JP2022024174A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作の際に使用者の感情を呼び起こすことによって、使用者が操作の有無を容易に確認できる炊飯器を提供する。【解決手段】炊飯器は、内部に中空部が形成された本体と、本体の中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、内釜を加熱する加熱手段と、本体の下方を照明する照明手段と、炊飯に関する情報を入力する入力手段と、を備え、照明手段は、入力手段の入力に応じて制御され、入力手段が情報の入力を受け付けた場合には照明を行い、入力手段が情報の入力を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでは照明を継続し、入力手段が情報の入力を受け付けてから予め定められた時間以内に入力手段に情報が入力されなかった場合には消灯する。【選択図】図14

Description

本発明は、本体と内釜と加熱手段とを備える炊飯器に関する。
従来の炊飯器では、米と水とを入れた内釜を炊飯器の本体内に収納し、炊飯開始が指示される。その指示後に、炊飯器は、加熱手段によって内釜を加熱する炊飯工程を経て、保温工程に移行する。保温工程では、設定された保温温度を維持するように加熱手段が制御され、ご飯の温度が一定に保たれる。その際、入力手段又は表示手段には、LEDなどによって動作状態などを表す表示が行われる。その表示を行う表示手段は、入力手段のキー近傍に配置され、キーの機能動作の状態を示すにとどまる。つまり、表示は、操作する使用者が意識的に視認して確認できる程度のものであった(たとえば、特許文献1参照)。
特許第4015932号公報
従来の炊飯器は、使用者がキーへの操作を行う際に、使用者の感情を呼び起こすものではなかった。そのため、使用者は、他のことを考えながら無意識的にキーを操作する可能性があった。そして、使用者は、キーへの操作の有無の確認が必要になる場合があり、且つ、意識的に表示手段を確認する必要があった。
本発明は、操作の際に使用者の感情を呼び起こすことによって、使用者が操作の有無を容易に確認できる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、内部に中空部が形成された本体と、前記本体の前記中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、前記内釜を加熱する加熱手段と、前記本体の下方を照明する照明手段と、炊飯に関する情報を入力する入力手段と、を備え、前記照明手段は、前記入力手段の入力に応じて制御され、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けた場合には照明を行い、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでは照明を継続し、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けてから前記予め定められた時間以内に前記入力手段に前記情報が入力されなかった場合には消灯するものである。
本発明に係る炊飯器によれば、炊飯器は、入力手段の入力によって照明を行う照明手段を備える。これにより、炊飯器は、操作の際に使用者の楽しさを呼び起こし、使用者が操作の有無を確認することを容易化することができる。
本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る制御手段を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の照明動作を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る炊飯器の照明動作を示すパターン図である。 本発明の実施の形態2に係る炊飯器の照明動作を示すパターン図である。 本発明の実施の形態2に係る炊飯器の照明動作を示すパターン図である。 本発明の実施の形態3に係る炊飯器の照明動作を示す平面投影図である。 本発明の実施の形態4に係る炊飯器の照明動作を示すパターン図である。 本発明の実施の形態5に係る炊飯器のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る炊飯器の照明動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態6に係る炊飯器の照明動作を示す平面投影図である。 本発明の実施の形態7に係る炊飯器の照明動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態8に係る炊飯器の照明動作を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、断面図の図面においては、視認性に鑑みて適宜ハッチングを省略している。さらに、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
<炊飯器1の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1を示す縦断面図である。図1及び図2に示すように、炊飯器1は、たとえば電磁誘導加熱式調理器であり、本体2と、蓋体3と、加熱手段4と、内釜5と、照明手段6と、を有する。
