JP2022018865A - シャワールーム - Google Patents

シャワールーム Download PDF

Info

Publication number
JP2022018865A
JP2022018865A JP2020122269A JP2020122269A JP2022018865A JP 2022018865 A JP2022018865 A JP 2022018865A JP 2020122269 A JP2020122269 A JP 2020122269A JP 2020122269 A JP2020122269 A JP 2020122269A JP 2022018865 A JP2022018865 A JP 2022018865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shower
fixed
wall portion
operation unit
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020122269A
Other languages
English (en)
Inventor
真宏 浜田
Masahiro Hamada
健一 松本
Kenichi Matsumoto
枝里子 高野
Eriko Takano
輝幸 家守
Teruyuki Iemori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2020122269A priority Critical patent/JP2022018865A/ja
Publication of JP2022018865A publication Critical patent/JP2022018865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

Figure 2022018865000001
【課題】オフィスなどにおける気分転換のための短時間のシャワー浴を実現できるシャワールームを提供する。
【解決手段】床パンと、天井と、前記床パンと前記天井との間の空間を取り囲む側壁と、を有する筐体と、前記筐体の内部に設けられ、湯水を吐出するシャワー設備と、前記側壁に設けられ、前記シャワー設備を操作するための操作部と、を備え、前記シャワー設備は、前記天井または前記側壁に固定された固定シャワーを有し、前記操作部は、前記固定シャワーを操作するための固定シャワー操作部を有し、前記固定シャワーは、前記固定シャワーから吐出された湯水が前記固定シャワー操作部に正対するユーザーの頭部に直接かからない位置に設けられることを特徴とするシャワールーム。
【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、シャワールームに関する。
例えば、特許文献1のように、オフィスなどにシャワールームを設置することが、知られている。このような従来のシャワールームは、職務終了後に汚れを落とすために、全身に湯水を浴びるシャワー浴を行うものである。
一方、近年、オフィスなどにおいて、気分転換のためにシャワー浴を行う要望がある。このような気分転換のためのシャワー浴は、例えば、就業時間内に、疲れた身体をリフレッシュさせるために行われるため、短時間でシャワー浴を終えられることが求められる。
しかし、従来のシャワールームでは、頭部を含む全身に湯水を浴びることを前提としているため、湯水を浴びた後に、濡れた髪を乾かす時間などがかかり、気分転換のための短時間のシャワー浴を実現することが難しいという問題があった。
特公平7-116853号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、オフィスなどにおける気分転換のための短時間のシャワー浴を実現できるシャワールームを提供することを目的とする。
第1の発明は、床パンと、天井と、前記床パンと前記天井との間の空間を取り囲む側壁と、を有する筐体と、前記筐体の内部に設けられ、湯水を吐出するシャワー設備と、前記側壁に設けられ、前記シャワー設備を操作するための操作部と、を備え、前記シャワー設備は、前記天井または前記側壁に固定された固定シャワーを有し、前記操作部は、前記固定シャワーを操作するための固定シャワー操作部を有し、前記固定シャワーは、前記固定シャワーから吐出された湯水が前記固定シャワー操作部に正対するユーザーの頭部に直接かからない位置に設けられることを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、固定シャワーを設けることで、ハンドシャワーのように手を大きく動かすことなくシャワー浴を行うことができる。これにより、より疲れが出にくく、リラックスしやすい状態でシャワー浴を行うことができる。また、固定シャワーから吐出された湯水が固定シャワー操作部に正対するユーザーの頭部に直接かからない位置に固定シャワーを設けることで、ユーザーが固定シャワー操作部を操作する際に、固定シャワーから吐出された湯水がユーザーの頭部に直接かかることを抑制できる。これにより、ユーザーが頭部を濡らさずにシャワー浴を行うことができ、オフィスなどにおける気分転換のための短時間のシャワー浴を実現することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記側壁は、第1壁部と、前記第1壁部とは異なる方向を向く第2壁部と、を有し、前記固定シャワー操作部は、前記第1壁部に設けられ、前記固定シャワーは、前記天井または前記側壁に固定され、鉛直下方に向けて湯水を吐出する上部シャワーと、前記第1壁部に固定され、水平成分を含む方向に向けて湯水を吐出する側部シャワーと、の少なくともいずれかを有することを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、固定シャワーとして、上部シャワーや側部シャワーを設ける場合にも、上部シャワーや側部シャワーから吐出された湯水が固定シャワー操作部に正対するユーザーの頭部に直接かからない位置に上部シャワーや側部シャワーを設けることで、ユーザーが固定シャワー操作部を操作する際に、上部シャワーや側部シャワーから吐出された湯水がユーザーの頭部に直接かかることを抑制できる。
