JP2022023708A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが金融機関などに出向くことなく、預金などの現金化をより行い易くする情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置100は、キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、申し込みおよび申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、申し込みをユーザの配送情報または集荷情報と関連付ける受付部120と、申し込みにより現金化される金額を決済する決済部160と、手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼する依頼部130とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
コンビニATM(Automated Teller Machine)などにより現金を引き出し易くなった一方で、銀行や信用金庫など金融機関の統廃合により、普段利用している窓口やATMが閉鎖し、預金の引き出しが利用し難くなった顧客もいる。
特開2020-067837号公報
特に僻地など、金融機関やコンビニエンスストアが少ないような場所では、預金の引き出しのために遠くまで出向く必要があり、預金などの現金化に関する不便さはより顕著になっている。
そこで、本開示では、ユーザが金融機関などに出向くことなく、預金などの現金化をより行い易くすることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提案する。
本開示によれば、キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、申し込みおよび申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、申し込みをユーザの配送情報または集荷情報と関連付ける受付部と、申し込みにより現金化される金額を決済する決済部と、現金の手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼する依頼部とを備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置が、キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、申し込みおよび申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、申し込みをユーザの配送情報または集荷情報と関連付け、申し込みにより現金化される金額を決済し、現金の手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼する処理を実行することを特徴とする方法が提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置に、キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、申し込みおよび申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、申し込みをユーザの配送情報または集荷情報と関連付け、申し込みにより現金化される金額を決済し、現金の手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼することを特徴とするプログラムが提供される。
本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るキャッシュアウト処理の一例を示す図である。 同実施形態に係るキャッシュアウト申し込み画面の一例を示す図である。 同実施形態に係る配送員端末400への指示の一例を示す図である。 同実施形態に係るキャッシュアウトサービスの利用促進および効率化の一例を示す図である。 同実施形態に係るユーザ端末200への通知の一例を示す図である。 同実施形態に係るキャッシュアウト処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る現金手渡し時の認証処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に、本実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の部位には、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.実施形態
1.1.システム構成例
1.2.機能構成例
1.3.機能の詳細
1.4.機能の流れ
2.ハードウェア構成例
3.まとめ
4.効果
<1.実施形態>
<<1.1.システム構成例>>
まず、本実施形態に係る情報処理システムの構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、情報処理システムは、情報処理装置100、ユーザ端末200、配送業者装置300、および配送員端末400を含む。図1に示すように、情報処理装置100と、ユーザ端末200、配送業者装置300、および配送員端末400とはネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。なお、ネットワークNは、有線、無線を問わず、インターネットなどの各種通信網を採用することができる。
