電部材106(図7中下側)に半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。これに対し、一方のキャパシター107の他方の接続端子t8は、嵌合筒部103aの径方向外側に突出されている。これにより、他方の接続端子t8は、リニアアクチュエータ20を組み立てた状態において、モータケース61(図3参照)に電気的に接続(アース接続)される。
また、他方のキャパシター107の一方の接続端子t9は、第1装着面102側に引き出されるとともに、他方の導電部材106(図7中上側)に半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。これに対し、他方のキャパシター107の他方の接続端子t10は、嵌合筒部103aの径方向外側に突出されている。これにより、他方の接続端子t10は、リニアアクチュエータ20を組み立てた状態において、モータケース61に電気的に接続(アース接続)される。
さらに、第2装着面103には、サーミスタホルダ103gが一体に設けられている。サーミスタホルダ103gは、一対の支持爪103hを備えており、これらの支持爪103hは、PTCサーミスタ108をがたつかないように支持している。ここで、PTCサーミスタ108は、略長方形形状の板状に形成されている。そして、PTCサーミスタ108の厚み方向は、ホルダ本体101の軸方向と直交する方向に一致している。また、PTCサーミスタ108の幅方向(短手方向)は、ホルダ本体101の軸方向に一致している。さらに、PTCサーミスタ108の高さ方向(長手方向)は、第1線分CT1に対して平行な方向に一致している。
ここで、サーミスタホルダ103gは、一方のキャパシターホルダ103f(図8中上側)と、整流子収容筒部103bと、の間に配置されている。そして、ホルダ部材100を組み立てた状態において、PTCサーミスタ108および一方のキャパシター107は、互いに干渉することが無い。
PTCサーミスタ108には、一対の平板状端子t11,t12が設けられている。これらの平板状端子t11,t12は、いずれもホルダ本体101の軸方向と交差する方向に延在されている。具体的には、一対の平板状端子t11,t12の延在方向は、一対のチョークコイル104の延在方向に一致している。そして、一方の平板状端子t11(図8中下側)には、一方のブラシBS(図8中左側)のピグテールPGが、半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。これに対し、他方の平板状端子t12(図8中上側)には、一方のチョークコイル104(図7中下側)の一方の接続端子t1が、半田付け等の接続手段により電気的に接続されている。
図5,図9,図10,図11に示されるように、カバー部材200は、溶融されたプラスチック材料を射出成形することで略筒状に形成されている。カバー部材200は、有底筒状に形成されたマグネットカバー部201を備えており、当該マグネットカバー部201は、筒状壁201aと底壁201bとを有している。そして、マグネットカバー部201の内部には、リニアアクチュエータ20を組み立てた状態において、センサマグネットMG(図3参照)が回転自在に収容される。つまり、マグネットカバー部201は、センサマグネットMGを覆っている。これにより、センサマグネットMGに小さな金属片や金属粉等のゴミが付着することが防止される。
また、マグネットカバー部201の径方向外側には、当該マグネットカバー部201よりも大径となった筒状本体部202が設けられている。筒状本体部202の軸方向長さは、マグネットカバー部201の軸方向長さよりも長くなっており、筒状本体部202の径方向内側にマグネットカバー部201が配置されている。具体的には、カバー部材200を真横から見たときに、マグネットカバー部201は筒状本体部202によって隠される。
さらに、マグネットカバー部201と筒状本体部202との間には、合計4つの第1橋渡し部203と、これらの第1橋渡し部203よりも幅広となった第2橋渡し部204と、が設けられている。すなわち、第1,第2橋渡し部203,204は、それぞれマグネットカバー部201と筒状本体部202とを繋いで一体化する機能を有している。よって、カバー部材200の周方向において隣り合う第1,第2橋渡し部203,204の間には、貫通穴HLが形成される。これにより、カバー部材200の軽量化が図られている。