第3の発明は、第2の発明において、前記固定シャワーは、前記上部シャワーを有し、前記上部シャワーは、湯水を一本の水流として鉛直下方に向けて吐出する吐水口を有し、平面視において前記固定シャワー操作部を通り前記第1壁部に直交する方向に延びる仮想線と、前記吐水口の中心と、の間の最短距離は、170mm以上であることを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、固定シャワーとして湯水を一本の水流として鉛直下方に向けて吐出する吐水口を有する上部シャワーを設ける場合に、平面視において固定シャワー操作部を通り第1壁部に直交する方向に延びる仮想線と、上部シャワーの吐水口の中心と、の間の最短距離を、170mm以上とすることで、固定シャワー操作部と上部シャワーとの間の距離を十分に離すことができる。これにより、ユーザーが固定シャワー操作部を操作する際に、上部シャワーから吐出された湯水がユーザーの頭部に直接かかることをより確実に抑制できる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記シャワー設備は、ユーザーが手に持って使用可能なハンドシャワーをさらに有することを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、ユーザーが手に持って使用可能なハンドシャワーを設けることで、固定シャワーでのシャワー浴に加えて、ハンドシャワーでのシャワー浴を行うことができる。これにより、ユーザーの利用目的などに応じて、使用するシャワーを変更することができる。したがって、シャワールームの使い勝手をより向上させることができる。
第5の発明は、床パンと、天井と、前記床パンと前記天井との間の空間を取り囲む側壁と、を有する筐体と、前記筐体の内部に設けられ、湯水を吐出するシャワー設備と、前記側壁に設けられ、前記シャワー設備を操作するための操作部と、前記側壁に設けられ、ユーザーの身体を支持可能な身体支持具と、を備え、前記側壁は、第1壁部と、前記第1壁部とは異なる方向を向く第2壁部と、を有し、前記操作部は、前記第1壁部に設けられ、前記身体支持具は、前記第2壁部に設けられることを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、ユーザーの身体を支持可能な身体支持具を設けることで、シャワー浴を行う際に、身体支持具にもたれかかることができる。これにより、立ったままでも、疲れが出にくく、リラックスしやすい状態でシャワー浴を行うことができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記身体支持具は、前記第2壁部から離れた位置に設けられ、ユーザーの身体を支持する支持部と、前記支持部から前記第2壁部に向かって延び、前記第2壁部に固定される固定部と、を有することを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、ユーザーの身体を支持する支持部を第2壁部から離した位置に設け、固定部により支持部を第2壁部に対して固定することで、ユーザーが身体支持具にもたれかかった際に、ユーザーの臀部などが第2壁部に接触して冷たさを感じることを抑制できる。これにより、より快適にシャワー浴を行うことができる。
第7の発明は、第6の発明において、前記支持部は、ユーザーの肩甲骨に相当する位置を支持可能な高さに設けられることを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、ユーザーの肩甲骨に相当する位置を支持可能な高さに支持部を設けることで、ユーザーの身体をより安定して支持することができる。
第8の発明は、第6または第7の発明において、前記支持部は、中空構造を有する樹脂成型品であることを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、支持部を中空構造を有する樹脂成型品とすることで、ユーザーが支持部にもたれかかった際に、冷たさを感じることを抑制できる。これにより、より快適にシャワー浴を行うことができる。
第9の発明は、第6~第8のいずれか1つの発明において、前記固定部は、物品を載置可能な水平面を有することを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、固定部が物品を載置可能な水平面を有することで、シャンプーやボディソープなどを固定部の上に置いて、使用することができる。これにより、身体支持具とは別に棚を設ける必要がなく、シャワールーム内を広く使うことができる。
第10の発明は、第5~第9のいずれか1つの発明において、前記シャワー設備は、前記第1壁部に固定され、水平成分を含む方向に向けて湯水を吐出する側部シャワーを有し、前記側部シャワーは、前記身体支持具に身体を支持させたユーザーに対して湯水を吐出可能な位置に設けられることを特徴とするシャワールームである。
このシャワールームによれば、身体支持具に身体を支持させたユーザーに対して湯水を吐出可能な位置に側部シャワーを設けることで、身体支持具にもたれかかった状態でシャワー浴を行うことができる。これにより、立ったままでも、より疲れが出にくく、よりリラックスしやすい状態でシャワー浴を行うことができる。