情報処理装置100は、例えば、配送業者の電子マネーサービスなどを提供するフィナンシャルグループによって管理されるサーバ装置である。情報処理装置100は、ユーザ端末200を介してユーザからキャッシュアウトの申し込みを受け付け、申し込みにより現金化される金額を決済し、ユーザへの現金手渡しの依頼を、配送業者装置300を介して配送業者に行う。なお、ユーザへの現金手渡しの依頼は、情報処理装置100が配送員端末400を介して配送員に直接行ってもよい。
また、情報処理装置100は、キャッシュアウトの申し込み時や、現金手渡し時の認証を行う。なお、情報処理装置100は、クラウドサーバ装置であってもよいし、複数台のコンピュータで構成される分散型コンピューティングシステムであってもよい。情報処理装置100の機能構成の詳細については後述する。
ユーザ端末200は、ユーザが所有し使用する端末である。ユーザ端末200は、スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル端末であってもよいし、ユーザの自宅などに設置される据え置き端末であってもよい。ユーザは、ユーザ端末200を介して、配送業者に対し、キャッシュアウトの申し込みを行う。また、現金受け取り時、ユーザは、ユーザ端末200を介して、自身が正当ユーザであることの認証を受ける。
なお、キャッシュアウトの申し込み時と現金受け取り時とでは、例えば、申し込み時は自室のデスクトップPC、現金受け取り時はスマートフォンといったように、ユーザ端末200は異なる端末であってよい。ただし、少なくとも現金受け取り時は、配送員端末400を介して認証を受けることになるため、ユーザ端末200はモバイル端末になるであろう。
また、ユーザ端末200には、情報処理装置100などから提供される、キャッシュアウトの申し込みやユーザ認証を行うための専用アプリケーションをインストールすることができる。なお、ユーザ端末200が、専用アプリケーションと同様の機能を有する、情報処理装置100上のWebアプリケーションを使用する場合は、専用アプリケーションはインストールされなくてもよい。
配送業者装置300は、配送業者によって管理されるサーバ装置である。情報処理装置100も配送業者によって管理されるサーバ装置であるが、配送業者装置300は配送業務を管理する機能に特化した装置である。そのため、情報処理装置100および配送業者装置300は、1つの装置で構成されてもよい。配送業者装置300は、情報処理装置100からユーザへの現金手渡しの依頼を受け、配送員端末400を介して配送員に現金手渡しの指示を行う。なお、配送員への指示を情報処理装置100が配送員端末400に直接行うなどの場合は、本実施形態を実現するにあたり、配送業者装置300は図1の情報処理システムに含まれなくてもよい。
配送員端末400は、配送員が所有し使用する端末である。配送員端末400は、スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル端末であってよい。配送員は、配送員端末400を介して、情報処理装置100または配送業者装置300から、ユーザへの現金手渡しの指示を受ける。また、ユーザへの現金手渡し時、配送員は、配送員端末400を介して、当該ユーザが正当ユーザであることの認証を行う。配送員端末400も、情報処理装置100などから提供される、専用アプリケーションまたはWebアプリケーションを介して、ユーザへの現金手渡しの指示を受けたり、ユーザに対する認証を行ったりすることができる。
なお、図1では、本実施形態に係る情報処理システムとして、情報処理装置100、ユーザ端末200、配送業者装置300、および配送員端末400の4デバイスを少なくとも含むように示している。しかしながら、上述したように、本実施形態に係る情報処理システムは、使用形態によって、情報処理装置100および配送業者装置300を1つの装置にまとめたり、さらに細かく装置を分散させたりするなどして構成できる。
<<1.2.機能構成例>>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置100は、記憶部110、受付部120、依頼部130、認証部140、通知部150、決済部160、制御部170を備える。
(記憶部110)
本実施形態に係る記憶部110は、各種プログラムやデータを一時的または恒常的に記憶するための記憶領域である。記憶部110には、情報処理装置100が各種機能を実行するためのプログラムやデータが記憶されてよい。具体的な一例として、記憶部110には、キャッシュアウトの申し込みにより現金化される金額を決済し、ユーザへの現金手渡しの依頼を配送業者に行うためのプログラムやデータ、各種設定などを管理するための管理データなどが記憶されてよい。もちろん、上記はあくまで一例であり、記憶部110に記憶されるデータの種別は特に限定されない。
(受付部120)
本実施形態に係る受付部120は、キャッシュアウトの申し込みを、ユーザ端末200(「第1のコンピュータ」に相当)から受け付ける。なお、受付部120は、認証部140によるユーザ認証が正常に行われない場合や現金化する金額が法定送金限度額を超えている場合は、キャッシュアウトの申し込みを拒否することができる。なお、法定送金限度額は、例えば、現金書留と同レベルの限度額であり、情報処理装置100の記憶部110に記憶される。
(依頼部130)
本実施形態に係る依頼部130は、申し込みに対する現金の手渡しを、配送業者装置300(「第2のコンピュータ」に相当)に依頼する。しかしながら、配送員への指示を、配送業者装置300を介さずに情報処理装置100が配送員端末400に直接行う場合、依頼部130は、申し込みに対する現金の手渡しを、配送員端末400に依頼する(この場合、配送員端末400が「第2のコンピュータ」に相当する)。
(認証部140)
本実施形態に係る認証部140は、キャッシュアウトの申し込み時に、キャッシュアウトを申し込んだユーザの認証を行う。また、認証部140は、現金の手渡し時に、現金を手渡そうとするユーザの認証を行う。
