JP2022051011A - 熱交換器及びそれを備えた給湯機 - Google Patents

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和彦 町田
Kazuhiko Machida
一貴 小石原
Kazutaka Koishihara
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】本開示は、伝熱面積を拡大し、かつ、被加熱流体の流量が少なくても、被加熱流体の攪拌を促進した熱交換性能の高い熱交換器を提供する。【解決手段】第1流体が流れる第1内管2と、第1内管2に挿入される挿入体3と、第1内管2の外周に設けられ、第2流体が流れる少なくとも1本以上の外管4と、第1内管2内に配置され、外管4から分岐して第2流体が流れる第2内管8と、を備え、第2内管8は、挿入体3の外周に螺旋状に設けられている熱交換器1である。これにより、伝熱面積を拡大し、かつ、第1流体の流量が少なくても、第1流体の攪拌を促進した熱交換性能の高い熱交換器を提供できる。【選択図】図1

Description

本開示は、二種の流体を熱交換させる熱交換器に関するものである。
特許文献1は、水等の流体と冷媒等の二種の流体を熱交換させるための熱交換器を開示する。
熱交換器は、内部を水が流れる内管と、内管の内部に挿入された挿入体と、内部を二酸化炭素が流れ、かつ、内管の外周に密着する少なくとも1本以上の外管と、を備え、水と二酸化炭素とを対向に流して熱交換するものであり、給湯機に搭載されている。
外管は内管の外周に所定のピッチで、螺旋状に巻き付けられている。
国際公開第2016/174826号
本開示は、伝熱面積を拡大し、かつ、被加熱流体の流量が少なくても、被加熱流体の攪拌を促進した熱交換性能の高い熱交換器を提供する。
本開示における熱交換器は、第1流体が流れる第1内管と、前記第1内管に挿入される挿入体と、前記第1内管の外周に設けられ、第2流体が流れる少なくとも1本以上の外管と、前記第1内管内に配置され、前記外管から分岐して第2流体が流れる第2内管と、を備え、前記第2内管は、前記挿入体の外周に螺旋状に設けられている。
本開示によれば、伝熱面積を拡大し、かつ、被加熱流体の流量が少なくても、被加熱流体の攪拌を促進した熱交換性能の高い熱交換器を提供できる。
実施の形態1における熱交換器の構成図
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1において、熱交換器1は、内部を被加熱流体である第1流体(例えば、水)が流れる第1内管2と、第1内管2の内部に挿入された挿入体3と、内部を加熱流体である第2流体(例えば、冷媒)が流れている。
さらに、第1内管2の外周に密着する少なくとも1本以上の外管4と、第1内管2内に配置され、かつ、外管4から分岐して内部を冷媒が流れる第2内管8と、を備えている。
そして、第2内管8は、挿入体3の外周に螺旋状に構成され、第1流体である水と第2流体である冷媒とを対向に流して熱交換する構成であり、給湯機(例えば、冷媒を二酸化炭素としたCO2ヒートポンプ式給湯機)に搭載されている。
外管4は、第1内管2の外周に所定のピッチで、螺旋状に巻き付けられている。第2内管8は、挿入体3の外周に所定のピッチで螺旋状に巻き付けられている。
そして、第1内管2と挿入体3の間に、第2内管8に沿って螺旋状に第1流体である水が流れる流路7が形成されている。
なお、第2流体入口9は、熱交換器1に冷媒である二酸化炭素が流入する入口であり、第2流体出口10は、熱交換器1から冷媒である二酸化炭素が流出する出口である。
また、第1分岐管T1と第2分岐管T2は、それぞれ冷媒である二酸化炭素を分岐する分岐管である。
[1-2.動作]
以上のように構成された熱交換器1について、図1に基づいて、以下その動作、作用を説明する。
熱交換器1の第2流体入口9に流入した高温の冷媒である二酸化炭素は、第1分岐管T1にて、外管4と第2内管8に分岐して流れる。
そして、外管4に流入した高温の冷媒である二酸化炭素は、外管4と密着する第1内管2を介して、螺旋状に流路7を流れる低温の水と熱交換し、水の温度を上昇させる。
一方、流路7内に設けられた第2内管8を流れる高温の冷媒である二酸化炭素は、流路7を流れる低温の水と熱交換して、水の温度を上昇させる。
