JP2022038960A - 通過型清浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】衣服などに付着した花粉、塵埃、ウイルス等を屋内に極力持ち込むことがないようにする通過型清浄化装置である。
【解決手段】対向する一対の筐体3,3と、一方の筐体3に組み込まれたファンフィルターユニット4と、他方の筐体3に組み込まれたエアシャワーユニット5とを備える通過型清浄化装置2である。ファンフィルターユニット4は、一方の筐体3内に取り込まれた空気Aを清浄化する第一フィルター41と、常時作動している第一ファン42とを有している。エアシャワーユニット5は、他方の筐体3内に取り込まれた空気Aを清浄化する第二フィルター51と、清浄化された空気Aを噴射する複数のノズル53と、第二ファン54とを有している。
【選択図】図2
【解決手段】対向する一対の筐体3,3と、一方の筐体3に組み込まれたファンフィルターユニット4と、他方の筐体3に組み込まれたエアシャワーユニット5とを備える通過型清浄化装置2である。ファンフィルターユニット4は、一方の筐体3内に取り込まれた空気Aを清浄化する第一フィルター41と、常時作動している第一ファン42とを有している。エアシャワーユニット5は、他方の筐体3内に取り込まれた空気Aを清浄化する第二フィルター51と、清浄化された空気Aを噴射する複数のノズル53と、第二ファン54とを有している。
【選択図】図2
Description
本発明は、建物の玄関等(風除室を含む)において建物内に入る人の着衣等から塵埃や花粉等の除去を行うための通過型清浄化装置に関する。
花粉やPM2.5等の粉塵は、アレルギー症状等の健康被害を引き起こすおそれがあり、社会問題となっている。屋外では飛散する花粉等が衣類や頭髪等に付着することを避けられず、その状態のまま帰宅すると住戸内に花粉等を拡散させ、快適な居住環境の妨げになるおそれがある。そのため、マンション等において、花粉、塵埃、ウイルス等の居住空間への持ち込みを抑制するためのエアシャワー装置の設置が検討されている。
エアシャワー装置としては、入室者の着衣等から塵埃等を除去するためにクリーンルーム等の入口に設けられたエアシャワー室内に設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。エアシャワー室内では、入室者が一人ずつまたは数名ずつ、エアシャワー装置から噴射された圧縮空気により塵埃等を除去する。
多数の人が出入りするマンションやオフィスビル等において、独立して設けられたボックス型のエアシャワー室を建物の玄関(風除室)等に設置すると、通過動線の妨げになるおそれがある。また、ボックス型のエアシャワー室は、順番に使用する必要があり、利用者が多数いる場合には、利用までに時間がかかる。
多数の人が出入りするマンションやオフィスビル等において、独立して設けられたボックス型のエアシャワー室を建物の玄関(風除室)等に設置すると、通過動線の妨げになるおそれがある。また、ボックス型のエアシャワー室は、順番に使用する必要があり、利用者が多数いる場合には、利用までに時間がかかる。
本発明は、衣服などに付着した花粉、塵埃、ウイルス等を屋内に極力持ち込むことがないようにする通過型清浄化装置であって、建物の玄関などにおいて、通過動線の妨げにならず、かつ、省スペースで開放した状態で設置することができ、なおかつ、効率的に使用することが可能な通過型清浄化装置を提案することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、対向する一対の筐体と、一方の前記筐体に組み込まれたファンフィルターユニットと、他方の前記筐体に組み込まれたエアシャワーユニットとを備える通過型清浄化装置である。一方の前記筐体には、第一吸込口が形成されているとともに前記第一吸込口の下側に吹出口が形成されていて、他方の前記筐体の下部には、第二吸込口が形成されている。前記ファンフィルターユニットは、前記第一吸込口から取り込まれた空気を清浄化する第一フィルターと、常時作動して前記第一吸込口から前記吹出口に向かう気流を形成する第一ファンとを有している。また、前記エアシャワーユニットは、前記第二吸込口から取り込まれた空気を清浄化する第二フィルターと、清浄化された前記空気を噴射する複数のノズルと、前記第二吸込口から前記ノズルに向かう気流を形成する第二ファンとを有している。
