JP2022024793A - 入出庫管理システム、入出庫管理装置、入出庫管理方法及び入出庫管理プログラム - Google Patents

入出庫管理システム、入出庫管理装置、入出庫管理方法及び入出庫管理プログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022024793000001
【課題】車両に搭載した荷物を施設の集積場所に積み卸す場合又は施設の集積場所に集積された荷物を車両に積み込む場合に、ドライバーの待ち時間を低減しつつバースの利用効率を高めることを課題とする。
【解決手段】荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行うドライバーの作業時間を計測し、作業時間に基づく作業実績時間をドライバーの識別情報に対応付けて記憶部に記憶し、ドライバーにより新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、新たな荷物の荷物量を取得し、取得された荷物量と記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、ドライバーによる新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出し、算出された作業予測時間を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各地に発送・配送する荷物を集荷し、仕分け、配送、在庫保管などを受け持つ施設(以下、「物流センター」と言う)への車両の入出庫予約を行う場合に、ドライバーの待ち時間を低減しつつ荷物の集積場所の利用効率を高めることができる入出庫管理システム、入出庫管理装置、入出庫管理方法及び入出庫管理プログラムに関する。
従来、物流センターに荷物を入庫する場合には、物流センターの荷物の積み下ろしを行う場所(以下、「バース」と言う)に荷物を搭載した車両を停車させ、車両のドライバーがバース内のある区画に荷物を集積する。
従来技術として、かかるバースを予約するシステムが知られている。例えば特許文献1には、物流センターへの入庫予約を受け付けるとともに、物流センターでの実際の作業状況を取得し、受け付けた入庫予約と実際の作業状況とに基づいてドライバーに対して作業指示を行うことができる入出庫予約システムが開示されている。
特開2019-133667号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、あらかじめ予約された作業予定時間と実際の作業状況とから作業指示をドライバーに対して行うものであるため、作業予定時間が不正確である場合には、ドライバーの待ち時間及びバースの利用効率に係る問題が生ずる。
例えば、実際の作業時間よりも長い作業予定時間が設定されたならば、作業間隔が空くためにバースを効率良く利用することができない。一方、実際の作業時間よりも短く作業予定時間が設定されたならば、物流センターでのドライバーの待ち時間(待機時間)が生ずる。
これらのことから、物流センターへの入庫予約を行う場合に、いかにしてドライバーの待ち時間を低減しつつバースの利用効率を高めるかが重要な課題となっている。なお、かかる課題は、物流センターへの入庫予約を行う場合だけではなく、物流センターからの出庫予約を行う場合にも同様に生ずる課題である。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、車両に搭載した荷物を施設の集積場所に積み卸す場合又は施設の集積場所に集積された荷物を車両に積み込む場合に、ドライバーの待ち時間を低減しつつバースの利用効率を高めることができる入出庫管理システム、入出庫管理装置、入出庫管理方法及び入出庫管理プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測部と、前記計測部により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得部と、前記荷物量取得部により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出部と、前記作業予測時間算出部により算出された作業予測時間を出力する出力部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の顔情報を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された顔画像に基づいて、作業者を一意に識別する識別情報を特定する特定部とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記作業者に係る作業者情報を受け付ける受付部と、
前記受付部により受け付けた前記作業者の作業者情報と、該作業者の識別情報と、該作業者の顔情報とを対応付けて管理する管理部とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記作業者による荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業の予約を受け付ける作業予約受付部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記出力部は、前記作業予約受付部が前記作業者による荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業の予約を受け付けたならば、前記作業予測時間算出部により算出された作業予測時間を出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記荷物量取得部は、積み込み作業又は積み下ろし作業が行われた荷物量を計測し、計測された荷物量を取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記計測部は、所定の領域における前記作業者の特定の動きに基づいて、該作業者による荷物の積み込み作業時間又は積み下ろし作業時間を計測することを特徴とする。
また、本発明は、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測部と、前記計測部により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得部と、前記荷物量取得部により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出部と、前記作業予測時間算出部により算出された作業予測時間を出力する出力部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者に係る情報を管理する入出庫管理装置を含む入出庫管理システムにおける入出庫管理方法であって、
