JP2022031024A - シート搬送装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022031024000001
【課題】分離ローラ12の交換作業性をより向上させることができる構成を提供する。
【解決手段】分離揺動部材121は、分離ローラ12を着脱可能に支持する。ローラカバー120は、分離ローラ12の周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、分離ローラ12を分離揺動部材121に対して着脱可能な開位置とに変位可能である。分離揺動部材121は、分離ローラ12の軸12bを挟むように支持する一対の支持部材121a、121bを有する。一方の支持部材121aは、ローラカバー120が閉位置から開位置に変位する動作に伴って他方の支持部材121bから離間する方向に変位して、分離ローラ12が分離揺動部材121に対して着脱可能な状態とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、及び、シートから画像を読み取る画像読取装置に関する。
シート搬送装置として、ローラの交換が行える構成が従来から提案されている。例えば、ローラカバー(カバー部材)の閉位置から開位置への変位に連動して、シートをローラに押圧する押圧部材を退避位置に移動させることで、ローラの交換を可能とした構成が提案されている(特許文献1)。
特開2012-224440号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、ローラの交換時には製品奥に手を入れて軸支部材からローラを取り出す必要があり、より交換しやすい構成が求められている。
本発明は、ローラの交換作業性をより向上させることができる構成を提供することを目的とする。
本発明のシート搬送装置は、シートを搬送する第1ローラと、前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、を備え、前記支持体は、前記第2ローラの軸を挟むように支持する一対の支持部材を有し、前記一対の支持部材のうちの一方の支持部材は、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って他方の支持部材から離間する方向に変位して、前記第2ローラが前記支持体に対して着脱可能な状態とすることを特徴とする。
また、本発明のシート搬送装置は、シートを搬送する第1ローラと、前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、前記支持体を介して前記第2ローラを収容可能な収容部と、前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、を備え、前記支持体は、前記カバー部材を前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って、前記第2ローラの少なくとも一部を前記収容部から突出させることを特徴とする。
また、本発明のシート搬送装置は、シートを搬送する第1ローラと、前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、前記第1ローラを有する第1ユニットと、前記第2ローラ、前記支持体、及び、前記カバー部材を有し、前記第2ローラが前記第1ローラに当接する当接位置と、前記第2ローラが前記第1ローラから離間する離間位置とに位置するように、前記第1ユニットに対して変位可能な第2ユニットと、前記第2ユニットに取り付けられ、第2ユニットが前記当接位置にある状態において、前記第1ローラと前記第2ローラとが形成するニップ面を超える位置まで延在することで検知部がシートに接触してシートを検知する検知部材と、を備え、前記検知部材は、前記第2ユニットが前記当接位置から前記離間位置に変位する動作に伴って、前記検知部が前記第2ローラから離れる方向の力を受けることを特徴とする。
また、本発明のシート搬送装置は、シートを搬送する第1ローラと、前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、シートを積載する積載部と、前記第1ローラを有する第1ユニットと、前記第2ローラ、前記支持体、及び、前記カバー部材を有し、前記第2ローラが前記第1ローラに当接する当接位置と、前記第2ローラが前記第1ローラから離間する離間位置とに位置するように、前記第1ユニットに対して変位可能な第2ユニットと、前記第2ユニットに設けられ、前記積載部に積載されたシートに接触可能な接触位置において、前記第1ローラと前記第2ローラとのニップ部にシートを送ることを補助する送り補助部材と、を備え、前記送り補助部材は、前記第2ユニットが前記当接位置から前記離間位置に変位する動作に伴って、前記接触位置から、前記接触位置よりも前記第2ローラから離れた非接触位置に変位することを特徴とする。
本発明によれば、ローラの交換作業性をより向上させることができる。
実施形態に係る画像読取装置の概略構成断面図。 実施形態に係る画像読取装置の制御ブロック図。 実施形態に係る画像読取装置の上面図。 実施形態に係る画像読取装置の排出トレイを閉めた状態の概略構成断面図。 実施形態に係る画像読取装置の上部ユニットを展開した状態を示す概略構成断面図。 (a)実施形態に係る分離ローラ周辺の要部拡大図、(b)(a)の矢印Y方向から見た図。 実施形態に係る画像読取装置のシートの搬送状態における給送部の概略構成断面図。 実施形態に係る画像読取装置のシートの搬送待機状態における給送部の概略構成断面図。 実施形態に係る分離ローラ交換時において、(a)ローラカバーを閉じている状態の分離ローラの周辺を示す図、(b)分離ローラの支持部を抜き出して示す図、(c)ローラカバーを開き始めた状態の分離ローラの周辺を示す図。 実施形態に係る分離ローラ交換時において、ローラカバーを開いた状態の分離ローラの周辺を示す図。
実施形態について、図1から図10を用いて説明する。まず、図1を用いて本実施形態に係る画像読取装置の概略構成について説明する。
[画像読取装置]
画像読取装置100は、積載部としての載置台1に積載された一又は複数のシート(搬送媒体、原稿)Sを1つずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取るシートSは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等のシートであり、厚手のシートであっても、薄手のシートであってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。シートSには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。冊子を対象とする場合、別途、ホルダを用いることができる。例えば、透明なホルダに見開き状態の冊子を収容して載置台1に載置することで、冊子がホルダと共に搬送され、その画像を読み取ることができる。
[給送]
