JP2022039665A - 室内空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示が解決しようとする課題は、洗浄運転に必要な結露量を確保することである。【解決手段】室内空調システム1では、制御部8は、洗浄運転の実施を決める室内制御部81を有している。室内空調システム1では、制御部8は、洗浄運転の実施が決まった場合に、リモートコントローラ15の表示画面15aまたはスピーカ82を介してユーザーに洗浄運転が実施される旨の報知、タンク160の残水量の確認を促す報知、およびタンク160への給水を促す報知の、少なくとも1つを行う。その結果、洗浄運転中に加湿機の水切れを抑制し、洗浄に必要な凝縮水(結露水)を確保することができる。【選択図】図11A

Description

室内熱交換器の洗浄を行うための洗浄運転を行う室内空調システムに関する。
近年、室内機の室内熱交換器を自動で洗浄することができる空調機が市場に投入されるようになった。例えば、特許文献1(特開2010-014288号公報)に記載の空気調和機では、室内熱交換器のフィンの少なくも一部を着霜させる着霜運転を行い、その後除霜運転により除霜水を発生させてフィン表面に付着した汚れを除去する手段を備えている。
本開示は、熱交換器の洗浄に必要な湿度を確保し得る空気調和機を提供するものである。
第1観点の室内空調システムは、空調室内機と、加湿機と、制御部と、報知部とを備えている。空調室内機は、室内熱交換器を洗浄する洗浄運転を行う。洗浄運転は、室内熱交換器を蒸発器として機能させ室内空気に含まれる水分を室内熱交換器に凝縮させて室内熱交換器を洗浄する。加湿機は、室内の加湿を行う。制御部は、洗浄運転の実施を決める実施決定部を有している。制御部は、洗浄運転の実施が決まった場合に、報知部を介してユーザーに加湿機の貯留水に関する報知を行う。
この室内空調システムでは、室内熱交換器の洗浄運転を行う際に、加湿機の貯水量に関する報知を行うようにしたので、洗浄運転中に加湿機の水切れを抑制し、洗浄に必要な凝縮水(結露水)を確保することができる。
洗浄運転には、室内熱交換器の表面温度を氷点下にする凍結運転を行い、凍結運転の終了後に解凍させて室内熱交換器を洗浄する動作が含まれる。
第2観点の室内空調システムは、第1観点の室内空調システムであって、加湿機が、加湿用の水を貯留するタンクを有している。制御部は、洗浄運転の実施が決まった場合に、報知部を介してユーザーに洗浄運転が実施される旨の報知、および/またはタンクの残水量の確認を促す報知を行う。
第3観点の室内空調システムは、第1観点の室内空調システムであって、加湿機が、加湿用の水を貯留するタンクを有している。制御部は、洗浄運転の実施が決まった場合に、報知部を介してユーザーに洗浄運転が実施される旨の報知、および/またはタンクへの給水を促す報知を行う。
第4観点の室内空調システムは、第1観点から第3観点のいずれか1つの室内空調システムであって、加湿機が、加湿用の水を貯留するタンクを有している。加湿機は、タンクの残水量を検知または推定して、残水量が第1所定量以下であると判断したとき、報知部を介してユーザーにタンクへの給水を促す報知を行う。
この室内空調システムでは、残水量を正確に把握することができる。
第5観点の室内空調システムは、第4観点の室内空調システムであって、制御部が、履歴取得部をさらに有している。履歴取得部は、加湿機の運転履歴とタンクへの給水履歴とを取得する。制御部は、タンクに給水してから経過した加湿機の運転時間に基づき、残水量を推定する。
この室内空調システムでは、残水量検知手段がない加湿機の採用が可能となる。
第6観点の室内空調システムは、第2観点から第5観点の室内空調システムであって、制御部が、報知に対する応答があるまで洗浄運転を待機する。
この室内空調システムでは、洗浄に必要な凝縮水(結露水)が不足した状態で洗浄運転が開始されるのを抑制できる。
第7観点の室内空調システムは、第6観点の室内空調システムであって、洗浄運転の開始の指示を入力可能な操作部をさらに備えている。制御部は、報知に対して、操作部から洗浄運転を開始する信号が入力されたとき、洗浄運転を開始する。
第8観点の室内空調システムは、第4観点の室内空調システムであって、制御部が、残水量が第1所定量よりも大きい第2所定量以上であると判断したときは、洗浄運転を開始する。
第1実施形態に係る室内空調システムの構成の一例を示す概念図である。 図1の室内空調システムの構成を説明するためのブロック図である。 空気調和機の一例を示す概念図である。 室内空調システムの室内機の構成の一例を示す断面図である。 図1の室内空調システムが有する冷媒回路と空気流路とを説明するための図である。 制御部の構成を説明するためのブロック図である。 図1の加湿機の構成例を示す分解斜視図である。 図1の加湿機の外観を示す斜視図である。 室内空調システムの動作を説明するためのフローチャートである。 洗浄運転に自動的に移行する際の制御部の動作例を示すフローチャートである。 洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。 第1変形例に係る室内空調システムの洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。 第2変形例に係る室内空調システムの洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。 第3変形例に係る室内空調システムの洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。 第2実施形態に係る室内空調システムの動作を説明するためのフローチャートである。
<第1実施形態>
(1)全体構成
図1は、第1実施形態に係る室内空調システム1の構成の一例を示す概念図である。図1において、室内空調システム1は、空気調和機10と、空気清浄機能付き加湿機106(以後、加湿機106という。)を備えている。
図1に示されているように、空気調和機10の室内機2と加湿機106とは、無線LANルータ210を介して接続されている。室内機2の室内制御部81(図2参照)には無線LANアダプタ85が接続されている。
ここでは、無線LANアダプタ85が室内機2に外付けされている場合が示されている。しかし、無線LANアダプタ85が室内機2に内蔵されてもよい。加湿機106の加湿機制御部89(図2参照)には、無線LANアダプタの機能が内蔵されている。
図2は、図1の室内空調システム1の構成を説明するためのブロック図である。図1および図2において、空気調和機10と加湿機106とからなる室内空調システム1は、制御部8を備えている。洗浄運転が行われるとき、加湿機106は、無線LANルータ210及び無線LANアダプタ85を介して、室内制御部81から動作を指示される。
制御部8は、室内制御部81と、室外制御部86と、加湿機制御部89とを有している。図1に示されているように、室内空調システム1は、スマートフォンなどの通信端末230を用いて、空気調和機10および加湿機106に指示することができる。例えば、スマートフォンなどの通信端末230から出力される指示は、無線LANルータ210を介してまたはインターネット240とブロードバンドルータ220と無線LANルータ210を介して、空気調和機10および加湿機106に送信される。
(2)空気調和機10
図3は、空気調和機10の一例を示す概念図である。図3において、空気調和機10は、室内機2と室外機4とリモートコントローラ15とを有している。室内機2と室外機4とは、冷媒連絡管11,12で接続されている。室内機2と室外機4と冷媒連絡管11,12とは冷媒回路を構成している。
室内機2と室外機4は、制御部8により制御される。冷媒回路では、例えば、冷房運転、暖房運転及び除湿運転の際に、蒸気圧縮式冷凍サイクルが繰り返される。
室内機2は、部屋RMに設置され、部屋RMの中の空気調和を行う。第1実施形態では、室内機2が部屋RMの壁WLに取り付けられている。しかし、室内機2は、部屋RMの壁WLに設置されるタイプに限られるものではない。室内機2は、例えば、天井CEまたは床FLに設置されるものであってもよい。
図4は、空気調和機10の室内機2の構成の一例を示す断面図である。また、図5は、空気調和機10の冷媒回路を説明するための図である。図4および図5において、室内機2は、室内熱交換器21を有している。室内機2は、室内熱交換器21に室内空気(部屋RMの中の空気)を通して室内空気の熱交換を行う。