前記入出庫管理装置が、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測工程と、前記入出庫管理装置が、前記計測工程により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶部に記憶する記憶工程と、前記入出庫管理装置が、前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得工程と、前記入出庫管理装置が、前記荷物量取得工程により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出工程と、前記入出庫管理装置が、前記作業予測時間算出工程により算出された作業予測時間を出力する出力工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者に係る情報を管理する入出庫管理装置で実行される入出庫管理プログラムであって、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測手順と、前記計測手順により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶部に記憶する記憶手順と、前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得手順と、前記荷物量取得手順により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出手順と、前記作業予測時間算出手順により算出された作業予測時間を出力する出力手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、車両に搭載した荷物を施設の集積場所に積み下ろす場合又は施設の集積場所に集積された荷物を車両に積み込む場合に、ドライバーの待ち時間を低減しつつバースの利用効率を高めることができる。
図1は、実施形態1に係る入出庫管理システムの概要を説明するための説明図である。 図2は、図1に示した入出庫管理システムのシステム構成を示す図である。 図3は、図2に示したドライバー端末の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図2に示した入出庫管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、図4に示した入出庫管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態2に係る入出庫管理システムのバース内での作業行程の概要を説明するための図である。 図7は、本実施形態2に係る入出庫管理システムの作業工程を特定する仕組みを説明するための図である。 図8は、実施形態2に係る入出庫管理装置の作業時間計測時の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、本実施形態3に係る入出庫管理装置の作業予測時間一例を示す図である。 図10は、本実施形態3に係る入出庫管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、本実施形態4に係る入出庫管理装置の作業進捗の勾配を示す図である。 図12は、本実施形態4に係る入出庫管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る入出庫管理システム、入出庫管理装置、入出庫管理方法及び入出庫管理プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
まず、本実施形態1に係る入出庫管理システムの概要について説明する。図1は、本実施形態1に係る入出庫管理システムの概要を説明するための説明図である。
従来、物流センターに荷物を入庫する場合には、物流センターのバースに荷物を搭載した車両を停車させ、車両のドライバーがバース内の所定の区画に荷物を集積する。かかる場合に、あらかじめ物流センターの入出庫を予約する従来技術が知られており、物流センターへの入庫予約を受け付けるとともに、物流センターで実際の作業状況を取得し、受け付けた入庫予約と実際の作業状況とに基づいてドライバーに対して作業指示を行う。
しかしながら、上記従来技術のものは、あらかじめ予約された作業予定時間と実際の作業状況とから作業指示をドライバーに対して行うものであるため、予約者により入力される作業予定時間が不正確である場合には問題が生ずる。例えば、実際の作業時間よりも長い作業予定時間が設定されたならば、作業間隔が空くためにバースを効率良く利用することができず、実際の作業時間よりも短い作業予定時間が設定されたならば、物流センターでのドライバーの待ち時間(待機時間)が生ずる。このため、入出庫の予約を行う場合に、正確な作業予定時間を設定することが望まれる。
また、ドライバーが車両を運転して物流センターに到着し、物流センターの駐車スペースに駐車して待機する場合に、上記従来技術によれば、ドライバーは作業指示を受けるまでバースに直ちに移動できる態勢で待機しなければならない。作業指示が直前に行われる可能性があるためである。その結果、ドライバーは休憩室などで寛ぐことができず、食堂で食事を採ることが難しい可能性がある。このため、ドライバーがバースでの正確な作業予定時間が判明していることが望ましい。
これらのことから、本実施形態1に係る入出庫管理システムでは、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行うドライバーの作業時間を計測し、作業時間に基づく作業実績時間をドライバーの識別情報に対応付けて記憶部に記憶し、ドライバーにより新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、新たな荷物の荷物量を取得し、取得された荷物量と記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、ドライバーによる新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出し、算出された作業予測時間を出力するよう構成した。
これにより、運送会社が入出庫の予約を行う場合に、ドライバーの作業実績と荷物量から作業予測時間を算定し、ドライバーの作業予測時間を考慮した正確な入出庫の予約を行うことができる。また、ドライバーが車両を運転して物流センターに到着した時点で、バースでの正確な作業予定時刻を提示することができる。
次に、本実施形態1に係る入出庫管理システムの概要について説明する。図1は、実施形態1に係る入出庫管理システムの概要を説明するための説明図である。ここでは、あらかじめ運送会社が、荷物が積載された車両(ドライバーAが担当)の物流センターへの入庫時間を予約しているものとする。また、あらかじめドライバーAの作業実績時間が登録されているものとする。
図1に示すように、この入出庫管理システムは、ドライバーAが物流センターに到着すると、物流センターのゲートに設置されているゲートカメラ41によりドライバーAの顔画像を撮像する。そして、ドライバーAの顔画像をあらかじめ登録した複数の顔画像と1対N照合を行い、該当する顔画像が存在する場合には、ドライバーAを一意に特定する作業者識別情報を取得する(S1)。
