JP2022034644A - スパークプラグおよびスパークプラグの製造方法 - Google Patents

スパークプラグおよびスパークプラグの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】錆や剥がれなどの識別マークの劣化を抑制することのできるスパークプラグを提供する。【解決手段】スパークプラグ1は、絶縁体50と、例えば、主体金具30などの金属部材とを備えている。スパークプラグ1において、絶縁体50および金属部材の少なくとも何れかの表面には、例えば、二次元コード10などのマークが設けられている。また、このマークを覆うように保護層61が設けられている。保護層61は、光透過性を有し、かつ、蛍光物質を含んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関に用いられるスパークプラグおよびその製造方法に関する。
自動車用エンジンなどの内燃機関の着火手段として、スパークプラグが用いられている。スパークプラグは、例えば、軸状の中心電極と、その中心電極を内側に保持する略円筒状の絶縁体と、その絶縁体を内側に保持する主体金具とを有している。
一般に、スパークプラグには、メーカ名やロゴマークあるいは品番など、文字や記号その他の画像などからなるマークが付されている。近年では、二次元コードなどのような予め定義された識別マークをスパークプラグに付しておき、製品の流通過程においてスパークプラグの履歴情報を追跡できるようにすることへの要望が高まっている。
例えば、特許文献1に開示された点火プラグは、金属製の部材の表面に生じた酸化皮膜、または、金属製の部材および酸化皮膜からなるマークを備えている。マークは、金属製の部材の表面にレーザビームを照射して、金属製の部材の表面の酸化皮膜の形成を促進したり酸化皮膜を除去したりして形成される。
特開2018-190673号公報
スパークプラグは、その流通過程において、例えば、海上輸送されるなどして、高温多湿の環境下に曝される可能性がある。これにより、スパークプラグに付された識別マークの表面に錆が発生し、識別マークの判別が困難になる場合がある。
また、複数のスパークプラグをまとめて梱包して輸送すると、隣接するスパークプラグ同士、あるいは、スパークプラグと緩衝材とが接触して擦れることで、スパークプラグに付された識別マークが剥がれることがある。
そこで、本発明では、錆や剥がれなどの識別マークの劣化を抑制することのできるスパークプラグを提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかるスパークプラグは、絶縁体と、金属部材と、前記絶縁体および前記金属部材の少なくとも何れかの表面に設けられているマークと、前記マークを覆うように設けられている保護層とを備えている。このスパークプラグにおいて、前記保護層は、光透過性を有し、かつ、蛍光物質を含んでいる。
上記の構成によれば、マークを覆うように保護層が設けられていることで、マークを保護することができる。そのため、スパークプラグの流通過程などにおいて、錆や剥がれなどといったマークの劣化を抑制することができる。さらに、保護層に蛍光物質が含まれていることで、マークを形成した後に、マークに所定の波長の光を照射することで、保護層を発色させて、保護層が適切な領域に形成されていることを確認することができる。
本発明のもう一つの局面は、絶縁体と、金属部材とを備え、前記絶縁体および前記金属部材の少なくとも何れかの表面にマークを有しているスパークプラグの製造方法に関する。この製造方法は、前記マークを形成するマーク形成工程と、蛍光物質を含む保護層を形成する保護層形成工程とを含む。
上記の製造方法によれば、絶縁体および金属部材の少なくとも何れかの表面に形成されたマーク上に、蛍光物質を含む保護層を形成することができる。マーク上に蛍光物質を含む保護層を形成することで、スパークプラグに付されたマークにおける錆や剥がれなどの劣化を抑制することができる。また、保護層に蛍光物質が含まれていることで、マークを形成した後に、マークに所定の波長の光を照射することで、保護層を発色させて、保護層が形成されている領域を確認することができる。
上記の本発明の一局面にかかるスパークプラグの製造方法は、前記保護層形成工程の後に、前記マークに対して光を照射して前記保護層の状態を確認する確認工程をさらに含んでいてもよい。