経路RTに沿ってシートSを給送する給送機構としての第1搬送部(シート搬送装置)10が設けられている。第1搬送部10は、本実施形態の場合、第1ローラとしての送りローラ(給送ローラ)11と、送りローラ11に対向する位置に配置される第2ローラとしての分離ローラ12と、を備え、載置台1上のシートSを搬送方向D1に一枚ずつ順次搬送する。本実施形態においては、搬送方向D1は、画像読取装置100の載置面に対して所定の角度で傾斜して設けられており、載置台1に載置されたシートSの自重によって給送機構に対してシートが供給される。送りローラ11には、モータ等の駆動部3から伝達部5を介して駆動力が伝達され、送りローラ11は、図中矢印方向(経路RTに沿ってシートSを搬送させる正方向)に回転駆動される。伝達部5は例えば電磁クラッチであり、駆動部3からの送りローラ11への駆動力の断続(駆動力の伝達及び遮断)が可能である。
[駆動部]
駆動部3と送りローラ11とを接続する伝達部5は、例えば、本実施形態では、通常時において駆動力が伝達される状態とし、シートSを逆送または停止する場合には駆動力を遮断する。送りローラ11は伝達部5により駆動力の伝達が遮断されると、自由回転可能な状態となる。なお、このような伝達部5は、送りローラ11を一方向のみに駆動させる場合には設けなくてもよい。
[分離構造]
送りローラ11に対向配置される分離ローラ12は、シートSを1枚ずつ分離するためのローラであり、送りローラ11に対して一定圧で圧接している。この圧接状態を確保するため、分離ローラ12は、支持体としての分離揺動部材121に着脱可能に支持され、分離揺動部材121と、ローラ付勢部としての弾性部材18により揺動可能に設けると共に送りローラ11へ付勢されるように構成される(後述する図7など参照)。即ち、弾性部材18は、分離ローラ12の少なくとも一部が収容部122から突出する方向に分離揺動部材121を付勢している。分離ローラ12は、トルクリミッタ12aを介して駆動部3から駆動力が伝達され、実線矢印方向(送りローラ11の正方向とは逆方向)に回転駆動される。本実施形態に係る分離ローラ12の支持方法の詳細に関しては後述する。なお、弾性部材18の一端は分離揺動部材121に当接しており、他端は上部ユニット103に当接している。
分離ローラ12は、トルクリミッタ12aにより駆動力伝達が規制されるため、送りローラ11と当接している際は送りローラ11に連れ回りする方向(破線矢印方向)に回転する。これにより、複数のシートSが送りローラ11と分離ローラ12との圧接部(ニップ部)に搬送されてきた際には、一つを残して2つ以上のシートSが下流に搬送されないようにせき止められる。即ち、分離ローラ12は、送りローラ11と分離ローラ12のニップ部に向けて送られる複数のシートから1枚ずつシートを送りローラ11で給送できるように、複数のシートから他のシートを分離する。
[搬送構造]
第1搬送部10の搬送方向下流側にある搬送機構としての第2搬送部20は、駆動ローラ21と、駆動ローラ21に従動する従動ローラ22とを備え、第1搬送部10から搬送されてきたシートSをその下流側へ搬送する。駆動ローラ21にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ22は駆動ローラ21に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ21に連れ回る。この従動ローラ22は、ばね等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ21に対して付勢された構成としてもよい。
このような第2搬送部20よりも搬送方向下流側にある第3搬送部30は、駆動ローラ31と、駆動ローラ31に従動する従動ローラ32とを備え、第2搬送部20から搬送されてきたシートSを排出トレイ2へ搬送する。つまり、この第3搬送部30は排出機構として機能する。
駆動ローラ31にはモータ等の駆動部4から駆動力が伝達され、図中矢印方向に回転駆動される。従動ローラ32は駆動ローラ31に対して一定圧で圧接し、駆動ローラ31に連れ回る。この従動ローラ32は、ばね等の付勢ユニット(不図示)によって駆動ローラ31に対して付勢された構成としてもよい。
排出トレイ2は、画像読取装置100の装置本体100Aに対して回動可能なように、装置本体100Aの下方に設けられた第1ヒンジ101を介して軸支されている。また、第1ヒンジ101側の第1排出トレイ2aとその先端側に接続された第1延長トレイ2bから構成されている。第1延長トレイ2bは第1排出トレイ2aに対して摺動可能に支持されている。
[画像読取構造、制御]
ここで、本実施形態の画像読取装置100では、第2搬送部20と第3搬送部30との間に配置される画像読取部としての画像読取ユニット70によって画像の読み取りを行うため、第2搬送部20及び第3搬送部30はシートSを定速搬送する。搬送速度は常に第1搬送部10の搬送速度以上とすることで、先行シートSに後続シートSが追いついてしまう事態を確実に回避できる。例えば、本実施形態では、第2搬送部20及び第3搬送部30によるシートSの搬送速度を、第1搬送部10によるシートSの搬送速度よりも速くなるように速度制御するようにしている。
なお、第2搬送部20及び第3搬送部30によるシートSの搬送速度と、第1搬送部10によるシートSの搬送速度とを同一条件とした場合でも、駆動部3を制御して後続シートSの給送開始タイミングを間欠的にずらすことにより先行シートSと後続シートSとの間に最低限の間隔を形成することも可能である。
[重送検出]
第1搬送部10と第2搬送部20との間に配置される重送検出センサ40は、静電気等で紙などのシートS同士が密着し、第1搬送部10を通過してきた場合(つまり重なって搬送される重送状態の場合)に、これを検出するための検出センサ(シートの挙動や状態を検出するセンサ)の一例である。重送検出センサ40としては、種々のものが利用可能であるが本実施形態の場合には超音波センサを用いている。このため、重送検出センサ40は、超音波の発信部41とその受信部42とを備え、紙等のシートSが重送されている場合と1つずつ搬送されている場合とで、シートSを通過する超音波の減衰量が異なることを原理として重送を検出する。
[レジストセンサ]
このような重送検出センサ40よりも搬送方向下流側に配置される媒体検出センサ50は、第2搬送部20よりも上流側で、第1搬送部10よりも下流側に配置された搬送路RT上流側の検出センサ(シートの挙動や状態を検出するセンサ)としての一例である。媒体検出センサ50は、第1搬送部10により搬送されるシートSの位置、詳細には、媒体検出センサ50の検出位置にシートSの端部が到達又は通過したか否かを検出する。媒体検出センサ50としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合には光学センサであり、発光部51とその受光部52とを備え、シートSの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理としてシートSを検出する。