その後、あらかじめ登録されたドライバーAの作業実績時間と荷物量から今回の作業に掛かる作業予測時間を算出する(S2)。これにより、ドライバーAよりも先に物流センターに到着した他のドライバーについても同様に作業予測時間が算出されるため、この作業予測時間に基づいて、ドライバーAの作業開始予定時刻を算定することができる。
その後、ドライバーAは、駐車スペースD1に車両を移動させ(S3)、バースでの荷物の積み下ろしまで待機する。入出庫管理システムは、実際のバースの使用状況とドライバーAの作業開始予定時刻から、何分後にどのバースが利用可能となるかをドライバーAに通知する。ドライバーAは、駐車スペースD1にてバースが利用可能となる予測時間まで待機する(S4)。
そして、入出庫管理システムは、バースが利用可能となったならば、車両を移動するバースの停車位置を示すバース番号をドライバーAに通知する。ドライバーAは、バースBの位置に車両を移動し、荷物の積み下ろしを行う(S5)。なお、ドライバーAの作業実績データを取得するため、ドライバーAが荷物の積み下ろし作業を開始したならば、積み下ろしに要した作業時間と荷物量を記憶する。
ドライバーAは、荷物の積み下ろし作業を終えたならば、車両をバースBから移動させ、物流センターから出庫させる。この際、ゲートに設置されたゲートカメラ41でドライバーの顔画像を撮像して顔照合処理を行い、ドライバー識別情報を特定したならば、出庫完了とする(S6)。
なお、ここでは説明の便宜上、ドライバーAの顔画像を用いてドライバーAの認証処理を行う場合を示したが、ドライバーAが運転する車両のナンバープレートを用いた認証処理を併用することもできる。
<入出庫管理システムのシステム構成>
次に、本実施形態1に係る入出庫管理システムのシステム構成について説明する。図2は、図1に示した入出庫管理システムのシステム構成を示す図である。図2に示すように、この入出庫管理システムは、運送会社端末10と、ドライバー端末20と、入出庫管理装置30とを有する。運送会社端末10、ドライバー端末20及び入出庫管理装置30は、ネットワークNを介して接続されている。また、入出庫管理装置30には、ゲートカメラ41と、バースカメラ42が接続されている。
運送会社端末10は、運送会社に配設された端末装置であり、ウエブブラウザを搭載するとともにインターネット接続機能を有する。この運送会社端末10は、インターネット上の所定のウエブサーバにアクセスし、物流センターへの入庫予約をすることができる。
ドライバー端末20は、ドライバーが所持するスマートフォンなどの端末装置であり、ウエブブラウザを搭載するとともにインターネット接続機能を有する。このドライバー端末20には、入出庫管理用のアプリケーション(以下、単に「入出庫管理アプリ」と言う)がインストールされている。ドライバーがこの入出庫管理アプリを起動することにより、入出庫予約の確認、バース空き予測時間の表示、着車するバース番号の表示、荷物の積み下ろし作業の作業開始および終了の通知を行うことができる。なお、ここではドライバー端末20を携帯端末とする場合について説明するが、車載装置又はドライバーの休憩場所に配設された端末装置をドライバー端末20とすることもできる。
入出庫管理装置30は、入出庫予約の受付処理と、入出庫予約の承認処理と、ドライバー及び車両の認証処理と、ドライバーの作業予測時間の算出処理及び作業予測時間の出力処理と、ドライバーへのバース空き予測時間及びバース番号の通知処理と、荷物の積み下ろし作業時間の計測処理及び作業者情報の更新処理とを行う装置である。
具体的には、ドライバーが物流センターで荷物の積み下ろしをする場合に、積み下ろしを行う荷物量、ドライバーの識別情報及びドライバーの作業実績時間を参照し、ドライバーのバース内での作業予測時間を算出する。また、ドライバーの積み下ろし作業の作業時間を記録し、積み下ろしの荷物量、ドライバーの識別情報と紐付けてドライバーの作業者情報を更新する。
ゲートカメラ41は、物流センターのゲートに設置され、物流センターに入出庫する車両を運転するドライバーの顔画像を撮像し、撮像した顔画像を入出庫管理装置30に送信する。なお、ゲートカメラ41が車両のナンバープレートを撮像する場合には、撮像した車両のナンバープレートの画像を入出庫管理装置30に送信する。バースカメラ42は、物流センターの各バースに設置されており、バースへの車両の着車状況の撮像、ドライバーの顔画像の撮像、ドライバーによる作業状況の撮像を行い、撮像した画像を入出庫管理装置30に送信する。
<ドライバー端末20の構成>
次に、図2に示したドライバー端末20の構成について説明する。図3は、図2に示したドライバー端末20の構成を示す機能ブロック図である。このドライバー端末20は、インターネットを介したウエブサーバへのウエブアクセスを可能とするウエブブラウザを搭載したスマートフォンなどの端末装置である。
図3に示すように、ドライバー端末20は、操作表示部21、通信I/F部22、制御部23及び記憶部24を有する。ここでは本実施形態1に関連する機能を図示することとし、一般的なスマートフォンが有するその他の各種機能についての説明を省略する。
操作表示部21は、タッチパネル式液晶ディスプレイ等の入出力デバイスである。通信I/F部22は、移動通信規格である第3世代移動通信方式、第4世代移動通信方式又は第5世代移動通信方式等による無線通信、無線LAN(Local Area Network)等による近距離無線通信などを行うインターフェース部である。
制御部23は、ドライバー端末20の全体を制御する制御部であり、作業予約情報受付部23a、バース情報取得部23b及び作業情報送信部23cを有する。実際には、これらプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、作業予約情報受付部23a、バース情報取得部23b及び作業情報送信部23cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
作業予約情報受付部23aは、入出庫管理装置30で受け付けられたドライバーAの作業予約情報を取得し、その情報を作業予約情報24aとして記憶部24に記憶する。作業予約情報には、入庫の日時、荷物情報(例えば商品名、個数、重量、サイズ、形態等)、運送会社名、ドライバーの作業者識別情報、車両のナンバー等の情報が含まれる。
バース情報取得部23bは、ドライバーAが物流センターに入庫後、入出庫管理装置30から送信されるバース着車までの待ち時間であるバース空き予測時間と作業を行うバース番号を取得し、バース情報24bとして記憶部24に記憶する。また、入出庫管理装置30よりバースが空いた旨を示す通知を受信したならば、操作表示部21に表示する。
作業情報送信部23cは、ドライバーAがバース内で荷物の積み下ろし作業を行う場合に、作業開始及び作業終了の操作を受け付け、入出庫管理装置30に通知する。具体的には、操作表示部21に、作業開始ボタンと作業終了ボタンを表示し、作業開始時に作業開始ボタンが押下操作されたならば、その時刻情報を入出庫管理装置30に送信する。また、作業終了時に作業終了ボタンが押下操作されたならば、その時刻情報を入出庫管理装置30に送信する。
