JP2022043502A - 梱包箱ブランク製造装置 - Google Patents

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【課題】 シート材から、被梱包物を梱包する梱包箱のブランクを製造する際に、組み立てた後の梱包箱の適切な所望の位置に、被梱包物に関連した印刷等を行うこと。【解決手段】 段ボールブランク製造装置100は、シート材を搬送するシート搬送部10と、被梱包物を搬送する被梱包物搬送部20と、被梱包物を特定する情報である被梱包物情報を取得する情報取得部30と、シート材を切断する切断部40と、ブランクを切り出す加工部50と、ブランクの所定の位置に印刷を行う印刷部60と、これら各部を制御する制御部70と、制御部70に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ90を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、被梱包物を梱包する梱包箱を形成する梱包箱ブランクを製造する技術に関する。
インターネットを通じた商品の販売が増加するにつれ、注文された商品を注文者に低コストで届ける(輸送する)ことが重要となってきている。従来、様々な大きさの商品を定型の大きさの梱包箱(多くの場合、段ボール箱)に梱包し、宅配便で注文者が指定した住所に届けるということが行われていたが、輸送コストの上昇に伴い、様々な商品の大きさや形状に応じた梱包を行うことへの要望が高まっている。
商品を梱包する段ボール箱は、素材となる段ボールシートから目的サイズの展開形状(以下、段ボールブランクと呼ぶ。)を切り出し、罫入れや溝切り等の加工を行った後、継ぎ代を接着やステープラーで固定することにより製造される。
特許文献1には、被梱包物の大きさに応じたサイズの段ボールブランクを製造する装置が開示されている。この装置では、長尺の段ボールシートに対してその搬送方向に沿う長手方向及び搬送方向と直交する幅方向に切り込みを入れる切刃を備えた縦切装置及び横切装置と、これら縦切装置及び横切装置を移動させる機構を備え、段ボールシートに対して長手方向及び幅方向の切り込みを任意の間隔で入れられるようになっている。
また、特許文献2では、商品の形状に適した寸法の段ボール箱を作るため、サイズ取得部を備えた装置が提案されている。この装置では、被梱包物である商品をカメラで撮影し、画像処理により商品サイズに最適な段ボールシートのサイズを計算し、段ボールブランクを切り出している。
特開2012-30310号公報 特開2019-93619号公報 特表2018-538166号公報
宅配便で各所に配達される商品を受け取った発注者は、まず、その梱包体である段ボール箱を開け、その中にある目的の商品を取り出し、その前後に段ボール箱の外及び中を見る。従来、多くの場合、段ボール箱の外側には商品販売者、商品を販売する場となるプラットフォームの提供者及び/又は届けられた商品自体に関する印刷がなされているが、これらは注文者にとってあまり意味のある情報とは言えないものであった。また、段ボール箱の内部に印刷がされていることは多くなかった。
特許文献3には、長尺の段ボールシートから段ボール箱を製造する装置に、段ボールシートの1つの面に文字又は画像を印刷する印刷ユニットを組み込んだ装置が提案されている。しかし、この装置では段ボール箱に梱包される商品に関連した印刷を行ったり、梱包される商品に応じた適宜の位置に印刷を行ったりすることができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、シート材から、被梱包物を梱包する梱包箱のブランク(梱包箱ブランク)を製造する際に、組み立てた後の梱包箱の適切な所望の位置に、被梱包物に関連した印刷等を行うことである。
上記課題を解決するためになされた本発明の第1の形態は、
被梱包物を特定し得る情報である被梱包物情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段により取得された前記被梱包物情報に基づきシート材の切断線、罫線及び印刷位置を決定する決定手段と、
前記シート材を第1所定位置及び第2所定位置に置く定置手段と、
前記決定手段により決定された切断線及び罫線に基づき前記第1所定位置にある前記シート材を切断しかつ罫線を入れる切断罫線手段と、
前記決定手段により決定された前記印刷位置に基づき前記第2所定位置にある前記シート材に所定の印刷を行う印刷手段と
を備えることを特徴とする梱包箱ブランク製造装置である。
情報取得手段により取得される被梱包物情報には、被梱包物のサイズ、被梱包物である商品の商品名、商品カテゴリー、商品を製造販売する事業者名など商品を特定する情報、被梱包物の送り先などの購入者の情報が含まれる。
