JP2022031451A - 販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラム - Google Patents

販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】販売形態によって税率が異なる商品を複数同時に販売する際の、税率適用に要する操作の効率化を図る。【解決手段】実施形態の販売データ処理装置は、イートインとテイクアウトとを選択可能な飲食料品の商品について、販売対象とする前記商品の識別情報を受付ける識別情報受付手段と、前記商品を複数個まとめて販売登録する際に、販売個数を受付ける販売個数受付手段と、前記販売個数分の商品のうち、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数、のうち少なくとも一方の個数である一部個数を受付ける一部個数受付手段と、前記販売個数と前記一部個数とから、イートインとする商品の個数およびテイクアウトとする商品の個数を決定し、イートイン時に適用する第1税率と、テイクアウト時に適用する第2税率とに基づいて、税率別の合計課税額と税率別の税込合計金額を算出し、出力する金額出力手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、販売データ処理装置およびプログラムに関する。
近年、消費税率の引き上げに伴い軽減税率の導入が検討されている。コンビニエンスストアやファストフード店で販売される飲食料品に関して、同一の商品であっても、イートインならば通常税率が適用されるが、テイクアウトする場合には軽減税率が適用されることとなる。
このような背景に際し、同一の商品を一取引で複数個販売する場合であって、その一部をイートインとし、残りはテイクアウトとするような場合に、税率適用に要する操作を効率よく行いたいという要望がある。また、イートインまたはテイクアウトといった販売形態の違いによって税率が異なる場合に、店舗側は納税処理時に虚偽の申告とならないよう注意を要することとなる。
本発明が解決しようとする課題は、販売形態によって税率が異なる商品を複数同時に販売する際の、税率適用に要する操作の効率化を図ることができる販売データ処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の販売データ処理装置は、イートインとテイクアウトとを選択可能な飲食料品の商品について、販売対象とする前記商品の識別情報を受付ける識別情報受付手段と、前記商品を複数個まとめて販売登録する際に、販売個数を受付ける販売個数受付手段と、前記販売個数分の商品のうち、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数、のうち少なくとも一方の個数である一部個数を受付ける一部個数受付手段と、前記販売個数と前記一部個数とから、イートインとする商品の個数およびテイクアウトとする商品の個数を決定し、イートイン時に適用する第1税率と、テイクアウト時に適用する第2税率とに基づいて、税率別の合計課税額と税率別の税込合計金額を算出し、出力する金額出力手段と、を備える。
図1は、本実施形態のPOS端末の機能構成を示すブロック図である。 図2は、個数入力画面の構成例を示す図である。 図3は、置数キーを介して個数を入力する方法を示した図である。 図4は、レシートの印字構成例を示す図である。 図5は、ジャーナルの印字構成例を示す図である。 図6は、POS端末が実行する登録処理の手順例を示したフローチャートである。 図7は、選択画面の一例を示す図である。 図8は、選択画面の別の例を示す図である。 図9は、個数入力画面のその他の構成例を示す図である。
以下、図面とともに、本実施形態にかかる販売データ処理装置およびプログラムについて説明する。尚、以下では、本実施形態にかかる販売データ処理装置として、コンビニエンスストアやファストフード店等の店舗にて用いられ、店員が登録を行うタイプのPOS端末に適用した例を示すが、実施形態はこれに限定されない。本実施形態の販売データ処理装置として、客が登録を行うタイプのセルフチェックアウト装置を適用してもよい。また、以下実施形態で説明する機能を、飲食店等で用いられるオーダー端末等に適用してもよい。
