JP2022024174A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
Description
<炊飯器1の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1を示す縦断面図である。図1及び図2に示すように、炊飯器1は、たとえば電磁誘導加熱式調理器であり、本体2と、蓋体3と、加熱手段4と、内釜5と、照明手段6と、を有する。
照明手段6は、LEDなどの発光素子で構成され、本体2の下方を照明する。具体的には、照明手段6は、本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。照明手段6は、本体2の下部における前面に1箇所だけ配置されている。これにより、照明手段6は、本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明する。なお、照明手段6は、複数設けられても良い。
図3は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1を示すハードウェア構成を示す図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る制御手段9を示すブロック図である。図3に示すように、炊飯器1は、入力手段7と、表示手段8と、制御手段9と、を有する。
図4に示すように、制御手段9は、CPU、ROM及びRAMなどのメモリ並びにI/Oポートなどの入出力装置を備えたマイコンを有した処理回路である。制御手段9は、入力手段7からの入力によって炊飯するお米の種類あるいは炊飯メニューの設定を行い、その炊飯に関する設定内容などの情報を表示手段8に表示する。制御手段9は、入力手段7からの炊飯開始指示の入力を受付けると、加熱手段4を介して内釜5を加熱して炊飯を行う。照明手段6は、制御手段9の指示により予め定められた条件に従って炊飯器1の本体2の下方を照明する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器1の照明動作を示す斜視図である。図5に示すように、予め定められた条件に従って照明手段6からの照明が行われると、図中に示される本体2の下方の斜線部の照明範囲30が照明される。斜線部の照明範囲30は、本体2が載置された載置面上の範囲である。照明手段6が本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の下方の領域を照明することから、斜線部の照明範囲30が本体2の正面を基準に本体2の外周に沿った本体2の正面側の下方の領域に形成される。
実施の形態1によれば、炊飯器1は、内部に中空部22が形成された本体2を備える。炊飯器1は、本体2の中空部22に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜5を備える。炊飯器1は、内釜5を加熱する加熱手段4を備える。炊飯器1は、本体2の下方を照明する照明手段6を備える。
図6は、本発明の実施の形態2に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。図7は、本発明の実施の形態2に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。図8は、本発明の実施の形態2に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。実施の形態2では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
図6において、上部に示された曲線は、炊飯時の内釜5の底面温度を表した温度曲線である。下部に示された3つのパターン図は、照明手段6の発光パターンあるいは照明手段6の照度の強弱を表すものである。図6の下部に示された3つのパターン部は、それぞれ異なるとともに、図7及び図8のそれぞれのパターン図とも異なっている。すなわち、照明手段6は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光パターンを変更する。特に、照明手段6は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光パターンを変更する。
図7において、上部に記された曲線は、保温時の内釜5の底面温度を表した温度曲線である。下部に記された2つのパターン図は、照明手段6の発光パターンを表すものである。
図8に示す発光パターンは、図6あるいは図7の下側に示されていた照明手段6の発光パターンと同様のものであり、ここでは予約工程の照明手段6の動作を表す。
なお、照明手段6の予め定められた条件は、発光パターンではなく、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光色を変更することでも良い。また、照明手段6は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光色を変更しても良い。
実施の形態2によれば、照明手段6の予め定められた条件は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光パターンを変更することである。
図9は、本発明の実施の形態3に係る炊飯器1の照明動作を示す平面投影図である。実施の形態3では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態3によれば、照明手段6が照明する照明範囲31は、本体2の平面投影形状を基準に本体2から離れる方向に所定の範囲内である。
図10は、本発明の実施の形態4に係る炊飯器1の照明動作を示すパターン図である。実施の形態4では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態4によれば、照明手段6が照明する照度は、変更自在である。
図11は、本発明の実施の形態5に係る炊飯器1のハードウェア構成を示す図である。図12は、本発明の実施の形態5に係る炊飯器1の照明動作を示すフローチャートである。実施の形態5では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態5によれば、炊飯器1は、本体2の周囲の明るさを検出する照度センサ10を備える。照明手段6が照明する照度は、照度センサ10の検出する本体2の周囲の明るさに応じて変更される。
図13は、本発明の実施の形態6に係る炊飯器1の照明動作を示す平面投影図である。実施の形態6では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
その他に、周囲の明るさが明るい時には領域A(32a)が照明され、周囲の明るさが暗い時には領域B(32b)及び領域D(32d)が照明される構成としても良い。また、同時に照明される領域は1箇所、あるいは、2箇所に限られることなく、3箇所でも、4箇所でも良い。
実施の形態6によれば、照明手段6は、複数設けられ、且つ、個別に制御自在である。複数の照明手段6は、複数の照明手段6のうちいずれを制御するか任意に選択自在である。
