JP2022039182A - アライメント方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アライメント工程に先立つ焦点合わせをすばやく完了させることが可能なアライメント方法を提供する。【解決手段】本発明においては、アライメント工程に先立って、ウェーハの表面に対して光軸が斜めになるように配設された撮像ユニットを用いてウェーハの表面を撮像する。そして、本発明においては、この撮像によって形成された画像の隣接する画素のコントラストの総和が最も高い領域(すなわち、この画像のうち最も焦点が合っている領域)を参照して加工すべき分割予定ラインの加工送り方向に対する傾きを判定する。その結果、本発明においては、焦点合わせのために撮像ユニットを上下方向に移動させる必要がなく、アライメント工程に先立つ焦点合わせをすばやく完了させることが可能となる。【選択図】図4
Description
本発明は、アライメント方法に関する。
IC(Integrated Circuit)及びLSI(Large Scale Integration)等の半導体デバイスのチップは、携帯電話及びパーソナルコンピュータ等の各種電子機器において不可欠の構成である。このようなチップは、一般的に、格子状の分割予定ラインによって区画された複数の領域のそれぞれに半導体デバイスが形成されたウェーハを分割予定ラインに沿って分割することで製造される。
ウェーハの分割は、例えば、切削ブレードが装着された加工装置を用いて行われる(例えば、特許文献1参照)。このような加工装置においては、加工すべき分割予定ラインが加工送り方向に平行になるようにウェーハを回転させるアライメント工程を実施してからウェーハを加工する(例えば、特許文献2参照)。
アライメント工程は、例えば、ウェーハを撮像可能な撮像ユニットを用いて行われる。具体的には、撮像ユニットを有する加工装置においては、撮像ユニットによる撮像によって形成されたウェーハの画像を参照して加工すべき分割予定ラインの加工送り方向に対する傾きを判定し、この分割予定ラインが加工送り方向に平行になるようにウェーハを回転させることでアライメント工程が実施される。
この傾きを精度よく判定するためには、撮像ユニットによる撮像の際の焦点(ピント)がウェーハに合っていることが重要である。そのため、撮像ユニットを有する加工装置においては、一般的に、この判定に用いられる画像を形成するための撮像に先立って焦点合わせが行われる。このような焦点合わせは、例えば、以下の順序で行われる。
まず、ウェーハの上方に位置する撮像ユニットを上下方向に移動させながら複数回の撮像を行う。次いで、形成された複数枚の画像のそれぞれに含まれる隣接する画素のコントラスト(明暗の差)の総和を比較する。最後に、コントラストの総和が最も高くなる画像を撮像した際の撮像ユニットの位置に撮像ユニットを移動させる。
なお、焦点が合った画像では被撮像物の輪郭等が鮮明になるため、焦点が合っている領域におけるコントラストの総和は、焦点が合っていない画像におけるコントラストの総和よりも高くなる。そのため、形成された複数枚の画像のうちコントラストの総和が最も高くなる画像は、その他の画像よりもウェーハに焦点が合っている画像であると認められる。すなわち、コントラストの総和が最も高くなる画像を撮像した際の撮像ユニットの位置は、撮像ユニットによる撮像の焦点がウェーハに合う位置である。したがって、上述の焦点合わせは、この位置に撮像ユニットを移動させることで完了する。
このように焦点合わせを行う場合、アライメント工程に先立って撮像ユニットを上下方向に移動させるための時間が必要となり、この時間はウェーハの加工効率を低下させる原因になり得る。この点に鑑み、本発明の目的は、アライメント工程に先立つ焦点合わせをすばやく完了させることが可能なアライメント方法を提供することである。
本発明によれば、交差する複数の分割予定ラインによって区画され表面に複数のデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って加工する際に、加工すべき該分割予定ラインが加工送り方向に平行になるように該ウェーハを回転させるアライメント方法であって、該ウェーハの表面に対して光軸が斜めになるように撮像ユニットを配設して斜めから該ウェーハの表面を撮像して画像を形成する撮像工程と、該画像の一部の領域を構成し、それぞれが複数の画素によって構成される所定の数の行に含まれる隣接する画素のコントラストの総和の算出を該所定の数の行によって構成される異なる複数の領域に対して行って、コントラストの総和が最も高くなる領域を特定する特定工程と、該画像の該該コントラストの総和が最も高くなる領域を参照して加工すべき該分割予定ラインの該加工送り方向に対する傾きを判定し、該分割予定ラインが該加工送り方向に平行になるように該ウェーハを回転させるアライメント工程と、を含むアライメント方法が提供される。
本発明においては、アライメント工程に先立って、ウェーハの表面に対して光軸が斜めになるように配設された撮像ユニットを用いてウェーハの表面を撮像する。この場合、この撮像の際の撮像視野に含まれるウェーハの表面と、撮像ユニットとの間隔は、ウェーハの表面の場所によって変化する。