上記の製造方法によれば、マークおよび保護層を形成した後に、マークに紫外線などの光を照射することで、保護層を発色させて、保護層が適切な領域に形成されているか否かを確認することができる。
上記の本発明の一局面にかかるスパークプラグの製造方法において、前記確認工程では、所定の厚みを有する保護層で覆われているマークに対して前記光を照射したときの発光量を基準値とし、確認対象となる前記スパークプラグに対して前記光を照射したときの発光量を前記基準値と比較することによって、前記保護層の状態を確認してもよい。
上記の製造方法によれば、保護層が適切な厚さに形成されているか否かを確認することができる。
以上のように、本発明の一局面にかかるスパークプラグによれば、マークを覆う保護層が設けられていることで、マークを保護することができる。そのため、スパークプラグの流通過程などにおいて、錆や剥がれなどといったマークの劣化を抑制することができる。さらに、本発明の一局面にかかるスパークプラグは、保護層に蛍光物質が含まれていることで、マーク形成後およびその後の製品の流通過程などにおいて、マークに光を照射することで、保護層の状態を確認することができる。また、本発明のもう一つの局面にかかるスパークプラグの製造方法によれば、スパークプラグに付されたマークにおける錆や剥がれなどの劣化を抑制することのできるスパークプラグを製造することができる。
第1の実施形態にかかるスパークプラグの外観を示す側面図およびスパークプラグに付されたマークの拡大図である。 本発明の一実施形態にかかるスパークプラグの製造工程の一部を示すフローチャートである。 一実施形態にかかるスパークプラグの二次元コードに紫外線を照射した場合と照射しない場合とを比較して示す画像である。 第2の実施形態にかかるスパークプラグの外観を示す側面図およびスパークプラグに付されたマークの拡大図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態では、本発明のスパークプラグの一例として、金属部材(具体的には、主体金具30)の表面にマークが付されているスパークプラグについて説明する。図1には、本実施形態にかかるスパークプラグ1の外観を示す。また、図1では、スパークプラグ1に付されているマーク(具体的には、二次元コード10)を拡大して示す。
(スパークプラグの全体構成)
先ず、スパークプラグ1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。スパークプラグ1は、絶縁体50および主体金具30を備えている。
絶縁体50は、スパークプラグ1の長手方向に延びる略円筒形状の部材である。絶縁体50は、絶縁性、耐熱性、および熱伝導性に優れた材料で形成されている。例えば、絶縁体50は、アルミナ系セラミックなどで形成されている。絶縁体50の一方の端部(先端部51)には、中心電極21が設けられている。また、絶縁体の他方の端部(後端部)には、端子金具52が取り付けられている。端子金具52は、本発明にかかるスパークプラグにおける金属部材の一例である。
中心電極21は、その先端部が絶縁体50の先端部51から突出した状態で、絶縁体50の軸孔に貫通保持されている。中心電極21は、その先端部が略円筒形状の絶縁体50の軸線O上に位置するように、絶縁体50に対して取り付けられている。中心電極21は略円柱形状を有しており、その先端部分は、テーパ状に縮径している。
主体金具30は、内燃機関のネジ穴に固定される略円筒形状の部材である。主体金具30は、絶縁体50を部分的に覆うように設けられている。主体金具30は、導電性を有する金属材料で形成されている。このような金属材料としては、低炭素鋼、または鉄を主成分とする金属材料などが挙げられる。主体金具30は、本発明にかかるスパークプラグにおける金属部材の一例である。
主体金具30は、主に、加締め部31、工具係合部32、湾曲部33、座部34、およびネジ部35などを有している。
加締め部31および湾曲部33は、絶縁体50に主体金具30を取り付けるための部位である。工具係合部32は、内燃機関のネジ穴に主体金具30を取り付けるときにレンチなどの工具を係合させる部位である。座部34は、工具係合部32とネジ部35との間に位置している。スパークプラグ1が内燃機関に取り付けられた状態で、座部34の先端側の端面(座面)には、環状のガスケット42が配置される。ネジ部35は、絶縁体50の先端部51側に位置している。スパークプラグ1が内燃機関に取り付けられる際には、ネジ部35の外周に形成されたネジ溝が内燃機関のネジ穴に螺合される。