図14は、本発明の実施の形態7に係る炊飯器1の照明動作を示すフローチャートである。実施の形態7では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態7によれば、炊飯器1は、炊飯に関する情報を入力する入力手段7を備える。照明手段6は、入力手段7の入力に応じて制御される。
図15は、本発明の実施の形態8に係る炊飯器1の照明動作を示す斜視図である。実施の形態8では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態8によれば、炊飯器1は、本体2と組み合わせて供給され、本体2と本体2が載置される載置面との間に敷く敷部材20を備える。敷部材20における本体2の載置される表面の材料は、光の反射を抑制した材料で構成されている。
実施の形態9では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態9によれば、炊飯器1は、本体2と組み合わせて供給され、本体2と本体2が載置される載置面との間に敷く敷部材20を備える。敷部材20における本体2の載置される表裏面の材料は、一方の面が光の反射を抑制した材料で構成され、他方の面が光を反射する材料で構成されている。
実施の形態10では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態10によれば、照明手段6の発光色は、少なくとも波長590~780nmの範囲を含む。
実施の形態11では、上記実施の形態と同様な事項の説明を省略し、その特徴部分のみ説明する。
実施の形態11によれば、炊飯器1は、炊飯に関する情報を表示する表示手段8を備える。照明手段6が点灯する際に、表示手段8の照度を低減又は消灯する。
本発明は、照明手段6の照明によって美味しいイメージを演出し、ふっくらと美味しいご飯の炊けることを使用者に想起させ、使用者に新たな訴求方法が創出できるので、有用である。
Claims (16)
- 内部に中空部が形成された本体と、
前記本体の前記中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、
前記内釜を加熱する加熱手段と、
前記本体の下方を照明する照明手段と、
炊飯に関する情報を入力する入力手段と、
を備え、
前記照明手段は、前記入力手段の入力に応じて制御され、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けた場合には照明を行い、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでは照明を継続し、前記入力手段が前記情報の入力を受け付けてから前記予め定められた時間以内に前記入力手段に前記情報が入力されなかった場合には消灯する炊飯器。 - 前記照明手段は、予め定められた条件に従って前記本体の下方を照明する請求項1に記載の炊飯器。
- 前記予め定められた条件は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光色あるいは発光パターンを変更することである請求項2に記載の炊飯器。
- 内部に中空部が形成された本体と、
前記本体の前記中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、
前記内釜を加熱する加熱手段と、
前記本体の下方を照明する照明手段と、
を備え、
前記照明手段は、予め定められた条件に従って前記本体の下方を照明し、
前記予め定められた条件は、炊飯モードにおける予熱工程、炊飯工程又はむらし工程の工程順の遷移に従って、発光パターンを変更することであって、
前記照明手段は、
前記発光パターンに従って、炊飯モードにおいて、照明の継続と、照明の停止の継続とを交互に繰り返し、照明を継続する時間の幅を、前記予熱工程よりも前記炊飯工程で大きくし、且つ、前記予熱工程よりも前記むらし工程で小さくし、照明する時間の割合を、前記予熱工程よりも前記炊飯工程で大きくする炊飯器。 - 内部に中空部が形成された本体と、
前記本体の前記中空部に着脱自在に収納され、内部に被加熱物を収容する内釜と、
前記内釜を加熱する加熱手段と、
前記本体の下方を照明する照明手段と、
を備え、
前記照明手段は、予め定められた条件に従って前記本体の下方を照明し、
前記予め定められた条件は、保温モードにおいて前記内釜の温度が、設定された保温温度に達する前後において、発光パターンを変更することであって、
前記照明手段は、
前記発光パターンに従って、前記内釜の温度が前記保温温度に達する前には、照明を停止し、前記内釜の温度が前記保温温度に達した場合には、照明の継続と、照明の停止の継続とを交互に繰り返す炊飯器。 - 前記予め定められた条件は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光色を変更することである請求項2~請求項5のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 前記予め定められた条件は、炊飯モード、保温モード又は予約モードのモード毎に発光パターンを変更することである請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 前記照明手段は、前記本体の外周に沿った前記本体の下方の領域を照明する請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 前記照明手段は、前記本体の正面を基準に前記本体の外周に沿った前記本体の下方の領域を照明する請求項8に記載の炊飯器。
- 前記照明手段の発光色は、少なくとも波長590~780nmの範囲を含む請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 前記照明手段が照明する照明範囲は、前記本体の平面投影形状を基準に前記本体から離れる方向に所定の範囲内である請求項1~請求項10のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 前記所定の範囲は、前記本体の平面投影形状を基準に前記本体から離れる方向に50mmである請求項11に記載の炊飯器。
- 前記照明手段が照明する照度は、変更自在である請求項1~請求項12のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 前記本体の周囲の明るさを検出する照度センサを備え、
前記照明手段が照明する照度は、前記照度センサの検出する前記本体の周囲の明るさに応じて変更される請求項13に記載の炊飯器。 - 前記照明手段は、複数設けられ、且つ、個別に制御自在であり、
複数の前記照明手段は、複数の前記照明手段のうちいずれを制御するか任意に選択自在である請求項1~請求項14のいずれか1項に記載の炊飯器。 - 複数の前記照明手段は、間隔を空けて配置され、前記本体の外周を全体にわたって前記本体の外周に沿った前記本体の下方の領域を照明する請求項15に記載の炊飯器。
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