かかる通過型清浄化装置によれば、人に付着した塵埃等を吹き飛ばすため、屋内に塵埃等を極力持ち込まないようにすることができる。また、通過型清浄化装置は、利用者が個々にボックス型のエアシャワー室に入る形式ではないため、多数の人が連続して効率的に利用することができる。また、一対の筐体により構成されているため、独立したボックス型のエアシャワー室に比べて、圧迫感が小さく、配置の自由度も高い。また、ファンフィルターユニットは、常時作動しているため、通過型清浄化装置が設置された室内に浮遊する塵埃、花粉、ウイルス等を除去し、空気の清浄化を可能としている。
複数の前記ノズルのうちの少なくとも一部が前記人に対して上方から斜め下向きに前記空気を噴射し、前記第一吸込口が前記ノズルの噴射方向の延長線上に設けられていれば、ノズルから第一吸込口に向けて噴射された空気が利用者の頭髪等に付着した塵埃等を除去するので、塵埃等が第一吸込口に取り込まれ易くなり、ひいては、塵埃等の拡散を抑制できる。
また、一対の前記筐体が移動可能であれば、通過型清浄化装置の設置や配置換えが容易となり、空間の自由度がより高くなる。
また、一対の前記筐体が移動可能であれば、通過型清浄化装置の設置や配置換えが容易となり、空間の自由度がより高くなる。
本発明の通過型清浄化装置によれば、建物の玄関などにおいて、通過動線の妨げにならず、かつ、省スペースで開放した状態で設置することができ、衣服などの付着した花粉、塵埃、ウイルス等を効率的に除去し、屋内に持ち込むことを最小限に抑えることができる。
本実施形態では、マンション1のエントランスホール(風除室)11において、マンション1の居住者が帰宅した際に、衣類や頭髪等に付着した花粉、塵埃、ウイルス等を吹き飛ばし、住戸の居住空間に極力持ち込まないようにするための通過型清浄化装置2に関する。図1は本実施形態の通過型清浄化装置2の設置状況を示す平面図である。本実施形態の通過型清浄化装置2は、図1に示すように、エントランスホール11の壁12に沿って設けられており、利用者以外(通過型清浄化装置2を利用しない人P)の動線をエントランスホール11内に確保している。マンション1の居住者または訪問者は、通過型清浄化装置2を利用するか否かを選択して、エントランスホール11を通過することができる。
通過型清浄化装置2は、図1に示すように、対向する一対の筐体3,3と、一方の筐体3(第一筐体31)に組み込まれたファンフィルターユニット4と、他方の筐体3(第二筐体32)に組み込まれたエアシャワーユニット5とを備えている。また、通過型清浄化装置2には、一対の筐体3,3の間に人Pが立ち入ったことを検知する人検知センサー(図示せず)が設けられている。
図2に通過型清浄化装置2の断面図を示す。第一筐体31には、図2に示すように、第一吸込口33と吹出口34が形成されている。第一吸込口33および吹出口34は、第一筐体31の第二筐体32側の面に形成された通気用の開口である。第一吸込口33は、成人の上半身(腰付近から肩付近)に対応する高さ位置に形成されている。また、吹出口34は、第一吸込口33の下側に形成されている。本実施形態の第一筐体31は、図1に示すように、建物(マンション1)の壁12の前面に沿って配設されている。
第二筐体32は、図1に示すように、第一筐体31と対向するように立設されている。すなわち、第二筐体32は、第一筐体31が組み込まれた壁12と平行である。また、第二筐体32は、壁12との間に人Pが通過可能な間隔を確保できるように、壁12から所定の間隔を開けた位置に形成されている。本実施形態の第二筐体32は、図2に示すように、天井13の下面から隙間を確保できる高さを有している。第二筐体32には、第二吸込口35が形成されている。第二吸込口35は、第二筐体32の第一筐体31側面に形成された通気用の開口であって、第二筐体32の下部に形成されている。
ファンフィルターユニット4は、図2に示すように、第一筐体31内に設けられた第一フィルター41と第一ファン42とを有している。