キャッシュアウトの申し込み時の認証は、例えば、ユーザ端末200にインストールされた専用アプリケーションや、情報処理装置100上のWebアプリケーションを介して入力されたログインIDおよびパスワードによるユーザ認証であってよい。
また、現金の手渡し時の認証は、キャッシュアウトを申し込んだユーザにユーザ端末200を介して予め送信される受取りコードを配送員端末400により読み込むことにより、情報処理装置100に送信された受取りコードを認証することで行うことができる。
(通知部150)
本実施形態に係る通知部150は、現金の手渡し時の認証部140による認証結果を配送員端末400に通知する。配送員は、配送員端末400に表示された当該認証結果を見て、現金を手渡すか否かの判断を行う。
また、通知部150は、現金の手渡しが行われる場所から所定範囲内(例えば、500メートル圏内)に手渡し先を指定している他のユーザが利用するユーザ端末200(「第3のコンピュータ」に相当)に、キャッシュアウトの要否確認を通知する。これにより、配送員は、キャッシュアウトが必要なユーザに対し、キャッシュアウトの利用を促しつつ、一度の配送で効率的に現金を手渡すことができる。
また、通知部150は、現金化する金額が限度額を超えていてキャッシュアウトの申し込みを受け付けない場合や、決済処理が正常に完了しない場合に、エラーメッセージをユーザ端末200に送信する。
(決済部160)
本実施形態に係る決済部160は、キャッシュアウトの申し込みにより現金化される金額を、電子マネー決済またはQRコード(登録商標)決済などにより決済する。
電子マネー決済は、配送業者独自の電子マネーを用いることができる。そのため、電子マネー決済により本実施形態に係るキャッシュアウトを利用するユーザは、当該電子マネーを予めチャージしておき、チャージされた金額の範囲内でキャッシュアウトを申し込むことができる。
一方、QRコード決済は、配送業者以外の外部の決済サービス提供者によるアプリケーションを利用して行われる。そのため、QRコード決済により本実施形態に係るキャッシュアウトを利用するユーザは、利用したいQRコード決済のアプリケーションに対し予めユーザ登録を行っておく必要がある。すなわち、配送業者は、QRコード決済サービスを通して、ユーザから現金化する金額の支払いを受けることになる。
また、決済部160は、現金化される金額に加えて、キャッシュアウトの申し込みに対する手数料を、電子マネー決済またはQRコード決済により決済する。当該手数料は、配送業者のための手数料であり、現金の手渡しのためにユーザによって指定される時間帯や手渡し先などに基づいて算出することができる(例えば、現金の手渡し時間が夜間の場合は、手数料を割り増すなど)。また、現金の手渡しを、同一ユーザに対する荷物の配送や集荷と併せて行う場合は、キャッシュアウトの手数料を減額することもできる。
(制御部170)
本実施形態に係る制御部170は、情報処理装置100全体を司る処理部であり、情報処理装置100が備える各構成を制御する。制御部170が有する機能の詳細については後述される。
以上、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明した。なお、図2を用いて説明した上記の機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成は係る例に限定されない。例えば、情報処理装置100は、必ずしも図2に示す構成のすべてを備えなくてもよいし、認証部140などの各構成を情報処理装置100とは異なる別のコンピュータに備えることも可能である。本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
また、各構成要素の機能を、CPU(Central Proccessing Unit)などの演算装置がこれらの機能を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体から制御プログラムを読み出し、そのプログラムを解釈して実行することにより行ってもよい。したがって、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜利用する構成を変更することが可能である。また、情報処理装置100のハードウェア構成の一例については後述される。
<<1.3.機能の詳細>>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100が有する機能について詳細に説明する。本実施形態に係る情報処理装置100の制御部170は、ユーザ端末200を介してユーザからキャッシュアウトの申し込みを受け付け、申し込みにより現金化される金額を決済し、ユーザへの現金手渡しの依頼を、配送業者装置300を介して配送業者に行うことを特徴の1つとする。
図3は、本実施形態に係るキャッシュアウト処理の一例を示す図である。図3に示すように、ユーザは、ユーザ端末200を介してキャッシュアウトの申し込みを行う。
なお、キャッシュアウトの申し込みを、ユーザの配送情報または集荷情報と関連付けることができ、これにより、キャッシュアウトの申し込みや現金の手渡しを、他の荷物の配送や集荷と併せて行うこともできる。すなわち、配送業者は、他の荷物の配送や集荷のためにユーザ宅を訪問する際に、現金の手渡しも併せて行うことができる。この場合、キャッシュアウトの手数料を無料にするなど、減額するようにしてもよい。
また、キャッシュアウトの申し込みを、他のユーザから、キャッシュアウトの申し込みを行おうとするユーザへの送金金額と関連付けることができ、当該送金金額を現金で受け取ることができる。なお、当該他のユーザからの送金は、現金によるものであっても、電子マネーによるものであってもよい。現金による送金の場合は、例えば、他のユーザ宅の最寄りの配送センターの配送員が他のユーザから現金を受け取り、当該配送員が配送員端末400を介して情報処理装置100に対し、受け取った現金の電子マネー化を行う。すなわち、キャッシュアウトを申し込むユーザは、電子マネー化された送金金額の現金化を行うことになる。これにより、実質的にユーザ間の現金による送金を行うことができる。
