JP2023000937A - 疑似面接システム、疑似面接方法、疑似面接装置、及びプログラム - Google Patents

疑似面接システム、疑似面接方法、疑似面接装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】疑似面接を受けるユーザが自身の評価を速やかに得る疑似面接システム、方法及びを提供する議事面接方法を提供する。【解決手段】端末装置20と、サーバ装置30とが、ネットワーク11を介して接続される疑似面接システム10において、端末装置10は、疑似面接における質問に対して回答するユーザの音声を録音する収集部213と、ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識部214と、ユーザに対して質問を出力し、またユーザに対する評価情報を出力する音声入出力部24及び表示部25と、を備える。サーバ装置30は、ユーザの音声データ、及びテキストデータを解析する解析部312と、前の質問に対応する解析部による解析結果に基づいて次の質問を決定する質問決定部311と、解析部312による解析結果に基づいてユーザに対する評価情報を生成する評価部314と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、疑似面接システム、疑似面接方法、疑似面接装置、及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、「応募者に対する質疑応答を通じて、前記応募者の顔の映像情報を含む応答情報を取得する情報取得装置と、前記情報取得装置で取得された前記顔の映像情報に基づいて前記応募者の時間経過に伴って変化する様子を分析し、前記質疑応答時における感情の種類を判別する制御装置と、前記制御装置で判別された前記感情の種類と、前記情報取得装置で取得された前記応答情報とが、前記応募者に対応付けて蓄積された応募者情報データベースを記憶する記憶装置と、前記記憶装置における前記応募者情報データベースにアクセス可能な端末装置とを有する面接システム」が記載されている。
特開2018-32164号公報
特許文献1に記載の面接システムによれば、面接を実施する企業等の求人側は、応募者による応答情報の信頼性を判断できる。一方、面接を受ける応募者側としては、自身のどのような発言や表情、態度等が信頼性を得られるのか、自身が求人側からどのように評価されているのか等を速やかに把握することができれば、今後の面接に役立てることができる。しかしながら、現状において、そのようなシステムは存在しない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、疑似面接を受けるユーザが自身の評価を速やかに得られるようにすることを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係る疑似面接システムは、端末装置、及びサーバ装置を含む疑似面接システムであって、前記端末装置は、疑似面接における質問に対して回答する前記ユーザの音声を録音する収集部と、前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、前記ユーザに対して前記質問を出力し、また前記ユーザに対する評価情報を出力する出力部と、を備え、前記サーバ装置は、前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析部と、前の質問に対応する前記解析部による解析結果に基づいて次の質問を決定する質問決定部と、前記解析部による解析結果に基づいて前記ユーザに対する前記評価情報を生成する評価部と、を備える。
前記端末装置は、前記ユーザによる選択操作に応じて疑似面接におけるコース及びレベルのうちの少なくとも一方を設定する設定部、を備えることができ、前記質問決定部は、設定された前記疑似面接におけるコース及びレベルのうちの少なくとも一方に基づいて前記疑似面接における前記質問を決定することができる。
前記サーバ装置は、前記質問に対応する解析結果に基づいて前記ユーザに対するリアクションを決定するリアクション決定部、を備えることができ、前記出力部は、決定された前記リアクションを出力することができる。
前記解析部は、前記解析結果として、前記前の質問に対するユーザの回答に所定のキーワードが含まれていたか否かを解析することができ、前記質問決定部は、前記前の質問に対する回答に含まれていた前記所定のキーワードに関する質問を前記次の質問に決定することができる。
前記収集部は、前記疑似面接における質問に対して回答する前記ユーザの様子を録画することができ、前記解析部は、前記ユーザの音声を録音した前記音声データ、前記テキストデータ、及び前記ユーザの様子を録画した画像データを解析することができる。
前記解析部は、前記解析結果として、前記ユーザの回答に所定のキーワードが含まれているか、発声の速度、声量、長さ、及び緊張度のうちの少なくとも一つを前記評価部に出力することができる。
前記評価部は、前記評価情報として、緊張度、伝わり易さ判定、会話の長さ、会話速度、声量、企業分析、自己分析、経験・スキル、協調性、帰属意識、展開力、努力・熱意、一貫性、誇張・嘘判定、論理性、主体性、柔軟性、ストレス耐性、理解力、ネガ・ポジ判定のうちの少なくとも一つを生成することができる。
前記出力部は、質問中の面接官の画像、及び前記面接官からの質問に回答中の前記ユーザの画像の少なくとも一方を表示することができる。
前記サーバ装置は、求人票、職務経歴書、履歴書、及びプロフィール情報のうちの少なくとも一つに基づいて前記ユーザに対する質問を生成する質問生成部、を備えることができる。