図1は、本実施形態のPOS端末1の機能構成を示すブロック図である。POS端末1は、店舗における販売データを店員が登録する販売データ処理装置である。図1に示すように、POS端末1は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部11と、HDD(Hard Disk Drive)60を備えている。また、制御部11にはバス12及びI/O機器制御部14を介して、キーボード15、スキャナ16、店員用表示器17、客用表示器18、プリンタ19およびドロワ20が接続されている。また、店員用表示器17および客用表示器18は、その表示画面上にタッチパネル170、180をそれぞれ備えている。
制御部11は通信I/F13及び接続回線を介して店舗サーバ(不図示)との間でデータ通信を行う。HDD60は、制御部11のCPUを動作させる各種制御プログラムを格納している。また、HDD60は、商品マスタ61、売上ファイル62等のデータファイルを格納している。
商品マスタ61は、商品コードに対応付けて、商品の名称、部門コード、価格、税区分、適用税率等の商品情報を格納している。POS端末1の制御部11は、店舗サーバから商品マスタのデータを受信し、商品マスタ61を更新する。尚、商品マスタ61の格納場所は特に限定されない。店舗サーバ等の上位サーバが有する形態とし、POS端末1が当該サーバから情報を読み込んでもよい。
売上ファイル62は、売上データを店舗控え用として格納しておくためのメモリ領域である。尚、売上データは、明細データ、販売データなどと称することもある。
次に、本実施形態に係るプログラムの機能構成について説明する。
本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、ROM或いはHDD60等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、図1に示すように、表示制御部51、入力受付部52、登録部53、印字制御部54を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が記憶媒体から本実施形態のプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、表示制御部51、入力受付部52、登録部53、印字制御部54が主記憶装置上に生成される。
表示制御部51は、店員用表示器17、客用表示器18における表示動作全般を制御する。例えば、表示制御部51は、店員用表示器17に商品の売上登録を行うための登録画面(不図示)等を表示する。また、表示制御部51は、客用表示器18に個数入力画面182(図2、図3参照)を表示する。
入力受付部52は、キーボード15、スキャナ16、タッチパネル170、180等に対する入力操作に応じて、各種指示や各種情報の入力を受付ける。例えばスキャナ16が商品に付されたコードシンボル(例えば、バーコード)から商品コードを読み取る。すると入力受付部52は、その商品コードに対応する商品情報を商品マスタ61から読み込んで受付ける。
より詳細には、入力受付部52(識別情報受付手段)は、イートインとテイクアウトとを選択可能な飲食料品の商品について、販売対象とする商品の識別情報(例えば、商品コード、商品名)の入力を受付ける。
また、入力受付部52(販売個数受付手段)は、同一の商品を複数個まとめて販売登録する際に、販売個数の入力を受付ける。例えば、入力受付部52は、キーボード15の置数キーを介して、販売個数の入力を受付ける。また、同一の商品コードのコードシンボルがスキャナ16によって複数回スキャンされた場合、入力受付部52は、同一の商品コードがスキャンされた回数を計上し、当該スキャン回数を、当該商品の販売個数として受付ける。
また、入力受付部52(一部個数受付手段)は、販売個数分の商品のうち、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数、のうち少なくとも一方の個数である一部個数を受付ける。
一例として、入力受付部52は、客用表示器18のタッチパネル180を介して、個数入力画面182(図2参照)に対する客からの操作を受付けることにより、一部個数の入力を受付ける。
図2は、個数入力画面182の構成例を示す図である。個数入力画面182は、販売個数分の商品(飲食料品)のうち、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数のうち、少なくとも一方の個数である「一部個数」を受付けるための画面である。
