JP2022036855A - 交換自在な金型部品 - Google Patents
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Abstract
Description
前記着脱部は前記凹所に間接的に遊嵌され、前記介装手段として、受け皿部を備え、前記受け皿部は前記成形用金型基盤の凹所に一体的に或は別体として設けられ、前記受け皿部は着脱部と係脱自在に係合され、前記受け皿部には、外側面にボール嵌合凹所が設けられた中実円筒状の内側突出部が一体的に或は別体として設けられ、前記着脱部は、第1の筒状体、逆有底円筒状の磁性体、第2の筒状体および開閉機構とが、外側より同軸状にこの順序で配されてなり、前記第2の筒状体の側面にはボール口が穿設され、当該ボール口にはボールが嵌着され、前記第2の筒状体の外側面、内側面は、それぞれ前記磁性体の内側面、前記受け皿部の内側突出部と摺接し、前記磁性体の内側面には、ボールと当接する当接面と、ボール逃げ部が形成され、かつ当該ボール逃げ部は当該当接面よりも金型側に形成され、前記第1の状態において、前記ボールは前記ボール逃げ部、前記ボール口と前記開閉機構の内面に囲まれてなる空間に配され、前記第2の状態において、前記ボールは前記磁性体の当接面、前記ボール口と前記ボール嵌合凹所に囲まれてなる空間に配され、前記着脱部に、キャビティー内のガス抜き手段から構成される機能部が含まれてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の交換自在な金型部品に関する。
本発明者は、令和2年2月28日付の国際特許出願(PCT/JP2020/008558)において、図26に示すようなキャビティー側から着脱可能なガス抜き用金型部品を提案している。本参考例に係る発明は、着脱部(86)と受け皿部(87)が設けられ、着脱部(86)にキャビティー(V)からガスを排出するための微細孔(97)が設けられ、受け皿部は金型基盤(99)に設けられた貫通孔に組付けられている。受け皿部(87)には着脱部(86)の係止機構(88、89、90、91、92、93、94、95)が設けられている。該係止機構(88、89、90、91、92、93,94,95)は、側面に当接部(88)とボール逃げ部(89)を有する磁石支持部(90)および磁石(91)、ボール口(92)を有する内側管部(93)、ボール嵌合凹み(94)を有する着脱部およびボール(95)から構成されている。本発明者は、本参考例に係る発明で、キャビティー(V)側から操作用磁石を近接させたとき、磁石支持部(90)が金型側に移動し、ボール(95)がボール逃げ部(89)に移動することで、ボールがボール嵌合凹み(94)から排除され、着脱部(86)が受け皿部(87)から脱離する機能を提案している。
第1実施形態に係るガス抜き用金型部品Aについて、図面を参照しつつ具体的な構成を説明する。
[ガス抜き用金型部品Aの構成]
図2、図3は、第1実施形態に係るガス抜き用金型部品Aにおける着脱部(11)において、何も磁界が作用せず、着脱部(11)が受け皿部(6)に固定された状態の縦、横断面図を示している。
磁石(75)をキャビティー(V)側から着脱部(11)に近づけることで、磁性体(25)にはキャビティー(V)側への吸引力が作用する。図4、図5に示すように、磁性体(25)は第1付勢手段(23)の伸長力に逆らってキャビティー(V)側に変位し、ボール逃げ部(26)はボール口(14)位置まで移動する。ボール(22)は磁性体(25)側面に設けられたボール逃げ部(26)に容易に移動しボール嵌合凹部(15)から排除される。着脱部(11)は係止を解除され、第2付勢手段(19)により付与される上向きの力および磁石(75)による吸引力によって上方に移動し、受け皿部(6)より脱離する。
[ガス抜き用金型部品Bの構成]
第2実施形態に係るガス抜き用金型部品Bは、第1実施形態に係るガス抜き用金型部品Aに比べてさらに強力に着脱部(41、42)を脱離する手段を有している。
