JP2022050749A - データ処理用プログラム、データ処理装置および測定システム - Google Patents
データ処理用プログラム、データ処理装置および測定システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022050749A JP2022050749A JP2020156849A JP2020156849A JP2022050749A JP 2022050749 A JP2022050749 A JP 2022050749A JP 2020156849 A JP2020156849 A JP 2020156849A JP 2020156849 A JP2020156849 A JP 2020156849A JP 2022050749 A JP2022050749 A JP 2022050749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- measured value
- measuring device
- unit
- data processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 211
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims abstract description 109
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 158
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 139
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 240000000220 Panda oleosa Species 0.000 claims 1
- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 claims 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 41
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 7
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000007562 laser obscuration time method Methods 0.000 description 1
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Recording Measured Values (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
【課題】測定装置において生成された測定値データと、関連付けるべき撮像データとを確実かつ容易に取得可能とする。【解決手段】測定装置1から測定値データDmhを出力させて記憶部に記憶させる測定値データ取得処理、および撮像部に撮像データを生成させて記憶部に記憶させる撮像データ取得処理を実行可能なデータ処理装置2の処理部に両処理を実行させるデータ処理用プログラムであって、測定装置1からの測定値データDmに記録されている測定値をデータ処理装置2の表示部に表示させる第1処理と、第1条件が満たされたときに測定装置1に測定値をホールドさせる制御コマンドDcを送信する第2処理と、ホールドさせた測定値の測定値データDmhが出力されたときに、第2処理と共に実行した撮像データ取得処理によって記憶部に記憶させた撮像データと関連付けて記憶部に記憶させる第3処理とを測定値データ取得処理として実行させる。【選択図】図1
Description
本発明は、測定装置から測定値データを取得する測定値データ取得処理や撮像部から撮像データを取得する撮像データ取得処理をデータ処理装置の処理部に実行させるデータ処理用プログラム、測定値データ取得処理や撮像データ取得処理を実行可能に構成されたデータ処理装置、並びにそのようなデータ処理装置と測定装置とを備えて構成された測定システムに関するものである。
出願人は、測定対象についての測定値が記録された測定値データを測定装置から取得して測定結果データを生成する処理を実行可能な携帯情報端末(測定データ処理装置:測定データ処理用プログラムをインストールしたタブレット端末やスマートフォン)を備えた測定システムを下記の特許文献において開示している。
出願人が開示している測定システムを用いて新規の測定対象(一例として、配電盤)についての測定を行う際には、最初に、測定作業を支援するための準備作業を実施する。この準備作業では、まず、測定データ処理用プログラム(以下、単に「プログラム」ともいう)を起動させた携帯情報端末のカメラによって配電盤を撮像する。この際には、処理部がプログラムの記述に従って支援画面設定用画面を表示部に表示させると共に、カメラから出力された撮像データの画像(配電盤の画像)を支援画面設定用画面内に表示させる。次いで、配電盤の画像内の各像(ブレーカ等の像)と、測定対象の配電盤における各ブレーカとの関連付け、および各ブレーカについての測定順序や測定条件などを設定すると共に、測定対象の各ブレーカの名称、測定作業時に使用する測定装置を特定可能な情報(型番等)、および測定作業時に設定すべき測定モードを特定可能な情報などを入力する。これにより、測定作業を支援するためのテンプレートデータが生成されて、測定作業を開始する準備が整う。
一方、測定作業を実施するときには、携帯情報端末においてプログラムを起動させる。この際に、携帯情報端末の処理部は、測定作業支援用画面を表示部に表示させると共に、上記のテンプレートデータに記録されている各種の情報を画面内に表示させる。具体的には、処理部は、測定対象の配電盤の画像や、測定対象の各ブレーカについて設定された測定条件などを測定作業支援用画面内に表示させると共に、各ブレーカに対応する像の位置を特定し、かつ特定した位置を識別可能なマーカーを、対応する位置に表示させる。これにより、測定作業支援用画面に表示される各種の情報を見ながら、各ブレーカについての測定作業を確実かつ容易に実施することが可能となる。
また、測定作業支援用画面において指示されているブレーカについての測定作業を実施したときには、測定装置において生成された測定値データが、測定装置の識別情報(型番等)や、測定時の測定モードに関連付けられて携帯情報端末に送信される。この際に、携帯情報端末では、送信された測定値データが予め指定されている測定条件を満たしているときに、その測定値データが測定対象のブレーカに関連付けられて記録(保存)される。このような処理を測定対象の各ブレーカについて順次実行することにより、配電盤についての一連の測定作業が完了し、各ブレーカについての測定値データが記録された測定結果データが携帯情報端末において生成される。なお、生成された測定結果データは、携帯情報端末から通信ネットワークを介してデータサーバに送信され、データサーバに接続可能な各種の情報処理端末によってダウンロードされて測定結果の把握等に利用される。
ところが、出願人が開示している測定システム(携帯情報端末や、携帯情報端末にインストールされている測定データ処理用プログラム)には、以下のような改善すべき課題が存在する。具体的には、出願人が開示している測定システムでは、携帯情報端末のカメラで撮像した測定対象の画像に各種の情報を重ねて携帯情報端末の表示部に表示させ、表示部を参照させつつ測定作業を実施させる構成が採用されている。これにより、出願人が開示している測定システムによれば、測定値データを確実かつ容易に取得して(携帯情報端末に保存して)測定結果データを生成することが可能となっている。
一方、この種の測定システムによる測定システムを使用して測定結果データを生成するときには、生成された測定結果データの信頼性の向上(測定作業を実施したことの証など)や、記録されている測定値が測定された際の測定対象の状態の把握などを目的として、測定処理中の測定装置や測定対象を撮像した撮像データを測定値データに関連付けて保存することがある。この際には、例えば、測定装置を操作して測定処理を実行させた直後に携帯情報端末を操作して測定装置や測定対象を撮像したり、携帯情報端末を操作して測定装置や測定対象を撮像した直後に測定装置を操作して測定処理を実行させたりすることで、測定装置によって測定された測定値が記録された測定値データと、測定処理を実行した測定装置や測定処理を実行された測定対象の撮像データが携帯情報端末に保存される。