また、キャッシュアウトの申し込みは、ユーザ端末200に予めインストールされた専用アプリケーション、または、情報処理装置100などによって提供されるWebアプリケーションを介して行われる。
図4は、本実施形態に係るキャッシュアウト申し込み画面の一例を示す図である。図4に示すように、ユーザは、ユーザ端末200に表示された申し込み画面に対し、例えば、現金化を希望する日時および金額、ならびに利用形態を入力する。
利用形態は、現金化を、電子マネー決済によって行うか、QRコード決済によって行うか、またどの決済サービス会社を利用するか、などキャッシュアウトサービスを利用するための決済方法を選択するものである。図4の例では、配送業者であるパテント宅配サービス独自の電子マネーであるパテ宅マネーを選択し、電子マネー決済を行おうとしていることが示されている。そして、申し込み画面の入力が完了したら、例えば、「申し込む」ボタンを押下することで、キャッシュアウトの申し込みが行われる。
なお、図4の申し込み画面はあくまでも一例であり、入力内容や画面のデザインなどは適宜変更可能であり、図4の例に限定されない。
図3の説明に戻り、ユーザがキャッシュアウトの申し込みを行うと、情報処理装置100はこれを受け付け、配送業者装置300にユーザへの現金手渡しの依頼を行う。より具体的には、例えば、情報処理装置100は、依頼情報として、ユーザに現金を手渡す日時およびその金額、手渡し先であるユーザ宅の住所などを配送業者装置300に送信する。
そして、配送業者装置300は、現金手渡しの依頼を受け、配送員端末400に現金手渡しの指示を行う。図5は、本実施形態に係る配送員端末400への指示の一例を示す図である。現金手渡しの指示は、例えば、図5に示すようなメールにより行われる。このようなメールを用いて、配送業者装置300は、指示情報として、ユーザに現金を手渡す日時およびその金額、手渡し先の住所などを配送員端末400に送信する。
なお、配送員端末400への指示は、メール以外の手段、例えば、配送員端末400にインストールされた専用アプリケーション上のメッセージにより行われてもよい。また、配送業者装置300は、現金を手渡す日時および手渡し先の住所などに基づいて、最寄りの配送センターおよび配送員を選定し、選定した配送員の所有する配送員端末400に送信できる。特に、既に対象の日時に、手渡し先付近に配送を行う予定の配送員を選定するようにすれば、より効率的に配送や現金の手渡しを行うことができる。
図3の説明に戻り、現金手渡しの指示を受けた配送員は、配送センターにある現金から、現金化する金額分の現金を持ち出し、手渡し先の住所にいるユーザに現金を手渡す。この際、当該ユーザが正当ユーザであることの認証を行った上で現金を手渡すことができる。当該認証は、例えば、配送員端末400が、ユーザ端末200に予め送信された受取りコードを読み込むことにより、当該受取りコードを情報処理装置100に送信し、認証を行う。なお、現金の持ち出し元は、必ずしも配送センターである必要はなく、例えば、配送センターとユーザ宅との間にあるATMなどであってよい。持ち出し元をどこにするかについて、例えば、配送業者装置300は、配送センター、ユーザ宅、およびATMの位置情報に基づいて決定することができる。そして、配送業者装置300は、持ち出し元についても配送員端末400への指示情報に含めることにより、各配送員は、適切な持ち出し元から現金を持ち出すことができる。
また、現金手渡しの際、手渡し先の周囲のユーザに対し、キャッシュアウトサービスの案内を通知して、現金を手渡すこともできる。図6は、本実施形態に係るキャッシュアウトサービスの利用促進および効率化の一例を示す図である。
まず、図6の左側に示すように、手渡し先をユーザ宅10-1に指定しているユーザ1が、ユーザ端末200-1を用いてキャッシュアウトの申し込みを行ったとする。そうすると、情報処理装置100は、キャッシュアウトの申し込みを受けると共に、手渡し先であるユーザ宅10-1から所定範囲内(例えば、500メートル圏内)に手渡し先を指定している他のユーザを、キャッシュアウトサービスの顧客マスタから検索する。
ユーザ宅10-1から所定範囲内に他のユーザが存在する場合、図6の中央に示すように、情報処理装置100は、キャッシュアウトの要否確認を行うため、キャッシュアウトサービスの案内を他のユーザに通知する。図6の例では、現金の手渡し先をユーザ宅10-2および10-3にそれぞれ指定しているユーザ2およびユーザ3のユーザ端末200-2および200-3に案内を通知している。
他のユーザへのキャッシュアウトサービスの案内は、例えば、図7に示すようなメールにより行われる。図7は、本実施形態に係るユーザ端末200への通知の一例を示す図である。このようなメールを用いて、情報処理装置100は、案内情報として、現金を手渡せる日時などをユーザ端末200-2および200-3に送信する。なお、ユーザ端末200-2および200-3への通知も、メール以外の手段により行われてもよい。このようなキャッシュアウトサービスの案内を通知することにより、ユーザに対しキャッシュアウトサービスの利用を促すことができる。
図6の説明に戻り、ユーザ端末200-2および200-3への通知により、ユーザ2およびユーザ3もキャッシュアウトの申し込みを行ったとする。これにより、図6の右側に示すように、配送員は、ユーザ1~3に対し、一度の配送で効率的に現金を手渡すことができる。
<<1.4.機能の流れ>>