制御部8は、室内熱交換器21を洗浄する運転である洗浄運転を行うように室内機2を制御する。制御部8は、洗浄運転において、室内の湿度を上昇させるように加湿機106を制御すると共に、室内熱交換器21の表面で結露水を生じさせることによって室内熱交換器21の表面を洗浄する。加湿機6の起動は、空気調和機10の運転の前に行われても良いし、空気調和機10の運転と同時に行われてもよい。
制御部8は、洗浄運転において、先に、室内の湿度が所定湿度に達するように加湿機106を制御することが好ましい。この場合には、加湿機106で室内を所定湿度にした後に、制御部8は、室内熱交換器21の表面で結露水を生じさせて当該表面を洗浄する。ここでいう室内熱交換器21の表面には、伝熱フィン21aが含まれる。
制御部8は、例えば、マイクロコンピュータにより実現されるものである。制御部8は、例えば、洗浄運転では、先ず加湿機106に加湿動作を行わせ、次に室内機2に洗浄動作を行わせる。
気象条件などによって室内が乾燥した場合、室内が乾燥したままでは室内熱交換器21の表面に結露を生じさせて室内熱交換器21の表面を洗浄することが難しくなる。
しかし、気象条件などによって室内がもし乾燥していても、室内空調システム1は、洗浄運転の加湿で室内の湿度を所定湿度まで上げることができる。
室内空調システム1は、室内の湿度が所定湿度まで上がった状態で、洗浄動作を行うことができる。
このように、室内空調システム1は、気象条件などによる室内の乾燥に左右されず、室内熱交換器21の表面に十分な結露を生じさせて表面を洗浄することができる。
(2-1)室内機2
図2乃至図5に示されているように、室内機2は、室内熱交換器21と、室内ファン22と、ケーシング23と、エアフィルタ24と、ドレンパン26と、水平フラップ27と、垂直フラップ(図示せず)と、放電ユニット29とを備えている。また、室内機2は、室内温度センサ31と、室内湿度センサ32と、ダクト用温度センサ33と、ダクト用湿度センサ34と、室内熱交換器温度センサ35とを含む。
方向を説明する場合、図3及び図4に矢印で示されている向きに従って、「上」、「下」、「前」、「後」という表現を用いる。
(2-1-1)ケーシング23
ケーシング23は、上部に吸込口23aを有し、下部に吹出口23bを有している。室内機2は、室内ファン22を駆動して、室内の空気を吸込口23aから吸込み、室内熱交換器21を通過した空気を吹出口23bから吹き出す。
(2-1-2)室内ファン22
室内ファン22は、図4に示すように、ケーシング23の中の略中央部分に配置されている。室内ファン22は、例えば、クロスフローファンである。吸込口23aから吹出口23bに向う空気流路において、室内ファン22の上流に室内熱交換器21が配置されている。
(2-1-3)室内熱交換器21
室内熱交換器21は、複数の伝熱フィン21aと複数の伝熱管21bとを有している。室内空気は、複数の伝熱フィン21aの間を通過する。また、熱交換の際には、複数の伝熱フィン21aの間を空気が通過すると同時に、伝熱管21bの中を冷媒が流れる。伝熱管21bは、複数折り返されていて1つの伝熱フィン21aを複数回貫通する。
室内熱交換器21は、伝熱管21bの延びる方向に見て、室内ファン22の上方を覆うように、下に向って開いた形状である。ここでは、このような形状を略Λ形状と呼ぶ。室内熱交換器21は、壁WLから遠い第1熱交換部21Fと壁WLに近い第2熱交換部21Rを有している。
略Λ形状を持つ室内熱交換器21の前方下部及び後方下部の下に、ドレンパン26が配置されている。室内熱交換器21のうちの第1熱交換部21Fで発生した結露は、室内熱交換器21の前方下部に配置されているドレンパン26で受け止められる。室内熱交換器21のうちの第2熱交換部21Rで発生した結露は、室内熱交換器21の後方下部に配置されているドレンパン26で受け止められる。
(2-1-4)水平フラップ27
吹出口23bには、水平フラップ27及び垂直フラップが配置されている。水平フラップ27は、吹出口23bから吹出される空気の風向を上下に変更する。そのため、水平フラップ27は、モータ27mにより、水平方向とのなす角を変更することができるように構成されている。
(2-1-5)エアフィルタ24
ケーシング23の中の吸込口23aの下流且つ室内熱交換器21の上流には、エアフィルタ24が配置されている。室内熱交換器21に供給される室内空気が実質的に全てエアフィルタ24を通過するように、エアフィルタ24は、ケーシング23に設置されている。
したがって、エアフィルタ24の網目よりも大きな塵埃は、エアフィルタ24で除去されるので室内熱交換器21には到達しない。しかし、エアフィルタ24の網目よりも細かい塵埃及びオイルミストなど、エアフィルタ24を通過するものは室内熱交換器21に到達する。
(2-1-6)放電ユニット29
放電ユニット29(図2参照)は、内部に放電部を有する活性種生成装置である。放電部は、例えば、針状電極と対向電極とを備え、高電圧を印加することによりプラズマ放電の一種であるストリーマ放電を発生させる。酸化分解力の高い活性種は、放電発生の際に生成される。これらの活性種には、例えば、高速電子、イオン、水酸化ラジカル及び励起酸素分子が含まれる。活性種は、例えば、アンモニア類、アルデヒド類、窒素酸化物等の小さな有機分子からなる空気中の有害成分及び臭気成分を分解する。放電ユニット29は、例えば、エアフィルタ24の上流、または室内熱交換器21の上流に配置される。
(2-1-7)室内制御部81
室内機2の中には、制御部8の構成要素である室内制御部81が配置されている。図2および図5に示されているように、室内制御部81は、室内ファン22のモータ22m、水平フラップ27のモータ27m及び再熱除湿弁28に接続されている。
室内制御部81は、室内ファン22のモータ22mの回転数、水平フラップ27のモータ27mの回転角度及び再熱除湿弁28のオンオフを制御することができる。
図6は、制御部8の構成を説明するためのブロック図である。図6において、室内制御部81は、プロセッサ81aと、メモリ81bとを含む。
プロセッサ81aは、メモリ81bに記憶されている各運転の制御プログラムを読み取り、各機器に必要な指令を出力する。
メモリ81bは、各運転の制御プログラムの他、室外制御部86からの指示値を随時記憶する。
また、プロセッサ81aは、メモリ81bに記憶されたデータまたは要求値を読み取り、必要な制御値を演算する。さらに、プロセッサ81aは、内部にタイマ83を有している。
プロセッサ81aとして、CPUまたはGPUが採用される。上記の記載は、一例であって、上記記載内容に限定されるものではない。
室内制御部81は、図2および図5に記載されている室内ファン22のモータ22m、水平フラップ27のモータ27m、再熱除湿弁28の他、スピーカ82とも接続されている。また、室内制御部81は、室外機4の中に配置されている室外制御部86とも接続されている。
室内制御部81は、リモートコントローラ15からの信号を受信して、リモートコントローラ15から入力される指示を受け取る。リモートコントローラ15は、表示画面15aを有している。
室内制御部81は、リモートコントローラ15の表示画面15aに種々の情報を表示することができる。室内制御部81は、例えば、表示画面15aを使って、洗浄動作ができないことを報知することができる。
また、室内制御部81は、スピーカ82を介して洗浄動作ができないことを報知することもできる。
図2および図5には、室内機2が有するセンサのうち、室内温度センサ31と、室内湿度センサ32と、室内熱交換器温度センサ35が示されている。これらのセンサは、室内制御部81に接続されている。
室内制御部81は、室内温度センサ31により室内の空気の温度を検知し、室内湿度センサ32により室内の空気の相対湿度を検知する。
また、室内制御部81は、室内熱交換器温度センサ35により室内熱交換器21の特定の場所を流れる冷媒の温度を検知できる。この特定の場所は、例えば室内熱交換器温度センサ35が取り付けられている伝熱管21bの箇所である。
(2-1-8)再熱除湿弁28
図5に示されているように、室内熱交換器21は、再熱除湿弁28を有している。第1熱交換部21Fと第2熱交換部21Rは、再熱除湿弁28を介して接続されている。
再熱除湿弁28は、冷房運転、暖房運転、および弱冷房・除湿運転時には全開となり減圧することなく冷媒を流し、再熱除湿時には閉じることで冷媒を減圧する。
弁機構としては、弁本体内部に減圧手段を設けている場合と、弁と並列にキャピラリーチューブなどの減圧手段を配置している場合の2タイプがある。
(2-2)室外機4
室外機4は、室内機2に熱エネルギーを供給する熱源ユニットとして機能する。室外機4は、図2および図5に示されているように、圧縮機41と四方弁42とアキュムレータ43と室外熱交換器44と室外膨張弁45と室外ファン46とケーシング47とを含む。