情報取得手段は、例えば、被梱包物のサイズを測定する測定器及び/又は被梱包物に付された商品識別コードを読み取るスキャナであってもよく、商品発送リストなどの商品の取引に関連した文書(帳票)の電子データから必要な情報を読み込むプログラムであってもよい。被梱包物のサイズを測定する測定器及び/又は被梱包物に付された商品識別コードを読み取るスキャナとしては、レーザ光を利用したもの、カメラで撮影した画像を利用するものなどが採用できる。
この構成によると、情報取得手段により取得された被梱包物情報に基づきシート材の切断線、罫線及び印刷位置が決定され、梱包箱ブランクが製造される。従って、梱包箱ブランクを組み立てて梱包箱にしたときに、その箱の予定された位置に印刷が行われ、梱包箱を受け取った人に対して効率的にアピールすることができる。また、印刷された情報が欠けたり、罫線で折り曲げられることにより認識が困難になったりすることを防ぐことができる。
更に、シート材に直接印刷することから、梱包箱ブランクの生産効率を低下させることがない。
シート材は、両面段ボールシート材、片面段ボールシート材、厚紙、プラスチックシート材等、適宜のシート材を用いることができる。また、シート材は、一定形状の枚葉シートをそのまま利用してもよく、長尺のシート素材を適宜の長さに切断したものをシート材としてもよい。長尺のシート素材の例として、蛇腹状に折り畳まれて積層された長尺の両面段ボール素材、ロール状に巻き取られた長尺の片面段ボール素材、厚紙、プラスチックシート材が挙げられる。
長尺のシート素材からシート材を切り出す場合は、好ましくは、本発明に係る梱包箱ブランク製造装置は、前記長尺シート素材から前記シート材を切り出す切断部を更に備える。
第1所定位置と第2所定位置は、異なっていてもよく、同じであってもよい。定置手段が第1所定位置、第2所定位置の順にシート材を置く場合は、印刷手段は、切断罫線手段によって切断され、罫線が入れられた後のシート材、つまり梱包箱ブランクに対して、決定手段によって決められた印刷位置に印刷を行う。定置手段が第2所定位置、第1所定位置の順にシート材を置く場合は、印刷手段は、シート材に対して、決定手段によって決められた印刷位置に印刷を行う。決定手段により決定される印刷位置は、梱包箱ブランクから組み立てられた梱包箱の内底面、内側面、外フラップ、内フラップの内側であって、切断線や罫線を避けた位置であることが好ましい。この構成により、被梱包物を梱包した箱を開封した商品購入者が、印刷に気づきやすくなる。
印刷手段が行う所定の印刷は、被梱包物とは無関係の情報の印刷であってもよいし、被梱包物に関連する情報(文字、画像等)の印刷であってもよい。被梱包物とは無関係の情報を印刷する場合には、印刷手段はその情報を自ら保有することができる。
また、印刷手段が被梱包物に関連する情報を印刷する場合には、本発明に係る梱包箱ブランク製造装置は更に、前記情報取得手段により取得された前記被梱包物情報に基づき、ネットワーク上のネットワークサーバに蓄積された情報を取得する外部通信手段を備えることが望ましい。
印刷手段が印刷する被梱包物に関連する情報には、関連商品及び/又は関連サービスの広告画像、関連商品及び/又は関連サービス提供元のウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)情報から作成されるコード(1次元コード、2次元コード)、文字列等が含まれる。このような被梱包物に関連する情報は、前記外部通信手段を用いてネットワークを介したウェブ上の検索により抽出された情報源(ウェブページ)から取得してもよく、予め所定のサーバ装置に格納したテーブルのレコードから取得してもよい。
所定の印刷を行うシート材上の印刷位置が予め決められていることで、印刷手段の構成を簡易化することができる。例えば、前記印刷手段にインクジェット方式の印刷ヘッドが採用される場合には、シングルパス印刷でもシート材の搬送方向に直交する幅方向に亘ってインクジェットノズルを有する印刷ヘッドを備える必要がない。
また、上記課題を解決するためになされた本発明の第2の形態は、
被梱包物を特定し得る情報である被梱包物情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段により取得された被梱包物情報に基づきシート材の切断線、罫線及びラベル貼付位置を決定する決定手段と、
前記シート材を第1所定位置及び第2所定位置に置く定置手段と、
前記決定手段により決定された切断線及び罫線に基づき前記第1所定位置にある前記シート材を切断しかつ罫線を入れる切断罫線手段と、
前記決定手段により決定された前記ラベル貼付位置に基づき前記第2所定位置にある前記シート材に所定のラベルを貼付する貼付手段と、
を備えることを特徴とする梱包箱ブランク製造装置である。