本体2は、上面の開口21された有底円筒状である。本体2には、内部に中空部22が形成されている。蓋体3は、本体2の上面に開閉自在に取り付けられ、本体2の開口21を塞ぐ。加熱手段4は、本体2の中空部22の底面に設けられ、内釜5の底面に沿う形状である。加熱手段4は、たとえば加熱コイルであり、内釜5に渦電流を誘起して内釜5を加熱する。なお、加熱手段4は、平坦でもよい。内釜5は、本体2の中空部22に着脱自在に収納され、内部に被加熱物であるお米と水とを収容する。
<照明手段6>
照明手段6は、LEDなどの発光素子で構成され、本体2の下方を照明する。具体的には、照明手段6は、本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。照明手段6は、本体2の下部における前面に1箇所だけ配置されている。これにより、照明手段6は、本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。なお、照明手段6は、複数設けられても良い。
<炊飯器1のハードウェア構成>
図3は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1を示すハードウェア構成を示す図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る制御手段9を示すブロック図である。図3に示すように、炊飯器1は、入力手段7と、表示手段8と、制御手段9と、を有する。
入力手段7は、複数のキーなどによって構成されている。入力手段7は、炊飯に関する情報を制御手段9に入力する。表示手段8は、たとえばLCDあるいはLEDなどによって構成されている。表示手段8は、蓋体3の天面に設けられている。表示手段8は、炊飯に関する情報を表示する。
<制御手段9>
図4に示すように、制御手段9は、CPU、ROM及びRAMなどのメモリ並びにI/Oポートなどの入出力装置を備えたマイコンを有した処理回路である。制御手段9は、入力手段7からの入力によって炊飯するお米の種類あるいは炊飯メニューの設定を行い、その炊飯に関する設定内容などの情報を表示手段8に表示する。制御手段9は、入力手段7からの炊飯開始指示の入力を受付けると、加熱手段4を介して内釜5を加熱して炊飯を行う。照明手段6は、制御手段9の指示により予め定められた条件に従って炊飯器1の本体2の下方を照明する。
<炊飯器1の照明動作>
図5は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1の照明動作を示す斜視図である。図5に示すように、予め定められた条件に従って照明手段6からの照明が行われると、図中に示される本体2の下方の斜線部の照明範囲30が照明される。斜線部の照明範囲30は、本体2が載置された載置面上の範囲である。照明手段6が本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明することから、斜線部の照明範囲30が本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の正面側の下方の領域に形成される。
以上のように、照明手段6が予め定められた条件に従って本体2の下方を照明するので、かまどの炎などの美味しいイメージが演出でき、ふっくらと美味しいご飯が炊ける炊飯器1であることが訴求できる。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1によれば、炊飯器1は、内部に中空部22が形成された本体2を備える。炊飯器1は、本体2の中空部22に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜5を備える。炊飯器1は、内釜5を加熱する加熱手段4を備える。炊飯器1は、本体2の下方を照明する照明手段6を備える。
この構成によれば、照明手段6が本体2の下方にかまどの炎のような光を照明できる。したがって、かまどの炎のような美味しいイメージが照明によって演出され、ふっくらと美味しいご飯の炊けることが使用者に想起される新たな訴求方法が創出される。
実施の形態1によれば、照明手段6は、本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。
この構成によれば、照明手段6が本体2の外周に沿った本体2の下方の領域にかまどの炎により近い光を照明できる。
実施の形態1によれば、照明手段6は、本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。
この構成によれば、照明手段6が本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の下方の領域にかまどの炎により近い光を照明できる。これにより、炊飯器1を本体2の正面から見ることの多い使用者に対し、かまどの炎のような美味しいイメージが照明によって演出され、ふっくらと美味しいご飯の炊けることが使用者に想起される新たな訴求方法が創出される。特に、キッチンにて炊飯器1が収納棚などに収納され、使用者が炊飯器1を正面側からしかほとんど見ない場合に有効である。また、正面側だけが照明され、他の部分での照明が無いので、消費電力の節約にもなる。
実施の形態1によれば、照明手段6は、予め定められた条件に従って本体2の下方を照明する。
この構成によれば、予め定められた条件に従ってかまどの炎のような美味しいイメージが照明によって演出され、ふっくらと美味しいご飯の炊けることが使用者に想起される新たな訴求方法が創出される。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。図7は、本発明の実施の形態2に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。図8は、本発明の実施の形態2に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。実施の形態2では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