しかしながら、上記のような手順で測定値データおよび撮像データを取得したときには、測定装置によって測定値データが生成されるタイミングと、携帯情報端末によって測定装置や測定対象が撮像されるタイミングとにずれが生じるおそれがある。このため、生じるずれの大きさによっては、取得される測定値データおよび撮像データの相関関係が失われるおそれがある。また、測定処理の実行を指示する操作時(逐次測定されている測定値をホールドさせる操作時)、および測定装置や測定対象を撮像する操作時に、測定装置および携帯情報端末を持ち替えたときには、上記のようなタイミングのずれを小さくすべく作業を急ぐことに起因して、測定装置や携帯情報端末を落下させてしまうおそれもある。
また、出願人が開示している測定システムにおいて上記のような手順で測定値データおよび撮像データを取得したときには、測定装置によって生成されて携帯情報端末に送信される測定値データと、携帯情報端末において生成される撮像データとが別個のデータファイルとして携帯情報端末に保存される。このため、測定値データおよび撮像データの双方が携帯情報端末に保存された時点以降に、両データのデータファイルの関連付けの作業を実施する必要があり、作業者の負担が大きいと共に、不慣れな作業者が関連付けを誤る可能性もある。したがって、以上のような点を改善するのが好ましい。
本発明は、かかる解決すべき問題点に鑑みてなされたものであり、測定装置において生成された測定値データと、測定値データに関連付けるべき撮像データとを確実かつ容易に取得し得るデータ処理用プログラム、データ処理装置および測定システムを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1記載のデータ処理用プログラムは、測定装置から測定値データを出力させて記憶部に記憶させる測定値データ取得処理、および撮像部によって生成された撮像データを前記記憶部に記憶させる撮像データ取得処理を実行可能な処理部を備えたデータ処理装置における当該処理部に当該測定値データ取得処理および当該撮像データ取得処理を実行させるデータ処理用プログラムであって、前記測定装置から順次出力される前記測定値データに記録されている前記測定値を当該データ処理装置の表示部に表示させる第1処理と、予め規定された第1条件が満たされたときに前記測定装置に測定値をホールドさせるホールド指示コマンドを送信する第2処理と、ホールドさせた前記測定値が記録された前記測定値データが前記測定装置から出力されたときに、当該測定値データを、前記第2処理と共に実行した前記撮像データ取得処理によって前記記憶部に記憶させた前記撮像データと関連付けて当該記憶部に記憶させる第3処理とを前記測定値データ取得処理として前記処理部に実行させる。
請求項2記載のデータ処理用プログラムは、請求項1記載のデータ処理用プログラムにおいて、前記測定装置がホールド状態であるか否かを特定可能に当該測定装置から出力された状態特定用データに基づいて当該測定装置がホールド状態であるか否かを前記表示部に表示させる第4処理を前記処理部に実行させる。
請求項3記載のデータ処理用プログラムは、請求項1または2記載のデータ処理用プログラムにおいて、予め規定された第2条件が満たされたときに前記測定装置に測定値のホールドを解除させるホールド解除指示コマンドを送信する第5処理を前記処理部に実行させる。
請求項4記載のデータ処理用プログラムは、請求項1から3のいずれかに記載のデータ処理用プログラムにおいて、前記第2処理において前記撮像部を制御して前記撮像データを生成させる処理を前記測定装置に対する前記ホールド指示コマンドの送信と共に前記処理部に実行させる。
請求項5記載のデータ処理用プログラムは、請求項1から4のいずれかに記載のデータ処理用プログラムにおいて、前記第3処理において前記データ処理装置の現在位置を特定可能な現在位置データを生成して前記測定値データおよび前記撮像データに関連付けて前記記憶部に記憶させる処理を前記処理部に実行させる。
請求項6記載のデータ処理装置は、記憶部と、撮像部と、測定装置から測定値データを出力させて前記記憶部に記憶させる測定値データ取得処理、および前記撮像部によって生成された撮像データを前記記憶部に記憶させる撮像データ取得処理を実行可能な処理部とを備えたデータ処理装置であって、表示部を備え、前記処理部は、前記測定装置から順次出力される前記測定値データに記録されている前記測定値を前記表示部に表示させる第1処理と、予め規定された第1条件が満たされたときに前記測定装置に測定値をホールドさせるホールド指示コマンドを送信する第2処理と、ホールドさせた前記測定値が記録された前記測定値データが前記測定装置から出力されたときに、当該測定値データを、前記第2処理と共に実行した前記撮像データ取得処理によって前記記憶部に記憶させた前記撮像データと関連付けて当該記憶部に記憶させる第3処理とを前記測定値データ取得処理として実行可能に構成されている。
請求項7記載のデータ処理装置は、請求項6記載のデータ処理装置において、前記処理部は、前記測定装置がホールド状態であるか否かを特定可能に当該測定装置から出力された状態特定用データに基づいて当該測定装置がホールド状態であるか否かを前記表示部に表示させる第4処理を実行可能に構成されている。
請求項8記載のデータ処理装置は、請求項6または7記載のデータ処理装置において、前記処理部は、予め規定された第2条件が満たされたときに前記測定装置に測定値のホールドを解除させるホールド解除指示コマンドを送信する第5処理を実行可能に構成されている。
請求項9記載のデータ処理装置は、請求項6から8のいずれかに記載のデータ処理装置において、前記処理部は、前記第2処理において前記撮像部を制御して前記撮像データを生成させる処理を前記測定装置に対する前記ホールド指示コマンドの送信と共に実行可能に構成されている。
請求項10記載のデータ処理装置は、請求項6から9のいずれかに記載のデータ処理装置において、前記処理部は、前記第3処理において前記データ処理装置の現在位置を特定可能な現在位置データを生成して前記測定値データおよび前記撮像データに関連付けて前記記憶部に記憶させる処理を実行可能に構成されている。
請求項11記載の測定システムは、請求項6から10のいずれかに記載のデータ処理装置と前記測定装置とを備えて構成されている。
請求項1記載のデータ処理用プログラムでは、測定装置から順次出力される測定値データに記録されている測定値をデータ処理装置の表示部に表示させる第1処理と、予め規定された第1条件が満たされたときに測定装置に測定値をホールドさせるホールド指示コマンドを送信する第2処理と、ホールドさせた測定値が記録された測定値データが測定装置から出力されたときに、測定値データを、第2処理と共に実行した撮像データ取得処理によって記憶部に記憶させた撮像データと関連付けて記憶部に記憶させる第3処理とを測定値データ取得処理として処理部に実行させる。また、請求項6記載のデータ処理装置では、上記の測定値データ取得処理を実行可能な処理部を備えて構成されている。さらに、請求項11記載の測定システムでは、上記のデータ処理装置と測定装置とを備えて構成されている。
したがって、請求項1記載のデータ処理用プログラム、請求項6記載のデータ処理装置、および請求項11記載の測定システムによれば、測定装置の操作部を操作することなく測定装置をホールド状態に移行させることができるため、ホールド状態への移行、および測定装置や測定対象の撮像時に測定装置とデータ処理装置とを持ち替える必要がなくなることから、ホールド状態への移行および撮像を短時間で確実かつ容易に実行させることができる。これにより、データ処理装置において取得した測定値データが生成されたタイミングと、この測定値データに関連付けるべき撮像データが生成されたタイミングとのずれを充分に小さくすることができると共に、持ち替えに起因して測定装置やデータ処理装置を落下させる事故を好適に回避することができる。また、データ処理装置(処理部)によって測定値データと撮像データとが相互に関連付けられるため、利用者の負担を充分に軽減することができると共に、関連付けるべき測定値データおよび撮像データの組み合わせに誤りが生じる事態を回避して、関連する測定値データおよび撮像データを確実に取得することができる。