また、筒状本体部202は、ホルダ部材100の嵌合筒部103aと略同じ外径の大径部202aと、大径部202aよりも小径で、かつマグネットカバー部201よりも大径の小径部202bと、を備えている。そして、大径部202aの軸方向寸法は、小径部202bの軸方向寸法の略3倍の大きさとなっている。
なお、大径部202aの径方向内側に、マグネットカバー部201が配置されており、小径部202bの径方向内側には、基板収容部202c(図5参照)が形成されている。また、大径部202aは、カバー部材200の軸方向においてホルダ部材100側に配置されており、大径部202aの径方向内側には、ブラシホルダユニット90を組み立てた状態において、ホルダ部材100の第1装着面102に装着された一対のチョークコイル104,1つのバリスタ105および3つの第1端子TM1,TM2,TM3等が収容される。
図5に示されるように、基板収容部202cの内部には、略円盤状に形成されたセンサ基板SBが収容されており、当該センサ基板SBの略中央部で、かつマグネットカバー部201の底壁201b側には、回転センサRSが実装されている。そして、回転センサRSは、アーマチュア軸72b(図3参照)の軸方向において、底壁201bを挟むようにして、センサマグネットMGと対向している。
ここで、マグネットカバー部201は、本発明における第1筒状部を構成しており、回転センサRSは、本発明における磁気センサを構成しており、筒状本体部202は、本発明における第2筒状部を構成している。
さらに、大径部202aと小径部202bとの間には、環状の段差部202dが一体に設けられている。そして、カバー部材200の径方向内側で、かつ段差部202dに対応する部分には、複数の補強リブRB(図11参照)が設けられている。これにより、カバー部材200の薄肉化を実現しつつ十分な剛性を確保している。
第1橋渡し部203よりも幅広の第2橋渡し部204には、合計3つの端子部材TLが設けられており、これらの端子部材TLは、本発明における第2導電部材を構成している。端子部材TLの一端側には、第2端子(メス端子)TM4,TM5,TM6がそれぞれ設けられている。第2端子TM4,TM5,TM6は、それぞれ平型端子(メス)となっており、第2端子TM4,TM5,TM6には、ホルダ部材100に設けられた第1端子TM1,TM2,TM3(図6および図7参照)が差し込まれて電気的に接続される。
そして、これらの第2端子TM4,TM5,TM6においても、第1端子TM1,TM2,TM3と同様に、第2端子TM4,TM6,TM5の順番で、図11の上側から、横向き配置,縦向き配置および横向き配置となっている。なお、第2端子TM4に第1端子TM1が、第2端子TM6に第1端子TM3が、第2端子TM5に第1端子TM2が、それぞれ電気的に接続される。
第2橋渡し部204は、図10に示されるように、カバー部材200を軸方向一側(図面手前側)から見たときに、略長方形形状に形成されている。具体的には、ホルダ部材100とカバー部材200とを重ねてブラシホルダユニット90を組み立てたときに、ホルダ部材100の第1線分CT1(図7および図8参照)と重なる第2線分CT2(図10および図11参照)に対して、第2橋渡し部204の長手方向は直交しており、かつ第2線分CT2を跨いでいる。
第2橋渡し部204には、カバー部材200の軸方向に貫通するようにして、3つの端子装着孔205a,205b,205cが設けられている(図12参照)。これらの端子装着孔205a,205b,205cには、端子部材TLの第2端子TM4,TM5,TM6が、それぞれ差し込まれて装着されている。したがって、図12に示されるように、3つの端子装着孔205a,205b,205cにおいても、端子装着孔205a,205c,205bの順番で、図中上側から、横向き配置,縦向き配置および横向き配置となっている。
ここで、メス端子としての第2端子TM4,TM5,TM6は、図12および図13に示されるような形状を成している。具体的には、第2端子TM4,TM5,TM6は、いずれも同じ形状に形成されており、略平板状に形成された平板部FLと、略C字形状に折り曲げられた一対の爪部CWと、を備えている。そして、これらの平板部FLと一対の爪部CWとで囲まれた第2端子TM4,TM5,TM6の内側に、オス端子としての第1端子TM1,TM2,TM3が差し込み固定される。