表示制御部51は、置数キー等を介して複数個分の販売個数が入力されると、当該商品の名称91を個数入力画面182に表示する。商品の名称91の下方には、テイクアウトとする商品の数量入力欄92と、イートインとする商品の数量入力欄93とが設けられている。尚、デフォルトとして表示する数量は特に限定されないが、例えば、図2に示すように、デフォルト表示として、テイクアウト数を0としておくことができる。あるいは、図2で示した例とは逆のデフォルト表示として、イートイン数を0としておいてもよい。尚、テイクアウト数とイートイン数とのデフォルト値は、適宜設定可能としておけばよい。
また、数量入力欄92、93にはそれぞれ、数量変更キー94、95が設けられている。一例として、図2に示すように、テイクアウトの数量入力欄に初期値が0と表示されている場合には、テイクアウト数を増加させる数量変更キー94を設けるとよい。また、イートインの数量入力欄93には、初期値として販売合計数である4が表示されているので、イートイン数を減少させる数量変更キー95を設けるとよい。
客が数量変更キー94を2回操作して、テイクアウト数をデフォルトの0から2個にしたとする。すると、表示制御部51は、テイクアウト数を2と表示し、合計数量の4個からテイクアウト数の2を差し引いた数である2を、イートインの数量入力欄93に表示する。このように、表示制御部51は、テイクアウト数とイートイン数とを連動させて表示し、テイクアウト数とイートイン数との合計が、入力受付部52が先に受付けた合計数量となるように表示する。これにより、テイクアウト数とイートイン数とのうち、客が指定しやすい方の数量のみ変更すればよいので、複数の同一商品をテイクアウトとイートインとを振り分ける際の利便性を向上できる。
このように、POS端末1は、個数入力画面182から、一部個数、即ち、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数のうち、少なくとも一方の個数、の入力を受付ける。そして、POS端末1は、先に受付けた販売個数から、一部個数を減じて、一部個数ではない方の個数を算出する。これにより、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数、のうちいずれか一方を受付けて、もう一方の個数を求める。尚、POS端末1は、軽減税率の適用対象であるテイクアウトの商品の個数のみを受付ける画面を表示し、当該画面からテイクアウトの個数を受付けてもよい。
尚、数量変更方法は上述したキー操作には限定されない。その他の例として、置数キー187を個数入力画面182に表示させてもよい。
図3は、置数キーを介して個数を入力する方法を示した図である。入力受付部52がテイクアウトの数量表示領域96またはイートインの数量表示領域97にタッチ操作すると、表示制御部51はタッチ操作された数量表示領域の隣接領域に置数キー187を表示する。入力受付部52は、当該置数キー187に対する入力を介して、タッチ操作された数量表示領域に対応する販売形態(この場合はテイクアウト)の数量を変更する動作を受付ける。
登録部53(図1参照)は、入力受付部52が受付けた商品コードや商品情報を用いて、商品の売上登録を行う。また、登録部53(金額出力手段)は、入力受付部52が受付けた販売個数および一部個数に基づいて、イートインとする商品の個数およびテイクアウトとする商品の個数を決定する。また、登録部53は、イートイン時に適用する第1税率(例えば、通常税率である10%)と、テイクアウト時に適用する第2税率(例えば、軽減税率である8%)とに基づいて、税率別の合計課税額と、税率別の税込合計金額を算出し、表示制御部51および印字制御部54に出力する。
登録部53は、取引日時、各商品の商品情報、税率別の合計課税額、税率別の税込合計金額を含めて、売上データを生成し売上ファイル62に格納する。尚、登録部53は、生成した売上データを、他の情報処理装置や表示処理装置に出力してもよい。
印字制御部54は、取引日時、各商品の商品情報、税率別の合計課税額、税率別の税込合計金額を含めて、レシートデータを生成し、プリンタ19に出力する。プリンタ19は、レシートデータを用いてレシート70(図4参照)を印字発行する。また、登録部53は、生成したレシートデータを構造化データに変換して電子レシートデータを生成し、外部に当該電子レシートデータを出力してもよい。