図8は、第1着脱部(41)が受け皿部(6)の係止から解除され、さらに第1着脱部(41)が受け皿部(6)より磁石(75)とともに脱離した状態の縦断面図を示している。磁石(75)をキャビティー(V)側から第1着脱部(41)に近づけることで、磁性体(25)にはキャビティー(V)側に吸引力が作用する。磁性体(25)は第1付勢手段(23)の伸長力に逆らってキャビティー(V)側に変位し、ボール逃げ部(26)はボール口(14)と空間を共有する位置まで移動する。ボール(22)は磁性体(25)側面に設けられたボール逃げ部(26)に容易に移動しボール嵌合凹部(15)から排除される。第1着脱部(41)は係止を解除され、第2付勢手段(19)により付与される上向きの力および磁石(75)による吸引力によって上方に移動し、受け皿部(6)より脱離する。
第1付勢手段(23)は図6に示す構成における場所とは異なった場所に介装されてもよい。図11に示すように、第4の筒状体(44)のキャビティー(V)側の底面と、磁性体に穿設されたドーナツ状孔(50)の間に第1付勢手段(23)が介装されてもよい。第2付勢手段(19)が介装される位置に変化はない。第1付勢手段(23)及び第2付勢手段(19)としては、例えば、圧縮ばね(圧縮コイルバネ)を適用する。
図8に戻って説明する。図8に示される着脱部の脱離状態において、シャッター部(17)の下部にはシャッター部(17)の下方向への動きを制限する係止金具(49)が適所に設けられている。
[入れ子固定用金型部品Aの構成]
図14に示すように、入れ子(51)を金型基盤(1A)の凹部に嵌め込んで用いる場合がある。嵌め込んだ入れ子(51)を金型基盤(1A)に固定するために、本発明に係る着脱自在な金型部品を用いる。
図15は、着脱部(11)と一体化された入れ子(51)が受け皿部(6)から脱離された状態の横断面図を示している。磁石(75)をキャビティー(V)側から着脱部(11)に近づけることで、磁性体(25)にはキャビティー(V)側への吸引力が作用する。磁性体(25)は第1付勢手段(23)の伸長力に逆らってキャビティー(V)側に変位し、ボール逃げ部(26)はボール口(14)位置まで移動する。ボール(22)は磁性体(25)側面に設けられたボール逃げ部(26)に移動しボール嵌合凹部(15)から排除される。着脱部(11)と一体化された入れ子(51)は係止を解除され、第2付勢手段(19)により付与される下向きの力および磁石(75)による吸引力によって上方に移動し、受け皿部(6)より脱離する。
第1付勢手段は図14に示す構成における場所とは異なった場所に介装されてもよい。図16に示すように、第6の筒状体(53)のキャビティー(V)側の底面と、磁性体に穿設されたドーナツ状孔(50)の間に第1付勢手段(23)が介装されてもよい。第2付勢手段(19)が介装される位置に変化はない。第1付勢手段(23)及び第2付勢手段(19)としては、例えば、圧縮ばね(圧縮コイルバネ)を適用する。
[入れ子固定用金型部品Bの構成]
前述の第3実施形態における入れ子は金型基盤の比較的表面部分に留まり金型基盤との結合も弱く、入れ子自体も軽量なものであったが、本実施形態における入れ子は金型基盤の奥深くまで嵌入がなされ、第3実施形態における入れ子と比較して重量があり、金型基盤への嵌入がより強固に為されているものである。より強力な脱離手段が要求される。
磁石(75)をキャビティー(V)側から着脱部(11)に近づけることで、磁性体(25)には吸引力が作用する。磁性体(25)は第1付勢手段(23)の伸長力に逆らってキャビティー(V)側に変位し、ボール逃げ部(26)はボール口(14)と空間を共有する位置まで移動する。ボール(22)は磁性体(25)側面に設けられたボール逃げ部(26)に容易に移動しボール嵌合凹部(15)から排除される。着脱部(11)は係止を解除され、第2付勢手段(19)により付与される上向きの力および磁石(75)による吸引力によって上方に移動し、受け皿部(6)より脱離する。
第1付勢手段は図17に示す構成における場所とは異なった場所に介装されてもよい。図23に示すように、第7の筒状体(64)のキャビティー(V)側の底面と、磁性体に穿設されたドーナツ状孔(50)の間に第1付勢手段(23)が介装されてもよい。第2付勢手段(19)が介装される位置に変化はない。第1付勢手段(23)及び第2付勢手段(19)としては、例えば、圧縮ばね(圧縮コイルバネ)を適用する。
1A 金型基盤
1B 金型基盤
2 凹部
4 ガス抜き用金型部品
6 受け皿部
11 着脱部
13 当接面
14 ボール口
