JP2022052020A - ジョイントの成形型 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプールの突出高さが高く、スプールの表面に型割線が無い差し込み部を有するジョイントを製造可能な成形型を提供する。【解決手段】樹脂パイプ29とゴムホース19とをつなぐジョイント10を樹脂成形するためのジョイント成形型100であって、ジョイント10は、円筒状の本体12と、シールライン15の外径d3が本体12の外径d1よりも大きいスプール14と、本体12とスプール14とを接続する接続部13とで構成される差し込み部11を備え、ジョイント成形型100は、スプール14を成形する第1の型30であって、接続部側の端部32の内径d2が、先端に向かって型抜き可能な程度にシールライン成形部31aの内径d3よりも小さい第1の型30と、上型40aと下型40bとで構成されて本体12と接続部13とを成形する第2の型40と、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、パイプとゴムホースとをつなぐジョイントを樹脂成形するための成形型の構造に関する。
例えば、キャニスタのパージ配管のように、車両の各部の配管の一部にゴムホースが用いられる場合がある。この場合、パイプをゴムホースの内面に差し込んでパイプとゴムホースとがつながれる。パイプのゴムホースへの差し込み部の外面には、半円環状の突起でゴムホースの内面に接してゴムホースの内面との間をシールするスプールが設けられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001-253254号公報
ところで、パイプとゴムホースとの接続においては、パイプとの連結部とゴムホースへの差し込み部とを備え、パイプとゴムホースとをつなぐジョイントが用いられる場合がある。ジョイントのゴムホースへの差し込み部には、スプールが設けられる。このようなジョイントは樹脂の一体成形で製造される場合がある。この場合、スプールの表面に樹脂成形の際の型割線が来ないように成形型を構成する必要があるが、型抜きの関係でスプールの突出高さが制限され、スプールのゴムホースの内面とのシール性が不足してしまう場合があった。
そこで、本発明は、スプールの突出高さが高く、且つ、スプールの表面に樹脂成形の際の型割線が無い差し込み部を有するジョイントを製造可能な成形型を提供することを目的とする。
本発明の成形型は、他端がパイプに連結される円筒状の本体と、一端側の先端に設けられてゴムホースの内面との間をシールする半円環状の突起であって前記ゴムホースの前記内面に接するシールラインの外径が前記本体の外径よりも大きいスプールと、外径が前記本体よりも大きく且つ前記スプールの前記シールラインの外径よりも小さく前記本体と前記スプールとを接続する円筒状の接続部とで構成され、前記一端側に前記ゴムホースの内周に差し込まれる差し込み部を備えたジョイントであり、前記パイプと前記ゴムホースとをつなぐ前記ジョイントを樹脂成形するための成形型であって、前記スプールを樹脂成形する第1の型であって、接続部側の端部の内径が、前記接続部から前記先端に向かって長手方向に型抜き可能な程度に前記シールラインを形成する部分の内径よりも小さい第1の型と、上型と下型とで構成されて前記本体と前記接続部とを樹脂成形する第2の型と、を含むこと、を特徴とする。
第2の型で本体と接続部とを成形し、第1の型で接続部から外周に突出するスプールを成形し、第1の型の接続部側の端部の内径を接続部から先端に向かって長手方向に型抜き可能な程度にシールラインを形成する部分の内径よりも小さく構成する。この構成により、型抜きのために、第1の型の接続部側の端部の内径とシールラインを形成する部分の内径との差の大きさが制限される場合でも、本体の外面からスプールのシールラインまでの突出高さを高くすることができると共に、スプールの外表面に型割線が無いジョイントを製造することができる。これにより、スプールの表面とゴムホースの内面とのシール性を向上させることができる。
本発明は、スプールの突出高さが高く、且つ、スプールの表面に樹脂成形の際の型割線が無い差し込み部を有するジョイントを製造可能な成形型を提供できる。