そのため、この撮像によって形成された画像には、相対的にみて、焦点が合っている領域(すなわち、隣接する画素のコントラストの総和が最も高い領域)と、焦点が合っていない領域とが含まれることになる。そして、本発明においては、この撮像によって形成された画像のうち最も焦点が合っている領域を参照して加工すべき分割予定ラインの加工送り方向に対する傾きを判定する。
その結果、本発明においては、焦点合わせのために撮像ユニットを上下方向に移動させる必要がなく、アライメント工程に先立つ焦点合わせをすばやく完了させることが可能となる。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、加工装置によって分割されるウェーハを含むフレームユニットを模式的に示す斜視図である。図1に示されるフレームユニット1は、円盤状の形状を有するウェーハ11を備える。
ウェーハ11は、例えば、シリコン(Si)等の半導体材料からなる。ウェーハ11の表面11a側は、互いに交差する複数の分割予定ライン13で複数の領域に区画されており、各領域にはIC等のデバイス15が形成されている。
なお、本実施形態では、ウェーハ11がシリコン等の半導体材料でなることを想定しているが、ウェーハ11の材質、形状、構造及び大きさ等に制限はない。ウェーハ11は、例えば、他の半導体、セラミックス、樹脂及び金属等の材料でなっていてもよい。同様に、デバイス15の種類、数量、形状、構造、大きさ及び配置等にも制限はない。
ウェーハ11の裏面11bには、粘着テープ17が貼着されている。粘着テープ17は、力が加えられると伸びる樹脂製のフィルムである。さらに、粘着テープ17の外周部分は、内径がウェーハ11の直径よりも大きい環状のフレーム19に貼着される。
図1に示されるフレームユニット1においては、ウェーハ11の裏面11bに粘着テープ17が貼着されている。さらに、粘着テープ17の外周部分がフレーム19に貼着されて、粘着テープ17がフレーム19の開口を塞ぐ。これにより、ウェーハ11は、粘着テープ17を介してフレーム19に支持された状態になる。
図2は、ウェーハ11を加工する加工装置(切削装置2)を模式的に示す斜視図である。例えば、図2に示される切削装置2は、チャックテーブル24にフレームユニット1が吸引保持された状態で、切削ユニット50を用いてウェーハ11を切削することで個々のチップを製造する。なお、以下の説明で用いられるX軸方向(加工送り方向、前後方向)、Y軸方向(割り出し送り方向、左右方向)及びZ軸方向(切り込み送り方向、高さ方向)は、図2に示される方向を意味し、互いに直交している。
切削装置2は、各構成要素を支持する基台4を有する。基台4上には、チャックテーブル24のX軸方向に沿った移動を制御するチャックテーブル移動機構6が設けられている。チャックテーブル移動機構6は、基台4の上面に固定された、X軸方向に概ね平行な一対のX軸ガイドレール8を有する。
一対のX軸ガイドレール8には、X軸移動プレート10がX軸方向にスライド可能に取り付けられている。X軸移動プレート10の下面(裏面)側には、ボールねじを構成するナット(不図示)が設けられている。このナットには、X軸ガイドレール8に概ね平行なX軸ボールねじ軸12が回転可能に連結(螺合)されている。
X軸ボールねじ軸12の一端部には、X軸パルスモータ14が連結されている。そのため、X軸パルスモータ14によってX軸ボールねじ軸12を回転させれば、X軸移動プレート10は、X軸ガイドレール8に沿ってX軸方向に移動する。
チャックテーブル移動機構6の周りには、ウェーハ11等を切削する際に使用される切削水の廃液等を一時的に貯留するウォーターケース16が設けられている。ウォーターケース16内に貯留された廃液は、ドレーン(不図示)等を介して切削装置2の外部に排出される。
X軸移動プレート10の上面側(表面側)には、テーブルベース18を介して円柱状のθテーブル20が設けられている。θテーブル20の周囲には、矩形状の上面を有するカバー22が設けられている。
θテーブル20の上面には、フレームユニット1を載置することが可能な円盤状のチャックテーブル24が設けられている。チャックテーブル24は、θテーブル20に収容されたモータ等の回転駆動源(不図示)に連結されている。この回転駆動源を動作させると、チャックテーブル24が回転する。
チャックテーブル24は、ステンレス鋼等の金属で形成された円盤状の枠体24aを有する。枠体24aは、上方に向かって設けられている円環状の側壁を有し、この側壁によって凹部が画定されている。この凹部には、多孔質セラミックスで形成され、凹部の内径と概ね同じ外径を有する円盤状のポーラス板24bが固定されている。
ポーラス板24bは、枠体24aに形成されている流路を介して真空ポンプ等の吸引源(不図示)に連結されている。この吸引源を動作させると、ポーラス板24bの上面(チャックテーブル24の保持面)には負圧が発生する。この負圧が生じることによって、チャックテーブル24に載置されたフレームユニット1がチャックテーブル24に吸引保持される。