次に、図8を用いて、本実施形態に係るキャッシュアウト処理の手順について説明する。図8は、本実施形態に係るキャッシュアウト処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図8に示すように、ユーザ端末200は、キャッシュアウトの申し込み情報の入力を受け付ける(ステップS101)。キャッシュアウトの申し込み情報は、例えば、ユーザ端末200に表示された専用アプリケーションを介して、キャッシュアウトを希望するユーザによって入力される。また、キャッシュアウトの申し込み情報は、例えば、現金化を希望する日時および金額を含むことができる。また、現金の手渡しを配送や集荷と併せて行う場合は、キャッシュアウトの申し込み情報として、対象の配送や集荷をユーザに入力させることもできる。
キャッシュアウトの申し込み情報の入力が完了すると、ユーザ端末200は、入力された申し込み情報を情報処理装置100に送信する(ステップS102)。
次に、情報処理装置100は、申し込み情報をユーザ端末200から受信していない場合(ステップS103:No)、申し込み情報の受信を待つ。一方、申し込み情報を受信した場合(ステップS103:Yes)、情報処理装置100の受付部120は、申し込み情報に基づいて、現金の手渡しを対象ユーザの配送や集荷と併せて行うことができるか否かを判定する(ステップS104)。
現金の手渡しを配送や集荷と併せて行うことができる場合(ステップS104:Yes)、キャッシュアウトの手数料を減額する(ステップS105)。一方、現金の手渡しを配送や集荷と併せて行うことができない場合(ステップS104:No)、ステップS106に進む。
次に、現金化する金額が法定送金限度額を超えている場合(ステップS106:No)、情報処理装置100の通知部150は、現金化する金額が限度額を超えている旨などを含むエラーメッセージをユーザ端末200に送信する(ステップS110)。
一方、現金化する金額が法定送金限度額内である場合(ステップS106:Yes)、受付部120は、キャッシュアウトの申し込みを受け付ける(ステップS107)。この際、ユーザ端末200を介して入力されたユーザのログイン情報に基づいて、情報処理装置100の認証部140はユーザ認証を行うこともできる。そして、受付部120は、認証部140による認証が正常に行われない場合、キャッシュアウトの申し込みを拒否することができる。
キャッシュアウトの申し込みを受け付けると、情報処理装置100の決済部160は、キャッシュアウトの申し込みにより現金化される金額に対する決済処理を実行する(ステップS108)。当該決済処理は、電子マネー決済またはQRコード決済により行われる。決済処理が、配送業者以外の外部の決済サービス提供者により行われる場合、情報処理装置100は、外部の情報処理装置(図示せず)と通信を行い、支払い元をユーザ、支払先を配送業者とする決済を行う。
チャージ金額が不足しているなど、決済処理が正常に完了しない場合(ステップS109:No)、通知部150は、決済処理が正常に完了しない理由などを含むエラーメッセージをユーザ端末200に送信する(ステップS110)。
次に、ユーザ端末200は、エラーメッセージを情報処理装置100から受信していない場合(ステップS111:No)、エラーメッセージの受信を待つ。一方、エラーメッセージを受信した場合(ステップS111:Yes)、ユーザ端末200は、受信したエラーメッセージを表示する(ステップS112)。ユーザは、表示されたエラーメッセージを確認し、チャージを行ったり、決済方法を変更したりするなど、エラーを解消するために必要な措置をとることができる。
一方、決済処理が正常に完了した場合(ステップS109:Yes)、通知部150は、キャッシュアウトの依頼情報を配送業者装置300に送信する(ステップS113)。依頼情報は、例えば、ユーザに現金を手渡す日時およびその金額、手渡し先を含むことができる。
次に、配送業者装置300は、キャッシュアウトの依頼情報を情報処理装置100から受信していない場合(ステップS114:No)、依頼情報の受信を待つ。一方、依頼情報を受信した場合(ステップS114:Yes)、配送業者装置300は、配送センターとユーザー宅との間にATMがあるか否かを判断し(ステップS115)、現金の持ち出し元を決定する(ステップS116)。
次に、配送業者装置300は、受信した依頼情報に基づいて配送員を選定し、選定した配送員の所有する配送員端末400にキャッシュアウトの指示情報を送信する(ステップS117)。配送員の選定について、配送業者装置300は、例えば、配送員のスケジュールデータを検索し、ユーザに現金を手渡す日時に手渡し先付近に配送を行う予定の配送員がいれば、当該配送員を選定できる。また、指示情報は、例えば、ユーザに現金を手渡す日時およびその金額、手渡し先を含むことができる。
次に、配送員端末400は、キャッシュアウトの指示情報を配送業者装置300から受信していない場合(ステップS118:No)、指示情報の受信を待つ。一方、指示情報を受信した場合(ステップS118:Yes)、配送員端末400は、受信した指示情報を表示する(ステップS119)。配送員は、表示された指示情報を確認し、配送センターにある現金からユーザに手渡す金額分の現金を持ち出し、指示された日時に手渡し先にいるユーザに現金を手渡す。ステップS119の後、本処理は終了する。
次に、図9を用いて、本実施形態に係る現金手渡し時の認証処理の手順について説明する。図9は、本実施形態に係る現金手渡し時の認証処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、図8を用いて説明したキャッシュアウト処理により、現金手渡しの指示を受けた配送員が、キャッシュアウトの申し込みを行ったユーザに現金を手渡しする際に行われる認証処理である。
まず、図9に示すように、ユーザの操作によって、ユーザ端末200は受取りコードを表示する(ステップS201)。受取りコードは、例えば、キャッシュアウトの申し込みを受け付けた情報処理装置100が、申し込みを行ったユーザによって指定されたユーザ端末200に対し、予め送信するバーコードやQRコードである。そのため、受取りコードは正当なユーザのみが持ち得るコードであり、これを用いてユーザ認証を行うことができる。