また、主体金具30の先端部側(ネジ部35が位置する側)には、接地電極41が取り付けられている。接地電極41は、全体が略L字形に屈曲する棒状体で、基端側が主体金具30の先端面に接合固定されている。接地電極41の先端部は、絶縁体50の軸線Oの仮想延長線が通過する位置にまで延びている。そして、接地電極41の先端部の近傍には、中心電極21側に向かって突出する凸部(図示せず)が形成されている。
中心電極21および接地電極41は、例えば、Ni(ニッケル)を主成分として含むNi基合金等の金属材料を母材として形成される。Ni基合金に添加される合金元素としては、Al(アルミニウム)等が挙げられる。中心電極21および接地電極41は、その内部に、熱伝導性に優れた金属、例えば、Cu(銅)又はCu合金等の金属材料等からなる芯材を有していてもよい。
また、接地電極41は、Ni以外の成分として、Mn(マンガン)、Cr(クロム)、Al(アルミニウム)、およびTi(チタン)より選択される少なくとも一つの元素を含んでいてもよい。
中心電極21の先端部は、例えば、円柱状に成形された貴金属チップにて構成することができ、溶接等により中心電極21の先端に接合される。
主体金具30および接地電極41の表面には、メッキ層が形成されている。表面にメッキ層が形成されることで、主体金具30および接地電極41などの腐食を抑えることができる。メッキ層には、例えば、Zn(亜鉛)、Ni(ニッケル)、Sn(スズ)、およびCr(クロム)などが含まれている。
なお、絶縁体50の端子金具52の表面にも、上記と同様のメッキ層が形成されている。これにより、端子金具52の腐食を抑えることができる。
(スパークプラグのマークについて)
スパークプラグ1には、マークの一例である二次元コード10が付されている。二次元コード10は、例えば、DataMatrixコード、QRコード(登録商標)などである。二次元コード10には、スパークプラグ1の製品情報、製造過程における履歴情報などといった個々のスパークプラグを識別するための各種情報が含まれている。
なお、本発明では、マークは二次元コードに限定されない。二次元コード以外のマークとしては、例えば、バーコードなどの一次元コード、文字、記号、および画像などで構成されるものが挙げられる。また、マークは、一次元コード、二次元コード、文字、記号、および画像のうちのいくつかを組み合わせて構成されるものであってもよい。
本実施形態にかかるスパークプラグ1では、二次元コード10は、主体金具30の表面の任意の位置に付されている。二次元コード10を付す位置は特に限定はされない。例えば、図1に示すように、主体金具30を構成する座部34の外周面に二次元コード10を形成することができる。
二次元コード10は、矩形のセルの集合である第1部11と、第1部11よりも反射率の高い矩形のセルの集合である第2部12とを備えている。本実施形態では、第1部11を暗モジュールとし、第2部12を明モジュールとする。第1部11と第2部12との組合せにより、製品や部品に固有の履歴情報が表示される。本実施形態では、後述するように、第1部11は酸化皮膜で形成されており、第2部12は下地領域で形成されている。二次元コード10のより具体的な構成については、従来公知のマーク(例えば、特許文献1に開示されているマーク40など)の構成が適用できる。
本実施形態にかかるスパークプラグ1では、二次元コード10の表面は保護層61で覆われている。図1に示すように、保護層61は、二次元コード10が形成されている領域よりもやや広い領域に形成されている。すなわち、保護層61の形成領域内に、二次元コード10が形成されている領域が含まれている。
保護層61は、光透過性を有している。ここで、保護層61が光透過性を有するとは、可視光などの光が保護層61を通過し、保護層61の下層の面が視認可能な状態であることをいう。保護層61が光透過性を有していることで、保護層61の下に形成されている二次元コード10の情報を読み取ることができる。
また、保護層61は、蛍光物質を含んでいる。蛍光物質は、特定の波長の光を照射したときに、その波長とは異なる波長の光を発する物質である。保護層61が蛍光物質を含んでいることで、例えば、紫外線(ブラックライト)などの光を照射したときに蛍光物質から可視光が発せられ、人が保護層61の形成領域を視認可能な状態にすることができる。
なお、別の実施態様では、二次元コード10は、端子金具52の端面などに付されていてもよい。また、主体金具30に二次元コード10を付し、端子金具52に文字から成るマークを付してもよい。この場合には、それぞれのマークを覆うように、主体金具30の表面および端子金具52の表面に保護層61が設けられている。