基台4上には、チャックテーブル移動機構6を跨ぐ様に配置された、門型の支持構造30が設けられている。支持構造30の前面(表面)には、切削ユニット50のY軸方向及びZ軸方向に沿った移動を制御する切削ユニット移動機構32が設けられている。
切削ユニット移動機構32は、支持構造30の前面に固定された一対のY軸ガイドレール34を有する。一対のY軸ガイドレール34のそれぞれは、Y軸方向に概ね平行に配置されている。
一対のY軸ガイドレール34には、2つのY軸移動プレート36がY軸方向にスライド可能に取り付けられている。2つのY軸移動プレート36のそれぞれの後面(裏面)側には、ボールねじを構成するナット(不図示)が設けられている。
Y軸移動プレート36の後面側に設けられたナットには、Y軸ボールねじ軸38が回転可能に連結(螺合)されている。Y軸ボールねじ軸38は、一対のY軸ガイドレール34に概ね平行に配置されている。
Y軸ボールねじ軸38の一端部には、Y軸パルスモータ40が連結されている。そのため、Y軸パルスモータ40によってY軸ボールねじ軸38を回転させれば、Y軸移動プレート36は、Y軸ガイドレール34に沿ってY軸方向に移動する。この時、切削ユニット50もY軸移動プレート36と共にY軸方向に移動する。
また、切削ユニット移動機構32は、各Y軸移動プレート36の前面(表面)に固定された一対のZ軸ガイドレール42を有する。一対のZ軸ガイドレール42のそれぞれは、Z軸方向に概ね平行に配置されている。
一対のZ軸ガイドレール42には、1つのZ軸移動プレート44がZ軸方向にスライド可能に取り付けられている。Z軸移動プレート44の後面側(裏面)には、ナット(不図示)が設けられている。このナットには、Z軸ボールねじ軸46が回転可能に連結(螺合)されている。Z軸ボールねじ軸46は、一対のZ軸ガイドレール42に概ね平行に配置されている。
Z軸ボールねじ軸46の一端部には、Z軸パルスモータ48が連結されている。そのため、Z軸パルスモータ48によってZ軸ボールねじ軸46を回転させれば、Z軸移動プレート44は、Z軸ガイドレール42に沿ってZ軸方向に移動する。この時、切削ユニット50もZ軸移動プレート44と共にZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート44の下部には、ウェーハ11を切削する切削ユニット50が固定されている。切削ユニット50は、長手部がY軸方向に概ね平行に配置された筒状のスピンドルハウジング52を有する。
スピンドルハウジング52には、長手部がY軸方向と概ね平行に配置された円柱状のスピンドル(不図示)が収容されている。このスピンドルは、回転可能な状態でスピンドルハウジング52によって支持される。
チャックテーブル24に近接する側のスピンドルの一端部は、スピンドルハウジング52の外に突出し、この一端部には環状の切刃を有する切削ブレード54が装着されている。
切削ブレード54は、例えば、金属等でなる環状の基台と、基台の外周縁に沿って形成された環状の切刃とが一体となって構成された、ハブタイプの切削ブレードである。ハブタイプの切削ブレードの切刃は、ダイヤモンド又は立方晶窒化ホウ素(cBN:cubic Boron Nitride)等でなる砥粒がニッケル等の結合材によって固定された電鋳砥石によって構成される。
また、切削ブレード54として、砥粒が金属、セラミックス又は樹脂等でなる結合材によって固定された環状の切刃によって構成される、ワッシャータイプの切削ブレードを用いてもよい。
スピンドルの他端部は、スピンドルハウジング52に収容されるサーボモータ等の回転駆動源(不図示)に連結されている。そのため、この回転駆動源でスピンドルを回転させれば、切削ブレード54も回転する。
図2に示される切削装置2では、チャックテーブル移動機構6によるチャックテーブル24のX軸方向に沿った移動と、θテーブル20に収容される回転駆動源によるチャックテーブル24の回転と、切削ユニット移動機構32による切削ユニット50のY軸方向及びZ軸方向に沿った移動と、スピンドルハウジング52に収容される回転駆動源による切削ブレード54の回転とが異時又は同時に制御される。
例えば、切削装置2では、チャックテーブル24に吸引保持されたフレームユニット1のウェーハ11を切削ブレード54が切削する際に、チャックテーブル移動機構6によるチャックテーブル24のX軸方向に沿った移動と、回転駆動源による切削ブレード54の回転とが同時に行われる。
また、スピンドルハウジング52の前面(表面)側には、長手部がX軸方向に概ね平行に配置された配線ハウジング55が設けられている。配線ハウジング55は、例えば、各種の配線(例えば、後述の撮像ユニット56に電力を供給する配線及び撮像ユニット56によって撮像された被写体の画像を形成するための信号を伝達する配線)(不図示)と、モータ等の回転駆動源(不図示)とを収容する。
配線ハウジング55のチャックテーブル24側の側面の先端近傍からは、概ねY軸方向に沿って延在するシャフト57が突出している。シャフト57の一端部は、配線ハウジング55に収容された回転駆動源に連結されている。また、シャフト57の内部は空洞になっており、配線ハウジング55に収容された配線は、この空洞を延在する。
