JP2022048053A - 自然石製品の天面縁部の加工 - Google Patents
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Abstract
Description
舗装表面に敷き並べるために製造した舗装表層部材であるインターロッキングブロック、コンクリート平板ブロック、自然石平板ブロックなどの表層材の縁部は、これらの製品を製造時に安全上の観点から丸みを帯びるか、斜めに加工されている。この加工方法を面取り加工という。面取り加工の目的は、製品の製造工程時の角欠け、製品運搬時の角欠け、舗装施工時の角欠け、舗装施工後、歩行者が部材端部の縁部の角部に躓かないように面取りが施されている。
一方、舗装表層材として自然石を切断加工後、面取り加工した製品を表層材として敷いた時に、景観上からより自然風に見せるために面取り加工をしないで、自然石の板石の表面縁部が歩行者から自然石風にギザギザの凹凸状態に加工した製品仕上げを割エッジ加工あるいはチョコレートカット加工(以下、割エッジ加工という)という。
舗装用部材製品である舗装用コンクリート平板、インターロッキングブロック、自然石加工板石ブロックなどは安全上から面取り加工が施されている。これらの製品に面取り加工を施すことは公知である。
自然石加工板石製品の面取り加工を施した板石は、舗装表面に敷き並べるとせっかくの自然石板石が人工的な製品に見えてしまう。この現象を解決する方法が自然石板石製品を割エッジ加工を施した自然石板石割エッジ加工製品である。
割エッジ加工自然石板石を舗装表層材として平たんな底部に敷き並べると割エッジ部表層と高さの差が出てしまう。高さの差は自然石板石の厚みの差である。供用中に歩行者が躓く危険性がある。
舗装に使用する自然石板石の厚みは30mm~100mmである。厚みの差を1mm以内に制作することは経済的に困難である。板石の表面の面積が大きくなる、また厚みがあ厚なるほど板石の制作作業は困難性が増加する。したって、割エッジ板石製品も厚みを1mm以内の誤差範囲に制御して制作することは困難である。
したがって割エッジ板石製品を舗装の表層材として使用すると歩行者が躓く可能性が大である。この躓くことが歩行者の歩行の安全確保の理由から割エッジ板石製品の普及が妨げられている。
本発明は、自然石割エッジ板石製品の自然石板石表層の縁部を構成する割エッジ部に表面から35~55度の角度で1~6mmの幅で切削するか、あるいは円弧状に加工することにより、割エッジ板石製品を敷き並べた舗装面で歩行者の躓きを少なくすることを特徴とする発明である。図―3参照。
割エッジ部に35~55度の角度で1~6mmの幅で切削するか、あるいは円弧状に加工する理由を以下かの理由▲1▼、理由▲2▼で説明する。
理由▲1▼:歩行者の目線で割エッジ部に35~55度の角度で切削されていると、切 削部が自然の景観に溶け込んで見えるからである。
理由▲2▼:割エッジ部分の厚みは12mm以上にすると割エッジ制作過程の切削時に 大きく割れすぎて、既定の寸法に割れないからである。また2mm以下にすると 割った部分が直線に見えて景観上で切断品と同じように見えるからである。厚み の半分以下で切削すると施工後、歩行者から自然に見えるからである。
一方、舗装表層材として自然石を切断加工後、面取り加工した製品を表層材として敷いた時に、景観上からより自然風に見せるために面取り加工をしないで、自然石の板石の表面縁部が歩行者から自然石風にギザギザの凹凸状態に加工した製品仕上げを割エッジ加工あるいはチョコレートカット加工(以下、割エッジ加工という)という。
舗装用部材製品である舗装用コンクリート平板、インターロッキングブロック、自然石加工板石ブロックなどは安全上から面取り加工が施されている。これらの製品に面取り加工を施すことは公知である。
自然石加工板石製品の面取り加工を施した板石は、舗装表面に敷き並べるとせっかくの自然石板石が人工的な製品に見えてしまう。この現象を解決する方法が自然石板石製品を割エッジ加工を施した自然石板石割エッジ加工製品である。
割エッジ加工自然石板石を舗装表層材として平たんな底部に敷き並べると割エッジ部表層と高さの差が出てしまう。高さの差は自然石板石の厚みの差である。供用中に歩行者が躓く危険性がある。
舗装に使用する自然石板石の厚みは30mm~100mmである。厚みの差を1mm以内に制作することは経済的に困難である。板石の表面の面積が大きくなる、また厚みがあ厚なるほど板石の制作作業は困難性が増加する。したって、割エッジ板石製品も厚みを1mm以内の誤差範囲に制御して制作することは困難である。
したがって割エッジ板石製品を舗装の表層材として使用すると歩行者が躓く可能性が大である。この躓くことが歩行者の歩行の安全確保の理由から割エッジ板石製品の普及が妨げられている。