この形態によると、情報取得手段により取得された被梱包物情報に基づきシート材の切断線、罫線及びラベル貼付位置を決定することから、梱包箱ブランクを箱に組み立てたときに、梱包箱の予定された位置にラベルが貼付され、梱包箱を受け取った人に対して効率的にアピールすることができる。
所定のラベルには、被梱包物に関連する情報が予め印刷されたラベルを含む。
好ましくは、この形態に係る梱包箱ブランク製造装置は、
前記第1の形態の梱包箱ブランク製造装置と同様の外部通信手段を備える。
また、シート材が長尺のシート素材から切り出される場合は、好ましくは、この形態に係る梱包箱ブランク製造装置は、前記第1の形態の梱包箱ブランク製造装置と同様の切断部を備える。
貼付手段は、ブランクに切り出される前の所定の長さのシート材又は梱包箱ブランクの決められた位置に所定のラベルの貼付を実行する。決定手段により決定されるラベル貼付位置は、梱包箱ブランクから組み立てられた梱包箱の内底面、内側面、外フラップ又は内フラップの内側であって、切断線や罫線を避けた位置であることが好ましく、被梱包物を梱包した梱包箱を商品購入者が開封したときに目につきやすい位置であることが好ましい。
この発明によると、梱包箱を形成する梱包箱ブランクの製造の際に、所定の印刷又は所定のラベル貼付を行う位置を、被梱包物を特定し得る情報に基づいて決めることから、適切な所望の位置に、被梱包物に関連した所定の印刷がされ、又は、所定のラベルが貼付された梱包箱を提供することができる。
この発明の第1実施形態に係る梱包箱ブランク製造装置の構成を模式的に示す図。 シート搬送路及び被梱包物搬送路の平面図。 梱包箱ブランク製造装置の主要な制御系及び周辺機器通信システムの概略構成を説明する図。 パーソナルコンピュータ及び制御部での処理を説明するフローチャート。 段ボール箱のテープ封緘の態様と箱開封時の状態を説明する図。 段ボール箱のテープ封緘の態様と箱開封時の状態を説明する図。 この発明の第2実施形態に係る梱包箱ブランク製造装置の構成を模式的に示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
<第1実施形態>
<装置構成>
本発明の第1実施形態に係る梱包箱ブランク製造装置100の構成について、図1から図3を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る梱包箱ブランク製造装置100の構成を模式的に示す図である。図2は、シート搬送路11及び被梱包物搬送路21の平面図である。図3は、梱包箱ブランク製造装置100の主要な制御系及び周辺機器通信システム構成を説明する図である。以下の説明において、シート搬送路11に沿う床面に平行な方向がX方向であり、シート搬送路11の搬送方向に直交する方向がY方向であり、床面に対して垂直方向がZ方向である(図1及び図2参照)。また、図2においては、搬送ローラ12、22の図示を省略し、Z方向において上下関係にある被梱包物搬送路21とシート搬送路11のうち、(a)は被梱包物搬送路21を上から見た図、(b)は被梱包物搬送路21を取り払ってシート搬送路11を上から見た図を示している。
梱包箱ブランク製造装置100は、給紙装置(図示せず)から供給された1枚の長尺の段ボール素材Mを切断して所定の長さの段ボールシート(シート材)Sにし、この段ボールシートSから被梱包物を梱包するための、適宜の長さ及び形状の段ボールブランクBLを切り出す段ボールブランク製造装置である。この実施形態では、シート材として、両面段ボールから成るものが使用される。段ボールシートSに切断される前の段ボール素材Mは、一定形状を有する枚葉型の両面段ボールシート、あるいは、所定の間隔の折り目で蛇腹状に折り畳んで上下に積み重ねた長尺段ボールシートである。この梱包箱ブランク製造装置100は、段ボール素材Mのストック形態に応じた給紙装置により、段ボール素材Mの供給を受ける。
梱包箱ブランク製造装置100は、シート材を搬送するシート搬送部10と、被梱包物Pを搬送する被梱包物搬送部20と、被梱包物情報を取得する情報取得部30と、シート材を切断する切断部40と、ブランクを切り出す加工部50と、印刷部60を備える。また、梱包箱ブランク製造装置100は、これら各部を制御する制御部70と、制御部70に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ90を備える。
<シート搬送部10>
シート搬送部10は、給紙装置から供給された段ボール素材Mをシート搬送路11に沿って搬送する。このシート搬送部10は、この発明における、シート材を第1所定位置及び第2所定位置に置く定置手段である。
シート搬送部10は、間隔を設けつつ一列に配列された複数の搬送ローラ12と、複数の搬送ローラ12を同期して回転させる駆動部13(図3参照)とを含んで構成される。各搬送ローラ12は、その軸方向を配列方向と直交させて、水平姿勢で配置される。また、各搬送ローラ12の軸方向の長さは、いずれも段ボール素材Mの幅よりも僅かに大きいものとされている。なお、シート搬送路11の上流側の端には、段ボール素材Mがシート搬送路11の上面(複数の搬送ローラ12との当接位置)から浮き上がらないように押さえる押さえローラ14が設けられる。