図6に示す照明動作のパターンは、炊飯時のものである。図7に示す照明動作のパターンは、保温時のものである。図8に示す照明動作のパターンは、予約時のものである。ここでは、照明手段6が各モードに応じた予め定めた条件に従って照明を実施する。
<炊飯モード>
図6において、上部に示された曲線は、炊飯時の内釜5の底面温度を表した温度曲線である。下部に示された3つのパターン図は、照明手段6の発光パターンあるいは照明手段6の照度の強弱を表すものである。図6の下部に示された3つのパターン部は、それぞれ異なるとともに、図7及び図8のそれぞれのパターン図とも異なっている。すなわち、照明手段6は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光パターンを変更する。特に、照明手段6は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光パターンを変更する。
図6の上部の温度曲線において、炊飯時の動作を説明する。炊飯が開始されると、内釜5の底面温度を一定に保ちながら所定時間が経過するのを待つ。これを予熱工程と呼び、米に水分を充分に吸収させることが目的である。次に炊飯工程に移行する。炊飯工程では、強火で加熱することによって内釜5内の被炊飯物である米と水との温度を一気に上昇させて沸騰させる。その後、沸騰状態を維持し、内釜5内の水分が蒸発して無くなると、内釜5の底面温度が急激に上昇し始めるので、所定の底面温度で炊飯工程を終了させる。この温度をドライアップ温度とも呼ぶ。次にむらし工程に移行する。むらし工程では、内釜5内のご飯の温度が低下しないように内釜5を適宜加熱しながら所定時間が経過するのを待つ。この加熱のことを一般的には2度炊きと呼ぶ。この時点で、炊飯開始時に収容された米は水分と加熱とにより糊化であるα化し、ご飯が炊きあがる。そして、むらし工程が終了すると、ご飯を温度一定に保つ保温工程へと移行する。
先ず、図6の下部の3つのパターン図のうち、上段のパターン(a)について説明する。パターン(a)において、照明手段6は縦軸の「ON」のレベルでは照明を行い、縦軸の「OFF」のレベルでは照明を停止する。つまり、「ON」か「OFF」のどちらかの状態にあるように制御される。ここでは、たとえば、照明手段6を30秒間ONさせ、30秒間OFFさせるように制御している。また、炊飯の開始から終了まで同じ発光パターンを継続している。
照明手段6をパターン(a)の発光パターンで制御した場合、炊飯時の特定の発光パターンで照明することにより、本来の目的である、かまどの炎などの美味しいイメージが演出でき、ふっくらと美味しいご飯が炊ける炊飯器1であることが訴求できるとともに、現在が炊飯中であるということも認識できる。
次に中段のパターン(b)について説明する。パターン(b)において、予熱工程の発光パターンは、パターン(a)と同様である。炊飯工程においては、予熱工程よりONの割合を大きくして、たとえば、105秒間ONして、45秒間OFFさせるように制御する。次のむらし工程では、予熱工程よりONの幅を小さくして、10秒間ONさせ、10秒間OFFするように制御する。パターン(b)がパターン(a)と異なるのは、パターン(a)が炊飯の開始から終了まで同じ発光パターンを継続していたのに対して、パターン(b)では、予熱工程及び炊飯工程、むらし工程のそれぞれで異なる発光パターンで制御されている点である。
照明手段6をパターン(b)の発光パターンで制御した場合には、パターン(a)と同様の効果を奏するとともに、炊飯のどの工程を実行中かを認識できる。さらに、炊飯工程の強火を連想させるような発光パターンで構成することにより、より大火力で炊飯しているような美味しさの訴求が容易になる。
次に下段のパターン(c)について説明する。パターン(c)において、これまでのパターン(a)又はパターン(b)と縦軸の照明レベルの扱いが異なっている。パターン(c)では、照明手段6は照明のレベル、つまりは照度を連続的に変化させている。パターン(a)又はパターン(b)の「ON」のレベルを最高レベルとして「強」で表している。一方、パターン(a)やパターン(b)の「OFF」のレベルは同じ扱いで、照明を停止させるレベルである。この「強」から「OFF」の範囲を連続的に変化させることによって、炎又はかまどなどをイメージするような、「ゆらゆら」又は「ちらちら」といった発光パターンが構成できる。ここでは、パターン(b)と同様に、炊飯の工程毎に発光パターンを変えている。しかし、パターン(a)のように炊飯開始から終了まで同じ発光パターンとしても良い。
照明手段6をパターン(c)の発光パターンで制御した場合には、パターン(a)及びパターン(b)と同様の効果を奏するとともに、炎又はかまどなどをイメージするような、「ゆらゆら」又は「ちらちら」といった発光パターンが構成できるので、美味しいご飯の炊けることがより強く訴求できる。
<保温モード>
図7において、上部に記された曲線は、保温時の内釜5の底面温度を表した温度曲線である。下部に記された2つのパターン図は、照明手段6の発光パターンを表すものである。
上部の温度曲線において、保温時の動作を説明する。炊飯が終了し保温が開始されると、内釜5の底面温度が保温温度まで低下して保温温度に達すると、加熱手段4を制御しながら内釜5の底面温度が保温温度に一定に保たれ、間接的に内釜5内のご飯の温度が一定に保たれる。