シャフト57の他端部は、可視光でウェーハ11等を撮像する撮像ユニット56に固定されている。具体的には、撮像ユニット56は、光学系ハウジング58を有し、配線ハウジング55の側面と対向する光学系ハウジング58の側面にシャフト57の他端部が固定されている。光学系ハウジング58は、例えば、LED(Light Emitting Diode)等の光源と、レンズ及びミラー等のレンズユニットと、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子とを収容する。
光学系ハウジング58の下面には、対物レンズを収容するヘッド60が固定されている。撮像ユニット56は、光軸のX軸方向に対する傾きが変化するように回転可能である。具体的には、配線ハウジング55に収容された回転駆動源でシャフト57を回転させれば、撮像ユニット56も回転する。撮像ユニット56は、例えば、光軸と、X軸方向とがなす角の角度が所定の範囲(例えば、15°~90°)の間で変化するように回転する。
切削装置2の前面(表面)側には、タッチパネル62が配置されている。タッチパネル62は、例えば、オペレータからの指示を切削装置2へ入力するための入力ユニットとして機能するタッチセンサと、該オペレータに向けて各種の情報を出力するための出力ユニットとして機能するディスプレイとによって構成される。
該タッチセンサは、例えば、静電容量方式のタッチセンサ又は抵抗膜方式のタッチセンサ等である。また、該ディスプレイは、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等である。
さらに、切削装置2は、上記の構成要素以外の構成要素を有していてもよい。例えば、切削装置2は、フレームユニット1をチャックテーブル24へ搬入し、また、チャックテーブル24から搬出する搬送ユニットを有していてもよい。
切削装置2の構成要素の動作は、内蔵の制御ユニットによって制御される。図3は、切削装置2に内蔵される制御ユニット64を模式的に示す機能ブロック図である。なお、図3には、制御ユニット64の構成要素のみならず、それらと関連する切削装置2のその他の構成要素(例えば、入力ユニット62a(例えば、タッチパネル62のタッチセンサ)及び出力ユニット62b(例えば、タッチパネル62のディスプレイ))も示されている。
制御ユニット64は、切削装置2の構成要素を制御するための信号を生成する処理部66と、処理部66において用いられる各種の情報(データ及びプログラム等)を記憶する記憶部68とを有する。
なお、処理部66の機能は、記憶部68に記憶されたプログラムを読みだして実行するCPU(Central Processing Unit)等によって具現される。また、記憶部68の機能は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)及びNAND型フラッシュメモリ等の半導体メモリと、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶装置との少なくとも一つによって具現される。
処理部66は、駆動部70、撮像部72及び判定部74を有する。処理部66においては、駆動部70、撮像部72及び判定部74が異時又は同時に処理を行う。また、処理部66は、駆動部70、撮像部72及び判定部74以外の機能部を有していてもよい。例えば、処理部66は、上記の搬送ユニットを制御する搬送部を有していてもよい。
駆動部70は、入力ユニット62aから入力される信号に応じて、チャックテーブル移動機構6と、チャックテーブル24を回転させる回転駆動源と、切削ユニット移動機構32と、切削ブレード54を回転させる回転駆動源とによって具現されている駆動ユニット76を制御する。駆動部70は、例えば、チャックテーブル24に吸引保持されたフレームユニット1のウェーハ11を切削するように駆動ユニット76を制御する。
この時、駆動部70は、記憶部68に記憶された各種の情報(例えば、過去の切削における切削条件)を読みだして駆動ユニット76を制御してもよい。また、駆動部70は、記憶部68に新たな情報(例えば、今回の切削における切削条件)を記憶させてもよい。
また、駆動部70は、駆動ユニット76における加工条件及び加工の進捗状況等をオペレータに向けて出力するために出力ユニット62bを制御してもよい。例えば、駆動部70は、加工条件及び加工の進捗状況等を示すテキストが表示されるようにタッチパネル62のディスプレイを制御してもよい。
撮像部72は、入力ユニット62aから入力される信号に応じて、撮像ユニット56を制御する。撮像部72は、例えば、チャックテーブル24に吸引保持されたフレームユニット1のウェーハ11を撮像するように撮像ユニット56を制御する。また、撮像部72は、撮像ユニット56の光軸と、X軸方向とがなす角が所定の角度(例えば、45°)となるようにシャフト57を回転させる回転駆動源を制御する。
この時、撮像部72は、記憶部68に記憶された、各種の情報(例えば、過去の撮像における撮像条件)を読みだして撮像ユニット56を制御してもよい。また、撮像部72は、記憶部68に新たな情報(例えば、今回の撮像における撮像条件及び撮像ユニット56の光軸と、X軸方向とがなす角の角度の具体的な値)を記憶させてもよい。