この構成において、複数の搬送ローラ12は段ボール素材M(及びこれから切り出された段ボールシートS、段ボールブランクBL)の裏面に当接しており、制御部70からの指令により駆動部13が複数の搬送ローラ12を回転させると、段ボール素材M(及びこれから切り出された段ボールシートS、段ボールブランクBL)が搬送される。すなわち、複数の搬送ローラ12によりシート搬送路11が構成される。なお、制御部70による駆動部13の動作制御は、切断部40及び加工部50の所定の位置(第1所定位置)での処理時間を考慮して間欠的に実行される。
ここでは、シート搬送路11が、所定の高さ位置に設けられるので、その下側に空間が生じる。該空間は、後述する切断部40や加工部50で生じる切りくずを収集して収容する切りくず収容部58の設置場所等として利用される。切断部40や加工部50で生じる切りくずは、複数の搬送ローラ12の間の隙間から切りくず収容部58に落下する。
<被梱包物搬送部20>
被梱包物搬送部20は、被梱包物投入部(図示せず)から投入された被梱包物Pを、シート搬送路11に沿って搬送された段ボールブランクBLと合流する合流部16に向けて、被梱包物搬送路21に沿って搬送する。被梱包物搬送路21は、シート搬送路11よりも高い位置に設けられる。
被梱包物搬送部20は、所定の高さに間隔を設けつつ一列に配列された複数の搬送ローラ22と、複数の搬送ローラ22に巻回されたベルト24と、複数の搬送ローラ22を同期して回転させる駆動部23(図3参照)とを含んで構成される。各搬送ローラ22は、その軸方向を配列方向と直交させて、水平姿勢で配置される。
この構成において、制御部70からの指示に応じて、駆動部23が複数の搬送ローラ22を回転させると、ベルト24上に移載された被梱包物Pがベルト24の移動により搬送される。この構成においては、ベルト24の上面が被梱包物搬送路21となる。
<情報取得部30>
情報取得部30は、被梱包物搬送部20に配設され、具体的には、被梱包物搬送路21の途中に設けられた門型の枠体に支持された3D計測器31と、コードスキャナ32とを含んで構成される。3D計測器31は、被梱包物搬送路21を搬送される被梱包物Pのサイズ、商品情報を含む被梱包物Pを特定し得る情報である被梱包物情報を取得する。3D計測器31は門型の枠体を通過する被梱包物Pに上方からレーザを照射し、その反射光をセンサ(レーザ受光素子)で捉えることで形状測定を行う、所謂、レーザスキャナと呼称されるものである。コードスキャナ32は、被梱包物Pに付された商品識別コードを読み取る。このコードスキャナ32は3D計測器31と同様にレーザ光を使用するものであり、商品識別コード(例えば、1次元コード)に向けてレーザを照射し、その反射光をセンサ(レーザ受光素子)で捉えることでコードを読み取る。なお、情報取得手段としての構成は、情報取得部30に限定されるものではなく、3D計測器31とコードスキャナ32が共通の枠体に配置されていなくてもよい。被梱包物Pのサイズについては、後述するコントロールパネル71を介したユーザからの被梱包物Pのサイズの入力を受け付けることによって取得してもよく、商品識別コードの読み取りは、ユーザがハンドスキャナを操作して読み取るようにしてもよい。被梱包物Pを特定し得る情報の取得は、商品識別コードの読み取りに限定されるものではなく、例えば、パーソナルコンピュータ90の記憶装置93(図3参照)に記憶させた、商品発送リストなどの商品の取引に関連した文書(帳票)の電子データから必要な情報を読み込むようにしてもよい。
<切断部40>
切断部40は、シート搬送路11の途中に配置され、段ボール素材Mを所定の長さで切断して段ボールシートSの切り出しを実行する。
切断部40は、切断刃41と、該切断刃41を昇降させる昇降機構42を含んで構成される。切断刃41は、その刃の方向をY方向に沿わせて配置される。切断刃41のY方向の長さは、段ボール素材Mの幅よりも僅かに大きいものとされている。昇降機構42は制御部70と電気的に接続されており、制御部70からの指令により切断刃41を昇降させる。この切断部40は、段ボール素材Mを搬送方向に直交する方向に切断する。
制御部70は、切り出したい段ボールシートSの長さ(X方向の長さ)の位置で、切断刃41を下降させ、段ボール素材Mを切断する。なお、段ボールシートSの長さであるシート長は、一定値の場合もあり、制御部70からの指示により可変の場合もある。例えば、被梱包物Pが同一形状商品であれば、段ボールシートSのシート長は一定値であり、被梱包物Pが異なる形状商品であれば、シート長は3D計測器31から取得された被梱包物Pの形状の測定値から算出された値にその都度変更される。
