JP2022026207A - 上部ユニットの姿勢可変装置 - Google Patents

上部ユニットの姿勢可変装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来に無い動作を実現することができ、姿勢が安定し易い構造を有する上部ユニットの姿勢可変装置を提供する。【解決手段】ベース部2、回転体3、主軸5、内側リング7、外側リング8及び3つ以上の高さ可変装置9を備える。回転体3は、中心部に軸穴3eを有し、ベース部2に第1軸線A1回りに回転可能に支持される。主軸5は、回転体3の軸穴3eに対して、第1軸線の方向にスライド可能に且つ第1軸線回りに回転不能に嵌め込まれる。内側リング7は、主軸5の周囲に配され、主軸5に対して、第1軸線と略交差する第2軸線A2回りに回動可能に連結される。外側リング8は、内側リング7の周囲に配され、内側リング7に対して、第1軸線の方向から視て第2軸線と異なる方向に延び且つ第1軸線と略交差する第3軸線A3回りに回動可能に連結される。3つの高さ可変装置9は、外側リング8の周方向の異なる部位の高さをそれぞれ変える。【選択図】図3

Description

本発明は、上部に搭載される上部ユニットの姿勢を変える上部ユニットの姿勢可変装置に関する。
従来、カメラ、マイクなどを含むユニットを上部に取り付け、そのユニットの姿勢を変えることができる装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
国際公開第2018/123431号
しかしながら、従来の上部ユニットの姿勢可変装置は、姿勢を変化させる際の動作が単調で面白みに欠けるものであった。一方、その動作を多様化すると、特定の姿勢が安定し難くなる場合がある。特に、上部ユニットにカメラが含まれる場合は、上部ユニットの姿勢が安定しないと、良質な画像データを得ることができない。
そこで、本発明は、従来に無い動作を実現することができ、姿勢が安定し易い構造を備える上部ユニットの姿勢可変装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、上部に搭載される上部ユニットの姿勢を変えることが可能な装置であることを前提とし、ベース部と、回転体と、主軸と、内側リングと、外側リングと、3つ以上の高さ可変装置と、を備える。前記回転体は、中心部に軸穴を有し、前記ベース部に第1軸線回りに回転可能に支持される。前記主軸は、前記回転体の前記軸穴に対して、前記第1軸線の方向にスライド可能に且つ前記第1軸線回りに回転不能に嵌め込まれる。前記内側リングは、前記主軸の周囲に配され、前記主軸に対して、前記第1軸線と略交差する第2軸線回りに回動可能に連結される。前記外側リングは、前記内側リングの周囲に配され、前記内側リングに対して、前記第1軸線の方向から視て前記第2軸線と異なる方向に延び且つ前記第1軸線と略交差する第3軸線回りに回動可能に連結される。前記3つ以上の高さ可変装置は、前記外側リングの周方向の異なる部位の高さをそれぞれ変えることが可能である。
本発明の第2の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、第1の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置において、前記高さ可変装置は、前記回転体に設置された電動アクチュエータと、前記主軸と前記電動アクチュエータの駆動部とを連動させるリンク機構と、を有する。前記リンク機構は、少なくとも1自由度の関節と3自由度の関節を含む。
本発明の第3の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、第2の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置において、前記電動アクチュエータの駆動部は、横方向を向いた回転軸であって、前記リンク機構は、その一部が前記電動アクチュエータの前記回転軸に固定された第1リンク部材と、その一部が前記回転軸と平行な第4軸線回りに回動可能に前記第1リンク部材の他部に連結された第2リンク部材と、前記第2リンク部材の他部と、前記外側リングとを連結するボールジョイント又はユニバーサルジョイントと、を含む。
本発明の第4の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、第2または第3の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置において、前記電動アクチュエータは、サーボモータである。
本発明の第5の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、第1~4の態様の何れか1の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置において、前記上部ユニットは、カメラおよび/またはマイクを有する。
本発明の第6の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、第1~5の態様の何れか1の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置において、前記主軸は、内部に配線が挿通された中空軸である。