二次元コード10の表面が保護層61で覆われていることで、二次元コード10およびその周辺の領域から錆が発生することを抑制することができる。また、保護層61が設けられていることで、二次元コード10に傷が付いたり、二次元コード10が擦れたりすることを回避することができる。そのため、複数のスパークプラグ1をまとめて梱包して輸送する際などに、スパークプラグ1に付された二次元コード10が欠損して、読み取りできなくなることを抑制することができる。
また、保護層61が、蛍光物質を含んでいることで、マーク形成後およびその後の製品の流通過程などにおいて、マークに光を照射することで、保護層61の形成領域を確認することができる。そのため、スパークプラグ1の製造過程であれば、保護層61がマーク全体を覆うように適切な領域に形成されているか否かを確認することができる。また、スパークプラグ1の完成後の流通過程の途中でマークに光を照射することで、保護層61の剥がれの有無を容易に確認することができる。
(スパークプラグの製造方法)
続いて、スパークプラグ1の製造方法について説明する。ここでは、スパークプラグ1の製造方法の中でも、二次元コード10などのマークおよびマークを覆う保護層61を形成する工程を中心に説明する。スパークプラグ1の製造方法における、それ以外の製造工程については、従来のスパークプラグの製造方法と同様の製造方法が適用できる。
図2には、二次元コード10および保護層61の形成に関連する工程を順に示す。以下では、スパークプラグ1の完成品に対して二次元コード10を形成する場合を例に挙げて説明する。しかし、製造途中のスパークプラグ1の構成部品に対して、以下に説明する方法と同様の方法で二次元コード10を形成してもよい。
図2に示すように、スパークプラグ1の製造方法には、マーク形成工程(S11)、保護層形成工程(S12)、および確認工程(S13)が含まれている。
マーク形成工程(S11)を行うにあたって、先ず、二次元コード10が付されていない状態のスパークプラグ1を準備する。マーク形成工程(S11)では、スパークプラグ1のマーク形成面にマークを形成する。ここで、マーク形成面とは、スパークプラグ1の絶縁体50または金属部材の表面のマークが形成される予定の領域である。図1に示す例では、マーク形成面は、主体金具30の座部34の表面の一領域である。
マークの形成には、例えば、レーザ加工が用いられる。レーザ加工を用いてマークを形成する場合、先ず、マーク形成面に下地領域を形成する。下地領域は、マークの形成領域において背景となる領域である。スパークプラグ1のマーク形成面には、メッキ膜が酸化した酸化皮膜が形成されている。この酸化皮膜は、厚さや密度にムラがある可能性がある。
そこで、マーク形成面にレーザビームを照射し、表面に形成されている酸化皮膜を除去することによって下地領域を形成する。これにより、後に形成されるマーク部分(マークが二次元コード10の場合には、第1部11)よりも反射率の高い下地領域を形成することができる。下地領域は、例えば、マークが二次元コード10の場合には、第2部12を構成する。
その後、下地領域内にさらにレーザビームを照射し、下地領域を部分的に加熱する。これにより、レーザビームを照射して加熱した部分の酸化皮膜の形成を促進する。このレーザビームの照射工程では、走査ヘッドを用いてレーザビームを走査することにより、下地領域内の所定の箇所に酸化皮膜を形成する。このとき、レーザ出力や走査速度、レーザビームの焦点径や焦点深度などを調整して、下地領域を形成するときよりも高いエネルギーのレーザビームをスパークプラグ1に照射する。これにより、レーザビームが照射された部分の酸化が促進され、黒色化した酸化皮膜が形成される。この酸化皮膜が、二次元コード10の第1部11となる。
なお、第1部11を構成する酸化皮膜の酸化度合いは、レーザ出力によって制御することができる。そのため、第1部11を構成する酸化皮膜の厚さや密度をほぼ均一にすることができる。
マーク形成工程(S11)のより具体的な方法については、例えば、特許文献1などに記載の従来公知のマーク形成方法を適用することができる。