15 ボール嵌合凹部
17 シャッター部
19 第2付勢手段
20 筐体
22 ボール
23 第1付勢手段
24 周辺部孔
25 磁性体
26 ボール逃げ部
31 第1の中実円筒体
32 第2の中実円筒体
33 第1の筒状体
34 第2の筒状体
41 第1着脱部
42 第2着脱部(第5の筒状体)
43 第3の筒状体
44 第4の筒状体
46 第3の中実円筒体
47 第5の筒状体の第1部分
48 第5の筒状体の第2部分
51 入れ子
51A 入れ子
53 第6の筒状体
54 第4の中実円筒体
62 結合ボルト
63 中央孔
64 第7の筒状体
65 第5の中実円筒体
66 入れ子脱着用ボルト
V キャビティー
Claims (10)
- 成形用金型基盤のキャビティー内に装着される交換自在な金型部品であって、前記交換自在な金型部品は、
前記成形用金型基盤に形成された凹所に、着脱部が直接的または間接的に遊嵌され、
前記着脱部が前記凹所に直接的に遊嵌された場合には、
前記着脱部が前記凹所から除去される第1の状態と
前記着脱部が前記凹所に収容される第2の状態とを有し、
前記着脱部が前記凹所に間接的に遊嵌された場合には、
前記着脱部が前記凹所に設けられた介装手段から除去される第1の状態と
前記着脱部が前記凹所に設けられた前記介装手段を介して収容される第2の状態とを有し、
前記着脱部に、キャビティー内のガス抜き手段、入れ子を金型基盤に固定する手段からなる群から選択される一種から構成される機能部が含まれてなる
ことを、特徴とする交換自在な金型部品。 - 前記着脱部は前記凹所に間接的に遊嵌され、
前記介装手段として、受け皿部を備え、
前記受け皿部は前記成形用金型基盤の凹所に一体的に或は別体として設けられ、
前記受け皿部は着脱部と係脱自在に係合され、
前記受け皿部には、外側面にボール嵌合凹所が設けられた中実円筒状の内側突出部が一体的に或は別体として設けられ、
前記着脱部は、第1の筒状体、逆有底円筒状の磁性体、第2の筒状体および開閉機構とが、外側より同軸状にこの順序で配されてなり、
前記第2の筒状体の側面にはボール口が穿設され、当該ボール口にはボールが嵌着され、
前記第2の筒状体の外側面、内側面は、それぞれ前記磁性体の内側面、前記受け皿部の内側突出部と摺接し、
前記磁性体の内側面には、ボールと当接する当接面と、ボール逃げ部が形成され、かつ当該ボール逃げ部は当該当接面よりも金型側に形成され、
前記第1の状態において、前記ボールは前記ボール逃げ部、前記ボール口と前記開閉機構の内面に囲まれてなる空間に配され、
前記第2の状態において、前記ボールは前記磁性体の当接面、前記ボール口と前記ボール嵌合凹所に囲まれてなる空間に配され、
前記着脱部に、キャビティー内のガス抜き手段から構成される機能部が含まれてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の交換自在な金型部品。 - 前記着脱部は前記凹所に間接的に遊嵌され、
前記介装手段として、受け皿部および/または入れ子を備え、
前記受け皿部は前記成形用金型基盤または入れ子の凹所に固定され、
前記受け皿部は前記着脱部と係脱自在に係合され、
前記受け皿部は、内側面にボール嵌合凹所が設けられた第3の筒状体または筐体を含み、
前記着脱部は、開閉機構、第4の筒状体、中実円筒状の磁性体とが外側より同軸状にこの順序で配されてなり、
前記第4の筒状体の側面にはボール口が穿設され、当該ボール口にはボールが嵌着され、
前記第4の筒状体の外側面、内側面は、それぞれ前記第3の筒状体または筐体の内側面、前記磁性体の側面と摺接し、
前記磁性体の側面には、ボールと当接する当接面と、ボール逃げ部とが形成され、かつ当該ボール逃げ部は当該当接面よりも金型側に形成され、
前記第1の状態において、前記ボールは前記ボール逃げ部、前記ボール口と前記開閉機構の内面に囲まれてなる空間に配され、
前記第2の状態において、前記ボールは前記当接面、前記ボール口と前記ボール嵌合凹所に囲まれてなる空間に配され、
前記着脱部に、キャビティー内のガス抜き手段、入れ子を金型基盤に固定する手段からなる群から選択される一種から構成される機能部が含まれてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の交換自在な金型部品。 - 前記受け皿部は、筐体と第1の中実円筒体からなり、