本発明の他の態様に係る疑似面接方法は、端末装置とサーバ装置とからなる疑似面接システムによる疑似面接方法であって、前記サーバ装置による、疑似面接における質問を決定する第1の質問決定ステップと、前記端末装置による、決定された前記質問をユーザに対して出力する第1の出力ステップと、前記端末装置による、前記質問にして回答する前記ユーザの音声を録音する録音ステップと、前記端末装置による、前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識ステップと、前記サーバ装置による、前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析ステップと、前記サーバ装置による、前の質問に対応する前記解析ステップによる解析結果に基づいて次の質問を決定する第2の質問決定ステップと、前記サーバ装置による、解析ステップの解析結果に基づいて前記ユーザに対する評価情報を生成する評価ステップと、前記端末装置による、生成された前記ユーザに対する前記評価情報を出力する第2の出力ステップと、を含む。
本発明のさらに他の態様に係る疑似面接装置は、疑似面接における質問にして回答するユーザの音声を録音する収集部と、前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析部と、前の質問に対応する前記解析部による解析結果に基づいて次の質問を決定する質問決定部と、前記解析部の解析結果に基づいて前記ユーザに対する評価情報を生成する評価部と、前記ユーザに対して前記質問を出力し、また、前記ユーザに対する評価情報を出力する出力部と、を備える。
本発明のさらに他の態様に係るプログラムは、コンピュータを、疑似面接における質問にして回答するユーザの音声を録音する収集部と、前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析部と、前の質問に対応する前記解析部による解析結果に基づいて次の質問を決定する質問決定部と、前記解析部の解析結果に基づいて前記ユーザに対する評価情報を生成する評価部と、前記ユーザに対して前記質問を出力し、また、前記ユーザに対する評価情報を出力する出力部と、して機能させる。
本発明によれば、疑似面接を受けるユーザが自身の評価を速やかに得ることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施形態に係る疑似面接システムの構成例を示す図である。 図2は、質問DB(データベース)のデータ構造の一例を示す図である。 図3は、疑似面接処理の一例を説明するフローチャートである。 図4は、ホーム画面の表示例を示す図である。 図5は、音声チェック画面の表示例を示す図である。 図6は、カメラチェック画面の表示例を示す図である。 図7は、面接画面の表示例を示す図である。 図8は、面接画面の他の表示例を示す図である。 図9は、評価画面の表示例を示す図である。 図10は、評価詳細画面の表示例を示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、一実施形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。同様に、以下の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
<本発明の一実施形態に係る疑似面接システム10>
図1は、本発明の一実施形態に係る疑似面接システム10の構成例を示している。
疑似面接システム10は、例えば、就職活動を行う求職者(以下、ユーザと称する)に対して疑似的な面接を行い、疑似面接におけるユーザの評価を速やかにユーザに出力するものである。ユーザは、疑似面接における自身の評価を速やかに把握することができ、該疑似面接を、例えば、企業等の求人側が実施する実際の面接の練習として利用できる。
疑似面接システム10は、ネットワーク11を介して接続された端末装置20、及びサーバ装置30を備える。ネットワーク11は、インターネット、携帯電話通信網等に代表される双方向通信網である。
端末装置20は、例えば、スマートフォン、タブレット型PC(Personal Computer)、ノート型PC、デスクトップ型PC等の一般的なコンピュータにて専用のアプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
ただし、一般的なコンピュータにて汎用のWebブラウザを用いて所定のサーバ(例えば、サーバ装置30あるいはサーバ装置30と通信可能なWebサーバ)に接続することにより端末装置20を実現するようにしてもよい。この場合、所定のサーバは、以下に説明する端末装置20の処理部21の機能ブロックを備え、所定のサーバが備える各機能ブロックとユーザの使用するコンピュータ(Webブラウザ)との情報の入出力は、各機能ブロックが生成した操作画面(Webページ)を介して行われる。
さらに、端末装置20は、以下に説明する機能ブロックの一部または全部を実現する集積回路等のハードウェアを備える専用装置(例えば対話型玩具やスマートスピーカ)であってもよい。
以下、端末装置20は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリ、SSD(Solid State Drive)等のストレージ、表示デバイスとしてのディスプレイ、ディスプレイに積層された入力デバイスとしてのタッチパネル、マイクロフォン及びスピーカ等の音声入出力デバイス、光学レンズ及びCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等からなるカメラモジュール、並びに、通信モジュールを備えるスマートフォンにて専用のアプリケーションプログラムを実行することにより実現されるものとして説明する。
端末装置20は、処理部21、記憶部22、操作部23、音声入出力部24、表示部25、撮像部26、及び通信部27を備える。
処理部21は、スマートフォンのプロセッサにより実現される。処理部21は、操作受付部211、設定部212、収集部213、音声認識部214、発話制御部215、及び表示制御部216の各機能ブロックを有する。これらの機能ブロックは、スマートフォンのプロセッサが専用のアプリケーションプログラムを実行することによって実現される。