本発明の第7の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、第1~6の態様の何れか1の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置において、前記第2軸線と前記第3軸線は互いに略直交する。
本発明の第8の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置は、第1~7の態様の何れか1の態様に係る上部ユニットの姿勢可変装置において、前記回転体は、周囲にリングギヤが形成されたドラムである。当該上部ユニットの姿勢可変装置は、前記リングギヤに噛合するピニオンと、前記ピニオンを回転駆動するモータと、を更に備える。
本発明によれば、従来に無い動作を実現することができ、姿勢が安定し易い構造を備える上部ユニットの姿勢可変装置を提供することができる。
本実施形態に係る上部ユニットの姿勢可変装置を斜め前方から見た斜視図である。 本実施形態に係る上部ユニットの姿勢可変装置を斜め後方から見た斜視図である。 高さ可変装置、主軸、内側リングおよび外側リングを示す斜視図である。 ベース部を示す斜視図である。 回転体、主軸、内側リングおよび外側リングを示す斜視図である。 回転体を示す部分断面図である。 主軸、内側リングおよび外側リングを示す図である。内側リングおよび外側リングのみを断面化している。 主軸、内側リングおよび外側リングを示す図である。内側リングおよび外側リングのみを断面化している。 主軸、内側リングおよび外側リングを示す図である。外側リングのみを断面化している。 主軸、内側リングおよび外側リングを示す平面図である。 本実施形態に係る上部ユニットの姿勢可変装置が上部筐体および下部筐体に収容された状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る上部ユニットの姿勢可変装置が上部筐体および下部筐体に収容された状態を示す正面図であって、上部ユニットの姿勢状態の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る上部ユニットの姿勢可変装置について、図面を参照しながら説明する。
図1~図3に示すように、本実施形態に係る上部ユニットの姿勢可変装置1は、ベース部2、回転体3、主軸5、回転体駆動装置6、内側リング7、外側リング8および高さ可変装置9を備えている。
ベース部2は、図2および図4に示すように、本実施形態では、中央に円形の開口10が形成された、平面視で略矩形のフレームを用いて構成されている。開口10には、回転体3が第1軸線A1回りに回転自在に嵌め込まれる。回転体3の最大径が、ベース部2の開口10の内径より大きいため、回転体3は、ベース部2の開口10の縁部に回転自在に支持される。
ベース部2には、モータ11および回転位置検出器12が取り付けられている。モータ11は、その出力軸13を上方に向けてベース部2に取り付けられている。出力軸13には、回転体3の外周に形成されたリングギヤ17と噛み合ったピニオン14が設けられている。モータ11には、例えばDCモータを用いることができる。回転位置検出器12は、その入力軸16を上方に向けてベース部に取り付けられている。入力軸16には、リングギヤ17と噛み合ったピニオン15が設けられている。回転位置検出器12には、例えばポテンショメータを用いることができる。回転位置検出器12が検出したベース部2の回転位置に関する情報は、後述するコントローラ等に転送される。
回転体3は、上述したように、ベース部2に回転自在に支持されている。本実施形態では、回転体3は、例えば図5に示すように、外周部に上記リングギヤ17が形成されたドラム18を用いて構成されている。リングギヤ17より低位置には、突起19が形成されている。この突起19は、回転体3の回転域を360°未満に制限するために設けられている。この突起19は、回転体3がベース部2に対して特定の回転位置まで回転したとき、ベース部2に設けられた係合部(不図示)と係合し、回転体3がそれ以上回転しないよう規制するために設けられている。
回転体3は、例えば図6に示すように、その上壁部3aが外周壁部3bの上端より低位置に形成され、上壁部3aの中央部から下方に向かって円筒部3cが延出している。円筒部3cと外周壁部3bとの間には、高さ可変装置9等を設置するための空間3dが形成されている。上壁部3aには、後述する第2リンク部材22が通る穴(不図示)が第2リンク部材32と同じ数だけ形成されている。また、円筒部3cの内側は、後述する主軸5が挿通する軸穴3eを形成している。この軸穴3eは、図6から明らかなように、回転体3の中心部に形成されている。
主軸5は、回転体3の軸穴3eに対して、第1軸線A1の方向にスライド可能に嵌め込まれている。但し、主軸5は、回転体3の軸穴3eに対して、第1軸線A1回りに回転不能に嵌め込まれている。回転不能とするために、例えば図7に示すように、主軸5の外周面6aに、スライド方向に沿って1又は複数(本実施形態では3本)の凸条23が形成され、この凸条23が軸穴3eに形成された溝25にスライド自在に嵌入している。
主軸5は、真直に延びたストレート部26と上端部に形成された球面部27とを有している。球面部27は、後述する内側リング7の可動域を多く確保するために設けられている。主軸5は、中空状に形成されており、内部に配線(不図示)が挿通される。内部に配線を通すことで配線を他の動作部から保護することができる。配線は、例えば上部ユニットと下部ユニットとを繋ぐ、給電線、信号線等である。