また、第2端子TM4,TM5,TM6の外側で、かつ平板部FLに対応する部分には、平坦面部FFが設けられている。そして、それぞれの平坦面部FFは、端子装着孔205a,205b,205cを形成する支持壁部206a,206b,206cにそれぞれ当接されている。具体的には、第2端子TM4の平坦面部FFは、端子装着孔205aの支持壁部206aに面接触され、第2端子TM5の平坦面部FFは、端子装着孔205bの支持壁部206bに面接触され、第2端子TM6の平坦面部FFは、端子装着孔205cの支持壁部206cに面接触されている。すなわち、支持壁部206a,206b,206cは、アーマチュア軸72bの軸方向と直交する方向において第2端子TM4,TM5,TM6を支持している。
さらに、端子装着孔205a,205b,205cにおける支持壁部206a,206b,206cの対向箇所には、カバー部材200の軸方向一側に突出された押圧壁部207a,207b,207cがそれぞれ設けられている。ここで、図13においては、端子部材TLに加えて、押圧壁部207a,207b,207cにも網掛けを施している。
3つの押圧壁部207a,207b,207cは、それぞればね性を有しており、アーマチュア軸72bの軸方向と直交する方向に弾性変形可能となっている。そして、押圧壁部207a,207b,207cは、図12に示されるように、第2端子TM4,TM5,TM6を、支持壁部206a,206b,206cに向けて、それぞれ所定の押圧力FPで押圧している。これにより、第2端子TM4,TM5,TM6は、端子装着孔205a,205b,205cに対して、がたつくこと無く精度良く固定される。
より具体的には、図12および図13に示されるように、それぞれの押圧壁部207a,207b,207cは、支持壁部206a,206b,206c(被押圧部PP)に向けて先細り形状(略台形形状)に形成されている。そして、押圧壁部207a,207b,207cの先細り形状となった先端側の部分が、第2端子TM4,TM5,TM6の一対の爪部CWの間(被押圧部PP)に入り込んでいる。
ここで、第2端子TM4,TM5,TM6を形成する一対の爪部CWの間には、平坦面部FFに向けて徐々に幅狭となった溝状の被押圧部PPがそれぞれ設けられている。これらの被押圧部PPが押圧壁部207a,207b,207cの先細り形状となった先端側の部分により押圧されている。これにより、第2端子TM4,TM5,TM6のちょうど真ん中の部分が押圧壁部207a,207b,207cに押圧されるため、端子装着孔205a,205b,205cの正規の位置に、第2端子TM4,TM5,TM6が自動的に精度良く位置決めされる。
このように、第2端子TM4,TM5,TM6には、アーマチュア軸72bの軸方向と直交する方向において平坦面部FFが設けられる側とは反対側に、被押圧部PPが設けられている。
また、図10および図13に示されるように、端子部材TLの他端側には、配線接続部JT4,JT5,JT6が一体に設けられている。具体的には、これらの配線接続部JT4,JT5,JT6は、図5に示されるように、カバー部材200の軸方向一側に配置されている。配線接続部JT4,JT5,JT6には、ワイヤーハーネス(配線)WHがそれぞれ電気的に接続されている。なお、配線接続部JT4,JT5,JT6へのワイヤーハーネスWHの接続作業には、例えば、電工ペンチ等の治具が使用される。また、図13においては、ワイヤーハーネスWHの図示を省略している。
図5に示されるように、カバー部材200の軸方向一側で、かつ配線接続部JT4,JT5,JT6の近傍には、略T字形状に形成されたケーブルフックCHが設けられている。そして、配線接続部JT4,JT5,JT6に接続された太いワイヤーハーネスWHや、センサ基板SBに接続された細いワイヤーハーネスWHは、ケーブルフックCHに引っ掛けられて纏められている。
ここで、図10および図11に示されるように、メス端子である3つの第2端子TM4,TM5,TM6は、ケーブルフックCHとともに、マグネットカバー部201の径方向外側においてマグネットカバー部201の直径寸法D2の範囲内に設けられている。そして、縦向き配置となった真ん中の第2端子TM6とケーブルフックCHとが、第2線分CT2上で互いに対向している。これにより、カバー部材200の大径化が効果的に抑えられている。