次に、配送員の操作によって、配送員端末400は、ユーザ端末200に表示された受取りコードを読み取る(ステップS202)。そして、配送員端末400は、受取りコードの読み取りに成功すると、読み取った受取りコードを情報処理装置100に送信する(ステップS203)。
次に、情報処理装置100は、受取りコードを配送員端末400から受信していない場合(ステップS204:No)、受取りコードの受信を待つ。一方、受取りコードを受信した場合(ステップS204:Yes)、情報処理装置100の認証部140は、受取りコードを用いて認証を行う(ステップS205)。なお、認証部140は、受取りコード(ユーザ)の正当性の認証のみならず、さらに別の認証を行ってよい。例えば、認証部140は、キャッシュアウトを申し込んだユーザによって指定された手渡し先と、ユーザ端末200の位置情報によって示される位置とが所定圏内にあるか否かによって認証を行うことができる。
次に、情報処理装置100の通知部150は、認証部140による認証結果を配送員端末400に送信する(ステップS206)。
次に、配送員端末400は、認証結果を情報処理装置100から受信していない場合(ステップS207:No)、認証結果の受信を待つ。一方、認証結果を受信した場合(ステップS207:Yes)、配送員端末400は、認証結果を表示する(ステップS208)。配送員端末400に表示された認証結果を見て、配送員は、現金を手渡すか否かの判断を行う。ステップS208の後、本処理は終了する。
<2.ハードウェア構成例>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。図10は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図10を参照すると、情報処理装置100は、例えば、プロセッサ801と、ROM802と、RAM803と、ホストバス804と、ブリッジ805と、外部バス806と、インターフェース807と、入力装置808と、出力装置809と、ストレージ810と、ドライブ811と、接続ポート812と、通信装置813と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
(プロセッサ801)
プロセッサ801は、例えば、演算処理装置または制御装置として機能し、ROM802、RAM803、ストレージ810、またはリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般またはその一部を制御する。
(ROM802、RAM803)
ROM802は、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータなどを格納する手段である。RAM803には、例えば、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータなどが一時的または永続的に格納される。
(ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インターフェース807)
プロセッサ801、ROM802、RAM803は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス804を介して相互に接続される。一方、ホストバス804は、例えば、ブリッジ805を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス806に接続される。また、外部バス806は、インターフェース807を介して種々の構成要素と接続される。
(入力装置808)
入力装置808には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、およびレバーなどが用いられる。さらに、入力装置808としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。また、入力装置808には、マイクロフォンなどの音声入力装置が含まれる。
(出力装置809)
出力装置809は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、または有機ELなどのディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホンなどのオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、またはファクシミリなど、取得した情報を利用者に対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置である。また、本実施形態に係る出力装置809は、触覚刺激を出力することが可能な種々の振動デバイスを含む。
(ストレージ810)
ストレージ810は、各種のデータを格納するための装置である。ストレージ810としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)などの磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどが用いられる。
(ドライブ811)
ドライブ811は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、またはリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(接続ポート812)