図4は、レシート70の印字構成例を示す図である。レシート70には、飲食料品の商品名71と、単価(@300)と、合計販売数(×4)と、単価と合計販売数とを乗じて得られる合計金額(1,200)とが出力される。また、商品名71の下段には、販売形態ごとの個数が出力される。図4では、イートイン72の販売形態については、イートインとする数量が「×2」と出力され、テイクアウト73の販売形態については、テイクアウトとする数量が「×2」と出力されている。また、テイクアウトの項目に対しては、当該商品が、軽減税率対象商品であることを示す「※」マークが付される。
また、レシート70には、商品の税抜金額である小計金額74と、小計金額74のうち10%の課税対象合計額75と、軽減税率である8%の課税対象合計額76とが出力される。また、レシート70には、税額77と、10%の課税対象商品に対して算出された合計税額78と、軽減税率である8%の課税対象商品に対して算出された合計税額79とが出力される。
また、印字制御部54は、指定された所定期間分の取引について、売上データに基づいてジャーナルデータを生成し、プリンタ19に出力する。プリンタ19は、ジャーナルデータを用いてジャーナル80(図5参照)を印字発行する。
図5は、ジャーナル80の印字構成例を示す図である。図5に示すように、ジャーナル80には、1取引ごとの売上データ81が出力される。売上データ81の構成については、図4とともに上述したレシート70の印字構成と同様である。なお、ジャーナル80には、所定期間(例えば一営業日ごと、あるいは、指定された営業期間分)における売上データ81が時系列で出力される。
また、ジャーナル80には、所定期間における合計金額82(「小計」)および合計点数(「X点」)が出力される。また、ジャーナル80には、所定期間における10%の課税対象合計額83と、8%の課税対象合計額84とが出力される。また、ジャーナル80には、所定期間における合計税額85(「消費税」)と、10%の課税対象商品に対して積算された合計税額86と、8%の課税対象商品に対して積算された合計税額87とが出力される。
このように、レシート70およびジャーナル80には、税区分即ち税率ごとに、課税対象合計額と課税合計額とが分けて出力される。
本実施形態では、客用表示器18に表示した個数入力画面182を介して、軽減税率を適用するイートインの数量を、客自らが入力する。そして、レシート70およびジャーナル80において、軽減税率を適用する数量を出力する。従って、店舗側は、軽減税率を適用する数量が客により宣言されたものとして扱うことができ、レシート70、ジャーナル80によりその証拠とすることができる。
次に、本実施形態においてPOS端末1が実行する登録処理の手順例について説明する。図6は、POS端末1が実行する登録処理の手順例を示したフローチャートである。
入力受付部52は、スキャナ16が読み込んだ商品コードの入力を受付けて、販売登録対象の商品コードとして仮登録する(ステップS1)。入力受付部52は、キーボード15から例えば「×4」等と乗算キーと置数キーとが連続操作されることにより、ステップS1で仮登録された商品の個数(即ち、販売個数)が入力されたか判定する(ステップS2)。個数が入力された場合(ステップS2:Yes)にはステップS3に移行し、個数が入力されなければ(ステップS2:No)、ステップS14に移行する。
登録部53は、ステップS1で仮登録された商品の商品情報を商品マスタ61に問合せ、当該商品の分類(区分、部門)が飲食料品などであって、販売形態によって軽減税率の対象となりうる商品(対象商品)であるか判定する(ステップS3)。対象商品であれば(ステップS3:Yes)、表示制御部51は、客用表示器18に個数入力画面182(図2参照)を表示する(ステップS4)。入力受付部52は、個数入力画面182(図2、図3参照)を介して、ステップS2で受付けた個数分の同一商品のうち、テイクアウトまたはイートインとする個数(即ち、一部個数)の入力を受付ける(ステップS5)。