記憶部24は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、作業予約情報24a及びバース情報24bを記憶する。なお、これらの情報についてはすでに説明したため、ここではその詳細な説明を省略する。
<入出庫管理装置30の構成>
次に、図2に示した入出庫管理装置30の構成について説明する。図4は、図2に示した入出庫管理装置30の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、入出庫管理装置30は、表示部31、操作部32、通信I/F部33、制御部34、記憶部35と入出庫管理装置30に接続されたゲートカメラ41及びバースカメラ42を有する。
表示部31は、液晶パネル又はディスプレイ装置などの表示デバイスであり、操作部32は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。通信I/F部33は、運送会社端末10やドライバー端末20などの他の装置と通信を行う場合に用いるインターフェース部である。
制御部34は、入出庫管理装置30の全体を制御する制御部であり、作業予約受付部34a、作業者識別情報管理部34b、バース状況管理部34c、荷物量取得部34d、作業時間計測部34e、作業予測時間算出部34f及び作業予測時間出力部34gを有する。実際には、これらプログラムをCPUにロードして実行することにより、作業予約受付部34a、作業者識別情報管理部34b、バース状況管理部34c、荷物量取得部34d、作業時間計測部34e、作業予測時間算出部34f及び作業予測時間出力部34gにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
作業予約受付部34aは、運送会社端末10から通知された入出庫の予約情報を受け付けるとともに、物流センターの稼働状況を参照し、予約情報を受付可能な場合には受付完了の情報を送信し、受付不可な場合には予定の変更を促す情報を送信する。また、受け付けた予約情報は、作業予約情報として記憶部35に記憶する。なお、予約情報には、入庫日時、荷物情報(例えば商品名、個数、重量、サイズ、形態等)、運送会社名、ドライバーの作業者識別情報、車両のナンバー等の情報が含まれる。
作業者識別情報管理部34bは、ドライバーの認証を行う。具体的には、入出庫時のゲートカメラ41で撮像されたドライバーの顔画像と、入出庫管理装置30の作業者情報35bに記憶された情報に基づいて顔認証を行い、ドライバーの作業者識別情報を特定する。そして、作業予約受付部34aで予約された予約情報のドライバーの作業者識別情報と作業者識別情報管理部34bで認証されたドライバーの作業者識別情報とが一致したならば、認証OKとしてドライバーを物流センターに入出庫させる。また、バースに車両を停車する場合も、バースカメラ42で撮像されたドライバーの顔画像に基づいて顔認証を行い、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行っているドライバーの作業者識別情報を特定する。
バース状況管理部34cは、物流センターのバースの作業状況を管理し、ドライバーに対して、利用可能となるバース空き予測時間の通知、バースが空いた旨の通知を行う。
荷物量取得部34dは、作業予約受付部34aで予約された予約情報に基づいて荷物量に関する情報を取得する。また、ドライバーがバース内で積み込み作業又は積み下ろし作業を行った荷物量の計測を行い、荷物量の取得を行う。具体的には、ドライバーがバース内で積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、バースカメラ42で撮像したバース内の画像の中から荷物の画像を選択し、選択した画像に基づいて荷物量を取得する。
作業時間計測部34eは、ドライバーAがバース内で作業した時間を計測する。具体的には、バースに停車したドライバーAの顔画像をバースカメラ42により撮像したならば、ドライバーAの顔画像に基づいて作業者識別情報を特定し、ドライバーの骨格認証又は画像処理により積み込み動作又は積み下ろし動作の作業開始時刻、作業終了時刻を特定する。そして、作業終了時刻と作業開始時刻の時間差を作業実績時間とする。なお、作業開始時と作業終了時にドライバーAにドライバー端末20より開始ボタン及び終了ボタンを押下操作させ、この時間差を作業実績時間とすることもできる。
作業予測時間算出部34fは、ドライバーAによる荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業の作業予測時間を算出する。具体的には、予約情報に含まれているドライバーの作業者識別番号、荷物情報、記憶部35に記憶された作業者情報35bに含まれる作業実績時間を利用して、作業が完了するまでの作業予測時間を算出する。
作業予測時間出力部34gは、作業予測時間算出部34fで算出された作業予測時間の出力を行う。この作業予測時間は、運送会社端末10から入出庫予約を行う場合に利用することができる。例えば、運送会社端末10から入出庫予約を行う場合に、ドライバーに適した作業予測時間を参考データとして呈示することができる。また、バースの作業割当のスケジュール管理に利用することもできる。
記憶部35は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、予約情報35a、作業者情報35b及び車両情報35cを記憶する。予約情報35aは、作業予約受付部34aで受け付けられた作業の予約情報である。予約情報には、入庫の日時、荷物情報(例えば商品名、個数、重量、サイズ、形態等)、運送会社名、ドライバーの作業者識別情報、車両のナンバー等の情報が含まれる。
作業者情報35bは、ドライバーに関するデータであり、ドライバーの氏名、作業者識別番号、作業実績時間等の情報が含まれる。なお、作業実績時間は、荷物量に応じて変化するため、荷物量のカテゴリを設定し、実績値としてデータを蓄積することで作業予測時間の算出精度を向上することができる。
車両情報35cは、物流センターに入庫する車両の車種、積載量、ナンバー等の情報が含まれる。この車両情報35cは、車両が物流センターに入出庫するときの車両の認証時に利用される。
<入出庫管理装置30の処理手順>
次に、入出庫管理装置30の処理手順について説明する。図5は、図4に示した入出庫管理装置30の処理手順を示すフローチャートである。図5に示すように、入出庫管理装置30は、車両が物流センターのゲートを通過して物流センターに進入したならば(ステップS101)、物流センターのゲートに設置されたゲートカメラ41でドライバーAの顔画像を撮像する。その後、撮像された顔画像と記憶部35に記憶された作業者情報35b内の顔画像とを照合処理し、ドライバーAの作業者識別情報を特定する(ステップS102)。