接続ポート812は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS-232Cポート、または光オーディオ端子などのような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(通信装置813)
通信装置813は、ネットワークに接続するための通信デバイスであり、例えば、有線または無線LAN、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または各種通信用のモデムなどである。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu-ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディアなどである。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、または電子機器などであってもよい。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、またはICレコーダなどである。
なお、本実施形態に係る記憶部110は、ROM802やRAM803、ストレージ810によって実現される。また、プロセッサ801によって実現される本実施形態に係る制御部170が、受付部120、依頼部130、認証部140、通知部150、決済部160を実現する各制御プログラムを、ROM802やRAM803などから読み出し実行する。また、本実施形態に係る通知部150が、ROM802やRAM803などからデータを読み出し、ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インターフェース807を介して通信装置813にデータを送り、外部装置へのデータ送信を行う。
<3.まとめ>
以上説明したように、情報処理装置100は、キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用するユーザ端末200から受け付け、申し込みおよび申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、申し込みをユーザの配送情報または集荷情報と関連付ける受付部120と、キャッシュアウトの申し込みにより現金化される金額を決済する決済部160と、キャッシュアウトの申し込みに対する現金の手渡しを、配送業者が利用する配送業者装置300または配送員端末400に依頼する依頼部130とを備える。
これにより、ユーザは、金融機関やコンビニエンスストアなどに出向くことなく、預金などの現金化をより行い易くすることができる。また、配送業者は、現金の受け渡しをより効率的に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
<4.効果>
上述したように、情報処理装置100は、以下のような構成を取り様々な効果を奏し得る。しかしながら、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏し得る。
(1)キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、
前記申し込みおよび前記申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、前記申し込みを前記ユーザの配送情報または集荷情報と関連付ける受付部120と、
前記申し込みにより現金化される金額を決済する決済部160と、
前記手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼する依頼部130と
を備えたことを特徴とする情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100から依頼を受けた配送業者が、ユーザによって指定された場所(例えば、ユーザ宅)を訪問し、ユーザに現金を手渡すことができ、ユーザは、金融機関やコンビニエンスストアなどに出向くことなく、預金などの現金化をより行い易くすることができる。また、配送業者は、現金の受け渡しをより効率的に行うことができる。
(2)前記申し込み時の前記ユーザの認証を行う認証部140をさらに備え、
前記受付部120は、前記認証部140による前記認証が正常に行われない場合、または、前記現金化される金額が所定の限度額を超えている場合、前記申し込みを拒否することを特徴とする前記(1)に記載の情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100は、キャッシュアウトの申し込みを行ったユーザの正当性を判断した上で、キャッシュアウトの申し込みを受け付けることができる。換言すると、不正ユーザからのキャッシュアウトの申し込みは受けず、ユーザとの安全な取引を行うことができる。
(3)前記認証部140はさらに、前記現金の手渡し時の前記ユーザの認証を行い、
前記手渡し時の認証結果を前記第2のコンピュータに通知する通知部150をさらに備えたことを特徴とする前記(2)に記載の情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100から認証結果の通知を受けた配送業者は、認証結果を見て、現金を手渡すか否かの判断を行うことができ、ユーザとのより安全な取引を行うことができる。
(4)前記決済部160は、前記申し込みにより現金化される金額を、電子マネー決済またはQRコード決済により決済することを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置100。
これにより、ユーザは、任意の決済方法を選択でき、預金などの現金化をより行い易くすることができる。
(5)前記決済部160はさらに、前記現金化される金額に加えて、前記申し込みに対する手数料を、前記電子マネー決済または前記QRコード決済により決済することを特徴とする前記(4)に記載の情報処理装置100。