圧縮機41と四方弁42とアキュムレータ43と室外熱交換器44と室外膨張弁45と室外ファン46とは、ケーシング47の中に収納されている。
(2-2-1)ケーシング47
ケーシング47は、室外の空気を吸い込む吸込口47a(図5参照)と、熱交換後の空気を吹き出す吹出口47b(図3および図5参照)とを有している。吸込口47aは、ケーシング47の後側に配置されている。
(2-2-2)圧縮機41
圧縮機41は、ガス冷媒を吸入して圧縮して吐出する。圧縮機41は、例えば、モータ41mの運転周波数をインバータにより調整することで運転容量を変更することができる可変容量圧縮機である。運転周波数が大きいほど圧縮機41の運転容量が大きくなる。
(2-2-3)四方弁42
四方弁42は、冷媒回路13における冷媒の流れの向きを切り換える。四方弁42は、4つのポートを有している。四方弁42の第1ポートP1は、圧縮機41の吐出口に接続されている。四方弁42の第2ポートP2は、室外熱交換器44の第1出入口44xに接続されている。四方弁42の第3ポートP3は、アキュムレータ43に接続されている。四方弁42の第4ポートP4は、室内熱交換器21の第2出入口21yに接続されている。
(2-2-4)アキュムレータ43
アキュムレータ43は、四方弁42の第3ポートP3と圧縮機41の吸入口との間に接続されている。アキュムレータ43では、圧縮機41に吸入される冷媒の気液分離が行われる。
(2-2-5)室外熱交換器44
室外熱交換器44は、第2出入口44yを室外膨張弁45の第1出入口45xに接続している。室外熱交換器44は、第1出入口44xまたは第2出入口44yから内部に流入した冷媒と、室外の空気との間で熱交換を行う。
(2-2-6)室外膨張弁45
室外膨張弁45は、第2出入口45yを室内熱交換器21の第1出入口21xに接続している。
(2-2-7)室外制御部86
室外機4の中には、制御部8を構成している室外制御部86が配置されている。図6に示すように、室外制御部86は、制御装置86aと、記憶装置86bと、演算装置86cを含む。
制御装置86aは、記憶装置86bに記憶されている制御プログラムを読み取り、各機器に必要な指令を出力する。
記憶装置86bは、各制御プログラムの他、室内制御部81からの要求値を随時記憶する。
演算装置86cは、制御装置86aの指令に従がって、記憶装置86bに記憶されたデータまたは要求値を読み取り、必要な制御値を演算する。
制御装置86a、演算装置86cとして、CPUまたはGPUといったプロセッサが採用される。上記の記載は、一例であって、上記記載内容に限定されるものではない。
室外制御部86は、室内制御部81と接続されている。また、室外制御部86は、圧縮機41のモータ41m、四方弁42及び室外ファン46のモータ46mと接続されている。
室外制御部86は、圧縮機41のモータ41mの運転周波数、四方弁42の開度及び室外ファン46のモータ46mの回転数を制御することができる。
図2および図5には、室外機4が有するセンサのうち、外気温度センサ51と、吐出管温度センサ52と、室外熱交換器温度センサ53とが示されている。これらのセンサは、室外制御部86に接続されている。
室外制御部86は、外気温度センサ51により室外の空気の温度を検知することができる。また、制御部8は、吐出管温度センサ52により吐出管(圧縮機41の吐出口に接続された冷媒配管)を流れる冷媒の温度を検知でき、室外熱交換器温度センサ53により室外熱交換器44の特定の場所を流れる冷媒の温度を検知できる。
室外制御部86は、冷凍サイクルの制御を行う際に、吐出管温度センサ52、室外熱交換器温度センサ53及び室内熱交換器温度センサ35などにより冷媒回路13の冷媒の状態を監視する。
冷媒回路13には、圧縮機41と、四方弁42と、アキュムレータ43と、室外熱交換器44と、室外膨張弁45と、室内熱交換器21とが含まれている。冷媒回路13には、冷媒が循環している。冷媒としては、例えば、R32冷媒及びR410冷媒などのフロン類、並びに二酸化炭素などがある。
蒸気圧縮式冷凍サイクルでは、冷媒が圧縮機41で圧縮されて昇温され、その後、室外熱交換器44または室内熱交換器21で冷媒が放熱する。また、蒸気圧縮式冷凍サイクルでは、室外膨張弁45で冷媒が減圧膨張され、その後、室内熱交換器21または室外熱交換器44で冷媒が吸熱する。
(3)加湿機106の構成
図7は、図1の加湿機106の構成例を示す分解斜視図である。図7において、加湿機106は、ケーシング110と、プレフィルタ121と、集塵フィルタ122と、脱臭フィルタ123と、送風ファン130と、加湿フィルタユニット140と、水トレー150と、タンク160とを備えている。ケーシング110は、本体部111と前面パネル112とを含んでいる。
図8は、図1の加湿機106の外観を示す斜視図である。図8において、加湿機106は、前面パネル112と本体部111との境界に吸込口113を有している。吸込口113は、前面パネル112の下部と両サイドに設けられている。吹出口114は、本体部111の上部に設けられている。
図7および図8において、送風ファン130が駆動されると、吸込口113から吸い込まれた室内の空気は、プレフィルタ121、集塵フィルタ122、脱臭フィルタ123及び加湿フィルタユニット140を通過して、吹出口114から吹出される。
本体部111の天面には、操作パネル115が設けられている。操作パネル115には、複数の操作ボタンが設けられている。
プレフィルタ121は、通過する空気から、主に大きな塵埃を取り除く。集塵フィルタ122は、通過する空気から、主に微細な塵埃を取り除く。脱臭フィルタ123は、例えば、活性炭を含んでいる。脱臭フィルタ123は、通過する空気から、主に臭い成分を除去する。
加湿フィルタユニット140は、加湿フィルタ142を含む加湿ロータ141を有している。加湿ロータ141は、モータ143(図2参照)により回転させられる。加湿フィルタ142は、加湿ロータ141とともに回転することにより、水トレー150に溜められている水の供給を受ける。
水の供給を受けた加湿フィルタ142は、通過する空気に対して水分を供給する。モータ143が停止して加湿ロータ141の回転が止まると、加湿フィルタユニット140は加湿を停止する。
水トレー150は、タンク160から水の供給を受けることにより、加湿フィルタ142に供給する水の補充を行う。タンク160には、利用者が水を補給する。
図6に示すように、加湿機制御部89は、プロセッサ89aと、メモリ89bとを含む。
プロセッサ89aは、メモリ89bに記憶されている制御プログラムを読み取り、各機器に必要な指令を出力する。
メモリ89bは、各制御プログラムの他、室内制御部81からの要求値を随時記憶する。
また、プロセッサ89aは、メモリ89bに記憶されたデータまたは要求値を読み取り、必要な制御値を演算する。
プロセッサ89aとして、CPUまたはGPUといったプロセッサが採用される。上記の記載は、一例であって、上記記載内容に限定されるものではない。
制御部8は、加湿機制御部89を介して、モータ143を制御することができる。従って、制御部8は、モータ143をオンすることにより加湿機106に加湿動作を行わせ、モータ143をオフすることにより加湿機106に加湿動作を停止させることができる。
加湿機106は、図2に示されているように、室内温度センサ171と室内湿度センサ172と給水センサ173とを備えている。室内温度センサ171と室内湿度センサ172と給水センサ173とは、加湿機制御部89に接続されている。
従って、制御部8は、加湿機制御部89を介して、室内温度センサ171と室内湿度センサ172により、室内空気の温度と相対湿度とを検知することができる。第1実施形態の制御部8は、制御に室内温度センサ31と室内湿度センサ32若しくは室内温度センサ171と室内湿度センサ172を用いてもよい。
制御部8は、制御に、例えば室内温度センサ31,171の平均値を室内空気の温度として用いるなど、両センサを同時に用いてもよい。また、制御部8は、制御に、例えば室内湿度センサ32,172の平均値を室内空気の相対湿度として用いるなど、両センサを同時に用いてもよい。
(4)室内空調システム1の動作
(4-1)通常運転
室内空調システム1の通常運転には、例えば、冷房運転、暖房運転、除湿運転、送風運転、及び空気清浄運転がある。ここでは、通常運転が、洗浄運転以外の運転である。通常運転は、上述の冷房運転及び暖房運転などに限られるものではない。
(4-1-1)冷房運転