店員がキーボード15またはタッチパネル170において確定キーを操作すると(ステップS6:Yes)、ステップS7に移行する。登録部53は、各販売形態(テイクアウトまたはイートイン)の数量入力欄92、93に対してそれぞれ入力されている数量を対応させて受付ける。また、登録部53は、販売形態がテイクアウトとされた商品および数量については、軽減税率が適用されることを示す情報(フラグや税率区分を示すコードなど)を対応付けて登録する(ステップS7)。ステップS7の後、ステップS8に移行する。客が個数入力を終えていない間は、店員は確定キーの操作を行わず(ステップS6:No)、客が個数入力画面182に対する入力操作を終えるまで待つ(ステップS5)。
ステップS1で入力された商品の分類が飲食料品ではなく、販売形態によって軽減税率の対象となりうる商品(対象商品)ではない場合(ステップS3:No)には、ステップS13に移行する。登録部53は、ステップS1で商品マスタ61から読み込んだ商品情報と、ステップS2で受付けた個数とを仮登録する(ステップS13)。表示制御部51は、当該商品情報と、個数とを登録画面上に表示する。その後、ステップS8に移行する。
ステップS2において、置数キーを介して個数の入力を受付けない場合(ステップS2:No)には、ステップS14に移行する。ステップS1で入力された商品が飲食料品であり、テイクアウトかイートインかによって軽減税率の対象となりうる対象商品であれば(ステップS14:Yes)、ステップS15に移行する。表示制御部51は、客用表示器18に商品の販売形態を選択する選択画面190(図7参照)を表示する(ステップS15)。
図7は、選択画面190の一例を示す図である。図7に例示するように、選択画面190には、ステップS1で読み込んだ商品情報に基づいて、商品名191が表示される。また、選択画面190には、テイクアウトを選択するための操作子192と、イートインを選択するための操作子193とが設けられる。客は、タッチパネル180へのタッチ操作によって、いずれかの操作子192、193を操作して、商品の販売形態を選択する。尚、一対象商品の販売形態を選択する方法は、これに限定されない。
図8は、選択画面の別の例を示す図である。表示制御部51は図6のステップS15において、客用表示器18に、図8に示すような個数入力画面183を表示してもよい。個数入力画面183は、図2で例示した個数入力画面182と同様の画面構成を備えている。即ち、個数入力画面183には、テイクアウトの数量入力欄92と数量変更キー94、および、イートインの数量入力欄93と数量変更キー95が、それぞれ設けられている。個数入力画面183では、例えば、テイクアウトの数量入力欄92において、数量のデフォルトとして「1」が表示され、イートインの数量入力欄93において、数量のデフォルトとして「0」が表示される。
図6に戻って、客は、図7に示した選択画面190または図8に示した個数入力画面183等を介して、商品の販売形態を選択する。入力受付部52は、当該画面で選択された販売形態を受付けて(ステップS16)、登録部53は、当該販売形態を、ステップS1で入力された商品の販売形態として仮登録する。なお、登録部53は、販売形態がテイクアウトであれば、軽減税率が適用されることを示す情報(フラグや税率区分を示すコードなど)を対応付けて仮登録する(ステップS17)。ステップS17の後、ステップS8に移行する。一方、飲食料品等の対象商品でない場合(ステップS14:No)には、ステップS8に移行する。
キーボード15において現計キーが操作されない間(ステップS8:No)は、ステップS1に戻って、商品コードの読み込みを続ける。現計キーが操作されると(ステップS8:Yes)、登録部53は、販売形態に応じた税率を各商品に適用し、課税額および税込合計金額を更新する。即ち、イートインであれば、通常税率である10%を適用し、テイクアウトであれば軽減税率である8%を適用して課税額および税込金額を算出する。表示制御部51は、店員用表示器17および客用表示器18に税込合計金額(即ち、合計請求金額)を表示し、会計処理を行う(ステップS9)。
入力受付部52は、キーボード15の置数キーを介して客から受け取った預り金額の入力を受付けると、登録部53は、釣り金額を算出して店員用表示器17に表示する。その後、印字制御部54は、各商品の商品名、個数、税率ごとの合計課税額、税率ごとの合計税込金額、預かり金額、釣り金額等を含む、レシート70(図4参照)の印字データを生成する。そして、印字制御部54は、当該印字データをプリンタ19に出力して、レシート70を印字発行する(ステップS10)。また、登録部53は、上述のステップで仮登録したデータを用いて売上データを生成し、売上ファイル62に登録(本登録)する。