操作受付部211は、スマートフォンの操作部23に対するユーザからの操作を受け付けて、ディスプレイ上に表示されているどの操作ボタン等が操作されたのかを特定する。
設定部212は、操作受付部211によって特定されたユーザの操作に基づき、疑似面接のコース、及びレベルの設定を受け付ける。
疑似面接のコースとしては、例えば、一般転職、役員面接、新卒入社、外資(英語)、SE(System Engineer)転職(Web)、未経験SE転職(Web)、SE転職(スマホアプリ)、Webデザイナ転職、Webディレクタ転職等が想定される。さらに、例えば、特定の業種や業界等に特化したコースや、特定の会社に特化したコースを設けてもよい。さらに、求職面接だけでなく、例えば、大学入学試験や各種資格試験の面接に特化したコースを設けてもよい。
レベルとしては、例えば、初級、中級、及び上級の3段階を設けることが想定される。レベルが初級の場合、質問数は5問程度、ユーザの回答に対して深堀する質問の頻度は比較的少なめとされる。レベルが中級の場合、質問数は8問程度、ユーザの回答に対して深堀する質問の頻度は半分程とされる。レベルが上級の場合、質問数は10問程度、ユーザの回答に対して深堀する質問の頻度は多めとされる。ただし、質問数については、絶対的な値ではなく、ユーザの回答内容に応じて増加したり、減少したりする。
さらに、設定部212は、ユーザのプロフィール情報(年齢、業種、就業状況(在学中、離職中、在職中等)、転職回数、マネジメント経験の有無、使用言語等)の設定を受け付ける。
収集部213は、音声入出力部24を制御して、疑似面接の質問に回答するユーザの音声を録音し、その音声データを記憶部22に一時的に記録させる。また、収集部213は、撮像部26を制御して疑似面接の質問に回答するユーザの様子を撮像、録画させ、その動画像データを記憶部22に一時的に記録させる。なお、動画像データの代わりに所定の間隔で撮像された静止画像データを録画してもよい。また、音声データと動画像データを個別に録音、録画する代わりに、音声付きの動画像データを録画するようにしてもよい。またさらに、ユーザの様子を撮像、録画させる動作は、1問目の回答時だけでもよく、2問目以降は省略してもよい。
音声認識部214は、収集部213によって録音された、疑似面接の質問に回答するユーザの音声データを音声認識によりテキストデータに変換する。音声認識部214は、認識できる言語は、日本語に限らず、多言語に対応できるようにすることが望ましい。なお、音声認識部214は、音声データをネットワーク11を介して外部のサーバ装置(音声認識サービスを提供するクラウドサーバ等)に送信し、音声認識の結果としてテキストデータを取得するようにしてもよい。また、音声認識部214を端末装置20ではなく、サーバ装置30に設けるようにしてもよい。
発話制御部215は、サーバ装置30から送信された、疑似面接における質問の音声データを再生して音声入出力部24から出力させる。
表示制御部216は、各種の画面を表示するための画像データを記憶部22から読み出してディスプレイに表示させる。また、表示制御部216は、サーバ装置30から送信された、ユーザに対する評価情報等をディスプレイに表示させる。
記憶部22は、スマートフォンのメモリ、及びストレージによって実現される。記憶部22には、各種の画面を表示するための画像データが予め格納されている。また、記憶部22には、収集部213によって録音された疑似面接の質問に回答するユーザの音声データ、及び録画された動画像データが一時的に格納される。なお、記憶部22には、上記以外の情報やデータを格納してもよい。
操作部23は、スマートフォンのディスプレイに積層された透明なタッチパネルによって実現される。音声入出力部24は、スマートフォンの音声入出力デバイスにより実現される。表示部25は、スマートフォンのディスプレイによって実現される。これにより、ユーザは画面上に表示されている操作ボタン等に対して操作を行うことができる。撮像部26は、スマートフォンのカメラモジュールによって実現される。音声入出力部24、及び表示部25は、本発明の出力部に相当する。
通信部27は、スマートフォンの通信モジュールによって実現される。通信部27は、ネットワーク11を介してサーバ装置30に接続し、ユーザによる各種の設定情報、ユーザの回答に対応する音声データ、テキストデータ、及び動画像データを送信する。また、通信部27は、サーバ装置30から送信される、疑似面接における面接官の画像データや質問の音声データ等を受信する。
サーバ装置30は、処理部31、記憶部32、及び通信部33の各機能ブロックを備える。サーバ装置30は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリ、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等のストレージ、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力デバイス、ディスプレイ等の出力デバイス、及び、NIC(Network Interface Card)等の通信モジュール(いずれも不図示)を備えるサーバコンピュータ等の一般的なコンピュータからなる。
処理部31は、コンピュータのプロセッサにより実現される。処理部31は、質問決定部311、解析部312、リアクション部313、評価部314、及び質問生成部315の各機能ブロックを有する。これらの機能ブロックは、コンピュータのプロセッサがメモリにロードされた所定のプログラムを実行することによって実現される。ただし、これらの機能ブロックの一部または全部を集積回路等によりハードウェアとして実現してもよい。
