JP2022049784A - 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本節では、本実施形態のハードウェア構成について説明する。図1は、本実施形態に係るシステム1の構成概要を示す図である。
システム1は、音声再生端末2と、情報処理装置3と、第1のユーザ端末4と、第2のユーザ端末5とを備え、これらが電気通信回線を通じて通信可能に構成される。
音声再生端末2は、面談の音声データを再生する者が操作するものであり、スマートフォン、タブレット端末、コンピュータ、その他電気通信回線を通じて情報処理装置3にアクセス可能なものであれば、その形態は問わない。
図2は、情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有し、これらの構成要素が情報処理装置3の内部において通信バス30を介して電気的に接続されている。各構成要素についてさらに説明する。
通信部31は、USB、IEEE1394、Thunderbolt、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、LTE/3G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。
記憶部32は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。また、これらの組合せであってもよい。
制御部33は、情報処理装置3に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部33は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部33は、記憶部32に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置3に係る種々の機能を実現する。すなわち、ソフトウェア(記憶部32に記憶されている)による情報処理がハードウェア(制御部33)によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部(図3参照)として実行されうる。これらについては、次節においてさらに詳述する。なお、制御部33は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部33を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
第1のユーザ端末4は、第1のユーザ4aが操作するものであり、スマートフォン、タブレット端末、コンピュータ、その他電気通信回線を通じて情報処理装置3にアクセス可能なものであれば、その形態は問わない。第1のユーザ4aは、面談の参加者であり、例えば、商品又はサービスを販売する営業担当者、採用面接を受ける者、講習会又は授業を行う講師等である。なお、第1のユーザ端末4及び第1のユーザ端末4を操作する第1のユーザ4aは複数でもよい。
第2のユーザ端末5は、第2のユーザ5aが操作するものであり、スマートフォン、タブレット端末、コンピュータ、その他電気通信回線を通じて情報処理装置3にアクセス可能なものであれば、その形態は問わない。第2のユーザ5aは、面談の参加者であり、例えば、第1のユーザ4aの顧客、採用面接官、講習会又は講義の受講者等である。なお、第2のユーザ端末5及び第2のユーザ端末5を操作する第2のユーザ5aは複数でもよい。
本節では、本実施形態の機能構成について説明する。図3は、情報処理装置3の機能を示す機能ブロック図である。前述の通り、ソフトウェア(記憶部32に記憶されている)による情報処理がハードウェア(制御部33)によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部として実行されうる。
受付部331は、受付ステップを実行する。受付部331は、通信部31又は記憶部32を介して情報を受け付け、これを作業メモリに読出可能に構成される。特に、受付部331は、第1のユーザ端末4と、第2のユーザ端末5とからネットワーク及び通信部31を介して種々の情報(例えば、音声データ又は音声データを含む動画データ)を受け付けるように構成される。本実施形態では、受付部331が受け付けた種々の情報は、記憶部32に記憶され、作業メモリに読出可能に構成される例を説明する。