本実施形態の場合、シートSの先端が媒体検出センサ50で検出された時点で、シートSが重送検出センサ40により重送を検出可能な位置に到達しているように、上記の媒体検出センサ50は重送検出センサ40の近傍においてその下流側に設けられている。なお、この媒体検出センサ50は、上記の光学センサに限定されず、例えば、シートSの端部が検知できるセンサ(イメージセンサ等)を用いてもよいし、経路RTに突出したレバー型のセンサでもよい。
媒体検出センサ50とは別の媒体検出センサ60は、画像読取ユニット70よりも上流側で、第2搬送部20よりも下流側に配置された下流側の検出センサとしての一例である。媒体検出センサ60は、第2搬送部20により搬送されるシートSの位置を検出する。媒体検出センサ60としては、種々のものが利用可能であるが、本実施形態の場合、媒体検出センサ50と同様に光センサであり、発光部61と受光部62とを備え、シートSの到達又は通過により受光強度(受光量)が変化することを原理としてシートSを検出する。なお、本実施形態では、第2搬送部20の搬送方向上流側と下流側のそれぞれに媒体検出センサ50、60を配置したが、何れか一方だけでもよい。本実施形態では、下流側の媒体検出センサ60が、画像読取ユニット70により画像の読み取りタイミングを検出するレジストセンサである。
[CISの配置]
媒体検出センサ60よりも下流側にある画像読取ユニット70は、例えば、光学的に走査し、電気信号に変換して画像データとして読み取るものであり、内部にLED等の光源、イメージセンサ、レンズアレー等を備えたコンタクトイメージセンサ(Contact Image Sensor(CIS))である。本実施形態の場合、画像読取ユニット70は、経路RTの両側に一つずつ配置されており、シートSの表裏面を読み取る。しかし、経路RTの片側にのみ一つ配置して、シートSの片面のみを読み取る構成としてもよい。また、本実施形態では、画像読取ユニット70を経路RTの両側に対向配置した構造としているが、例えば、経路RTの方向に間隔をあけて配置してもよい。
[制御部]
図2を参照して、本実施形態の画像読取装置100の制御部80について説明する。図2は、制御部80のブロック図である。
制御部80は、CPU81、記憶部82、操作部83、通信部84及びインターフェース部85を備える。CPU81は記憶部82に記憶されたプログラムを実行することにより、画像読取装置100全体の制御を行う。記憶部82は例えばRAM、ROM等から構成される。操作部83は、例えば、スイッチやタッチパネル等で構成され、操作者からの操作を受け付ける。
通信部84は、外部装置との情報通信を行うインターフェースである。外部装置としてPC(パソコン)を想定した場合、通信部84としては、例えば、USBインターフェースやSCSIインターフェースを挙げることができる。また、このような有線通信のインターフェースの他、通信部84は無線通信のインターフェースとしてもよく、有線通信、無線通信の双方のインターフェースを備えていてもよい。
インターフェース部85はアクチュエータ86やセンサ87とのデータの入出力を行うI/Oインターフェースである。アクチュエータ86には、駆動部3、駆動部4、伝達部5等が含まれる。センサ87には、重送検出センサ40、媒体検出センサ50及び60、画像読取ユニット70等が含まれる。
[PCからの開始指示受信による駆動]
画像読取装置100の基本的な動作について説明する。制御部80は、例えば画像読取装置100が接続された外部パソコン(PC)から画像読み取りの開始指示を受信すると、第1乃至第3搬送部10乃至30の駆動を開始する。載置台1に積載されたシートSはその最も下に位置するシートSから1つずつ搬送される。
また、後述するように、画像読取装置100の操作部83に設けられたスタートキーによって画像の読み取りを開始し、その後画像読取の開始を外部パソコンに通知するようにしてもよい。
[重送時の制御]
搬送の途中でシートSは重送検出センサ40により重送の有無が判定され、重送が無いと判定されると搬送が継続される。なお、重送があると判定された場合には、搬送を停止するか、第1搬送部10による後続シートSの取り込みを停止して、重送状態にあるシートSをそのまま排出するようにしてもよい。
[レジストセンサの出力に応じた読取開始]
制御部80は、媒体検出センサ60の検出結果に基づくタイミングで、第2搬送部20により搬送されてきたシートSの、画像読取ユニット70による画像の読み取りを開始し、読み取った画像を一次記憶して順次外部パソコンへ送信する。画像が読み取られたシートSは第3搬送部30により排出トレイ2に排出されてそのシートSの画像読取処理が終了する。
[給送構造詳細]
図3は、本実施形態に係る画像読取装置100の排出トレイ2を収納した状態における上面図である。
載置台(給送トレイ)1には、配置されるシートSの大きさに合わせて搬送方向に対して直交する方向にスライド可能に取り付けられた規制部材111が設けられている。また、載置台1の中央には、引き出して使用することのできる給紙延長トレイ112が設けられている。
[上部ユニット詳細]
図4及び図5は、本実施形態に係る画像読取装置100の概略断面図である。なお、装置の内部構成については図1で説明した通りなので、図4及び図5では一部の符号及び構成を省略して示している。また、図4は、上部ユニット103を閉じた状態を、図5は、上部ユニット103を開いた状態をそれぞれ示している。
画像読取装置100の装置本体100Aは、第2ユニットとしての上部ユニット103と、第1ユニットとしての下部ユニット104とから構成される。下部ユニット104は、送りローラ11を有し、装置本体100Aの経路RTの下側のユニットである。一方、上部ユニット103は、分離ローラ12を有し、装置本体100Aの経路RTの上側のユニットである。
上部ユニット103は、分離ローラ12が送りローラ11に当接する当接位置(図4)と、分離ローラ12が送りローラ11から離間する離間位置(図5)とに位置するように、下部ユニット104に対して変位可能(移動可能)である。具体的には、上部ユニット103は、下部ユニット104に対し、本体ヒンジ105を支点として回動可能に取り付けられている。なお、本実施形態においては、本体ヒンジ105は第1ヒンジ101と同軸に設けられており、軸部材を共通としている。
図5に示すように、上部ユニット103を展開した状態(離間位置にある状態)では、経路RTにユーザなどがアクセス可能であり、例えば、シートなどが経路RTで詰まるジャムが発生した場合には、ジャムしたシートを取り除くことができる。また、後述するように、上部ユニット103を展開した状態で、分離ローラ12の着脱を行う。このような上部ユニット103を展開した状態における重心は、図4に示すような上部ユニット103を収納した状態(当接位置にある状態)よりも搬送方向前方側に大きくずれることになる。