質問決定部311は、端末装置20のユーザが選択した疑似面接のコース及びレベルに基づき、記憶部32の質問DB321を参照して、疑似面接における質問を決定する。具体的には、疑似面接のコース及びレベルに対応する質問リスト群から、前回選択した質問リスト以外の質問リストをランダムに又は所定の順序で1つを選択し、どの質問リストを選択したかを表す情報を記憶部32に記録する。そして、1問目の質問については、選択した質問リストの1番目に記録されている質問IDを読み出し、読み出した質問IDに対応する質問を質問群から読み出すことによって質問を決定する。2問目以降については、質問リストから、2番目以降に記録されている質問IDを順に、またはランダムに読み出して、読み出した質問IDに対応する質問を質問群から読み出すことによって質問を決定するか、または、前問に対するユーザの回答の内容に基づいて次の質問を決定する。例えば、前問に対するユーザの回答に所定のトリガーワードが含まれていた場合、トリガーワードに関する深堀り質問を次の質問に決定する。この場合、ユーザに対する質問数は、深堀り質問の分だけ増加することになる。なお、1問目の質問から質問IDをランダムに読み出して決定するようにしてもよい。また、ユーザが選択した疑似面接のコース及びレベルだけでなく、ユーザが設定したプロフィール情報(年齢、業種、就業状況、転職回数、マネジメント経験の有無等)に基づいて質問を決定するようにしてもよい。
ここで、深堀り質問とは、例えば、「生産性」がトリガーワードとして予め設定されていた場合、前問に対してユーザから「XXによって「生産性」を上げました」との回答が得られたときには、次の質問として「どうやって「生産性」を上げたのかもう少し詳しく教えて下さい」等とトリガーワード「生産性」に関連したより具体的な回答を求める質問を意味する。
さらに、質問決定部311は、決定した質問に対応する音声データを音声DB322から読み出し、また、画像DB323から面接官の画像データを読み出して、通信部33に対し、ネットワーク11を介して端末装置20に送信させる。なお、サーバ装置30から端末装置20に対し、質問に対応する音声データの代わりにテキストデータを送信するようにし、端末装置20にて音声合成処理によりテキストデータから音声データを生成するようにしてもよい。
解析部312は、疑似面接における質問に回答中のユーザの音声データ、テキストデータ、及び動画像データを解析する。具体的には、例えば、テキストデータに基づいてユーザの回答に所定のキーワード(トリガーワード、グッドワード、ノーグッドワード、ポジティブワード、ネガティブワード)が含まれているか否か、回答に含まれるワード数を解析する。また、音声データに基づいて声量、回答時間、質問終了から回答開始までの思考時間を解析する。また、音声データ及び動画像データに基づいて緊張度を解析する。また、回答の速度(回答時間/ワード数、又はワード数/回答時間)も解析する。緊張度の解析は、例えば、音声のトーンや顔の表情を「笑顔」、「冷静」、「怒り」、「戸惑い」、「恐れ」、「悲しみ」、「驚き」等の項目別に数値化し、それらを総合的に判断して、緊張しているか否かあるいは緊張の度合いを解析する。なお、解析部312は、音声データ、テキストデータ、及び動画像データを、ネットワーク11を介して外部のサーバ装置(解析サービスを提供するクラウドサーバ等)に送信し、解析の結果を取得するようにしてもよい。
リアクション部313は、ユーザの回答に対する解析部312による解析結果(回答の内容)に基づいて疑似面接における面接官のリアクションを決定する。リアクションとしては、例えば、顔の表情の変化、頭部の頷きや首を傾げる等の動作、各種の発声等が想定される。
面接官の発声の具体例としては、ユーザの回答が平凡な内容であった場合、通常の声のトーンで「ありがとうございます。では、次の質問に移ります」等が想定される。回答が高評価であった場合(所定のグッドワードが含まれていた場合等)、面接官側が好印象を得たことが伝わるように声の高いトーンで「素晴らしいですね。では、次の質問に移ります」等が想定される。回答が低評価であった場合(所定のノーグッドワードが含まれていた場合等)、面接官側が残念な印象を得たことが伝わるように声の低いトーンで「そうなんですね。では、次の質問に移ります」等が想定される。さらに、ユーザの回答に所定のトリガーワードが含まれていた場合、面接官側が興味を持ったことが伝わるように声の高いトーンで「なるほど。」等が想定され、この後、トリガーワードに関する深掘り質問に移行する。
さらに、リアクション部313は、決定したリアクションに対応する音声データ及び画像データを音声DB322または画像DB323から読み出し、通信部33に対し、ネットワーク11を介して端末装置20に送信させる。なお、サーバ装置30から端末装置20に対し、リアクションに対応する音声データの代わりにテキストデータを送信するようにし、端末装置20にて音声合成処理によりテキストデータから音声データを生成するようにしてもよい。
評価部314は、解析部312による各質問の回答に対する解析結果に基づいてユーザに対する評価情報を生成し、通信部33に対し、ネットワーク11を介して端末装置20に送信させる。評価部314が生成する評価情報には、緊張度、伝わり易さ判定、会話の長さ、会話速度、声量、企業分析、自己分析、経験・スキル、協調性、帰属意識、展開力、努力・熱意、一貫性、誇張・嘘判定、論理性、主体性、柔軟性、ストレス耐性、理解力、ネガ・ポジ判定等の評価項目が含まれる。
緊張度は、解析部312の解析結果(緊張度)を用いればよい。伝わり易さ判定は、各質問への回答のテキストデータにおいて、各質問に関する所定の評価キーワードがどのように含まれているか否かに基づいて評価することができる。例えば「僕は、僕は・・・」等のように同じ言葉が頻発したり、「あー」、「えー」等の無意味なつなぎ言葉が頻発したりした場合、低評価と判定し、例えば「理由は2つあります。1つ目は、・・・、2つ目は、・・・」等のように論理的に話していたり、「・・・なぜなら」等のように理由を説明していたり、「はい(いいえ)、・・・です」等のようにはじめから結論を言っていたり、「・・・%売上向上に貢献」、「・・・人日実施」、「・・・円の利益を獲得」等のように数字を踏まえて伝えていたりした場合、高評価と判定することが考えられる。
