JP2022047648A - 排気還流装置 - Google Patents

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司 長山
Tsukasa Nagayama
典也 倉下
Noriya Kurashita
昂平 安村
Kohei Yasumura
竜治 小池
Ryuji Koike
亜子 伊藤
Ako Ito
敏之 近藤
Toshiyuki Kondo
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【課題】多気筒エンジンにおけるそれぞれの吸気管の分岐前に排気還流管を接続した場合であってもそれぞれの気筒へ均等にEGRガスを分配することができる排気還流装置を提供する。【解決手段】エンジン11において吸気管12と排気管とを排気還流管15によって接続し、排気ガスの一部を吸気管12に還流する排気還流装置10であって、吸気管12の内部において排気還流管15の吸気側端部15Aから吸気管12の内部に延出して設けられ、排気還流管15に接続される導入筒16を備え、導入筒16は、導入筒16の延出方向に沿って長尺状に形成される開口部16Aを有し、開口部16Aは、吸気管12における空気の流れの下流側を向いて開口される。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関であって特に多気筒エンジンにおける排気還流装置に関する。
排気還流装置は、内燃機関において吸気管と排気管とを排気還流管によって接続し、排気ガスの一部を排気再循環ガス(以下、EGR(Exhaust Gas Recirculation)ガス)として吸気管に還流する装置である。例えば、特許文献1には、多気筒エンジンのそれぞれの吸気管に接続される排気還流管を備える排気還流装置が開示されている。
特開2005-155449号公報
しかし、上述した排気還流装置では、EGRガスをそれぞれの気筒に分配するため配管径が小さい排気還流管が用いられ、デポジット(不完全燃焼生成物)の詰まりが発生しやすい。一方、多気筒エンジンのそれぞれの吸気管の分岐前に排気還流管を接続する構成では、排気還流管の配管径は大きく設計できるものの、EGRガスをそれぞれの気筒へ均等に分配することが困難である。
そこで、本発明は、多気筒エンジンのそれぞれの吸気管の分岐前に排気還流管を接続した場合であってもそれぞれの気筒へ均等にEGRガスを分配することができる排気還流装置を提供することを目的とする。
本発明に係る排気還流装置は、内燃機関において吸気管と排気管とを排気還流管によって接続し、排気ガスの一部を吸気管に還流する排気還流装置であって、吸気管の内部において排気還流管の一端部から吸気管の内部に延出して設けられ、排気還流管に接続される導入筒を備え、導入筒は、導入筒の延出方向に沿って長尺状に形成される開口部を有し、開口部は、吸気管における空気の流れの下流側を向いて開口されることを特徴とする。
本発明は、多気筒エンジンのそれぞれの吸気管の分岐前に排気還流管を接続した場合であってもそれぞれの気筒へ均等にEGRガスを分配することができる。
実施形態の一例である排気還流装置を示す斜視図である。 実施形態の一例である排気還流装置の要部を示す拡大斜視図である。 導入筒を示す側面図である。 導入筒を示す模式図である。 図4のAA断面図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本開示の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
図1を用いて、実施形態の一例である排気還流装置10について説明する。図1は、排気還流装置10を示す斜視図である。
図1に示すように、排気還流装置10は、内燃機関としてのエンジン11において吸気管12と排気管(図示なし)とを排気還流管15によって接続し、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気管12に還流する装置である。
排気還流装置10によれば、NOxを低減することができ、冷却損失及びポンピング損失の低減によって燃費を向上することができる。本例の排気還流装置10によれば、詳細は後述するが、エンジン11のそれぞれの吸気管への分岐前に排気還流管15を接続する構成であるもののそれぞれの気筒へ均等にEGRガスを分配することができる。