本発明の態様によれば、オフィスなどにおける気分転換のための短時間のシャワー浴を実現できるシャワールームが提供される。
実施形態に係るシャワールームを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係るシャワールームを模式的に表す正面図である。 実施形態に係るシャワールームを模式的に表す平面図である。 実施形態に係る身体支持具を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る身体支持具を模式的に表す斜視断面図である。 実施形態に係るシャワールームを模式的に表す正面図である。 実施形態に係るシャワールームを模式的に表す側面図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るシャワールームを模式的に表す斜視図である。
図1に表したように、シャワールーム100は、筐体10と、シャワー設備20と、操作部30と、身体支持具40と、照明装置50と、スピーカー60と、を有する。
筐体10は、床パン11と、天井12と、側壁13と、を有する。床パン11は、筐体10の下部に設けられている。天井12は、筐体10の上部に設けられている。側壁13は、床パン11と天井12との間の空間Sを取り囲むように設けられている。側壁13の下端は、床パン11と接続されている。側壁13の上端は、天井12と接続されている。つまり、筐体10は、内部に空間Sを有する中空の箱状である。
側壁13は、異なる方向を向く複数の壁部を有する。この例では、側壁13は、第1壁部13aと、第2壁部13bと、第3壁部13cと、第4壁部13dと、を有する。第1壁部13a、第2壁部13b、第3壁部13c、及び第4壁部13dは、互いに異なる方向を向いている。空間Sは、第1壁部13a、第2壁部13b、第3壁部13c、及び第4壁部13dにより四方を取り囲まれている。
第3壁部13cは、第1壁部13aと対向する位置に設けられている。第2壁部13bは、第1壁部13aの一端と第3壁部13cの一端とを接続している。第4壁部13dは、第2壁部13bと対向する位置に設けられており、第1壁部13aの他端と第3壁部13cの他端とを接続している。
第1壁部13aと第2壁部13b、第2壁部13bと第3壁部13c、第3壁部13cと第4壁部13d、第4壁部13dと第1壁部13aは、それぞれ、略垂直に接続されている。つまり、第1壁部13aと第3壁部13cとは、互いに略平行であり、第2壁部13bと第4壁部13dとは、互いに略平行である。なお、各壁部の接続される角度は、これに限定されず、シャワールーム100を設置する場所の形状に応じて適宜変更してもよい。
各壁部は、例えば、鋼板パネルである。つまり、側壁13は、複数の鋼板パネルを組み合わせて構成されている。各壁部と床パン11との間は、例えば、パッキンなどで塞がれている。
なお、側壁13を構成する壁部の数は、4つに限定されない。また、この例では、側壁13は、水平方向の断面が矩形の筒状であるが、これに限定されず、水平方向の断面が四角形以外の多角形(例えば、五角形など)の筒状であってもよい。また、側壁13は、曲面を含んでいてもよい。
また、図1では図示していないが、第3壁部13cには、ユーザーがシャワールーム100に出入りするための扉が設けられる。扉は、例えば、第4壁部13dに設けられてもよい。
筐体10の内部には、シャワー設備20が設けられている。シャワー設備20は、湯水を吐出する。シャワー設備20は、図示しない給水源に接続されており、ユーザーの操作部30による操作に基づいて、空間Sの内部に向けて湯水を吐出する。シャワー設備20は、例えば、固定シャワー21と、ハンドシャワー25と、有する。
固定シャワー21は、天井12または側壁13に固定される。固定シャワー21は、ハンドシャワー25とは異なり、ユーザーが手に持って使用することができないものである。固定シャワー21は、例えば、上部シャワー22と、側部シャワー23と、の少なくともいずれかを有する。この例では、固定シャワー21は、上部シャワー22と、側部シャワー23と、の両方を有する。
上部シャワー22は、天井12に固定されている。上部シャワー22は、側壁13に固定されてもよい。上部シャワー22は、鉛直下方に向けて湯水を吐出する。つまり、上部シャワー22は、天井12から床パン11に向かう方向に向けて湯水を吐出する。上部シャワー22は、例えば、ユーザーの頭上から湯水を吐出するオーバーヘッドシャワーである。
上部シャワー22は、湯水を一本の水流として鉛直下方に向けて吐出する吐水口22aを有する。これにより、上部シャワー22は、例えば、ユーザーの身体に整流状態を保ったまま湯水をかけることができる。例えば、吐水口22aから吐出される水流の中心側と外縁側との間の領域の流速が、吐水口22aから吐出される水流の中心側の流速及び外縁側の流速よりも小さくなるように吐水口22aの内部の水路を構成することで、このような整流状態を保った吐水を行うことができる。このような整流状態を保った吐水を行うことで、例えば、ユーザーの頭部が上部シャワー22の吐水口22aからずれた位置にあるときに、上部シャワー22から吐出された湯水がユーザーの頭部に直接かかることを抑制できる。
側部シャワー23は、第1壁部13aに固定されている。つまり、側部シャワー23は、操作部30が設けられた壁部と同じ壁部に設けられている。側部シャワー23は、水平成分を含む方向に向けて湯水を吐出する。側部シャワー23は、第1壁部13aから第3壁部13cに向かう方向に向けて湯水を吐出する。側部シャワー23は、例えば、ユーザーの首から下に向けて湯水を吐出するボディシャワーである。側部シャワー23は、一定の方向に湯水を吐出するもの(すなわち、湯水を吐出する方向を変更不能なもの)であってもよいし、第1壁部13aに固定された状態で、湯水を吐出する方向を変更可能なものであってもよい。
