JP2022024306A - 分析装置および分析方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】検査液を所望の検査領域に容易に供給および回収し、正確に材料を質量分析することができる分析装置および分析方法を提供する。【解決手段】本実施形態による分析装置は、試料を載置可能なステージを備える。第1供給部は、試料上に疎液材を供給または塗布して疎液材で囲まれた検査領域を規定する。第2供給部は、試料上の検査領域内に検査液を供給する。回収部は、検査領域の検査液を回収する。分析部は、回収された検査液に含まれる成分を分析する。【選択図】図1
Description
本実施形態は、分析装置および分析方法に関する。
半導体デバイスが不要な金属で汚染された場合、半導体デバイスの性能劣化またはその製造工程における不具合を引き起こす。このような金属汚染による不良原因および不良箇所を特定するために、ICP-MS(Inductively Coupled Plasma-Mass Spectrometry)等のような金属分析装置が用いられる場合がある。金属分析装置は、液体を半導体デバイス上に拭取りまたは走査してから回収し、その回収された液体に含まれる金属成分を質量分析する。
しかし、金属汚染を回収するために液体を拭取る場合には、拭取り材を液体に浸すことが必要であり、回収作業が煩雑であった。また、拭取り材や拭取り作業に他の不純物が混入し易く、正確な金属分析の妨げとなっていた。一方、ノズルに保持した液体で半導体デバイスの表面を走査する場合、ノズルのサイズより小さい領域を走査することができない。逆に、ノズルのサイズを非常に小さくすると、広い範囲を走査するために長い時間がかかってしまうという問題があった。
検査液を所望の検査領域に容易に供給および回収し、検査液に含まれる成分を正確に質量分析することができる分析装置および分析方法を提供する。
本実施形態による分析装置は、試料を載置可能なステージを備える。第1供給部は、試料上に疎液材を供給または塗布して疎液材で囲まれた検査領域を規定する。第2供給部は、試料上の検査領域内に検査液を供給する。回収部は、検査領域の検査液を回収する。分析部は、回収された検査液に含まれる成分を分析する。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による金属分析装置1の構成例を示すブロック図である。金属分析装置1は、例えば、ICP-MS等の分析装置でよい。
図1は、第1実施形態による金属分析装置1の構成例を示すブロック図である。金属分析装置1は、例えば、ICP-MS等の分析装置でよい。
金属分析装置1は、チャンバ10と、ステージ11と、疎液材供給部20と、疎液材貯留部21と、疎液材供給用のノズル22と、検査液供給部30と、検査液貯留部31と、検査液供給用のノズル32と、回収部40と、回収用のノズル42と、検査液サンプラ50と、分析部60と、コントローラ70と、メモリ71とを備えている。
チャンバ10は、試料としての半導体基板Wを収容可能であり、半導体基板W上に検査液を供給し、その検査液を回収するために設けられている。チャンバ10の内部は、減圧されていてもよく、常圧でもよい。チャンバ10の内部の温度は、常温でよい。ステージ11は、チャンバ10内に配置され、半導体基板Wを載置可能に構成されている。
疎液材供給部20は、半導体基板W上に疎液材を供給または塗布して、疎液材で囲まれた領域を検査領域として規定する。疎液材は、特に限定しないが、例えば、1-ブロモプロパン(CH3CH2CH2Br)を約60.5%と、ブチルゴム (イソブチエン・イソプレンゴム)を約30%と、石油系溶剤を約9.5%とを含む液体である。疎液材は、塗布した後に乾燥させることで疎水性を高めることができる。従って、疎液材は、常温において短時間で乾燥することが好ましい。また、検査液は、酸性であるため、耐酸性の材料であることが好ましい。
疎液材供給部20は、疎液材貯留部21と、ノズル22と、配管23とを含む。疎液材貯留部21は、疎液材を貯留している。ノズル22は、チャンバ10内に設けられ、ステージ11上の半導体基板Wへ疎液材を供給する。ノズル22の先端は、尖鋭状の中空管であり、疎液材を連続的に吐出することができる。配管23は、疎液材貯留部21からノズル22まで連通しており、疎液材を疎液材貯留部21からノズル22へ送る。
