JP2022051178A - 磁気記憶装置 - Google Patents

磁気記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022051178A
JP2022051178A JP2020157517A JP2020157517A JP2022051178A JP 2022051178 A JP2022051178 A JP 2022051178A JP 2020157517 A JP2020157517 A JP 2020157517A JP 2020157517 A JP2020157517 A JP 2020157517A JP 2022051178 A JP2022051178 A JP 2022051178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
magnetic layer
magnetic
storage device
magnetization direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020157517A
Other languages
English (en)
Inventor
英二 北川
Eiji Kitagawa
永ミン 李
Youngmin Eeh
忠昭 及川
Tadaaki Oikawa
和也 澤田
Kazuya Sawada
大河 磯田
Taiga Isoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kioxia Corp
Original Assignee
Kioxia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kioxia Corp filed Critical Kioxia Corp
Priority to JP2020157517A priority Critical patent/JP2022051178A/ja
Priority to TW110130116A priority patent/TWI773485B/zh
Priority to CN202110947732.1A priority patent/CN114203898A/zh
Priority to US17/472,131 priority patent/US20220093848A1/en
Publication of JP2022051178A publication Critical patent/JP2022051178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/80Constructional details
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/10Magnetoresistive devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/16Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B61/00Magnetic memory devices, e.g. magnetoresistive RAM [MRAM] devices
    • H10B61/10Magnetic memory devices, e.g. magnetoresistive RAM [MRAM] devices comprising components having two electrodes, e.g. diodes or MIM elements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/80Constructional details
    • H10N50/85Magnetic active materials

Abstract

Figure 2022051178000001
【課題】 安定した情報の記憶を可能とする磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】 実施形態に係る磁気記憶装置は、可変の磁化方向を有する第1の磁性層11と、固定された磁化方向を有する第2の磁性層12と、第2の磁性層の磁化方向に対して反平行の固定された磁化方向を有する第3の磁性層13と、第1の非磁性層14と、第2の非磁性層15とを含む積層構造を備える。第1の非磁性層は、第1の磁性層と第2の磁性層との間に設けられ、第2の磁性層は、第1の非磁性層と第3の磁性層との間に設けられ、第3の磁性層は、第2の磁性層と第2の非磁性層との間に設けられ、第3の磁性層は、コバルト(Co)とプラチナ(Pt)とを含有し、第2の非磁性層は、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有している。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、磁気記憶装置に関する。
半導体基板上に磁気抵抗効果素子が集積化された不揮発性の磁気記憶装置が提案されている。
特開2020-035975号公報
安定した情報の記憶を可能とする磁気記憶装置を提供する。