請求項2記載のデータ処理用プログラムでは、測定装置がホールド状態であるか否かを特定可能に測定装置から出力された状態特定用データに基づいて測定装置がホールド状態であるか否かを表示部に表示させる第4処理を処理部に実行させる。また、請求項7記載のデータ処理装置では、処理部が、上記の第4処理を実行可能に構成されている。したがって、請求項2記載のデータ処理用プログラム、請求項7記載のデータ処理装置、およびそのようなデータ処理装置を備えた測定システムによれば、測定装置の表示部を見ることなく、データ処理装置の表示部を見ることで測定装置がホールド状態に移行しているか否かを確実かつ容易に特定することができるため、利用者の負担を一層軽減することができる。
請求項3記載のデータ処理用プログラムでは、予め規定された第2条件が満たされたときに測定装置に測定値のホールドを解除させるホールド解除指示コマンドを送信する第5処理を処理部に実行させる。また、請求項8記載のデータ処理装置では、処理部が、上記の処理を実行可能に構成されている。したがって、請求項3記載のデータ処理用プログラム、請求項8記載のデータ処理装置、およびそのようなデータ処理装置を備えた測定システムによれば、測定装置をホールド状態に移行させて測定値データおよび撮像データを取得した後に、再び測定値データおよび撮像データを取得するときに、測定装置の操作部を操作することなく測定装置を非ホールド状態に移行させて通常時の測定処理を実行させることができるため、利用者の負担を一層軽減することができる。
請求項4記載のデータ処理用プログラムでは、第2処理において撮像部を制御して撮像データを生成させる処理を測定装置に対するホールド指示コマンドの送信と共に処理部に実行させる。また、請求項9記載のデータ処理装置では、処理部が、上記の処理を実行可能に構成されている。
したがって、請求項4記載のデータ処理用プログラム、請求項9記載のデータ処理装置、およびそのようなデータ処理装置を備えた測定システムによれば、ホールド状態への移行および撮像を一層短時間で実行させることができるため、データ処理装置において取得した測定値データが生成されたタイミングと、この測定値データに関連付けるべき撮像データが生成されたタイミングとのずれを一層小さくすることができると共に、撮像を指示する操作が不要となることから、利用者の負担を一層軽減することができる。
請求項5記載のデータ処理用プログラムでは、第3処理においてデータ処理装置の現在位置を特定可能な現在位置データを生成して測定値データおよび撮像データに関連付けて記憶部に記憶させる処理を処理部に実行させる。また、請求項10記載のデータ処理装置では、処理部が、上記の処理を実行可能に構成されている。したがって、請求項5記載のデータ処理用プログラム、請求項10記載のデータ処理装置、およびそのようなデータ処理装置を備えた測定システムによれば、測定値データおよび撮像データが何処で取得されたかを確実かつ容易に特定可能な現在位置データを、測定値データおよび撮像データに関連付けて提供することができる。
以下、データ処理用プログラム、データ処理装置および測定システムの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1に示す測定システム100は、「測定システム」の一例であって、測定装置1、データ処理装置2およびデータサーバ3を備えて構成されている。なお、本例の測定システム100では、複数台の測定装置1や複数台のデータ処理装置2を備えて構成することもできるが、「データ処理用プログラム」、「データ処理装置」および「測定システム」についての理解を容易とするために、1台の測定装置1および1台のデータ処理装置2を備えて測定システム100を構成した例について説明する。
測定装置1は、「測定装置」の一例であって、測定対象についての予め規定された被測定量(電流値、電圧値、抵抗値、電力値、位相、温度、湿度、歪み、輝度(光度)、照度、雨量および流量等の各種のパラメータ)を測定して「測定値データ」の一例である測定値データDmを生成する測定処理を実行可能に構成されている。この場合、本例の測定装置1は、測定装置1単独で測定処理を実行させる使用形態に加え、後述するように、データ処理装置2などの外部装置と通信可能な状態において測定装置1による測定結果を外部装置に送信して記録させる使用形態で使用することが可能に構成されている。具体的には、図2に示すように、測定装置1は、測定部11、通信部12、操作部13、表示部14、処理部15および記憶部16を備えて構成されている。
測定部11は、処理部15の制御に従って測定対象についての「被測定量」を測定する。通信部12は、一例として、ブルートゥース(登録商標)規格に準ずる無線通信モジュールで構成され、処理部15の制御に従ってデータ処理装置2等のブルートゥース通信対応機器との間で各種のデータを送受信する。操作部13は、測定装置1の動作条件の設定操作や、上記の「測定処理」の開始/停止を指示する操作、および測定された測定値をホールドする操作などが可能な操作スイッチを備え、スイッチ操作に応じた操作信号を処理部15に出力する。表示部14は、処理部15の制御に従って動作条件の設定画面(図示せず)や測定値の表示画面(図4~6参照)などを表示する。
処理部15は、測定装置1を総括的に制御する。具体的には、処理部15は、測定部11を制御して測定処理を実行させると共に、その測定値に基づいて測定値データDmを生成して記憶部16に記憶させる。また、処理部15は、データ処理装置2などの外部装置に対して測定値データDmを送信するように指示されているとき、または、データ処理装置2などの外部装置から測定値データDmの送信を要求されたときに、上記のように生成した測定値データDmを通信部12から外部装置に送信(出力)させる。この際に、処理部15は、測定装置1がホールド状態に移行させられていないときには、測定装置1が非ホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDh(「状態特定用データ」の一例)を測定値データDmと共に外部装置に送信する。
また、処理部15は、外部装置からホールド状態に移行する指示の制御コマンドDc(「測定値をホールドさせるホールド指示コマンド」の一例)が出力されたときに、測定部11から出力された最新の測定値をホールドすると共に、測定装置1がホールド状態に移行したことを示すホールド状態特定用データDhを、ホールドした測定値の測定値データDm(以下、非ホールド状態において生成された測定値データDmとの区別を容易とするために「測定値データDmh」ともいう)と共に外部装置に送信する。記憶部16は、処理部15の動作プログラムや、処理部15によって生成される測定値データDm,Dmhなどを記憶する。
データ処理装置2は、「データ処理装置」の一例であって、「データ処理用プログラム」の一例であるデータ処理用プログラムDpがインストールされたタブレット端末およびスマートフォンやパーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理端末で構成されている。このデータ処理装置2は、図3に示すように、通信部21a,21b、カメラ22、操作部23、表示部24、処理部25および記憶部26を備えている。なお、本例では、タブレット端末で構成されたデータ処理装置2を採用した例について説明するが、カメラ22を非搭載のパーソナルコンピュータでデータ処理装置2を構成するときには、パーソナルコンピュータにカメラ22を接続することで「データ処理装置」として使用することができる。
通信部21aは、測定装置1の通信部12と同様にブルートゥース(登録商標)規格に準ずる無線通信モジュールで構成され、処理部25の制御に従って測定装置1等のブルートゥース通信対応機器との間で各種のデータを送受信する。通信部21bは、一例として、移動体通信網Naに接続可能な移動体通信モジュールで構成され、処理部25の制御に従ってインターネットNb(インターネットNbに接続されている各種サーバやネットワーク機器)に移動体通信網Naを介してデータ処理装置2を接続させて各種のデータを送受信する。