冷房運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から冷房運転が指示されるとともに目標温度が指示される。冷房運転時には、制御部8は、四方弁42を、図5において実線で示されている状態に切り換える。
冷房運転時には、四方弁42は、第1ポートP1と第2ポートP2の間で冷媒を流し、第3ポートP3と第4ポートP4の間で冷媒を流す。冷房運転時の四方弁42は、圧縮機41から吐出される高温高圧のガス冷媒を室外熱交換器44に流す。
室外熱交換器44では、冷媒と、室外ファン46により供給される室外の空気との間で熱交換が行われる。室外熱交換器44で放熱した冷媒は、室外膨張弁45で減圧されて室内熱交換器21に流れ込む。
室内熱交換器21では、冷媒と室内ファン22により供給される室内の空気との間で熱交換が行われる。室内熱交換器21での熱交換により吸熱した冷媒は、四方弁42及びアキュムレータ43を経由して、圧縮機41に吸入される。
室内熱交換器21で冷やされた室内の空気が室内機2から部屋RMに吹出されることで、室内の冷房が行われる。
この空気調和機10では、冷房運転において、室内熱交換器21が冷媒の蒸発器として機能して部屋RMの中の室内空気を温め、室外熱交換器44が冷媒の放熱器として機能する。
(4-1-2)暖房運転
暖房運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から暖房運転が指示されるとともに目標温度が指示される。暖房運転時には、制御部8は、四方弁42を、図5において破線で示されている状態に切り換える。
暖房運転時に、四方弁42は、第1ポートP1と第4ポートP4の間で冷媒を流し、第2ポートP2と第3ポートP3の間で冷媒を流す。暖房運転時の四方弁42は、圧縮機41から吐出される高温高圧のガス冷媒を室内熱交換器21に流す。
室内熱交換器21では、冷媒と、室内ファン22により供給される室内の空気との間で熱交換が行われる。室内熱交換器21で放熱した冷媒は、室外膨張弁45で減圧されて室外熱交換器44に流れ込む。
室外熱交換器44では、冷媒と室外ファン46により供給される室内の空気との間で熱交換が行われる。室外熱交換器44での熱交換により吸熱した冷媒は、四方弁42及びアキュムレータ43を経由して、圧縮機41に吸入される。
室内熱交換器21で温められた室内の空気が室内機2から部屋RMに吹出されることで、室内の暖房が行われる。
この空気調和機10では、暖房運転においては、室内熱交換器21が冷媒の放熱器として機能して部屋RMの中の室内空気を温め、室外熱交換器44が冷媒の蒸発器として機能する。
(4-1-3)除湿運転
除湿運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から除湿運転が指示される。ここでは、除湿運転において複数のモードを選択できる場合について説明する。
制御部8には、リモートコントローラ15から、第1除湿モードと第2除湿モードと第3除湿モードの中のどのモードを選択したかの情報が送信される。
第1除湿モードでは、室内熱交換器21の実質的に全部を蒸発域にする第1除湿運転が行われる。
第2除湿モードでは、室内熱交換器21の風上側の少なくとも一部を蒸発域にする一方、室内熱交換器21の残りの部分を過熱域にする第2除湿運転が行われる。
第3除湿モードでは、室内熱交換器21において再熱除湿弁28よりも上流側の部分を凝縮域とする一方、再熱除湿弁28よりも下流側の部分を蒸発域とする第3除湿運転が行われる。
除湿運転時には、制御部8は、四方弁42を、図5において実線で示されている状態に切り換える。
除湿運転時には、四方弁42は、第1ポートP1と第2ポートP2の間で冷媒を流し、第3ポートP3と第4ポートP4の間で冷媒を流す。そのため、冷媒回路13において、除湿運転時と冷房運転時とで、冷媒の流れる向きは同じになる。除湿運転の冷媒回路13においても冷凍サイクルが実施される。
(4-1-3-1)第1除湿運転
第1除湿運転では、冷媒が冷媒回路13を循環するとき、制御部8は、再熱除湿弁28を全開にし、圧縮機41の運転周波数と室外膨張弁45の開度とを調整する。第1除湿運転では、室内熱交換器21の実質的に全部を蒸発域とする。
これにより、第1除湿運転は、室内温度を変化させるための能力である顕熱能力が高くなる。
ここで、室内熱交換器21の実質的に全部を蒸発域にするとは、室内熱交換器21の全部を蒸発域にするときだけでなく、室内熱交換器21において一部を除いた部分だけを蒸発域にするときも含む。
この一部(例えば、室内熱交換器21の全容積の1/3以下の部分)だけが蒸発域とならないときとしては、例えば、室内環境などによって、室内熱交換器21の冷媒出口近傍の部分が過熱域となるときなどがある。
(4-1-3-2)第2除湿運転
第2除湿運転では、冷媒が冷媒回路13を循環するとき、制御部8は、再熱除湿弁28を全開にし、圧縮機41の運転周波数と室外膨張弁45の開度とを調整する。
第2除湿運転では、第1熱交換部21Fの風上側の少なくとも一部を蒸発域にする一方、第1熱交換部21Fの残りの部分及び第2熱交換部21Rを過熱域にする。
制御部8は、第2除湿運転中、蒸発域が所定容積(例えば、室内熱交換器21の全容積の2/3)以下となるように、圧縮機41および室外膨張弁45を制御する。
このとき、室外膨張弁45の開度は、通常、第1除湿運転中の室外膨張弁45の開度よりも小さくなる。
第2除湿運転は、第1除湿運転によりも顕熱能力が低くなるので、室内の熱負荷が高くも低くもないとき、室温の低下を抑制しつつ、室内の除湿を行える。
(4-1-3-3)第3除湿運転(再熱除湿運転)
第3除湿運転では、冷媒が冷媒回路13を循環するとき、制御部8は、再熱除湿弁28を閉じ、圧縮機41の運転周波数を調整すると共に、室外膨張弁45の開度を全開にする。
第3除湿運転では、再熱除湿弁28を閉じることで減圧する。
第3除湿運転では、第1熱交換部21Fを凝縮域にする一方、第2熱交換部21Rを蒸発域にする。
第3除湿運転は、第1熱交換部21Fが凝縮域として機能するため、第2除湿運転よりも、室温の低下を抑制しつつ、室内の除湿を行える。
(4-1-4)送風運転
送風運転の開始前に、制御部8には、例えば、リモートコントローラ15から送風運転が指示される。送風運転時には、制御部8が、圧縮機41を停止させ、冷媒回路13における冷凍サイクルを停止させる。
送風運転では、リモートコントローラ15から目標風量が指示される場合と、室内機2に目標風量を自動で選択させる場合がある。制御部8は、目標風量になるように、室内ファン22のモータ22mを制御する。
例えば、通常運転では、制御部8は、最も回転数の小さいLLタップから、Lタップ、Mタップ、Hタップの順に回転数を大きくすることができるように構成されている。
(4-1-5)空気清浄運転
第1実施形態の室内空調システム1は、放電ユニット29を用いて空気清浄運転を行う。ここで、空気清浄運転とは、空気中の有害成分及び/または臭気成分を抑制する運転である。
空気清浄運転は、例えば、ストリーマ放電の分解力で有害成分及び/または臭気成分を抑える運転である。
(4-2)加湿運転
この室内空調システム1の場合には、加湿機106による水分の供給には、2つの方法が設定されている。制御部8は、第1加湿動作及び第2加湿動作の中から適切な運転を選択する。
第1加湿動作は、暖房と同時に加湿をする運転である。第1加湿動作では、制御部8は、空気調和機10による部屋RMに対する暖房動作と加湿機106による部屋RMに対する加湿動作とを同時に行うように、空気調和機10と加湿機106とを制御する。
第2加湿動作は、第1加湿動作における暖房動作を止めて加湿動作だけをする運転である。第2加湿動作では、制御部8は、加湿機106の加湿動作によって部屋RMに対する加湿を行うように、空気調和機10と加湿機106とを制御する。第2加湿動作では、暖房動作は行われないが、空気調和機10による送風動作が行われる。
(4-3)洗浄運転
室内空調システム1は、加湿機106を用いて、洗浄運転を行う。室内空調システム1では、加湿機106が室内の空気を吸込口113から吸込み、室内の空気に水分を付与して吹出口114から部屋RMの中に吹き出す。
室内空調システム1は、空気調和機10と加湿機106を用いて第1加湿動作を行う。第1加湿動作において、制御部8は、空気調和機10に部屋RMの暖房運転を行わせ、同時に加湿機106に部屋RMに対する加湿を行わせる。室内空調システム1の第2加湿動作では、制御部8が、空気調和機10の運転を停止させ、加湿機106に加湿を行わせる。