実施形態に係る磁気記憶装置は、可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、前記第2の磁性層の磁化方向に対して反平行の固定された磁化方向を有する第3の磁性層と、第1の非磁性層と、第2の非磁性層と、を含む積層構造を備えた磁気記憶装置であって、前記第1の非磁性層は、前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられ、前記第2の磁性層は、前記第1の非磁性層と前記第3の磁性層との間に設けられ、前記第3の磁性層は、前記第2の磁性層と前記第2の非磁性層との間に設けられ、前記第3の磁性層は、コバルト(Co)とプラチナ(Pt)とを含有し、前記第2の非磁性層は、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有している。
第1の実施形態に係る磁気記憶装置の構成の一例を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子に含まれる第3の磁性層の構成の一例を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子に含まれる第3の磁性層の構成の一例を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子に含まれる第3の磁性層の構成の他の例を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子に含まれる第3の磁性層の構成のさらに他の例を模式的に示した断面図である。 第3の実施形態に係る磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子に含まれる第2の磁性層の構成の一例を模式的に示した断面図である。 第1、第2及び第3の実施形態に係る磁気抵抗効果素子を用いた磁気記憶装置の構成の一例を模式的に示した斜視図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は、第1の実施形態に係る不揮発性の磁気記憶装置の構成を模式的に示した断面図である。より具体的には、不揮発性の磁気抵抗効果素子の構成を模式的に示した断面図である。なお、本実施形態及び後述する実施形態において、磁気抵抗効果素子としてMTJ(magnetic tunnel junction)素子を適用した場合で説明を行う。
図1に示した磁気抵抗効果素子100は、半導体基板10等を含む下部構造上に設けられている。すなわち、複数の磁気抵抗効果素子100が半導体基板10上に集積化されている。
磁気抵抗効果素子100は、磁性層(第1の磁性層)11、磁性層(第2の磁性層)12、磁性層(第3の磁性層)13、トンネルバリア層(第1の非磁性層)14、上部バッファ層(第2の非磁性層)15、下部バッファ層(第3の非磁性層)16、スペーサ層17、キャップ層18、上部電極層19及びハードマスク層20を含む積層構造によって構成されている。
具体的には、トンネルバリア層14が磁性層11と磁性層12との間に設けられ、磁性層12がトンネルバリア層14と磁性層13との間に設けられ、磁性層13が磁性層12と上部バッファ層15との間に設けられ、上部バッファ層15が磁性層13と下部バッファ層16との間に設けられ、スペーサ層17が磁性層12と磁性層13の間に設けられている。
上述した各層の積層順は、図1に示した通りであり、下層側(半導体基板10等を含む下部構造側)から順に、下部バッファ層16、上部バッファ層15、磁性層13、スペーサ層17、磁性層12、トンネルバリア層14、磁性層11、キャップ層18、上部電極層19及びハードマスク層20が積層されている。
磁性層(第1の磁性層)11は、可変の磁化方向を有する強磁性層であり、磁気抵抗効果素子100の記憶層として機能する。なお、可変の磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わることを意味する。磁性層11は、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有するFeCoB層で形成されている。磁性層11の厚さは、1.6nm程度である。
磁性層(第2の磁性層)12は、固定された磁化方向を有する強磁性層であり、磁気抵抗効果素子100の参照層として機能する。なお、固定された磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わらないことを意味する。磁性層12は、トンネルバリア層14側(トンネルバリア層14に近い側)に設けられた第1の層部分12aと、磁性層13側(トンネルバリア層14から遠い側)に設けられた第2の層部分12bと、第1の層部分12aと第2の層部分12bとの間に設けられた第3の層部分12cとを含んでいる。
第1の層部分12aは、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有するFeCoB層で形成されている。第1の層部分12aの厚さは、0.8nm程度である。
第2の層部分12bは、コバルト(Co)層で形成されている。第2の層部分12bの厚さは、0.5nm程度である。
第3の層部分12cは、モリブデン(Mo)層で形成されている。第3の層部分12cの厚さは、0.16nm程度である。
磁性層(第3の磁性層)13は、磁性層12の磁化方向に対して反平行の固定された磁化方向を有する強磁性層であり、磁気抵抗効果素子100のシフトキャンセリング層として機能する。すなわち、磁性層13は、磁性層12から磁性層11に印加される磁界をキャンセルする機能を有している。
磁性層13は、コバルト(Co)層とプラチナ(Pt)層とが磁気抵抗効果素子100の積層構造の積層方向に交互に設けられた多層膜で形成されている。すなわち、磁性層13は、Co層とPt層とが交互に積層された超格子構造を有している。