実施形態の成形型を用いて製造されるジョイントの正面図である。 実施形態のジョイント成形型を示す断面図である。 実施形態のジョイント成形型と、そのジョイント成形型を用いて樹脂成形したジョイントの差し込み部とを示す断面図である。 他の実施形態のジョイント成形型と、そのジョイント成形型を用いて樹脂成形したジョイントの差し込み部とを示す断面図である。 対比例のジョイント成形型と、そのジョイント成形型を用いて樹脂成形したジョイントの差し込み部とを示す断面図である。
以下、実施形態のジョイント10を樹脂成形するためのジョイント成形型100について説明するが、ジョイント成形型100の説明の前に、ジョイント成形型100を用いて樹脂成形されるジョイント10について説明する。
図1に示すように、ジョイント10は、樹脂パイプ29とゴムホース19とをつなぐつなぎ部材であり、一端側に配置されてゴムホース19の内面に差し込まれる差し込み部11と、他端側に配置されて樹脂パイプ29が連結される連結部25と、差し込み部11と連結部25との間の中間部21とで構成されている。
差し込み部11は、本体12と、スプール14と、接続部13とを備えている。以下の説明では、スプール14が設けられてゴムホース19に差し込まれる側を差し込み部11の先端側として説明する。
本体12は、内径がd0、外径がd1の円筒状の部材で、中間部21の中間部本体22と、連結部25の連結部本体27は、本体12と同一形状である。内側に形成された穴12aは、中間部本体22と連結部本体27の内側に形成された穴22aに接続されている。また、中間部21の差し込み部11の側の端部と連結部25の側の端部には、それぞれフランジ17,26が設けられている。
スプール14は、ゴムホース19に差し込まれる先端側に設けられてゴムホース19の内面との間をシールする半円環状の突起である。スプール14の外周の断面は半円形で、半円形の頂部を結ぶ円環上の線がシールライン15である。シールライン15は、ゴムホース19の内面に接してゴムホース19の内面との間をシールする。スプール14の半円環状の外面の先端側のスプール端部14bは平らな先端面16に接続されている。また、スプール14の半円環状の接続部側のスプール端部14aは接続部13に接続されている。スプール14の接続部側のスプール端部14aの外径と平らな先端側のスプール端部14bの外径とはいずれもd2で、シールライン15の外径d3よりも小さくなっている。
接続部13は、本体12の外面とスプール14とを接続する部分であり、本体12からスプール14の設けられている先端側に向かって外径が大きくなる円錐台面形状となっている。円錐台面の外径は、本体12の外径d1よりも大きく且つスプール14のシールライン15の外径d3よりも小さく、接続部13のスプール14に接続する先端側端部13aの外径はスプール14の接続部側のスプール端部14aの外径と同じd2となっている。また、本体12に接続する本体側端部13bの外径は本体12と同一のd1となっている。このため、スプール14のシールライン15は、接続部13のスプール14に接続する先端側端部13aの外面から半径方向にh1だけ突出している。
ここで、
h1=(d3-d2)/2 ・・・・・・・・・・・・ (式1)
である。
また、スプール14のシールライン15の外径d3は本体12の外径d1よりも大きく、シールライン15は、本体12の外面からh2だけ半径方向外側に突出している。
ここで、
h2=(d3-d1)/2 ・・・・・・・・・・・・ (式2)
である。
以上のように構成されたジョイント10の差し込み部11を内径が本体12の内径と略同様のd0のゴムホース19の内面に差し込むと、スプール14のシールライン15がゴムホース19の内面を押し広げてゴムホース19の内面に接し、ゴムホース19との間をシールする。
次に、図2を参照しながら、図1を参照して説明したジョイント10を樹脂成形するジョイント成形型100について説明する。図2に示すように、ジョイント成形型100は、スプール14と、本体12の穴12aとを成形する第1の型30と、上型40aと下型40bとで構成されて差し込み部11の本体12と、中間部21の中間部本体22と、連結部25の連結部本体27と、フランジ17,26を成形する第2の型40と、本体12の穴12aに連通する中間部21の中間部本体22と連結部25の連結部本体27との穴22aを成形する第3の型50とで構成されている。