入出庫管理装置30は、ドライバーAの作業者識別情報を特定したならば、記憶部35に記憶された予約情報35aに含まれる荷物量の情報と、記憶部35に記憶された作業者情報35bの作業実績時間の情報とに基づいて、今回予約された作業の作業予測時間を算出する(ステップS103)。入出庫管理装置30は、算出した作業予測時間を用いてドライバーAが作業を行うバースの割当てを行い、利用予定のバースが空き状態となる空き予測時間を算出して、ドライバーAに通知する(ステップS104)。
入出庫管理装置30は、バースカメラ42で撮像した画像によりバースの空き情報を監視し、バースに空きが生じたならば(ステップS105:Yes)、ドライバーAにバース番号を通知する(ステップS106)。バースが空かない場合には、バースが空くまで監視を続行する(ステップS105:No)。
その後、入出庫管理装置30は、車両が所定のバースの位置に着車したならば(ステップS107:Yes)、車両から降車するドライバーAの顔画像をバースカメラ42で撮像し、撮像された顔画像と記憶部35に記憶された作業者情報35b内の顔画像を照合処理し、ドライバーAの作業者認識情報を特定する(ステップS108)。車両が所定のバースに到着しない場合は、車両が到着するまで監視を続行する(ステップS107:No)。
その後、ドライバーAがバース内で荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を開始したならば、作業時間の計測を開始する(ステップS109)。なお、作業開始時刻はバースカメラ42が撮像した画面を対象としてドライバーAの骨格認証を行い、ドライバーAが積み込み動作又は積み下ろし動作を検知した時刻とする。また、ドライバーAが作業開始ボタンを押下操作した時刻を作業開始時刻とすることもできる。
作業終了時刻は、ドライバーAの骨格認証により、ドライバーAによる荷物の積み込み動作又は積み下ろし動作が終わったタイミング、又は、荷物量取得部34dで取得した荷物量が予約情報の荷物量に達した時点の時刻を作業終了時刻とし、作業時間の計測を終了する(ステップS110)。なお、ドライバーAが作業終了ボタンを押下操作した時刻を作業終了時刻とすることもできる。
入出庫管理装置30は、作業開始時刻と作業終了時刻の時間差を作業実績時間とし、ステップS108で認証したドライバーAの作業者識別情報と予約情報35aから得られる荷物量情報とを関連付けて記憶部35の作業者情報35bに記憶する(ステップS111)。
入出庫管理装置30は、ドライバーAが、車両を運転して物流センターのゲートを通過する場合に、ゲート付近に設置されたゲートカメラ41でドライバーAの顔画像を撮像し、記憶部35に記憶したドライバーAの顔画像と照合処理し、ドライバー識別情報が特定できたならば出庫完了とする(ステップS112)。
上述してきたように、本実施形態1に係る入出庫管理システムは、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行うドライバーの作業時間を計測し、作業時間に基づく作業実績時間をドライバーの識別情報に対応付けて記憶部35に記憶し、ドライバーにより新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、新たな荷物の荷物量を取得し、取得された荷物量と記憶部35に記憶された作業実績時間とに基づいて、ドライバーによる新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出し、算出された作業予測時間を出力するよう構成したので、ドライバーの過去の作業実績時間に基づいて正確な作業予測時間を算定することができる。
なお、本実施の形態1では、ドライバーによる荷物の積み下ろし準備、個々の荷物の積み下ろし、積み下ろし後の移動準備等の一連の時間を予測した時間を作業予測時間とする場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つの荷物を積み下ろす基準時間に荷物量を乗算した時間を作業予測時間とすることもできる。
[実施形態2]
ところで、上記の実施形態1では、ドライバーのバース内における過去の作業実績時間に基づいて作業予測時間を算出する場合を示したが、バース内での実際の作業には、複数の作業行程がある。かかる作業行程ごとの作業時間を別々に計測することにより、作業予測時間をより正確に特定することもできる。そこで、本実施形態2では、バース内でドライバーが行う複数の作業行程の作業時間を個別に計測する場合を説明する。
本実施形態2では、バース内における作業時間を計測する場合に、人の骨格認証による動作の検知結果と、検知された作業エリアの情報や動作の順序情報とに基づいて作業の種類を特定する。具体的には、バースカメラ42の画像において、荷物の積み下ろし作業を行うエリアとそれ以外のエリアとに区分するとともに、ドライバーの骨格認証によって積み下ろしの作業に関わる動作であるか否かを判定する。また、エリア内での人数等の情報を組み合わせることにより作業行程を特定する。
次に、特定された作業行程に関わる作業時間を個別に計測する。作業時間の計測を行う場合には、作業行程の開始時刻と、次の作業行程に移行した時刻を前作業の終了時刻として、作業開始時刻と作業終了時刻の時間差を求める。個々の作業時間は、記憶部35に記憶される。
このように、バース内作業の個々の作業時間を特定することにより、バース内作業の効率向上を検討する場合に、どの作業行程から優先的に検討をすべきかを明確化することが可能になる。
次に、本実施形態2に係る入出庫管理システムのバース内での作業の概要について説明する。図6は、本実施形態2に係る入出庫管理システムのバース内での作業行程の概要を説明するための図である。
図6に示すように、バース内での作業行程には、ドライバーが本来の荷物の積み下ろしを行う荷役(S11)と、物流センター側で必要な付帯業務(S12)と、積み下ろしをした荷物の検品(S14)とが存在する。これらの作業工程に対応して、車両がバースに着車するまでの時間(S10)、ドライバーが本来の荷物の積み下ろしを行う荷役の時間(S11)、付帯業務(S12)の実施時間、積み下ろしをした荷物の検品を受ける前の検品待ち時間(S13)、検品に要する時間(S14)及び検品後の付帯業務(S15)が存在する。
次に、本実施形態2に係る入出庫システムの作業工程を特定する仕組みを説明する。図7は、本実施形態2に係る入出庫管理システムの作業工程を特定する仕組みを説明するための図である。
図7に示すように、バース内における作業工程の特定については、人の骨格認証による動作の検知と、バース内を撮像するバースカメラ42の画面中に荷物の積み下ろしを行うエリア(以下、「荷卸エリア」と言う)を特定し、この荷卸エリア内に人が所在するか否か、さらに荷卸エリア内に何名が所在するか等の情報を組み合わせて作業工程を特定する。
まず、車両がバースに着車する状態では、バース内に設置されているバースカメラ42で撮像されている画像には、車両しか写っていない(S10)。このため、画像内に車両のみが存在する場合には「バースに着車した状態」であると特定する。