以上のようにして、スパークプラグ1にマークを形成した後、保護層形成工程(S12)が行われる。保護層形成工程では、蛍光物質を含むインクをマーク上に塗布し、蛍光物質を含む保護層61を形成する。保護層61の材料となる蛍光物質を含むインクとしては、例えば、インビジブルインクが挙げられる。インビジブルインクは、特定の蛍光物質を含み、太陽光の下では色として認識することができないが、紫外線などの特定の波長の光線を照射すると可視光域で蛍光発光する機能インクである。なお、本発明における蛍光物質とは、所定の波長の光を照射した際に可視光域で蛍光発光する物質のことをいう。
インビジブルインクとしてより具体的には、例えば、商品名「エコビュートインク」(アルマーク株式会社製、製品番号:B200UV-2)が挙げられる。このエコビュートインクは、通常の状態では無色透明であるが、波長365nm付近の紫外線を照射すると青白く発光するという性質を有する。
保護層形成工程において、インクをマーク上に塗布する際には、例えば、インクジェット法などの印刷方法、ゴム印などを用いた捺印方法を用いることができる。マーク上に塗布されたインクは、時間の経過とともにアルコールが揮発し、蛍光物質を含む保護層形成材料が残留して保護層61となる。
図1に示すように、保護層61は、二次元コード10などのマークの形成領域よりもやや広い領域に形成されることが好ましい。これにより、二次元コード10の全体を保護層61で覆うことができる。
本実施形態にかかるスパークプラグ1の製造方法では、保護層61を形成した後に、保護層61の状態を確認する確認工程(S13)が行われる。この確認工程では、マークが形成されたスパークプラグ1に対して光を照射する。確認工程において照射する光としては、インクに含まれる蛍光物質を励起させる波長の光を選択する。例えば、保護層61が上述のエコビュートインクで形成されている場合には、波長365nmの紫外線を照射する。
スパークプラグ1に対して光を照射する際には、二次元コード10などのマークが形成されている領域に少なくとも光が当たるように照射する。マークが形成されている領域に光を照射すると、二次元コード10を覆うように設けられている保護層61内の蛍光物質が可視光を発する。これにより、保護層61が形成されている領域を目視で確認することができる。
図3には、座部34に二次元コード10を形成したスパークプラグ1の二次元コード10周辺を撮影した画像を示す。図3の左側は、特定波長の光(具体的には、波長365nmの紫外線)を照射しない状態で二次元コード10の周辺を撮影した画像であり、図3の右側は、特定波長の光(具体的には、波長365nmの紫外線)を照射した状態で二次元コード10の周辺を撮影した画像である。
図3の左側の画像のように、紫外線を照射しない場合には、二次元コード10を鮮明な状態で視認することができる一方、無色透明の保護層61の形成領域を確認することは困難である。また、図3の右側の画像のように、紫外線を照射した場合には、二次元コード10およびその周辺の保護層61が形成されている領域が特定の色(例えば、青色)に発色する。これにより、確認工程では、人が目視で保護層61の形成領域を確認することができる。
なお、確認工程(S13)では、保護層61が適切な厚さとなっているか否かなどのように保護層61の状態の良否を確認してもよい。保護層61の厚さが過度に厚いと(すなわち、インビジブルインクの塗布量が多過ぎると)、二次元コード10の読み取り時の読み取り精度が低下する。また、保護層61の厚さが過度に薄いと(すなわち、インビジブルインクの塗布量が少な過ぎると)、二次元コード10の形成領域における防錆効果が低下する。そのため、保護層61の厚さは、所定の範囲内となっていることが好ましい。
保護層61の厚さの確認は、保護層61に含まれている蛍光物質の量を確認することで行うことができる。保護層61に含まれている蛍光物質の量は、保護層61に光を照射したときの発光濃度(発光量)に比例する。つまり、蛍光物質の量が多いと発光量(明るさ)が増加し、蛍光物質の量が少ないと発光量(明るさ)が減少する。
そこで、保護層61の状態の確認は、所定の厚みを有する保護層で覆われているマークに対して特定波長の光を照射したときの発光量を基準値とし、この基準値と、確認対象となるスパークプラグのマークに対して上記と同じ光を照射したときの発光量とを比較することによって行うことができる。
例えば、図3の右側の画像のように、スパークプラグ1の二次元コード10に波長365nmの紫外線を照射したときの発光面を撮像し、撮影画像の発光量(明るさ)を数値化する。また、事前に、許容範囲の下限値の厚さを有する保護層に対して波長365nmの紫外線を照射したときの発光量(明るさ)を下限閾値とし、許容範囲の上限値の厚さを有する保護層に対して波長365nmの紫外線を照射したときの発光量(明るさ)を上限閾値として記憶しておく。