回転体駆動装置6は、例えば図2に示すように、回転体3の外周部に形成されたリングギヤ17と、このリングギヤ17と噛合したピニオン14と、ピニオン14を回転駆動するモータ11とで構成される。
内側リング7は、図3および図10に示すように、主軸5の周囲に配され、図8および図10に示すように、第2軸線A2回りに回動可能に、主軸5に対して連結されている。第2軸線A2は、第1軸線A1と略直交する。図8に示す例では、主軸5の球面部27から両側方に延びた2つの凸部27aと、内側リング7の内周部に形成された凹部7aとが嵌合している。これにより、内側リング7は、第2軸線A2回りに回動可能とされている。なお、第2軸線A2と第1軸線A1の位置関係は、略直交する場合に限定されず、略直交とは言い難い略交差であってもよい。
外側リング8は、図3および図10に示すように、内側リング7の周囲に配され、第3軸線A3回りに回動可能に、内側リング7に対して連結されている。第3軸線A3は、図10に示すように、第1軸線A1の方向から視て第2軸線A2と直交し、第1軸線A1と略交差している。図9に示す例では、内側リング7から両側方に延びた2つの凸部7bと、外側リング8の内周部に形成された凹部8aとが嵌合している。これにより、外側リング8は、第3軸線A3回りに回動可能とされている。なお、第3軸線A3と第2軸線A2の位置関係は、直交する場合に限定されず、直交とは言い難い交差であってもよい。
高さ可変装置9は、図3に示すように、電動アクチュエータ24、リンク機構32等で構成されている。高さ可変装置9は、3つ以上(本実施形態では3つ)設けられ、外側リング8の周方向の異なる部位の高さをそれぞれ変えることが可能である。
電動アクチュエータ24には、例えばサーボモータが用いられる。電動アクチュエータ24は、回転体3の空間3dに設置される。
リンク機構32は、図3に示すように、1自由度の関節30と、3自由度の関節31を含む。本実施形態におけるリンク機構32は、電動アクチュエータ24の横方向に配置された回転軸29と外側リング8とを連動可能に連結する。具体例として、第1リンク部材21、第2リンク部材22およびボールジョイント33を含むリンク機構32を挙げることができる。
第1リンク部材21には、アーム状の部材が使用されている。この第1リンク部材21の一部である基端部が電動アクチュエータ24の回転軸29に固定されている。
第2リンク部材22にも、アーム状の部材が使用されている。この第2リンク部材22の一部である基端部が、第1リンク部材21の他部である先端部に対して、第4軸線A4回りに回動可能に連結されている。第4軸線A4は、電動アクチュエータ24の回転軸29と平行である。第1リンク部材21と第2リンク部材22との結合部は、1自由度の関節30を構成する。
ボールジョイント33は、第2リンク部材22の他部である先端部と、外側リング8の外周部とを連結する。具体的には、ボールジョイント33は、先端に球35が形成され、基端が外側リング8の外周に接続されたボールスタッド36と、第2リンク部材22の先端部に形成されたソケット37で構成されている。球34とソケット37とは球面接触しているため、ボールジョイント33は、任意の方向に回転可能である。ボールジョイント33に代えてユニバーサルジョイントを採用することも可能である。なお、上記ボールジョイント33およびユニバーサルジョイントは、3自由度の関節31を構成する。
上部ユニット34は、外側リング8上に搭載され、外側リング8と一体に動作する。上部ユニット34は、カメラ、人感センサ、マイクおよび各種センサの何れか1つ以上を含んでいる。本実施形態では、上部ユニット34は、外側リング8に固定されるベースプレート39(図1参照)と、上記カメラ、人感センサ、マイクおよび各種センサ等を内蔵する上部筐体41(図11参照)とを備えている。
また、ベース部2、回転体3等は、図11に示すように、下部筐体42に収容されている。下部筐体42内では、回転体3の下方に、例えば、バッテリー、モータ11のコントローラ、および電動アクチュエータ24のコントローラが収容される。
以上に説明した構成を備える上部ユニットの姿勢可変装置1において、各電動アクチュエータ24の回転軸29を回転駆動させると、リンク機構32と外側リング8との連結部であるボールジョイント33の高さ位置が変化する。例えば、3つのボールジョイント33の高さ位置が同時に同程度上下動するように電動アクチュエータ24の駆動を制御すると、外側リング8および外側リング8に搭載された上部ユニット34は、傾斜することなく全体的に上昇または下降する。また、3つのボールジョイント33の高さ位置が相違するように電動アクチュエータ24の駆動を制御すると、外側リング8および外側リング8に搭載された上部ユニット34は、任意の方向に傾く動作を行う。さらに、モータ11を回転することで、回転体3、主軸5および外側リング8とともに、上部ユニット34を第1軸線A1回りに回転させることができる。もちろん、モータ11と電動アクチュエータ24は、同時に駆動させることも、別々に駆動させることも可能である。