また、ドライバーが車両貨物室内あるいは荷卸エリア内で骨格認証している場合には、ドライバーが荷物の積み下ろし作業を行う荷役行程であると特定する(S11)。また、ドライバーが荷卸エリア外で骨格認証されるか、ドライバーが画像内からフレームアウトする場合は、付帯業務の実施中であると特定する(S12、S15)。
また、荷卸エリア内でドライバーの骨格認証が行われ、且つ、ほぼ静止状態であるならば、ドライバーの検品待ち状態であると特定する(S13)。また、検品待ち行程の状態から、荷卸エリア内でドライバーの他に物流センターの作業員が加わり、2名以上で骨格認証が行われ、且つ、ほぼ静止状態であるならば、検品状態であると特定する(S14)。
このように、各作業行程における特定条件を適用しながら、ドライバーの作業を特定し、その作業を行っている時間を作業開始時刻と作業終了時刻の差で計測し、入出庫管理装置30の記憶部35の作業者情報35bに作業者識別情報と関連付けて作業実績時間を記憶する。
次に実施形態2に係る入出庫管理装置30の作業時間計測時の処理手順を説明する。図8は、実施形態2に係る入出庫管理装置30の作業時間計測時の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、入出庫管理装置30は、ドライバーAがバースに着車する(ステップS201)と、降りてきたドライバーAの顔画像をバースカメラ42で撮像し、その撮像された顔画像と入出庫管理装置30の記憶部35に記憶されている作業者情報35b内の顔画像を照合し、ドライバーAの作業者認識情報の認証を行う(ステップS202)。
次に、入出庫管理装置30は、作業工程の特定を行うためにバースカメラからの画像を入手し(ステップS203)、画像分析を行う(ステップS204)。具体的には、バースカメラ42で撮像されているバースの画像について、人の骨格認証の結果と、荷卸エリアの人の有無及び作業工程の順序情報の組み合わせによる分析であり、例えば、ドライバーAの骨格認証で何からの活動を行っており、活動エリアが車両貨物室内又は荷卸エリアであるならば、作業工程は「荷役」であると判定し(ステップS205)、作業時間の計測を開始する(ステップS206)
その後、バースカメラからの画像入手(ステップS207)、画像分析(ステップS208)、作業工程の特定(ステップS209)の作業を繰り返しながら次の作業工程に移行したかどうかの判定を続ける(ステップS210:No)。作業工程が変化した場合(ステップS210:Yes)、作業工程が変化した時刻を、移行される前の作業工程の作業終了時刻とし、作業終了時刻と作業開始時刻の差を、移行される前の作業工程の作業実績時間として記憶部35に記憶するとともに(ステップS211)、次の作業工程の作業時間として新たに計測を開始する(ステップS212)。
その後、バース内での作業工程がすべて完了したかを判定し、完了した場合には(ステップS213:Yes)、作業工程の特定及び作業時間の計測を終了する。これに対して、作業工程がまだ完了していない場合は、次の作業工程の特定を継続する(ステップS213:No)。なお、車両がバースから離れた場合或いはドライバー端末から作業完了の通知が送信された場合、バース内での作業工程がすべて完了したと判定する。
このように、本実施形態2に係る入出庫管理システムは、ドライバーのバース内作業において、異なる複数の作業工程を特定し、作業時間を個別に計測することができる。これにより、バース内作業の効率化を高める時に、どの作業工程を優先的に検討すべきか明確化することができる。
[実施形態3]
ところで、バース内の作業時間に制限が設けられている場合がある。このため、本実施形態3では、物流センターの運営上或いは荷物の性質上、バース内の作業時間に制限が掛けられている状況での作業手配を行う場合を説明する。
本実施形態3では、例えば荷物が冷凍食品である場合には、バース内での荷役作業を30分以内で終わらせなければならない。また、物流センターの入荷件数が多く、バースの利用時間が1時間しか割当てられない場合もある。かかる場合に、入出庫管理装置30の作業者情報内の作業実績時間を活用して作業割当てを行うことができる。
次に、本実施形態3に係る入出庫管理システムの概要について説明する。図9は、本実施形態3に係る入出庫管理装置の作業予測時間の一例を示す図である。本実施形態3に係る入出庫管理システムは、運送会社端末10から作業予約の要求を受け付けたならば、作業予約情報に含まれるドライバーの作業者識別情報と荷物量、商品の情報と、記憶部35に記憶された作業者情報35bに含まれるドライバーの作業実績時間とから、作業予測時間を算出する。
図9に示すように、作業予約情報の担当ドライバーがドライバーAだった場合、ドライバーAの作業実績時間から作業予定時間を算出すると、ドライバーAは、作業終了するまでにta時間必要であることが分かる。ところが、バース内に割当てられた制限時間をtlimitとすると、ドライバーAの作業時間が制限時間を超えてしまう(ta>tlimit)ことが分かる。このように、作業終了時間を超えているならば、制限時間内に作業が終了していないことになる。このため、商品の品質劣化やバース利用効率の低下を招く結果となる。
一方、別のドライバーBの作業実績時間より作業予定時間を算出すると、ドライバーBは、作業終了するまでにtb時間必要であることが分かり、このドライバーBが作業を終了する作業予測時間は、制限時間内(tb<tlimit)であることが分る。
このように、作業時間に制限がある場合には、ドライバーの荷役能力を考慮して作業予約を行うことでバース内の作業効率を高めることができる。また、制限時間内に作業を完了できるドライバーがいない時は、物流センター側で支援員を入れて作業のサポートをすることによって、制限時間内に作業を終わらせることもできる。
次に、本実施形態3に係る入出庫管理システムの処理手順を説明する。図10は、本実施形態3に係る入出庫管理装置30の処理手順を示すフローチャートである。
まず、入出庫管理装置30は、運送会社端末10から送信される作業予約の受け付けを行う(ステップS301)。そして、送信された作業予約情報に含まれる荷物量と作業者識別情報に対応する作業実績時間とから、作業予測時間を算出する。具体的には、作業予約情報に含まれる荷物量と、作業者識別情報に対応する記憶部35に記憶された作業者情報35bの作業実績時間とに基づいて、今回の作業に必要なバース内での作業予測時間を算出する(ステップS302)。
その後、バース内で割当てられる作業終了所定時間と、算出された作業予測時間とを比較し、作業予測時間が作業終了時間よりも短いならば(ステップS303:Yes)、予約を完了する(ステップS309)。
一方、算出された作業予測時間が作業終了予定時間よりも長い場合には(ステップS303:No)、運送会社にドライバーの交代が可能であるか否かを通知する。運送会社でドライバーの交代ができない場合には(ステップS304:No)、物流センターで作業支援を準備し(ステップS307)、その旨を運送会社に連絡して(ステップS308)、予約を完了する(ステップS309)。
これに対して、運送会社でドライバーの交代が可能であるならば(ステップS304:Yes)、新たなドライバーの作業識別情報を受信し、新たなドライバーが作業をした場合の作業予測時間を算出する(ステップS305)。