第一フィルター41は、第一吸込口33から第一筐体31内に取り込まれた空気Aから花粉、塵埃、ウイルス等を除去して清浄化した清浄空気A1にする。本実施形態では、第一フィルター41として、HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)を使用する。HEPAフィルターは、JISZ8122によって、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して、99.7%以上の粒子捕集率を有しており、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター」と規定されたものである。
第一フィルター41は、第一吸込口33から第一筐体31内に取り込まれた空気Aから花粉、塵埃、ウイルス等を除去して清浄化した清浄空気A1にする。本実施形態では、第一フィルター41として、HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)を使用する。HEPAフィルターは、JISZ8122によって、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して、99.7%以上の粒子捕集率を有しており、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター」と規定されたものである。
第一ファン42は、第一吸込口33から吹出口34に向かう気流を形成する。すなわち、第一ファン42は、第一筐体31内において、上から下に流れる気流を形成する。第一ファン42は常時作動している。本実施形態の第一ファン42は、第一吸込口33の背面(第一吸込口33の内側)に配設されているが、第一ファン42は第一フィルター41の第一吸込口33側や吹出口34側に配設することも可能である。第一ファン42の形式は限定されるものではなく、例えば、プロペラファン、シロッコファン、ターボファン等を使用すればよい。
ファンフィルターユニット4は、常時作動する第一ファン42により形成された気流によって、第一吸込口43から第一筐体31内に空気Aを取り込み、第一フィルター41を通過させてから、吹出口34を介して第一筐体31外に排出する。第一筐体31内に取り込まれた空気Aは、第一フィルター41を通過することで、花粉、塵埃、ウイルス等が除去された清浄空気A1として吹出口34から排出される。
エアシャワーユニット5は、図2に示すように、第二フィルター51と、チャンバー52と、ノズル53と、第二ファン54とを備えている。エアシャワーユニット5は、人検知センサーが筐体3同士の間に立ち入った人Pを検知したときに起動する。
第二フィルター51は、第二吸込口35から取り込まれた空気Aから花粉、塵埃、ウイルス等を除去して清浄化した清浄空気A1にする。本実施形態では、第二フィルター51として、HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)を使用する。
第二フィルター51は、第二吸込口35から取り込まれた空気Aから花粉、塵埃、ウイルス等を除去して清浄化した清浄空気A1にする。本実施形態では、第二フィルター51として、HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)を使用する。
チャンバー52は、第二フィルター51により清浄化された空気A(清浄空気A1)をノズル53に供給する。第二フィルター51により清浄化された清浄空気A1は、チャンバー52に供給された後、ノズル53から(吹出空気A2として)噴射される。なお、吹出空気A2は、チャンバー52内で圧縮(加圧)してもよい。
ノズル53は、チャンバー52に接続されていて、チャンバー52内の空気A(吹出空気A2)を噴射する。本実施形態では、縦方向に並設された複数のノズル53が、第二筐体32の幅方向に複数列配設されている。ノズル53は、第二筐体32の内外を貫通するように設けられている。ノズル53の一部は、第一筐体31と第二筐体32との間に立ち入った人Pに対して、上方から斜め下向きに吹出空気A2を噴射する。すなわち、本実施形態では、人Pの頭や顔に向けて吹出空気A2を噴射する。また、その他のノズル53は、人Pの胴体部分に向けて吹出空気A2を噴射するように配置されている。ノズル53から噴射された吹出空気A2は、人Pに吹き付けられたのち、第一吸込口33により第一筐体31(ファンフィルターユニット4)内または第二吸込口35から第二筐体32(エアシャワーユニット5)内に取り込まれる。本実施形態では、第一吸込口33が、ノズル53の噴射方向の延長線上に設けられていて、ノズル53から噴射された吹出空気A2をファンフィルターユニット4に取り込みやすくなるように構成されている。