<加工部50>
加工部50は、シート搬送路11の途中であって切断部40の下流側に設けられ、シート搬送路11を搬送される段ボールシートSから段ボールブランクBLを切り出す、罫線付与及び溝切りを実行する。加工部50は、この発明における、シート材を切断しかつ罫線を入れる切断罫線手段に相当する。
加工部50は、切断刃51と、切断刃51を移動させる駆動機構52(具体的には、切断刃51を鉛直な軸の周りで回転させる回転駆動機構、切断刃51をX方向に移動させる水平駆動機構、及び、切断刃51を昇降させる昇降駆動機構)とを含んで構成される。駆動機構52は制御部70と電気的に接続されており、制御部70からの指令により切断刃51を移動させる。
加工部50は、更に、先端が丸まった(あるいは先端が平坦な面領域を有する)刃形状の押圧刃53と、押圧刃53を移動させる駆動機構54(具体的には、押圧刃53を鉛直な軸の周りで回転させる回転駆動機構、押圧刃53をX方向に移動させる水平駆動機構、及び、押圧刃53を昇降させる昇降駆動機構)とを含んで構成される。駆動機構54は制御部70と電気的に接続されており、制御部70からの指令により押圧刃43を移動させる。
<印刷部60>
印刷部60は、シート搬送路11の途中であって加工部50の下流側に設けられ、第2所定位置に置かれた段ボールブランクBLの決められた印刷位置に印刷を実行する。印刷部60は、具体的には、多数のインクジェットノズルを備えた印刷ヘッド61と、印刷データに基づいてインクジェットノズルの吐出制御を行う印刷制御部とを含んで構成される。印刷制御部は、制御部70及びパーソナルコンピュータ90において実現される。印刷ヘッド61は、シート搬送路11の上方のフレームに固定してもよく、移動機構によりY方向に往復移動させるよう構成してもよい。なお、印刷手段は、インクジェット方式に限定されない。シート材の材質に応じて、適宜他の方式の印刷装置を採用することもできる。
<制御部70>
制御部70は、メモリ、演算装置、記憶装置、通信部を備え、梱包箱ブランク製造装置100全体の動作を制御する。制御部70には、タッチパネルを備えた液晶表示装置からなるコントロールパネル71が接続され、ユーザからの各種入力を受け付ける。
<システム構成>
図3に示すように、制御部70は、外部通信可能なパーソナルコンピュータ90に接続される。このパーソナルコンピュータ90を介して、梱包箱ブランク製造装置100とこれに付加される周辺機器とを連動させる周辺機器通信システムが構成される。
パーソナルコンピュータ90には、段ボールブランク製造の制御を実行するソフトウェアがインストールされており、各種の機能は、ソフトウェアの各プログラムの実行により実現される。パーソナルコンピュータ90は、ソフトウェア起動時にプログラムがロードされデータ等が一時的にストアされるメモリ91と、所定の通信プロトコルにより制御部70及びインターネット201上のネットワークサーバ202、203とデータの送受信を行う通信部94と、プログラムを実行するためのCPUなどの演算装置92と、ソフトウェアの各プログラムを記憶する記憶装置93と、を備える。メモリ91、通信部94、演算装置92、記憶装置93は、相互に内部バス(図示せず)により接続されている。また、パーソナルコンピュータ90には、表示部97と入力部98が接続されている。なお、インターネット201上のネットワークサーバ202、203には、ウェブページを記憶するウェブサーバ、物流倉庫で管理される商品と各商品に関連する情報とが対応付けられたレコードを含むテーブル等を記憶するサーバ、POS(Point of Sales)データを記憶するサーバ等が含まれる。
<印刷処理>
このような構成の梱包箱ブランク製造装置100において、所望の位置に所定の印刷を行う場合について、更に図4から図6を参照して説明する。図4は、パーソナルコンピュータ90及び制御部70での処理を説明するフローチャートである。図5及び図6は、段ボール箱Qのテープ封緘の態様と箱開封時の状態を説明する図である。
まず、被梱包物Pの搬送が開始されると、情報取得部30が、被梱包物搬送路21を搬送される被梱包物Pを特定し得る情報を取得する(ステップ301)。この実施形態では、被梱包物Pを特定し得る情報として、3D計測器31から被梱包物Pの形状情報を取得し、コードスキャナ32から、被梱包物Pに貼設された1次元又は2次元コードから変換された商品情報を取得する。なお、この実施形態では、情報取得部30が、被梱包物Pを搬送する被梱包物搬送路21に設けられることから、被梱包物Pの搬送中に被梱包物を特定し得る情報である被梱包物情報を取得できる。これにより、被梱包物Pを特定する情報の取得にかかる時間を短縮することができる。