そして、確認対象のスパークプラグ1の二次元コード10に波長365nmの紫外線を照射したときの発光量が、この下限閾値以上かつ上限閾値以下である場合には、二次元コード10上に設けられている保護層61の状態は良好と判定する。一方、確認対象のスパークプラグ1の二次元コード10に波長365nmの紫外線を照射したときの発光量が、上記の上下限閾値の範囲外である場合には、二次元コード10上に設けられている保護層61の状態は不良と判定する。
確認工程(S13)が終了すると、必要に応じて、スパークプラグ1に対して洗浄などの後処理が行われる。
なお、以上で説明したスパークプラグ1の製造方法は、端子金具52に二次元コード10を付す場合にも同様に適用できる。これにより、端子金具52の端面などに二次元コード10が形成されたスパークプラグ1を得ることができる。
以上のように、本実施形態にかかるスパークプラグ1の製造方法によれば、主体金具30および端子金具52などの金属部材の表面に、二次元コード10などのマークを付すことができる。また、本実施形態にかかるスパークプラグ1の製造方法によれば、マークを覆う保護層61を形成することができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかるスパークプラグ1は、絶縁体50と、例えば、主体金具30および端子金具52などの金属部材とを備えている。このスパークプラグ1において、金属部材の表面には、例えば、二次元コード10などのマークが設けられている。また、このマークを覆うように保護層61が設けられている。保護層61は、光透過性を有し、かつ、蛍光物質を含んでいる。
上記の構成によれば、マークを覆うように保護層61が設けられていることで、マークを保護することができる。そのため、スパークプラグ1の流通過程などにおいて、錆や剥がれなどといったマークの劣化を抑制することができる。
さらに、保護層61に蛍光物質が含まれていることで、マークを形成した後に、マークに所定の波長の光を照射することで、保護層61を発色させて、保護層61が適切な領域に形成されているか否かを確認することができる。また、スパークプラグ1が完成した後の流通過程などにおいて、マークの周辺に所定の波長の光を照射することで、保護層61を発色させて、保護層61の剥がれの発生の有無を確認することができる。
また、本実施形態にかかるスパークプラグ1の製造方法は、マーク形成工程と、保護層形成工程と、確認工程とを含む。保護層形成工程では、例えば、インビジブルインクなどの蛍光物質を含むインクをマーク上に塗布し、保護層61を形成する。確認工程では、マークに対して紫外線などの光を照射して保護層61の状態を確認する。
本実施形態にかかるスパークプラグ1の製造方法によれば、主体金具30および端子金具52などの金属部材の表面に、二次元コード10などのマークを付すことができる。また、本実施形態にかかるスパークプラグ1の製造方法によれば、マーク上に蛍光物質を含む保護層61を形成することができる。マーク上に蛍光物質を含む保護層61を形成することで、スパークプラグに付されたマークにおける錆や剥がれなどの劣化を抑制することができる。
なお、蛍光物質を含むインクとして比較的低粘度のインビジブルインクを用いることで、例えば、UV硬化樹脂などのコーティング材料を用いて保護層を形成するよりも保護層の厚さを薄くすることができる。そのため、座部34の表面にインビジブルインクを塗布した際に、万一ガスケット42が取り付けられる座部34の先端側の面(座面)にインクが入り込んだとしても、形成される塗膜が薄いため、座面の気密性が低下することを抑制することができる。また、ネジ部35にインクが付着したとしても、形成される塗膜が薄いため、ネジ締め付けトルクが低下することを抑制できる。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、本発明のスパークプラグの一例として、絶縁体50の表面にマークが付されているスパークプラグについて説明する。図4には、本実施形態にかかるスパークプラグ101の外観を示す。また、図4では、スパークプラグ101に付されているマーク(具体的には、二次元コード10)を拡大して示す。
スパークプラグ101は、絶縁体50および主体金具30を備えている。絶縁体50および主体金具30は、第1の実施形態にかかるスパークプラグ1と同様の構成が適用できる。