先ず、図7の下部の2つのパターン図のうち、上段のパターン(a)について説明する。パターン(a)において、照明手段6は縦軸の「ON」のレベルでは照明を行い、縦軸の「OFF」のレベルでは照明を停止する。つまり、照明が「ON」か「OFF」のどちらかの状態にあるように制御される。ここでは、たとえば、照明手段6を2分間ONさせ、28分間OFFさせるように制御している。図6の炊飯時の時間軸に比べ、図7の保温時の時間軸は長いスパンで設定されている。また、保温の開始から終了まで同じ発光パターンを継続している。
照明手段6をパターン(a)の発光パターンで制御した場合には、照明手段6が保温時の特定の発光パターンで照明することにより、本来の目的である、かまどの炎などの美味しいイメージが演出でき、ふっくらと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることが訴求できるとともに、現在が保温中であるということも認識できる。
次に下段のパターン(b)について説明する。パターン(b)において、内釜5の底面温度が保温温度にまで低下していない保温工程の初期段階では、照明手段6の照明がOFFを継続している。内釜5の底面温度が保温温度に達して保温温度に保つように加熱手段4の制御を始めると、照明手段6が2分間ONし、28分間OFFするパターンを繰り返す。その後、入力手段7に設けられた取消キーを操作して保温工程を終了するまで、この発光パターンを継続する。
パターン(b)がパターン(a)と異なるのは、パターン(a)が保温の開始から終了まで同じ発光パターンを継続していたのに対して、パターン(b)においては、保温工程の初期の内釜5の底面温度の低下中と、内釜5の底面温度が保温温度に達して一定温度に制御されている一定工程と、でそれぞれ異なる発光パターンで制御されている点である。
照明手段6をパターン(b)の発光パターンで制御した場合には、パターン(a)と同様の効果を奏するとともに、保温のどの工程を実行中かを認識できる。
なお、図6のパターン(c)に示されるように、保温中も、照明手段6は照明のレベル、つまりは照度を連続的に変化させるように構成しても良い。この場合、照度を「強」から「OFF」の範囲で連続的に変化させることによって、炎又はかまどなどをイメージするような、「ゆらゆら」又は「ちらちら」といった発光パターンが構成できる。また、図7のパターン(a)のように保温開始から終了まで同じ制御としても良いし、パターン(b)と同様に保温の工程毎によって発光パターンを変えても良い。
照明手段6は照明のレベル、つまり照度を連続的に変化させるように構成した場合には、パターン(a)及びパターン(b)と同様の効果を奏するとともに、炎又はかまどなどをイメージするような、「ゆらゆら」又は「ちらちら」といった発光パターンが構成できるので、美味しいご飯の炊けることがより強く訴求できる。
<予約モード>
図8に示す発光パターンは、図6あるいは図7の下側に示されていた照明手段6の発光パターンと同様のものであり、ここでは予約工程の照明手段6の動作を表す。
入力手段7に設けられた予約キー又はメニューキーなどを操作することによって、予約時刻と予約メニューとを設定し、最後に炊飯キーを入力して予約炊飯を確定させ、予約待機モードへと移行される。予約待機モードでは、予約メニューによって設定される炊飯開始時刻になるまで予約待機状態を継続し、炊飯開始時刻になると予約炊飯を開始する。
この予約待機モードにおいて、図8に示される発光パターンで照明手段6が制御される。たとえば、照明は、2分間ONし、2分間OFFし、再度2分間ONすると、その後24分間OFFを継続する。これを1サイクルとして、予約工程が継続している間、このサイクルを繰り返す。
<その他>
なお、照明手段6の予め定められた条件は、発光パターンではなく、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光色を変更することでも良い。また、照明手段6は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光色を変更しても良い。
<実施の形態2の効果>
実施の形態2によれば、照明手段6の予め定められた条件は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光パターンを変更することである。
この構成によれば、本来の目的である、かまどの炎などの美味しいイメージが演出でき、ふっくらと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることが訴求できるとともに、使用者が炊飯器1の現在のモードがどのようなモードであるかいうことを認識できる。
実施の形態2によれば、照明手段6の予め定められた条件は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光色を変更することである。
この構成によれば、本来の目的である、かまどの炎などの美味しいイメージが演出でき、ふっくらと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることが訴求できるとともに、使用者が炊飯器1の現在のモードがどのようなモードであるかいうことを認識できる。
実施の形態2によれば、照明手段6の予め定められた条件は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光色あるいは発光パターンを変更することである。