次に、印字制御部54は、ジャーナル出力の指示操作を受付けるか、あるいは、予め定められたジャーナル印字の時刻になったか等の判定により、ジャーナル出力の指示操作を受付ける(ステップS11:Yes)。印字制御部54は、売上ファイル62に基づいて、対象期間のジャーナルをまとめ、ジャーナル出力の対象とする期間について、税率ごとに、課税対象額、課税額および税込合計金額を算出する。印字制御部54は、これらデータを含めてジャーナルの印字データを生成し、プリンタ19に出力し、ジャーナル80を印字出力する(ステップS12)。ステップS11:Noであれば、ステップS1に移行し、次の取引について、ステップS1の処理を進める。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述したPOS端末1が有する機能を、レストラン等の飲食店で用いられるテーブルオーダー端末に適用してもよい。そして、客が同一メニューを複数注文した際に、そのうちのイートインとする個数またはテイクアウトする個数を受付けて、オーダーシステムに出力してもよい。
また、上述したPOS端末1が有する機能を、POS端末1に接続されたストアサーバ等側の制御部が実現してもよい。
また、上述では、個数入力(図6のステップS2)があった際に、個数入力画面182を表示する手順例について説明したが、個数入力画面182を表示するタイミングはこれに限定されない。他のタイミングとして、現計キーの操作後(ステップS8の後)に、一取引分において複数個入力された商品について、個数入力画面182にまとめて表示してもよい。
図9は、複数の商品について販売形態ごとの個数をまとめて入力する個数入力画面184の構成例を示す図である。図9に示すように、POS端末1は、個数入力画面184から複数の商品のそれぞれについて、軽減税率を適用する個数の入力を受付けてもよい。
また、上述では、客用表示器18に表示させた個数入力画面182から、客が軽減税率を適用する数量を入力するとしたが、店員用表示器17に個数入力画面182と同等の画面を表示して、店員が数量を入力してもよい。この場合には、店員が数量を入力した後に、客用表示器18が商品名、イートインする個数と、テイクアウトする個数とを表示するとよい。当該画面において、イートイン時の税率、テイクアウト時の税率をあわせて表示してもよい。また、当該画面において、客の確定操作あるいは承認操作を受付けるための操作子を設けておくとよい。POS端末1は、客用表示器18のタッチパネル180を介して、客から確定操作あるいは承認操作を受付けて、数量の確定を行う。これにより、上述した実施形態と同様に、軽減税率を適用する数量に対する承認操作を客自身が行うこととなり、軽減税率適用時の責任の所在を明確化しやすくできる。
尚、店舗によっては、店舗の営業時間よりも短い時間帯として、イートインコーナーの営業時間を設けている場合もある。このような店舗においては、イートインコーナーの営業時間外であれば、POS端末1が飲食料品の商品に適用する税率を自動的にテイクアウト時の税率として設定してもよい。この場合には、POS端末1は上述した個数入力画面182を特に表示せず、自動的に全商品をテイクアウトする商品として登録すればよい。
このように、上記実施形態によれば、販売形態によって税率が異なる商品を複数同時に販売する際の、税率適用に要する操作の効率化を図ることができる。
1 POS端末
17 店員用表示器
18 客用表示器
52 入力受付部(識別情報受付手段、販売個数受付手段、一部個数受付手段)
53 登録部(金額出力手段)
70 レシート
80 ジャーナル
92、93 数量入力欄
94、95 数量変更キー
170、180 タッチパネル
182 個数入力画面
特開2015-049809号公報
本発明の実施形態は、販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラムに関する。
本発明が解決しようとする課題は、販売形態によって税率が異なる商品を複数同時に販売する際の、税率適用に要する操作の効率化を図ることができる販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラムを提供することである。