会話の長さ、会話速度、及び声量の評価項目は、解析部312の解析結果(回答時間、思考時間、回答の速度、声量)を用いればよい。なお、これらの解析結果を使って、ユーザの印象を評価してもよい。ユーザの印象は、声量、表情、話の速度(回答時間/ワード数、又は回答時間/ワード数)、質問終了から回答開始までの思考時間等から評価され、例えば、声量が大きく表情の変化が豊かである場合には好印象と評価され、話の速度が速かったり(早口であったり)、質問が終了した直後に間髪入れずに回答したり、質問が終了していないにも拘らず回答したりした場合には、人の話を聞かない性格と判断されて悪印象と評価される。
企業分析、自己分析、経験・スキル、協調性、帰属意識、展開力、努力・熱意、一貫性、誇張・嘘判定、論理性、主体性、柔軟性、ストレス耐性、理解力、ネガ・ポジ判定の評価項目は、各質問への回答のテキストデータにおいて、各質問に関する所定の評価キーワードが含まれているか否かに基づいて評価することができる。例えば、回答にグッドワードやポジティブワードが含まれていれば加点され、回答にノーグッドワードやネガティブワードが含まれていれば減点される。また、各評価項目は、各質問への回答時間が、各質問に関する所定の基準回答時間より長いか否か(又は短いか否か)に基づいて評価することもできる。例えば、回答時間が基準回答時間より長い場合に加点され、回答時間が基準回答時間より短い場合に減点される。質問内容によっては加点と減点が反対の場合もあり得る。なお、どの質問をどの評価項目の算出に使うかが定義されていてもよい。
ネガ・ポジ判定は、例えば回答にネガティブワード(またはポジティブワード)が含まれていたか否かによって判定することができる
誇張・嘘判定は、深掘り質問に対して適切に回答できない場合には誇張や嘘と判定する。例えば、質問「なぜ弊社を希望しましたか?」、回答「企業理念が素晴らしいと思いまして」、深堀り質問「なるほど、では、企業理念はなんですか?」のように問答が進んだ後、次の回答に所定のノーグッドワード(「分かりません」、「知りません」、「あー、えー、うー」等)が含まれていた場合に、適切な回答でないと判定することができる。
質問生成部315は、所定の書式に従って作成された求人票を企業等から取得し、求人票に基づいて疑似面接における質問を生成する。また、質問生成部315は、ユーザが設定したプロフィール情報や、所定の書式に従ってユーザが作成した職務経歴書、履歴書等を取得し、職務経歴書、履歴書等に基づいて疑似面接におけるユーザに対する質問を生成する。
具体的には、例えば、職務経歴書に記載されている転職回数に応じ、「転職回数が少し多いかなと思いますが、それぞれの転職理由を教えてください。」等の質問を生成する。また例えば、求人票、職務経歴書、履歴書、プロフィール情報等の各種の記入欄(求める人材、資格、志望動機等)から、所定の1つ以上のキーワードを抽出し、抽出した各キーワードに関連する質問を質問DB321又は他に用意した質問DBから抽出することにより生成する。
生成した質問の音声データは、予め用意されている単語の音声データや雛形の音声データを組み合わせたり、一部または全部を音声合成処理により生成したりすればよい。
質問生成部315により生成した質問は、例えば、特定の企業やユーザに特化した質問集としては、質問DB321に登録するようにし、疑似面接のコースとして選択できるようにしてもよい。
また、疑似面接の既存のコースに対応する質問に、質問生成部315により生成した質問を混在させるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザの個別の事情を踏まえた実際の面接の練習を行うことができる。
なお、質問決定部311、解析部312、リアクション部313、評価部314、及び質問生成部315の各々は、少なくとも一部の機能の処理にAI(Artificial Intelligence)を用いて実現してもよい。
記憶部32は、コンピュータのメモリ及びストレージによって実現される。記憶部32には、質問DB321、音声DB322、画像DB323、及びキーワードDB324が格納されている。なお、記憶部32には、上記以外の情報やデータを格納してもよい。
質問DB321には、疑似面接における質問が記録されている。質問DB321の詳細については後述する。音声DB322には、質問DB321に記録されている各質問を声優等が発声させて録音した音声データや、リアクションの音声データ等が記録されている。なお、音声データについては、疑似面接の面接官に合わせて、同一の質問やリアクションに対して複数(例えば、男性の音声、女性の音声、多言語の音声等)の音声データを用意することが望ましい。さらに、声優等の音声を録音して音声データを用意する代わりに、質問やリアクションのテキストデータを音声合成処理により読み上げて音声データを生成するようにしてもよい。
画像DB323には、端末装置20の画面に表示される、疑似面接において質問したり、リアクションしたりする面接官の動画像(静止画像でもよい)が記録されている。該動画像は、実際に俳優等の演技を撮像した実写画像でもよいし、CG(Computer Graphics)やアニメーション等であってもよい。キーワードDB324には、トリガーワード、グッドワード、ノーグッドワード、ポジティブワード、及びネガティブワードが予め記録されている。
通信部33は、コンピュータの通信モジュールによって実現される。通信部33は、ネットワーク11を介して端末装置20に接続し、各種のデータを通信する。
なお、サーバ装置30を複数の一般的なコンピュータから成し、サーバ装置30が備える各機能ブロックやDBを分散して配置してもよい。また、サーバ装置30が備える各機能ブロックやDBの一部または全部を端末装置20側に設けるようにしてもよい。
次に、図2は、サーバ装置30の記憶部32に格納されている質問DB321のデータ構造の一例を示している。