そして、図13に示されるように、第2端子TM4,TM5,TM6(端子部材TL)を端子装着孔205a,205b,205cに装着するには、まず、矢印M1に示されるように、ワイヤーハーネスWH(図5参照)が接続された配線接続部JT4,JT5,JT6側を、カバー部材200の軸方向一側から臨ませる。次いで、第2端子TM4,TM5,TM6に接続されたワイヤーハーネスWHを、それぞれ端子装着孔205a,205b,205cに通す。
その後、図示しない治具等を用いて、それぞれの押圧壁部207a,207b,207cを、矢印M2に示されるように、支持壁部206a,206b,206c側とは反対側に、少しだけ弾性変形させる。そして、当該状態のもとで、第2端子TM4,TM5,TM6を端子装着孔205a,205b,205cにそれぞれ差し込む。
次いで、治具等による押圧壁部207a,207b,207cの弾性変形を解除する。すると、第2端子TM4,TM5,TM6の溝状の被押圧部PPに、押圧壁部207a,207b,207cの先細り形状となった先端側の部分が入り込む。
これにより、第2端子TM4,TM5,TM6が押圧壁部207a,207b,207cに押圧されて、第2端子TM4,TM5,TM6の平坦面部FFが、支持壁部206a,206b,206cのそれぞれに面接触される。よって、端子装着孔205a,205b,205cの正規の位置に第2端子TM4,TM5,TM6が精度良く位置決めされて、第2端子TM4,TM5,TM6の端子装着孔205a,205b,205cへの装着が完了する。
以上詳述したように、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20によれば、カバー部材200に、一端側に第1端子TM1,TM2,TM3が接続されている第2端子TM4,TM5,TM6を有し、他端側にワイヤーハーネスWHが接続されている端子部材TLを設け、かつアーマチュア軸72bの軸方向と直交する方向において第2端子TM4,TM5,TM6を支持する支持壁部206a,206b,206c、および第2端子TM4,TM5,TM6を支持壁部206a,206b,206cに向けて押圧する押圧壁部207a,207b,207cを設けている。
これにより、カバー部材200に対して第2端子TM4,TM5,TM6をがたつくこと無く精度良く組み付けることができ、ひいてはホルダ部材100およびカバー部材200を、互いに確実に電気的に接続させることが可能となる。
また、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20によれば、第1端子TM1,TM2,TM3がオス端子であり、第2端子TM4,TM5,TM6がメス端子となっている。
これにより、差し込まれる側の第2端子TM4,TM5,TM6の外側の部分(周囲)をしっかりと押さえる(支持する)ことができ、ひいては第2端子TM4,TM5,TM6の内側に第1端子TM1,TM2,TM3を、それぞれより確実に差し込み固定することが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20によれば、メス端子である第2端子TM4,TM5,TM6は、支持壁部206a,206b,206cに当接する平坦面部FFと、アーマチュア軸72bの軸方向と直交する方向において平坦面部FFが設けられる側とは反対側に設けられ、かつ平坦面部FFに向けて徐々に幅狭となった溝状の被押圧部PPと、を有し、押圧壁部207a,207b,207cは、被押圧部PPに向けて先細り形状に形成され、かつ被押圧部PPに入り込んでいる。
これにより、第2端子TM4,TM5,TM6のちょうど真ん中の部分が押圧壁部207a,207b,207cに押圧されて、端子装着孔205a,205b,205cの正規の位置に、第2端子TM4,TM5,TM6を自動的に精度良く位置決めすることができる(自動センタリング機能)。