また、撮像部72は、撮像ユニット56による撮像によって形成された画像をオペレータに向けて出力するために出力ユニット62bを制御してもよい。例えば、撮像部72は、この画像の一部又は全部が表示されるようにタッチパネル62のディスプレイを制御してもよい。
判定部74は、ウェーハ11の画像を参照して、ウェーハ11の加工すべき分割予定ライン13の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定する。なお、判定部74が参照する画像は、撮像ユニット56の光軸がウェーハ11の表面に対して斜めになるように撮像部72がシャフト57を回転させる回転駆動源を制御した状態での撮像によって形成される画像である。具体的には、判定部74は、以下の順序で当該傾きを判定する。
まず、判定部74は、ウェーハ11の画像の一部の領域を構成し、それぞれが複数の画素によって構成される所定の数の行に含まれる隣接する画素のコントラストの総和を算出する。例えば、この画像が1280行1024列に配列された画素によって構成されている場合、判定部74は、30行(1行目~30行目)1024列の領域に含まれる全ての画素を抽出して、この領域に含まれる隣接する画素のコントラストの総和を算出する。
次いで、判定部74は、コントラストの総和が算出された領域とは異なる複数の領域のそれぞれのコントラストの総和を算出する。なお、この複数の領域のそれぞれを構成する画素の行数は、コントラストの総和が算出された領域を構成する画素の行数と同じである。例えば、判定部74は、抽出される画素の行を1行分ずらして、すなわち、2行目から連続する30行(2行目~31行目)1024列の領域に含まれる全ての画素を抽出して、この領域に含まれる隣接する画素のコントラストの総和を算出する。そして、判定部74は、同様の処理を最後の連続する30行(1251行~1280行)1024列の画素に至るまで繰り返す。
なお、ここでは、コントラストの総和が算出される領域を構成する画素の行数が30であることを前提に説明したが、この画素の行数は30に限定されない。この画素の行数は、例えば、撮像ユニット56の被写界深度及び撮像ユニット56の光軸と、X軸方向とがなす角の角度等に応じて適宜設定されればよい。
また、ここでは、抽出される画素の行を1行分ずらしながら画素を抽出することを前提に説明したが、画素の抽出方法はこの方法に限定されない。すなわち、判定部74は、抽出される画素の行を複数行分ずらしながら画素を抽出するようにしてもよい。
このようなコントラストの総和の算出が完了すると、判定部74は、複数の領域におけるコントラストの総和の値を比較して、この値が最も高くなる領域を特定する。ここで、ウェーハ11の画像のうち焦点が合っている領域では、被撮像物の輪郭等が鮮明になるため、焦点が合っている領域におけるコントラストの総和は、焦点が合っていない領域におけるコントラストの総和よりも高くなる。
そのため、ウェーハ11の画像のうちコントラストの総和が最も高くなる領域は、その他の領域よりもウェーハ11に焦点が合っている領域であると認められる。そこで、判定部74は、ウェーハ11の画像のコントラストの総和が最も高くなる領域を参照して、ウェーハ11の加工すべき分割予定ライン13が延在する方向の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定する。例えば、判定部74は、分割予定ライン13に沿ってウェーハ11に形成された複数のマークの位置を検出し、この複数のマークを通る直線の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定する。
この時、判定部74は、記憶部68に記憶された、各種の情報(例えば、コントラストの総和が算出される領域を構成する画素の行数の具体的な値)を読みだして、ウェーハ11の加工すべき分割予定ライン13の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定してもよい。また、判定部74は、記憶部68に新たな情報(例えば、ウェーハ11の加工すべき分割予定ライン13の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きの具体的な値)を記憶させてもよい。
また、判定部74は、判定結果をオペレータに向けて出力するために出力ユニット62bを制御してもよい。例えば、判定部74は、ウェーハ11の加工すべき分割予定ライン13の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きの具体的な値等を示すテキストが表示されるようにタッチパネル62のディスプレイを制御してもよい。
図4は、図2に示される加工装置(切削装置2)におけるアライメント方法の一例を示すフローチャートである。この方法においては、まず、ウェーハ11の表面に対して光軸が斜めになるように撮像ユニット56を配設して斜めからウェーハ11の表面を撮像する(撮像工程:S1)。