質問DB321には、疑似面接のコース及びレベルに対応付けて、複数の質問リストからなる質問リスト群が記録されている。質問リストには、質問IDが所定の数だけ記録されている。さらに、質問DB321には、質問群、及び深掘り質問群が記録されている。質問群には、質問IDにそれぞれ対応付けられた複数の質問が記録されている。深掘り質問群には、前問に対する回答に含まれていたトリガーワードにそれぞれ対応付けられた複数の深掘り質問が記録されている。
<疑似面接システム10による疑似面接処理>
次に、図3は、疑似面接システム10による疑似面接処理の一例を説明するフローチャートである。
該疑似面接処理は、端末装置20に対するユーザからの所定の操作に応じて開始される。はじめに、端末装置20の表示制御部216が、ホーム画面100を表示部25に表示させる(ステップS1)。
図4は、ホーム画面100の表示例を示している。ホーム画面100には、疑似面接におけるコースを選択するためのコース選択欄101、レベルを選択するためのレベル選択ボタン102、及び、次の音声チェック画面110に遷移するための「次へ」ボタン103が設けられている。
図3に戻る。ホーム画面100において、ユーザが、疑似面接のコース及びレベルを選択し、「次へ」ボタン103を操作すると(ステップS2)、操作受付部211が、選択操作を受け付け、設定部212が疑似面接のコース及びレベルを記憶部22に記録する。そして、通信部27が、疑似面接のコース及びレベルを、ネットワーク11を介してサーバ装置30に送信する。
次に、表示制御部216が音声チェック画面110(図5)を表示部25に表示させる(ステップS3)。
図5は、音声チェック画面110の表示例を示している。音声チェック画面110には、ユーザの音量の大小を表す音量ゲージ111、ホーム画面100に遷移するための「ホーム」ボタン112、及び、次のカメラチェック画面120に遷移するための「次へ」ボタン113が設けられている。
図3に戻る。音声チェック画面110において、ユーザが、自己の音量を確認し、「次へ」ボタン113を操作すると、次に、表示制御部216がカメラチェック画面120(図6)を表示部25に表示させる(ステップS4)。
図6は、カメラチェック画面120の表示例を示している。カメラチェック画面120には、撮像部26によって撮像されているユーザのリアルタイムの画像と、ユーザと端末装置20との位置関係を確認するためのシルエット121とが表示される。さらに、カメラチェック画面120には、ホーム画面100に遷移するための「ホーム」ボタン122、前の音声チェック画面110に遷移するための「戻る」ボタン123、及び、次の面接画面200(図7)に遷移するための「次へ」ボタン124が設けられている。
図3に戻る。カメラチェック画面120において、ユーザが、自己と端末装置20との位置関係を確認して「次へ」ボタン124を操作すると、次に、サーバ装置30の質問決定部311が、記憶部32の質問DB321を参照して、ステップS2で端末装置20から送信されている疑似面接のコース及びレベルに対応する質問リスト群から、該ユーザに対して前回選択した質問リスト以外の質問リストをランダムに1つ選択し、選択した質問リストに基づいて1問目の質問を決定する。さらに、質問決定部311は、決定した質問に対応する音声データを音声DB322から読み出し、また、画像DB323から面接官の動画像データを読み出して、通信部33に対し、ネットワーク11を介して端末装置20に送信させる(ステップS5)。
次に、端末装置20の表示制御部216が、サーバ装置30から送信された面接官の動画像データを再生した動画像を表示する面接画面200(図7)を表示部25に表示させ、発話制御部215が、サーバ装置30から送信された質問の音声データを再生して音声入出力部24から出力させる(ステップS6)。
図7は、面接画面200の表示例を示している。面接画面200には、画面の略2分割して面接官表示領域201、及びユーザ表示領域202が設けられている。面接官表示領域201には、サーバ装置30から送信された動画像データを表示制御部216が再生して得られた面接官の動画像が表示される。ユーザ表示領域202には、撮像部26によって撮像中のユーザの動画像が表示される。ユーザは、ユーザ表示領域202にて、自身の回答中の様子を確認できる。
さらに、面接画面200には、現在の質問に対するユーザの回答が終了したことを知らせるための「回答終了」ボタン203、及び現在の質問をスキップするための「スキップ」ボタン204が設けられている。ただし、「スキップ」ボタン204は、基本的には設けられず、特定の質問(例えば、専門的な質問「最近読んだ業務に関わる専門書を教えてください。」等)が出された時にだけ設けられる。
ユーザは、「スキップ」ボタン204を操作することにより、回答に自信がない質問をスキップすることができる。この場合、後述するステップS7~S10は省略されて、処理はステップS11に進められる。
図8は、面接画面200の他の表示例を示している。図8の面接画面200では、画面の大部分を面接官表示領域201が占め、面接官表示領域201に重畳し、面接官表示領域201よりも縮小されたユーザ表示領域202が設けられている。なお、図8の面接画面200において、面接官表示領域201とユーザ表示領域202とを置換できるようにし、ユーザの動画像を面接官の動画像よりも大きく表示するようにしてもよい。また、ユーザ表示領域202を消して、面接官表示領域201だけを残すようにしてもよい。
図3に戻る。質問の音声が出力されてから面接画面200の「回答終了」ボタン203が操作されるか、ユーザから回答の終了を意味する所定の言葉「以上です。」等が発声されるまでの間、収集部213が、音声入出力部24を制御して、回答中のユーザの音声を録音させるとともに、撮像部26を制御して回答中のユーザの様子を録画させる(ステップS7)。次に、音声認識部214が、回答中のユーザの音声データを順次、音声認識によりテキストデータに変換する(ステップS8)。そして、ユーザが面接画面200の「回答終了」ボタン203を操作したことに応じ、収集部213が、回答中のユーザの音声の録音と録画とを停止させて、通信部27が、回答中のユーザの音声データ、音声認識結果のテキストデータ、及び動画像データを、ネットワーク11を介してサーバ装置30に送信する(ステップS9)。