検査液供給部30は、半導体基板W上において、疎液材で囲まれた検査領域内に検査液を供給する。これにより、検査領域内に検査液を留め、滞留させる。検査液は、特に限定しないが、質量分析の対象となる物質(例えば、金属)を溶解させる液体である。検査液は、例えば、HFおよびH2Oを含む液体、HFおよびH2O2を含む液体、HF、HClおよびH2O2を含む液体、HF、HNO3およびHClを含む液体のいずれかでよい。質量分析の対象となる物質は、金属であればいずれの元素でもよい。
検査液供給部30は、検査液貯留部31と、ノズル32と、配管33とを含む。検査液貯留部31は、検査液を貯留している。ノズル32は、チャンバ10内に設けられ、ステージ11上の半導体基板Wへ検査液を供給する。ノズル32は、中空管であり、検査液を連続的に吐出することができる。配管33は、検査液貯留部31からノズル32まで連通しており、検査液を検査液貯留部31からノズル32へ送る。
回収部40は、ノズル42と、配管43と、検査液サンプラ50とを備える。ノズル42は、チャンバ10内に設けられ、半導体基板Wの検査領域内に滞留する検査液を吸引する。ノズル42は、ノズル32と一体形成されており、ノズル32とともに移動する。ノズル42は、中空管であり、検査液を吸い込み回収することができる。ノズル42の中空管とノズル32の中空管は、個別に設けられていてもよいが、共通であってもよい。配管43は、ノズル42と検査液サンプラ50との間を連通し、検査領域から回収した検査液を検査液サンプラ50へ送る。検査液は、検査領域内に滞留し、分析対象となる金属材料を溶融している。検査液サンプラ50は、この質量分析に用いるための検査液を溜める。検査領域から回収した検査液は、分析部60で質量分析される。
分析部60は、検査液に含まれる金属成分の量を、例えば、ICP-MSにて質量分析する。半導体基板Wの検査領域が金属(例えば、ナトリウム等)で汚染されている場合、検査液は、この汚染金属を溶融して取り込む。そして、分析部60は、回収された検査液に含まれる金属成分を質量分析することにより、汚染金属の元素および汚染金属の量を特定することができる。
第1駆動機構25は、コントローラ70からの制御を受けて、疎液材供給部20のノズル22を移動させる。例えば、第1駆動機構25は、疎液材供給部20のノズル22から疎液材を供給しつつ、ノズル22の先端が検査領域を疎液材で囲むように疎液材供給部20を駆動する。これにより、第1駆動機構25は、検査領域の外縁に沿って疎液材を供給し、検査領域を疎液材で取り囲むことができる。疎液材が乾燥すると、検査領域の外縁は疎水化される。
第2駆動機構35は、コントローラ70からの制御を受けて、検査液供給部30のノズル32を移動させる。例えば、第2駆動機構35は、検査液供給部30のノズル32を検査領域の上方まで移動させ、ノズル32から検査領域内へ検査液を供給する。このとき、検査領域の外縁は、疎液材によって疎水化されている。このため、検査液は、検査領域内に滞留することができる。尚、検査液の供給量は、検査領域の面積によって変更する必要がある。検査領域の外縁が疎水化されていても、検査液が多すぎると、検査液は検査領域からあふれ出てしまうからである。検査領域の面積は、疎液材を塗布した距離、即ち、ノズル22の移動距離および検査領域の外形から算出され得る。検査領域の面積に応じて検査液の量を適切に変更することによって、適量の検査液を検査領域内に供給することができる。これにより、分析部60は、検査液に溶融した成分を正確に質量分析することができる。
本実施形態において、回収部40のノズル42は、検査液供給部30のノズル32と一体として構成されていてもよく、共通のノズルとして1つの中空管を共用してもよい。よって、ノズル42はノズル32とともに、第2駆動機構35によって駆動され得る。即ち、第2駆動機構35は、回収部40を駆動させて、ノズル42を検査領域の上方へ移動させることができる。
コントローラ70は、第1および第2駆動機構だけでなく、ステージ11等の金属分析装置1の各構成を制御する。例えば、コントローラ70は、半導体基板Wの座標情報および検査領域の座標情報に基づいて、第1および第2駆動機構25、35を制御する。また、コントローラ70は、メモリ71に格納されるシーケンスやプログラムに基づいて、疎液材供給部20、検査液供給部30および回収部40を制御し、検査液の供給動作および回収動作を実行する。
メモリ71は、ステージ11上の半導体基板Wの座標情報、半導体基板Wの表面上の座標情報、疎液材および検査液を供給しあるいは回収する際のノズル22、32、42の動作を示すシーケンス、チャンバ10内の気圧、気温、湿度等の条件、ステージ11の温度等の条件等を格納する。また、メモリ71は、その他、金属分析装置1を制御するためのプログラムを格納する。