図2は、磁性層13の構成を模式的に示した断面図である。図2に示した例では、磁性層13は、5層のCo層13aと5層のPt層13bとが交互に積層された構造を有している。各Co層13a及び各Pt層13bの厚さは、1nm未満である。例えば、磁性層13は、下層側から上層側に向かって、Pt層(0.5nm)、Co層(0.4nm)、Pt層(0.15nm)、Co層(0.4nm)、Pt層(0.15nm)、Co層(0.4nm)、Pt層(0.15nm)、Co層(0.4nm)、Pt層(0.15nm)及びCo層(0.7nm)が順に積層された構造を有しており、総厚は3.4nmである。
このような構造を用いることで、Co層はPt層に対して膜厚比で1.2倍以上含有させることが可能となり、薄膜化が可能となる。
また、磁性層13はHCP構造を有しており、HCP構造の(0001)面は、磁気抵抗効果素子100の積層構造の膜面に対して垂直方向に配向している。すなわち、磁性層13の下面及び上面は(0001)面である。
トンネルバリア層(第1の非磁性層)14は、絶縁層であり、マグネシウム(Mg)及び酸素(O)を含有するMgO層で形成されている。トンネルバリア層14の厚さは、1.0nm程度である。
上部バッファ層(第2の非磁性層)15は、モリブデン(Mo)層で形成されている。上部バッファ層15はBCC(body centered cubic)結晶構造を有しており、BCC結晶構造の(110)面は、積層構造の膜面に対して垂直方向に対して配向している。すなわち、上部バッファ層15の下面及び上面は(110)面である。この上部バッファ層15は、磁性層13の結晶性を高めるための結晶配向核として機能する。上部バッファ層15の厚さは、0.5nm程度である。
なお、磁性層13を構成する材料の内、上部バッファ層側に設置された原子の平均直径をd1と表し、上部バッファ層を構成する原子の平均直径をd2と表して、以下の関係
0.95<d2/d1<1.0
が満たされることが好ましい。
下部バッファ層(第3の非磁性層)16は、アモルファス構造を有しており、ハフニウム(Hf)を含有する層で形成される。例えば、ハフニウム(Hf)及びボロン(B)を含有する層で形成されている。この下部バッファ層16は、下部バッファ層16上に形成される層の平坦性を高める機能と、下部バッファ層16上に形成される層の結晶性を初期化する機能とを有している。下部バッファ層16の厚さは、1.0nm程度である。なお、下部バッファ層16には、磁気抵抗効果素子100の下部電極(図示せず)が接続されている。
スペーサ層17は、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)等の金属材料で形成され、磁性層12と磁性層13とを反強磁性結合させるためのSyAFC(synthetic antiferromagnetic coupling)層として機能する。スペーサ層17の厚さは、0.5nm程度である。
キャップ層18は、磁性層11上に設けられ、卑金属酸化物層、希土類酸化物層或いはアルカリ土類金属酸化物層で形成されている。キャップ層18の厚さは、1.0nm程度である。
上部電極層19は、キャップ層18上に設けられ、磁気抵抗効果素子100の上部電極として機能する。上部電極層19は、ハフニウムボロン(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)等の金属材料を含んだ単一層或いは複数の材料を積層させた層によって形成されている。上部電極層19の厚さは5nm未満である。
ハードマスク層20は、上部電極層19上に設けられ、厚さ10nm未満のルテニウム(Ru)層で形成されている。
上述した磁気抵抗効果素子100は、垂直磁化を有するSTT(spin transfer torque)型の磁気抵抗効果素子である。すなわち、磁性層11、磁性層12及び磁性層13の磁化方向は、それぞれの膜面に対して垂直な方向である。
上述した磁気抵抗効果素子100は、磁性層11の磁化方向が磁性層12の磁化方向に対して平行である場合には相対的に低抵抗状態であり、磁性層11の磁化方向が磁性層12の磁化方向に対して反平行である場合には相対的に高抵抗状態である。したがって、磁気抵抗効果素子100は、磁気抵抗効果素子100の抵抗状態(低抵抗状態或いは高抵抗状態)に応じて2値データを記憶することが可能である。また、磁気抵抗効果素子100には、磁気抵抗効果素子100に流れる電流の方向に応じて抵抗状態(低抵抗状態或いは高抵抗状態)を設定することが可能である。
以上のように、本実施形態の磁気抵抗効果素子100では、上部バッファ層15が(110)面に配向したBCC結晶構造を有するモリブデン(Mo)層で形成されている。このような上部バッファ層15を用いることにより、優れた磁気抵抗効果素子100を得ることが可能である。
一般に、磁性層(シフトキャンセリング層)13をHCP(0001)面或いはFCC(111)面に配向したCo/Pt多層膜で形成する場合、結晶配向核として機能するバッファ層の最上層には、FCC(111)面やHCP(0001)面に配向した層が用いられている。
一方、本実施形態のように、BCC(110)面に配向したMo層を上部バッファ層15として用いた場合にも、HCP(0001)面或いはFCC(111)面に良好に配向したCo/Pt多層膜が得られることが新たに判明した。このようなBCC(110)面に配向したMo層を上部バッファ層15として用いることにより、以下に述べるように、優れた磁気抵抗効果素子100を得ることが可能である。
通常は、バッファ層の最上層には、1nm以上の厚さを有する厚いプラチナ(Pt)層、ルテニウム(Ru)層或いはイリジウム(Ir)層が用いられる。これらの材料は、磁性層(参照層)12の第1の層部分(FeCoB層)12aへ拡散しやすく、磁気抵抗効果素子のMR比を低下させる要因となる。