ハンドシャワー25は、湯水を吐出するシャワーヘッドが可撓性のホースに接続されており、ユーザーが手に持って使用可能なものである。ユーザーは、シャワーヘッドを手に持ってホースの可動範囲内で動かすことで、任意の位置で湯水を吐出させることができる。ハンドシャワー25は、側壁13に設けられたシャワーホルダーに対して着脱自在に保持された状態で使用されてもよい。ハンドシャワー25は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
側壁13には、シャワー設備20を操作するための操作部30が設けられている。この例では、操作部30は、第1壁部13aに設けられている。
操作部30は、切替操作部30aと、調整操作部30bと、を有する。この例では、切替操作部30a及び調整操作部30bは、上下方向において重なる位置に設けられている。切替操作部30a及び調整操作部30bは、上下方向において重ならない位置に設けられていてもよい。
切替操作部30aは、湯水を吐出するシャワーを切り替えるための操作部である。この例では、切替操作部30aは、上部シャワー22、側部シャワー23、及びハンドシャワー25のそれぞれに対応する3つのボタンを有する。ユーザーは、各シャワーに対応するボタンを押すことで、湯水を吐出するシャワーを切り替えることができる。切替操作部30aは、湯水を吐出するシャワーの切り替えができるものであれば、どのような構造でもよい。
調整操作部30bは、各シャワーから吐出される湯水の温度や流量を調整するための操作部である。この例では、調整操作部30bは、温度を調整するためのハンドルと、流量を調整するためのハンドルと、を有する。ユーザーは、これらのハンドルを回して操作することで、各シャワーから吐出される湯水の温度や流量を調整することができる。また、ユーザーは、これらのハンドルを回して操作することで、各シャワーからの吐水を開始させたり、停止させたりすることができる。調整操作部30bは、各シャワーから吐出される湯水の温度や流量の調整ができるものであれば、どのような構造でもよい。
なお、この例では、切替操作部30a及び調整操作部30bは、固定シャワー21(上部シャワー22、側部シャワー23)及びハンドシャワー25を操作するための共通の操作部である。つまり、切替操作部30a及び調整操作部30bは、固定シャワー21を操作するための固定シャワー操作部31、かつ、ハンドシャワー25を操作するためのハンドシャワー操作部として機能する。
なお、固定シャワー21を操作するための固定シャワー操作部31と、ハンドシャワー25を操作するためのハンドシャワー操作部と、は別々に設けられていてもよい。つまり、操作部30は、固定シャワー操作部31とは別に、ハンドシャワー操作部を有していてもよい。さらに、固定シャワー21についても、上部シャワー22の操作部と、側部シャワー23の操作部と、は別々に設けられていてもよい。
側壁13には、ユーザーの身体を支持可能な身体支持具40が設けられている。身体支持具40は、第2壁部13bに設けられている。ユーザーは、シャワー浴を行う際に、身体支持具40にもたれかかることができる。身体支持具40については、後述する。
天井12には、シャワールーム100を照らす照明装置50が設けられている。照明装置50は、例えば、下方に向かって光を照射するダウンライトである。また、第1壁部13aには、照明装置50を操作するための照明操作部55が設けられている。照明操作部55は、例えば、照明装置50から照射される光の明るさや色調を調整可能な操作部である。このような照明装置50や照明操作部55を設けることで、よりリラックスしてシャワー浴を行うことができる。なお、照明操作部55は、筐体10の外部に設けられてもよい。
天井12には、音楽や音声などを出力可能なスピーカー60が設けられている。また、第1壁部13aには、スピーカー60を操作するためのスピーカー操作部65が設けられている。スピーカー操作部65は、例えば、スピーカー60から出力される音の大きさや再生の開始及び停止などを操作可能な操作部である。このようなスピーカー60やスピーカー操作部65を設けることで、よりリラックスしてシャワー浴を行うことができる。スピーカー60及びスピーカー操作部65は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
以下、固定シャワー21の位置について、さらに詳しく説明する。
図2は、実施形態に係るシャワールームを模式的に表す正面図である。
図3は、実施形態に係るシャワールームを模式的に表す平面図である。
図2及び図3に表したように、固定シャワー21は、固定シャワー21から吐出された湯水Wが固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hに直接かからない位置に設けられる。つまり、固定シャワー21は、固定シャワー21から吐出された湯水Wが、固定シャワー操作部31に正対して固定シャワー操作部31を操作するユーザーUの頭部Hに直接かからない位置に設けられる。
より具体的には、固定シャワー21として上部シャワー22が設けられる場合、上部シャワー22は、上部シャワー22から吐出された湯水Wが、第1壁部13aに設けられた固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hに直接かからない位置に設けられる。例えば、上部シャワー22の吐水口22aは、固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hと上下方向において重ならない位置に設けられる。