また、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20によれば、アーマチュア軸72bの軸方向端部にセンサマグネットMGが設けられ、カバー部材200にセンサマグネットMGを覆う有底のマグネットカバー部201が設けられ、アーマチュア軸72bの軸方向においてマグネットカバー部201の底壁201bを挟むようにして、センサマグネットMGと当該センサマグネットMGの回転状態を検出する回転センサRSとが対向している。
これにより、センサマグネットMGに小さな金属片や金属粉等のゴミが付着することを防止でき、回転センサRSからの検出信号が乱れること無くコントローラ13aに送出され、ひいてはリニアアクチュエータ20を長期に亘り精度良く伸縮動作させることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20によれば、メス端子である3つの第2端子TM4,TM5,TM6が、マグネットカバー部201の径方向外側においてマグネットカバー部201の直径寸法D2の範囲内に設けられている。
これにより、カバー部材200の大径化を効果的に抑えることができ、ひいては略丸棒形状に形成されたリニアアクチュエータ20に対して、ブラシホルダユニット90を容易に適用することができる。
また、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20によれば、マグネットカバー部201の径方向外側に、当該マグネットカバー部201よりも大径でかつ軸方向寸法が大きい筒状本体部202が設けられ、筒状本体部202を形成する小径部202bの径方向内側の基板収容部202cに、回転センサRSが実装されたセンサ基板SBが設けられている。
これにより、ブラシホルダユニット90に予めセンサ基板SBを固定し、これらをユニット化しておくことができる。よって、リニアアクチュエータ20を組み立てる際のワイヤーハーネスWHの配策作業等を容易にして、組み立て作業性を向上させることが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態では、オス端子である第1端子TM1,TM2,TM3、およびメス端子である第2端子TM4,TM5,TM6を、それぞれ3つずつ設けたものを示したが、本発明はこれに限らない。例えば、第1端子および第2端子が2つずつ設けられるものや、第1端子および第2端子が4つずつ以上設けられるものにも適用できる。
また、上記実施の形態では、モータ装置が、車両10のテールゲート12を開閉するリニアアクチュエータ20であるものを示したが、本発明はこれに限らず、他の車載機器、例えば、ワイパ装置,パワーウィンドウ装置,サンルーフ装置さらにはスライドドア開閉装置等の駆動源(モータ装置)にも適用することができる。
その他、上記実施の形態における各構成要素の材質,形状,寸法,数,設置箇所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、上記実施の形態に限定されない。
10:車両,10a:車体ボディ,11:開口部,12:テールゲート,12a:ドア枠,13:テールゲート開閉装置,13a:コントローラ,13b:車両側配線,20:リニアアクチュエータ,30:駆動部,31:第1ハウジング,32:第2ハウジング,32a:第1スプリングシート,33:第1固定部,34:ベアリングホルダ,35:保持筒,36:第1環状スペース,40:移動部,41:ピストンチューブ,42:第2固定部,43:雌ねじ部材,44:第3ハウジング,44a:第2スプリングシート,45:第2環状スペース,50:コイルスプリング,60:駆動機構,61:モータケース,70:電動モータ部,71:永久磁石,72:ロータ,72a:アーマチュア,72b:アーマチュア軸,72c:コンミテータ,80:減速機構部,81:減速機構ホルダ,82:第1減速機構,83:第2減速機構,84:出力軸,84a:ガイド部材,90:ブラシホルダユニット,100:ホルダ部材,101:ホルダ本体,102:第1装着面,102a:軸受固定部,102b:チョークコイルホルダ,102c:フェライト保持部,102d:バリスタ固定部,102e:支持柱,102f:導電部材固定部,102g:支持凸部,102h:アース用導電部材固定部,103:第2装着面,103a:嵌合筒部,103b:整流子収容筒部,103c:ブラシボックス,103d:切欠溝,103e:支柱,103