第二ファン54は、第二吸込口35からチャンバー52に向かう気流を形成する。すなわち、第二ファン54は、第二筐体32内において、下から上に向かう気流を形成する。本実施形態の第二ファン54は、第二フィルター51の第二吸込口35側に配設されているが、第二ファン54は第二フィルター51のチャンバー52側に配設することも可能である。第二ファン54の形式は限定されるものではなく、例えば、プロペラファン、シロッコファン、ターボファン等を使用すればよい。
以下、本実施形態の通過型清浄化装置2の利用方法の一例を示す。
建物外からエントランスホール11に入った人Pのうち、通過型清浄化装置2を利用しない人Pは、通過型清浄化装置2の脇を通って、エントランスホール11を通り抜けて建物内に入る。一方、自身に付着した塵埃等を除去する人Pは、エントランスホール11に設置された通過型清浄化装置2に進み、筐体3同士の間の空間に入る。筐体3同士の間に人Pが入ると、検知手段が人Pを検知し、エアシャワーユニット5が作動する。エアシャワーユニット5が作動すると、第二吸込口35から空気Aが第二筐体32内に取り込まれる。空気Aは、第二フィルター51を通過することで、花粉、塵埃、ウイルス等が除去された清浄空気A1として、チャンバー52に供給される。清浄空気A1は、チャンバー52を介してノズル53に供給される。ノズル53は、吹出空気A2を、人Pに向けて噴射し、頭髪や衣服などに付着した塵埃等を除去する。エアシャワーユニット5は、吹出空気A2を数秒間(例えば、5~10秒程度)噴射した後、自動停止する。
建物外からエントランスホール11に入った人Pのうち、通過型清浄化装置2を利用しない人Pは、通過型清浄化装置2の脇を通って、エントランスホール11を通り抜けて建物内に入る。一方、自身に付着した塵埃等を除去する人Pは、エントランスホール11に設置された通過型清浄化装置2に進み、筐体3同士の間の空間に入る。筐体3同士の間に人Pが入ると、検知手段が人Pを検知し、エアシャワーユニット5が作動する。エアシャワーユニット5が作動すると、第二吸込口35から空気Aが第二筐体32内に取り込まれる。空気Aは、第二フィルター51を通過することで、花粉、塵埃、ウイルス等が除去された清浄空気A1として、チャンバー52に供給される。清浄空気A1は、チャンバー52を介してノズル53に供給される。ノズル53は、吹出空気A2を、人Pに向けて噴射し、頭髪や衣服などに付着した塵埃等を除去する。エアシャワーユニット5は、吹出空気A2を数秒間(例えば、5~10秒程度)噴射した後、自動停止する。
一方、ファンフィルターユニット4は、常時作動しており、第一吸込口33から空気Aを第一筐体31内に取り込む。この空気Aには、エアシャワーユニット5から噴射された吹出空気A2によって人Pから吹き飛ばされた塵埃等も含まれている。第一筐体31内に取り込まれた空気Aは、第一フィルター41を通過することで、塵埃等が除去された清浄空気A1として、吹出口34から排出される。ファンフィルターユニット4は、エアシャワーユニットに比べて低風量である。
本実施形態の通過型清浄化装置2によれば、一対の筐体3,3の間に人Pが立ち入ると自動的にエアシャワーユニット5が作動し、人Pに付着した塵埃等を吹き飛ばすため、屋内に塵埃等を極力持ち込まないようにすることができる。エアシャワーユニット5は、利用者(人P)がどこにも触れることなく自動的に作動および停止するため、スイッチ等を操作する手間を省略できる。また、スイッチ等の操作が不要なため、不特定多数の人Pが同じ場所を触れることがなく、ひいては、ウイルス等の接触感染を防止できる。