したがって、上部ユニット103を展開する際に勢いがあると画像読取装置100が転倒してしまう虞があるが、本実施形態に係る画像読取装置100においては、突出部130を有することにより、上部ユニット103の展開に伴う重心移動が起こっても画像読取装置100の転倒を防ぐことができる。突出部130は、下部ユニット104の本体ヒンジ105側の下端部に設けられており、本体ヒンジ105よりも突出するように設けられている。突出部130の突出量は、図4のような上部ユニット103及び排出トレイ2の収納状態においては、排出トレイ2の下方に収まるような突出量であって、図5のような上部ユニット103の展開状態においては、画像読取装置100の重心よりも搬送方向前方まで位置するような突出量となっている。これにより、上部ユニット103の展開による画像読取装置100の転倒を防止しつつ、排出トレイ2を収納した収納状態においては必要以上に突出させず、ユーザの邪魔にならないようにすることができる。特に、突出部130の突出量を図5のような上部ユニット103の展開状態において、上部ユニット103の重心よりも搬送方向前方側まで延在するようにすることで、より確実に画像読取装置100の転倒を防止できる。
また、図5に示すように上部ユニット103を反時計回りに回動することで、送りローラ11と分離ローラ12とが離間した、開いた状態となり各ローラなどの交換作業を容易化する。交換作業の詳細については後述する。
[分離ローラ周辺の構成]
次に、本実施形態の分離ローラ12の周辺の構成について図6(a)から図8を用いて説明する。図6(a)は分離ローラ12周辺の構成を示す図である。図6(b)は、図6(a)の矢印Y方向から見た図で、図5と同じ方向から見た図である。つまり、矢印Y方向から見た図6(b)は、図5と同じ方向から見た時の分離ローラ12の周辺の構成図である。なお、図6(b)では、周辺部品があるため分離ローラ12が見えなくなっている。一方、図7及び図8は、上部ユニット103を収納し、分離ローラ12が送りローラ11と当接している状態を示している。図7及び図8では、周辺部品で見えにくくなっている分離ローラ12及び送りローラ11を破線で示している。
図6(a)、図7及び図8に示すように、分離ローラ12の周辺には、送り部材としてのピック押さえ部材13、シートストッパー14、カバー部材としてのローラカバー120、及び、検知部材としてのシート検知センサ160が配置されている。本実施形態の場合、分離ローラ12はその軸方向に2つ配置された構成を想定している。また、上部ユニット103は、上述の分離揺動部材121を介して分離ローラ12を収容可能な収容部122が設けられている。上部ユニット103は、分離ローラ12、収容部122、ローラカバー120、ピック押さえ部材13、シートストッパー14、シート検知センサ160を有し、これらと共に下部ユニット104に対して相対的に回動する。
画像読取装置100は、図7のように、送りローラ11と分離ローラ12とが接するニップ部(以下、給送ニップともいう)の上流側で送りローラ11にシートSを圧接するピック押さえ部材13を備える。ピック押さえ部材13は、押さえコロ部131と、押さえコロ部131を軸支するピックアーム132を備える。ピック押さえ部材13は、シートSを送りローラ11に押し付けることでシートSの搬送力をアップさせてシートSの給送を補助する送り補助部材として機能する。
ピックアーム132は、ピックアーム132の軸部13aが装置本体100Aに回転可能に支持され、ピック押さえ部材13の押さえコロ部131を送りローラ11に押し付ける方向に不図示のばねにより付勢されている。ピックアーム132は、図7で示される押さえコロ部131が送りローラ11にシートSを圧接する圧接位置(接触位置)と、図8で示される押さえコロ部131を送りローラ11から退避する退避位置とに駆動部4の駆動力によって移動可能である。
送りローラ11の給送を補助する別の構成として、送りローラ11の上流にもう1つの給送ローラを設ける構成もあるが、上記図7の構成であれば装置の小型化や装置のコストダウンを実現できる。
シートストッパー14は、図8の状態においてその先端を搬送路側に突出させることで、載置台1に積載されたシート束(原稿束)をせき止める役割を有する。シートストッパー14は、シートストッパー14の軸部14aが装置本体100Aに回転可能に支持され、図7で示されるシートSを給送できるように搬送路を開く開口位置と、図8で示される給送ニップにシート束が入らないように搬送路を閉じる閉口位置と、に移動可能である。図8が画像読取装置100の待機状態であり、この状態でシート束の先端をシートストッパー14に突き当てて載置台1にシート束をセットできる。
ピックアーム132とシートストッパー14は、不図示の駆動伝達機構を介して駆動部4により駆動される。駆動部(本実施形態ではパルスモータ)4が所定パルス数を正方向に駆動することで、ピックアーム132が圧接位置に、シートストッパー14が開口位置に移動し、駆動部4が所定パルス数を逆方向に駆動することで、ピックアーム132が退避位置に、シートストッパー14が閉口位置に移動する。ここで正方向とは、図1においてシートSを給送方向D1に搬送するように駆動ローラ21、31を回転させる方向である。
なお、駆動部4は、上述のように、駆動ローラ21、31を駆動する駆動源であり、送りローラ11を駆動する駆動部3とは別の駆動部として設けられている。これにより、駆動部3、4を個別制御すれば、給送駆動と搬送駆動とに別々の制御を行うことで、高精度な給搬送制御を実現できる。
ローラカバー120は、分離ローラ12の周囲(本実施形態では主に、分離ローラ12の軸方向外方部分)においてシートSの搬送面(案内面)を形成する部材であり、分離ローラ12の部分的な保護部材としても機能する。ローラカバー120は、図6(a)に示すように、分離ローラ12の軸方向に離間した一対の端部部材120aと、端部部材120a間を連結する分離ローラ12の軸方向と平行に延在する連結部材120bと、を備える。端部部材120aには、分離ローラ12の軸方向と平行な軸120c(図7、8)が接続されており、ローラカバー120はこの軸120cにおいて上部ユニット103に回動自在に軸支されて変位可能となっている。
このような構成を有するローラカバー120は、分離ローラ12の周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、詳しくは後述するように、分離ローラ12を分離揺動部材121に対して着脱可能な開位置とに変位可能である。また、ローラカバー120は、分離ローラ12の交換時を除いて分離ローラ12の周囲においてシートSの搬送面を形成する閉位置に位置しており、不図示の係合機構により上部ユニット103に係合されて、不意に回動しないように固定される。
シート検知センサ160は、自重で鉛直方向上方から下方側に垂れ下がるように設けられたレバー式のセンサである。載置台1上のシートSの有無を検知するため、図7、8に示すように送りローラ11の上流部に設けられている。他の例として媒体検出センサ50、60のような光学式のセンサであっても構わない。