本実施形態では、上部バッファ層15としてBCC(110)面に配向したMo層を用いることにより、上部バッファ層(Mo層)15と磁性層12の第1の層部分(FeCoB層)12aとの間の相互拡散を抑制することができ、MR比の低下を抑制することが可能である。
また、本実施形態では、BCC(110)面に配向したMo層を上部バッファ層15に用いることで、HCP(0001)面或いはFCC(111)面に良好に配向したCo/Pt多層膜(磁性層13)を得ることができるため、Co/Pt多層膜の結晶性が向上し、Co/Pt多層膜の垂直磁気異方性を向上させることができる。また、スペーサ層(Ir層)17を介した磁性層12と磁性層13との間の反強磁性結合を高めることが可能である。
また、本実施形態では、BCC(110)面に配向したMo層を用いることで、バッファ層(上部バッファ層15及び下部バッファ層15)を含む磁気抵抗効果素子100の厚さを減少させることが可能である。そのため、隣接する磁気抵抗効果素子100間の間隔を狭くすることが可能であり、以下に述べるように、高集積化された磁気記憶装置を得ることが可能である。
一般に、磁性層(シフトキャンセリング層)13をHCP(0001)面或いはFCC(111)面に配向したCo/Pt多層膜で形成する場合、エッチング生成物が積層構造の側壁にリデポジションすることを抑制するために、積層構造に対して斜め方向からイオンビームが照射される。ところが、積層構造の高さが高いと(すなわち、積層構造を構成する層全体の厚さが厚いと)、積層構造の下部分は、隣接する積層構造によってイオンビームが遮られ、確実なエッチングができないおそれがある。したがって、エッチング生成物のリデポジションを抑制するとともに、積層構造の下部分を確実にエッチングするためには、隣接する磁気抵抗効果素子間の間隔を広くする必要がある。そのため、磁気抵抗効果素子の高集積化が制限されるという問題が生じる。
本実施形態では、積層構造の高さを低くすることができる(すなわち、積層構造を構成する層全体の厚さを薄くすることができる)ため、隣接する磁気抵抗効果素子100間の間隔を狭くすることができ、磁気抵抗効果素子の高集積化を達成することができる。
また、すでに述べたように、磁性層13のHCP結晶構造或いはFCC結晶構造を有する原子の直径をd1と表し、上部バッファ層15のBCC結晶構造を有する原子の直径をd2と表して、以下の関係
0.95<d2/d1<1.0
が満たされることが好ましい。このような関係が満たされることで、磁性層13のFCC結晶構造の格子と上部バッファ層15のBCC結晶構造の格子とのミスマッチを抑制することができ、結晶化を効果的に促進させることが可能である。
なお、上述した実施形態では、上部バッファ層15としてモリブデン(Mo)層を用いたが、上部バッファ層15としてタングステン(W)層を用いてもよい。また、上部バッファ層15として、Mo及びWの合金層(MoW合金層)を用いてもよい。或いは、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)とプラチナ(Pt)、ルテニウム(Ru)及びイリジウム(Ir)を組み合わせた合金層(MoPt、WPt、MoIr、WIr、MoRu、WRu合金層)を用いてもよい。すなわち、上部バッファ層15には、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有する層であって、磁気抵抗効果素子100の積層構造の積層方向に対して垂直な(110)面を有するBCC結晶構造を有する層を用いることができる。
また、上述した実施形態では、第2の磁性層12の第3の層部分12cとしてモリブデン(Mo)層を用いたが、第3の層部分12cとしてタングステン(W)層を用いてもよい。また、第3の層部分12cとして、Mo及びWの合金層(MoW合金層)を用いてもよい。すなわち、第3の層部分12cには、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有する層であって、積層構造の積層方向に対して垂直な方向に(110)面を有するBCC結晶構造を有する層を用いることができる。或いは、平均原子半径を調整する目的で、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)とプラチナ(Pt)、ルテニウム(Ru)及びイリジウム(Ir)を組み合わせた合金層(MoPt、WPt、MoIr、WIr、MoRu、WRu合金層)を用いてもよい。
(実施形態2)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は上述した第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
図3は、本実施形態の磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子100に含まれる磁性層(第3の磁性層)13の構成を模式的に示した断面図である。なお、磁性層13以外の基本的な構成は、第1の実施形態の構成と同じである。
本実施形態では、シリコン(Si)及びボロン(B)を含有するSiB層21が、磁性層13内に設けられている。具体的には、第1の実施形態と同様に、磁性層13はCo層13aとPt層13bとが交互に積層された構造を有しており、Co層13aとPt層13bとの間にSiB層21が設けられている。SiB層21の厚さは、0.3nm以下(例えば、0.1nm程度)であることが好ましい。
なお、シリコン(Si)及びボロン(B)を含有するSiB層21は、磁性層13の表面(下面或いは上面)に設けられていてもよい。すなわち、図4に示すように、SiB層21は、磁性層13と上部バッファ層15との間に設けられていてもよく、図5に示すように、磁性層13とスペーサ層17との間に設けてられていてもよい。