次に、本実施形態による金属分析装置1を用いた分析方法を説明する。
図2は、第1実施形態による金属分析装置1を用いた分析方法の一例を示すフロー図である。
図2は、第1実施形態による金属分析装置1を用いた分析方法の一例を示すフロー図である。
まず、半導体基板Wがチャンバ10内のステージ11上に載置される(S10)。
次に、半導体基板Wの表面において、検査領域を特定するために、検査領域の座標情報がメモリ71に格納される(S20)。検査領域の座標情報は、例えば、外部コンピュータから取り込めばよい。検査領域は、例えば、半導体基板Wの表面における50mm×50mmの不良箇所の領域であるものとする。検査領域は、不良の半導体チップの一部あるいは全体であってもよい。検査領域が半導体チップの全体である場合、疎液材は、半導体チップの外縁のダイシングラインに供給される。検査領域は、1カ所であっても、複数箇所であってもよい。
次に、半導体基板Wの表面において、検査領域を特定するために、検査領域の座標情報がメモリ71に格納される(S20)。検査領域の座標情報は、例えば、外部コンピュータから取り込めばよい。検査領域は、例えば、半導体基板Wの表面における50mm×50mmの不良箇所の領域であるものとする。検査領域は、不良の半導体チップの一部あるいは全体であってもよい。検査領域が半導体チップの全体である場合、疎液材は、半導体チップの外縁のダイシングラインに供給される。検査領域は、1カ所であっても、複数箇所であってもよい。
また、検査領域は、所定形状および所定面積に設定してもよい。所定形状は、例えば、正方形、長方形、円形、楕円形、三角形、多角形等でよい。検査領域の形状および面積を予め設定しておくことによって、疎液材供給部20の移動方法が容易化される。また、検査領域の面積を予め設定しておくことによって、検査液供給部30から供給される検査液の量をほぼ一定量に維持することができる。よって、疎液材供給部20の移動シーケンスおよび検査液供給部30の検査液の供給シーケンスが容易になる。
検査領域の面積がほぼ一定である場合、その検査領域に供給される検査液の量は、予め設定可能でありほぼ一定である。予め設定された検査液の供給量は、メモリ71に登録しておけばよい。一方、検査領域の面積が不定である場合、コントローラ70は、検査領域の座標から検査領域の面積を算出し、その面積に対応するように検査液の供給量を算出すればよい(S30)。検査液の供給量は、検査液が検査領域内に十分に行き渡り、かつ、検査領域から溢れ出さない程度にする。に例えば、検査液の供給量は、検査領域の単位面積に対して所定量(例えば、0.5ml/cm2)として計算してもよい。
次に、検査領域の座標情報に従って疎液材供給部20を駆動させ、検査領域の外縁に沿ってノズル22を移動させ、疎液材を検査領域の外縁に供給する(S40)。これにより、検査領域が疎液材で囲まれ、検査領域が規定される。このとき、後の工程で検査液が検査領域からはみ出さないように、疎液材は、検査領域の外縁を連続して取り囲むように供給される。ノズル22が半導体基板Wの表面を移動する速度は、例えば、約30mm/secである。
次に、疎液材を乾燥させる(S50)。疎液材は、チャンバ10内において大気中で自然乾燥させてもよく、あるいは、加熱して乾燥させてもよい。あるいは、チャンバ10内を減圧することによって、疎液材を乾燥させてもよい。疎液材の乾燥時間は、例えば、約1minである。
次に、検査領域の座標情報に従って検査液供給部30を駆動させ、ノズル32を検査領域の上方へ移動させ、検査液を検査領域内に供給する(S60)。これにより、検査液が検査領域に供給される。検査液は、検査領域に十分に行き渡り、かつ、検査領域から溢れ出ないように、所定量またはステップS30で算出された量だけ供給される。検査液は、検査領域の外側には供給されない。複数の検査領域が設定されている場合、検査液供給部30は、複数の検査領域のそれぞれに検査液を供給する。
次に、検査領域に検査液を滞留させて放置し、分析対象である金属材料を検査液に溶解させ抽出させる(S70)。検査液は、金属材料を溶解し含む。
次に、検査領域の座標情報に従って回収部40を駆動させ、ノズル42を検査領域の上方へ移動させ、検査液を回収する(S80)。ノズル42がノズル32と一体である場合、検査液供給部30が或る検査領域に検査液を供給した後、第2駆動機構35が、ノズル42をノズル32とともに、元の検査領域へ移動させればよい。検査液サンプラ50が回収部40で回収された検査液を溜める。