カメラ22は、「撮像部」の一例であって、一例としてデータ処理装置2の背面(表示部24が配設されている面とは逆側の面)に配設された背面カメラで構成されている。このカメラ22は、処理部25の制御に従い、撮像データD1(「撮像データ」の一例)を生成して出力する撮像処理を実行可能に構成されている。操作部23は、一例として、表示部24の前面側に配設されたタッチパネルを備えて構成され、タッチパネルに対する操作に伴う操作信号を処理部25に出力する。表示部24は、処理部25の制御下で各種の表示画面を表示する。なお、表示部24に表示される表示画面の具体的な例については後に説明する。
処理部25は、データ処理装置2を総括的に制御する。この処理部25は、データ処理装置2にインストールされている基本プログラムに従ってデータ処理装置2をタブレット端末として動作させる基本処理に加え、「処理部」として機能して、データ処理用プログラムDpに従い、データ処理装置2を測定装置1等から測定値データDmを回収する(取得する)テータ回収器として機能させる。具体的には、処理部25は、データ処理用プログラムDpに従い、測定装置1から測定値データDmを出力させて記憶部26に記憶させる「測定値データ取得処理」や、カメラ22によって生成された撮像データD1を記憶部26に記憶させる「撮像データ取得処理」などを実行する。
また、処理部25は、データ処理装置2に搭載されている図示しないGPSモジュールを介して取得された位置情報や、通信部21bを介して取得した位置情報(通信部21bが接続している移動体通信網Naにおける基地局の位置に基づいて特定されるデータ処理装置2の位置情報)に基づき、データ処理装置2の現在位置を特定して現在位置データD2(「現在位置データ」の一例)を生成し、生成した現在位置データD2を記憶部26に記憶させる「現在位置特定処理」を実行する。なお、この「現在位置特定処理」は、前述の基本プログラムに記述された手順に従って実行される処理であって、本例のデータ処理装置2(データ処理用プログラムDp)では、生成される現在位置データD2を「測定値データ取得処理」において使用する構成・方法が採用されている。
さらに、処理部25は、上記の測定値データDmh、撮像データD1および現在位置データD2に基づいて測定結果データDr(測定対象の状態を示す報告書のデータ)を生成し、生成した測定結果データDrを記憶部16に記憶させると共に、通信部21bから移動体通信網NaおよびインターネットNbを介してデータサーバ3に送信させる処理を実行する。なお、データ処理装置2をデータ回収器として機能させる際に処理部25がデータ処理用プログラムDpに従って実行する各処理については、後に具体的な例を挙げて詳細に説明する。記憶部26は、「記憶部」の一例であって、上記の基本プログラムやデータ処理用プログラムDpを記憶すると共に、測定装置1から送信される測定値データDm,Dmh、カメラ22から出力される撮像データD1、および処理部25によって生成される現在位置データD2や測定結果データDrを記憶する。
データサーバ3は、一例として、測定装置1の製造メーカや販売者、およびそれらに委託された者が管理するサーバであって、データ処理装置2等から送信される測定結果データDrを記録すると共に、インターネットNbを介してデータサーバ3に接続された各種情報処理端末からの要求に応じてインターネットNbを介して測定結果データDrを送信することができるように構成されている。なお、実際の測定システム100では、データサーバ3に対する各種データの記録や、データサーバ3に記録されている各種データの読出しを許容すべき者に対してデータの送受信を許容する各種の認証処理がデータサーバ3において実行されるが、「データ処理用プログラム」、「データ処理装置」および「測定システム」についての理解を容易とするために、この「認証処理」についての説明を省略する。
次に、測定システム100の使用形態の一例について、添付図面を参照して説明する。なお、データ処理装置2へのデータ処理用プログラムDpのインストール、測定装置1(通信部12)およびデータ処理装置2(通信部21a)間の通信を許容するペアリング、移動体通信網Naに対するデータ処理装置2(通信部21b)の接続の許容の作業、並びに測定装置1による測定処理の条件(測定処理条件)の設定作業については完了しているものとし、具体的な説明を省略する。
この測定システム100の使用に際しては、測定対象についての所望の測定処理を実行可能に測定装置1を設置すると共に、測定装置1の操作部13およびデータ処理装置2の操作部23をそれぞれ操作して測定装置1(通信部12)およびデータ処理装置2(通信部21a)の間の相互通信が可能な状態に移行させる。次いで、データ処理装置2の操作部23を操作してデータ処理用プログラムDpを起動させると共に、測定装置1の操作部13(または、データ処理装置2の操作部23(図示しない「測定開始/停止ボタン」))を操作して測定処理を開始させる。
この際に、測定装置1では、操作部13の操作(または、データ処理装置2からの測定開始の制御コマンドDcの送信)に応じて、予め設定された測定処理条件に従って処理部15が測定部11に測定対象についての測定を開始させると共に、測定部11が測定値を処理部15に逐次出力する。また、処理部15は、図4に示すように、測定部11から出力された測定値を表示部14に逐次表示させる。さらに、処理部15は、出力された測定値に基づいて測定値データDmを生成すると共に、生成した測定値データDmを記憶部16に記憶させ、かつ通信部12からデータ処理装置2に順次出力させる。なお、この時点では、測定装置1がホールド状態に移行させられていないため、処理部15は、測定装置1が非ホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDhを測定値データDmと共に通信部12から出力させる。
また、データ処理装置2では、上記のようにデータ処理用プログラムDpが起動させられたときに、処理部25が、図4に示すように、ホールドボタンB1および撮像ボタンB2を表示部24に表示させる。この場合、ホールドボタンB1は、ホールドボタンB1が表示されている部位に対するタッチ操作を行うことで測定装置1をホールド状態に移行させるための表示であり、撮像ボタンB2は、後述するように、撮像ボタンB2が表示されている部位に対するタッチ操作を行うことでカメラ22に撮像処理を実行させ、かつ処理部25に「撮像データ取得処理」を実行させるための表示である。以下、ホールドボタンB1が表示されている部位、および撮像ボタンB2が表示されている部位や、後述のホールド解除ボタンB3(図5参照)が表示されている部位に対するタッチ操作について、単に「ホールドボタンB1の操作」、「撮像ボタンB2の操作」および「ホールド解除ボタンB3の操作」ともいう。
また、処理部25は、カメラ22を制御して撮像を開始させ、カメラ22が撮像データD1を処理部25に逐次出力する。さらに、処理部25は、カメラ22から出力された撮像データD1の画像Pcを表示部24に表示させる。なお、この時点では、カメラ22の写角の範囲に存在する被写体がカメラ22によって逐次撮像されて撮像データD1が極く短い周期で出力されている状態となっている。このため、データ処理装置2を操作している者が意図的に任意の被写体を選択する(任意の被写体にカメラ22(撮像用レンズ)を向ける)行為を行わない限り、表示部24には、カメラ22の写角の範囲に存在する被写体の無意味な画像Pcが逐次表示替えされる状態となる。
したがって、データ処理装置2の表示部24に測定処理中の測定装置1の画像Pcを表示させながら、以下に説明する一連の作業の実施を希望するときには、カメラ22の写角の範囲内に測定装置1が位置するようにカメラ22(撮像用レンズ)を測定装置1に向ける。これにより、図4に示すように、カメラ22から出力される撮像データD1に基づき、測定装置1の画像Pcが表示部24に表示された状態となる。
また、処理部25は、測定装置1(通信部12)から出力された測定値データDmが通信部21aによって受信されたときに、測定値データDmに記録されている測定値を示す測定値表示Pmを表示部24に表示させる(「測定値データ取得処理」における「第1処理」の一例)。この際に、処理部25は、測定装置1から新たな測定値データDmが出力される都度、新たな測定値データDmの測定値を測定値表示Pmとして表示部24に表示替えさせる。これにより、表示部24に表示される測定値表示Pmに基づき、その時点において測定装置1によって測定されている測定値を把握することが可能となる。