この構成によれば、炎又はかまどなどをイメージするような、「ゆらゆら」又は「ちらちら」といった発光色あるいは発光パターンに変更でき、美味しいご飯の炊けることがより強く訴求できる。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3に係る炊飯器1の照明動作を示す平面投影図である。実施の形態3では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
図9に示すように、入力手段7には、炊飯するお米の種類又はメニューを設定するお米キー又はメニューキー、炊飯動作の開始指示を行う炊飯キーなどが配置されている。本体2の周囲に斜線で示された範囲は、照明手段6による照明範囲31で、本体2が載置された載置面上の範囲である。実施の形態3では、照明手段6は、複数設けられている。ここでは、照明手段6は、正面、左右側面及び背面のそれぞれに合計4つ設けられている。なお、複数の照明手段6の数に制限はない。複数の照明手段6は、本体2の胴回りに間隔を空けて配置され、本体2の外周を全体にわたって本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。
照明手段6が照明する照明範囲31は、本体2の平面投影形状を基準に本体2から離れる方向に所定の範囲内である。具体的には、照明範囲31は、本体2の平面投影形状を基準に本体2から離れる方向に50mmの範囲である。
このように照明範囲31を予め設定された範囲に限定することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することに加えて、本体2の周囲の広い範囲が照明されてしまって、使用者が火事などと誤認したり、就寝時に明かりが気になって就寝の妨げになったりしない。
<実施の形態3の効果>
実施の形態3によれば、照明手段6が照明する照明範囲31は、本体2の平面投影形状を基準に本体2から離れる方向に所定の範囲内である。
この構成によれば、本体2の周囲の広い範囲が照明されることによる、使用者が火事などと誤認したり、就寝時に明かりが気になって就寝の妨げになったりしない。
実施の形態3によれば、所定の範囲は、本体2の平面投影形状を基準に本体2から離れる方向に50mmである。
この構成によれば、照明される範囲が本体2の周囲に限定でき、本体2の周囲の広い範囲が照明されることによる、使用者が火事などと誤認したり、就寝時に明かりが気になって就寝の妨げになったりしない。
実施の形態3によれば、複数の照明手段6は、間隔を空けて配置され、本体2の外周を全体にわたって本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。
この構成によれば、複数の照明手段6が本体2の外周を全体にわたって本体2の外周に沿った本体2の下方の領域にかまどの炎により近い光を照明できる。これにより、炊飯器1を使用者が本体2のどの方向から見ても、かまどの炎のような美味しいイメージが照明によって演出され、ふっくらと美味しいご飯の炊けることが使用者に想起される新たな訴求方法が創出される。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。実施の形態4では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
図10において、上部に記された曲線は、炊飯時の内釜5の底面温度を表した温度曲線である。下部に記された3つのパターン図は、照明手段6の発光パターンを表し、照明手段6の照度の強弱を表すものである。つまり、照明手段6が照明する照度は、変更自在である。
上部の温度曲線は、上記実施の形態2の図6と同様であるので説明は省略する。
先ず、図10の下部の3つのパターン図の内、上段のパターン(a)について説明する。パターン(a)において、照明のレベルの最高レベルを「強」で表し、照明を停止させるレベルを「OFF」で表している。パターン(a)の場合は、最高レベルの「強」と、照明を停止させるレベルの「OFF」のどちらかに制御されているので、上記実施の形態2の図6のパターン(a)と同様の動作となる。
次に中段のパターン(b)及び下段のパターン(c)について説明する。パターン(b)がパターン(a)と異なるのは、照明手段6の照明の最も大きいレベルが低く設定されている点である。つまりは、照明手段6がONしている時の明るさがパターン(a)に比較して暗く設定されている。更には、パターン(c)がパターン(b)と異なるのは、照明手段6の照明の最も大きいレベルが更に低く設定されている点であり、照明手段6がONしている時の明るさはパターン(b)に比較して更に暗く設定されている。
照明手段6の照明のレベルを変更可能とすることにより、炊飯器1の使用者の使用実態に合わせた照明手段6の照度が設定でき、より使い勝手が向上する。たとえば、夜間のように周辺の明るさが暗い場合には、照明手段6の照度を下げる。また、周辺の明るさが明るい場合には、照度を上げて照明する。このように照明手段6の明るさの差異を使用者が分かり易くできる。なお、照明手段6の照明のレベルの変更の方法については、入力手段7のキー入力による設定でも良い。また、制御手段9で現在時刻が計時される場合には、炊飯器1の周囲が明るい時間帯と暗い時間帯とを判断して変更するように構成しても良い。このように照明手段6の照明のレベルの変更の方法については、ここでの説明の範囲に限定されるものではない。
<実施の形態4の効果>
実施の形態4によれば、照明手段6が照明する照度は、変更自在である。
この構成によれば、炊飯器1の使用者の使用実態に合わせた照明手段6の照度が設定でき、より使い勝手が向上する。
実施の形態5.