また、2層以上のSiB層21が設けられていてもよい。すなわち、2層以上のSiB層21が磁性層13内に設けられていてもよい。また、磁性層13の下面及び上面の両方にSiB層21が設けられていてもよい。さらに、1層以上のSiB層21が磁性層13内に設けられ、且つ磁性層13の下面及び上面の少なくとも一方にSiB層21が設けられていてもよい。
このように、本実施形態では、磁性層13内或いは磁性層13の表面にSiB層21を設けることで、Co/Pt多層膜の垂直磁気異方性等を向上させることができる。SiB層21を設けることで、熱処理によるCoPtの拡散を抑制することができ、垂直磁気異方性等の低下が抑制される。特に、磁性層13から他の層(磁性層11、磁性層12、トンネルバリア層14及びスペーサ層17等)へのPtの拡散を抑制することができ、垂直磁気異方性等の低下が抑制される。また、スペーサ層(Ir層)17を介した磁性層12と磁性層13との間の反強磁性結合を向上させることも可能である。
(実施形態3)
次に、第3の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は上述した第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
図6は、本実施形態の磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子100に含まれる磁性層(第2の磁性層)12の構成を模式的に示した断面図である。なお、磁性層12以外の基本的な構成は、第1の実施形態の構成と同じである。
本実施形態では、磁性層12の第3の層部分12cが、第1のサブ層12c1と、磁気抵抗効果素子100の積層構造の積層方向で隣り合った第1のサブ層12c1間に設けられた第2のサブ層12c2とを含んでいる。
各第1のサブ層12c1は、モリブデン(Mo)層で形成されている。また、各第1のサブ層12c1は、BCC結晶構造を有しており、BCC結晶構造の(110)面は積層構造の積層方向に対して垂直である。第2のサブ層12c2は、コバルト(Co)層で形成されている。
具体的には、磁性層12は、第1の層部分12a(FeCoB層、厚さ0.8nm)、第2の層部分12b(Co層、厚さ0.4nm)、下層側第1のサブ層12c1(Mo層、厚さ0.08nm)、上層側第1のサブ層12c1(Mo層、厚さ0.08nm)及び第2のサブ層12c2(Co層、厚さ0.10nm)で形成されている。
なお、第2の層部分12b(Co層)は、HCP(hexagonal close-packed)結晶構造又はFCC結晶構造を有している。また、第2のサブ層12c2(Co層)は、HCP結晶構造又はBCC結晶構造を有している。
このように、本実施形態では、磁性層12の第2の層部分12cが、第1のサブ層12c1(Mo層)間に第2のサブ層12c2(Co層)が介在した構造を有している。このような構造により、磁性層12と磁性層13との間の反強磁性結合を向上させることが可能であり、磁気抵抗効果素子100のMR比を高めることも可能となる。
なお、上述した実施形態では、2つの第1のサブ層12c1(Mo層)と1つの第2のサブ層12c2(Co層)とによって磁性層12の第3の層部分12cが構成されていたが、3以上の第1のサブ層12c1と2以上の第2のサブ層12c2とによって第3の層部分12cが構成されていてもよい。具体的には、3以上の第1のサブ層12c1と2以上の第2のサブ層12c2とを交互に積層し、第3の層部分12cの最下層及び最上層を第1のサブ層12c1で構成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1のサブ層12c1としてモリブデン(Mo)層を用いたが、第1のサブ層12c1としてタングステン(W)層を用いてもよい。また、第1のサブ層12c1として、Mo及びWの合金層(MoW合金層)を用いてもよい。すなわち、第1のサブ層12c1には、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有する層であって、磁気抵抗効果素子100の積層構造の積層方向に対して垂直な(110)面を有するBCC結晶構造を有する層を用いることができる。この場合、第2のサブ層12c2には、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)のいずれも含有しない層(代表的には、上述したCo層)を用いることができる。
なお、上述した第2及び第3の実施形態において、磁性層13から磁性層11までの積層順序を逆にしてもよい。
図7は、上述した第1、第2及び第3の実施形態で説明した磁気抵抗効果素子100を用いた磁気記憶装置の構成の一例を模式的に示した斜視図である。
図7に示した磁気記憶装置は、X方向に延伸する複数の第1の配線410と、Y方向に延伸する複数の第2の配線420と、第1の配線410と第2の配線420との間に接続された複数のメモリセル300とを含んでいる。第1の配線410及び第2の配線420の一方がワード線に対応し、他方がビット線に対応する。各メモリセル300は、磁気抵抗効果素子100と、磁気抵抗効果素子100に対して直列に接続されたセレクタ(スイッチング素子)200とによって構成されている。
磁気抵抗効果素子100には、上述した第1、第2及び第3の実施形態で説明した磁気抵抗効果素子が用いられる。
セレクタ200には、例えば、2端子型のスイッチング素子が用いられる。2端子間に印加される電圧が閾値未満の場合には、そのスイッチング素子は“高抵抗状態”、例えば電気的に非導通状態である。2端子間に印加される電圧が閾値以上の場合には、そのスイッチング素子は“低抵抗状態”、例えば電気的に導通状態となる。