識別部332は、識別ステップを実行する。識別部332は、音声データに対して音声認識処理を実行し、音声データに含まれる第1のユーザ4aによる音声と、第2のユーザ5aによる音声とを識別する。識別された第1のユーザ4aによる音声及び第2のユーザ5aによる音声は、それぞれ記憶部32に記憶され、作業メモリに読出可能に構成される。認識のアルゴリズムは特に限定されず、例えば、機械学習ベースの自然言語処理を用いたアルゴリズム等が適宜採用されうる。
面談音声生成部333は、面談音声生成ステップを実行する。面談音声生成部333は、第1の音声データと、第2の音声データとを識別可能に含む音声データを生成する。面談音声生成部333により生成された音声データは、記憶部32に記憶され、作業メモリに読出可能に構成される。
文字情報生成部334は、文字情報生成ステップを実行する。文字情報生成部334は、記憶部32に記憶された音声データから文字情報6を生成し、音声再生端末2等の表示部に文字情報6を表示させるように制御する。あるいは、文字情報生成部334は、文字情報6を音声再生端末2等の表示部に表示させるためのレンダリング情報だけを生成してもよい。文字情報生成部334によって生成された文字情報6は、音声データと関連付けられて記憶部32に記憶され、作業メモリに読出可能に構成される。
抽出部335は、抽出ステップを実行する。抽出部335は、文字情報6から、キーワード60を抽出する。なお、抽出部335が抽出するキーワード60は、予め設定可能であり、かかる設定は記憶部32に記憶される。
視覚情報生成部336は、視覚情報7生成ステップを実行する。視覚情報生成部336は、記憶部32に記憶された種々の情報(例えば、アイコン70)又はこれらを含む画面、画像、等の視覚情報7を生成し、音声再生端末2等の表示部に視覚情報7を表示させるように制御する。あるいは、視覚情報生成部336は、前記視覚情報7を音声再生端末2等の表示部に表示させるためのレンダリング情報だけを生成してもよい。視覚情報生成部336によって生成された視覚情報7は、記憶部32に記憶され、作業メモリに読出可能に構成される。
本節では、アクティビティ図を参照しながら、前述した情報処理装置3の情報処理について説明する。図4は、情報処理装置3による情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
本節では、音声データが情報処理装置3に予め記憶されている場合の情報処理を説明する。
本節では、音声データを第1のユーザ端末4及び第2のユーザ端末5から受け付ける場合の情報処理を説明する。図6は、情報処理装置3による情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
本実施形態に係るシステム1に関して、以下のような態様を採用してもよい。
(1-2)抽出されたキーワード60が通貨である場合、視覚情報生成部336は、金額の大きいキーワード60に係るアイコン70は、他のアイコン70とは異なる表示態様となるように生成してもよい。例えば、視覚情報生成部336は、抽出されたキーワード60の中で、最も大きな金額に係るアイコン70については、最も大きく表示させるように制御し、他のアイコン70とは異なる色で表示させるように制御する。また、例えば、視覚情報生成部336は、キーワード60の金額が大きいほど、目立つようにアイコン70を生成する。具体的には、抽出したキーワード60に、1,000円と、10,000円とが含まれる場合、10,000円に係る視覚情報7の方が、より大きくなるように視覚情報7を生成する。例えば、アイコン702が10,000円に係る視覚情報7であり、アイコン703が1,000円に係る視覚情報7である場合、図5で示されるように、アイコン702が、アイコン703よりも大きく表示される。
(1-3)アイコン70の中に、抽出したキーワード60が含まれる場合、視覚情報生成部336は、金額の大きなキーワード60については、アイコン70に含まれる他のキーワード60よりも大きい文字又は太字で表示させるように制御する。図5の例では、アイコン702が、アイコン703よりも大きい文字で表示される。
(1-4)視覚情報生成部336は、第1の文字情報61及び第2の文字情報62からキーワード60が抽出されている場合、第1の文字情報61から抽出されたものであるか、第2の文字情報62から抽出されたものであるかによって、表示態様が異なるように視覚情報7を生成してもよい。例えば、第1の文字情報61から抽出されたキーワード60に係る視覚情報7は青色で表示させ、第2の文字情報62から抽出されたキーワード60に係る視覚情報7は赤色で表示させるように制御してもよい。