前記筐体は円筒状を呈し、
前記筐体の底面の周辺部に円周に沿って設けられた1つ以上の周辺部孔が設けられ、
前記第1の中実円筒体は、前記筐体と一体的に、当該筐体の内側に同軸状に形成され、当該筐体の底面からキャビティー側に向かって突出し、
前記第1の中実円筒体側面にはボール嵌合凹所が設けられ、
前記着脱部は、第1の筒状体、磁性体、第2の筒状体、開閉機構、第2の中実円筒体、第1付勢手段、第2付勢手段からなるものであり、
前記第1の筒状体は逆有底筒状を呈し、外側面は三面以上の平面からなり、隣接する2つの面に画成される稜線は、前記筐体の円筒状内側面に遊嵌され、
前記第2の筒状体は逆有底筒状を呈し、当該第1の筒状体の内側に同軸状に収容されるとともに、前記第1の筒状体と一体的に固定されて配置され、側面には少なくとも1個のボール口が穿設され、
前記ボール口には少なくとも一個のボールが嵌着され、
前記磁性体は逆有底円筒状を呈し、内側面には当接面と、前記当接面よりも金型側に少なくとも一つのボール逃げ部が設けられ、前記第1および前記第2の筒状体の間に同軸状に遊嵌されてなり、
前記開閉機構は、シャッター部であり、該シャッター部は円筒形を呈し、前記第2の筒状体の内側に摺接されてなり、
前記磁性体の下端と第1の筒状体の間に第1付勢手段が介装され、
前記シャッター部の上端と前記第2の筒状体の底面との間に第2付勢手段が介装される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の交換自在な金型部品。 - 前記受け皿部は、筐体と第3の筒状体からなり、
前記筐体は円筒状を呈し、
前記筐体の底面の周辺部に円周に沿って設けられた1つ以上の周辺部孔が設けられ、
前記第3の筒状体は円筒状を呈し、前記筐体と一体的に、当該筐体の内側に同軸状に形成され、当該筐体の底面からキャビティー側に向かって突出し、
前記第3の筒状体の内側面にはボール嵌合凹所が設けられ、外側面には雄ネジが刻設され、
前記着脱部は、第1着脱部、第2着脱部からなり、
前記第1着脱部は、開閉機構、第4の筒状体、磁性体、第3の中実円筒体、第1付勢手段および第2付勢手段からなるものであり、
前記第4の筒状体は、キャビティー側と金型側の両端に底面が設けられ、
前記第4の筒状体の側面には少なくとも1個のボール口が穿設されており、
前記ボール口には少なくとも一個のボールが嵌着され、
前記磁性体は、中実円筒状を呈し、側面には当接面と、
前記当接面よりも金型側に少なくとも一つのボール逃げ部が設けられ、
前記開閉機構はシャッター部であり、該シャッター部は、円筒形を呈し、
前記第3の中実円筒体は、金型側に鍔状の底面を形成し、キャビティー側において前記磁性体と螺合により一体化され、第4の筒状体の金型側の底面を貫通してなり、
前記シャッター部、第4の筒状体、前記磁性体は、外側からこの順序で同軸状に摺接されてなり、
前記第3の中実円筒体の鍔状の底面と、第4の筒状体の金型側の底面との間に第1付勢手段が介装され、
前記第4の筒状体のキャビティー側の底面と、シャッター部上端との間に第2付勢手段が介装され、
前記第2着脱部は、第5の筒状体からなるものであり、
前記第5の筒状体の外側面は三面以上の平面からなり、隣接する2つの面に画成される稜線は、前記筐体の円筒状内側面に遊嵌され、
前記第5の筒状体は、筒の中心軸に対し垂直な断面において内側面のなす形状が正六角形を呈する第1部分と、筒の中心軸に対し垂直な断面が円形を呈するとともに内側面には雌ネジが螺刻された第2部分が設けられ、
前記第1部分は、第2部分よりもキャビティー側に位置し、
前記第2部分の内側面は前記第3の筒状体の外側面と螺合されている
ことを特徴とする、請求項1または3に記載の交換自在な金型部品。 - 前記受け皿部は、筐体と第3の筒状体からなり、
前記筐体は円筒状を呈し、
前記筐体の底面の周辺部に円周に沿って設けられた1つ以上の周辺部孔が設けられ、
前記第3の筒状体は円筒状を呈し、前記筐体と一体的に、当該筐体の内側に同軸状に形成され、当該筐体の底面からキャビティー側に向かって突出し、
前記第3の筒状体の内側面にはボール嵌合凹所が設けられ、外側面には雄ネジが螺刻され、
前記着脱部は、第1着脱部、第2着脱部からなり、