具体的には、撮像ユニット56の光軸と、X軸方向とがなす角が所定の角度となるように撮像部72がシャフト57を回転させる回転駆動源を制御する。図5は、この時の撮像ユニット56のヘッド60と、フレームユニット1を吸引保持するチャックテーブル24との位置関係を模式的に示す断面図である。
撮像工程(S1)においては、図5に示されるように、撮像ユニット56の光軸と、X軸方向に概ね平行なウェーハ11の表面とがなす角が90°未満の角度であるθとなる位置に撮像ユニット56を回転させる。そして、ウェーハ11の表面を撮像するように撮像部72が撮像ユニット56を制御する。
この時、撮像ユニット56による撮像の視野には、斜めから見た状態のウェーハ11の表面が含まれる。図6は、このように撮像されたウェーハ11の表面の画像を模式的に示す図である。
なお、実際のデバイス15は、格子状の分割予定ライン13によって区画されている領域、すなわち、正方形状の領域に形成されている。他方、図6に示される画像は、ウェーハ11の表面を斜めから撮像することによって形成されたものであるため、デバイス15が台形状又は平行四辺形状の領域に形成されているように見える。
また、撮像工程(S1)においては、ウェーハ11の表面の異なる箇所が撮像されるように撮像ユニット56による複数回の撮像を行ってもよい。例えば、図7に示されるウェーハ11の表面のうち箇所21aを視野に含む撮像及び箇所21bを視野に含む撮像の2回の撮像を撮像工程(S1)において行ってもよい。
また、複数回の撮像によって形成される複数の画像が連続するように、撮像工程(S1)においては、ウェーハ11を保持するチャックテーブル24を徐々にX軸方向に移動させながら複数回の撮像を行うようにしてもよい。
次いで、撮像工程(S1)による撮像によって形成された画像からコントラストの総和が最も高くなる領域(すなわち、この画像のうち最も焦点が合っている領域)を特定する(特定工程:S2)。具体的には、この画像の一部の領域を構成し、それぞれが複数の画素によって構成された所定の数の行に含まれる隣接する画素のコントラストの総和の算出を判定部74が所定の数の行によって構成される異なる複数の領域に対して行う。
例えば、この画像が1280行1024列の画素によって構成されている場合、判定部74は、1行目から所定の行数(例えば、30行目)までの領域に含まれる全ての画素(例えば、30行1024列)を抽出して、この領域に含まれる隣接する画素のコントラストの総和を算出する。そして、判定部74は、同様の処理を同数の画素(例えば、30行1024列)によって構成される異なる複数の領域に対して行う。
次いで、特定工程(S2)によって特定されたコントラストの総和が最も高くなる領域を参照して、分割予定ライン13が加工送り方向(X軸方向)に平行になるようにウェーハ11を回転させる(アライメント工程:S3)。
具体的には、まず、このコントラストの総和が最も高くなる領域を参照して、ウェーハ11の切削すべき分割予定ライン13が延在する方向の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定部74が判定する。
例えば、判定部74は、図7に示される箇所21aを撮像視野に含む撮像によって形成された画像及び箇所21bを撮像視野に含む撮像によって形成された画像の2枚の画像のそれぞれにおける隣接する画素のコントラストの総和が最も高くなる領域(すなわち、これらの画像のうち最も焦点が合っている領域)を参照する。
そして、判定部74は、箇所21a及び箇所21bを通る切削すべき分割予定ライン(例えば、図7に示される分割予定ライン13a)が延在する方向を想定し、想定された方向の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定する。例えば、判定部74は、分割予定ライン13に沿ってウェーハ11に形成された複数のマークの位置を検出する。そして、判定部74は、この複数のマークを通る直線が延在する方向を分割予定ラインが延在する方向であると想定し、この直線が延在する方向の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定する。
この傾きが判定部74において判定されれば、この傾きが0になるように、駆動部70がチャックテーブル24を回転させる回転駆動源を制御する。以上によって、図4に示されるアライメント方法が完了する。
図4に示されるアライメント方法においては、アライメント工程(S3)に先立って、ウェーハ11の表面に対して光軸が斜めになるように配設された撮像ユニット56を用いてウェーハ11の表面を撮像する。そして、この方法においては、この撮像によって形成された画像の総和が最も高くなる領域(すなわち、この画像のうち最も焦点が合っている領域)を参照して加工すべき分割予定ライン13の加工送り方向(X軸方向)に対する傾きを判定する。
その結果、この方法においては、焦点合わせのために撮像ユニットを上下方向に移動させる必要がなく、アライメント工程に先立つ焦点合わせをすばやく完了させることが可能となる。
なお、上述したアライメント方法は本発明の実施形態であって、本発明に係るアライメント方法は上述したアライメント方法に限定されない。