また、図6(a)に示すように、シート検知センサ160は、複数の分離ローラ12の間の位置に設けられている。シート検知センサ160は、上部ユニット103によって検知センサ軸160aで軸支されており、上部ユニット103に対し変位(回動)可能に軸支されている。また、シート検知センサ160は、分離ローラ12の上流側に位置し、シートSに当接してシートSを検知する検知部160bを有する。即ち、シート検知センサ160は、検知部160bがシートに接触可能な検知位置において、シートを検知可能である。言い換えれば、シート検知センサ160は、上部ユニット103が当接位置にある状態において、送りローラ11と分離ローラ12とが形成するニップ面を超える位置まで延在することで検知部160bがシートに接触してシートを検知する。このようなシート検知センサ160は、到達するシートSの種類に依らずに検知センサ軸160aを中心に退避可能にするために、できるだけ軽く、回動動作に対する摩擦などによる抵抗がほとんどなくなるように構成されている。
なお、シート検知センサ160は、図9に示すばね部材16が設けられている。ばね部材16は、図7の状態(上部ユニット103が図4に示す当接位置にある状態)において僅かに圧縮されており、シートSが当接することでシート検知センサ160が回動してシートSを検知可能となる程度のばね定数に設定されている。このばね部材16により、シート検知センサ160は図7のd8方向に回動する方向の付勢力を受ける。但し、シート検知センサ160は、回動規制部160cを有し、回動規制部160cがローラカバー120の端部部材120aに当接することで、シート検知センサ160がそれ以上d8方向に回動することが規制される。
[分離ローラ12の交換]
次に、分離ローラ12の交換について、図9、図10を用いて説明する。シート搬送装置においては、摩耗等の理由でローラを交換する場合がある。特に、本実施形態のように、対向する一対のローラの一方をシートの送り出し方向に回転させる送りローラ11とし、他方を戻り方向に回転可能な分離ローラ12として、シートを束の状態から一枚ずつ分離して搬送する構成においては、分離ローラ12が摩耗しやすく、定期的に交換することが求められる。本実施形態では、このような分離ローラ12の交換作業を容易に行えるようにしたものである。以下、詳しく説明する。
送りローラ11と分離ローラ12は、それぞれ1つのユニットであり、装置から付け外し可能なユニットとなっている。このため、メンテナンスが容易であり、ローラ表面が摩耗してきた場合等においてユニット交換が可能である。特に、本実施形態では、分離ローラ12の交換時の動作について、図9(a)~(c)、図10を参照して説明する。
分離ローラ12を交換する作業者は、まず、下部ユニット104に対して上部ユニット103を本体ヒンジ105を中心に回動して開いた状態とする。即ち、上部ユニット103を、図5に示したような離間位置とする。これにより、下部ユニット104、上部ユニット103の間に分離ローラ12を交換するための作業スペースが確保される。特に、上部ユニットが離間位置にある状態で、ローラカバー120が開位置に変位可能となる。
図9(a)は、図5に示す上部ユニット103が開いた状態での分離ローラ12周辺の態様を示している。この段階ではローラカバー120は閉位置にある。このとき、シート検知センサ160は、上部ユニット103が図4に示す当接位置にある場合に、分離ローラ12よりも上流側においてシートSに検知部160bが当接可能な検知位置にある。シート検知センサ160は、検知位置にある場合、分離ローラ12が分離揺動部材121に対し着脱されることを阻害する状態にある。即ち、シート検知センサ160の一部が、分離ローラ12が着脱される方向に分離ローラ12と重なる位置にあるため、この状態では、分離ローラ12を取り外す際にシート検知センサ160と分離ローラ12とが干渉してしまい、分離ローラ12を取り外すことができない。
また、上述の状態において、シートストッパー14とピック押さえ部材13は、図7に示したシートを給送可能な位置となり、シートストッパー14は開口位置に、ピック押さえ部材13は接触位置に、それぞれ位置する。ピック押さえ部材13は、接触位置にある場合、分離ローラ12が分離揺動部材121に対し着脱されることを阻害する状態にある。即ち、ピック押さえ部材13のコロ部131及びピックアーム132の一部が、分離ローラ12が着脱される方向に分離ローラ12と重なる位置にあるため、この状態では、分離ローラ12を取り外す際にピック押さえ部材13と分離ローラ12とが干渉してしまい、分離ローラ12を取り外すことができない。なお、シートストッパー14は開口位置にあるので邪魔にならない。
また、分離ローラ12は、分離揺動部材121によって固定された状態にあり、上部ユニット103が開かれることで送りローラ11との接触がなくなるため、弾性部材18によって分離揺動部材121が矢印d5方向へ分離ローラ12の軸12bがローラカバー120に当接する位置まで移動する。但し、分離ローラ12は、ローラカバー120が閉位置にある状態では、弾性部材18の付勢力に抗して収容部122内(収容部内)に位置している。
図9(b)は、図9(a)に示す分離ローラ12周辺から分離ローラ12の固定部を抜粋して示している。分離揺動部材121は、分離ローラ12の軸12bを挟むように支持する一対の支持部材121a、121bを有する。即ち、分離ローラ12を挟んで向かい合わせに配置された一対の支持部材121a、121bには分離ローラ12の軸12bが入る溝が形成されており、支持付勢部としてのばね部材121dによるばねの力で分離ローラ12の軸12bを一対の支持部材121a、121bで挟んで固定している。分離揺動部材121は、装置本体100Aに支持された軸121fを中心に回動可能に支持されている。そして、弾性部材18に付勢されることで、分離揺動部材121が軸121fを中心に、分離ローラ12が収容部122から突出する方向に回動する。
また、一対の支持部材121a、121bのうちの一方の支持部材121aが他方の支持部材121bから離間する方向に移動することで、分離ローラ12が分離揺動部材121に対して着脱可能な状態となる。即ち、一方の支持部材121aは、他方の支持部材121bに対し軸121eを介して回動自在に支持されており、他方の支持部材121bに対して当接する方向及び離間する方向にそれぞれ回動可能である。
軸121eには、一方の支持部材121aを他方の支持部材121bに近づける方向に付勢するばね部材121dが設けられている。そして、一方の支持部材121aがばね部材121dにより他方の支持部材121bに向けて付勢されることで、一対の支持部材121a、121bにより軸12bを挟んでいる。支持部材121aを閉じるためのばね部材121dは、ある程度の強度のあるものを用いる。しかしながら普通の筋力の人が片手で扱える程度の簡便さは損なわれないようにする。ばねの形状は、リング状、コイル状、板ばねその他であっても構わない。
上述のように、図9(a)の状態では、分離ローラ12を取り出すにあたって、ローラカバー120のみならず、例えば、ピック押さえ部材13、シート検知センサ160も邪魔になる。また、分離ローラ12は固定状態にある。シートストッパー14は待機位置にあるので邪魔にならない。そこで、後述するようにローラカバー120の変位に、ピック押さえ部材13、シート検知センサ160、支持部材121aの変位を連動させ、分離ローラ12を取り出しやすくしている。