また、通過型清浄化装置2は、利用者が個々にボックス型のエアシャワー室に入る形式ではなく、通過型であるため、多数の人Pが連続して効率的に利用することができる。また、一対の筐体3,3により構成されているため、独立したボックス型のエアシャワー室に比べて、圧迫感が小さく、配置の自由度も高い。
また、ファンフィルターユニット4は、常時作動しているため、通過型清浄化装置2が設置されたエントランスホール11内に浮遊する花粉、塵埃、ウイルス等を除去し、空気Aの清浄化を可能としている。また、ノズル53の吹出空気A2により人Pから吹き飛ばした花粉、塵埃、ウイルス等が筐体3同士の間の空間以外に飛散した場合であっても、ファンフィルターユニット4により回収できる。
フィルター(第一フィルター41および第二フィルター51としてHEPAフィルターを使用しているため、空気中のウイルス(例えば新型コロナウイルス)の除去を期待することができ、家庭内(住居内)へのウイルスの持ち込みを抑制し、家庭内感染を防ぐ効果も期待できる。
フィルター(第一フィルター41および第二フィルター51としてHEPAフィルターを使用しているため、空気中のウイルス(例えば新型コロナウイルス)の除去を期待することができ、家庭内(住居内)へのウイルスの持ち込みを抑制し、家庭内感染を防ぐ効果も期待できる。
複数のノズル53のうちの少なくとも一部が人Pに対して上方から斜め下向きに吹出空気A2を噴射するため、利用者の頭髪等に付着した塵埃等を除去することができる。
また、第一吸込口21がノズル53と対向する位置に設けられているため、人Pの頭髪や衣服などから取り除かれた塵埃等の拡散を抑制できる。
また、第一吸込口21がノズル53と対向する位置に設けられているため、人Pの頭髪や衣服などから取り除かれた塵埃等の拡散を抑制できる。
また、通過型清浄化装置2は、比較的小型で軽量であるため、電源仕様の選択の自由度が高く、リニューアル対応も可能である。
また、通過型清浄化装置2は、開放した状態で設置することが可能なため、集合玄関機(例えばインターホン)等とのデザインと一体化させることが可能である。
また、通過型清浄化装置2は、開放した状態で設置することが可能なため、集合玄関機(例えばインターホン)等とのデザインと一体化させることが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、通過型清浄化装置2をマンション1のエントランスホール11に設置する場合について説明したが、通過型清浄化装置2の設置箇所は限定されるものではなく、例えば、オフィスビル、病院、介護施設等に設置してもよい。
例えば、前記実施形態では、通過型清浄化装置2をマンション1のエントランスホール11に設置する場合について説明したが、通過型清浄化装置2の設置箇所は限定されるものではなく、例えば、オフィスビル、病院、介護施設等に設置してもよい。
また、一対の筐体3,3は、移動可能であってもよい。一対の筐体3,3が移動可能であれば、通過型清浄化装置2を適宜移動させることが可能となり、状況に応じて配置を変更することができる。このような筐体3は、例えば、下面に車輪等の移動手段が設置されたものとすることができる。また、筐体3は、床面に形成されたレール等に沿って移動可能とすることもできる。
一対の筐体3,3は、筐体3同士の上部に横架された上面筐体により連結されていてもよいし、筐体3同士の下部に横架された下面筐体により連結されていてもよい。また、筐体3は、天井13に当接する高さを有していてもよい。
一対の筐体3,3は、筐体3同士の上部に横架された上面筐体により連結されていてもよいし、筐体3同士の下部に横架された下面筐体により連結されていてもよい。また、筐体3は、天井13に当接する高さを有していてもよい。
前記実施形態では、第一筐体31が壁12に沿って配設されている場合について説明したが、第一筐体31はマンション1の壁12に組み込まれていてもよい。また、第二筐体32がマンション1の壁12に組み込まれていてもよい。
前記実施形態では、第一フィルター41および第二フィルター51としてHEPAフィルターを使用するものとしたが、第一フィルター41および第二フィルター51に使用する材料は、塵埃や花粉などの捕集に効果的であれば限定されるものではなく、例えば、ULPAフィルター(Ultra Low Penetration Air Filter)や準HEPAフィルター等も使用可能である。