エンジン11は、多気筒エンジンであって、本例では直列4気筒のガソリンエンジンが用いられる。エンジン11の気筒数は特に限定されない。エンジン11は、空気を燃焼室へ吸入する吸気管12と、吸気管12からそれぞれの気筒に分岐する多岐管である吸気マニホールド13と、エンジン11への吸気流入量を調整するスロットル14と、吸気管12と排気管とを接続する排気還流管15とを備える。
スロットル14は、吸気管12の流路断面積を変化させて吸気管12を通過する空気流量を制御する装置である。スロットル14は、図4及び図5に示すように吸気管12の流路断面と略同一直径の円盤状のスロットルバルブ14Aと、スロットルバルブ14Aを回転させて吸気管12の流路を開閉するスロットル軸14Bとを有する。
図2を用いて、実施形態の一例である排気還流装置10についてさらに詳細に説明する。図2は、吸気管12の一部を破断して排気還流装置10の要部を示す拡大斜視図である。なお、図2ではスロットルバルブ14Aの図示を省略している。
図2に示すように、排気還流装置10は、上述した吸気管12と排気管とを接続する排気還流管15と、吸気管12の内部において排気還流管15の吸気側端部15Aから延出して設けられ、排気還流管15と接続される導入筒16とを有する。
排気還流管15は、1本の配管で構成され、スロットル14と吸気マニホールド13との間の吸気管12に接続される。換言すれば、排気還流管15は、吸気マニホールド13によって吸気系統が分岐される前の吸気管12に接続される。これにより、多気筒エンジンのそれぞれの吸気管に接続され、複数の配管から構成される排気還流配管と比較して、簡易な形状で構成することができる。また、複数の配管から構成される排気還流配管と比較して、排気還流管15の製造コストを低減することができる。
排気還流管15は、1本の配管で構成されるため、上述した複数の配管から構成される排気還流配管と比較して、配管径を大きく設計することができる。これにより、上述した複数の配管から構成される排気還流配管と比較して、デポジット(不完全燃焼生成物)の詰まりを低減することができる。
導入筒16は、吸気管12の内部を通過する空気に対し、EGRガスを導入する円筒状の部材である。導入筒16によれば、詳細は後述するが、エンジン11のそれぞれの気筒へ均等にEGRガスを分配することができる。
導入筒16は、上述したように吸気管12の内部における排気還流管15の吸気側端部15Aから延出して設けられる。導入筒16は、円筒状の部材であって、基端側が排気還流管15の吸気側端部15Aと接続され、先端側が閉塞されている。導入筒16は、導入筒16の延出方向に沿って長尺状に形成される開口部16Aを有する。本例では、導入筒16は、2つの開口部16Aを有する(図4参照)。開口部16Aについて詳細は後述する。
導入筒16の延出方向は、吸気管12の内部を通過する空気の流れの向きと略直交することが好ましい。また、導入筒16の長さは、吸気管12の径の大きさの1/2よりも大きいことが好ましい。さらに、導入筒16は、吸気管12の軸線(吸気管12の断面積の中心)を通過することが好ましい。
図3から図5を用いて、導入筒16についてさらに詳細に説明する。図3は、導入筒16を示す側面図である。図4は、導入筒16を示す模式図である。図5は、図4のAA断面図である。
図3に示すように、導入筒16は、吸気管12の内部においてスロットル14の下流のよどみ位置に設けられることが好ましい。具体的には、導入筒16は、スロットル14の下流側において、スロットル軸14Bからスロットルバルブ14Aの直径の1.0~1.4倍の大きさに相当する距離の範囲に位置することが好ましい。これにより、導入筒16を設けた場合であっても吸気管12を通過する空気の流れの変化を最小限とすることができる。
図4に示すように、導入筒16の貫通位置は、吸気管12の周方向においてスロットル軸14Bの一方の支持位置と略同一位置に設けられることが好ましい。換言すれば、排気還流管15は、吸気管12の周方向において、スロットル軸14Bの一方の支持位置と略同一位置において吸気管12に接続されることが好ましい。