その後、外管4と第2内管8から流れ出てきた低温の冷媒である二酸化炭素は、第2分岐管T2で合流して、第2流体出口10から熱交換器1の外に流出する。
単に、外管4の巻き付け数を増やして、第1内管2と外管4の密着長さを増やし、熱交換性能を向上させても、第1内管2の外表面積が限られているため、それ以上の熱交換性能の向上には限界を有していた。
しかしながら、本実施の形態では、外管4に加えて第2内管8を設けたので、伝熱面積の更なる拡大が可能となるため、熱交換性能を向上することができる。
また、流路7の挿入体3の外周付近では、伝熱面である第1内管2の内面から遠ざかり、特に水流量が小さくなる運転では、螺旋流れの攪拌力が弱く熱交換性能が低下しやすい問題が生じる。
しかしながら、本実施の形態では、伝熱性能が低下する挿入体3の外周付近に、高温の二酸化炭素が流れる第2内管8を設けたので、螺旋流れの攪拌力が弱くても、第1内管2に加えて第2内管8という2つの伝熱面による作用により、熱交換性能を向上することができる。
これにより、熱交換器1の小型化を維持しつつ、熱交換性能を向上することができるので、冷凍サイクル効率の向上により、省エネルギーを実現したヒートポンプ式給湯機を提供できる。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、熱交換器1は、第1流体が流れる第1内管2と、第1内管2に挿入される挿入体3と、第1内管2の外周に設けられ、第2流体が流れる少なくとも1本以上の外管4と、第1内管2内に配置され、外管4から分岐して第2流体が流れる第2内管8と、を備え、第2内管8は、挿入体3の外周に螺旋状に設けられている。
これにより、第1流体の流路内に螺旋状に設けた第2内管8により、単に伝熱面積が増大できるだけではなく、第1流体の流量が少なく、第1流体の攪拌力が低下する場合でも、第2内管8が挿入体3の外周に螺旋状に設けられているので、第1流体の流れが螺旋状の第2内管8に常に衝突する流れとなり、伝熱促進され易くなる。
したがって、外管4に加えて第2内管8を設けたことにより、熱交換性能が向上するだけでなく、伝熱性能が低下する挿入体3の外周付近に、加熱流体である高温の第2流体が流れる第2内管8を設けることで、被加熱流体である第1流体の流量が小さくなる運転でも、第1内管2と第2内管8という2つの伝熱面の作用で、熱交換性能を向上することができる。
そのため、熱交換器1の小型化を維持しつつ、熱交換性能を向上することができるので、冷凍サイクル効率の向上により、省エネルギーを実現したヒートポンプ式給湯機を提供できる。
また、第2内管8は、第1内管2に内包されているので、熱交換器1の小型化を維持しつつ、熱交換性能を向上できる。
本実施の形態のように、外管4と第2内管8内を流れる第2流体の例えとして、二酸化炭素としたが、ハイドロカーボン系やHFC系(R410A、R32等)の冷媒、あるいは、これらの代替冷媒とすることも同様の作用効果が期待できる。
本開示は、伝熱面積を拡大し、かつ、被加熱流体の流量が少なくても、被加熱流体の攪拌を促進した熱交換性能の高い熱交換器を提供できるので、給湯機の熱交換器に適用可能である。
1 熱交換器
2 第1内管
3 挿入体
4 外管
7 流路
8 第2内管
9 第2流体入口
10 第2流体出口
T1 第1分岐管
T2 第2分岐管

Claims (2)

  1. 第1流体が流れる第1内管と、
    前記第1内管に挿入される挿入体と、
    前記第1内管の外周に設けられ、第2流体が流れる少なくとも1本以上の外管と、
    前記第1内管内に配置され、前記外管から分岐して第2流体が流れる第2内管と、
    を備え、
    前記第2内管は、前記挿入体の外周に螺旋状に設けられている熱交換器。
  2. 前記第1流体は水で、前記第2流体は冷媒である請求項1の熱交換器を備えた給湯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024009395A1 (ja) * 2022-07-05 2024-01-11 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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