例えば、上述したアライメント方法においては、撮像ユニット56の光軸の向きを変更するために撮像ユニット56を回転させていたが、撮像ユニット56は、固定されていてもよい。すなわち、本発明に係るアライメント方法においては、撮像ユニット56の光軸と、加工送り方向(X軸方向)とがなす角が所定の角度になるように撮像ユニット56が固定されていてもよく、撮像ユニット56が回転可能であることは不可欠の構成ではない。
また、本発明に係るアライメント方法においては、撮像工程(S1)で撮像されたウェーハ11の表面の画像(図6参照)に対して、被撮像物の一部を拡大又は縮小するための画像処理を行った後に、アライメント工程(S3)を実施するようにしてもよい。すなわち、図6に示される台形状のデバイス15が実際の形状である正方形状に整形されるようにウェーハ11の表面の画像に対して画像処理を施してもよい。
また、本発明に係るアライメント方法においては、撮像工程(S1)でウェーハ11の表面を撮像する際の撮像ユニット56及びウェーハ11の位置関係に基づいて、ウェーハ11に焦点が合う際の撮像ユニット56とウェーハ11との間隔を算出してもよい。
以下では、この点について、図8及び図9を参照して説明する。なお、図8及び図9は、撮像ユニット56のヘッド60と、フレームユニット1を吸引保持するチャックテーブル24との位置関係を模式的に示す断面図である。
切削装置2においては、撮像工程(S1)でウェーハ11の表面を撮像する際の、Z軸方法に沿った撮像ユニット56のヘッド60とウェーハ11の表面との間隔(両者の高さの差)h1が予め把握されている(図8参照)。また、切削装置2においては、ウェーハ11の表面に焦点が合う際の撮像ユニット56の光軸のX軸方向に対する傾きθ1も予め把握されている(図8参照)。
そのため、切削装置2においては、ウェーハ11に焦点が合う際の撮像ユニット56とウェーハ11との間隔D1が以下の数式で求められる。
そして、撮像ユニット56の光軸がウェーハ11の表面に直交し、かつ、撮像ユニット56とウェーハ11との間隔が間隔D1となるように撮像ユニット56を位置づける(図9参照)。この場合、焦点合わせのために撮像ユニット56を上下方向に移動させる必要がなく、アライメント工程に先立つ焦点合わせをすばやく完了させることが可能となる。
また、上述したアライメント方法においては、シャフト57の他端部が連結する箇所を中心として撮像ユニット56を回転させていたが、撮像ユニット56は、ヘッド60の下端の中心の位置が変化しないように回転されてもよい。
図10は、撮像ユニット56が回転した場合であってもヘッド60の下端の中心の位置が変化しない加工装置(切削装置80)を模式的に示す斜視図である。図10に示される切削装置80の構成要素は、シャフト57と光学系ハウジング58との間に概ね平行な一面及び他面を有する連結部材59が設けられている点を除いて、図2に示される切削装置2と共通する。そのため、以下では、連結部材59以外の構成要素についての説明は省略する。
図10に示される切削装置80においては、シャフト57の他端部が連結部材59の一面の下方に固定され、また、配線ハウジング55の側面と対向する光学系ハウジング58の側面が連結部材59の他面の上方に固定されている。そして、図10に示される撮像ユニット56においては、シャフト57の中心を通る回転軸Lがヘッド60の下端の中心を通る。
これにより、図10に示される切削装置80においては、配線ハウジング55に収容された回転駆動源でシャフト57を介して撮像ユニット56を回転させたとしてもヘッド60の下端の中心の位置が変化しない。そのため、撮像ユニット56の回転に伴って、Z軸方向における撮像ユニット56と被写体との間隔が変化することがない。この場合、上記の間隔D1の算出が容易になる点で好ましい。
また、上述したアライメント方法においては、光軸とX軸方向とがなす角の角度を変更するように撮像ユニット56を回転させていたが、撮像ユニット56は、例えば、光軸とY軸方向とがなす角の角度を変更するよう回転されてもよい。すなわち、本発明に係るアライメント方法においては、ウェーハ11の撮像に先立って、ウェーハ11の表面に対して光軸が斜めになるように撮像ユニット56を配設すればよく、撮像ユニット56の傾け方に制限はない。
また、上述したアライメント方法においては、撮像ユニット56が可視光で被写体を撮像することを前提に説明していたが、撮像ユニット56は、赤外光又は紫外光で被写体を撮像してもよい。すなわち、本発明に係るアライメント方法においては、撮像に利用される光は、対象物の種類に応じて適宜選択でき、特定の光に限定されない。
その他、上述した実施形態及び変形例にかかる構造及び方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 :フレームユニット
11 :ウェーハ(11a:表面 11b:裏面)
13 :分割予定ライン
15 :デバイス
17 :粘着テープ
19 :フレーム
21a :箇所
21b :箇所
21c :箇所
2 :切削装置
4 :基台
6 :チャックテーブル移動機構
