JP2022052969A - ブランチケーブル - Google Patents
ブランチケーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022052969A JP2022052969A JP2020159523A JP2020159523A JP2022052969A JP 2022052969 A JP2022052969 A JP 2022052969A JP 2020159523 A JP2020159523 A JP 2020159523A JP 2020159523 A JP2020159523 A JP 2020159523A JP 2022052969 A JP2022052969 A JP 2022052969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- identification member
- branch
- identification
- line
- branch cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 100
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims abstract description 90
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 68
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 58
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 32
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 22
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 22
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 16
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 16
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 24
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 24
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 20
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 18
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 8
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
Description
図1に図示する幹線2は、図示しない導体と、導体の外周面を覆うように形成される被覆7と、を備えている。幹線2の導体は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる素線を撚り合わせて形成されている(本実施例における幹線2は、所謂「アルミケーブル」であると言える)。幹線2は、特に図示しないが、幹線2の中間における被覆7が適宜長さで除去(皮むき)されている。幹線2における被覆7が除去された箇所は、「幹線側導体露出部」と呼ぶものとする。
図1に図示する分岐線3は、図示しない導体と、導体の外周面を覆うように形成される被覆8と、を備えている。本実施例における分岐線3の導体は、銅又は銅合金からなる素線を撚り合わせて形成されている(本実施例における分岐線3は、所謂「銅ケーブル」であると言える)。分岐線3は、特に図示しないが、分岐線3の端末における被覆8が適宜長さで除去(皮むき)されている。分岐線3における被覆8が除去された箇所は、「分岐線側導体露出部」と呼ぶものとする。
幹線2及び分岐線3には、特に図示しないが、それぞれの導体同士を電気的に接続してなる接続部分が形成されている。分岐線3は、接続部分を介して幹線2から分岐されている。接続部分は、幹線側導体露出部と、分岐線側導体露出部と、を電気的に接続することにより形成されている。接続部分は、幹線側導体露出部と、分岐線側導体露出部と、が溶接されて形成されている。本実施例では、上記溶接として、超音波溶接を採用するものとする(溶接技術での接続であればよく、その他、例えば、抵抗溶接、スポット溶接等であってもよいものとする)。
図1に図示する絶縁処理部4は、接続部分を覆うようにして形成されている。具体的には、塩化ビニール樹脂、ポリエチレン等を用いたモールド成形により、図1に図示するような形状に形成されている。なお、絶縁処理部4は、幹線2の被覆7及び分岐線3の被覆8も覆うようにして形成されている。
第一識別部材5及び第二識別部材6は、それぞれ、特許請求の範囲に記載される「識別部材」に相当するものである。図1に図示する第一識別部材5及び第二識別部材6は、それぞれ、絶縁処理部4とは別体の筒状に形成されている。第一識別部材5及び第二識別部材6は、それぞれ、接続部分を絶縁処理部4が覆った状態において絶縁処理部4と一体成形されている。
図4に図示する第一識別部材19は、一対の半割体20、21それぞれの内面22に凹部23及び凸部24が設けられる点において、第一識別部材5(図2及び図3参照)と異なっている。なお、第二識別部材の変形例1は、第一識別部材19と基本的な構成が同様であることから、詳細な説明を省略する。
図6に図示する第一識別部材25は、この内面26に凹部27及び凸部28が設けられる点において、第一識別部材19(図4及び図5参照)と異なっている。なお、第二識別部材の変形例2は、第一識別部材25と基本的な構成が同様であることから、詳細な説明を省略する。