f:キャパシターホルダ,103g:サーミスタホルダ,103h:支持爪,104:チョークコイル,105:バリスタ,106:導電部材(第1導電部材),107:キャパシター,108:PTCサーミスタ,109:アース用導電部材(第1導電部材),200:カバー部材,201:マグネットカバー部(第1筒状部),201a:筒状壁,201b:底壁,202:筒状本体部(第2筒状部),202a:大径部,202b:小径部,202c:基板収容部,202d:段差部,203:第1橋渡し部,204:第2橋渡し部,205a~205c:端子装着孔,206a~206c:支持壁部,207a~207c:押圧壁部,BB:ボールベアリング,BS:ブラシ,CH:ケーブルフック,CL:コイル,CN:コネクタ接続部,CW:爪部,EP:棒状導電部材,F:フェライト,FF:平坦面部,FL:平板部,HL:貫通穴,JT4~JT6:配線接続部,MG:センサマグネット,PG:ピグテール,PP:被押圧部,RB:補強リブ,RG:ラジアルベアリング,RS:回転センサ(磁気センサ),SB:センサ基板,SP:ブラシスプリング,SR:シールリング,t1~t10:接続端子,t11,t12:平板状端子,TL:端子部材(第2導電部材),TM1~TM3:第1端子(オス端子),TM4~TM6:第2端子(メス端子),WH:ワイヤーハーネス(配線)

Claims (6)

  1. アーマチュア軸を有するアーマチュアと、
    前記アーマチュア軸に設けられたコンミテータと、
    前記コンミテータに摺接されるブラシと、
    前記ブラシを有するブラシホルダユニットと、
    を備えたモータ装置であって、
    前記ブラシホルダユニットは、前記アーマチュア軸の軸方向に互いに重ねられたホルダ部材およびカバー部材を有し、
    前記ホルダ部材には、前記ブラシが移動自在に設けられるとともに、前記ブラシに駆動電流を供給し、前記カバー部材に向けて延在されている第1端子を有する第1導電部材が設けられ、
    前記カバー部材には、一端側に前記第1端子が接続されている第2端子を有し、他端側に配線が接続されている第2導電部材が設けられ、
    前記カバー部材は、前記アーマチュア軸の軸方向と直交する方向において前記第2端子を支持する支持壁部と、前記第2端子を前記支持壁部に向けて押圧する押圧壁部と、を備えていることを特徴とする、
    モータ装置。
  2. 前記第1端子がオス端子であり、前記第2端子がメス端子であることを特徴とする、
    請求項1に記載のモータ装置。
  3. 前記メス端子は、
    前記支持壁部に当接する平坦面部と、
    前記アーマチュア軸の軸方向と直交する方向において前記平坦面部が設けられる側とは反対側に設けられ、かつ前記平坦面部に向けて徐々に幅狭となった溝状の被押圧部と、
    を有し、
    前記押圧壁部は、前記被押圧部に向けて先細り形状に形成され、かつ前記被押圧部に入り込んでいることを特徴とする、
    請求項2に記載のモータ装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載のモータ装置において、
    前記アーマチュア軸の軸方向端部にセンサマグネットが設けられ、
    前記カバー部材に前記センサマグネットを覆う有底の第1筒状部が設けられ、
    前記アーマチュア軸の軸方向において前記第1筒状部の底壁を挟むようにして、前記センサマグネットと当該センサマグネットの回転状態を検出する磁気センサとが対向していることを特徴とする、
    モータ装置。
  5. 複数の前記メス端子が、前記第1筒状部の径方向外側において前記第1筒状部の直径寸法範囲内に設けられていることを特徴とする、
    請求項4に記載のモータ装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載のモータ装置において、
    前記第1筒状部の径方向外側に、当該第1筒状部よりも大径でかつ軸方向寸法が大きい第2筒状部が設けられ、
    前記第2筒状部の径方向内側に、前記磁気センサが実装されたセンサ基板が設けられていることを特徴とする、
    モータ装置。
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