上述した構成によれば、吸気管12の内部を通過する空気から見てスロットル軸14Bと導入筒16とが略同一の周方向位置から吸気管12の軸線に向かって延出して存在する。これにより、図4に示すように吸気管12の内部においてスロットル14が開かれて形成される吸気管12を通過する空気の2つの主流に対し、導入筒16が障害物とならず、吸気管12を通過する空気の圧力損失を最小限とすることができる。
2つの開口部16Aは、吸気管12の空気の流れの下流側を向いてそれぞれ開口される。換言すれば、導入筒16において吸気管12の空気の流れの上流側は閉塞されている。これにより、導入筒16からEGRガスに含まれる凝縮水、デポジット等は、一旦、導入筒16の先端に溜まり、空気流により吸い出されるため、導入筒16の上流側に設けられるスロットル14に向かって流れ落ちることはない。
なお、開口部16Aが吸気管12の空気の流れの下流側を向いて開口されるとは、開口部16Aの一部が上流側に向いて開口されているものであっても、開口部16Aの中心が下流側を向いて開口されている場合も含む。
上述したように2つの開口部16Aは、吸気管12の空気の流れの下流側を向いてそれぞれ開口される。これにより、EGRガスは、吸気管12の内部において吸気管12を流れる空気と同方向に吹き出される。同様に、前述したEGRガスに含まれる凝縮水、デポジット等も吸気管12を流れる空気と同方向に吹き出されるものの、それぞれの気筒に分配される。これにより、上述した複数の配管から構成される排気還流配管のように、特定の気筒に凝縮水、デポジット等が燃焼室に流入することを抑制できる。
2つの開口部16Aは、導入筒16の延出方向から見て50°~70°の角度分が開口されることが好ましい。これにより、吸気管12を流れる空気に対し広範囲にEGRガスを合流させて、吸気管12を流れる空気全体にEGRガスが混ぜ合わされ、それぞれの気筒へEGRガスが均等に分配される。
2つの開口部16Aは、導入筒16の延出方向から見て吸気管12の軸線に対し対称的にそれぞれが形成されることが好ましい。これにより、吸気管12の内部において上述した2つの主流のそれぞれに偏りなくEGRガスを合流させて、吸気管12を流れる空気全体にEGRガスが混ぜ合わされ、それぞれの気筒へEGRガスが均等に分配される。
図5に示すように、開口部16Aは、開口部16Aの長尺方向(導入筒16の延出方向)における中心位置と吸気管12の軸線とが一致するように形成されることが好ましい。これにより、上述した主流の幅方向(スロットル軸14Bの平行な方向)において偏りなくEGRガスを合流させて、吸気管12を流れる空気全体にEGRガスが混ぜ合わされ、それぞれの気筒へEGRガスが均等に分配される。
本例の排気還流装置10によれば、エンジン11のそれぞれの吸気管の分岐前に排気還流管15を接続した構成であっても、上述したようにそれぞれへ均等にEGRガスを分配することができる。
また、本例のエンジン11のように、スロットル14からそれぞれの吸気管に分岐されるまでの距離が短い場合には、吸気管12を通過する空気が中央部分に配置された吸気管に偏って流れる傾向がある。しかし、排気還流装置10の導入筒16を設けることによって、このような吸気マニホールド13の形状による気筒間における流量ばらつきを抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更又は改良が可能であることは勿論である。
10 排気還流装置、 11 エンジン、 12 吸気管、 13 吸気マニホールド、 14 スロットル、 14A スロットルバルブ、 14B スロットル軸、 15 排気還流管、 15A 吸気側端部、 16 導入筒、 16A 開口部

Claims (1)

  1. 内燃機関において吸気管と排気管とを排気還流管によって接続し、排気ガスの一部を前記吸気管に還流する排気還流装置であって、
    前記吸気管の内部において前記排気還流管の一端部から前記吸気管の内部に延出して設けられ、前記排気還流管に接続される導入筒を備え、
    前記導入筒は、該導入筒の延出方向に沿って長尺状に形成される開口部を有し、
    前記開口部は、前記吸気管における空気の流れの下流側を向いて開口される、
    排気還流装置。
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