また、固定シャワー21として側部シャワー23が設けられる場合、側部シャワー23は、側部シャワー23から吐出された湯水Wが、第1壁部13aに設けられた固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hに直接かからない位置に設けられる。
ここで、ユーザーUが固定シャワー操作部31に正対した状態とは、図2及び図3に表したように、ユーザーUが固定シャワー操作部31の真正面に立った状態である。つまり、ユーザーUが固定シャワー操作部31に正対した状態とは、ユーザーUの正中線MLが、平面視において固定シャワー操作部31を通り第1壁部13aに直交する方向に延びる仮想線VL1と重なる状態である。仮想線VL1は、第2壁部13bと第4壁部13dとを結ぶ方向における固定シャワー操作部31の中央を通る。換言すれば、ユーザーUが固定シャワー操作部31に正対した状態とは、ユーザーUの正中線MLが、第2壁部13bと第4壁部13dとを結ぶ方向における固定シャワー操作部31の中央と重なる状態である。
なお、固定シャワー操作部31が複数の操作部を含む場合、第2壁部13bに最も近い操作部の第2壁部13b側の端部と、第4壁部13dに最も近い操作部の第4壁部13d側の端部と、の中央を、第2壁部13bと第4壁部13dとを結ぶ方向における固定シャワー操作部31の中央とみなすことができる。
例えば、仮想線VL1と、上部シャワー22の吐水口22aの中心C1と、の間の最短距離L1は、170mm以上である。最短距離L1は、仮想線VL1と、平面視において上部シャワー22の吐水口22aの中心C1を通り第1壁部13aに直交する方向に延びる仮想線VL2と、の間の距離とみなすことができる。
なお、この例では、上部シャワー22は、上部シャワー22から吐出された湯水Wが、第1壁部13aに設けられた固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの肩Kに直接かかる位置に設けられている。上部シャワー22は、上部シャワー22から吐出された湯水Wが、第1壁部13aに設けられた固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部H及び肩Kに直接かからない位置に設けられてもよい。つまり、上部シャワー22は、上部シャワー22から吐出された湯水Wが、第1壁部13aに設けられた固定シャワー操作部31に正対するユーザーUに直接かからない位置に設けられてもよい。
また、この例では、上部シャワー22は、固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hよりも第2壁部13b側にずれた位置に設けられている。つまり、上部シャワー22は、平面視において、固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hと第2壁部13bとの間(つまり、ユーザーUから見て左側)に設けられている。上部シャワー22は、固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hよりも第4壁部13d側にずれた位置に設けられていてもよい。つまり、上部シャワー22は、平面視において、固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hと第4壁部13dとの間(つまり、ユーザーUから見て右側)に設けられてもよい。
また、例えば、上部シャワー22は、固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hよりも第1壁部13a側(つまり、ユーザーUから見て前側)にずれた位置または第3壁部13c側(つまり、ユーザーUから見て後ろ側)にずれた位置に設けられることで、上部シャワー22から吐出された湯水Wが固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hに直接かからないようになっていてもよい。
以下、身体支持具40について、さらに詳しく説明する。
図4は、実施形態に係る身体支持具を模式的に表す斜視図である。
図5は、実施形態に係る身体支持具を模式的に表す斜視断面図である。
図5は、図4に示したA1-A2線による断面図である。
図4及び図5に表したように、身体支持具40は、支持部41と、固定部42と、照明部43と、を有する。
支持部41は、ユーザーの身体を支持するための部分である。支持部41は、例えば、樹脂成型品である。また、支持部41は、例えば、中空構造を有する。
支持部41は、固定部42とは反対側に位置する支持面41aにおいて、ユーザーの身体を支持する。この例では、支持面41aは、上下方向に湾曲した曲面である。支持面41aは、平面であってもよい。ユーザーは、立ったまま、この支持面41aにもたれかかることで、身体支持具40に身体を支持させることができる。
支持面41aの上下方向の寸法は、100mm以上200mm以下(例えば、130mm程度)であることが好ましい。支持面41aの左右方向の寸法(第1壁部13aと第3壁部13cとを結ぶ方向の長さ)は、600mm以上800mm以下(例えば、700mm程度)であることが好ましい。
支持部41は、身体支持具40が取り付けられる第2壁部13bから離れた位置に設けられる。これにより、支持面41aは、第2壁部13bから離れた位置に設けられる。第2壁部13bと支持面41aとの間の距離L2(図3参照)は、50mm以上120mm以下(例えば、85mm程度)とすることが好ましい。
固定部42は、支持部41を第2壁部13bに対して固定するための部分である。固定部42は、例えば、ステンレス製である。また、固定部42は、例えば、中空構造を有する。
固定部42は、支持部41から第2壁部13bに向かって延び、第2壁部13bに固定される。つまり、固定部42は、支持部41と第2壁部13bとの間に設けられ、支持部41と第2壁部13bとを接続する。これにより、固定部42は、第2壁部13bから離れた位置で、支持部41を第2壁部13bに対して固定する。固定部42は、例えば、ネジ止めなどにより第2壁部13bに対して固定される。