図11は、本発明の実施の形態5に係る炊飯器1のハードウェア構成を示す図である。図12は、本発明の実施の形態5に係る炊飯器1の照明動作を示すフローチャートである。実施の形態5では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
図11に示すように、炊飯器1は、本体2の周囲の明るさを検出する照度センサ10を備える。そして、図12に示すように、照明手段6が照明する照度は、照度センサ10の検出する本体2の周囲の明るさに応じて変更される。なお、炊飯器1は、本体2の周囲の明るさを照度センサ10以外の手法によって検出するものでも良い。以下では、照明手段6の照度が「強」、「中」及び「弱」の3つに制御される例を説明する。
図12において、先ず本体2の周囲の明るさを電気的に測定することができる照度センサ10を用いて本体2の周辺の明るさを測定する(S101)。次に、S102において、測定された明るさを基準値Aと比較する。測定された明るさが基準値A以上と判定された場合には、周囲の明るさは明るいと判断されてS103へ移行する。ここで、測定された明るさは照度(ルクス)で表され、明るい程測定値は大きい。また、測定された明るさと比較される基準値Aは、照度(ルクス)を幾つかのランクに区分するために予め設定された値である。S103では、照明手段6の照度が「強」に設定される。
続いて、S102で比較された明るさが基準値Aより小さくてAより暗いと判定された場合には、S104へ移行して、測定された明るさと基準値Bが比較される。S104において、比較された明るさが基準値B以上と判定された場合には、S105へ移行して照明手段6の照度を「中」に設定する。この時、基準値Bは基準値Aより低い値に設定される。S104において、比較された明るさが基準値B未満と判定された場合には、S106において、周囲の明るさは暗いと判断されて、照明手段6の照度は「弱」に設定される(S107)。
このように、それぞれの照度で設定された照明手段6は、上記実施の形態4の図10に示されるパターン(a)からパターン(c)のように制御される。S103で照度「強」と設定された時はパターン(a)、S105で照度「中」と設定された時はパターン(b)、S107で照度「弱」と設定された時はパターン(c)でそれぞれ制御される。
このように照度センサ10によって本体2の周囲の明るさを測定し、その明るさを判断して照明手段6の照度を設定するので、使用者が手動で操作して設定する煩わしさがなく、周囲の明るさに応じて自動的に照度が設定され、非常に使い勝手が向上する。
<実施の形態5の効果>
実施の形態5によれば、炊飯器1は、本体2の周囲の明るさを検出する照度センサ10を備える。照明手段6が照明する照度は、照度センサ10の検出する本体2の周囲の明るさに応じて変更される。
この構成によれば、使用者が手動で操作して照明手段6の照度を設定する煩わしさがなく、周囲の明るさに応じて自動的に照明手段6の照度が設定でき、非常に使い勝手が向上する。
実施の形態6.
図13は、本発明の実施の形態6に係る炊飯器1の照明動作を示す平面投影図である。実施の形態6では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
図13において、本体2の周囲に斜線で示される照明範囲32a、32b、32c及び32dは、上記実施の形態3の図9に示される照明範囲31と同様である。すなわち、照明手段6は、複数設けられ、且つ、個別に制御自在である。このため、図13では、図9に示される照明範囲31を、略円形をなす蓋体3の天面の中心角を90°毎に分割した、4つの範囲に分割している。分割された4つの範囲をそれぞれ領域A(32a)、領域B(32b)、領域C(32c)、領域D(32d)と定義する。4つの領域は、それぞれ個別に照明手段6の照明の発光パターンを切り替えられる。すなわち、複数の照明手段6は、複数の照明手段6のうちいずれを制御するか任意に選択自在である。たとえば、炊飯時には本体2の正面に位置する領域A(32a)が照明され、保温時には本体2の両側面に位置する領域B(32b)及び領域D(32d)が照明される。
<その他>
その他に、周囲の明るさが明るい時には領域A(32a)が照明され、周囲の明るさが暗い時には領域B(32b)及び領域D(32d)が照明される構成としても良い。また、同時に照明される領域は1箇所、あるいは、2箇所に限られることなく、3箇所でも、4箇所でも良い。
このように、複数の照明手段6の照明範囲32a、32b、32c及び32dを分割することにより、炊飯器1の使用者の使用実態に合わせた照明範囲32a、32b、32c及び32dが設定でき、より使い勝手が向上する。
<実施の形態6の効果>
実施の形態6によれば、照明手段6は、複数設けられ、且つ、個別に制御自在である。複数の照明手段6は、複数の照明手段6のうちいずれを制御するか任意に選択自在である。
この構成によれば、複数の照明手段6の照明範囲32a、32b、32c及び32dが分割され、使用者の使用実態に合わせた複数の照明手段6の照明範囲32a、32b、32c及び32dが設定でき、より使い勝手が向上する。
実施の形態7.
図14は、本発明の実施の形態7に係る炊飯器1の照明動作を示すフローチャートである。実施の形態7では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
照明手段6は、入力手段7の入力に応じて制御される。図14において、先ずS201において、入力手段7に設けられたキーの入力を判定する。S201において、キー入力有りと判定された場合にはS202へ移行する。一方、S201において、キー入力有りではないキー入力無しであると判定された場合には、キー入力の判定を繰り返す。S201でキー入力有りと判定された場合、S202においてタイマtをスタートさせ、S203において照明手段6の照明をONさせる。次に、S204において、タイマtが60秒経過したかどうかを判定する。そして、S204でタイマtが60秒経過したと判定された場合には、S205に移行して照明手段6をOFFして終了する。S204でタイマtが60秒経過していないと判定された場合には、S203に戻って、照明手段6の照明のONを継続する。つまり、入力手段7のキー入力が有るたびに、照明手段6の照明が60秒間継続してONされる。
これにより、使用者の操作によるキー入力に連動して照明手段6が照明されるので、炊飯器1を使用する使用者へ、操作する楽しさと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることとが訴求できる。
<実施の形態7の効果>
実施の形態7によれば、炊飯器1は、炊飯に関する情報を入力する入力手段7を備える。照明手段6は、入力手段7の入力に応じて制御される。
この構成によれば、炊飯器1を使用する使用者に対し、操作する楽しさと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることとが訴求できる。
実施の形態8.