第1の型30は、スプール14を成形するスプール成形部31と、先端面16を成形する先端面成形部33と、長手方向に延びて本体12の内面を形成する本体内面成形部34とを備えている。スプール成形部31の内面形状は、先に説明したスプール14の外面形状と同一で、断面が半円の半円環状の凹面となっている。第1の型30のスプール14の接続部側のスプール端部14aを成形する接続部側の端部32の内径は、スプール14の接続部側のスプール端部14aの外径と同じd2である。また、シールライン15を形成する先端面成形部33と接続部側の端部32との中間のシールライン成形部31aの内径は、シールライン15の外径と同一のd3となっている。先に説明したように、d2は、d3よりも小さいので、第1の型30の接続部側の端部32の内径は、シールライン成形部31aの内径よりも小さくなっており、半径はh1だけ小さくなっている。また、本体内面成形部34は、外径が本体12の穴12aの内径と同一のd0の円柱形となっている。第1の型30は、ジョイント10を樹脂成形した後、図2中に矢印91で示すように、接続部側から先端側に向かって型抜きされる。
第2の型40を構成する上型40aと下型40bとは上下方向に同一なので、以下、上型40aについて説明する。ここで、上型40aの型抜き方向が上方向、下型40bの型抜き方向が下方向である。
図2に示すように、上型40aは、差し込み部11の本体12の外面を成形する本体外面成形部42と、接続部13の外面の円錐台面を構成する接続部成形部43とを備えている。本体外面成形部42は、本体12の外径と同一の直径d1の半円筒の内面である。また、接続部成形部43は、本体外面成形部42から先端側に向かって内径が大きくなる半円錐台の内面であり、先端側の内径は、第1の型30の接続部側の端部32の内径と同じd2となっている。また、上型40aの本体外面成形部42の連結部側には、フランジ17を形成するフランジ成形部44と、中間部本体22の外面を形成する中間部本体外面成形部45と、フランジ26を形成するフランジ成形部46と、連結部本体成形部47とが配置されている。中間部本体外面成形部45と連結部本体成形部47とは、中間部本体22、連結部本体27の各外径と同一の直径d1の半円筒の内面である。
第3の型50は、基体部51と、基体部51の表面から突出する中間連結部内面成形部52とを備えている。中間連結部内面成形部52は、外径が中間部21と連結部25との穴22aの内径と同一のd0の円柱形となっている。
次に、以上のように構成された第1の型30と、第2の型40と、第3の型50とを組み合わせてジョイント成形型100を構成する手順について説明する。
まず、図2に示すように第2の型40の上型40aの下端面と下型40bの上端面とを上下方向に組み合わせる。次に、上型40aと下型40bの各本体外面成形部42を組み合わせて構成される穴の中心に第1の型30の本体内面成形部34の中心を合わせる。そして、本体内面成形部34を先端側から連結部側に向かって挿入し、第1の型30の連結部側の端面と上型40aと下型40bの先端側の端面とを合わせる。同様に、中間連結部内面成形部52を連結部側から先端側に向かって挿入し、第3の型50の先端側の端面を上型40aと下型40bの連結部側端面に合わせる。このように、第1の型30と、第2の型40と、第3の型50とを組み合わせると、本体内面成形部34の連結部側の端面と中間連結部内面成形部52の先端側の端面とが当接してジョイント成形型100が構成される。
第1の型30の連結部側の端面と第2の型40の上型40aと下型40bの先端側の端面との合わせ面は、第1の型割線81を構成し、上型40aの下端面と下型40bの上端面との合わせ面は、第2の型割線82を構成し、第3の型50の先端側の端面と第2の型40の上型40aと下型40bの連結部側端面との合わせ面は、第3の型割線83を構成する。
図2に示すジョイント成形型100の内部の空間に樹脂を注入すると、図1を参照して説明したジョイント10が樹脂成形される。図3は、ジョイント成形型100の第1の型30と第2の型40とを組み合わせた際の空間に樹脂を注入して差し込み部11の本体12と、スプール14と、接続部13とを樹脂成形した状態を示す。樹脂成形後、第2の型40の上型40aと下型40bは、それぞれ矢印92で示す上方向と、矢印93で示す下方向に型抜きされる。尚、図3においては、第1の型30と上型40aとの間、第1の型30と下型40bとの間、第1の型30と上型40aと下型40bと樹脂成形されたジョイント10との間は、各部分が分かるように隙間を空けて図示している。