次に、サーバ装置30の解析部312が、端末装置20から送信された、回答中のユーザの音声データ、音声認識結果のテキストデータ、及び動画像データを解析する(ステップS10)。次に、リアクション部313が、ユーザの回答に対する解析部312による解析結果に基づいて疑似面接における面接官のリアクションを決定し、決定したリアクションに対応する音声データ及び画像データを音声DB322及び画像DB323から読み出し、通信部33に対し、ネットワーク11を介して端末装置20に送信させる(ステップS11)。これにより、端末装置20に表示された面接画面200の面接官表示領域201における面接官がリアクションとしての動作や発言を行うことになる。
次に、質問決定部311が、ステップS5で選択した質問リストに記録されている全ての質問IDに対応する質問を質問群から読み出したか否かに基づき、現在の質問が最後の質問であるか否かを判定し(ステップS12)、最後の質問ではないと判定した場合(ステップS12でNO)、次の質問を決定する(ステップS13)。この後、処理はステップS6に戻されて、ステップS6~S12が繰り返される。
そして、質問決定部311が、現在の質問が最後の質問であると判定した場合(ステップS12でYES)、次に、評価部314が、解析部312による各質問の回答に対する解析結果に基づいてユーザに対する評価情報を生成し、通信部33に対し、ネットワーク11を介して端末装置20に送信させる(ステップS14)。これにより、端末装置20には、評価画面410(図9)が表示される。
図9は、評価画面410の表示例を示している。評価画面410には、総合的な判定結果をA,B,C,D等で表す総合判定411、解析結果の項目や評価結果の項目を数値化したレーダチャート412、及び総評413が表示される。レーダチャート412に表示する項目は、ユーザが選択することができる。さらに、評価画面410には、評価詳細画面420(図10)に遷移するための「詳細」ボタン414が設けられている。ユーザが「詳細」ボタン414を操作すると、端末装置20には、評価詳細画面420が表示される。
図10は、評価詳細画面420の表示例を示している。評価詳細画面420には、選択欄421、「再生」ボタン422、再生領域423、及び質問別講評424が設けられている。ユーザが、何問目の質問に対する回答の動画像を再生するかを選択欄421にて選択し、「再生」ボタン422を操作すると、再生領域423には、選択欄421にて選択された質問に回答するユーザの様子を撮像した動画像が表示される。質問別講評424には、選択欄421にて選択された質問に回答するユーザに対する講評が表示される。
以上で、疑似面接システム10による疑似面接処理の説明を終了する。以上に説明した疑似面接処理によれば、ユーザは、疑似面接における自身の評価を速やかに得ることができる。
<変形例>
サーバ装置30あるいは端末装置20にユーザに対する通知機能を設け、疑似面接を所定期間実施していないユーザに対して「しばらく面接練習してないのでやってみませんか?」等を通知したり、ユーザが設定したプロフィール情報に基づき、ユーザに適した転職エージェントや転職情報をユーザに勧めたりするようにしてもよい。
サーバ装置30あるいは端末装置20に疑似面接の結果を履歴一覧として記録し表示する機能を設け、ユーザが、履歴一覧から過去の疑似面接を振り返ることができるようにしてもよい。これにより、実際の面接を受ける前に、A判定であった疑似面接を見直して自信をつけたり、C判定であった疑似面接で受けたアドバイスを確認して注意をしたりができる。なお、履歴一覧はユーザが任意の削除できるようにすることが望ましい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えたり、追加したりすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10・・・疑似面接システム、11・・・ネットワーク、20・・・端末装置、21・・・処理部、211・・・操作受付部、212・・・設定部、213・・・収集部、214・・・音声認識部、215・・・発話制御部、216・・・表示制御部、22・・・記憶部、23・・・操作部、24・・・音声入出力部、25・・・表示部、26・・・撮像部、27・・・通信部、30・・・サーバ装置、31・・・処理部、311・・・質問決定部、312・・・解析部、313・・・リアクション部、314・・・評価部、315・・・質問生成部、32・・・記憶部、321・・・質問DB、322・・・音声DB、323・・・画像DB、324・・・キーワードDB、33・・・通信部、100・・・ホーム画面、110・・・音声チェック画面、120・・・カメラチェック画面、200・・・面接画面、410・・・評価画面、420・・・評価詳細画面

Claims (12)

  1. 端末装置、及びサーバ装置を含む疑似面接システムであって、
    前記端末装置は、
    疑似面接における質問に対して回答するユーザの音声を録音する収集部と、
    前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、
    前記ユーザに対して前記質問を出力し、また前記ユーザに対する評価情報を出力する出力部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析部と、
    前の質問に対応する前記解析部による解析結果に基づいて次の質問を決定する質問決定部と、
    前記解析部による解析結果に基づいて前記ユーザに対する前記評価情報を生成する評価部と、を備える
    疑似面接システム。
  2. 請求項1に記載の疑似面接システムであって、
    前記端末装置は、