図9は、室内空調システム1の動作を説明するためのフローチャートである。以下、洗浄運転を図9のフローチャートに沿って説明する。洗浄運転が開始される場合には、制御部8が洗浄運転を開始するように指示される場合(手動開始の場合)と、制御部8が洗浄運転の開始を自動的に判断する場合(自動開始の場合)がある。
第1実施形態の室内空調システム1は、手動開始の場合と自動開始の場合の両方に対応する。しかし、室内空調システム1を、手動開始の場合と自動開始の場合のうちのいずれか一方に対応するように構成することもできる。
(ステップS1)
制御部8は、ステップS1において、洗浄運転の指示の有無を判断する。制御部8は、洗浄運転の指示が有りと判断した場合、ステップS2へ進む。
手動開始の場合として、例えば、リモートコントローラ15の洗浄運転を指示するための洗浄運転開始ボタンが押される場合がある。
また、制御部8は、洗浄運転の指示が無いと判断した場合ステップS11へ進む。
(ステップS2)
制御部8は、ステップS2において、洗浄運転を開始するために、水平フラップ27を開いて所定の角度に固定するように、モータ27mを制御する。水平フラップ27の角度は、部屋RMに人が居たとしても、人に直接室内機2から吹出される空気が当たらない角度が好ましい。
また、制御部8は、ストリーマ放電を開始するように放電ユニット29を制御する。ステップS2の処理前に、既に水平フラップ27が開放されている場合にはそれを維持する。また、ステップS2の処理前に、既にストリーマ放電が開始されているときにはストリーマ放電を行っている状態を維持する。ストリーマ放電は、洗浄運転の終了によって終了する。
洗浄運転でストリーマ放電を行う場合には、室内空調システム1は、室内熱交換器21の清浄を行うことができる。ただし、放電ユニット29の放電を停止して洗浄動作を行うように、室内空調システム1を構成することもできる。
(ステップS3)
制御部8は、ステップS3において、部屋RMの中の空気の湿度が所定値AH1に達しているか否かを判断する。制御部8は、室内の湿度の値が所定値AH1である場合だけでなく、所定値AH1を超えている場合も、室内の湿度の値が所定値AH1(所定湿度)に達していると判断する。湿度は、絶対湿度を使用してもよいが、相対湿度で代用してもよい。相対湿度で代用する際は必要に応じて相対湿度の検出値を雰囲気温度に合わせて調整してもよい。
制御部8は、室内温度センサ31により室内の温度を検知し、室内湿度センサ32により室内の相対湿度を検知する。湿度に絶対湿度を使用する場合は、制御部8は、室内温度センサ31により検知した空気の温度の値MTと、室内湿度センサ32により検知した空気の相対湿度の値MRHとから、部屋RMの中の空気の絶対湿度を算出することができる。
制御部8は、室内の湿度が所定値AH1に達していると判断した場合、ステップS4に進む。
制御部8は、室内の湿度が所定値AH1に達していないと判断した場合、ステップS31に進む。
(ステップS4)
次に、制御部8は、ステップS4において、洗浄動作を開始する。洗浄動作では、空気調和機10は、冷房運転または除湿運転と同じく、室内熱交換器21を蒸発器として機能させる動作を行う。第1実施形態の室内空調システム1では、制御部8が、第1除湿運転と同じ動作を行うように空気調和機10を制御する。
制御部8は、洗浄運転の開始から、タイマ83によりカウントを開始している。
(ステップS5)
次に、制御部8は、ステップS5において、洗浄運転を開始してから所定時間tt2が経過したか否かを判断する。制御部8は、「洗浄運転を開始してから所定時間tt2が経過した」と判断した場合、第1除湿運転を終了して、ステップS6へ進む。
制御部8は、「洗浄運転を開始してから所定時間tt2が経過していない」と判断した場合、ステップS4へ戻って、洗浄動作を継続する。
(ステップS6)
制御部8は、ステップS6において、洗浄運転を終了する。
(ステップS11)
ステップS1からステップS6が動作のメインフローである。一方、先のステップS1において、制御部8が洗浄運転の指示が無いと判断した場合、制御部8は、ステップS11において、洗浄運転を開始する条件が満たされたか否かを判断する。
制御部8は、「洗浄運転を開始する条件が満たされている」と判断した場合、ステップS2へ進む。ステップS11の洗浄運転への移行条件については、後の「(3-3)洗浄運転への移行条件」で説明する。
また、制御部8は、「洗浄運転を開始する条件が満たされていない」と判断した場合、ステップS1に戻る。
(ステップS31)
また、先のステップS3において、制御部8が室内の湿度が所定値AH1に達していないと判断した場合、制御部8は、ステップS31において、室内の温度に基づいて、第1加湿動作か第2加湿動作かを選択するために、室内温度センサ31で検知された温度が所定温度T1以上であるか否かを判断する。
(ステップS32A)
先のステップS31において、制御部8が「室内温度センサ31で検知された温度が所定温度T1以上ではない」と判断した場合、制御部8はステップS32Aにおいて、上述の第1加湿動作を行う。
(ステップS32B)
先のステップS31において、制御部8が「室内温度センサ31で検知された温度が所定温度T1以上である」と判断した場合、制御部8はステップS32Bにおいて、上述の第2加湿動作を行う。
第1加湿動作でも、第2加湿動作でも、加湿機106による加湿の動作が行われる。第1加湿動作及び第2加湿動作で行われる加湿動作では、通常運転の加湿運転で出現する加湿能力の最大値以上になるように設定されている。洗浄運転では、部屋RMの快適性を重要視しておらず、むしろ、洗浄運転を速く終了することを優先している。
そのため、洗浄運転では、室内の湿度が所定値AH1に早く到達するように、通常運転の加湿運転で出現する加湿能力の最大値以上で、第1加湿動作または第2加湿動作が行われる。
例えば、通常運転の加湿運転の加湿能力が低い方から順に、Lタップ、Mタップ、Hタップと設定されている場合には、第1加湿動作及び第2加湿動作では、Hタップが選択される。
第1加湿動作では、制御部8は、加湿動作と同時に暖房動作をするように、加湿機106とともに空気調和機10を制御する。制御部8は、洗浄運転のために予め設定されている目標温度になるように空気調和機10を制御する。
洗浄運転で空気調和機10が行う暖房動作は、通常運転の暖房運転での空気調和機10の動作と同じであるので、ここでは説明を省略する。
(ステップS33)
次に、制御部8は、第1加湿動作、および2加湿動作のいずれの動作であっても、ステップS33において、加湿の開始から所定時間tt1が経過したか否かを制御部8が判断する。
制御部8は、所定時間tt1が経過していないと判断した場合、ステップS3に戻って、室内の湿度が所定値AH1に達するまで、第1加湿動作または第2加湿動作を継続する。
制御部8は、所定時間tt1が経過していると判断した場合、ステップS34へ進む。
(ステップS34)
先のステップS33において、制御部8が「所定時間tt1が経過している」と判断した場合、制御部8は、ステップS34において、異常を報知してステップS6へ戻る。
(洗浄運転への移行条件)
室内空調システム1は、制御部8が、図9のステップS11において、自動的に、洗浄運転へ移行するか否かの判断を行う。
図10は、洗浄運転に自動的に移行する際の制御部の動作例を示すフローチャートである。洗浄運転の移行条件を判断するための制御部8の処理について、図10に沿って説明する。
(ステップS41)
制御部8は、ステップS41において、運転モードが洗浄運転以外の運転か否かの判断を行う。制御部8は、「運転モードが洗浄運転以外の運転でない(運転モードが洗浄運転である)」と判断した場合は、ステップS48へ進み、積算駆動時間をリセットする。
制御部8は、「運転モードが洗浄運転以外の運転である」と判断場合には、制御部8は、ステップS42へ進む。
(ステップS42)
次に、制御部8は、ステップS42において、運転モードが冷房運転および除湿運転以外の運転であるか否かの判断を行う。制御部8は、「室内空調システム1が冷房運転および除湿運転以外の運転を行っている」と判断した場合、言い換えれば、室内空調システム1が暖房運転、送風運転、または空気清浄運転を行っている場合には、ステップS43に進む。
また、制御部8は、「室内空調システム1が冷房運転および除湿運転以外の運転を行っている」と判断しない場合、ステップS421へ進む。
(ステップS43)
制御部8は、ステップS43において、室内ファン22の駆動時間をカウントする。
室内ファン22の駆動時間のカウントは、例えば、タイマ83を用いてプロセッサ81aが行う。プロセッサ81aは、カウントした駆動時間をメモリ81bに記憶させる。現在の運転が終了するまで、室内ファン22の駆動時間のカウントが行われる。