検査液サンプラ50の回収後、検査液は分析部60にて質量分析される(S90)。質量分析自体は、既知のICP-MS法でよいので、ここではその説明を省略する。
以上のように、本実施形態による金属分析装置1は、半導体基板Wの検査領域の外縁に疎液材を供給して、検査領域の外縁を疎水化させる。これにより、検査領域の外縁が疎水化され、検査領域内に検査液を滞留させ易くなる。尚、検査液が水性である場合、疎液材を用いればよいが、検査液が水性以外の液体である場合、その液体に対して疎性を有する疎液材が用いられる。
検査領域内に検査液を滞留させることによって、疎液材が検査領域にある汚染物質(例えば、金属材料)を取り込み易くなる。また、疎液材が検査領域の外部へ漏れ出さず、疎液材が検査領域内の汚染物質を正確に取り込むことができる。その結果、質量分析を正確に実行することができる。
1つまたは複数の検査領域を半導体基板W上に規定することができるので、半導体基板Wの全体を走査する必要がなく、検査液を短時間で供給し回収することができる。
また、検査領域がノズルの開口面積より小さい場合であっても、疎液材で取り囲むことができれば、検査液を検査領域に滞留させることができる。従って、検査液を拭き取りで回収したり、または、半導体基板Wを個片化したり、する必要がないので、煩雑な作業が不要であり、かつ、他の不純物が検査液に混入するリスクが低い。
さらに干渉元素や高スペクトル元素の対する定量性確保として、従来は測定条件の選定や内部標準元素を用いた補正算出が必要であった。本発明により、容易な表面分析が可能となる。
例えば、図3Aは、半導体基板W上の検査領域IAを示す平面図である。図3Bは、図3AのB-B線に沿った断面図である。検査領域IAは、半導体基板W上において、例えば、13箇所設定されている。各検査領域IAは、例えば、50mm×50mmの略正方形の領域である。検査領域IAは、半導体基板Wの表面において疎液材Hで囲まれている。検査領域IAは、例えば、半導体チップの全体またはその一部と考えてもよい。
もし、検査領域IAを疎水化せずに検査液で走査して回収する場合、検査液を所定量だけ分取するために、例えば、約0.5minかかる。検査液を1つの検査領域IAを走査するために、例えば、約1minかかる。検査液を回収するために、例えば、約20secかかる。回収された検査液を回収容器まで吸い上げて回収するために、例えば、約10secかかる。このような一連の検査液回収動作は、約2minかかることになる。検査液回収動作は、各検査領域IAにおいて実行される。よって、13箇所の検査領域IAから検査液を回収するためには、約26minかかる。検査液を走査および回収するノズルが2台設けられていたとしても、全ての検査領域IAから検査液を回収するためには、約13minかかる。
図4は、本実施形態による分析方法にかかる時間を示すグラフである。図4に示すよういに、本実施形態による金属分析装置1では、疎液材で検査領域IAの外縁を走査するために、例えば、約1.4minかかる(Ta)。尚、ノズル22が半導体基板Wの表面を移動する速度は、例えば、約30mm/secであるとする。
疎液材の乾燥時間は、例えば、約1minである(Tb)。しかし、疎液材は供給直後に乾燥し始めるので、疎液材を全ての検査領域IAの外縁に供給する前に、検査液の供給が開始可能になる。即ち、疎液材の乾燥時間Tbは、疎液材の供給時間Taにほぼ重複させることができる。また、検査液の分取は、例えば、約0.5minかかる(Tc)が、疎液材の供給および乾燥とは独立して実行可能である。従って、検査液供給部30は、疎液材の供給時間Taおよび/または乾燥時間Tb中に検査液を分取し、検査液の供給の準備をすることができる。即ち、検査液の分取時間Tcは、疎液材の供給時間Taまたは疎液材の乾燥時間Tbにほぼ重複させることができる。
検査液の分取の後、検査液供給部30は、疎液材が乾燥した検査領域IAに検査液を供給する。全ての検査領域IAに検査液を供給するために、例えば、約2.2min(10sec×13)かかる(Td)。尚、1つの検査領域IAに検査液を供給する時間は、10secであるとする。
検査液の放置時間(金属抽出時間)Teは、例えば、約1minである。検査液の放置は検査液の供給が実行されるのと同時に開始されるので、検査液の放置時間Teは、検査液の供給時間Tdにほぼ重複する。