以上に説明した、高さ可変装置9の構造から明らかなように、電動アクチュエータ24とモータ11の回転を適宜制御することで、上部ユニットの姿勢を様々な状態に変化させることができる。例えば、図12に、上部ユニットの姿勢可変装置1によって可能な上部ユニット34の姿勢の例を示す。(a)は、上部ユニット34が傾斜されることなく、最低位置に配置された基本状態を示す。(b)は、基本状態から上部ユニット34が傾斜することなく、比較的高い位置に持ち上げられた状態を示す。(c)は、(b)の状態から上部ユニット34が後方へ傾斜した状態(Tilt軸動作をしている様子)を示す。(d)は、(c)の状態から上部ユニット34が傾動した状態(Roll軸動作をしている様子)を示す。(e)は、(e)の状態から上部ユニット34が傾動しながら、第1軸線A1回りに回転する状態(Pan軸動作をしている様子)を示す。
なお、上記したモータ11のコントローラおよび電動アクチュエータ24のコントローラは、例えば、カメラ、人感センサ、マイク等からの入力情報に基づいて、モータ11、電動アクチュエータ24を駆動制御する。例えば、人感センサが人を感知した場合やマイクが人の声を感知した場合に、上昇・下降動作、Tilt軸動作、Roll軸動作、Pan軸動作などによって、あるいは、これらの動作を組み合わせて、カメラを人の顔の方向や声の聞こえる方向に向ける動作をさせることができる。また、Roll軸動作により、首をかしげるようなインタラクション(可愛らしい動作)を行わせることも可能である。
また、上部ユニットの姿勢可変装置1によれば、上記のように多様な動作を可能にしつつも、主軸5、内側リング7、外側リング8、リンク機構32等からなる構造によって、上部ユニット34がどのような姿勢であってもその姿勢を安定させることができる。
以上に説明した本発明は、その精神や主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。すなわち、上記の実施形態は例にすぎない。
1 上部ユニットの姿勢可変装置
2 ベース部
3 回転体
3e 軸穴
5 主軸
7 内側リング
8 外側リング
9 高さ可変装置
11 モータ
14 ピニオン
17 リングギヤ
18 ドラム
21 第1リンク部材
22 第2リンク部材
24 電動アクチュエータ
29 回転軸(駆動部)
30 1自由度の関節
31 3自由度の関節
32 リンク機構
33 ボールジョイント
34 上部ユニット
A1 第1軸線
A2 第2軸線
A3 第3軸線

Claims (8)

  1. 上部に搭載される上部ユニットの姿勢を変えることが可能な上部ユニットの姿勢可変装置であって、
    ベース部と、
    中心部に軸穴を有し、前記ベース部に第1軸線回りに回転可能に支持された回転体と、
    前記回転体の前記軸穴に対して、前記第1軸線の方向にスライド可能に且つ前記第1軸線回りに回転不能に嵌め込まれた主軸と、
    前記主軸の周囲に配され、前記主軸に対して、前記第1軸線と略交差する第2軸線回りに回動可能に連結された内側リングと、
    前記内側リングの周囲に配され、前記内側リングに対して、前記第1軸線の方向から視て前記第2軸線と異なる方向に延び且つ前記第1軸線と略交差する第3軸線回りに回動可能に連結された外側リングと、
    前記外側リングの周方向の異なる部位の高さをそれぞれ変えることが可能な3つ以上の高さ可変装置と、
    を備えることを特徴とする上部ユニットの姿勢可変装置。
  2. 前記高さ可変装置は、
    前記回転体に設置された電動アクチュエータと、
    前記主軸と前記電動アクチュエータの駆動部とを連動させるリンク機構と、
    を有し、
    前記リンク機構は、少なくとも1自由度の関節と3自由度の関節を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の上部ユニットの姿勢可変装置。
  3. 前記電動アクチュエータの前記駆動部は、横方向を向いた回転軸であって、
    前記リンク機構は、
    その一部が前記電動アクチュエータの前記回転軸に固定された第1リンク部材と、
    その一部が前記回転軸と平行な第4軸線回りに回動可能に前記第1リンク部材の他部に連結された第2リンク部材と、
    前記第2リンク部材の他部と、前記外側リングとを連結するボールジョイント又はユニバーサルジョイントと、
    を含む、ことを特徴とする請求項2に記載の上部ユニットの姿勢可変装置。
  4. 前記電動アクチュエータは、サーボモータである、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の上部ユニットの姿勢可変装置。
  5. 前記上部ユニットは、カメラおよび/またはマイクを有する、ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の上部ユニットの姿勢可変装置。
  6. 前記主軸は、内部に配線が挿通された中空軸である、ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の上部ユニットの姿勢可変装置。
  7. 前記第2軸線と前記第3軸線は互いに略直交する、ことを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の上部ユニットの姿勢可変装置。
  8. 前記回転体は、周囲にリングギヤが形成されたドラムであり、
    前記リングギヤに噛合するピニオンと、
    前記ピニオンを回転駆動するモータと、
    を更に備えることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の上部ユニットの姿勢可変装置。
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