即ち、一対の支持部材121a、121bのうちの一方の支持部材121aは、ローラカバー120が閉位置から開位置に変位する動作に伴って他方の支持部材121bから離間する方向に移動して、分離ローラ12が分離揺動部材121に対して着脱可能な状態とする。また、シート検知センサ160は、ローラカバー120を閉位置から開位置に変位する動作に伴って、検知位置から分離ローラ12が分離揺動部材121に対し着脱されることを阻害しない非検知位置に移動する。更に、ピック押さえ部材13は、ローラカバー120を閉位置から開位置に変位する動作に伴って、接触位置から分離ローラ12が分離揺動部材121に対し着脱されることを阻害しない非接触位置に移動する。以下、詳しく説明する。
図9(c)は、図9(a)の状態(閉位置)からローラカバー120を、その軸120cを中心として矢印d6方向に回動させ、分離ローラ12を不図示の上部ユニット103から離脱可能にする開位置まで変位させる途中の状態を示す。ローラカバー120の回動は作業者が手動で行う。なお、図9(c)においてはシートストッパー14の図示を割愛している。
ローラカバー120を閉位置から矢印d6方向に回動させると、回動規制部160cがローラカバー120の端部部材120aの上面に当接しなくなり、シート検知センサ160の回動規制が解除される。よって、シート検知センサ160はばね部材16の付勢により矢印d8方向に回動可能となり、後述する図10に示すように、非検知位置まで退避する。
図6(a)、図7などに示すように、ローラカバー120の端部部材120aと、ピック押さえ部材13のピックアーム132とは、図7の上下方向に重なっている。即ち、ローラカバー120の回動の軌道上にピックアーム132の一部が位置している。端部部材120aには、ピックアーム132と当接可能なカム面120dが形成されている。カム面120dは、端部部材120aの軸120cの周囲に形成された曲面であり、次述するように、ローラカバー120の回動によりピック押さえ部材13が連動して回動するように形成されている。即ち、図9(c)に示すように、ローラカバー120を閉位置から矢印d6方向に回動させると、端部部材120aのカム面120dの上側の面がピックアーム132の下側の面に当接してピック押さえ部材13を矢印d7方向に回動させる。これにより、ピック押さえ部材13は、後述する図10に示すように、非接触位置に移動する。
以上より、ローラカバー120が矢印d6に回動するにしたがって、ピック押さえ部材13は矢印d7方向に、シート検知センサ160は矢印d8方向に、それぞれ回動して、それぞれ非検知位置及び非接触位置に移動する。
また、分離揺動部材121を構成する一対の支持部材121a、121bのうち、一方の支持部材121aは、ローラカバー120と係合可能な係合部としての突き当て部121cを有する。突き当て部121cは、支持部材121aの一部に設けられた突起であり、ローラカバー120の端部部材120aと係合可能である。そして、ローラカバー120が閉位置から開位置に移動する際に突き当て部121cがローラカバー120と係合することで、ローラカバー120の移動に伴って一方の支持部材121aが他方の支持部材121bから離間する方向に移動する。
即ち、ローラカバー120を閉位置から矢印d6方向に回動させると、端部部材120aの下面が支持部材121aの突き当て部121cに当接して支持部材121aを矢印d9方向に回動させる。すると、支持部材121bと支持部材121aの間に隙間が生じ、分離ローラ12の軸12bの固定が外れ始める。さらに、分離ローラ12の軸12bとローラカバー120が当接しなくなるため、支持部材121bは弾性部材18の付勢によって弾性部材18が自然長になるまでさらに矢印d5方向に移動し、分離ローラ12も同様に矢印d5方向へ移動し、分離ローラ12の少なくとも一部が、図10に示すように収容部122から突出する。
即ち、一方の支持部材121aは、ローラカバー120が閉位置から開位置に移動する動作に伴って他方の支持部材121bから離間する方向に移動して、分離ローラ12が分離揺動部材121に対して着脱可能な状態とする。分離揺動部材121は、ローラカバー120が閉位置から開位置に移動する動作に伴って、弾性部材18の付勢力により分離ローラ12を収容部122から突出する方向に移動させる。要は、本実施形態の分離揺動部材121は、ローラカバー120を閉位置から開位置に移動する動作に伴って、分離ローラ12の支持状態を解除する。
図10は、ローラカバー120の開位置への変位が完了した状態を示す。この状態では、上述したようなローラカバー120の開位置への動作との連動により、ピック押さえ部材13、シート検知センサ160もそれぞれ、分離ローラ12を上部ユニット103から離脱可能にする退避位置に変位している。また、支持部材121aも分離ローラ12の軸固定が外れる位置へと変位し、分離ローラ12も上部ユニット103から突出する方向へと変位している。図10における分離ローラ12の右下に作業者の手が差し込み可能な空間が確保され、作業者は矢印d10で示す経路で分離揺動部材121から分離ローラ12を取りだすことができる。このように本実施形態では、ローラカバー120の変位にピック押さえ部材13、シート検知センサ160、支持部材121aの変位を連動させることで、分離ローラ12の交換作業性をより向上させている。
新たな分離ローラ12を装着する手順は取り出す場合と逆の手順となる。つまり、図10の状態で新たな分離ローラ12を支持部材121aに装着し、ローラカバー120を回動して開位置から閉位置に変位させる。すると、ピック押さえ部材13は接触位置に戻る。また、シート検知センサ160は、ローラカバー120に回動規制部160cが当接することで検知位置に戻ることになる。さらに、支持部材121aも元の位置に戻るため、ばね部材121dによるばねの力で分離ローラ12の軸12bは固定状態となる。即ち、ローラカバー120が開位置から閉位置に移動する際に、一方の支持部材121aがばね部材121dの付勢力により他方の支持部材121bに向かって移動し、分離揺動部材121を分離ローラ12が着脱不能な状態とする。
このように本実施形態では、ローラカバー120の開位置から閉位置への変位に連動して、シート検知センサ160が非検知位置から検知位置へ、ピック押さえ部材13が非接触位置から接触位置へ、支持部材121aは固定状態へ、分離ローラ12は製品奥へ引っ込む方向へそれぞれ変位する。以上、本実施形態では、ローラカバー120を操作することで分離ローラ12の着脱を容易に行えるため、分離ローラ12の交換作業性を向上させることができる。
また、本実施形態の場合、ローラカバー120の変位に、ピック押さえ部材13、シート検知センサ160、支持部材121a、分離ローラ12の変位を連動させる仕組みは、ばね部材16、弾性部材18による付勢と、ローラカバー120とピック押さえ部材13及びシート検知センサ160、支持部材121a、軸12b間のそれぞれの当接を利用したものであるので、比較的簡単な構成で連動機構を実現できる。