8 :X軸ガイドレール
10 :X軸移動プレート
12 :X軸ボールねじ軸
14 :X軸パルスモータ
16 :ウォーターケース
18 :テーブルベース
20 :θテーブル
22 :カバー
24 :チャックテーブル(24a:枠体 24b:ポーラス板)
30 :支持構造
32 :切削ユニット移動機構
34 :Y軸ガイドレール
36 :Y軸移動プレート
38 :Y軸ボールねじ軸
40 :Y軸パルスモータ
42 :Z軸ガイドレール
44 :Z軸移動プレート
46 :Z軸ボールねじ軸
48 :Z軸パルスモータ
50 :切削ユニット
52 :スピンドルハウジング
54 :切削ブレード
55 :配線ハウジング
56 :撮像ユニット
57 :シャフト
58 :光学系ハウジング
59 :連結部材
60 :可動ヘッド
62 :タッチパネル(62a:入力ユニット 62b:出力ユニット)
64 :制御ユニット
66 :処理部
68 :記憶部
70 :駆動部
72 :撮像部
74 :判定部
76 :駆動ユニット
80 :切削装置
11 :ウェーハ(11a:表面 11b:裏面)
13 :分割予定ライン
15 :デバイス
17 :粘着テープ
19 :フレーム
21a :箇所
21b :箇所
21c :箇所
2 :切削装置
4 :基台
6 :チャックテーブル移動機構
8 :X軸ガイドレール
10 :X軸移動プレート
12 :X軸ボールねじ軸
14 :X軸パルスモータ
16 :ウォーターケース
18 :テーブルベース
20 :θテーブル
22 :カバー
24 :チャックテーブル(24a:枠体 24b:ポーラス板)
30 :支持構造
32 :切削ユニット移動機構
34 :Y軸ガイドレール
36 :Y軸移動プレート
38 :Y軸ボールねじ軸
40 :Y軸パルスモータ
42 :Z軸ガイドレール
44 :Z軸移動プレート
46 :Z軸ボールねじ軸
48 :Z軸パルスモータ
50 :切削ユニット
52 :スピンドルハウジング
54 :切削ブレード
55 :配線ハウジング
56 :撮像ユニット
57 :シャフト
58 :光学系ハウジング
59 :連結部材
60 :可動ヘッド
62 :タッチパネル(62a:入力ユニット 62b:出力ユニット)
64 :制御ユニット
66 :処理部
68 :記憶部
70 :駆動部
72 :撮像部
74 :判定部
76 :駆動ユニット
80 :切削装置
Claims (1)
- 交差する複数の分割予定ラインによって区画され表面に複数のデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って加工する際に、加工すべき該分割予定ラインが加工送り方向に平行になるように該ウェーハを回転させるアライメント方法であって、
該ウェーハの表面に対して光軸が斜めになるように撮像ユニットを配設して斜めから該ウェーハの表面を撮像して画像を形成する撮像工程と、
該画像の一部の領域を構成し、それぞれが複数の画素によって構成される所定の数の行に含まれる隣接する画素のコントラストの総和の算出を該所定の数の行によって構成される異なる複数の領域に対して行って、コントラストの総和が最も高くなる領域を特定する特定工程と、
該画像の該該コントラストの総和が最も高くなる領域を参照して加工すべき該分割予定ラインの該加工送り方向に対する傾きを判定し、該分割予定ラインが該加工送り方向に平行になるように該ウェーハを回転させるアライメント工程と、
を含むアライメント方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020144078A JP2022039182A (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | アライメント方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020144078A JP2022039182A (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | アライメント方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022039182A true JP2022039182A (ja) | 2022-03-10 |
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---|---|---|---|
JP2020144078A Pending JP2022039182A (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | アライメント方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2022039182A (ja) |
-
2020
- 2020-08-28 JP JP2020144078A patent/JP2022039182A/ja active Pending
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