前記第1着脱部は、開閉機構、第4の筒状体、磁性体、第1付勢手段および第2付勢手段からなるものであり、
前記第4の筒状体は、キャビティー側と金型側の両端に底面が設けられ、
前記第4の筒状体の側面には少なくとも1個のボール口が穿設されており、
前記ボール口には少なくとも一個のボールが嵌着され、
前記磁性体は、中実円筒状を呈し、側面には当接面と、
前記当接面よりも金型側に少なくとも一つのボール逃げ部が設けられ、
前記開閉機構はシャッター部であり、該シャッター部は、円筒形を呈し、
前記シャッター部、第4の筒状体、前記磁性体は、外側からこの順序で同軸状に摺接されてなり、
前記磁性体のキャビティー側の底面と、前記第4の筒状体のキャビティー型側の底面との間に第1付勢手段が介装され、
前記第4の筒状体のキャビティー側の底面と、シャッター部上端との間に第2付勢手段が介装され、
前記第2着脱部は、第5の筒状体からなるものであり、
前記第5の筒状体の外側面は三面以上の平面からなり、隣接する2つの面に画成される稜線は、前記筐体の円筒状内側面に遊嵌され、
前記第5の筒状体は、筒の中心軸に対し垂直な断面において内側面のなす形状が正六角形を呈する第1部分と、筒の中心軸に対し垂直な断面が円形を呈するとともに内側面には雌ネジが螺刻された第2部分が設けられ、
前記第1部分は、第2部分よりもキャビティー側に位置し、
前記第2部分の内側面は前記第3の筒状体の外側面と螺合されている
ことを特徴とする、請求項1または3に記載の交換自在な金型部品。 - 前記受け皿部が、前記金型基盤に形成された凹所に嵌入される筐体であり、
前記筐体は円筒状を呈し、
前記筐体の内側面には1つ以上のボール嵌合凹所が設けられ、
前記着脱部は、前記入れ子と一体化され、当該着脱部のキャビティー側の面が前記入れ子のキャビティー側の面と面一とされてなるものであり、当該着脱部の一部は受け皿部を介し、前記着脱部の他の一部は入れ子を介して前記金型基盤に形成された凹所に嵌合され、
前記着脱部は、開閉機構、第6の筒状体、磁性体、第4の中実円筒体、第1付勢手段および第2付勢手段からなり、
前記第6の筒状体は、キャビティー側と金型側の両端に底面が設けられ、
前記第6の筒状体の側面には少なくとも1個のボール口が穿設されており、
前記ボール口には少なくとも一個のボールが嵌着され、
前記磁性体は、中実円筒状を呈し、側面には当接面と、
前記当接面よりも金型側に少なくとも一つのボール逃げ部が設けられ、
前記第4の中実円筒体は、金型側に鍔状の底面を形成し、キャビティー側において前記磁性体と一体化され、第6の筒状体の金型側の底面を貫通してなり、
前記開閉機構はシャッター部であり、該シャッター部は、円筒形を呈し、
前記シャッター部、第6の筒状体、前記磁性体は、外側からこの順序で同軸状に摺接されてなり、
前記第4の中実円筒体の鍔状の底面と、第6の筒状体の金型側の底面との間に第1付勢手段が介装され、
前記第6の筒状体のキャビティー側の底面と、シャッター部上端との間に第2付勢手段が介装されている
ことを特徴とする、請求項1または3に記載の交換自在な金型部品。 - 前記受け皿部が、金型基盤に形成された凹所に嵌入された筐体であり、
前記筐体は円筒状を呈し、
前記筐体の内側面には1つ以上のボール嵌合凹所が設けられ、
前記着脱部は、前記入れ子と一体化され、当該着脱部のキャビティー側の面が前記入れ子のキャビティー側の面と面一とされてなるものであり、当該着脱部の一部は受け皿部を介し、前記着脱部の他の一部は入れ子を介して前記金型基盤に形成された凹所に嵌合され、
前記着脱部は、開閉機構、第6の筒状体、磁性体、第1付勢手段および第2付勢手段からなり、
前記第6の筒状体は、キャビティー側と金型側の両端に底面が設けられ、
前記第6の筒状体の側面には少なくとも1個のボール口が穿設されており、
前記ボール口には少なくとも一個のボールが嵌着され、
前記磁性体は、中実円筒状を呈し、側面には当接面と、
前記当接面よりも金型側に少なくとも一つのボール逃げ部が設けられ、
前記開閉機構はシャッター部であり、該シャッター部は、円筒形を呈し、
前記シャッター部、第6の筒状体、前記磁性体は、外側からこの順序で同軸状に摺接されてなり、
前記磁性体のキャビティー側の底面と、前記第6の筒状体のキャビティー型側の底面との間に第1付勢手段が介装され、