新たなドライバーによる作業予測時間が作業終了所定時間よりも短いならば(ステップS306:Yes)、予約を完了する(ステップS309)。一方、新たなドライバーによる作業予測時間が作業終了所定時間よりも長い場合には(ステップS306:No)、物流センターで作業支援を準備し(ステップS307)、その旨を運送会社に連絡して(ステップS308)、予約を完了する(ステップS309)。
このように、本実施形態3に係る入出庫管理システムは、バース内の作業時間に制約があっても、予約情報の荷物量及び作業者識別情報と、入出庫管理装置30内の記憶部35に記憶されている作業者情報の作業実績時間から作業予測時間を算出し、その作業予測時間が制限された作業終了時間より長い場合、ドライバーの交代或いは物流センターの支援要員を追加することにより所要時間で作業を終わらすことができる。
[実施形態4]
ところで、上記の実施形態1、2及び3では、バース内の作業進捗が遅れた場合に、作業を予定通りに終わらすことができない。そこで、本実施形態4では、バース内の作業が予定通りに終了するかを判定し、予定通りに進んでいない場合、補助が必要である旨を通知するよう構成している。
本実施形態4では、バース内の作業時間を計測する場合に、作業時間だけではなく、作業進捗の勾配をグラフ化する。具体的には、バースに設置したバースカメラ42で撮像した画像を使用し、ドライバーAの骨格認証による積み下ろし作業時間と、荷下ろし個数の進捗度合いからドライバーの特性を示す作業進捗の勾配グラフを生成し、そのデータを作業者認識情報と関連付けて記憶部35に記憶する。
そして、その作業進捗の勾配グラフの実績を利用して、作業時の作業進捗予測勾配グラフを算出する。この予測勾配グラフと実作業の作業進捗の勾配グラフを比較し、作業進捗が予測より遅れた時点でアラームをドライバーに通知する。また、作業進捗が好転せず、物流センターの作業支援を入れても作業終了時間を超える状況となる時点で、さらにアラームをドライバーに通知するとともに物流センターの作業支援が必要なことを通知する。
次に、本実施形態4に係る入出庫管理システムの概要について説明する。図11は、本実施形態4に係る入出庫管理装置の作業進捗の勾配を示す図である。図11に示すように、実施形態4に係る入出庫管理装置で算出された作業進捗の予測勾配グラフと、バース内での作業中に作成される実作業の進捗勾配グラフとを比較し、実作業の進捗が作業予測進捗よりも遅れ始めた時点で、ドライバーのドライバー端末20に1回目のアラームを送信する。
さらに、作業進捗が好転せずに、例えば現在の進捗度合いで作業を継続すると作業終了時間がtrealとなるとする。この作業終了時間(treal)は作業開始時の作業の終了予測時間(tend)を超えている。このような場合は、物流センターの作業支援を入れて作業を終了予測時間内に終わらせることが重要であるが。しかし、その支援の投入のタイミングを逃すと、たとえ、物流センターから作業支援に入っても終了予測時間内に作業が終わらなくなってしまう。したがって、物流センターの作業支援を入れても、作業の終了予測時間内に作業が完了しない状況になる時点で、再度、ドライバーのドライバー端末20に2回目のアラームを送信するとともに、物流センターに作業支援が必要であることを通知する。
次に、本実施形態4に係る入出庫管理システムの処理手順を説明する。図12は、本実施形態4に係る入出庫管理装置30の処理手順を示すフローチャートである。
まず、入出庫管理装置30は、作業予約情報の作業者識別情報及び荷物量と、作業者情報の作業進捗の勾配グラフの実績情報より、予約された作業の作業進捗の予測勾配グラフを作成する(ステップS401)。そして、バースに設置されたバースカメラ42で撮像した画像からドライバーAの骨格認証による積み下ろし作業の作業時間計測を開始する(ステップS402)とともに、バースカメラ42で撮像した画像を入手し(ステップS403)、画像分析(ステップS404)を行う。具体的には、画像の中から荷物の画像を抽出する。そして、画像分析の結果から荷物の個数の計測を開始するとともに、計測している作業時間と荷物の個数から作業進捗の勾配を算出する(ステップS405)。
そして、入出庫管理装置30は、作業進捗の予測勾配グラフと現在の作業進捗勾配グラフを比較(ステップS406)し、作業が予定通り進捗している場合(ステップS407:Yes)には、作業が終了していないか確認し、監視を続ける(ステップS408:No)。また、作業進捗予測勾配グラフと現在の作業進捗勾配グラフを比較し、作業が予定通り進捗しており(ステップS407:Yes)、作業が終了した場合は、監視を終了する(ステップS408:Yes)。
また、入出庫管理装置30は、作業進捗の予測勾配グラフと現在の作業の進捗勾配グラフを比較し、作業が予定通り進捗していない場合(ステップS407:No)は、ドライバー端末20に作業遅れの1回目のアラートを送信する(ステップS409)。
そして、入出庫管理装置30は、遅れている進捗が挽回されるかどうかを監視する(ステップS410)。この時、遅れがさらに増えて物流センターから支援の人員を入れても予定終了時間を超えてしまう状況になったならば(ステップS411:No)、ドライバー端末20に2回目のアラートを送信し、同時に物流センターからの支援要求を送信する(ステップS413)。この時、運送会社にも支援要求を送信したことを通知する(ステップS414)。
一方、入出庫管理装置30は、遅れている作業進捗がドライバーの努力で改善した場合(ステップS411:Yes)は、バース内でのすべての作業が終了しているか確認し、完了していない場合は、監視を続行し(ステップS412:No)、すべての作業が終了した場合は、監視を終了する(ステップS412:Yes)。
このように、本実施形態4に係る入出庫管理システムは、バース内の作業時間を計測する際に、作業時間だけでは無く、荷物の積み下ろし個数を計測することによって作業進捗の勾配をグラフ化し、あらかじめ算出しておいた作業進捗の予測勾配グラフと比較することにより遅延を検知し、作業が予定時間に終わらない状況の場合、物流センターの支援要員を入れることで作業を予定通り終了することができる。
なお、上記の各実施形態では、物流センターの入出庫管理を入出庫管理装置において行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、物流センターの入出庫管理をサーバ装置、クラウド又はエッジコンピュータ等で行うこともできる。かかる場合には、情報処理装置が、サーバ装置、クラウド又はエッジコンピュータ等に対してデータを送信し、サーバ装置、クラウド又はエッジコンピュータ等が各実施形態に係る情報処理装置に係る処理を行うことになる。このため、各実施形態に係る情報処理装置に係る構成は、サーバ装置、クラウド又はエッジコンピュータ等が有する。また、情報処理装置とサーバ装置が、処理を分散して担当し、両装置が連携して処理を行うこともできる。