3D計測器31により被梱包物Pの形状情報が取得されると(ステップ301)、その情報は情報取得部30から制御部70に送られる。そして、制御部70において、被梱包物Pの形状に適した箱の3辺の値が算出され、ブランク形状が決定される(ステップ302)。なお、シート材の切断線、罫線を含めたブランク形状の決定は、制御部70に接続されたパーソナルコンピュータ90において、プログラムを実行することにより行ってもよい。
コードスキャナ32により被梱包物Pの商品情報が取得されると(ステップ301)、その情報は制御部70を介してパーソナルコンピュータ90に送られる。そして、パーソナルコンピュータ90において、商品情報からインターネット検索のためのキーワードが抽出され、その中から、検索キーワードが設定される(ステップ303)。例えば、情報取得部30のコードスキャナ32がスキャンしたコードがJANコード(Japan Article Number code)の場合、事業者、商品名等の情報が商品情報として取得できる。検索キーワードは、単数でも複数でもよく、商品情報から抽出したキーワードだけでなく、ユーザがパーソナルコンピュータ90の入力部98を介して自由に入力したキーワードであってもよい。
パーソナルコンピュータ90において、例えば、JANコードから読み取った商品名をキーワードとした検索実行命令が演算装置92により実行されると(ステップ304)、外部通信手段である通信部94によりインターネット201に接続し、ネットワーク上のウェブサーバに蓄積されたウェブページの情報から、商品に関連する情報が抽出される。これにより、パーソナルコンピュータ90は、商品に関連するウェブページのURL情報を取得する(ステップ305)。しかる後、パーソナルコンピュータ90は、メモリ91にプログラムをロードし、該プログラムを演算装置92が実行することにより、URL情報を変換して2次元コードを生成する(ステップ306)。このように、パーソナルコンピュータ90は、ウェブページのURL情報を2次元コードに変換する変換手段として機能する。
ここで商品名をキーワードとして検索されたウェブページのURL情報は、その商品の販売業者のウェブページのURL情報に限らない。インターネット201でキーワード検索を行う場合には、人工知能(AI)を取り入れた検索エンジンを利用することにより、検索によって抽出された複数の情報源(ウェブページ)の中で、商品購入者にとって価値があると思われる情報源を上位にランキングして取得することができる。AIに学習させる機械学習として、例えば、POSデータを読み込ませ被梱包物Pの商品と同時に購入される商品を推測するアソシエーション分析等のデータマイニングの手法等を用いることで、商品購入者へのお勧め商品のEC(Electronic Commerce)サイトのURL情報などを、効率的に取得することができる。このように、インターネット上から商品に関連する情報を検索し、AIによる所定のアルゴリズムでの抽出を行うことにより、商品購入者に対して、関連商品紹介や関連商品の購入サイトへの効率的な案内が可能となる。
パーソナルコンピュータ90は、メモリ91に印刷位置Rを決定するプログラムをロードし、該プログラムを演算装置92が実行することにより、2次元コードを段ボールブランクBLのどの位置に印刷するかを、段ボールブランクBLの形状に基づいて決める(ステップ307)。そして、パーソナルコンピュータ90は、印刷部60において該2次元コードの印刷を可能とする形式の印刷データを生成する(ステップ308)。シート搬送部10により第2所定位置に段ボールブランクBLが搬送され、パーソナルコンピュータ90から印刷データを受け取った印刷部60が印刷を実行することにより(ステップ309)、ステップ307で決定された印刷位置Rに該2次元コードが印刷される。なお、パーソナルコンピュータ90は、プログラムを演算装置92で実行することにより、この発明における、被梱包物情報に基づきシート材の切断線、罫線及び印刷位置を決定する決定手段として機能する。
印刷位置Rの決定は、パーソナルコンピュータ90の表示部97に印刷レイアウト画面を表示させ、生成した2次元コードを、段ボールブランクBLのどこに配置するか、ユーザが入力部98から入力することにより行ってもよい。また、テープTによる封緘位置に対して、外フラップの内側、内フラップの内側など、ブランクの各部の名称を予め指定して印刷位置Rを決めてもよい。
印刷部60により、所定の位置に2次元コードが印刷された段ボールブランクBLは、シート搬送路11が、被梱包物搬送部20の被梱包物搬送路21と合流する合流部16に搬送される。合流部16では、段ボールブランクBLに、被梱包物搬送路21を搬送されてきた被梱包物Pが投入される。シート搬送部10による段ボールシートS及び段ボールブランクBLの搬送と、被梱包物搬送部20による被梱包物Pの搬送を並行して行うことにより、被梱包物搬送路21に設けられた情報取得部30から情報が取得される被梱包物Pと、所定の印刷がされた段ボールブランクBLとの対応づけを容易に行うことができ、段ボールブランクBLに被梱包物Pを合流させることで、個々の被梱包物Pに対応した関連情報が付された梱包箱に被梱包物Pを確実に梱包することができる。そして、合流部16の下流に製函機が接続されている場合には、製函機により段ボール箱Qが組み立てられ、テープTにより封緘される。