(2)第1の文字情報61と、第2の文字情報62とが識別されている場合、第2の文字情報62から、キーワード60のみが抽出されてもよい。これにより、第2のユーザ5aによる発言に含まれるキーワード60と、前記キーワード60に対応する音声データの再生時点のみが把握可能となり、面談音声を再生する者は、顧客がどのようなキーワード60をどんなタイミングで使っているのか把握することが可能となる等、面談音声を他の営業担当者の教育等に用いることができる。
(3)情報処理装置3は、コンピュータに専用プログラムがインストールされることによって実施されてもよい。
(4)本実施形態の態様は、プログラムであってもよい。プログラムは、コンピュータに、情報処理装置3の各ステップを実行させる。
(5)本実施形態の態様は、情報処理方法であってもよい。情報処理方法は、文字情報生成ステップ、抽出ステップと、視覚情報生成ステップとを備える。文字情報生成ステップでは、面談の音声データから面談のトークスクリプトを含む文字情報6を生成する。抽出ステップでは、文字情報6から、キーワード60を抽出する。視覚情報生成ステップでは、抽出されたキーワード60と、音声データにおけるキーワード60が出現した再生時点とが対応付けられた視覚情報7を生成する。
前記情報処理装置において、前記キーワードは、複数のキーワードであり、前記視覚情報生成ステップでは、前記複数のキーワードの登場順を識別可能な視覚情報を生成する、もの。
前記情報処理装置において、前記視覚情報生成ステップでは、抽出された前記キーワードと、前記音声データの再生箇所を示すシークバーとが対応付けられた視覚情報を生成する、もの。
前記情報処理装置において、前記視覚情報生成ステップでは、前記シークバーにおける前記キーワードが出現した再生時点を把握可能な位置に、前記再生時点に対応する前記キーワードを含むアイコンを生成する、もの。
前記情報処理装置において、前記アイコンの前記把握可能な位置は、前記シークバーにおける前記キーワードが出現した前記再生時点の上下左右の少なくともいずれかである、もの。
前記情報処理装置において、前記面談は、第1のユーザと、第2のユーザとによって実施され、前記文字情報生成ステップでは、前記音声データから前記第1のユーザのトークスクリプトを含む第1の文字情報と、前記第2のユーザのトークスクリプトを含む第2の文字情報とを生成し、前記抽出ステップでは、前記第1の文字情報から、前記キーワードを抽出する、もの。
前記情報処理装置において、識別ステップをさらに実行するように構成され、前記識別ステップでは、前記音声データに対して音声認識処理を実行し、前記音声データに含まれる前記第1のユーザによる音声と、前記第2のユーザによる音声とを識別し、前記文字情報生成ステップでは、前記第1のユーザによる音声から、前記第1の文字情報を生成し、前記第2のユーザによる音声から、前記第2の文字情報を生成する、もの。
前記情報処理装置において、受付ステップと、面談音声生成ステップとをさらに実行するように構成され、前記受付ステップでは、前記第1のユーザによる第1の音声データと、前記第2のユーザによる第2の音声データとをそれぞれ受け付け、前記面談音声生成ステップでは、前記第1の音声データと、前記第2の音声データとを識別可能に含む前記音声データを生成する、もの。
前記情報処理装置において、前記第1のユーザは営業担当者であり、前記第2のユーザは顧客であり、前記音声データは、前記営業担当者と前記顧客との商談を含む、もの。
前記情報処理装置において、前記キーワードは、単位である、もの。
前記情報処理装置において、前記キーワードは、通貨である、もの。
プログラムであって、コンピュータに、前記情報処理装置の各ステップを実行させる、もの。
情報処理方法であって、文字情報生成ステップと、抽出ステップと、視覚情報生成ステップとを備え、前記文字情報生成ステップでは、面談の音声データから前記面談のトークスクリプトを含む文字情報を生成し、前記抽出ステップでは、前記文字情報から、キーワードを抽出し、前記視覚情報生成ステップでは、抽出された前記キーワードと、前記音声データにおける前記キーワードが出現した再生時点とが対応付けられた視覚情報を生成する、方法。
もちろん、この限りではない。
2 :音声再生端末
3 :情報処理装置
30 :通信バス
31 :通信部
32 :記憶部
33 :制御部
331 :受付部
332 :識別部
333 :面談音声生成部
334 :文字情報生成部
335 :抽出部
336 :視覚情報生成部
4 :第1のユーザ端末
4a :第1のユーザ
5 :第2のユーザ端末
5a :第2のユーザ
6 :文字情報
60 :キーワード