検査液の放置時間Teの経過後に、検査液の回収が開始される。全ての検査領域IAの検査液を回収するために、例えば、約4.3min(20sec×13)かかる(Tf)。尚、1つの検査領域IAに検査液を検査領域IAから検査液サンプラ50に回収する時間は、20secであるとする。
回収部40のノズル42が検査液供給部30のノズル32と一体である場合、検査液の回収は、検査液を供給した後に実行される。
検査領域IAの外縁に疎液材を供給開始してから検査領域IAの検査液の回収を終了するまでのトータルの時間Ttは、例えば、約7.5minとなる。
図5は、検査領域IAの外縁を疎水化しない場合の検査液の回収時間と、検査領域IAの外縁を疎水化した場合の検査液の回収時間とを示すグラフである。上述のように、検査領域IAを疎水化せずに検査液で走査して回収する場合(約26min)と比べて、本実施形態による金属分析装置1は、3分の1以下の時間で検査液を回収することができる。このように、本実施形態による金属分析装置1および分析方法は、検査液の回収時間を短縮することができる。
また、本実施形態では、疎液材および検査液は自動で供給され、検査液は自動で回収され得る。従って、本実施形態は、拭き取り材を使用した回収方法と比較して、回収された検査液に不純物が混入し難い。
(変形例)
図6は、第1実施形態の変形例による金属分析装置1の構成例を示すブロック図である。第1実施形態では、検査液供給部30のノズル32と回収部40のノズル42とは一体として構成される。しかし、本変形例では、ノズル32とノズル42とは個別に設けられ、それぞれ独立して制御可能に構成されている。この場合、金属分析装置1は、回収部40を駆動させる第3駆動機構45をさらに備えている。第3駆動機構45は、ノズル42を移動させることができる。一方、第2駆動機構35は、検査液供給部30のみを駆動させノズル32を移動させる。
図6は、第1実施形態の変形例による金属分析装置1の構成例を示すブロック図である。第1実施形態では、検査液供給部30のノズル32と回収部40のノズル42とは一体として構成される。しかし、本変形例では、ノズル32とノズル42とは個別に設けられ、それぞれ独立して制御可能に構成されている。この場合、金属分析装置1は、回収部40を駆動させる第3駆動機構45をさらに備えている。第3駆動機構45は、ノズル42を移動させることができる。一方、第2駆動機構35は、検査液供給部30のみを駆動させノズル32を移動させる。
このように、検査液供給部30のノズル32と回収部40のノズル42とを個別に制御することによって、検査液の供給動作と供給液の回収動作とを併行して(重複して)実行することができる。この場合、図4の検査液の供給時間Tdと検査液の回収時間Tfを重複させることができるので、疎液材を供給開始してから検査液の回収を終了するまでのトータルの時間Ttがさらに短縮され得る。
(ノズルの変形例)
図7A~図7Cは、ノズル22、32、42の変形例を示す断面図である。ノズル22、32、42は、図7A~図7Cに示すいずれの構造であってもよい。
図7A~図7Cは、ノズル22、32、42の変形例を示す断面図である。ノズル22、32、42は、図7A~図7Cに示すいずれの構造であってもよい。
図7Aに示すノズルは、略円錐形を有し、中空管80がノズルの先端に向かって狭くなっている。先端部が中空管80に連通するように開口している。ノズル先端の開口径は、例えば、約2mmである。ノズルの長さは、例えば、約4mmである。疎液材または検査液は、矢印の方向に吐出される。あるいは、検査液は、矢印と逆方向に回収される。
図7Bに示すノズルは、ポールペン方式である。ノズルの先端にボール81が回転可能に設けられており、ボール81の回転に応じて、中空管80からの疎液材または検査液が吐出される。疎液材または検査液は、ボール81が回転していない場合には中空管80内に保持される。一方、回収部40のノズル42は、このようなボールペン方式である必要はない。よて、ノズル22または32が図7Bのボールペン型ノズルであり、ノズル42が図7Aの尖鋭ノズルという組み合わせでもよい。
図7Cに示すノズルは、検査液を先端部で保持しつつ検査領域を走査する形態である。中空管80は、ノズルの先端部まで連通している。ノズルの先端部は、窪んでおり、疎液材または検査液を窪みに保持可能に構成されている。ノズルが疎液材または検査液をノズルの先端の窪み82と検査領域IAとの間に保持し、疎液材または検査液で検査領域IAを走査する。検査液を回収する際には、検査液を中空管80で吸い込めばよい。このように、ノズル22、32は、半導体基板W上を疎液材または検査液で走査する走査型ノズルであってもよい。