上述の例では、被梱包物Pである商品に関連する情報を、検索キーワードを商品名としてインターネット201上のウェブサーバから抽出したが、これに限定されない。パーソナルコンピュータ90が、被梱包物Pである商品カテゴリーを検索キーワードとし、商品カテゴリーとウェブページのURL情報とを対応付けた複数のレコードから成るテーブルを記憶するネットワーク上のサーバに通信部94を介して問い合わせを行うことにより(ステップ304、305)、特定のウェブページのURL情報を取得する(ステップ306)ようにしてもよい。例えば、被梱包物Pである商品の商品カテゴリーがスポーツ用品であった場合には、パーソナルコンピュータ90は、ネットワークサーバに記憶されたテーブルのレコードからスポーツ用品に対応付けられた事業者のウェブページのURL情報を取得するようにしてもよい。スポーツ用品のレコードには、例えば、スポーツ飲料やプロテイン飲料等を製造販売する飲料メーカーの事業者名とURL情報が含まれる場合、あるいは、スポーツ用品のレンタルや運動スペースの提供等を行うサービス提供者の事業者名とURL情報が含まれる場合がある。
上述の例では、印刷部60が加工部50より下流に配置され、シート材を第1所定位置と第2所定位置に置く定置手段としてのシート搬送部10が、第1所定位置、第2所定位置の順にシート材を置く場合について説明したが、印刷部60は、加工部50より上流にあってもよい。印刷部60が切断部40と加工部50との間に配置されたときは、シート搬送部10は、第2所定位置、第1所定位置の順にシート材を置くことになり、このときには印刷部60は、決定手段により決められた段ボールシートSの所定の位置に印刷を実行する。
図5(a)に示す段ボール箱Qは、図2に示す段ボールブランクBLを組み立てたものである。この段ボールブランクBLの場合、テープTにより封緘する位置は、1箇所となっている。このため、図5(b)に示すように、段ボール箱Qの蓋となる折り曲げ面の内側に印刷位置Rを決めておくと、商品購入者がテープTの位置で段ボール箱Qを開封したときに、最も目につきやすい位置に商品に関連する情報を提示することができる。
図6の例は、(a)の段ボールブランクBLに被梱包物Pを投入し、(b)に示すように2箇所をテープTにより封緘することで、段ボール箱Qとしている。この例では、テープTが貼られた面が段ボール箱Qとなったときに互いに対向する面となる。そしてこの場合の印刷位置Rは、(c)に示すように、2箇所としている。これは、商品購入者の段ボール箱Qの開封作業を考慮して印刷位置Rを定めたものである。すなわち、印刷位置Rを段ボール箱Qの2つの外フラップOFの内側と定めることで、テープTが貼られた箱の2つの面のうち、商品購入者がどちらか一方の面を底にし、他方側の面のテープTによる封緘のみを解いたとしても、印刷された情報が商品購入者の目に触れるようにすることができる。なお、印刷位置Rは1箇所でもよく2箇所以上であってもよい。また、印刷位置Rを複数定めた場合は、印刷内容は同じであってもよく、異なっていてもよい。例えば、外フラップOFと内フラップIFとで印刷内容が異なっていてもよい。段ボール箱Qが開封される状況を考慮して印刷位置Rを決めることで、当該印刷された内容を、段ボール箱Qを受け取った人に対して効率的にアピールすることのできる情報とすることができる。また、段ボールブランクBLの箱の内側となる面に印刷することから、印刷のためにシート材の反転機構を設ける必要がなく、合流部16での被梱包物Pと段ボールブランクBLとの合流をスムーズに行うことができる。
上述した例では、外部通信手段を介してインターネット201からURL情報を取得して2次元コードを生成する例を示したが、これに限定されない。例えば、特定の商品と特定のウェブページのURL情報とを対応づけたレコードを含むテーブルは、パーソナルコンピュータ90の記憶装置93に記憶させておいてもよい。また、このようなテーブルを、制御部70内の記憶装置に記憶させておくことで、梱包箱ブランク製造装置100が自ら保持してもよい。更に、印刷部60が印刷位置Rに印刷する印刷内容は、URL情報を変換した2次元コードに限定されない。印刷内容は、URLの文字情報でもよく、商品画像、商品カテゴリーに対応付けられた事業者のロゴ、事業者名に対応付けられた広告画像、事業者所在地に対応付けられた観光名所の画像等、であってもよい。印刷内容には、被梱包物Pである商品の購入者に有益な情報と思われる商品、サービスの情報が含まれる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る梱包箱ブランク製造装置400について、図7を参照して説明する。図7において、第1実施形態と同様の構成は、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