例えば、暖房運転中であっても、部屋RMの温度が目標温度に達していて、圧縮機41及び室内ファン22などが停止しているときは、室内ファン22の駆動時間のカウントを行わない。
室内ファン22の駆動時間のカウントが行われるのは、第1駆動時間と第2駆動時間である。第1駆動時間は、室内機2の暖房運転のときの室内ファン22の駆動時間である。
第2駆動時間は、送風運転、及び空気清浄運転のときの室内ファン22の駆動時間である。
(ステップS421)
一方、先のステップS42において、制御部8が、室内空調システム1が「冷房運転または除湿運転以外の運転を行っている」と判断しない場合、言い換えれば、室内空調システム1が冷房運転または除湿運転を行っている場合には、このステップS421において、冷房運転または除湿運転の運転時間が所定時間tt3以上になっているか否かの判断を行う。
冷房運転または除湿運転の運転時間は、例えば、タイマ83を用いてプロセッサ81aがカウントする。プロセッサ81aは、カウントした運転時間をメモリ81bに記憶させる。
制御部8は、「冷房運転または除湿運転の運転時間が所定時間tt3以上である」と判断した場合、制御部8は、ステップS48に進み、室内ファン22の積算駆動時間をリセットする。制御部8は、室内熱交換器21で結露を生じる室内機2の冷房運転または除湿運転をした場合に、積算駆動時間をリセットする。
また、制御部8は、冷房運転および除湿運転の運転時間が所定時間tt3未満であると判断した場合、制御部8は、室内ファン22の駆動時間のカウントを行わずに、ステップS44へ進む。
(ステップS44)
制御部8は、ステップS44において、現在の運転が終了したか否かを判断する。言い換えると、制御部8は、通常運転で室内機2が室内熱交換器21で結露を生じる運転をしているときの室内ファン22の駆動時間を、積算駆動時間に算入しない制御をする。
制御部8は、現在の運転が終了したと判断した場合、制御部8は、ステップS45へ進む。
(ステップS45)
制御部8は、ステップS45において、室内ファン22の積算駆動時間を算出する。制御部8は、メモリ81bに記憶されている駆動時間を積算して積算駆動時間を算出する。
ここでは、暖房運転、送風運転、及び空気清浄運転の室内ファン22の各駆動時間を合計して積算駆動時間を算出する。しかし、積算駆動時間の算出方法は、単に各運転の駆動時間を合計する方法に限られない。例えば、運転の種類ごとに重み付けを行って積算駆動時間を算出するように、制御部8を構成することもできる。
(ステップS46)
制御部8は、ステップS46において、積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっているか否かを判断する。制御部8は、「積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっていると判断した場合、制御部8は、ステップS47に進む。
図10のステップS47の決定は、図9のステップS11の判断の一例である。ここでは、積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっていれば、洗浄運転への移行条件が満たされたと判断している。
しかし、洗浄運転への移行条件は、積算駆動時間が所定駆動時間CT1以上になっていることに限らなくてもよい。洗浄運転への移行条件として、例えば、通常運転が停止されているという条件が加えられてもよい。
制御部8は、「積算駆動時間が所定駆動時間CT1未満であると判断した場合、ステップS41に戻って、積算駆動時間の積算のためのステップを繰り返す。
(ステップS47)
制御部8は、ステップS47において、洗浄運転への移行条件が満たされたことを示すフラグをたて、メモリ81bに記憶する。
(ステップS48)
制御部8は、ステップS48において、積算駆動時間をリセットする。
(ステップS49)
制御部8は、ステップS49において、室内空調システム1が停止していなければ、ステップS41に戻って、積算駆動時間の積算のためのステップを繰り返す。
洗浄運転の場合には、ステップS41、ステップS48およびステップS49を繰り返すので、たとえ室内ファン22が駆動されても積算駆動時間はカウントされない。
(4-4)洗浄運転における加湿機制御
第1加湿動作でも、第2加湿動作でも、加湿機106による加湿の動作が行われる。第1加湿動作および第2加湿動作で行われる加湿動作は、通常運転の加湿運転で出現する加湿能力の最大値以上になるように設定されている。
図11Aは、洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。図11Aにおいて、ステップS321以降のフローは、図9のステップS32AおよびステップS32Bの内部で行われている制御部8の制御動作を示している。
(ステップS321)
制御部8は、ステップS321において、加湿機106の加湿運転開始指令の有無を判断する。制御部8は、加湿機106の加湿運転開始指令が有るときは、ステップS322へ進む。
(ステップS322)
制御部8は、ステップS322において、タンク160の残水量の確認を促す報知を行う。
報知の目的は、室内熱交換器21の洗浄運転を行う際に、加湿機106のタンク160の残水量の確認を促すことによって、洗浄運転中に加湿機106のタンク160の水切れを抑制し、洗浄に必要な凝縮水(結露水)を確保するためである。
報知の手段としては、制御部8がリモートコントローラ15の表示画面15aを介してタンク160への給水を促すメッセージを表示する、或いは、スピーカ82を介してタンク160への給水を促す音声メッセージを発する、などの手段が採用される。
(ステップS323)
制御部8は、ステップS323において、洗浄運転開始ボタンがオンしたか否かを判断する。制御部8は、ステップS322の報知に対するユーザーからの応答として、洗浄運転開始ボタンがオンするまで洗浄運転を待機している。「洗浄運転開始ボタン」は、リモートコントローラ15に設けられるが、それに替えて、スマートフォンなどの通信端末230から洗浄運転開始の指示をすることもできる。
制御部8は、洗浄運転開始ボタンがオンしたと判断したときはステップS324へ進む。一方、制御部8は、洗浄運転開始ボタンがオンしていないと判断したときは、洗浄運転を待機する。
(ステップS324)
制御部8は、ステップS324において、加湿機106の運転を開始する。加湿機106の加湿能力は低い方から順に、Lタップ、Mタップ、Hタップと設定されており、洗浄運転時における第1加湿動作および第2加湿動作では、Hタップが選択される。
(ステップS325)
制御部8は、ステップS325において、洗浄運転の停止指令の有無を判断する。ユーザーが、洗浄運転を停止したい場合もあるので、かかる場合、洗浄運転の加湿動作中であっても強制的に終了する必要があるからである。
制御部8は、洗浄運転の停止指令があるときは、図9のステップS6へ進む。制御部8は、洗浄運転の停止を、スマートフォンなどの通信端末230、またはリモートコントローラ15を介して報知してもよい。
また、制御部8は、洗浄運転の停止指令がないときは、図9のステップS33へ進む。
以上のように、図9のステップS32Aの第1加湿動作、およびステップS32Bの第2加湿動作では、ステップS321~ステップS325の制御が実行される。
(4-5)加湿制御の変形例
(4-5-1)加湿制御の第1変形例
図11AのフローチャートのステップS322では、タンク160の残水量の確認を促す報知を行っているが、これに限定されるものではない。
図11Bは、第1変形例に係る室内空調システムの洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。
図11Bにおいて、図11Aと図11Bとの違いは、図11AのステップS322がステップS322xに置き換わっている。
他のステップについては、図11Aと同じであるので、ここではステップS322xについてのみ説明し、他のステップの説明を省略する。
(ステップS322x)
制御部8は、ステップS322xにおいて、タンク160への給水を促す報知を行う。報知手段は、第1実施形態のステップS322で説明したように、リモートコントローラ15の表示画面15aまたはスピーカ82を介して行われる。
例えば、ユーザーが、タンク160内の水が不足していることに気付かずに、洗浄運転開始ボタンをオンにすると、洗浄運転途中でタンク160の水切れが発生し、満足な洗浄運転が実施されないおそれがある。
それゆえ、室内熱交換器21の洗浄運転を行う際に、タンク160への給水を促すことによって、洗浄運転中に加湿機106のタンク160の水切れを抑制し、洗浄に必要な凝縮水(結露水)を確保する。