所望のメモリセル300に接続された第1の配線410と第2の配線420との間に所定の電圧を印加することで、所望のメモリセル300に含まれるセレクタ200がオン状態(導通状態)となり、所望のメモリセル300に含まれる磁気抵抗効果素子100に対して書き込み或いは読み出しを行うことが可能となる。
なお、図7に示した例では、磁気抵抗効果素子100が上層側に位置し且つセレクタ200が下層側に位置していたが、磁気抵抗効果素子100が下層側に位置し且つセレクタ200が上層側に位置していてもよい。
本実施形態の磁気抵抗効果素子100を図7に示したような磁気記憶装置に用いることで、優れた磁気記憶装置を得ることが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…半導体基板
11…磁性層(第1の磁性層) 12…磁性層(第2の磁性層)
12a…第1の層部分 12b…第2の層部分 12c…第3の層部分
12c1…第1のサブ層 12c2…第2のサブ層
13…磁性層(第3の磁性層) 13a…Co層 13b…Pt層
14…トンネルバリア層(第1の非磁性層)
15…上部バッファ層(第2の非磁性層)
16…下部バッファ層(第3の非磁性層)
17…スペーサ層 18…キャップ層 19…上部電極層
20…ハードマスク層 21…SiB層
100…磁気抵抗効果素子 200…セレクタ(スイッチング素子)
300…メモリセル 410…第1の配線 420…第2の配線

Claims (14)

  1. 可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、
    固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、
    前記第2の磁性層の磁化方向に対して反平行の固定された磁化方向を有する第3の磁性層と、
    第1の非磁性層と、
    第2の非磁性層と、
    を含む積層構造を備えた磁気記憶装置であって、
    前記第1の非磁性層は、前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられ、
    前記第2の磁性層は、前記第1の非磁性層と前記第3の磁性層との間に設けられ、
    前記第3の磁性層は、前記第2の磁性層と前記第2の非磁性層との間に設けられ、
    前記第3の磁性層は、コバルト(Co)とプラチナ(Pt)とを含有し、
    前記第2の非磁性層は、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有している
    ことを特徴とする磁気記憶装置。
  2. 前記第3の磁性層は、前記積層構造の前記積層方向に対して垂直な方向に(0001)面を有するHCP結晶構造或いは(111)面を有するFCC結晶構造を有しており、
    前記第2の非磁性層は、前記積層方向に対して垂直な方向に(110)面を有するBCC結晶構造を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  3. 前記第3の磁性層の原子直径をd1と表し、前記第2の非磁性層の原子直径をd2と表して、以下の関係が満たされる
    0.95<d2/d1<1.0
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁気記憶装置。
  4. 前記第2の磁性層は、
    前記第1の非磁性層側に設けられ、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有する第1の層部分と、
    前記第3の磁性層側に設けられ、コバルト(Co)で形成された第2の層部分と、
    前記第1の層部分と前記第2の層部分との間に設けられ、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有する第3の層部分と、
    前記第3の層部分に対して、前記第1の層部分の対向する側にコバルト(Co)で形成された第4の層部分と、
    を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  5. 前記積層構造は、前記第3の磁性層内又は前記第3の磁性層の表面に設けられ、シリコン(Si)及びボロン(B)を含有する層をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  6. 可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、
    固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、
    前記第2の磁性層の磁化方向に対して反平行の固定された磁化方向を有する第3の磁性層と、
    第1の非磁性層と、
    第2の非磁性層と、
    を含む積層構造を備えた磁気記憶装置であって、
    前記第1の非磁性層は、前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられ、
    前記第2の磁性層は、前記第1の非磁性層と前記第3の磁性層との間に設けられ、
    前記第3の磁性層は、前記第2の磁性層と前記第2の非磁性層との間に設けられ、
    前記第3の磁性層は、コバルト(Co)とプラチナ(Pt)とを含有し、
    前記第3の磁性層内又は前記第3の磁性層の表面に設けられ、シリコン(Si)及びボロン(B)を含有する層をさらに含む
    ことを特徴とする磁気記憶装置。
  7. 前記シリコン(Si)及びボロン(B)を含有する層は、0.5nm以下の厚さを有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の磁気記憶装置。