なお、本実施形態の場合、図7に示す状態において、ばね部材16が圧縮されている態様について説明したが、これに限られず、図7に示す状態でばね部材16が自然長になっていても良い。この場合、分離ローラ12を交換するために上部ユニット103を図5に示した離間位置とすると、分離ローラ12周辺は図9(a)に示す状態となる。このとき、シート検知センサ160が自重によって図9(c)のd8方向と逆方向に回動するように設定されている場合、図9(c)に示すようにローラカバー120を開位置にすると、ばね部材16がシート検知センサ160をd8方向に付勢し、シート検知センサ160がd8方向と逆方向に回動することを防ぐことができる。これによってシート検知センサ160の先端が分離ローラ12着脱を妨げることを防止することができる。なお、この場合には、シート検知センサ160の回動規制部160cとローラカバー120の端部部材120aとを当接させなくても良い。
また、図7に示す状態において、シート検知センサ160が自重によって垂れ下がった状態となっており、図9(a)に示す状態において、シート検知センサ160が自重によって図9(c)のd8方向に回動するようにシート検知センサ160自体の重量バランスが設定されていても良く、その場合、ばね部材16を不要とすることができる。いずれにしても、上部ユニット103が離間位置となる動作に伴って、シート検知センサ160においてシートと当接する部分(検知部)が、図7におけるD1方向と逆方向、すなわち検知部が分離ローラ12から離れる方向に移動する力を受けることによって、上部ユニット103が離間位置となった場合にシート検知センサ160が分離ローラ12側に移動することによって分離ローラ12の着脱を妨げることを防止することができる。同様に、ピック押さえ部材13についても、自重のバランスなどにより、上部ユニット103が当接位置から離間位置に変位する動作に伴って、接触位置から、接触位置よりも分離ローラ12から離れた非接触位置に変位して、分離ローラ12の着脱を妨げることを防止することができる。
また、本実施形態ではローラカバー120、ピック押さえ部材13、シート検知センサ160、支持部材121a、軸12bの各変位を、これらの回動により実現したが、直進などによる変位でもよく、或いは、回動する部材と直進する部材とが混在してもよい。なお、本明細書では、変位は、回動やスライド移動を含む移動と同じ意味である。
また、本実施形態では、交換するローラとして分離ローラ12を対象としたが、ローラ対を構成する各種のローラの周辺構造として、上記の本実施形態の構成(例えばローラカバー120、ピック押さえ部材13、シート検知センサ160、支持部材121aの連動機構等)を適用可能である。例えば、第2搬送部20や第3搬送部30にも適用可能である。
なお、本発明は以上説明した実施形態に限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更をすることが可能である。また、本発明のシート搬送装置は、上述の画像読取装置だけでなく、例えば、シートに画像を形成する画像形成部を有する、複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置にも適用可能である。
1・・・載置台(積載部)/10・・・第1搬送部(シート搬送装置)/11・・・送りローラ(第1ローラ)/12・・・分離ローラ(第2ローラ)/12b・・・軸/13・・・ピック押さえ部材(送り部材)/18・・・弾性部材(ローラ付勢部)/70・・・画像読取ユニット(画像読取部)/100・・・画像読取装置/103・・・上部ユニット(第2ユニット)/104・・・下部ユニット(第1ユニット)/120・・・ローラカバー(カバー部材)/121・・・分離揺動部材(支持体)/121a、121b・・・支持部材/121c・・・突き当て部(係合部)/121db・・・ばね部材(支持付勢部)/122・・・収容部/160・・・シート検知センサ(検知部材)

Claims (16)

  1. シートを搬送する第1ローラと、
    前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、
    前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、
    前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、を備え、
    前記支持体は、前記第2ローラの軸を挟むように支持する一対の支持部材を有し、
    前記一対の支持部材のうちの一方の支持部材は、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って他方の支持部材から離間する方向に変位して、前記第2ローラが前記支持体に対して着脱可能な状態とする、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記一方の支持部材は、前記カバー部材と係合可能な係合部を有し、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に変位する際に前記係合部が前記カバー部材と係合することで、前記カバー部材の変位に伴って前記他方の支持部材から離間する方向に変位する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記支持体は、前記一方の支持部材を前記他方の支持部材に向けて付勢する支持付勢部を有し、
    前記カバー部材が前記開位置から前記閉位置に変位する際に、前記一方の支持部材が前記支持付勢部の付勢力により前記他方の支持部材に向かって変位し、前記支持体を前記第2ローラが着脱不能な状態とする、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記支持体を介して前記第2ローラを収容可能な収容部を備え、
    前記支持体は、前記カバー部材を前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って、前記第2ローラの少なくとも一部を前記収容部から突出させる、
    ことを特徴とする、請求項1から3の何れか一項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記第2ローラの少なくとも一部が前記収容部から突出する方向に前記支持体を付勢するローラ付勢部を備え、
    前記第2ローラは、前記カバー部材が前記閉位置にある状態では、前記ローラ付勢部の付勢力に抗して前記収容部内に位置し、
    前記支持体は、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って、前記ローラ付勢部の付勢力により前記第2ローラを前記収容部から突出する方向に変位させる、
    ことを特徴とする、請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第1ローラを有する第1ユニットと、
    前記第2ローラ、前記支持体、及び、前記カバー部材を有し、前記第2ローラが前記第1ローラに当接する当接位置と、前記第2ローラが前記第1ローラから離間する離間位置とに位置するように、前記第1ユニットに対して変位可能な第2ユニットと、を備え、