(疎液材の変形例)
上記実施形態において、疎液材として液体の疎液材が用いられている。しかし、疎液材は、固体であってもよい。
上記実施形態において、疎液材として液体の疎液材が用いられている。しかし、疎液材は、固体であってもよい。
図8は、先端に疎液材が取り付けられているノズル22の構成例を示す断面図である。疎液材が固体である場合、ノズル22の先端に疎液材を取り付け、検査領域IAの外縁に疎液材を直接接触させて塗る。このとき、疎液材が半導体基板Wに擦れることによって削れて、半導体基板W上に疎液材が残る。これにより、検査領域IAの外縁に疎液材を塗ることができる。
疎液材が個体である場合、乾燥させる必要がない。従って、図4の乾燥時間Tbを省略することができるので、疎液材を供給開始してから検査液の回収を終了するまでのトータルの時間Ttがさらに短縮され得る。
さらに、疎液材は、疎液シートとして貼付してもよく、スプレーで吹き付けてもよい。
(第2実施形態)
図9Aは、第2実施形態による金属分析方法を示す半導体基板Wの平面図である。図9Bは、図9AのB-B線に沿った断面図である。第2実施形態では、半導体基板Wに金属形成領域MAがある場合に、疎液材供給部20は、半導体基板W上の金属形成領域MAに疎液材Hを供給または塗布する。金属形成領域MAを予め疎液材Hで被覆することによって、金属形成領域MAが疎水化され、検査液が金属形成領域MAに接触することを抑制できる。
図9Aは、第2実施形態による金属分析方法を示す半導体基板Wの平面図である。図9Bは、図9AのB-B線に沿った断面図である。第2実施形態では、半導体基板Wに金属形成領域MAがある場合に、疎液材供給部20は、半導体基板W上の金属形成領域MAに疎液材Hを供給または塗布する。金属形成領域MAを予め疎液材Hで被覆することによって、金属形成領域MAが疎水化され、検査液が金属形成領域MAに接触することを抑制できる。
金属形成領域MAを疎液材Hで疎水化マスクした後、検査液供給部30は、金属形成領域MA以外の領域に検査液を供給し、その検査液を回収してもよい。あるいは、第2実施形態は、第1実施形態と組み合わせてもよい。例えば、金属形成領域MAを疎液材Hで疎水化マスクした後、図2のステップS20以降を実行してもよい。これにより、金属形成領域MAを疎水化した上で、任意の検査領域の外縁を疎水化して検査領域を規定し、その検査領域のみに検査液を供給することもできる。これにより、金属形成領域MAを疎水化マスクしつつ、不良箇所のみに検査液を供給し、その検査液を回収することができる。
第2実施形態によれば、金属形成領域MAが疎液材Hでマスキングされるので、検査液に金属形成領域MAの金属が混入することを抑制できる。これにより、検査液は、分析の目的とする汚染金属等の金属成分を正確に取り込むことができる。その結果、金属分析装置1は、金属成分を正確に質量分析することができる。
図10は、ICP-MS信号強度を示すグラフである。第2実施形態による疎水化マスクが金属形成領域MA上に設けられていない場合、ICP-MS信号強度は、約33000cps(counts per second)であった。これに対し、第2実施形態による疎水化マスクが金属形成領域MA上に設けられている場合、ICP-MS信号強度は、約55000cpsであった。これは、疎水化マスクが設けられている場合、余計な干渉元素が検査液に混入せずに、分析の目的とする金属成分が顕著に現れており、感度が良好であることを意味する。よって、第2実施形態による金属分析装置1は、分析の目的とする金属成分を正確に質量分析することができ、定量性の低下を抑制することができる。
(半導体基板上における検査液の濡れ性について)
図11Aおよび図11Bは、半導体基板W上における検査液の濡れ性を示す該略断面図である。図11Aは、疎水化されていない半導体基板W上における検査液の様子を示す。この場合、接触角θは、非常に小さく、例えば、10度以下となる。一方、図11Bは、疎水化された半導体基板W上における検査液の様子を示す。この場合、接触角θは、大きくなり、例えば、45度~60度となる。これにより、上記実施形態の効果が顕著に得られることがわかる。