スパークプラグ101には、マークの一例として、例えば、二次元コード10が付されている。本実施形態にかかるスパークプラグ101では、二次元コード10は、絶縁体50の表面の任意の位置に付されている。二次元コード10の詳細な構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
続いて、スパークプラグ101の製造方法について説明する。ここでは、スパークプラグ101の製造方法の中でも、二次元コード10などのマークおよびマークを覆う保護層61を形成する工程を中心に説明する。
図2には、二次元コード10および保護層61の形成に関連する工程を順に示す。スパークプラグ101の製造方法には、マーク形成工程(S11)、保護層形成工程(S12)、および確認工程(S13)が含まれている。
マーク形成工程(S11)では、スパークプラグ101のマーク形成面にマークを形成する。図4に示す例では、マーク形成面は、絶縁体50の外周面である。
絶縁体50の表面は、釉薬層で覆われている。絶縁体50の表面にマークを形成する場合には、インクジェット法などの印刷法を用いて、釉薬層の表面にマークを印刷する。
なお、マークが二次元コード10である場合、コードの読み取り精度を向上させるためには、第1部11と第2部とのコントラスト比を大きくすることが好ましい。本実施形態にかかるスパークプラグ101では、例えば、第1部11はインクで形成され、第2部12は釉薬層で形成される。そこで、絶縁体50の表面の釉薬層は、例えば、白、乳白色、オフホワイトなどの明るい色の釉薬を用いて形成し、マークの印刷には、黒、ダークグレイ、濃紺などの暗い色のインクを用いることが好ましい。
以上のようにして、スパークプラグ101にマークを形成した後、保護層形成工程(S12)および確認工程(S13)が行われる。保護層形成工程(S12)および確認工程(S13)については、第1の実施形態と同様の方法が適用できるため、詳しい説明は省略する。
以上のように、本実施形態にかかるスパークプラグ101の製造方法によれば、絶縁体50の表面に、二次元コード10などのマークを付すことができる。また、本実施形態にかかるスパークプラグ101の製造方法によれば、マークを覆う保護層61を形成することができる。
なお、第1の実施形態で説明したスパークプラグ1の製造方法と、第2の実施形態で説明したスパークプラグ101の製造方法との両方を行って、絶縁体50および金属部材(例えば、主体金具30、端子金具52)の両方にマークを形成してもよい。この場合、絶縁体50および金属部材に付されるマークは、同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。絶縁体50と金属部材とに異なるマークを付す場合には、例えば、金属部材に二次元コードを付し、絶縁体50に文字からなるマークを付してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :スパークプラグ
10 :二次元コード(マーク)
11 :第1部
12 :第2部
30 :主体金具(金属部材)
50 :絶縁体
52 :端子金具(金属部材)
61 :保護層
101 :スパークプラグ

Claims (4)

  1. 絶縁体と、
    金属部材と、
    前記絶縁体および前記金属部材の少なくとも何れかの表面に設けられているマークと、
    前記マークを覆うように設けられている保護層と
    を備えており、
    前記保護層は、光透過性を有し、かつ、蛍光物質を含んでいる、スパークプラグ。
  2. 絶縁体と、金属部材とを備え、前記絶縁体および前記金属部材の少なくとも何れかの表面にマークを有しているスパークプラグの製造方法であって、
    前記マークを形成する、マーク形成工程と、
    蛍光物質を含む保護層を形成する保護層形成工程と
    を含む、スパークプラグの製造方法。
  3. 前記保護層形成工程の後に、前記マークに対して光を照射して前記保護層の状態を確認する確認工程をさらに含む、請求項2に記載のスパークプラグの製造方法。
  4. 前記確認工程では、
    所定の厚みを有する保護層で覆われているマークに対して前記光を照射したときの発光量を基準値とし、確認対象となる前記スパークプラグに対して前記光を照射したときの発光量を前記基準値と比較することによって、前記保護層の状態を確認する、請求項3に記載のスパークプラグの製造方法。
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