前記実施形態では、第一フィルター41および第二フィルター51としてHEPAフィルターを使用するものとしたが、第一フィルター41および第二フィルター51に使用する材料は、塵埃や花粉などの捕集に効果的であれば限定されるものではなく、例えば、ULPAフィルター(Ultra Low Penetration Air Filter)や準HEPAフィルター等も使用可能である。
前記実施形態では、人Pが筐体3同士の間の空間に入ったことを確認することで、エアシャワーユニット5が起動するものとしたが、エアシャワーユニット5は、スイッチ等を介して手動で起動、停止させてもよい。また、エアシャワーユニット5は、検知手段により人Pが筐体3同士の間の空間から出たことを検知したときに停止させてもよい。
また、ファンフィルターユニット4も、検知手段により人Pを検知したときに作動するものとしてもよい。この場合には、人Pを検知しない時間帯は、定期的に作動するのが望ましい。
第一吸込口33、吹出口34、第二吸込口35、ノズル53等の配置(高さ位置など)は限定されるものではなく、適宜決定すればよい。また、ノズル53の噴射方向は、適宜決定すればよい。
また、ファンフィルターユニット4も、検知手段により人Pを検知したときに作動するものとしてもよい。この場合には、人Pを検知しない時間帯は、定期的に作動するのが望ましい。
第一吸込口33、吹出口34、第二吸込口35、ノズル53等の配置(高さ位置など)は限定されるものではなく、適宜決定すればよい。また、ノズル53の噴射方向は、適宜決定すればよい。
1 マンション(建物)
2 通過型清浄化装置
3 筐体
31 第一筐体(一方の筐体)
32 第二筐体(他方の筐体)
33 第一吸込口
34 吹出口
35 第二吸込口
4 ファンフィルターユニット
41 第一フィルター
42 第一ファン
5 エアシャワーユニット
51 第二フィルター
52 チャンバー
53 ノズル
54 第二ファン
2 通過型清浄化装置
3 筐体
31 第一筐体(一方の筐体)
32 第二筐体(他方の筐体)
33 第一吸込口
34 吹出口
35 第二吸込口
4 ファンフィルターユニット
41 第一フィルター
42 第一ファン
5 エアシャワーユニット
51 第二フィルター
52 チャンバー
53 ノズル
54 第二ファン
Claims (3)
- 建築物の入口付近に設置される通過型清浄化装置であって、
対向する一対の筐体と、
一方の前記筐体に組み込まれたファンフィルターユニットと、
他方の前記筐体に組み込まれたエアシャワーユニットと、備え、
一方の前記筐体には、第一吸込口が形成されているとともに前記第一吸込口の下側に吹出口が形成されていて、
前記ファンフィルターユニットは、前記第一吸込口から取り込まれた空気を清浄化する第一フィルターと、常時作動して前記第一吸込口から前記吹出口に向かう気流を形成する第一ファンと、を有しており、
他方の前記筐体の下部には、第二吸込口が形成されていて、
前記エアシャワーユニットは、前記第二吸込口から取り込まれた空気を清浄化する第二フィルターと、清浄化された前記空気を噴射する複数のノズルと、前記第二吸込口から前記ノズルに向かう気流を形成する第二ファンと、を有していることを特徴とする、通過型清浄化装置。 - 複数の前記ノズルのうちの少なくとも一部が、前記人に対して、上方から斜め下向きに前記空気を噴射し、
前記第一吸込口は、前記ノズルの噴射方向の延長線上に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の通過型清浄化装置。 - 一対の前記筐体が移動可能であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の通過型清浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020143701A JP2022038960A (ja) | 2020-08-27 | 2020-08-27 | 通過型清浄化装置 |
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