また、上記の各実施形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る入出庫管理システム、入出庫管理装置、入出庫管理方法及び入出庫管理プログラムは、車両に搭載した荷物を施設の集積場所に積み卸す場合又は施設の集積場所に集積された荷物を車両に積み込む際に、ドライバーの待ち時間を低減しつつバースの利用効率を高める場合に適している。
A ドライバー
B バースエリア
D1 駐車スペース
10 運送会社端末
20 ドライバー端末
21 操作表示部
22 通信I/F部
23 制御部
23a 作業予約情報受付部
23b バース情報取得部
23c 作業情報送信部
24 記憶部
24a 作業予約情報
24b バース情報
30 入出庫管理装置
31 表示部
32 操作部
33 通信I/F部
34 制御部
34a 作業予約受付部
34b 作業者識別情報管理部
34c バース状況管理部
34d 荷物量取得部
34e 作業時間計測部
34f 作業予測時間算出部
34g 作業予測時間出力部
35 記憶部
35a 予約情報
35b 作業者情報
35c 車両情報
41 ゲートカメラ
42 バースカメラ

Claims (10)

  1. 荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測部と、
    前記計測部により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得部と、
    前記荷物量取得部により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出部と、
    前記作業予測時間算出部により算出された作業予測時間を出力する出力部と
    を有することを特徴とする入出庫管理システム。
  2. 荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の顔情報を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された顔画像に基づいて、作業者を一意に識別する識別情報を特定する特定部と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の入出庫管理システム。
  3. 前記作業者に係る作業者情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けた前記作業者の作業者情報と、該作業者の識別情報と、該作業者の顔情報とを対応付けて管理する管理部と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の入出庫管理システム。
  4. 前記作業者による荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業の予約を受け付ける作業予約受付部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の入出庫管理システム。
  5. 前記出力部は、
    前記作業予約受付部が前記作業者による荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業の予約を受け付けたならば、前記作業予測時間算出部により算出された作業予測時間を出力することを特徴とする請求項4に記載の入出庫管理システム。
  6. 前記荷物量取得部は、積み込み作業又は積み下ろし作業が行われた荷物量を計測し、計測された荷物量を取得することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の入出庫管理システム。
  7. 前記計測部は、
    所定の領域における前記作業者の特定の動きに基づいて、該作業者による荷物の積み込み作業時間又は積み下ろし作業時間を計測することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の入出庫管理システム。
  8. 荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測部と、
    前記計測部により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得部と、
    前記荷物量取得部により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出部と、
    前記作業予測時間算出部により算出された作業予測時間を出力する出力部と
    を有することを特徴とする入出庫管理装置。
  9. 荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者に係る情報を管理する入出庫管理装置を含む入出庫管理システムにおける入出庫管理方法であって、
    前記入出庫管理装置が、荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測工程と、
    前記入出庫管理装置が、前記計測工程により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶部に記憶する記憶工程と、
    前記入出庫管理装置が、前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得工程と、
    前記入出庫管理装置が、前記荷物量取得工程により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出工程と、
    前記入出庫管理装置が、前記作業予測時間算出工程により算出された作業予測時間を出力する出力工程と
    を含んだことを特徴とする入出庫管理方法。
  10. 荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者に係る情報を管理する入出庫管理装置で実行される入出庫管理プログラムであって、
    荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う作業者の作業時間を計測する計測手順と、
    前記計測手順により計測された作業時間に基づく作業実績時間を前記作業者の識別情報に対応付けて記憶部に記憶する記憶手順と、
    前記作業者により新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業を行う場合に、前記新たな荷物の荷物量を取得する荷物量取得手順と、
    前記荷物量取得手順により取得された荷物量と前記記憶部に記憶された作業実績時間とに基づいて、前記作業者による前記新たな荷物の積み込み作業又は積み下ろし作業に要する作業予測時間を算出する作業予測時間算出手順と、
    前記作業予測時間算出手順により算出された作業予測時間を出力する出力手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする入出庫管理プログラム。
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