図15は、本発明の実施の形態8に係る炊飯器1の照明動作を示す斜視図である。実施の形態8では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
図15に示すように、炊飯器1は、本体2と組み合わせて供給され、本体2と本体2が載置される載置面との間に敷く敷部材20を備える。敷部材20は、シート状あるいは板状である。敷部材20における本体2の載置される表面の材料は、光の反射を抑制した材料で構成されている。
これにより、本体2と本体2が載置される載置面との間に敷いて用いられる敷部材20の材料は、光の反射を抑制した材料であるので、上記実施の形態3と同様の効果を奏することは勿論であるが、その効果をより顕著なものにできる。
<実施の形態8の効果>
実施の形態8によれば、炊飯器1は、本体2と組み合わせて供給され、本体2と本体2が載置される載置面との間に敷く敷部材20を備える。敷部材20における本体2の載置される表面の材料は、光の反射を抑制した材料で構成されている。
この構成によれば、本体2の周囲の広い範囲が照明されることによる、使用者が火事などと誤認したり、就寝時に明かりが気になって就寝の妨げになったりしない効果がより顕著にできる。
実施の形態9.
実施の形態9では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
炊飯器1では、敷部材20における本体2の載置される表裏面の材料は、一方の面が光の反射を抑制した材料で構成され、他方の面が光を反射する材料で構成されている。
このような敷部材20であると、光の反射を抑制した面を使用した場合には、上記実施の形態3と同様の効果を奏することは勿論であるが、その効果をより顕著なものにできる。一方、光を反射する材料で構成された面を使用した場合には、本体2の周辺をぼんやり明るくするなどの、いわゆる間接照明のような視覚的効果が得られる。
<実施の形態9の効果>
実施の形態9によれば、炊飯器1は、本体2と組み合わせて供給され、本体2と本体2が載置される載置面との間に敷く敷部材20を備える。敷部材20における本体2の載置される表裏面の材料は、一方の面が光の反射を抑制した材料で構成され、他方の面が光を反射する材料で構成されている。
この構成によれば、敷部材20における本体2の載置される表裏面の材料のうち一方の面が光の反射を抑制した材料で構成される。これにより、本体2の周囲の広い範囲が照明されることによる、使用者が火事などと誤認したり、就寝時に明かりが気になって就寝の妨げになったりしない効果がより顕著にできる。一方、敷部材20における本体2の載置される表裏面の材料のうち他方の面が光を反射する材料で構成される。これにより、本体2の周辺をぼんやり明るくするなどの、いわゆる間接照明のような視覚的効果が得られる。
実施の形態10.
実施の形態10では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
炊飯器1では、照明手段6の発光色は、少なくとも波長590~780nmの範囲を含んで構成されている。この波長の発光色は、おおよそ橙色であり、いわゆる暖色系と呼ばれる暖かみの有る色であり、かまどの炎などを容易に連想させる発光色である。
これにより、かまどの炎などを容易に連想させる発光色で照明が行われ、ふっくらと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることが強く印象付けられ、訴求の効果が充分に発揮できる。
<実施の形態10の効果>
実施の形態10によれば、照明手段6の発光色は、少なくとも波長590~780nmの範囲を含む。
この構成によれば、かまどの炎などを容易に連想させる発光色で照明手段6が照明するので、ふっくらと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることが使用者に強く印象付けられ、訴求の効果が充分に発揮できる。
実施の形態11.