61 :第1の文字情報
62 :第2の文字情報
7 :視覚情報
70 :アイコン
71 :シークバー
701 :アイコン
702 :アイコン
703 :アイコン
Claims (13)
- 情報処理装置であって、
文字情報生成ステップと、抽出ステップと、視覚情報生成ステップとを実行するように構成され、
前記文字情報生成ステップでは、面談の音声データから前記面談のトークスクリプトを含む文字情報を生成し、
前記抽出ステップでは、前記文字情報から、キーワードを抽出し、
前記視覚情報生成ステップでは、抽出された前記キーワードと、前記音声データにおける前記キーワードが出現した再生時点とが対応付けられた視覚情報を生成する、
もの。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記キーワードは、複数のキーワードであり、
前記視覚情報生成ステップでは、前記複数のキーワードの登場順を識別可能な視覚情報を生成する、
もの。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
前記視覚情報生成ステップでは、抽出された前記キーワードと、前記音声データの再生箇所を示すシークバーとが対応付けられた視覚情報を生成する、
もの。 - 請求項3に記載の情報処理装置において、
前記視覚情報生成ステップでは、前記シークバーにおける前記キーワードが出現した再生時点を把握可能な位置に、前記再生時点に対応する前記キーワードを含むアイコンを生成する、
もの。 - 請求項4に記載の情報処理装置において、
前記アイコンの前記把握可能な位置は、前記シークバーにおける前記キーワードが出現した前記再生時点の上下左右の少なくともいずれかである、
もの。 - 請求項1~請求項5の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記面談は、第1のユーザと、第2のユーザとによって実施され、
前記文字情報生成ステップでは、前記音声データから前記第1のユーザのトークスクリプトを含む第1の文字情報と、前記第2のユーザのトークスクリプトを含む第2の文字情報とを生成し、
前記抽出ステップでは、前記第1の文字情報から、前記キーワードを抽出する、
もの。 - 請求項6に記載の情報処理装置において、
識別ステップをさらに実行するように構成され、
前記識別ステップでは、前記音声データに対して音声認識処理を実行し、前記音声データに含まれる前記第1のユーザによる音声と、前記第2のユーザによる音声とを識別し、
前記文字情報生成ステップでは、
前記第1のユーザによる音声から、前記第1の文字情報を生成し、
前記第2のユーザによる音声から、前記第2の文字情報を生成する、
もの。 - 請求項6に記載の情報処理装置において、
受付ステップと、面談音声生成ステップとをさらに実行するように構成され、
前記受付ステップでは、前記第1のユーザによる第1の音声データと、前記第2のユーザによる第2の音声データとをそれぞれ受け付け、
前記面談音声生成ステップでは、前記第1の音声データと、前記第2の音声データとを識別可能に含む前記音声データを生成する、
もの。 - 請求項6~請求項8の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記第1のユーザは営業担当者であり、前記第2のユーザは顧客であり、
前記音声データは、前記営業担当者と前記顧客との商談を含む、
もの。 - 請求項1~請求項9の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記キーワードは、単位である、
もの。 - 請求項1~請求項10の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記キーワードは、通貨である、
もの。 - プログラムであって、
コンピュータに、請求項1~請求項11の何れか1つに記載の情報処理装置の各ステップを実行させる、
もの。 - 情報処理方法であって、
文字情報生成ステップと、抽出ステップと、視覚情報生成ステップとを備え、
前記文字情報生成ステップでは、面談の音声データから前記面談のトークスクリプトを含む文字情報を生成し、
前記抽出ステップでは、前記文字情報から、キーワードを抽出し、
前記視覚情報生成ステップでは、抽出された前記キーワードと、前記音声データにおける前記キーワードが出現した再生時点とが対応付けられた視覚情報を生成する、
方法。
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