前記第6の筒状体のキャビティー側の底面と、シャッター部上端との間に第2付勢手段が介装されている
ことを特徴とする、請求項1または3に記載の交換自在な金型部品。 - 前記受け皿部は筐体であり、
前記筐体は円筒状で、前記入れ子に形成された凹所内に固着され、
前記筐体の底面に中央孔が穿設され、
前記中央孔の内側面には雌ネジが螺刻されており、
前記中央孔及び前記入れ子に穿設された貫通孔を貫通して、前記成形用金型基盤に穿設された貫通孔の内側面に螺刻された雌ネジと螺合する結合ボルトが設けられ、
前記筐体の内側面には1つ以上のボール嵌合凹所が設けられ、
前記着脱部は、開閉機構、第7の筒状体、磁性体、第5の中実円筒体、第1付勢手段および第2付勢手段からなるものであり、
前記第7の筒状体は、円筒状であり、
前記第7の筒状体は、キャビティー側と金型側の両端に底面が設けられ、
前記キャビティー側の底面は入れ子のキャビティー側の面と面一に形成され、
前記第7の筒状体の側面には少なくとも1個のボール口が穿設されており、
前記ボール口には少なくとも一個のボールが嵌着され、
前記磁性体は、中実円筒状を呈し、側面には当接面と、
前記当接面よりも金型側に少なくとも一つのボール逃げ部が設けられ、
前記第5の中実円筒体は、金型側に鍔状の底面を形成し、キャビティー側において前記磁性体と一体化され、第7の筒状体の金型側の底面を貫通してなり、
前記開閉機構はシャッター部であり、該シャッター部は、円筒形を呈し、
前記シャッター部、第7の筒状体、前記磁性体は、外側からこの順序で同軸状に摺接されてなり、
前記第5の中実円筒体の鍔状の底面と、第7の筒状体の金型側の底面との間に第1付勢手段が介装され、
前記第5の筒状体のキャビティー側の底面と、シャッター部上端との間に第2付勢手段が介装されている
ことを特徴とする、請求項1または3に記載の交換自在な金型部品。 - 前記受け皿部は筐体であり、
前記筐体は円筒状で、前記入れ子に形成された凹所内に固着され、
前記筐体の底面に中央孔が穿設され、
前記中央孔の内側面には雌ネジが螺刻されており、
前記結合ボルトは前記中央孔及び前記入れ子に穿設された貫通孔を貫通して、前記成形用金型基盤に穿設された貫通孔の内側面に螺刻された雌ネジと螺合し、
前記筐体の内側面には1つ以上のボール嵌合凹所が設けられ、
前記着脱部は、開閉機構、第7の筒状体、磁性体、第1付勢手段および第2付勢手段からなるものであり、
前記第7の筒状体は、円筒状であり、
前記第7の筒状体は、キャビティー側と金型側の両端に底面が設けられ、
前記キャビティー側の底面は入れ子のキャビティー側の面と面一に形成され、
前記第7の筒状体の側面には少なくとも1個のボール口が穿設されており、
前記ボール口には少なくとも一個のボールが嵌着され、
前記磁性体は、中実円筒状を呈し、側面には当接面と、
前記当接面よりも金型側に少なくとも一つのボール逃げ部が設けられ、
前記開閉機構はシャッター部であり、該シャッター部は、円筒形を呈し、
前記シャッター部、第7の筒状体、前記磁性体は、外側からこの順序で同軸状に摺接されてなり、
前記磁性体のキャビティー側の底面と、前記第7の筒状体のキャビティー側の底面との間に第1付勢手段が介装され、
前記第7の筒状体のキャビティー側の底面と、シャッター部上端との間に第2付勢手段が介装されている
ことを特徴とする、請求項1または3に記載の交換自在な金型部品。
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JP2020141279A JP2022036855A (ja) | 2020-08-24 | 2020-08-24 | 交換自在な金型部品 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7495146B2 (ja) | 2022-07-05 | 2024-06-04 | 浦谷商事株式会社 | 金型金具 |
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2020
- 2020-08-24 JP JP2020141279A patent/JP2022036855A/ja active Pending
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