図7(a)に図示する第一識別部材29及び第二識別部材30は、それぞれの半割体31、33の外面35にストライプ36が設けられる点において、第一識別部材5及び第二識別部材6(図1参照)と異なっている。ストライプ36は、特許請求の範囲に記載される「識別表示」に相当するものである。本実施例では、ストライプ36には、幹線2又は分岐線3の導体の材料を識別するための着色が施されている。
図8に図示する第一識別部材38及び第二識別部材39は、それぞれの半割体40~42の外面44に導体材料表示45、46が設けられる点において、第一識別部材5及び第二識別部材6(図1参照)と異なっている。導体材料表示45、46は、特許請求の範囲に記載される「識別表示」に相当するものである。本実施例では、導体材料表示45、46は、幹線2又は分岐線3の導体の材料を識別するための表示(印字)である。
なお、特に図示しないが、その他の変形例として、例えば、図1に図示する第一識別部材5及び第二識別部材6それぞれに複数の突起を設けてもよいものとする。例えば、第一識別部材5及び第二識別部材6は、それぞれの半割体9、11の外面18に、後に参照する図10に図示する突起64のような突起を設けてもよいものとする。また、第一識別部材5及び第二識別部材6は、それぞれの半割体10、12の外面18に、突起65(図10参照)のような突起を設けてもよいものとする。
以上、図1-図8を参照しながら説明してきたように、本実施例によれば、導体の材料の識別が従来技術よりも容易になるとともに、ブランチケーブル1の配線に係る施工性を従来技術よりも向上させることができるという効果を奏する。
図10に図示するブランチケーブル61は、絶縁処理部62の外面63に複数の突起64、65が形成されている。突起64、65は、特許請求の範囲に記載される「識別表示」に相当するものである。突起64は、絶縁処理部62の外面63における上側に複数設けられている。突起64は、断面円弧状に形成されている。突起65は、絶縁処理部62の外面63における下側に複数条設けられている。突起65は、絶縁処理部62の軸方向(図10における前後方向)の一端から他端にわたって延びるように形成されている。
図11に図示するブランチケーブル71は、絶縁処理部72を備えて構成されている。ブランチケーブル71は、図10に図示する絶縁処理部62において突起64に代えて突起73が複数設けられている点において上記変形例1のブランチケーブル61と異なっている。図11に図示する突起73は、絶縁処理部72の軸方向(図11における前後方向)の一端から他端にわたって延びるように形成されている。図11に図示する突起73は、各突起73同士の間隔が、各突起65同士の間隔に比べて狭くなるように形成されている。
図12に図示するブランチケーブル81は、絶縁処理部82の外面83に導体材料表示84、85が形成されている。導体材料表示84、85は、特許請求の範囲に記載される「識別表示」に相当するものである。本実施例では、導体材料表示84、85は、幹線2又は分岐線3の導体の材料を識別するための表示(印字)である。
なお、特に図示しないが、その他の変形例として、絶縁処理部52の外面53(図9参照)の上側にストライプを設けてもよいものとする。このストライプは、実施例1の変形例3におけるストライプ36(図7(a)参照)のように、絶縁処理部52(図9参照)の軸方向(図9においては、前後方向)に沿って形成されているものとする。
以上、図9-図12を参照しながら説明してきたように、本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏する。
Claims (8)
- それぞれの導体の少なくともいずれか一方がアルミニウム又はアルミニウム合金からなりそれぞれ該導体に被覆が覆われた幹線及び分岐線と、
前記幹線及び前記分岐線それぞれの所定位置の前記被覆を除去して露出されたそれぞれの前記導体同士を電気的に接続してなる接続部分を覆う絶縁処理部と、
を備え、
該絶縁処理部は、識別部材を備え、
該識別部材は、前記絶縁処理部とは別体の筒状に形成され、且つ、前記接続部分を前記絶縁処理部が覆った状態において該絶縁処理部と一体成形され、且つ、前記識別部材の外面に前記幹線及び前記分岐線それぞれの前記導体の材料を識別可能な識別表示が形成される
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1に記載のブランチケーブルにおいて、
前記識別部材は、該識別部材の軸方向の両端のうち少なくともいずれか一方の端部に前記絶縁処理部と係合可能に形成された係合部を設ける
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1又は2に記載のブランチケーブルにおいて、
前記識別部材は、該識別部材の内面に凹部と凸部とが前記識別部材の軸方向に沿って連続して形成される
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1、2又は3に記載のブランチケーブルにおいて、
前記識別部材は、前記絶縁処理部における当該ブランチケーブルを挿通する挿通孔の内面と接触する箇所に配置され、且つ、前記絶縁処理部における前記識別部材が配置される箇所以外の箇所よりも高い硬度となるように形成される
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1、2、3又は4に記載のブランチケーブルにおいて、
前記識別表示は、前記幹線及び前記分岐線それぞれの前記導体の材料を識別可能な着色、ストライプ、又は、印字である
ことを特徴とするブランチケーブル。 - それぞれの導体の少なくともいずれか一方がアルミニウム又はアルミニウム合金からなりそれぞれ該導体に被覆が覆われた幹線及び分岐線と、
前記幹線及び前記分岐線それぞれの所定位置の前記被覆を除去して露出されたそれぞれの前記導体同士を電気的に接続してなる接続部分を覆う絶縁処理部と、