また、本例のデータ処理装置2(データ処理用プログラムDp)では、ホールド表示Ph(図5参照:測定装置1がホールド状態に移行していることを示す表示)を非表示とすることで、測定装置1がホールド状態ではないことを示す構成(手順)が採用されている。したがって、測定装置1をホールド状態に移行させていない(ホールドボタンB1を操作していない)この時点では、処理部25は、測定装置1から送信された非ホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDhに基づき、測定装置1が非ホールド状態であると特定して、図4に示すように、ホールド表示Phを非表示とする(「第4処理」の一例)。これにより、表示部24にホールド表示Phが表示されていないことに基づき、その時点において測定装置1がホールド状態に移行していないことを把握することが可能となる。
この場合、本例のデータ処理装置2(データ処理用プログラムDp)では、測定処理中の測定装置1を見ることなく、上記のように、測定値表示Pmに基づいて測定装置1によって測定されている測定値を把握し、かつホールド表示Phが非表示となっていることで測定装置1が非ホールド状態であると把握することができる。このため、カメラ22によって測定装置1を撮像し続けることなく(測定装置1の画像Pcを表示部24に表示させることなく)、非ホールド状態の測定装置1によって測定されている最新の測定値を確実かつ容易に把握することができる。これにより、例えば、測定装置1によって所望の測定値が測定されたときに測定装置1をホールド状態に移行させるために測定値を監視する際に、データ処理装置2を机上等に載置した状態(カメラ22による測定装置1の撮像ができない状態)で表示部24の測定値表示Pm等を監視することが可能となる。
一方、データ処理装置2の表示部24に表示される測定値表示Pmに基づき、測定装置1によって所望の測定値が測定されたと判断したときには、ホールドボタンB1を操作する。この際に、処理部25は、ホールドボタンB1の操作によって、測定装置1をホールド状態に移行させる指示があったと判別し(「予め規定された第1条件が満たされたとき」の一例)、通信部21aから測定装置1に対してホールド状態への移行を指示する制御コマンドDc(「測定値をホールドさせるホールド指示コマンド」の一例)を送信させる(「第2処理」の一例)。また、測定装置1では、データ処理装置2からの制御コマンドDcが通信部12よって受信されたときに、処理部15が、測定部11から出力された最新の測定値をホールドすると共に、図5に示すように、一例として、「HOLD」との文字列を表示部14に表示させ、かつホールドした測定値の測定値データDmh、および測定装置1がホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDhを通信部12からデータ処理装置2に送信させる。
これに応じて、データ処理装置2では、処理部25が、測定装置1から送信された測定値データDmhおよびホールド状態特定用データDhが通信部21aによって受信されたとき(「ホールドさせた測定値が記録された測定値データが測定装置から出力されたとき」の一例)に、測定値データDmhを記憶部26に記憶させる。また、処理部25は、測定装置1から送信されたホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDhに基づき、測定装置1がホールド状態に移行したと判別して、図5に示すように、測定値データDmhに記録されている測定値を示す測定値表示Pmと共にホールド表示Phを表示部24に表示させる(「第4処理」の他の一例)。これにより、測定処理中の測定装置1を見ることなく、測定装置1がホールド状態に移行したこと、およびホールドされた測定値が測定値表示Pmの値であることを把握することが可能となる。
したがって、表示部24のホールド表示Phおよび測定値表示Pmを見たことで、所望の測定値の取得(測定値データDmhの記憶部26への記憶)が完了したと判断した利用者は、撮像ボタンB2を操作する。この際に、カメラ22から撮像データD1が逐次出力されている本例では、処理部25が、カメラ22から出力された最新の撮像データD1を記憶部26に記憶させる(「撮像データ取得処理」の一例)。これにより、ホールド状態に移行させられて、測定値データDmhの測定値と同じ値が表示部14に表示された状態の測定装置1を撮像した撮像データD1(「第2処理と共に実行した撮像データ取得処理によって記憶部に記憶させた撮像データ」の一例)が記憶部26に記憶された状態となる。また、処理部25は、記憶部26に記憶させた撮像データD1の画像Pcを表示部14に表示させる。これにより、測定値表示Pmhの測定値と同じ値が「HOLD」との文字列と共に表示部14に表示された状態の測定装置1を撮像した撮像データD1が取得されたことを把握することができる。
また、処理部25は、一例として、測定値データDmhが通信部21aによって受信された時点において基本機能によって生成した現在位置データD2を記憶部26に保持すると共に、測定値データDmhおよび撮像データD1の双方の記憶部26への記憶が完了したときに、測定値データDm、撮像データD1および現在位置データD2を相互に関連付けて測定結果データDrを生成して記憶部26に記憶させる(「測定値データ取得処理」における「第3の処理」の一例)。以上により、測定装置1からの測定値データDmhの取得、並びに測定値データDmhに関連付けるべき撮像データD1および現在位置データD2の取得(それらのデータが記録された測定結果データDrの生成)が完了する。
なお、測定値データDmhの取得後に測定装置1を撮像して撮像データD1を取得する例について説明したが、測定装置1をホールド状態に移行させるのに先立って撮像ボタンB2を操作して撮像データD1を取得し、その直後にホールドボタンB1を操作して測定装置1をホールド状態に移行させて測定値データDmhを取得する手順で測定結果データDrを生成することもできる。
また、処理部25は、上記のように測定装置1からホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDhが送信されたとき(測定装置1がホールド状態に移行したと判別したとき)に、ホールドボタンB1に代えてホールド解除ボタンB3を表示部24に表示させる。この場合、ホールド解除ボタンB3は、タッチ操作を行うことで測定装置1を非ホールド状態に移行させる(測定値のホールドを解除させて通常の測定処理状態に復帰させる)ための表示である。したがって、新たな測定結果データDrの生成(測定値データDmh、撮像データD1および現在位置データD2の取得)を希望するときには、このホールド解除ボタンB3を操作する。
この際に、処理部25は、ホールド解除ボタンB3の操作によって、測定装置1を非ホールド状態に移行させる(ホールドを解除させる)指示があったと判別し(「予め規定された第2条件が満たされたとき」の一例)、通信部21aから測定装置1に対して非ホールド状態への移行を指示する制御コマンドDc(「測定値のホールドを解除させるホールド解除指示コマン」の一例)を送信させる(「第5処理」の一例)。また、測定装置1では、データ処理装置2からの制御コマンドDcが通信部12よって受信されたときに、処理部15が、測定装置1を非ホールド状態に移行させ、図6に示すように、表示部14の「HOLD」との文字列を非表示とし、かつ測定装置1が非ホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDhを測定部11から逐次出力される測定値データDmと共にデータ処理装置2に出力する処理を再開する。