この例では、固定部42は、支持部41と別体で構成されている。支持部41と固定部42とは、例えば、ネジ止めなどにより接続される。また、固定部42は、複数の部材を有し、固定部42の一部が支持部41と一体で構成され、固定部42の別の一部が支持部41と別体で構成されていてもよい。また、固定部42が複数の部材を有する場合、複数の部材は、例えば、ネジ止めなどにより接続される。
固定部42は、物品を載置可能な水平面を有する。この例では、固定部42の上面42aは、水平面である。ユーザーは、シャンプーやボディソープなどを固定部42の上面42aに置いて、使用することができる。つまり、固定部42の上面42aは、物品を載置可能な棚として機能する。なお、固定部42の上面42aを含む一部を合成樹脂成型品として、ステンレス製の部分とは別体としてもよい。
この例では、固定部42の上面42aは、支持面41aの上端よりも下方、かつ、支持面41aの上下方向の中央よりも上方に位置する。また、固定部42の下面42bは、支持面41aの下端よりも上方、かつ、支持面41aの上下方向の中央よりも下方に位置する。
照明部43は、固定部42の下部に設けられ、下方に向けて光を照射する。この例では、照明部43は、固定部42の下面42bよりも上方に設けられている。このような照明部43を設けることで、シャワールーム100を光で演出することができ、よりリラックスしてシャワー浴を行うことができる。なお、照明部43は、固定部42の上部に設けられ、上方に向けて光を照射してもよい。また、照明部43は、第2壁部13bに向けて光を照射してもよい。照明部43は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
図6は、実施形態に係るシャワールームを模式的に表す正面図である。
図7は、実施形態に係るシャワールームを模式的に表す側面図である。
図6及び図7に表したように、身体支持具40の支持部41は、ユーザーUの肩甲骨Bに相当する位置を支持可能な高さに設けられる。
ユーザーUの肩甲骨Bに相当する位置は、例えば、ユーザーUの性別によって異なる。そのため、支持部41の上下方向の位置は、例えば、想定されるユーザーの性別に応じて、決定される。
想定されるユーザーが女性の場合、支持部41は、床パン11から支持部41(支持面41a)の上端までの距離が1200mm以上1300mm以下(例えば、1250mm程度)となるように設けられることが好ましい。想定されるユーザーが男性の場合、支持部41は、床パン11から支持部41(支持面41a)の上端までの距離が1300mm以上1400mm以下(例えば、1350mm程度)となるように設けられることが好ましい。
また、側部シャワー23は、例えば、身体支持具40に身体を支持させたユーザーUに対して湯水Wを吐出可能な位置に設けられる。側部シャワー23は、例えば、第1壁部13aと第3壁部13cとを結ぶ方向において、身体支持具40に身体を支持させたユーザーUと重なる位置に設けられる。
より具体的には、例えば、支持部41の支持面41aと、平面視において側部シャワー23を通り第1壁部13aに直交する方向に延びる仮想線VL3と、の間の距離L3(図3参照)は、50mm以上200m以下(例えば、115mm程度)であることが好ましい。仮想線VL3は、第2壁部13bと第4壁部13dとを結ぶ方向における側部シャワー23の中央を通る。
また、側部シャワー23は、例えば、身体支持具40に身体を支持させたユーザーUの胸から腰に湯水Wを吐出可能な位置に設けられる。より具体的には、側部シャワー23は、床パン11から側部シャワー23の上下方向の中央までの距離が700mm以上1400mm以下(例えば、1100mm程度)となるように設けられることが好ましい。
また、側部シャワー23は、例えば、吐水の中心を水平方向に向けた状態で上下方向に±15度以内の範囲に湯水Wを吐出することが好ましい。また、側部シャワー23は、例えば、吐水の中心が水平方向に回動可能に設けられてもよい。この場合、回動可能な角度は、仮想線VL3を基準にして±15度とすることが好ましい。また、側部シャワー23を水平方向に回動可能とした場合、側部シャワー23は、第1壁部13aと第3壁部13cとを結ぶ方向において、身体支持具40に身体を支持させたユーザーUと重ならない位置に設けてもよい。
以下、実施形態に係るシャワールームの作用効果について説明する。
近年、オフィスなどにおいて、気分転換のためにシャワー浴を行う要望がある。このような気分転換のためのシャワー浴は、例えば、就業時間内に、疲れた身体をリフレッシュさせるために行われるため、短時間でシャワー浴を終えられることが求められる。しかし、従来のシャワールームでは、頭部を含む全身に湯水を浴びることを前提としているため、湯水を浴びた後に、濡れた髪を乾かす時間などがかかり、気分転換のための短時間のシャワー浴を実現することが難しいという問題があった。
これに対し、実施形態に係るシャワールームでは、固定シャワー21から吐出された湯水Wが固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hに直接かからない位置に固定シャワー21を設けることで、ユーザーUが固定シャワー操作部31を操作する際に、固定シャワー21から吐出された湯水WがユーザーUの頭部Hに直接かかることを抑制できる。これにより、ユーザーUが頭部Hを濡らさずにシャワー浴を行うことができ、オフィスなどにおける気分転換のための短時間のシャワー浴を実現することができる。また、固定シャワー21を設けることで、ハンドシャワー25のように手を大きく動かすことなくシャワー浴を行うことができる。これにより、より疲れが出にくく、リラックスしやすい状態でシャワー浴を行うことができる。