    前記カバー部材は、前記第2ユニットが前記離間位置にある状態で前記開位置に変位可能である、
    ことを特徴とする、請求項1から5の何れか一項に記載のシート搬送装置。
  7. シートを搬送する第1ローラと、
    前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、
    前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、
    前記支持体を介して前記第2ローラを収容可能な収容部と、
    前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、を備え、
    前記支持体は、前記カバー部材を前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って、前記第2ローラの少なくとも一部を前記収容部から突出させる、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  8. 前記第2ローラの少なくとも一部が前記収容部から突出する方向に前記支持体を付勢するローラ付勢部を備え、
    前記第2ローラは、前記カバー部材が前記閉位置にある状態では、前記ローラ付勢部の付勢力に抗して前記収容部内に位置し、
    前記支持体は、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って、前記ローラ付勢部の付勢力により前記第2ローラを前記収容部から突出する方向に変位させる、
    ことを特徴とする、請求項7に記載のシート搬送装置。
  9. 前記支持体は、前記カバー部材を前記閉位置から前記開位置に変位する動作に伴って、前記第2ローラの支持状態を解除する、
    ことを特徴とする、請求項7又は8に記載のシート搬送装置。
  10. 前記第1ローラを有する第1ユニットと、
    前記第2ローラ、前記支持体、前記収容部、及び、前記カバー部材を有し、前記第2ローラが前記第1ローラに当接する当接位置と、前記第2ローラが前記第1ローラから離間する離間位置とに位置するように、前記第1ユニットに対して変位可能な第2ユニットと、を備え、
    前記カバー部材は、前記第2ユニットが前記離間位置にある状態で前記開位置に変位可能である、
    ことを特徴とする、請求項7から9の何れか一項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記第2ユニットに取り付けられ、第2ユニットが前記当接位置にある状態において、前記第1ローラと前記第2ローラとが形成するニップ面を超える位置まで延在することで検知部がシートに接触してシートを検知する検知部材を備え、
    前記検知部材は、前記第2ユニットが前記当接位置から前記離間位置に変位する動作に伴って、前記検知部が前記第2ローラから離れる方向の力を受ける、
    ことを特徴とする、請求項6または10に記載のシート搬送装置。
  12. シートを積載する積載部と、
    前記第2ユニットに設けられ、前記積載部に積載されたシートに接触可能な接触位置において、前記第1ローラと前記第2ローラとのニップ部にシートを送ることを補助する送り補助部材と、を備え、
    前記送り補助部材は、前記第2ユニットが前記当接位置から前記離間位置に変位する動作に伴って、前記接触位置から、前記接触位置よりも前記第2ローラから離れた非接触位置に変位する、
    ことを特徴とする、請求項6、10、11の何れか一項に記載のシート搬送装置。
  13. シートを搬送する第1ローラと、
    前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、
    前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、
    前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、
    前記第1ローラを有する第1ユニットと、
    前記第2ローラ、前記支持体、及び、前記カバー部材を有し、前記第2ローラが前記第1ローラに当接する当接位置と、前記第2ローラが前記第1ローラから離間する離間位置とに位置するように、前記第1ユニットに対して変位可能な第2ユニットと、
    前記第2ユニットに取り付けられ、第2ユニットが前記当接位置にある状態において、前記第1ローラと前記第2ローラとが形成するニップ面を超える位置まで延在することで検知部がシートに接触してシートを検知する検知部材と、を備え、
    前記検知部材は、前記第2ユニットが前記当接位置から前記離間位置に変位する動作に伴って、前記検知部が前記第2ローラから離れる方向の力を受ける、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  14. シートを搬送する第1ローラと、
    前記第1ローラと対向する位置に配置された第2ローラと、
    前記第2ローラを着脱可能に支持する支持体と、
    前記第2ローラの周囲をカバーしてシートの搬送面を形成する閉位置と、前記第2ローラを前記支持体に対して着脱可能な開位置とに変位可能なカバー部材と、
    シートを積載する積載部と、
    前記第1ローラを有する第1ユニットと、
    前記第2ローラ、前記支持体、及び、前記カバー部材を有し、前記第2ローラが前記第1ローラに当接する当接位置と、前記第2ローラが前記第1ローラから離間する離間位置とに位置するように、前記第1ユニットに対して変位可能な第2ユニットと、
    前記第2ユニットに設けられ、前記積載部に積載されたシートに接触可能な接触位置において、前記第1ローラと前記第2ローラとのニップ部にシートを送ることを補助する送り補助部材と、を備え、
    前記送り補助部材は、前記第2ユニットが前記当接位置から前記離間位置に変位する動作に伴って、前記接触位置から、前記接触位置よりも前記第2ローラから離れた非接触位置に変位する、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  15. 前記第1ローラは、シートを装置内に給送する給送ローラであり、
    前記第2ローラは、前記第1ローラと前記第2ローラのニップ部に向けて送られる複数のシートから1枚ずつシートを前記給送ローラで給送できるように、前記複数のシートから他のシートを分離する分離ローラである、
    ことを特徴とする、請求項1から14の何れか一項に記載のシート搬送装置。
  16. 請求項1から15の何れか一項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置により搬送されるシートの画像を読み取る画像読取部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像読取装置。
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