これに応じて、データ処理装置2では、処理部25が、測定装置1から出力された非ホールド状態であることを示すホールド状態特定用データDhが受信されたときに、同図に示すように、ホールド表示Ph(図5参照)を再び非表示とする(「第4処理」のさらに他の一例)。これにより、測定処理中の測定装置1を見ることなく、測定装置1が非ホールド状態に移行したことを把握することができる。また、処理部25は、測定装置1から送信された測定値データDmを記憶部26に記憶させると共に、測定値表示Pmを最新の測定値データDmの測定値に表示替えする。これにより、測定処理中の測定装置1を見ることなく、測定装置1によって測定されている測定値が測定値表示Pmの値であることを把握することが可能となる。
したがって、表示部24に表示される測定値表示Pmに基づき、測定装置1によって所望の測定値が測定されたと判断したときに、ホールドボタンB1を再び操作する。この際には、前述した一連の処理と同様の処理が順次実行されて、ホールドボタンB1の操作時点においてホールドされた測定値の測定値データDmhと、どの測定値データDmhに関連付けるべき撮像データD1および現在位置データD2とがそれぞれ取得されて測定結果データDrが生成される。
また、必要な撮像データD1および現在位置データD2(測定結果データDr)の取得が完了したときには、測定装置1の操作部13(または、データ処理装置2の操作部23(図示しない「測定開始/停止ボタン」))を操作して測定処理を終了(停止)させる。以上により、測定現場における一連の作業が完了する。
なお、データ処理装置2の記憶部26に記憶された測定結果データDrについては、データ処理装置2から印刷機にデータを送信して「報告書」として印刷させたり、任意のタイミングでデータ処理装置2からデータサーバ3に送信して保存させたりすることができる。この場合、データサーバ3への保存を希望するときには、一例として、測定現場における上記の一連の作業(必要な測定結果データDrの取得)が完了したときに、データ処理装置2の操作部23を操作することにより、通信部21b、移動体通信網NaおよびインターネットNbを介してデータ処理装置2をデータサーバ3に接続する。次いで、記憶部26に記憶されている測定結果データDrを選択してデータサーバ3に送信させる。これにより、データ処理装置2において取得した(測定値データDmh、撮像データD1および現在位置データD2に基づいて生成した)測定結果データDrがデータサーバ3に保存される。
また、データサーバ3に保存された測定結果データDrについては、インターネットNbを介してデータサーバ3に接続可能な各種の情報処理端末を用いてデータサーバ3からダウンロードする。これにより、測定装置1から取得された測定値データDmhの測定値や、測定値データDmhの取得時に撮像された撮像データD1の画像Pc、および測定値データDmhの取得時に生成された現在位置データD2の位置情報(測定値データDmhの取得時におけるデータ処理装置2の現在位置)を把握したり、これらの情報が記入された「報告書」などを作成したりすることが可能となる。
このように、このデータ処理用プログラムDpでは、測定装置1から順次出力される測定値データDmに記録されている測定値をデータ処理装置2の表示部24に表示させる「第1処理」と、予め規定された「第1条件」が満たされたとき(本例では、データ処理装置2においてホールドボタンB1が操作されたとき)に測定装置1に測定値をホールドさせる「ホールド指示コマンド(制御コマンドDc)」を送信する「第2処理」と、ホールドさせた測定値が記録された測定値データDmhが測定装置1から出力されたときに、測定値データDmhを、「第2処理」と共に実行した「撮像データ取得処理」によって記憶部に記憶させた撮像データD1と関連付けて記憶部26に記憶させる「第3処理」とを「測定値データ取得処理」として処理部25に実行させる。また、このデータ処理装置2では、上記の「測定値データ取得処理」を実行可能な処理部25を備えて構成されている。さらに、この測定システム100では、上記の測定装置1とデータ処理装置2とを備えて構成されている。
したがって、このデータ処理用プログラムDp、データ処理装置2および測定システム100によれば、測定装置1の操作部13を操作することなく測定装置1をホールド状態に移行させることができるため、ホールド状態への移行、および測定装置1や測定対象の撮像時に測定装置1とデータ処理装置2とを持ち替える必要がなくなることから、ホールド状態への移行および撮像を短時間で確実かつ容易に実行させることができる。これにより、データ処理装置2において取得した測定値データDmhが生成されたタイミングと、この測定値データDmhに関連付けるべき撮像データD1が生成されたタイミングとのずれを充分に小さくすることができると共に、持ち替えに起因して測定装置1やデータ処理装置2を落下させる事故を好適に回避することができる。また、データ処理装置2(処理部25)によって測定値データDmhと撮像データD1とが相互に関連付けられるため、利用者の負担を充分に軽減することができると共に、関連付けるべき測定値データDmhおよび撮像データD1の組み合わせに誤りが生じる事態を回避して、関連する測定値データDmhおよび撮像データD1を確実に取得することができる。
また、このデータ処理用プログラムDpでは、測定装置1がホールド状態であるか否かを特定可能に測定装置1から出力されたホールド状態特定用データDhに基づいて測定装置1がホールド状態であるか否かを表示部24に表示させる(ホールド表示Phを表示または非表示とする)「第4処理」を処理部25に実行させる。また、このデータ処理装置2では、処理部25が、上記の「第4処理」を実行可能に構成されている。したがって、このデータ処理用プログラムDp、データ処理装置2および測定システム100によれば、測定装置1の表示部14を見ることなく、データ処理装置2の表示部24を見ることで測定装置1がホールド状態に移行しているか否かを確実かつ容易に特定することができるため、利用者の負担を一層軽減することができる。
さらに、このデータ処理用プログラムDpでは、予め規定された「第2条件」が満たされたときに(本例では、データ処理装置2においてホールド解除ボタンB3が操作されたときに)測定装置1に測定値のホールドを解除させる「ホールド解除指示コマンド(制御コマンドDc)」)を送信する「第5処理」を処理部25に実行させる。また、このデータ処理装置2では、処理部25が、上記の処理を実行可能に構成されている。したがって、このデータ処理用プログラムDp、データ処理装置2および測定システム100によれば、測定装置1をホールド状態に移行させて測定値データDmhおよび撮像データD1を取得した後に、再び測定値データDmhおよび撮像データD1を取得するときに、測定装置1の操作部13を操作することなく測定装置1を非ホールド状態に移行させて通常時の測定処理を実行させることができるため、利用者の負担を一層軽減することができる。
また、このデータ処理用プログラムDpでは、「第3処理」においてデータ処理装置2の現在位置を特定可能な現在位置データD2を生成して測定値データDmhおよび撮像データD1に関連付けて記憶部26に記憶させる(測定値データDmh、撮像データD1および現在位置データD2に基づいて測定結果データDrを生成して記憶部26に記憶させる)処理を処理部25に実行させる。また、このデータ処理装置2では、処理部25が、上記の処理を実行可能に構成されている。したがって、このデータ処理用プログラムDp、データ処理装置2および測定システム100によれば、測定値データDmhおよび撮像データD1が何処で取得されたかを確実かつ容易に特定可能な現在位置データD2を、測定値データDmhおよび撮像データD1に関連付けて提供することができる。
なお、「データ処理用プログラム」、「データ処理装置」および「測定システム」の構成は、上記のデータ処理用プログラムDpによる処理の手順や、データ処理装置2および測定システム100の構成の例に限定されない。例えば、測定処理中の測定装置1を撮像した撮像データD1を測定値データDmh等と関連付けて取得する例について説明したが、測定値データDmhと関連付ける撮像データD1の被写体は測定装置1に限定されず、測定対象や、一連の作業を実施した作業者などを被写体として撮像した撮像データD1を測定値データDmhに関連付けて取得することができる。
