JP2022047198A - レンジフード - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、キッチンタイマーはタイムアップしたことを音で報知するので、加熱調理器の周囲がうるさい場合などに、加熱調理する人がタイムアップしたことを気付かないことがあり、所定の加熱調理時間となったことを知ることができないことがある。
しかも、加熱調理器とは別にキッチンタイマーを準備しなければならず、そのキッチンタイマーの置き場所に困ることがあるばかりか、キッチンタイマーの準備を忘れた場合には、加熱調理する人が所定の加熱調理時間となったことを知ることができない。
これにより、加熱調理する人は、設定した加熱調理時間に到達する一定時間前と、設定した加熱調理時間に到達したことを知ることができる。したがって、加熱調理器の加熱部を停止して加熱調理終了する一定時間前に、加熱部の火力調整などを行い、2段階の火力で加熱調理することが可能である。
これにより、加熱調理する人は、設定した加熱調理時間に到達する一定時間前と、設定した加熱調理時間に到達したことと、設定した加熱調理時間に到達する一定時間前から設定した加熱調理時間に到達するまでの間を知ることができるから、加熱調理器の加熱部を停止して加熱調理終了する一定時間前に、加熱部の火力調整などを行い、2段階の火力で加熱調理することが可能であるとともに、火力調整してから加熱調理していることを継続して知ることができる。
これにより、照明による報知と、音による報知を行うので、加熱調理する人がレンジフードから離れていて照明を視認できなくとも、音により報知に気づくことができる。
これにより、加熱調理する人の好みや、周囲の環境などに合わせた報知を行うことができる。
これにより、送風機の風量を、タイマーが設定した加熱調理時間に到達した後の変化に合わせた風量とすることが可能である。
したがって、キッチンタイマーの置き場所に苦労することがなく、いつでも加熱調理時間を設定して加熱調理する人に報知できる。
図1に示すように、レンジフード1はフード10と、フード10に設けた送風機11を備えている。送風機11はファン11aと、ファン11aを回転するモータ11bを有し、モータ11bでファン11aを回転して送風機11を駆動することで、加熱調理器2の加熱部20で加熱調理することで発生した油煙等をフード10内に捕集し、図示しない配管などで屋外に排出する。
フード10には、照明12と、制御部13と、操作部14と、表示部15と、スピーカー16などが設けてある。照明12は、点灯、消灯が加熱調理する人により視認できるように設けてある。
操作部14は、レンジフード運転信号を制御部13に入力するレンジフード運転操作部40と、タイマー制御信号を制御部13に入力するタイマー操作部41を有している。
表示部15はタイマー30に設定した所定の加熱調理時間を表示し、加熱調理する人が視認できるように設けてある。
制御部13は、レンジフード運転操作部40から入力されたレンジフード運転信号に基づいてモータ11b、照明12等を制御する。つまり通常のレンジフード運転制御をする。
制御部13は、更にタイマー操作部41から入力されたタイマー制御信号に基づいてタイマー30を制御するとともに、表示部15に加熱調理時間を表示する。
停止ボタン45を操作することで制御部13に停止信号が入力され、制御部13はモータ11bを回転停止し、送風機11は停止する。
照明ボタン46を操作することで制御部13に照明点灯信号が入力され、照明12が点灯する。この状態で照明ボタン46を再度操作すると制御部13に照明消灯信号が入力され、点灯している照明12が消灯する。
タイマー動作開始手段48は、制御部13にタイマー動作開始信号を入力する。制御部13はタイマー動作開始信号によりタイマー30を動作開始する。
ストップ手段49は、制御部13にタイマー停止信号を入力する。制御部13は、タイマー停止信号が入力されることで、タイマー30をタイムアップする。
照明12の動作は、消灯している照明12を点灯する動作、点灯している照明12を点滅する動作、点灯している照明12の照度を変更する動作、点灯している照明12を消灯する動作、点灯している照明12の色調を変更する動作の内の1つの動作である。
この照明12の動作は、いずれか一つの動作を制御部13の記憶部31に記憶しておき、設定した加熱調理時間に到達した時に記憶した動作で照明12を動作するようにしてある。
したがって、照明12の動作により加熱調理時間に到達したことを報知するので、視覚的にわかりやすい報知であり、周囲がうるさくとも所定の加熱調理時間となったことを加熱調理する人に報知することができる。しかも、レンジフード1の照明12を用いて報知するので、キッチンタイマーを用いる必要がなく、キッチンタイマーの置き場所に苦労することがなく、いつでも加熱調理時間を設定して加熱調理する人に報知できる。
加熱調理する人がタイマー操作部41の加熱調理時間設定手段47を操作して所定の加熱調理時間を制御部13に入力する。これによりタイマー30は所定の加熱調理時間で設定される。
加熱調理する人は、加熱調理開始とともにタイマー操作部41のタイマー動作開始手段48を操作し、制御部13にタイマー動作開始信号を入力する。これによりタイマー30が動作開始し、設定した所定の加熱調理時間に到達した時に照明12が動作するので、加熱調理する人が所定の加熱調理時間加熱したことを知ることができる。
第1は、タイマー30が、動作開始してから設定した加熱調理時間が経過する直前の時、つまり設定した加熱調理時間に到達する時に、制御部13は照明12を動作して報知するようにする。
第2は、設定した加熱調理時間に到達する時と、設定した加熱調理時間に到達した時に制御部13は照明12を動作してそれぞれ報知するようにする。
つまり、タイマー30が設定した加熱調理時間に到達する時および/または到達した時に照明12を動作して報知を行うようにする。
加熱調理時間設定手段47は、加熱調理時間の設定と、タイマー30が動作開始してから設定した加調理時間に到達する一定時間前の設定を行うことができるようにしてある。
制御部13は、設定した加熱調理時間に到達する一定時間前に到達した時に、照明12を第1の実施の形態と同様に動作して報知する。この後第1の実施の形態と同様に、設定した加熱調理時間に到達する時および/または到達した時に照明12を動作して報知する。
したがって、加熱調理する人は、設定した加熱調理時間に到達する一定時間前と、設定した加熱調理時間に到達したことを知ることができるから、加熱調理器2の加熱部20を停止して加熱調理終了する一定時間前に、加熱部20の火力調整などを行い、2段階の火力で加熱調理することが可能である。
加熱調理時間設定手段47は、加熱調理時間の設定と、タイマー30が動作開始してから設定した加調理時間に到達する一定時間前の設定を行うことができるようにしてある。
制御部13は、設定した加熱調理時間に到達する一定時間前に到達した時に、照明12を第1の実施の形態と同様に動作開始し、この照明12の動作を設定した加熱調理時間に到達するまで継続して行う。この後第1の実施の形態と同様に、設定した加熱調理時間に到達する時および/または到達した時に照明12を動作して報知する。
制御部13は、照明12を動作して報知すると同時にスピーカー16から音を発し、音による報知も行う。スピーカー16が発する音は、アラーム音、音声、カウントダウン、音楽のいずれか一つである。
照明12による報知と、音による報知を行うので、加熱調理する人がレンジフード1から離れていて照明12を視認できなくとも、音により報知に気づくことができる。
以上の各実施の形態では、照明12の1つの動作を制御部13の記憶部31に記憶し、記憶した1つの動作を行うとしたが、これに限ることはなく、点灯、点滅、照度変更、消灯、色調変更のいずれか一つを加熱調理する人が選択し、選択した動作を行えるようにすることができる。
例えば、図2に示す制御部13の記憶部31に、照明12の点灯、点滅、照度変更、消灯、色調変更の動作をそれぞれ記憶する。
したがって、加熱調理する人の好みや、周囲の環境などに合わせた報知を行うことができる。
制御部13は、タイマー30が設定した加熱調理時間に到達し、照明12を動作して設定した加熱時間に到達したことを報知すると同時に、モータ11bの回転を制御して送風機11の風量を変更する。つまり、タイマー30が設定した加熱調理時間に到達するタイミングは、何らかの変化点であるので、送風機11の風量を、タイマー30が設定した加熱調理時間に到達後の変化に合わせた風量とする。
これらの場合に対応して、制御部13は、照明12を動作すると同時にモータ11bを回転停止して送風機11の風量をゼロとする第1の風量制御と、照明12を動作すると同時にモータ11bを低速で設定時間回転して送風機11を設定時間だけ少ない風量で運転(残置運転)する第2の風量制御と、照明12を動作すると同時にモータ11bを高速で設定時間回転して送風機11を設定時間だけ多い風量で運転(残置運転)する第3の風量制御のいずれかを行う。
制御部13は、照明12を動作すると同時に記憶部31に記憶された風量制御でモータ11bを回転制御する。
例えば、加熱調理の内容が、加熱調理終了後に油煙等がなくなる場合には、第1の風量制御を選択し、加熱調理の内容が、加熱調理終了後に多少の油煙等が残る場合、弱い臭気が残る場合には、第2の風量制御を選択し、加熱調理の内容が、加熱調理終了後に多量の油煙が残る場合、強い臭気が残る場合には、第3の風量制御を選択する。
Claims (6)
- フードと、送風機を備え、前記送風機を駆動することで、加熱調理で発生した油煙等を前記フード内に捕集して屋外などに排出するレンジフードにおいて、
前記フードに、加熱調理時間を設定するタイマーと、照明を設け、前記タイマーが設定した加熱調理時間に到達する時、および/または前記設定した加熱調理時間に到達した時に、前記照明を点灯、点滅、照度変更、消灯、色調変更の内の1つの動作により報知を行うことを特徴とするレンジフード。 - 請求項1記載のレンジフードにおいて、
前記タイマーが、前記設定した加熱調理時間に到達するよりも一定時間前に到達した時に、前記照明を点灯、点滅、照度変更、消灯、色調変更の内の1つの動作により報知を行うようにしたレンジフード。 - 請求項1記載のレンジフードにおいて、
前記タイマーが、前記設定した加熱調理時間に到達するよりも一定時間前に到達した時点から、前記照明が点灯、点滅、照度変更、消灯、色調変更の内の1つの動作による報知を、前記設定した加熱調理時間に到達するまで継続して行うようにしたレンジフード。 - 請求項1-3いずれかに記載のレンジフードにおいて、
前記照明を点灯、点滅、照度変更、消灯、色調変更の内の1つの動作による報知と同時に、音による報知も行うようにしたレンジフード。 - 請求項1-4いずれかに記載のレンジフードにおいて、
前記照明の動作を、点灯、点滅、照度変更、消灯、色調変更から1つの動作を選択できるようにしたレンジフード。 - 請求項1-5いずれかに記載のレンジフードにおいて、
前記タイマーが、前記設定した加熱調理時間に到達した際に前記照明の動作による報知と同時に、前記送風機の風量変更を行うようにしたレンジフード。
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