これにより、配送業者は、キャッシュアウトサービスの手数料をより効率的に受け取ることができる。
(6)前記決済部はさらに、前記手渡しのために前記ユーザによって指定される時間帯および手渡し先、ならびに前記ユーザに対する荷物の配送や集荷と併せて行うか否かの少なくとも1つに基づいて、前記手数料を算出することを特徴とする前記(5)に記載の情報処理装置100。
これにより、配送業者は、より適正な手数料を受け取ることができる。
(7)前記受付部はさらに、他のユーザから前記ユーザへの送金金額の現金化のために、前記申し込みを前記送金金額と関連付けることを特徴とする前記(1)乃至(6)のいずれか1つに記載の情報処理装置100。
これにより、実質的にユーザ間の現金による送金を行うことができ、かつ、ユーザは、現金化の選択肢が増え、現金化をより行い易くすることができる。
(8)前記手渡しが行われる場所から所定範囲内に手渡し先を指定している他のユーザが利用する第3のコンピュータに、前記キャッシュアウトの要否確認を通知する通知部150をさらに備えたことを特徴とする前記(3)乃至(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置100。
これにより、ユーザに対してキャッシュアウトサービスの利用を促進させることができ、かつ、配送業者は、一度の配送で効率的に現金を手渡すことができる。
100 情報処理装置
110 記憶部
120 受付部
130 依頼部
140 認証部
150 通知部
160 決済部
170 制御部
200 ユーザ端末
300 配送業者装置
400 配送員端末

Claims (10)

  1. キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、
    前記申し込みおよび前記申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、前記申し込みを前記ユーザの配送情報または集荷情報と関連付ける受付部と、
    前記申し込みにより現金化される金額を決済する決済部と、
    前記手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼する依頼部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記申し込み時の前記ユーザの認証を行う認証部をさらに備え、
    前記受付部は、前記認証部による前記認証が正常に行われない場合、または、前記現金化される金額が所定の限度額を超えている場合、前記申し込みを拒否することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記認証部はさらに、前記現金の手渡し時の前記ユーザの認証を行い、
    前記手渡し時の認証結果を前記第2のコンピュータに通知する通知部をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決済部は、前記申し込みにより現金化される金額を、電子マネー決済またはQRコード決済により決済することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記決済部はさらに、前記現金化される金額に加えて、前記申し込みに対する手数料を、前記電子マネー決済または前記QRコード決済により決済することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記決済部はさらに、前記手渡しのために前記ユーザによって指定される時間帯および手渡し先、ならびに前記ユーザに対する荷物の配送や集荷と併せて行うか否かの少なくとも1つに基づいて、前記手数料を算出することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付部はさらに、他のユーザから前記ユーザへの送金金額の現金化のために、前記申し込みを前記送金金額と関連付けることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記手渡しが行われる場所から所定範囲内に手渡し先を指定している他のユーザが利用する第3のコンピュータに、前記キャッシュアウトの要否確認を通知する通知部をさらに備えたことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、
    キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、
    前記申し込みおよび前記申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、前記申し込みを前記ユーザの配送情報または集荷情報と関連付け、
    前記申し込みにより現金化される金額を決済し、
    前記手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼する
    処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  10. 情報処理装置に、
    キャッシュアウトの申し込みを、ユーザが利用する第1のコンピュータから受け付け、
    前記申し込みおよび前記申し込みに対する現金の手渡しを配送業者による配送または集荷と併せて行うために、前記申し込みを前記ユーザの配送情報または集荷情報と関連付け、
    前記申し込みにより現金化される金額を決済し、
    前記手渡しを、配送業者が利用する第2のコンピュータに依頼する
    処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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