また、実施形態によれば、固定シャワー21として、上部シャワー22や側部シャワー23を設ける場合にも、上部シャワー22や側部シャワー23から吐出された湯水Wが固定シャワー操作部31に正対するユーザーUの頭部Hに直接かからない位置に上部シャワー22や側部シャワー23を設けることで、ユーザーUが固定シャワー操作部31を操作する際に、上部シャワー22や側部シャワー23から吐出された湯水WがユーザーUの頭部Hに直接かかることを抑制できる。
また、実施形態によれば、固定シャワー21として湯水Wを一本の水流として鉛直下方に向けて吐出する吐水口22aを有する上部シャワー22を設ける場合に、平面視において固定シャワー操作部31を通り第1壁部13aに直交する方向に延びる仮想線VL1と、上部シャワー22の吐水口22aの中心C1と、の間の最短距離L1を、170mm以上とすることで、固定シャワー操作部31と上部シャワー22との間の距離を十分に離すことができる。これにより、ユーザーUが固定シャワー操作部31を操作する際に、上部シャワー22から吐出された湯水WがユーザーUの頭部Hに直接かかることをより確実に抑制できる。
また、実施形態によれば、ユーザーUが手に持って使用可能なハンドシャワー25を設けることで、固定シャワー21でのシャワー浴に加えて、ハンドシャワー25でのシャワー浴を行うことができる。これにより、ユーザーUの利用目的などに応じて、使用するシャワーを変更することができる。したがって、シャワールーム100の使い勝手をより向上させることができる。
一方で、オフィスなどにおいて、気分転換のために短時間のシャワー浴を行う場合、ユーザーは立ったままシャワー浴を行うことが考えられる。しかし、立ったままシャワー浴を行うと、疲れが出やすく、リラックスしにくくなるおそれがある。
これに対し、実施形態に係るシャワールームでは、ユーザーUの身体を支持可能な身体支持具40を設けることで、シャワー浴を行う際に、身体支持具40にもたれかかることができる。これにより、立ったままでも、疲れが出にくく、リラックスしやすい状態でシャワー浴を行うことができる。
また、実施形態によれば、ユーザーUの身体を支持する支持部41を第2壁部13bから離した位置に設け、固定部42により支持部41を第2壁部13bに対して固定することで、ユーザーUが身体支持具40にもたれかかった際に、ユーザーUの臀部Dなどが鋼板により構成される第2壁部13bに接触して冷たさを感じることを抑制できる。これにより、より快適にシャワー浴を行うことができる。
また、実施形態によれば、ユーザーUの肩甲骨Bに相当する位置を支持可能な高さに支持部41を設けることで、ユーザーUの身体をより安定して支持することができる。
また、実施形態によれば、支持部41を中空構造を有する樹脂成型品とすることで、ユーザーUが支持部41にもたれかかった際に、冷たさを感じることを抑制できる。これにより、より快適にシャワー浴を行うことができる。
また、実施形態によれば、固定部42が物品を載置可能な水平面(上面42a)を有することで、シャンプーやボディソープなどを固定部42の上に置いて、使用することができる。これにより、身体支持具40とは別に棚を設ける必要がなく、シャワールーム100内を広く使うことができる。
また、実施形態によれば、身体支持具40に身体を支持させたユーザーUに対して湯水Wを吐出可能な位置に側部シャワー23を設けることで、身体支持具40にもたれかかった状態でシャワー浴を行うことができる。これにより、立ったままでも、より疲れが出にくく、よりリラックスしやすい状態でシャワー浴を行うことができる。
以上のように、実施形態によれば、オフィスなどにおける気分転換のための短時間のシャワー浴を実現できるシャワールームが提供される。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、シャワールームなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 筐体、 11 床パン、 12 天井、 13 側壁、 13a~13d 第1~第4壁部、 20 シャワー設備、 21 固定シャワー、 22 上部シャワー、 22a 吐水口、 23 側部シャワー、 25 ハンドシャワー、 30 操作部、 30a 切替操作部、 30b 調整操作部、 31 固定シャワー操作部、 40 身体支持具、 41 支持部、 41a 支持面、 42 固定部、 42a 上面、 42b 下面、 43 照明部、 50 照明装置、 55 照明操作部、 60 スピーカー、 65 スピーカー操作部、 100 シャワールーム、 D 臀部、 C1 中心、 H 頭部、 K 肩、 ML 正中線、 S 空間、 U ユーザー、 VL1~VL3 仮想線、 W 湯水

Claims (10)

  1. 床パンと、天井と、前記床パンと前記天井との間の空間を取り囲む側壁と、を有する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、湯水を吐出するシャワー設備と、
    前記側壁に設けられ、前記シャワー設備を操作するための操作部と、
    を備え、
    前記シャワー設備は、前記天井または前記側壁に固定された固定シャワーを有し、
    前記操作部は、前記固定シャワーを操作するための固定シャワー操作部を有し、
    前記固定シャワーは、前記固定シャワーから吐出された湯水が前記固定シャワー操作部に正対するユーザーの頭部に直接かからない位置に設けられることを特徴とするシャワールーム。
  2. 前記側壁は、第1壁部と、前記第1壁部とは異なる方向を向く第2壁部と、を有し、
    前記固定シャワー操作部は、前記第1壁部に設けられ、