また、測定装置1による測定処理を開始させ、かつデータ処理装置2においてデータ処理用プログラムDpを起動させた状態において、ホールドボタンB1を操作して測定装置1をホールド状態に移行させ、かつ撮像ボタンB2を操作してカメラ22に撮像処理を実行させる例について説明したが、このような処理手順や構成に代えて、データ処理装置2に対する1回の操作によって、測定装置1に「測定値をホールドさせるホールド指示コマンド(ホールド状態に移行させる制御コマンドDc)」を送信する処理、およびカメラ22に撮像処理を実行させる(測定値データDmhと関連付けるべき撮像データD1を取得する)処理を実行する手順・構成(「第2処理において撮像部を制御して撮像データを生成させる処理を測定装置に対するホールド指示コマンドの送信と共に処理部に実行させる」との手順、および「第2処理において撮像部を制御して撮像データを生成させる処理を測定装置に対するホールド指示コマンドの送信と共に実行可能に構成されている」との構成の一例)を採用することができる。具体的には、一例として、前述の例における撮像ボタンB2を表示部24に表示させずにホールドボタンB1を表示させ、ホールドボタンB1が操作されたときにカメラ22を制御して撮像データD1を生成させる処理(最新の撮像データD1を記憶部26に記憶させる処理)を制御コマンドDcの送信処理と共に実行する手順・構成を採用することができる。
このように構成した、データ処理用プログラムDp、データ処理装置2および測定システム100によれば、ホールド状態への移行および撮像を一層短時間で実行させることができるため、データ処理装置2において取得した測定値データDmhが生成されたタイミングと、この測定値データDmhに関連付けるべき撮像データD1が生成されたタイミングとのずれを一層小さくすることができると共に、撮像を指示する操作が不要となることから、利用者の負担を一層軽減することができる。
この場合、制御コマンドDc(ホールド状態に移行させるコマンド)の送信処理から予め規定された時間が経過したときや、制御コマンドDcの送信処理後に測定装置1からホールド状態に移行したことを示すホールド状態特定用データDhが送信されたときに、処理部25がカメラ22を制御して撮像処理を実行させる手順・構成を採用することもできる。このような手順・構成を採用することにより、制御コマンドDcの送信処理から測定装置1がホールド状態に移行するまでにある程度の時間を要するとき(特に、制御コマンドDcの送信処理からホールド状態に移行するまでに要する時間が変動的な環境下で使用するとき)においても、測定装置1がホールド状態に確実に移行した状態においてカメラ22に撮像処理を実行させることができる。
また、ホールドボタンB1が操作されたときに「予め規定された第1条件が満たされた」としてデータ処理装置2から測定装置1に「ホールド指示コマンド(ホールド状態に移行させる制御コマンドDc)」を送信する例について説明したが、このような手順・構成に代えて、「予め設定された時刻が到来したとき」や、「測定処理を開始してから予め設定された時間が経過したとき」などに「第1条件が満たされた」として「ホールド指示コマンド」を送信することもできる。さらに、ホールド解除ボタンB3が操作されたときに「予め規定された第2条件が満たされた」としてデータ処理装置2から測定装置1に「ホールド解除指示コマンド(非ホールド状態に移行させる制御コマンドDc)」を送信する例について説明したが、このような手順・構成に代えて、「予め設定された時刻が到来したとき」や、「ホールド状態に移行させてから予め設定された時間が経過したとき」などに「第2条件が満たされた」として「ホールド解除指示コマンド」を送信することもできる。
また、測定装置1がホールド状態に移行させられているときにデータ処理装置2に送信する「状態特定用データ(ホールド状態特定用データDh)」と、測定装置1が非ホールド状態に移行させられているときにデータ処理装置2に送信する「状態特定用データ(ホールド状態特定用データDh)」とを相違させることで、いずれの「状態特定用データ」が送信されたかに基づいて測定装置1がホールド状態/非ホールド状態のいずれであるかを特定する例について説明したが、このような手順・構成に代えて、例えば、測定装置1がホールド状態に移行させられているとき、および測定装置1が非ホールド状態に移行させられているときのいずれか一方のときに測定装置1からデータ処理装置2にホールド状態特定用データDhを送信させ、データ処理装置2において測定装置1からホールド状態特定用データDhが送信されているか否かに基づいて測定装置1がホールド状態/非ホールド状態のいずれであるかを特定する手順・構成を採用することができる。さらに、「データ処理装置」において「測定装置」がホールド状態/非ホールド状態のいずれであるかを特定する必要がないときには、「測定装置」から「データ処理装置」に「状態特定用データ」を送信しない手順・構成を採用することもできる。
また、ホールド状態に移行させられている測定装置1をデータ処理装置2に対する操作によって非ホールド状態に移行させる(測定値のホールドを解除させる)必要がないときには、前述の例におけるホールド解除ボタンB3を表示させない手順・構成を採用することができる。さらに、測定値データDmhの取得時におけるデータ処理装置2の現在位置(すなわち、測定値データDmhを生成した際の測定装置1の現在位置や、測定対象の現在位置)についての情報が不要な場合には、測定値データDmhおよび撮像データD1に対する現在位置データD2の関連付けを行わない手順・構成を採用することもできる。
また、測定装置1(通信部12)とデータ処理装置2(通信部21a)との間でブルートゥース(登録商標)規格に準ずる無線通信によって各種データを送受信させる例について説明したが、このような手順・構成に代えて、ブルートゥース以外の各種無線通信(無線LANなど)や、信号ケーブルを介しての有線通信によって各種データを送受信させることもできる。さらに、データサーバ3を備えて構成した測定システム100を例に挙げて説明したが、データサーバ3を備えずに、測定装置1およびデータ処理装置2だけで「測定システム」を構成することもできる。
100 測定システム
1 測定装置
2 データ処理装置
3 データサーバ
11 測定部
12,21a,21b 通信部
13,23 操作部
14,24 表示部
15,25 処理部
16.26 記憶部
B1 ホールドボタン
B2 撮像ボタン
B3 ホールド解除ボタン
D1 撮像データ
D2 現在位置データ
Dc 制御コマンド
Dh ホールド状態特定用データ
Dm,Dmh 測定値データ
Dp データ処理用プログラム
Dr 測定結果データ
Na 移動体通信網
Nb インターネット
Pc 画像
Pm 測定値表示
Ph ホールド表示
1 測定装置
2 データ処理装置
3 データサーバ
11 測定部
12,21a,21b 通信部
13,23 操作部
14,24 表示部
15,25 処理部
16.26 記憶部
B1 ホールドボタン
B2 撮像ボタン
B3 ホールド解除ボタン
D1 撮像データ
D2 現在位置データ
Dc 制御コマンド
Dh ホールド状態特定用データ
Dm,Dmh 測定値データ
Dp データ処理用プログラム
Dr 測定結果データ
Na 移動体通信網
Nb インターネット
Pc 画像
Pm 測定値表示
Ph ホールド表示
Claims (11)
- 測定装置から測定値データを出力させて記憶部に記憶させる測定値データ取得処理、および撮像部によって生成された撮像データを前記記憶部に記憶させる撮像データ取得処理を実行可能な処理部を備えたデータ処理装置における当該処理部に当該測定値データ取得処理および当該撮像データ取得処理を実行させるデータ処理用プログラムであって、
前記測定装置から順次出力される前記測定値データに記録されている前記測定値を当該データ処理装置の表示部に表示させる第1処理と、
予め規定された第1条件が満たされたときに前記測定装置に測定値をホールドさせるホールド指示コマンドを送信する第2処理と、
ホールドさせた前記測定値が記録された前記測定値データが前記測定装置から出力されたときに、当該測定値データを、前記第2処理と共に実行した前記撮像データ取得処理によって前記記憶部に記憶させた前記撮像データと関連付けて当該記憶部に記憶させる第3処理とを前記測定値データ取得処理として前記処理部に実行させるデータ処理用プログラム。 - 前記測定装置がホールド状態であるか否かを特定可能に当該測定装置から出力された状態特定用データに基づいて当該測定装置がホールド状態であるか否かを前記表示部に表示させる第4処理を前記処理部に実行させる請求項1記載のデータ処理用プログラム。