一方、第1の型30は、図3に示す矢印91のように、接続部側から先端側に向かって長手方向に型抜きされる。図3に示すように、第1の型30の接続部側の端部32の内径はd2であり、樹脂成形されたスプール14の一番外径が大きいシールライン15の外径はd3である。従って、スプール14のシールライン15の外面は、第1の型30の接続部側の端部32の内面よりも高さh1だけ半径方向外側に突出している。このため、第1の型30を矢印91の方向に型抜きする場合には、第1の型30を矢印91の方向に移動させて、第1の型30のスプール成形部31で樹脂成形されたスプール14のシールライン15を半径方向内側に押圧し、スプール14の外径が第1の型30の接続部側の端部32の内径d2よりも小さくなるように弾性変形させて型抜きを行う。
実施形態のジョイント成形型100では、スプール14と接続部13の境界の接続部側に第1の型30と第2の型40との第1の型割線81が来るように構成し、上型40a、下型40bの先端側の内径を上型40a、下型40bの本体外面成形部42の内径d1よりも大きいd2とし、第1の型30の接続部側の端部32の内径を上型40a、下型40bの先端側の内径と同一のd2としている。そして、スプール14のシールライン15の外面の第1の型30の接続部側の端部32の内面よりの突出高さh1が第1の型30を接続部側から先端側に向かって長手方向に型抜き可能な程度に小さくなるように、第1の型の接続部側の端部32の内径d2をシールライン成形部31aの内径d3よりも小さくしている。このため、スプール14を直径方向に弾性変形させて、第1の型30を矢印91の方向に型抜きすることができる。
従って、突出高さh1は、第1の型30を先端側に向かって型抜き可能となるように制限される。例えば、突出高さh1を0.3mm程度に制限する場合がある。
実施形態のジョイント成形型100では、本体外面成形部42の内面からのシールライン成形部31aの内面までの突出高さをh1よりも高いh2としているので、樹脂成形したジョイント10の本体12の外面からのシールライン15の突出高さをh1よりも高いh2とすることができる。h2は、例えば、1mm~2mm程度にしてもよい。このため、型抜きのためにh1の高さが制限されても、ジョイント10の差し込み部11をゴムホース19の内面に差し込んだ際にゴムホース19の内面を半径h2だけ押し広げて十分なシール性能を確保することができる。
また、第1の型30でスプール14を成形するように構成し、第1の型30と第2の型40との第1の型割線81を、スプール14と接続部13の境界の接続部側に来るような構成としているので、スプール14の表面に型割線が無く、スプール14の表面に型割線による微小な突起部が形成されることが無く、十分なシール性を確保できる。尚、第1の型割線81に沿って微小な突起が形成されるが、シールとは関係がない。同様に、第2の型40の上型40aと下型40bとの間の第2の型割線82に沿って微小な突起が形成されるが、これもシール性には関係がない。
以上、説明したように、実施形態のジョイント成形型100は、第2の型40で本体12と接続部13とを成形し、第1の型30で接続部13から突出するスプール14を成形し、第1の型30の接続部側の端部32の内径d2を接続部13から先端に向かって長手方向に型抜き可能な程度にシールライン成形部31aの内径d3よりも小さく構成しているので、型抜きのために、第1の型30の接続部側の端部32の内径d2とシールライン成形部31aの内径d3との差の大きさが制限される場合でも、本体12の外面からスプール14のシールライン15までの突出高さを高くすることができると共に、スプール14の外表面に型割線が無いジョイント10を製造することができる。これにより、スプール14の表面とゴムホース19の内面とのシール性を向上させることができる。
次に、図4を参照して他の実施形態のジョイント成形型110と、ジョイント成形型110を用いて樹脂成形したジョイント10aの差し込み部11aについて説明する。先に図1~図3を参照して説明したジョイント成形型100とジョイント10と同一の部分には、同一の符号を付して説明は省略する。