    前記固定シャワーは、
    前記天井または前記側壁に固定され、鉛直下方に向けて湯水を吐出する上部シャワーと、
    前記第1壁部に固定され、水平成分を含む方向に向けて湯水を吐出する側部シャワーと、
    の少なくともいずれかを有することを特徴とする請求項1記載のシャワールーム。
  3. 前記固定シャワーは、前記上部シャワーを有し、
    前記上部シャワーは、湯水を一本の水流として鉛直下方に向けて吐出する吐水口を有し、
    平面視において前記固定シャワー操作部を通り前記第1壁部に直交する方向に延びる仮想線と、前記吐水口の中心と、の間の最短距離は、170mm以上であることを特徴とする請求項2記載のシャワールーム。
  4. 前記シャワー設備は、ユーザーが手に持って使用可能なハンドシャワーをさらに有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のシャワールーム。
  5. 床パンと、天井と、前記床パンと前記天井との間の空間を取り囲む側壁と、を有する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、湯水を吐出するシャワー設備と、
    前記側壁に設けられ、前記シャワー設備を操作するための操作部と、
    前記側壁に設けられ、ユーザーの身体を支持可能な身体支持具と、
    を備え、
    前記側壁は、第1壁部と、前記第1壁部とは異なる方向を向く第2壁部と、を有し、
    前記操作部は、前記第1壁部に設けられ、
    前記身体支持具は、前記第2壁部に設けられることを特徴とするシャワールーム。
  6. 前記身体支持具は、
    前記第2壁部から離れた位置に設けられ、ユーザーの身体を支持する支持部と、
    前記支持部から前記第2壁部に向かって延び、前記第2壁部に固定される固定部と、
    を有することを特徴とする請求項5記載のシャワールーム。
  7. 前記支持部は、ユーザーの肩甲骨に相当する位置を支持可能な高さに設けられることを特徴とする請求項6記載のシャワールーム。
  8. 前記支持部は、中空構造を有する樹脂成型品であることを特徴とする請求項6または7に記載のシャワールーム。
  9. 前記固定部は、物品を載置可能な水平面を有することを特徴とする請求項6~8のいずれか1つに記載のシャワールーム。
  10. 前記シャワー設備は、前記第1壁部に固定され、水平成分を含む方向に向けて湯水を吐出する側部シャワーを有し、
    前記側部シャワーは、前記身体支持具に身体を支持させたユーザーに対して湯水を吐出可能な位置に設けられることを特徴とする請求項5~9のいずれか1つに記載のシャワールーム。
JP2020122269A 2020-07-16 2020-07-16 シャワールーム Pending JP2022018865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020122269A JP2022018865A (ja) 2020-07-16 2020-07-16 シャワールーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020122269A JP2022018865A (ja) 2020-07-16 2020-07-16 シャワールーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022018865A true JP2022018865A (ja) 2022-01-27

Family

ID=80203451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020122269A Pending JP2022018865A (ja) 2020-07-16 2020-07-16 シャワールーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022018865A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022018865A (ja) シャワールーム
JP5027538B2 (ja) 洗面化粧台
JP2006239069A (ja) 浴室のベンチ構造
JP4840216B2 (ja) 洗面ミラーキャビネット
JP6727561B1 (ja) シャワーバー装置を備えた浴室
KR20030046562A (ko) 이동식 세면대
ES2532135T3 (es) Sistema de ducha
JP6803556B2 (ja) 洗面化粧ユニット
JP2003278197A (ja) 水栓兼用手すりの構造
JP2004275625A (ja) 浴槽用吐水装置
JP2006263150A (ja) シャワー装置
KR200358022Y1 (ko) 바디샤워기
JP6884542B2 (ja) 浴室ユニット
JP2003319885A (ja) シャワーユニット
JP4422641B2 (ja) シャワー装置
JP6803555B2 (ja) 洗面化粧ユニット
JP2024046292A (ja) 浴室カウンター
JP2524556Y2 (ja) シャワーパネル
KR200208454Y1 (ko) 샤워기능을 겸비한 한증부스
JP2002058609A (ja) 浴室内設備
JP2005000229A (ja) 洗面化粧台
JP7171159B2 (ja) 浴槽装置
JP2001198044A (ja) 浴 室
JP2024046290A (ja) 浴室カウンター
JP2002233470A (ja) 浴 室

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240513