- 予め規定された第2条件が満たされたときに前記測定装置に測定値のホールドを解除させるホールド解除指示コマンドを送信する第5処理を前記処理部に実行させる請求項1または2記載のデータ処理用プログラム。
- 前記第2処理において前記撮像部を制御して前記撮像データを生成させる処理を前記測定装置に対する前記ホールド指示コマンドの送信と共に前記処理部に実行させる請求項1から3のいずれかに記載のデータ処理用プログラム。
- 前記第3処理において前記データ処理装置の現在位置を特定可能な現在位置データを生成して前記測定値データおよび前記撮像データに関連付けて前記記憶部に記憶させる処理を前記処理部に実行させる請求項1から4のいずれかに記載のデータ処理用プログラム。
- 記憶部と、撮像部と、測定装置から測定値データを出力させて前記記憶部に記憶させる測定値データ取得処理、および前記撮像部によって生成された撮像データを前記記憶部に記憶させる撮像データ取得処理を実行可能な処理部とを備えたデータ処理装置であって、
表示部を備え、
前記処理部は、前記測定装置から順次出力される前記測定値データに記録されている前記測定値を前記表示部に表示させる第1処理と、
予め規定された第1条件が満たされたときに前記測定装置に測定値をホールドさせるホールド指示コマンドを送信する第2処理と、
ホールドさせた前記測定値が記録された前記測定値データが前記測定装置から出力されたときに、当該測定値データを、前記第2処理と共に実行した前記撮像データ取得処理によって前記記憶部に記憶させた前記撮像データと関連付けて当該記憶部に記憶させる第3処理とを前記測定値データ取得処理として実行可能に構成されているデータ処理装置。 - 前記処理部は、前記測定装置がホールド状態であるか否かを特定可能に当該測定装置から出力された状態特定用データに基づいて当該測定装置がホールド状態であるか否かを前記表示部に表示させる第4処理を実行可能に構成されている請求項6記載のデータ処理装置。
- 前記処理部は、予め規定された第2条件が満たされたときに前記測定装置に測定値のホールドを解除させるホールド解除指示コマンドを送信する第5処理を実行可能に構成されている請求項6または7記載のデータ処理装置。
- 前記処理部は、前記第2処理において前記撮像部を制御して前記撮像データを生成させる処理を前記測定装置に対する前記ホールド指示コマンドの送信と共に実行可能に構成されている請求項6から8のいずれかに記載のデータ処理装置。
- 前記処理部は、前記第3処理において前記データ処理装置の現在位置を特定可能な現在位置データを生成して前記測定値データおよび前記撮像データに関連付けて前記記憶部に記憶させる処理を実行可能に構成されている請求項6から9のいずれかに記載のデータ処理装置。
- 請求項6から10のいずれかに記載のデータ処理装置と前記測定装置とを備えて構成されている測定システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020156849A JP2022050749A (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | データ処理用プログラム、データ処理装置および測定システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020156849A JP2022050749A (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | データ処理用プログラム、データ処理装置および測定システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022050749A true JP2022050749A (ja) | 2022-03-31 |
Family
ID=80854632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020156849A Pending JP2022050749A (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | データ処理用プログラム、データ処理装置および測定システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022050749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024053590A1 (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | Dmg森精機株式会社 | 携帯端末 |
-
2020
- 2020-09-18 JP JP2020156849A patent/JP2022050749A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024053590A1 (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | Dmg森精機株式会社 | 携帯端末 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014149829A (ja) | ヘルプ情報を検出及び表示するための方法、医療用機器、モバイルアプリケーション及びシステム | |
CN112530567A (zh) | 信息管理方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JP6484698B2 (ja) | 計測装置及び計測システム | |
JP5680400B2 (ja) | 表示装置、画面画像転送方法、及びプログラム | |
CN104048687A (zh) | 具有图像捕获能力的测量系统 | |
JP2018191134A5 (ja) | ||
US20060267754A1 (en) | Data collection apparatus | |
JP2022050749A (ja) | データ処理用プログラム、データ処理装置および測定システム | |
KR101514777B1 (ko) | 단말 장치 및 그의 데이터 송수신 방법 | |
JP2019193062A (ja) | 映像による杭施工現場監視システム | |
JP5839989B2 (ja) | 測定システム | |
JP2013251906A5 (ja) | ||
JP2014222410A (ja) | 携帯表示装置及び表示プログラム並びに操作案内システム | |
JP6815819B2 (ja) | 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム | |
CN108307145A (zh) | 信息显示系统和图像形成设备 | |
JP7020822B2 (ja) | システム、撮像装置、情報処理装置、制御方法、及び、プログラム | |
JP2017091495A (ja) | 工事現場撮影システム、杭工事検査システム、作業データ取得装置、及び、作業データ取得方法 | |
JP4488271B2 (ja) | カメラ操作支援システム | |
JP2016012232A (ja) | 携帯端末、プログラム及び作業情報管理システム | |
JP7087053B2 (ja) | 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム | |
JP2020034365A (ja) | 測定データ処理装置、測定システムおよび測定データ処理用プログラム | |
JP6903420B2 (ja) | 携帯型端末装置および処理プログラム | |
JP6599101B2 (ja) | 測定装置、携帯端末装置および測定システム | |
JP7392399B2 (ja) | 情報処理装置、システム、情報処理方法、及びプログラム | |
JP7247239B2 (ja) | iOSを搭載する移動機端末のポインタを操作する自動設定プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20240820 |