上述した第1実施形態では、印刷部60により、段ボールブランクBLに直接印刷したが、第2実施形態では、印刷部60に代えてシート材の所定の位置に所定のラベルを貼付する貼付手段としてのラベラー480と、ラベル印刷部460を備える。ラベラー480は、制御部70に電気的に接続されている。ラベラー480に印刷したラベルを供給するラベル印刷部460は、パーソナルコンピュータ90を介して制御部70に接続され、パーソナルコンピュータ90により生成された印刷データに基づいて、ラベル印刷を実行し、印刷済みのラベルをラベラー480に供給する。段ボールブランクBLのラベル貼付位置は、第1実施形態の印刷位置Rの決定と同様に、情報取得部30により取得された情報に基づいて、パーソナルコンピュータ90の演算装置92がプログラムを実行することにより決定される。
ラベル印刷部460におけるラベル印刷は、図3及び図4を参照して説明した第1実施形態の手順と同様の手順で行われる。そして、ラベル貼付位置は、印刷位置Rの決定手順と同様の手順で決定される。ラベラー480は、シート搬送部10により加工部50より下流の第2所定位置に置かれた段ボールブランクBLの決められたラベル貼付位置にラベルを貼付する。ラベルが貼付された段ボールブランクBLは、合流部16に搬送される。なお、ラベル貼付位置は、図5及び図6を参照して説明したように、段ボール箱Qが開封されるときに、段ボール箱Qの受取人の目につきやすい位置であることが好ましい。
なお、この実施形態においても、第1実施形態と同様、第2所定位置は、加工部50より上流であってもよい。すなわち、シート搬送部10が第2所定位置、第1所定位置の順にシート材を置く場合は、段ボールシートSの決定手段により決定されたラベル貼付位置にラベルが貼付される。
100、400…梱包箱ブランク製造装置
10…シート搬送部
11…シート搬送路
12…搬送ローラ
13…駆動部
16…合流部
20…被梱包物搬送部
21…被梱包物搬送路
22…搬送ローラ
23…駆動部
30…情報取得部
31…3D計測器
32…スキャナ
40…切断部
41…切断刃
42…昇降機構
50…加工部
51…切断刃
52…駆動機構
53…押圧刃
54…駆動機構
58…切りくず収容部
60…印刷部
61…印刷ヘッド
70…制御部
71…コントロールパネル
90…パーソナルコンピュータ
91…メモリ
92…演算装置
93…記憶装置
94…通信部
97…表示部
98…入力部
201…インターネット
202、203…ネットワークサーバ
M…段ボール素材
S…段ボールシート
BL…段ボールブランク
P…被梱包物
Q…段ボール箱
T…テープ

Claims (3)

  1. 被梱包物を特定し得る情報である被梱包物情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された前記被梱包物情報に基づきシート材の切断線、罫線及び印刷位置を決定する決定手段と、
    前記シート材を第1所定位置及び第2所定位置に置く定置手段と、
    前記決定手段により決定された切断線及び罫線に基づき前記第1所定位置にある前記シート材を切断しかつ罫線を入れる切断罫線手段と、
    前記決定手段により決定された前記印刷位置に基づき前記第2所定位置にある前記シート材に所定の印刷を行う印刷手段と
    を備えることを特徴とする梱包箱ブランク製造装置。
  2. 被梱包物を特定し得る情報である被梱包物情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された前記被梱包物情報に基づきシート材の切断線、罫線及びラベル貼付位置を決定する決定手段と、
    前記シート材を第1所定位置及び第2所定位置に置く定置手段と、
    前記決定手段により決定された切断線及び罫線に基づき前記第1所定位置にある前記シート材を切断しかつ罫線を入れる切断罫線手段と、
    前記決定手段により決定された前記ラベル貼付位置に基づき前記第2所定位置にある前記シート材に所定のラベルを貼付する貼付手段と、
    を備えることを特徴とする梱包箱ブランク製造装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の梱包箱ブランク製造装置において、
    前記情報取得手段により取得された前記被梱包物情報に基づき、ネットワーク上のネットワークサーバに蓄積された情報を取得する外部通信手段を備える梱包箱ブランク製造装置。
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