図4に示すジョイント10aは、差し込み部11aの接続部113が直径d2の円筒面で構成されており、第2の型40Aの上型40cと下型40dの接続部成形部143が内径d2の円筒内面で構成されている。その他の部分は、先に説明したジョイント10或いはジョイント成形型100と同一である。
ジョイント成形型110はジョイント成形型100と同様の作用/効果を奏する。
次に、図5を参照しながら対比例のジョイント成形型120と、ジョイント成形型120を用いて樹脂成形したジョイント10bの差し込み部11bについて説明する。先に図1~図3を参照して説明したジョイント成形型100とジョイント10と同一の部分には、同一の符号を付して説明は省略する。
ジョイント10bは、先に説明したジョイント10、10aのように、本体12とスプール14との間に接続部13,113が無く、本体12にスプール14が接続されている。本体12の外径はd1で、スプール14のシールライン15の外径はd4である。第1の型30aの本体側の端部32aの内径は本体12の外径と同一のd1であり、第1の型30aのスプール成形部31bのシールライン成形部31cの内径はd4となっている。また、第2の型40Bの上型40eと下型40fは、先に説明した第2の型40の上型40a、下型40bのように接続部成形部43を有さず、本体外面成形部42のみを有している。先に説明したように、第1の型30aを先端側に型抜きするために、第1の型30aの本体12の外面からのスプール14のシールライン15の突出高さh1が制限される。このため、ジョイント成形型120によって樹脂成形したジョイント10bでは、スプール14の突出高さが少なく、ゴムホース19の内面とのシールが不十分となる場合があった。
これに対して、先に説明したジョイント成形型100,110では、接続部13,113を設け、接続部13,113からの突出高さh1を第1の型30を型抜きできるように制限し、本体12の外面からシールライン15までの突出高さh2をh1よりも高く成形できるので、ゴムホース19の内面とのシール性を向上させることができる。
10,10a,10b ジョイント、11,11a,11b 差し込み部、12 本体、12a,22a 穴、13,113 接続部、13a 先端側端部,13b 本体側端部、14 スプール、14a,14b スプール端部、15 シールライン、16 先端面、17,26 フランジ、19 ゴムホース、21 中間部、22 中間部本体、25 連結部、27 連結部本体、29 樹脂パイプ、30,30a 第1の型、31,31b スプール成形部、31a,31c シールライン成形部、32,32a 端部、33 先端面成形部、34 本体内面成形部、40,40A,40B 第2の型、40a,40c,40e 上型、40b,40d,40f 下型、42 本体外面成形部、43,143 接続部成形部、44,46 フランジ成形部、45 中間部本体外面成形部、47 連結部本体成形部、50 第3の型、51 基体部、52 中間連結部内面成形部、81 第1の型割線、82 第2の型割線、83 第3の型割線、100,110,120 ジョイント成形型。

Claims (1)

  1. 他端がパイプに連結される円筒状の本体と、一端側の先端に設けられてゴムホースの内面との間をシールする半円環状の突起であって前記ゴムホースの前記内面に接するシールラインの外径が前記本体の外径よりも大きいスプールと、外径が前記本体よりも大きく且つ前記スプールの前記シールラインの外径よりも小さく前記本体と前記スプールとを接続する円筒状の接続部とで構成され、前記一端側に前記ゴムホースの内周に差し込まれる差し込み部を備えたジョイントであり、前記パイプと前記ゴムホースとをつなぐ前記ジョイントを樹脂成形するための成形型であって、
    前記スプールを樹脂成形する第1の型であって、接続部側の端部の内径が、前記接続部から前記先端に向かって長手方向に型抜き可能な程度に前記シールラインを形成する部分の内径よりも小さい第1の型と、
    上型と下型とで構成されて前記本体と前記接続部とを樹脂成形する第2の型と、を含むこと、
    を特徴とする成形型。
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