実施の形態11では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
炊飯器1では、照明手段6が点灯する際に、表示手段8の表示素子である発光素子の照度が低減されるか、あるいは、消灯される構成である。たとえば、予め定められた条件に従って照明手段6を点灯する時に、表示手段8の表示素子であるLEDが同時に点灯していると、周囲を照明できる程の照度ではないものの、発光源が照明手段6と表示手段8という複数存在する。このために、照明手段6での照明の視覚的な効果が妨げられる懸念がある。また、表示手段8の表示素子であるLEDは、炊飯中であることを示す炊飯表示用LEDは赤色、保温中であることを示す保温表示用LEDは黄色あるいは橙色、予約中であることを示す予約表示用LEDは緑色とされるのが一般的である。この場合も表示手段8の発光色の違いにより、照明手段6での照明の視覚的な効果が妨げられる懸念がある。
これにより、照明手段6からの照明の効果を妨げる要素である表示手段8の表示素子からの発光を低減、あるいは、消灯するので、本来の目的である、かまどの炎などの美味しいイメージが演出でき、ふっくらと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることの訴求がより効果的に実現できる。
<実施の形態11の効果>
実施の形態11によれば、炊飯器1は、炊飯に関する情報を表示する表示手段8を備える。照明手段6が点灯する際に、表示手段8の照度を低減又は消灯する。
この構成によれば、照明手段6からの照明の効果を妨げる要素である表示手段8の表示素子からの発光が低減又は消灯される。これにより、本来の目的である、かまどの炎などの美味しいイメージが演出でき、ふっくらと美味しいご飯の炊ける炊飯器1であることがより効果的に訴求できる。
<その他>
本発明は、照明手段6の照明によって美味しいイメージを演出し、ふっくらと美味しいご飯の炊けることを使用者に想起させ、使用者に新たな訴求方法が創出できるので、有用である。
1 炊飯器、2 本体、3 蓋体、4 加熱手段、5 内釜、6 照明手段、7 入力手段、8 表示手段、9 制御手段、10 照度センサ、20 敷部材、21 開口、22 中空部、30、31、32a、32b、32c、32d 照明範囲。

Claims (16)

  1. 内部に中空部が形成された本体と、
    前記本体の前記中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、
    前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記本体の下方を照明する照明手段と、
    炊飯に関する情報を入力する入力手段と、
    を備え、
    前記照明手段は、前記入力手段の入力に応じて制御され、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けた場合には照明を行い、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでは照明を継続し、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けてから前記予め定められた時間以内に前記入力手段に前記情報が入力されなかった場合には消灯する炊飯器。
  2. 前記照明手段は、予め定められた条件に従って前記本体の下方を照明する請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記予め定められた条件は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光色あるいは発光パターンを変更することである請求項2に記載の炊飯器。
  4. 内部に中空部が形成された本体と、
    前記本体の前記中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、
    前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記本体の下方を照明する照明手段と、
    を備え、
    前記照明手段は、予め定められた条件に従って前記本体の下方を照明し、
    前記予め定められた条件は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光パターンを変更することであって、
    前記照明手段は、
    前記発光パターンに従って、炊飯モードにおいて、照明の継続と、照明の停止の継続とを交互に繰り返し、照明を継続する時間の幅を、前記予熱工程よりも前記炊飯工程で大きくし、且つ、前記予熱工程よりも前記むらし工程で小さくし、照明する時間の割合を、前記予熱工程よりも前記炊飯工程で大きくする炊飯器。
  5. 内部に中空部が形成された本体と、
    前記本体の前記中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、
    前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記本体の下方を照明する照明手段と、
    を備え、
    前記照明手段は、予め定められた条件に従って前記本体の下方を照明し、
    前記予め定められた条件は、保温モードにおいて前記内釜の温度が、設定された保温温度に達する前後において、発光パターンを変更することであって、
    前記照明手段は、
    前記発光パターンに従って、前記内釜の温度が前記保温温度に達する前には、照明を停止し、前記内釜の温度が前記保温温度に達した場合には、照明の継続と、照明の停止の継続とを交互に繰り返す炊飯器。
  6. 前記予め定められた条件は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光色を変更することである請求項2~請求項5のいずれか1項に記載の炊飯器。
  7. 前記予め定められた条件は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光パターンを変更することである請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の炊飯器。
  8. 前記照明手段は、前記本体の外周に沿った前記本体の下方の領域を照明する請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の炊飯器。
  9. 前記照明手段は、前記本体の正面を基準に前記本体の外周に沿った前記本体の下方の領域を照明する請求項8に記載の炊飯器。
  10. 前記照明手段の発光色は、少なくとも波長590~780nmの範囲を含む請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の炊飯器。
  11. 前記照明手段が照明する照明範囲は、前記本体の平面投影形状を基準に前記本体から離れる方向に所定の範囲内である請求項1~請求項10のいずれか1項に記載の炊飯器。
  12. 前記所定の範囲は、前記本体の平面投影形状を基準に前記本体から離れる方向に50mmである請求項11に記載の炊飯器。
  13. 前記照明手段が照明する照度は、変更自在である請求項1~請求項12のいずれか1項に記載の炊飯器。
  14. 前記本体の周囲の明るさを検出する照度センサを備え、
    前記照明手段が照明する照度は、前記照度センサの検出する前記本体の周囲の明るさに応じて変更される請求項13に記載の炊飯器。
  15. 前記照明手段は、複数設けられ、且つ、個別に制御自在であり、
    複数の前記照明手段は、複数の前記照明手段のうちいずれを制御するか任意に選択自在である請求項1~請求項14のいずれか1項に記載の炊飯器。
  16. 複数の前記照明手段は、間隔を空けて配置され、前記本体の外周を全体にわたって前記本体の外周に沿った前記本体の下方の領域を照明する請求項15に記載の炊飯器。
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