本発明は、自然石割エッジ板石製品の自然石板石表層の縁部を構成する割エッジ部に表面から35~55度の角度で1~6mmの幅で切削するか、あるいは円弧状に加工することにより、割エッジ板石製品を敷き並べた舗装面で歩行者の躓きを少なくすることを特徴とする発明である。図―3参照。
割エッジ部に35~55度の角度で1~6mmの幅で切削するか、あるいは円弧状に加工する理由を以下かの理由▲1▼、理由▲2▼で説明する。
理由▲1▼:歩行者の目線で割エッジ部に35~55度の角度で切削されていると、切 削部が自然の景観に溶け込んで見えるからである。
理由▲2▼:割エッジ部分の厚みは12mm以上にすると割エッジ制作過程の切削時に 大きく割れすぎて、既定の寸法に割れないからである。また2mm以下にすると 割った部分が直線に見えて景観上で切断品と同じように見えるからである。厚み の半分以下で切削すると施工後、歩行者から自然に見えるからである。
Claims (1)
- 舗装表層材の部材として自然石を切断して板石とし、その表面部へ滑り止め加工を施し、必要なデザインに基づき多角形に切断したものが舗装表層用石材製品である。この石を舗装表層に敷き並べた時に歩行者から自然石風に見栄えを良くするために敷石の表面縁部をギザギザの凹凸形状になるように制作した板石を割エッジ仕上げ板石あるいはチョコレートカット板石という。
この板石の制作工程は、板石の制作をする切断時において舗装の表面方向から切断せず、舗装面の裏側から切断を開始して、表面部を残して、全部を切り落とさないで、途中で切断過程を止め、板石を割って舗装後の石単体石表面を真上から見たときに舗装石単石1個の表面縁部がギザギザの割れたように見える仕上げである。図―1参照。
この仕上げをすることにより縁部が切断し面取り加工をしただけの自然石板石より自然風に見えることが特徴である。。
この仕上げをした自然石製品部材を平らな面に敷くと隣接する石端部が全く同じ厚みの石製品であれば平滑な舗装面を得ることができる。しかし、厚みが異なる舗装石を敷きならべると厚みの差が隣接する板石の縁部と段差となり、凹凸になり、歩行時に躓く危険がある。図―2参照。
この躓く現象を防止するために厚みのわずかな差でも生じないように切断加工することは制作費用が増大する。自然石板石の厚みが大きくなるほど、舗装用板石制作時の切断加工費が増大する。
本発明は出来上がった自然石板石部材である割エッジ加工石製品の舗装表面部となる面の縁部を表面から35~55度の角度で1~6mmの幅で切削するか、あるいは縁部を円弧状に加工することを特徴とする自然石の板石製品であるである。図―3参照。
本発明の特徴を以下に示す。
特徴1: 割エッジ製品を面取り加工することにより歩行者の歩行時の躓きを防ぎながら 、割りエッジ板石の自然調景観を損なうことがない発明である。
特徴2: 割エッジ製品の割エッジ部は、側面の垂直部より割エッジ部分が突き出ている ため、舗装用に敷きならべた後、歩行者の歩行時の足からの接圧および車両の転 動する車輪からの設着応力により破損することを防止できる発明である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020168069A JP2022048053A (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | 自然石製品の天面縁部の加工 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020168069A JP2022048053A (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | 自然石製品の天面縁部の加工 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022048053A true JP2022048053A (ja) | 2022-03-25 |
Family
ID=80781166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020168069A Pending JP2022048053A (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | 自然石製品の天面縁部の加工 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022048053A (ja) |
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2020
- 2020-09-14 JP JP2020168069A patent/JP2022048053A/ja active Pending
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