実施形態の販売データ処理装置は、識別情報受付手段と、販売個数受付手段と、会計手段と、を備える。識別情報受付手段は、商品の識別情報の入力を受付ける。販売個数受付手段は、識別情報受付手段が受付けた商品毎に、当該商品の第1の税率での販売個数の入力と、第2の税率での販売個数の入力とを受付ける。会計手段は、識別情報に対応する商品の各々の単価と、販売個数受付手段が受付けた、商品の各々の税率毎の販売個数とに基づいて、会計処理を行う。
以下、図面とともに、本実施形態にかかる販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラムについて説明する。尚、以下では、本実施形態にかかる販売データ処理装置として、コンビニエンスストアやファストフード店等の店舗にて用いられ、店員が登録を行うタイプのPOS端末に適用した例を示すが、実施形態はこれに限定されない。本実施形態の販売データ処理装置として、客が登録を行うタイプのセルフチェックアウト装置を適用してもよい。また、以下実施形態で説明する機能を、飲食店等で用いられるオーダー端末等に適用してもよい。

Claims (6)

  1. イートインとテイクアウトとを選択可能な飲食料品の商品について、販売対象とする前記商品の識別情報を受付ける識別情報受付手段と、
    前記商品を複数個まとめて販売登録する際に、販売個数を受付ける販売個数受付手段と、
    前記販売個数分の商品のうち、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数、のうち少なくとも一方の個数である一部個数を受付ける一部個数受付手段と、
    前記販売個数と前記一部個数とから、イートインとする商品の個数およびテイクアウトとする商品の個数を決定し、イートイン時に適用する第1税率と、テイクアウト時に適用する第2税率とに基づいて、税率別の合計課税額と税率別の税込合計金額を算出し、出力する金額出力手段と、
    を備えた販売データ処理装置。
  2. 前記一部個数受付手段は、客用表示器に表示した個数入力画面を介して、客の操作により前記一部個数を受付ける、請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記イートインとする商品の商品名および個数と、前記テイクアウトとする商品の商品名および個数と、前記税率別の合計課税額と、前記税率別の税込合計金額とを含むレシートデータを生成し、出力するレシート出力手段を更に備えた、請求項1または2に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記イートインとする商品の商品名および個数と、前記テイクアウトとする商品の商品名および個数と、前記税率別の合計課税額と、前記税率別の税込合計金額とを含むジャーナルデータを生成し、出力するジャーナル出力手段を更に備えた、請求項2に記載の販売データ処理装置。
  5. 前記一部個数受付手段は、店員用表示器に表示した個数入力画面を介して、店員の操作により前記一部個数を受付けるとし、
    当該一部個数に基づきイートインとする商品の個数を決定し、当該イートインとする商品に適用される税率とともに、客用表示器に表示出力する表示制御手段と、
    前記客用表示器に表示した前記イートインとする商品の個数、および、前記イートインとする商品に適用される税率に対する客の承認操作を受付ける受付手段と、
    を備えた、請求項1に記載の販売データ処理装置。
  6. 販売データ処理装置を制御するコンピュータを、
    イートインとテイクアウトとを選択可能な飲食料品の商品について、販売対象とする前記商品の識別情報を受付ける識別情報受付手段と、
    前記商品を複数個まとめて販売登録する際に、販売個数を受付ける販売個数受付手段と、
    前記販売個数分の商品のうち、イートインとする商品の個数、または、テイクアウトとする商品の個数、のうち少なくとも一方の個数である一部個数を受付ける一部個数受付手段と、
    前記販売個数と前記一部個数とから、イートインとする商品の個数およびテイクアウトとする商品の個数を決定し、イートイン時に適用する第1税率と、テイクアウト時に適用する第2税率とに基づいて、税率別の合計課税額と税率別の税込合計金額を算出し、出力する金額出力手段と、して機能させるプログラム。
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