を備え、
該絶縁処理部は、該絶縁処理部の外面に前記幹線及び前記分岐線それぞれの前記導体の材料を識別可能な識別表示が形成される
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項6に記載のブランチケーブルにおいて、
前記識別表示は、前記幹線及び前記分岐線それぞれの前記導体の材料を識別可能な着色、又は、印字である
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項6に記載のブランチケーブルにおいて、
前記識別表示として、前記絶縁処理部の外面に複数の突起を設ける
ことを特徴とするブランチケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020159523A JP7453112B2 (ja) | 2020-09-24 | 2020-09-24 | ブランチケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020159523A JP7453112B2 (ja) | 2020-09-24 | 2020-09-24 | ブランチケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022052969A true JP2022052969A (ja) | 2022-04-05 |
JP7453112B2 JP7453112B2 (ja) | 2024-03-19 |
Family
ID=80962938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020159523A Active JP7453112B2 (ja) | 2020-09-24 | 2020-09-24 | ブランチケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7453112B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2975497B1 (fr) | 2011-05-16 | 2013-06-28 | Centre Nat Rech Scient | Convertisseur electronique de puissance |
JP2018181632A (ja) | 2017-04-14 | 2018-11-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ケーブルの分岐構造、及びケーブルの分岐用保護キット |
-
2020
- 2020-09-24 JP JP2020159523A patent/JP7453112B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7453112B2 (ja) | 2024-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5554460B1 (ja) | 被覆電線の端子接続構造、ワイヤハーネス及び被覆電線の端子接続方法 | |
WO2017195640A1 (ja) | フラットケーブル及び止水ケーブル | |
JP2014220097A (ja) | 端子付電線 | |
JP2016167335A (ja) | 配電用電線・ケーブルの製造方法 | |
JP2022052969A (ja) | ブランチケーブル | |
DE50304575D1 (de) | Dreileiterkabel | |
CA2496288C (en) | Wire terminal installation tool | |
US20200335242A1 (en) | Multiple Circuits Wiring Assembly | |
JP2021082440A (ja) | 端子付き電線 | |
JP5306798B2 (ja) | 接地線付き平型ケーブル | |
JP2003223817A (ja) | 平形ケーブル | |
JP2001273820A (ja) | 複合型のフラットケーブル | |
JP4831855B2 (ja) | 絶縁電線用圧縮スリーブの水密機構 | |
JP2010027416A (ja) | ケーブル | |
JP2015097142A (ja) | 中間圧着端子およびスプライス構造 | |
JP3234373U (ja) | ケーブル | |
US483074A (en) | Joseph w | |
JP5197706B2 (ja) | 絶縁電線用圧縮スリーブの水密機構 | |
KR200406082Y1 (ko) | 내부도체의 개수 및 직경 식별용 케이블 | |
JP4289493B2 (ja) | フラットケーブルの屈曲方法及びフラットケーブル | |
JP5483210B2 (ja) | 多心ケーブルと多心コネクタとの接続構造 | |
JP3062806B2 (ja) | コネクタ | |
JP2899878B1 (ja) | コネクタ | |
CN106663496B (zh) | 多芯电缆和具有基板的多芯电缆 | |
JP5715276B2 (ja) | 接地線付き平型ケーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20210115 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210219 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240307 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7453112 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |