JP2022044099A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022044099000001
【課題】 径方向の大きさを抑制することができ、限られた小スペース内に、第1ハウジングおよび第2ハウジングを配置することができる電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の電動パワーステアリング装置は、第2ハウジングのウォームホイール収容部よりも第1ハウジング側に設けられ、第1ハウジング側に向かって開口し、第2ピニオン軸と、第1ブラケット孔と、第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成される第1雌ねじ部を有する第1ボルトボスと、第2ハウジングの第1ボルトボスと対向するように第1ハウジングに設けられ、第2ピニオン軸と、第1ブラケット孔と、第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成され、第2ハウジングの第1ボルトボスの第1雌ねじ部と連続するように貫通形成された第1ボルト孔を有する第1ボルトボスとを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
特許文献1には、ラックバーの少なくとも一部およびピニオン軸の少なくとも一部を収容する第1ハウジングと、ウォームホイールを収容するウォームホイール収容部を有する第2ハウジングと、第2ハウジングのウォームホイール収容部よりも第1ハウジング側に設けられ、第1ハウジング側に向かって開口する雌ねじ部が形成されたた第2ボルトボスと、第2ボルトボスと対向するように第1ハウジングに設けられ、第2ボルトボスの雌ねじ部と連続するように貫通形成されたボルト孔を有する第1ボルトボスと、第1ボルトボス側から第2ボルトボス側に向かって挿入され、第1ハウジングと第2ハウジングとを締結するボルトと、を設けた電動パワーステアリング装置が開示されている。
特開2013-193704号公報
しかしながら、特許文献1の電動パワーステアリング装置においては、径方向の大きさを抑制することができず、限られた小スペース内に第1ハウジングおよび第2ハウジングを配置することが困難となるおそれがあった。
本発明の目的の一つは、径方向の大きさを抑制することができ、限られた小スペース内に、第1ハウジングおよび第2ハウジングを配置することができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の好ましい態様によれば、転舵輪に操舵力を付与する電動パワーステアリング装置であって、ステアリングホイールの回転力が伝達される第1ピニオン軸と、第1ピニオン軸と噛合う第1ラック歯および第1ラック歯と異なるラック歯である第2ラック歯が形成されたラックバーと、第2ラック歯と噛合う第2ピニオン軸と、第2ピニオン軸に設けられたウォームホイールと、ウォームホイールと噛合うウォームシャフトと、ウォームシャフトに設けられ、転舵輪に付与する操舵力を発生する電動モータと、ラックバーの少なくとも一部収容するラックバー収容部と、第2ピニオン軸の少なくとも一部を収容する第2ピニオン軸収容部と、ラックバーに対してラックバー収容部から外側に延出する第1ブラケット部と第2ブラケット部とを備え、第1ブラケット部には、被取付部材に取り付けるための第1ブラケット孔と、第2ブラケット部には、被取付部材に取り付けるための第2ブラケット孔とが形成されるブラケット部とを有する第1ハウジングと、ウォームホイールを収容するウォームホイール収容部を有する第2ハウジングと、第2ハウジングのウォームホイール収容部よりも第1ハウジング側に設けられ、第1ハウジング側に向かって開口し、第2ピニオン軸と、第1ブラケット孔と、第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成される第1雌ねじ部を有する第1ボルトボスと、第2ハウジングの第1ボルトボスと対向するように第1ハウジングに設けられ、第2ピニオン軸と、第1ブラケット孔と、第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成され、第2ハウジングの第1ボルトボスの第1雌ねじ部と連続するように貫通形成された第1ボルト孔を有する第1ボルトボスとを有する。
よって、本発明の好ましい態様によれば、径方向の大きさを抑制することができ、限られた小スペース内に、第1ハウジングおよび第2ハウジングを配置することができる。
実施形態1の電動パワーステアリング装置の全体構成を示す図である。 実施形態1のパワーステアリング機構の断面図である。 図1のA部拡大図である。 図3の矢視Bから見た斜視図である。 実施形態1の第2ハウジングをy軸負方向から見た単品斜視図である。 図5のD-D断面図である。 実施形態1の第2ハウジングの第2ボルトボス部の断面図である。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1の電動パワーステアリング装置の全体構成を示す図である。
なお、説明のためにx軸、y軸、z軸を設定する。
ラックバー1と直交する方向をx軸方向とし、図1の下方向を正とする。また第2ピニオン軸2の回転軸線P方向をy軸方向とし、図1の下方向を正とする。さらに、ラックバー1の中心軸線Q方向をz軸方向とし、図1の右方向を正とする。
[電動パワーステアリング装置の全体構成]
図1に示すように、電動パワーステアリング装置100は、車両の左右方向に延びるラックハウジング16を有し、このラックハウジング16内にラックバー1が車両の左右方向に摺動可能に収容されている。ラックハウジング16の両端開口部からラックバー1の端部が突出しており、この端部にタイロッド17がジョイント18を介して接続されている。ラックバー1の端部、ジョイント18およびタイロッド17のジョイント18側の端部周辺はブーツ19によって覆われている。ラックバー1の移動によりタイロッド17が動かされ、タイロッド17に接続した不図示の転舵機構を介して転舵輪が転舵される。
ラックハウジング16の一端側(図1の右側)には、ステアリングギヤハウジング20が設けられている。ステアリングギヤハウジング20には、ステアリングホイールに連結された入力軸21が回転自在に軸支されている。入力軸21は、トーションバー22を介して第1ピニオン軸23と相対回転可能に接続されている。
入力軸21の外周側には、トルクセンサ24が設けられている。トルクセンサ24は、入力軸21と第1ピニオン軸23との相対回転量からドライバがステアリングホイールに入力する操舵トルクを検出する。
第1ピニオン軸23は、ラックバー1の一端側に形成された第1ラック歯1aと噛合し、ステアリングホイールに入力された操舵トルクを、ラックバー1に伝達している。
また、ステアリングギヤハウジング20は、車両のフレーム(被取付部材)30に取り付けるための第3ブラケット孔53aを有し、x軸負方向の外側に延出する第3ブラケット部53と車両のフレーム(被取付部材)30に取り付けるための第4ブラケット孔54aを有し、x軸正方向の外側に延出する第4ブラケット部54を有している。
ラックハウジング16の他端側(図1の左側)には、第1ハウジング6と第2ハウジング7から構成されるリダクションギヤハウジング25が設けられている。
このリダクションギヤハウジング25には、ステアリングホイールにドライバにより入力される操舵トルクに対して、電動モータ5による補助操舵トルクを出力するパワーステアリング機構26が収容されている。
また、リダクションギヤハウジング25の第1ハウジング6は、車両のフレーム(被取付部材)30に取り付けるための第1ブラケット孔51aを有し、x軸負方向の外側に延出する第1ブラケット部51と車両のフレーム(被取付部材)30に取り付けるための第2ブラケット孔52aを有し、x軸正方向の外側に延出する第2ブラケット部52を有している。
詳細は、後述するが、パワーステアリング機構26は、電動モータ5の出力軸に接続するウォームシャフト4と、ウォームシャフト4に噛合するウォームホイール3と、ウォームホイール3と一体に回転する第2ピニオン軸2とを有している。
第2ピニオン軸2は、ラック軸の他端側に形成された第2ラック歯1bと噛合し、電動モータ5から入力されたモータトルクを、ラックバー1に伝達している。
図2は、実施形態1のパワーステアリング機構の断面図である。
[パワーステアリング機構の構成]
(第2ピニオン軸の構成)
第2ピニオン軸2のy軸負方向側にはピニオン歯2aが形成されている。
第2ピニオン軸2のy軸負方向側の先端には、ピニオン歯2aの外径よりも小径の第1ベアリング挿入部2bが形成されている。第2ピニオン軸2のピニオン歯2aよりもy軸正方向側には、ピニオン歯2aの外径よりも大径の第2ベアリング圧入部2cが形成されている。
第2ピニオン軸2の第2ベアリング圧入部2cよりもy軸正方向側には、第2ベアリング圧入部2cよりも大径のフランジ部2dが形成されている。
第2ピニオン軸2のフランジ部2dよりもy軸正方向側には、フランジ部2dよりも小径のウォームホイール嵌合部2eが形成されている。
(第2ハウジングの構成)
第2ハウジング7は中空形状であり、y軸方向中央部付近にはウォームホイール収容部70が形成されている。このウォームホイール収容部70の内周面70bは、ウォームホイール3よりも大径に形成されている。
ウォームホイール収容部70の回転軸線P方向、すなわちy軸方向に対して垂直なx軸負方向側にウォームシャフト収容部74が形成されている。ウォームシャフト収容部74の内周はウォームシャフト4よりも大径に形成されている。
ウォームホイール収容部70よりもy軸正方向側には、蓋部材27が密に嵌合される蓋部材嵌合部75が形成されている。蓋部材嵌合部75はウォームホイール収容部70よりも大径に形成されている。
ウォームホイール収容部70よりもy軸負方向側には、第2ベアリング保持部73が形成されている。第2ベアリング保持部73には、第2ベアリング13が設置される。つまり第2ベアリング13は、ウォームホイール3に近い位置に設置されることとなる。
第2ベアリング保持部73のウォームホイール収容部70側開口部は第2ベアリング13のアウタレースの内周程度に形成されており、そのy軸負方向側の面は第2ベアリング保持部底面73aを構成している。
第2ベアリング保持部73の内周面は機械加工により表面処理されており第2ベアリング保持部内周面73bを構成している。第2ベアリング保持部73のy軸負方向側には係止リング嵌合部73cが形成されている。
第2ベアリング保持部73の大部分はウォームホイール収容部70に対してy軸負方向に突出した部分の内周に形成されており、その突出した部分の外周は第2筒状係合部72を構成している。すなわち、第2筒状係合部72は、y軸負方向側、すなわち、第1ハウジング6側に向かって突出するように形成されている。
第2ベアリング保持部73の径方向外側には、第2ベアリング保持部73を囲むように周方向に3カ所の第1ボルトボス711、第2ボルトボス712、第3ボルトボス713が、独立してy軸負方向側に突出するように、すなわち、第1ハウジング6側に突出するように形成されている(図5参照)。
第2ボルトボス712で、構成を説明する。
なお、第1ボルトボス711、第3ボルトボス713も同様の構成である。
第2ボルトボス712にはy軸負方向に向かって開口する第2雌ねじ部712aが形成されている。第2雌ねじ部712aの最も深い部分は、ウォームホイール収容部70よりもy軸負方向側となるように形成されている。
また、第2雌ねじ部712aの内周面のうちウォームホイール収容部70の径方向最内側に位置する雌ねじ最内部712b(図2の点線Lで示す位置)は、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の内周面70bよりも径方向内側に形成されている。
言い換えると、第2雌ねじ部712aの雌ねじ最内部712b(図2の点線Lで示す位置)は、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aよりも径方向内側に形成されている。
第2ボルトボス712の径方向内側側面712dは、後述する第1筒状係合部61の径方向外側側面61aの曲面に沿った形状に形成されている。
すなわち、第2ボルトボス712の径方向内側側面712dは、第1筒状係合部61の径方向外側側面61aの中心と同じ位置を中心とする曲面状に形成されている。
また、径方向内側側面712dは、y軸負方向側に行くほど拡径するように(径方向外側に向かって斜めに)形成したテーパ部712fを有している。
また、第2ボルトボス712のy軸負方向側の面、言い換えると後述する第1ハウジング6の第2ボルトボス602との対向面712eは、第2ベアリング保持部73の第2ベアリング保持部底面73aと互いに平行に形成されている。
(第1ハウジングの構成)
第1ハウジング6はy軸正方向側が開口部、y軸負方向側が底となった有底カップ状の中空のピニオン軸収容部63を有し、底部には第1ベアリング保持部63aが形成されている。
第1ベアリング保持部63aよりもy軸正方向側には、第1ベアリング保持部63aよりも大径のピニオン歯収容部63bが形成されている。このピニオン歯収容部63bは、ピニオン歯2aの外径よりも大きく形成されている。
ピニオン軸収容部63のx軸負方向側には、ピニオン軸収容部63の回転軸線P方向に対してねじれ方向に伸びて形成されたラックバー収容部65が設けられている。
x軸正方向から見て、ピニオン軸収容部63の回転軸線P方向とラックバー収容部65の中心軸線R方向とが交わる付近は、ピニオン軸収容部63とラックバー収容部65との間が連通している。
ピニオン歯収容部63bよりy軸正方向側であって、径方向外周側に第1ボルト孔601aを有する第1ボルトボス601、第2ボルト孔602aを有する第2ボルトボス602、第3ボルト孔603aを有する第3ボルトボス603がピニオン軸収容部63の軸を中心として周方向に形成されている(図3、図4参照)。
すなわち、第1ボルトボス601の第1ボルト孔601a、第2ボルトボス602の第2ボルト孔602a、第3ボルトボス603の第3ボルト孔603aは、第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711a、第2ボルトボス712の第2雌ねじ部712a、第3ボルトボス713の第3雌ねじ部713aと連続するように貫通形成されている。
ピニオン軸収容部63よりもy軸正方向側には第1筒状係合部61が形成されている。すなわち第1筒状係合部61は、第2ハウジング7側に向かって突出するように形成されている。
第1筒状係合部61はピニオン軸収容部63から突出した円環状に形成されており、その内周は第2ハウジング7の第2筒状係合部72の外径より若干大径に形成されている。
(リダクションギヤハウジングへの組み付け)
第2ハウジング7のy軸負方向側から第2ベアリング保持部73に第2ベアリング13が挿入される。このとき第2ベアリング保持部73のアウタレースは第2ベアリング保持部底面73aに当接する。係止リング嵌合部73cには係止リング15が嵌合される。
係止リング15は嵌合された状態で第2ベアリング13のアウタレースと当接し、第2ベアリング保持部底面73aと係止リング15との間で第2ベアリング13が挟持されている。
ウォームホイール3の中心には貫通孔が形成されており、この貫通孔に第2ピニオン軸2のウォームホイール嵌合部2eが圧入される。
第2ピニオン軸2にウォームホイール3が組みつけられた状態で、第2ベアリング13のy軸正方向側先端から第2ハウジング7に組みつけられた第2ベアリング13に挿入される。
第2ピニオン軸2のフランジ部2dと第2ベアリング13のインナレースとが当接した状態でウォームホイール3は第2ハウジング7のウォームホイール収容部70内に収容されることとなる。
また第2ハウジング7のウォームシャフト収容部74内にウォームシャフト4が挿入されて、ウォームホイール3と噛み合う。
蓋部材嵌合部75には蓋部材27が嵌合されて、第2ハウジング7のy軸正方向側の開口部が閉塞される。
第1ハウジング6のy軸正方向側から第1ベアリング保持部63aに第1ベアリング12が圧入される。
第2ピニオン軸2は第2ハウジング7に組みつけられた状態で、第1ハウジング6のピニオン軸収容部63に挿入される。このとき、第1ハウジング6の第1筒状係合部61の内周に、第2ハウジング7の第2筒状係合部72の外周が嵌合する。
第1筒状係合部61と第2筒状係合部72とにより印籠結合部14が形成される。
この印籠結合部14は、y軸方向において、第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711a、第2ボルトボス712の第2雌ねじ部712a、第3ボルトボス713の第3雌ねじ部713aとオーバーラップするように配置されている。
第2ピニオン軸2の第1ベアリング挿入部2bは第1ベアリング12に挿入され、このとき、ピニオン歯2aはピニオン歯収容部63bに収容されている。
また、第1ハウジング6のラックバー収容部65にラックバー1が収容されて、ピニオン歯2aと噛み合う。
リテーナ収容部64にラックリテーナ11が収容され、ラックリテーナ11によりラックバー1が第2ピニオン軸2側に押し付けられる。
第1ボルトボス601の第1ボルト孔601a、第2ボルトボス602の第2ボルト孔602a、第3ボルトボス603の第3ボルト孔603aに、ボルト10a、10b、10cが挿入され、第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711a、第2ボルトボス712の第2雌ねじ部712a、第3ボルトボス713の第3雌ねじ部713aと螺合する。これにより第1ハウジング6と第2ハウジング7とが締結固定される。
図3は、図1のA部拡大図であり、図4は、図3の矢視Bから見た斜視図である。
図3に示すように、第1ブラケット部51と第2ブラケット部52は、ラックバー1の中心軸線Qを挟んで、第1ハウジング6に一体に形成されている。
また、第1ブラケット部51は、対向する第1ハウジング6の第1ボルトボス601と第2ハウジング7の第1ボルトボス711と、y軸方向で重なるように配置されている。
さらに、図4に示すように、第1ブラケット部51は、y軸方向において、間隔を有して配置された2枚の第1板状部511と第2板状部512から構成されている。
また、第1板状部511と第2板状部512間を連結するリブ513が後述する貫通孔510aを避けた位置に形成されている。
これにより、成型時の鋳巣を防止することができる。
また、第1板状部511と第2板状部512の強度を向上することができ、リブ513と貫通孔510aとの干渉を防止することができる。
第1板状部511と第2板状部512は、対向する第1ハウジング6の第1ボルトボス601の第1ボルト孔601aと第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711aと、それぞれ、y軸方向で重なる位置、すなわち、第1ボルト孔601aと第1雌ねじ部711aとを臨む位置に、貫通孔510aとしての第1貫通孔511a、第2貫通孔512aを備えている。
これにより、図4の矢印Cで示すように、y軸負方向側の外側より第1貫通孔511a、第2貫通孔512aを挿通した取付工具により、第1ハウジング6の第1ボルトボス601の第1ボルト孔601aを貫通している第1ボルト10aを、第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711aに容易に螺合することができる。
すなわち、対向する第1ハウジング6の第1ボルトボス601と第2ハウジング7の第1ボルトボス711と、y軸方向で重なるように配置された第1ブラケット部51が邪魔にならずに、第1ハウジング6と第2ハウジング7を締結固定することができる。
また、図3に示すように、y軸方向で連続するように重なる第1ハウジング6の第1ボルトボス601の第1ボルト孔601aと第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711aと、第1板状部511の第1貫通孔511aと第2板状部512の第2貫通孔512aは、第1ブラケット部51の第1ブラケット孔51a内の点と第2ブラケット部52の第2ブラケット孔52a内の点と第2ピニオン軸2内の点とを結ぶ平面領域内に形成している。
これにより、径方向の大きさを抑制することができ、限られた小スペース内に、第1ハウジング6および第2ハウジング7を配置することができる。
さらに、図3に示すように、第1雌ねじ部711aに螺合する第1ボルト10aと第2ピニオン軸2の回転軸線Pとの距離a1と第2雌ねじ部712aに螺合する第2ボルト10bと第2ピニオン軸2の回転軸線Pとの距離a2と第3雌ねじ部713aに螺合する第3ボルト10cと第2ピニオン軸2の回転軸線Pとの距離a3は、a2<a1<a3の関係に設定されている。
すなわち、第2雌ねじ部712aを、第2ピニオン軸2の回転軸線Pに最も近く形成している。
さらに、第2雌ねじ部712aは、ラックバー1と第2ピニオン軸2の噛合い分力Q1とQ2の間の領域に形成している。
これにより、ラックバー1から伝達される力が大きいラックバー1と第2ピニオン軸2を挟んだ位置で、第2ピニオン軸2の回転軸線Pに最も近く、ラックバー1と第2ピニオン軸2の噛合い分力Q1とQ2の間の領域に形成された第2雌ねじ部712a、すなわち、第1ハウジング6と第2ハウジング7で構成されるリダクションギヤハウジング25の剛性が高い範囲で、ラックバー1→第2ピニオン軸2→第1ベアリング12→リダクションギヤハウジング25に伝達される力を受けることができ、リダクションギヤハウジング25の剛性の低下を抑制することができる。
図5は、実施形態1の第2ハウジングをy軸負方向から見た単品斜視図である。
第1ハウジング6の第2ボルトボス602との第2ハウジング7の第2ボルトボス712の対向面712eは、第1ハウジング6の第1ボルトボス601との第2ハウジング7の第1ボルトボス711の対向面711eおよび第1ハウジング6の第3ボルトボス603との第2ハウジング7の第3ボルトボス713の対向面713eよりも、第1ハウジング6の第2ピニオン軸2を回転自在に支持する第1ベアリング12に最も近い位置に形成されている。
すなわち、第1ハウジング6の第2ボルトボス602との第2ハウジング7の第2ボルトボス712の対向面712eは、第1ハウジング6の第1ボルトボス601との第2ハウジング7の第1ボルトボス711の対向面711eおよび第1ハウジング6の第3ボルトボス603との第2ハウジング7の第3ボルトボス713の対向面713eよりも、y軸負方向側に長く形成されている。
これにより、第1ベアリング12が力点となり、入力されるラックバー1から伝達されるモーメント力に対し、モーメントアームを短くすることができ、モーメント力を小さくできるので、さらに、リダクションギヤハウジング25の剛性の低下を抑制することができる。
さらに、第2ハウジング7の第2ハウジング7の第1ボルトボス711、第2ボルトボス712、第3ボルトボス713は、第2ハウジング7の第2ピニオン軸2を回転自在に支持する第2ベアリング13を保持する第2ハウジング7の第2ベアリング保持部73を連結する一対のリブ711g、712g、713gを有する。
これにより、第2ハウジング7の第2ベアリング保持部73の剛性を高めることができ、変形を抑制することができる。
図6は、図5のD-D断面図である。
第2ピニオン軸2の回転軸線Pに最も近く形成された第2ボルトボス712の第2雌ねじ部712aの中心軸Sは、ウォームホイール収容部70の内周面70bに対して径方向外側、すなわち、x軸正方向側に距離b分オフセットしている。
これにより、第2ボルト10bの締結力による第2ハウジング7の圧縮変形による影響が、蓋部材嵌合部75に及ぶことを抑制することができ、蓋部材嵌合部75と蓋部材27とのシール性を高く維持することができる。
図7は、実施形態1の第2ハウジングの第2ボルトボス部の断面図である。
第2ハウジング7の第2雌ねじ部712aの底部712cまでは、破線で示す転造ねじ加工部dが到達しておらず、底部712cは鋳肌残し部eとして形成されている。
なお、図示はしないが、第1雌ねじ部711aの底部、第3雌ねじ部713aの底部も同様の構成である。
これにより、第1雌ねじ部711a、第2雌ねじ部712a、第3雌ねじ部713aの強度の低下を抑制することができる。
次に、作用効果を説明する。
実施形態1の電動パワーステアリング装置においては、以下に列挙する作用効果を奏する。
(1)y軸方向で重なる第1ハウジング6の第1ボルトボス601の第1ボルト孔601aと第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711aは、第1ブラケット部51の第1ブラケット孔51a内の点と第2ブラケット部52の第2ブラケット孔52a内の点と第2ピニオン軸2内の点とを結ぶ平面領域内に形成するようにした。
よって、径方向の大きさを抑制することができ、限られた小スペース内に、第1ハウジング6および第2ハウジング7で構成されるリダクションギヤハウジング25を配置することができる。
(2)第1ブラケット部51は、対向する第1ハウジング6の第1ボルトボス601の第1ボルト孔601aと第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711aと、それぞれ、y軸方向で重なる位置、すなわち、第1ボルト孔601aと第1雌ねじ部711aとを臨む位置に、貫通孔510aを形成するようにした。
よって、y軸負方向側の外側より貫通孔510aを挿通した取付工具により、第1ハウジング6の第1ボルトボス601の第1ボルト孔601aを貫通している第1ボルト10aを、第2ハウジング7の第1ボルトボス711の第1雌ねじ部711aに容易に螺合することができる。
(3)第1ブラケット部51は、y軸方向において、間隔を有して配置された2枚の第1板状部511と第2板状部512から構成され、それぞれに貫通孔510aとしての第1貫通孔511a、第2貫通孔512aを形成するようにした。
よって、成型時の鋳巣を防止することができる。
(4)第1板状部511と第2板状部512間を連結するリブ513を、第1貫通孔511a、第2貫通孔512aを避けた位置に形成するようにした。
よって、第1板状部511と第2板状部512の強度を向上することができ、リブ513と貫通孔510aとの干渉を防止することができる。
(5)第1雌ねじ部711aに螺合する第1ボルト10aと第2ピニオン軸2の回転軸線Pとの距離a1と第2雌ねじ部712aに螺合する第2ボルト10bと第2ピニオン軸2の回転軸線Pとの距離a2と第3雌ねじ部713aに螺合する第3ボルト10cと第2ピニオン軸2の回転軸線Pとの距離a3は、a2<a1<a3の関係に設定、すなわち、第2雌ねじ部712aを、第2ピニオン軸2の回転軸線Pに最も近く形成するようにした。
よって、ラックバー1から伝達される力が大きいラックバー1と第2ピニオン軸2を挟んだ位置で、第2ピニオン軸2の回転軸線Pに最も近くに形成された第2雌ねじ部712a、すなわち、第1ハウジング6と第2ハウジング7で構成されるリダクションギヤハウジング25の剛性が高い範囲で、ラックバー1→第2ピニオン軸2→第1ベアリング12→リダクションギヤハウジング25に伝達される力を受けることができ、リダクションギヤハウジング25の剛性の低下を抑制することができる。
(6)第2雌ねじ部712aは、ラックバー1と第2ピニオン軸2の噛合い分力Q1とQ2の間の領域に形成するようにした。
よって、より、リダクションギヤハウジング25の剛性の低下を抑制することができる。
(7)第2ハウジング7の第2雌ねじ部712aの底部712cまでは、破線で示す転造ねじ加工部dが到達しておらず、底部712cは鋳肌残し部eとして形成するようにした。
第1雌ねじ部711aの底部、第3雌ねじ部713aの底部も同様の構成である。
よって、第1雌ねじ部711a、第2雌ねじ部712a、第3雌ねじ部713aの強度の低下を抑制することができる。
(8)第2ピニオン軸2の回転軸線Pに最も近く形成された第2ボルトボス712の第2雌ねじ部712aの中心軸Sは、ウォームホイール収容部70の内周面70bに対して径方向外側、すなわち、x軸正方向側に距離b分オフセットするようにした。
よって、第2ボルト10bの締結力による第2ハウジング7の圧縮変形による影響が、蓋部材嵌合部75に及ぶことを抑制することができ、蓋部材嵌合部75と蓋部材27とのシール性を高く維持することができる。
(9)第1ハウジング6の第2ボルトボス602との第2ハウジング7の第2ボルトボス712の対向面712eは、第1ハウジング6の第1ボルトボス601との第2ハウジング7の第1ボルトボス711の対向面711eおよび第1ハウジング6の第3ボルトボス603との第2ハウジング7の第3ボルトボス713の対向面713eよりも、y軸負方向側に長く形成するようにした。
よって、第1ベアリング12が力点となり、入力されるラックバー1から伝達されるモーメント力に対し、モーメントアームを短くすることができ、モーメント力を小さくできるので、さらに、リダクションギヤハウジング25の剛性の低下を抑制することができる。
〔他の実施例〕
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
以上説明した実施形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
電動パワーステアリング装置は、その一つの態様において、ステアリングホイールの回転力が伝達される第1ピニオン軸と前記第1ピニオン軸と噛合う第1ラック歯および前記第1ラック歯と異なるラック歯である第2ラック歯が形成されたラックバーと、前記第2ラック歯と噛合う第2ピニオン軸と、前記第2ピニオン軸に設けられたウォームホイールと、前記ウォームホイールと噛合うウォームシャフトと、前記ウォームシャフトに設けられ、転舵輪に付与する操舵力を発生する電動モータと、第1ハウジングであって、前記ラックバーの少なくとも一部収容するラックバー収容部と、前記第2ピニオン軸の少なくとも一部を収容する第2ピニオン軸収容部と、ブラケット部であって、前記ブラケット部は、前記ラックバーに対して前記ラックバー収容部から外側に延出する第1ブラケット部と第2ブラケット部とを備え、前記第1ブラケット部には、被取付部材に取り付けるための第1ブラケット孔と、前記第2ブラケット部には、被取付部材に取り付けるための第2ブラケット孔と、が形成される前記ブラケット部と、を有する第1ハウジングと、前記ウォームホイールを収容するウォームホイール収容部を有する第2ハウジングと、前記第2ハウジングの前記ウォームホイール収容部よりも前記第1ハウジング側に設けられ、前記第1ハウジング側に向かって開口し、前記第2ピニオン軸と、前記第1ブラケット孔と、前記第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成される第1雌ねじ部を有する第1ボルトボスと、前記第2ハウジングの第1ボルトボスと対向するように前記第1ハウジングに設けられ、前記第2ピニオン軸と、前記第1ブラケット孔と、前記第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成され、前記第2ハウジングの第1ボルトボスの第1雌ねじ部と連続するように貫通形成された第1ボルト孔を有する第1ボルトボスと、を有する。
より好ましい態様では、上記態様において、前記第1雌ねじ部と前記第1ボルト孔)とは、前記第1ブラケット部と重なる位置に配置され、前記第1ブラケット部には、前記第1雌ねじ部と前記第1ボルト孔とを臨む位置に貫通孔が形成される。
より好ましい態様では、上記態様において、前記第1ブラケット部は、2枚の板状部で構成され、前記2枚の板状部のそれぞれに前記貫通孔が形成されている。
より好ましい態様では、上記態様において、前記2枚の板状部間には、前記2枚の板状部を連結するリブが、前記貫通孔を避けて配置されている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第2ハウジングは、前記第1ボルトボスに加え、第2雌ねじ部を有する第2ボルトボスと、第3雌ねじ部を有する第3ボルトボスとを備え、前記第1ハウジングは、第1ボルトボスに加え、前記第2ハウジングの第2ボルトボスの第2雌ねじ部と連続するように貫通形成された第2ボルト孔を有する第2ボルトボスと、前記第2ハウジングの第3ボルトボスの第1雌ねじ部と連続するように貫通形成された第3ボルト孔を有する第3ボルトボスとを備え、前記第2雌ねじ部は、前記第1雌ねじ部に対し、前記第2ピニオン軸を挟んで反対側で、前記第1雌ねじ部および第3雌ねじ部よりも前記第2ピニオン軸の回転軸線に最も近く形成されている。
より好ましい態様では、上記態様において、前記第2雌ねじ部は、前記ラックバーと第2ピニオン軸との噛合い分力の範囲内に形成されている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第1雌ねじ部、第2雌ねじ部、第3雌ねじ部の底部は、鋳肌が残されている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第2雌ねじ部は、前記第2ハウジングのウォームホイールを収容するウォームホイール収容部の内周面よりも径方向外側にオフセットしている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第2ハウジングの第2ボルトボスの前記第1ハウジングの第2ボルトボスとの対向面は、前記第2ハウジングの第1ボルトボスの前記第1ハウジングの第1ボルトボスとの対向面および前記第2ハウジングの第3ボルトボスの前記第1ハウジングの第3ボルトボスとの対向面より、前記第1ハウジングの前記第2ピニオン軸を回転自在に支持する第1ベアリングに最も近い位置に形成されている。
さらに別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記第2ハウジングは、前記第1ボルトボス、第2ボルトボス、第3ボルトボスと、前記第2ピニオン軸を回転自在に支持する第2ベアリングを保持する第2ベアリング保持部とを連結するリブを有する。
100 電動パワーステアリング装置
1 ラックバー
1a 第1ラック歯
1b 第2ラック歯
12 第1ベアリング
13 第2ベアリング
2 第2ピニオン軸
23 第1ピニオン軸
3 ウォームホイール
4 ウォームシャフト
5 電動モータ
30 車両のフレーム(被取付部材)
50 ブラケット部
51 第1ブラケット部
51a 第1ブラケット孔
511 第1板状部
512 第2板状部
510a 貫通孔
511a 第1貫通孔
512a 第2貫通孔
513 リブ
52 第2ブラケット部
52a 第2ブラケット孔
6 第1ハウジング
63 第2ピニオン軸収容部
65 ラックバー収容部
601 第1ボルトボス
601a 第1ボルト孔
602 第2ボルトボス
602a 第2ボルト孔
603 第3ボルトボス
603a 第3ボルト孔
7 第2ハウジング
70 ウォームホイール収容部
70b ウォームホイール収容部の内周面
711 第1ボルトボス
711a 第1雌ねじ部
711e 第1ハウジングの第1ボルトボスとの対向面
711g リブ
712 第2ボルトボス
712a 第2雌ねじ部
712c 底部
712e 第1ハウジングの第2ボルトボスとの対向面
712g リブ
713 第3ボルトボス
713a 第3雌ねじ部
713e 第1ハウジングの第3ボルトボスとの対向面
713g リブ
73 第2ベアリング保持部
P 第2ピニオン軸の回転軸線
Q1 ラックバーと第2ピニオン軸の噛合い分力
Q2 ラックバーと第2ピニオン軸の噛合い分力

Claims (10)

  1. 転舵輪に操舵力を付与する電動パワーステアリング装置であって、
    ステアリングホイールの回転力が伝達される第1ピニオン軸と、
    前記第1ピニオン軸と噛合う第1ラック歯および前記第1ラック歯と異なるラック歯である第2ラック歯が形成されたラックバーと、
    前記第2ラック歯と噛合う第2ピニオン軸と、
    前記第2ピニオン軸に設けられたウォームホイールと、
    前記ウォームホイールと噛合うウォームシャフトと、
    前記ウォームシャフトに設けられ、転舵輪に付与する操舵力を発生する電動モータと、
    第1ハウジングであって、
    前記ラックバーの少なくとも一部収容するラックバー収容部と、
    前記第2ピニオン軸の少なくとも一部を収容する第2ピニオン軸収容部と、
    ブラケット部であって、
    前記ブラケット部は、前記ラックバーに対して前記ラックバー収容部から外側に延出する第1ブラケット部と第2ブラケット部とを備え、
    前記第1ブラケット部には、被取付部材に取り付けるための第1ブラケット孔と、
    前記第2ブラケット部には、被取付部材に取り付けるための第2ブラケット孔と、が形成される前記ブラケット部と、
    を有する第1ハウジングと、
    前記ウォームホイールを収容するウォームホイール収容部を有する第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングの前記ウォームホイール収容部よりも前記第1ハウジング側に設けられ、前記第1ハウジング側に向かって開口し、前記第2ピニオン軸と、前記第1ブラケット孔と、前記第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成される第1雌ねじ部を有する第1ボルトボスと、
    前記第2ハウジングの第1ボルトボスと対向するように前記第1ハウジングに設けられ、前記第2ピニオン軸と、前記第1ブラケット孔と、前記第2ブラケット孔とを結ぶ平面領域内に形成され、前記第2ハウジングの第1ボルトボスの第1雌ねじ部と連続するように貫通形成された第1ボルト孔を有する第1ボルトボスと、
    を有する電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第1雌ねじ部と前記第1ボルト孔とは、前記第1ブラケット部と重なる位置に配置され、
    前記第1ブラケット部には、前記第1雌ねじ部と前記第1ボルト孔とを臨む位置に貫通孔が形成される、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項2に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第1ブラケット部は、2枚の板状部で構成され、前記2枚の板状部のそれぞれに前記貫通孔が形成されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項3に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記2枚の板状部間には、前記2枚の板状部を連結するリブが、前記貫通孔を避けて配置されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項2に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第2ハウジングは、前記第1ボルトボスに加え、第2雌ねじ部を有する第2ボルトボスと、第3雌ねじ部を有する第3ボルトボスとを備え、
    前記第1ハウジングは、第1ボルトボスに加え、前記第2ハウジングの第2ボルトボスの第2雌ねじ部と連続するように貫通形成された第2ボルト孔を有する第2ボルトボスと、前記第2ハウジングの第3ボルトボスの第1雌ねじ部と連続するように貫通形成された第3ボルト孔を有する第3ボルトボスとを備え、
    前記第2雌ねじ部は、前記第1雌ねじ部に対し、前記第2ピニオン軸を挟んで反対側で、前記第1雌ねじ部および第3雌ねじ部よりも前記第2ピニオン軸の回転軸線に最も近く形成されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  6. 請求項5に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第2雌ねじ部は、前記ラックバーと第2ピニオン軸との噛合い分力の範囲内に形成されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  7. 請求項5に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第1雌ねじ部、第2雌ねじ部、第3雌ねじ部の底部は、鋳肌が残されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  8. 請求項5に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第2雌ねじ部は、前記第2ハウジングのウォームホイールを収容するウォームホイール収容部の内周面よりも径方向外側にオフセットしている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  9. 請求項5に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第2ハウジングの第2ボルトボスの前記第1ハウジングの第2ボルトボスとの対向面は、前記第2ハウジングの第1ボルトボスの前記第1ハウジングの第1ボルトボスとの対向面および前記第2ハウジングの第3ボルトボスの前記第1ハウジングの第3ボルトボスとの対向面より、前記第1ハウジングの前記第2ピニオン軸を回転自在に支持する第1ベアリングに最も近い位置に形成されている、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  10. 請求項5に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記第2ハウジングは、前記第1ボルトボス、第2ボルトボス、第3ボルトボスと、前記第2ピニオン軸を回転自在に支持する第2ベアリングを保持する第2ベアリング保持部とを連結するリブを有する、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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