図11Aおよび図11Bは、半導体基板W上における検査液の濡れ性を示す該略断面図である。図11Aは、疎水化されていない半導体基板W上における検査液の様子を示す。この場合、接触角θは、非常に小さく、例えば、10度以下となる。一方、図11Bは、疎水化された半導体基板W上における検査液の様子を示す。この場合、接触角θは、大きくなり、例えば、45度~60度となる。これにより、上記実施形態の効果が顕著に得られることがわかる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 金属分析装置、10 チャンバ、11 ステージ、20 疎液材供給部、21 疎液材貯留部、22 ノズル、30 検査液供給部、31 検査液貯留部、32 ノズル、40 回収部、50 検査液サンプラ、60 分析部、70 制御部、71 メモリ
Claims (17)
- 試料を載置可能なステージと、
前記試料上に疎液材を供給または塗布して前記疎液材で囲まれた検査領域を規定する第1供給部と、
前記試料上の前記検査領域内に検査液を供給する第2供給部と、
前記検査領域の前記検査液を回収する回収部と、
回収された前記検査液に含まれる成分を分析する分析部とを備えた分析装置。 - 前記試料における前記検査領域の座標情報を格納するメモリと、
前記座標情報に基づいて、前記検査領域を前記疎液材で囲むように前記第1供給部を移動させる第1駆動機構と、をさらに備えた請求項1に記載の分析装置。 - 前記座標情報に基づいて、前記第2供給部または前記回収部を前記検査領域の上方へ移動させる第2駆動機構をさらに備えた請求項2に記載の分析装置。
- 前記第2供給部および前記回収部は同一ノズルを共有している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記分析部は、前記検査液に含まれる金属成分を検出する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記疎液材は疎水性を有する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記検査液は、HFおよびH2Oを含む液体、HFおよびH2O2を含む液体、HF、HClおよびH2O2を含む液体、HF、HNO3およびHClを含む液体のいずれかである、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記疎液材は、1-ブロモプロパン(CH3CH2CH2Br)を含む液体または固体である、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記疎液材を有する前記試料上における前記検査液の接触角は、45度~60度である、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の分析装置。
- ステージと、試料上に疎液材を供給または塗布する第1供給部と、前記試料上に検査液を供給する第2供給部と、前記検査液を回収する回収部と、前記検査液に含まれる成分を分析する分析部とを備えた分析装置を用いた分析方法であって、
前記試料を前記ステージ上に載置し、
前記試料上に疎液材を供給または塗布して前記疎液材で囲まれた検査領域を規定し、
前記試料上の前記検査領域内に検査液を供給し、
前記検査領域の前記検査液を回収し、
回収された前記検査液に含まれる成分を分析することを具備する、分析方法。 - 前記分析装置は、前記第1供給部を移動させる第1駆動機構と、前記第2供給部または前記回収部を移動させる第2駆動機構とをさらに備え、
前記試料における前記検査領域の座標情報に基づいて前記検査領域を前記疎液材で囲むことをさらに具備し、
前記検査液の供給において、前記検査領域に前記検査液を供給して該検査領域内に該検査液を滞留させ、該検査領域の外側には前記検査液を供給しない、請求項10に記載の分析方法。 - 前記疎液材を供給または塗布した後、前記検査液を供給する前に、前記疎液材を乾燥させることをさらに具備する、請求項10または請求項11に記載の分析方法。
- 前記分析の際に、前記検査液に含まれる金属成分を検出する、請求項10に記載の分析方法。
- 前記第1供給部は、前記試料のうち金属形成領域に前記疎液材を供給または塗布する、請求項13に記載の分析方法。
- 前記疎液材は疎水性を有する、請求項10に記載の分析方法。
- 前記検査液は、HFおよびH2Oを含む液体、HFおよびH2O2を含む液体、HF、HClおよびH2O2を含む液体、HF、HNO3およびHClを含む液体のいずれかである、請求項10に記載の分析方法。
- 前記疎液材は、1-ブロモプロパン(CH3CH2CH2Br)を含む液体または固体である、請求項10に記載の分析方法。
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