  8. 可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、
    固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、
    前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられた第1の非磁性層と、
    を含む積層構造を備えた磁気記憶装置であって、
    前記第2の磁性層は、
    第1の非磁性層に近い側に設けられ、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有する第1の層部分と、
    第1の非磁性層から遠い側に設けられ、コバルト(Co)で形成された第2の層部分と、
    前記第1の層部分と前記第2の層部分との間に設けられた第3の層部分と、
    を含み、
    前記第3の層部分は、
    それぞれがモリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有する複数の第1のサブ層と、
    前記積層構造の積層方向で隣り合った前記第1のサブ層間に設けられ、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)のいずれも含有しない第2のサブ層と、
    を含む
    ことを特徴とする磁気記憶装置。
  9. 前記第1のサブ層は、前記積層方向に対して垂直な方向に(110)面を有するBCC結晶構造を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の磁気記憶装置。
  10. 前記第2のサブ層は、コバルト(Co)層で形成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の磁気記憶装置。
  11. 前記積層構造は、前記第2の磁性層の磁化方向に対して反平行の固定された磁化方向を有する第3の磁性層をさらに含み、
    前記第2の磁性層は、前記第1の非磁性層と前記第3の磁性層との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項8に記載の磁気記憶装置。
  12. 前記積層構造は、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)の少なくとも一方を含有する第2の非磁性層をさらに含み、
    前記第3の磁性層は、前記第2の磁性層と前記第2の非磁性層との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項11に記載の磁気記憶装置。
  13. 前記積層構造は、アモルファス構造を有する第3の非磁性層をさらに備え、
    前記第2の非磁性層は、前記第3の磁性層と第3の非磁性層との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項1、6又は12のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。
  14. 前記第1の磁性層は、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有し、
    前記第1の非磁性層は、マグネシウム(Mg)及び酸素(O)を含有する
    ことを特徴とする請求項1、6又は8のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。
JP2020157517A 2020-09-18 2020-09-18 磁気記憶装置 Pending JP2022051178A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020157517A JP2022051178A (ja) 2020-09-18 2020-09-18 磁気記憶装置
TW110130116A TWI773485B (zh) 2020-09-18 2021-08-16 磁性記憶裝置
CN202110947732.1A CN114203898A (zh) 2020-09-18 2021-08-18 磁性存储装置
US17/472,131 US20220093848A1 (en) 2020-09-18 2021-09-10 Magnetic memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020157517A JP2022051178A (ja) 2020-09-18 2020-09-18 磁気記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022051178A true JP2022051178A (ja) 2022-03-31

Family

ID=80645909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020157517A Pending JP2022051178A (ja) 2020-09-18 2020-09-18 磁気記憶装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220093848A1 (ja)
JP (1) JP2022051178A (ja)
CN (1) CN114203898A (ja)
TW (1) TWI773485B (ja)