(4-5-2)加湿制御の第2変形例
図11AのフローチャートのステップS323では、洗浄運転開始ボタンがオンしたか否かを判断しているが、これに限定されるものではない。
図11Cは、第2変形例に係る室内空調システムの洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。
図11Cにおいて、図11Aと図11Cとの違いは、図11AのステップS322がステップS322yに置き換わり、さらに、図11AのステップS323がステップ323xに置き換わっている。
他のステップについては、図11Aと同じであるので、ここではステップS322yおよび323xについてのみ説明し、他のステップの説明を省略する。
(ステップS322y)
制御部8は、ステップS322yにおいて、タンク160への給水を促す報知を行い、同時に計時を開始する。
報知手段は、第1実施形態のステップS322で説明したように、リモートコントローラ15の表示画面15aまたはスピーカ82を介して行われる。
計時は、室内制御部81のプロセッサ81aに内蔵されているタイマ83によって行われる。
(ステップS323x)
制御部8は、ステップS323xにおいて、先のステップ322yの報知の後、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間の計測は、先のステップS322yで起動したタイマ83が行っている。
所定時間は、任意に設定することができるが、初期設定は5分間である。当該5分間は、タンク160への給水を促す報知が行われた後、ユーザーがタンク160へ給水するまでに要する時間を想定したものである。
制御部8は、タンク160への給水を促す報知を行った後、5分間が経過した時点でステップ324へ進み、加湿運転を開始する。
上記の通り、室内熱交換器21の洗浄運転を行う際に、タンク160への給水を促した後、ユーザーによるタンク160への給水を待つことによって、洗浄運転中のタンク160の水切れを抑制する。
(4-5-3)加湿制御の第3変形例
図12は、第3変形例に係る室内空調システムの洗浄運転における加湿機制御の動作フローチャートである。図12において、ステップS51以降のフローは、図9のステップS352AおよびステップS32Bの内部で行われている制御部8の制御動作を示している。
(ステップS51)
制御部8は、ステップS51において、加湿機106の加湿運転開始指令の有無を判断する。制御部8は、加湿機106の加湿運転開始指令が有るときは、ステップS52へ進む。
(ステップS52)
制御部8は、ステップS52において、タンク160の残水量の検知または推定を行う。加湿機106が水量センサを備えている場合には、制御部8は、当該水量センサによってタンク160の残水量を検知する。
加湿機106が水量センサを備えていない場合には、制御部8は、加湿機106の運転履歴とタンク160への給水履歴に基づいてタンク160の残水量を推定する。
具体的には、加湿機106の加湿機制御部89において、プロセッサ89aがタンク160への給水時刻、直近の給水後に行われた加湿運転時間をカウントし、メモリ89bに記憶させる。
プロセッサ89aは、メモリ89bから加湿運転時間を読み込み、加湿運転時間からタンク160内の水の消費量を演算し、さらにタンク160内の残水量を演算する。
制御部8は、タンク160内の残水量を検知または推定した後、ステップS53へ進む。
(ステップS53)
制御部8は、ステップS53において、タンク160内の残水量が、第1所定量未満であるか否かを判断する。制御部8は、タンク160内の残水量が第1所定量未満であると判断したときはステップS54へ進み、タンク160内の残水量が第1所定量以上であると判断したときは、ステップS57へ進む。
(ステップS54)
制御部8は、ステップS54において、タンク160への給水を促す報知を行う。報知の手段としては、制御部8がリモートコントローラ15の表示画面15aを介してタンク160への給水を促すメッセージを表示する、或いは、スピーカ82を介してタンク160への給水を促す音声メッセージを発する、などの手段が採用される。
(ステップS55)
制御部8は、ステップS55において、再び、タンク160の残水量の検知または推定を行う。加湿機106が水量センサを備えている場合には、制御部8は、当該水量センサによってタンク160の残水量を検知する。
加湿機106が水量センサを備えていない場合には、制御部8は、以下の方法でタンク160の残水量を推定する。加湿機106は、給水されたタンク160の重力によって接点がオンするスイッチ機構を有している。
スイッチ機構のオンオフ信号は加湿機106の加湿機制御部89に入力されるので、スイッチ機構のオンオフ動作は加湿機制御部89によって検知可能である。したがって、タンク160への給水を促す報知後にスイッチ機構のオンオフが切り替わる動作があったときは、タンク160へ満水レベル(第2所定量以上)まで給水が行われたと推定することができる。
制御部8は、タンク160内の残水量を検知または推定した後、ステップS53へ進む。
(ステップS56)
制御部8は、ステップS56において、タンク160内の残水量が、第2所定量以上であるか否かを判断する。
第2所定量は、第1所定量よりも大きい値に設定されている。なぜなら、第2所定量と第1所定量とを同じ値にすると、その値未満とその値以上の判定が不安定になるからである。
制御部8は、タンク160内の残水量が第2所定量以上であると判断したときはステップS57へ進み、タンク160内の残水量が第2所定量未満であると判断したときは、ステップS54へ戻る。
(ステップS57)
制御部8は、ステップS57において、加湿機106による加湿運転を開始する。加湿機106の加湿能力は低い方から順に、Lタップ、Mタップ、Hタップと設定されており、洗浄運転時における第1加湿動作および第2加湿動作では、Hタップが選択される。
(ステップS58)
制御部8は、ステップS58において、洗浄運転の停止指令の有無を判断する。ユーザーが、洗浄運転を停止したい場合もあるので、かかる場合、洗浄運転の加湿動作中であっても強制的に終了する必要があるからである。
制御部8は、洗浄運転の停止指令があるときは、図9のステップS6へ進む。制御部8は、洗浄運転の停止を、スマートフォンなどの通信端末230、またはリモートコントローラ15を介して報知してもよい。
また、制御部8は、洗浄運転の停止指令がないときは、図9のステップS33へ進む。
以上のように、第3変形例に係る室内空調システムにおいて、図9のステップS32Aの第1加湿動作、およびステップS32Bの第2加湿動作では、ステップS51~ステップS58の制御が実行される。
(4-5-4)加湿制御の第4変形例
加湿機106が水量センサを備えている場合において、制御部8が、タンク160の残水量が第1所定量よりも大きい第2所定量以上であると判断したときは、タンク160の残水量を確認する報知、タンク160への給水を促す報知を省いて、洗浄運転を開始してもよい。
(5)第1実施形態の特徴
(5-1)
室内空調システム1では、制御部8は、洗浄運転の実施を決める室内制御部81を有している。室内空調システム1では、制御部8は、洗浄運転の実施が決まった場合に、リモートコントローラ15の表示画面15aまたはスピーカ82を介してユーザーに洗浄運転が実施される旨の報知、タンク160の残水量の確認を促す報知、およびタンク160への給水を促す報知の、少なくとも1つを行う。その結果、洗浄運転中に加湿機の水切れを抑制し、洗浄に必要な凝縮水(結露水)を確保することができる。
(5-2)
室内空調システム1では、加湿機106が、タンク160の残水量を検知または推定して、残水量が第1所定量以下であると判断したとき、リモートコントローラ15の表示画面15aまたはスピーカ82を介してユーザーにタンク160への給水を促す報知を行う。
(5-3)
室内空調システム1では、制御部8は、加湿機制御部89が取得した加湿機106の運転履歴とタンク160への給水履歴に基づき、タンク160の残水量を推定するので、残水量検知手段がない加湿機の採用が可能となる。
(5-4)
室内空調システム1では、制御部8は、報知に対して、リモートコントローラ15から洗浄運転を開始する信号が入力されたとき、洗浄運転を開始する。
(5-5)