    前記ユーザによる選択操作に応じて疑似面接におけるコース及びレベルのうちの少なくとも一方を設定する設定部、を備え、
    前記質問決定部は、設定された前記疑似面接におけるコース及びレベルのうちの少なくとも一方に基づいて前記疑似面接における前記質問を決定する
    疑似面接システム。
  3. 請求項1または2に記載の疑似面接システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記質問に対応する解析結果に基づいて前記ユーザに対するリアクションを決定するリアクション決定部、を備え、
    前記出力部は、決定された前記リアクションを出力する
    疑似面接システム。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の疑似面接システムであって、
    前記解析部は、前記解析結果として、前記前の質問に対するユーザの回答に所定のキーワードが含まれていたか否かを解析し、
    前記質問決定部は、前記前の質問に対する回答に含まれていた前記所定のキーワードに関する質問を前記次の質問に決定する
    疑似面接システム。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の疑似面接システムであって、
    前記収集部は、前記疑似面接における質問に対して回答する前記ユーザの様子を録画し、
    前記解析部は、前記ユーザの音声を録音した前記音声データ、前記テキストデータ、及び前記ユーザの様子を録画した画像データを解析する
    疑似面接システム。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の疑似面接システムであって、
    前記解析部は、前記解析結果として、前記ユーザの回答に所定のキーワードが含まれているか、発声の速度、声量、長さ、及び緊張度のうちの少なくとも一つを前記評価部に出力する
    疑似面接システム。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の疑似面接システムであって、
    前記評価部は、前記評価情報として、緊張度、伝わり易さ判定、会話の長さ、会話速度、声量、企業分析、自己分析、経験・スキル、協調性、帰属意識、展開力、努力・熱意、一貫性、誇張・嘘判定、論理性、主体性、柔軟性、ストレス耐性、理解力、ネガ・ポジ判定のうちの少なくとも一つを生成する
    疑似面接システム。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の疑似面接システムであって、
    前記出力部は、質問中の面接官の画像、及び前記面接官からの質問に回答中の前記ユーザの画像の少なくとも一方を表示する
    疑似面接システム。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載の疑似面接システムであって、
    前記サーバ装置は、
    求人票、職務経歴書、履歴書、及びプロフィール情報のうちの少なくとも一つに基づいて前記ユーザに対する質問を生成する質問生成部、を備える
    疑似面接システム。
  10. 端末装置とサーバ装置とからなる疑似面接システムによる疑似面接方法であって、
    前記サーバ装置による、疑似面接における質問を決定する第1の質問決定ステップと、
    前記端末装置による、決定された前記質問をユーザに対して出力する第1の出力ステップと、
    前記端末装置による、前記質問にして回答する前記ユーザの音声を録音する録音ステップと、
    前記端末装置による、前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識ステップと、
    前記サーバ装置による、前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析ステップと、
    前記サーバ装置による、前の質問に対応する前記解析ステップによる解析結果に基づいて次の質問を決定する第2の質問決定ステップと、
    前記サーバ装置による、解析ステップの解析結果に基づいて前記ユーザに対する評価情報を生成する評価ステップと、
    前記端末装置による、生成された前記ユーザに対する前記評価情報を出力する第2の出力ステップと、
    を含む疑似面接方法。
  11. 疑似面接における質問にして回答するユーザの音声を録音する収集部と、
    前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、
    前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析部と、
    前の質問に対応する前記解析部による解析結果に基づいて次の質問を決定する質問決定部と、
    前記解析部の解析結果に基づいて前記ユーザに対する評価情報を生成する評価部と、
    前記ユーザに対して前記質問を出力し、また、前記ユーザに対する評価情報を出力する出力部と、
    を備える疑似面接装置。
  12. コンピュータを、
    疑似面接における質問にして回答するユーザの音声を録音する収集部と、
    前記ユーザの音声を録音した音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、
    前記ユーザの前記音声データ、及び前記テキストデータを解析する解析部と、
    前の質問に対応する前記解析部による解析結果に基づいて次の質問を決定する質問決定部と、
    前記解析部の解析結果に基づいて前記ユーザに対する評価情報を生成する評価部と、
    前記ユーザに対して前記質問を出力し、また、前記ユーザに対する評価情報を出力する出力部と、
    して機能させるプログラム。
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