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4738395B2 (ja) * 2007-09-25 2011-08-03 株式会社東芝 磁気抵抗効果素子およびそれを用いた磁気ランダムアクセスメモリ
JP5209011B2 (ja) * 2010-09-16 2013-06-12 株式会社東芝 磁気抵抗素子
JP5177585B2 (ja) * 2010-09-17 2013-04-03 株式会社東芝 磁気抵抗効果素子及び磁気メモリ
JP5232206B2 (ja) * 2010-09-21 2013-07-10 株式会社東芝 磁気抵抗素子及び磁気ランダムアクセスメモリ
JP5722140B2 (ja) * 2011-07-04 2015-05-20 株式会社東芝 磁気抵抗素子及び磁気メモリ
JP5558425B2 (ja) * 2011-07-04 2014-07-23 株式会社東芝 磁気抵抗素子、磁気メモリ及び磁気抵抗素子の製造方法
US20140284733A1 (en) * 2013-03-22 2014-09-25 Daisuke Watanabe Magnetoresistive element
US9178137B2 (en) * 2013-03-22 2015-11-03 Youngmin EEH Magnetoresistive element and magnetic memory
US9293695B2 (en) * 2013-09-09 2016-03-22 Koji Ueda Magnetoresistive element and magnetic random access memory
KR20150103527A (ko) * 2014-03-03 2015-09-11 에스케이하이닉스 주식회사 전자 장치
US10170519B2 (en) * 2016-03-14 2019-01-01 Toshiba Memory Corporation Magnetoresistive element and memory device
US9947862B2 (en) * 2016-03-14 2018-04-17 Toshiba Memory Corporation Magnetoresistive memory device
KR101738829B1 (ko) * 2016-12-14 2017-05-22 고려대학교 산학협력단 수직자기이방성을 갖는 다층 박막
JP2019054095A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 東芝メモリ株式会社 磁気抵抗素子
JP2020043202A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 キオクシア株式会社 磁気記憶装置
JP2022142888A (ja) * 2021-03-17 2022-10-03 キオクシア株式会社 磁気記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW202213342A (zh) 2022-04-01
US20220093848A1 (en) 2022-03-24
CN114203898A (zh) 2022-03-18
TWI773485B (zh) 2022-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5148673B2 (ja) 磁気抵抗効果素子及び磁気メモリ
JP6251130B2 (ja) 磁気メモリ素子
CN107403821B (zh) 一种具有双间隔层并可形成铁磁或反铁磁耦合的多层膜
JP5232206B2 (ja) 磁気抵抗素子及び磁気ランダムアクセスメモリ
US8716819B2 (en) Magnetic random access memory
JP2019068086A (ja) スピン流磁化回転素子、磁気抵抗効果素子及び磁気メモリ
WO2017149874A1 (ja) 磁気抵抗素子及び電子デバイス
KR102447763B1 (ko) 자기 터널 접합 소자, 그것을 이용한 자기 메모리 및 자기 터널 접합 소자의 제조 방법
KR20150134994A (ko) 자기 소자
US10170694B1 (en) Magnetic memory
US10622545B2 (en) Magnetic memory device and method of manufacturing the same
JP2018163921A (ja) 磁気記憶装置
CN109935682B (zh) 磁性存储器装置和用于制造其的方法
JP6567272B2 (ja) 磁性多層スタック
JP6679455B2 (ja) 磁気抵抗素子及び磁気メモリ
US10008663B1 (en) Perpendicular magnetic fixed layer with high anisotropy
TWI825474B (zh) 磁性記憶裝置
US10305025B2 (en) Magnetic memory device
JP2022051178A (ja) 磁気記憶装置
WO2019167929A1 (ja) 強磁性積層膜、スピン流磁化回転素子、磁気抵抗効果素子及び磁気メモリ
US20150069544A1 (en) Magneto-resistive element
US20230062011A1 (en) Magnetic memory device
TWI768638B (zh) 磁性記憶裝置
US9647034B2 (en) Magnetoresistive memory device and manufacturing method of the same
KR20120126014A (ko) 기억 소자, 기억 장치