室内空調システム1では、制御部8が、残水量が第1所定量よりも大きい第2所定量以上であると判断したときは、洗浄運転を開始することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、図1に示されているように、加湿機106は、無線LANルータ210及び無線LANアダプタ85を介して、空気調和機10の室内制御部81から動作を指示される構成であった。
第2実施形態では、空気調和機10が加湿機と連動しない場合の洗浄運転について、説明する。
ユーザーがどのような加湿機を使用するのか不明なため、ここでは加湿機機能のみを有する加湿機206を想定する。
(1)洗浄運転
図13は、第2実施形態に係る室内空調システム1の動作を説明するためのフローチャートである。以下、洗浄運転を図13のフローチャートに沿って説明する。
図13において、第1実施形態の図9との違いは、図9のステップS31~ステップS34が、ステップS131~ステップS134に置き換わったことである。
したがって、ここでは、ステップS1~ステップS6の説明は省略し、ステップS131~ステップS134について説明する。
(ステップS131)
先のステップS3において、制御部8が、室内の湿度が所定値AH1に達していないと判断した場合、制御部8は、ステップS131において、カウンタを起動して、加湿を促す報知の回数Nをカウントする。
未だ一度も加湿を促す報知を行っていない状態で、ステップS1からステップS131に進んできた場合は、N=0である。
(ステップS132)
次に、制御部8は、ステップS132において、加湿を促す報知を行った回数Nが所定回数Xに到達していないか否かを判断する。制御部8は、報知を行った回数Nが所定回数Xに到達していないと判断した場合、ステップS133へ進む。
一方、制御部8は、報知を行った回数Nが所定回数Xに到達したと判断した場合、ステップS6に進んで洗浄運転を停止する。
(ステップS133)
制御部8は、ステップS133において、リモートコントローラ15の表示画面15aまたはスピーカ82を介して、加湿を促す報知を行う。
加湿を促す報知には、「加湿機206を起動して加湿運転を行う」ことを促す報知、「加湿機206の加湿能力を上げる操作を行う」ことを促す報知が含まれる。
第2実施形態の場合、加湿機206は空気調和機10と連動していないので、制御部8は、加湿機206が動作しているか否か把握することができない。
それゆえ、具体的な報知の内容としては、加湿機206が停止していることを想定して、「洗浄運転をしますので、加湿機で加湿して下さい。」というメッセージAを報知してもよい。
また、加湿機206は動作しているが加湿能力が低い場合を想定して、「洗浄運転をしますので、加湿機の加湿能力を上げて下さい。」というメッセージBを報知してもよい。
さらに、加湿機206は動作しているがユーザーが加湿能力を下げた場合を想定して、「洗浄運転をしますので、加湿機の加湿能力を回復させて下さい。」というメッセージCを報知してもよい。
また、冷房による熱交換器洗浄運転時間を想定して、「洗浄運転をしますので、α時間加湿して下さい。」というメッセージDを報知してもよい。α時間は、洗浄運転に要する時間である。
また、各メッセージA、B、C、Dの後に、タンク160の残水量の確認を促す報知、およびタンク160への給水を促す報知のいずれかを行うことが好ましい。
(ステップS134)
次に、制御部8は、ステップS134において、加湿を促す報知を行ってから所定時間ts1が経過したか否かを制御部8が判断する。制御部8は、所定時間ts1が経過していると判断した場合、ステップS3へ戻る。
ここでは、報知によって、ユーザーが加湿機206による加湿運転を行っているという期待を込めて所定時間ts1の経過を待っている。そして、実際に加湿運転が行われたか否かは、ステップS3へ戻って判断する。
以上のように、制御部8は、加湿を促す報知を行って、所定時間ts1の経過を待つというルーティンをN回繰り返して、それでも室内の湿度が所定値AH1に達していなかった場合、制御部8は、加湿機206は停止した状態であると推定し、洗浄運転を停止する。
制御部8は、洗浄運転の停止を、スマートフォンなどの通信端末230、またはリモートコントローラ15を介して報知してもよい。
(2)第2実施形態の特徴
(2-1)
室内空調システム1では、制御部8は、洗浄運転の実施を決める室内制御部81を有している。室内空調システム1では、制御部8は、洗浄運転の実施が決まった場合に、リモートコントローラ15の表示画面15aまたはスピーカ82を介してユーザーに洗浄運転が実施される旨の報知、タンク160の残水量の確認を促す報知、およびタンク160への給水を促す報知の、少なくとも1つを行う。その結果、洗浄運転中に加湿機の水切れを抑制し、洗浄に必要な凝縮水(結露水)を確保することができる。
(2-2)
室内空調システム1では、制御部8は、報知に対して、リモートコントローラ15から洗浄運転を開始する信号が入力されたとき、洗浄運転を開始する。
<その他の実施形態>
第1実施形態および第2実施形態で、説明した洗浄運転は、室内熱交換器21を蒸発器として機能させ室内空気に含まれる水分を室内熱交換器21に凝縮させて室内熱交換器21の表面に付着した汚れを洗い流す運転を想定して、説明している。
しかしながら、それに限定されるものではなく、洗浄運転には、室内熱交換器21の表面温度を氷点下にする凍結運転を行い、凍結運転の終了後に解凍させて室内熱交換器を洗浄する動作も含まれる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 室内空調システム
2 室内機(空調室内機)
8 制御部
15 リモートコントローラ(操作部)
15a 表示画面(報知部)
21 室内熱交換器
81 室内制御部81(実施決定部)
82 スピーカ(報知部)
89 加湿機制御部(履歴取得部)
106 加湿機
160 タンク
206 加湿機
特開2010-014288号公報

Claims (8)

  1. 室内熱交換器(21)を蒸発器として機能させ室内空気に含まれる水分を前記室内熱交換器(21)に凝縮させて前記室内熱交換器(21)を洗浄する洗浄運転を行う空調室内機(2)と、
    加湿用の水を貯留するタンク(160)を有し、室内の加湿を行う加湿機(106)と、
    制御部(8)と、
    報知部(82)と、
    を備え、
    前記制御部(8)は、前記洗浄運転の実施を決める実施決定部(81)を有し、
    前記制御部(8)は、前記洗浄運転の実施が決まった場合に、前記報知部(82)を介してユーザーに前記タンク(160)に貯留される水に関する報知を行う、
    室内空調システム(1)。
  2. 前記制御部(8)は、前記洗浄運転の実施が決まった場合に、前記報知部(82)を介してユーザーに前記タンク(160)の残水量の確認を促す報知を行う、
    請求項1に記載の室内空調システム(1)。
  3. 前記制御部(8)は、前記洗浄運転の実施が決まった場合に、前記報知部(82)を介してユーザーに前記タンク(160)への給水を促す報知を行う、
    請求項1に記載の室内空調システム(1)。
  4. 前記加湿機(106)は、前記タンクの残水量を検知または推定して、前記残水量が第1所定量以下であると判断したとき、前記報知部(82)を介してユーザーに前記タンク(160)への給水を促す報知を行う、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の室内空調システム(1)。
  5. 前記制御部(8)は、前記加湿機(106)の運転履歴と前記タンク(160)への給水履歴とを取得する履歴取得部(89)をさらに有し、
    前記制御部(8)は、前記タンク(160)に給水してから経過した前記加湿機(106)の運転時間に基づき、前記残水量を推定する、
    請求項4に記載の室内空調システム(1)。
  6. 前記制御部(8)は、前記報知に対する応答があるまで前記洗浄運転を待機する、
    請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の室内空調システム(1)。
  7. 前記洗浄運転の開始の指示を入力可能な操作部(15)をさらに備え、
    前記制御部(8)は、前記報知に対して、前記操作部(15)から前記洗浄運転を開始する信号が入力されたとき、前記洗浄運転を開始する、
    請求項6に記載の室内空調システム(1)。
  8. 前記制御部(8)は、前記給水を促す報知の後に前記残水量が前記第1所定量よりも大きい第2所定量以上であると判断したときは、前記洗浄運転を開始する、
    請求項4に記載の室内空調システム(1)。
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