JP2022014255A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特定小電力無線システムの無線通信装置を、防災無線システム等に適用する方法を提供する。【解決手段】無線通信装置は、音声信号に従って変調された無線信号を第1のチャンネル(CH1)で、所定の第1の制限時間以内でかつ間欠的に無線送信する第1の無線送信部と、音声信号に従って変調された無線信号を第2のチャンネル(CH2)で、所定の第2の制限時間以内でかつ間欠的に無線送信する第2の無線送信部と、第1及び第2の無線送信部を制御する制御部を備える。制御部は、第1の無線送信部の無線送信が終了する前に、第2の無線送信部の無線送信を開始するように制御する。第1の制限時間と第2の制限時間は互いに同一であるか、もしくは互いに異なる。また、制御部は、第1の無線送信部の無線送信を、第2の無線送信部の無線送信が終了する前に開始するように制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば特定小電力無線局無線電話用無線設備標準規格に準拠する無線通信装置と、当該無線通信装置を備えた無線通信システムとに関する。
地震や台風等の災害に見舞われる昨今、自治体によっては防災無線システム又は防災行政無線システム(以下、防災無線システムという)を導入し、戸別ごとに専用の受信機を設置するなどを行っているが、防災無線システムは「必ず住民に伝わる」という必須条件のもと、「混信防止のために総務省からの専用波の割り当てが必要」および「複雑な回線設計が必要」などの理由で導入するまでには手間・時間・コストがかかり、システム導入までのハードルが高くなってしまう。
例えば、防災無線システムを特定小電力無線機器で運用することによって、限られたエリアでの運用になるが、行政機関への申請は不要かつ比較的安価で実機を準備することができ、システム導入までのハードルが低くなる。
特許第4828396号公報
社団法人電波産業会、「特定小電力無線局無線電話用無線設備標準規格」,RCR-STD-20,4.1版、平成17年11月30日改定
しかし、以下の課題があった。
周波数の有効利用及び他の利用者との混信の回避を図る目的から国の技術基準と、併せて無線設備の適正品質、互換性の確保等、無線機器製造者及び利用者の利便を図る目的から、「特定小電力無線局無線電話用無線設備標準規格」が非特許文献1において定められており、この特定小電力無線局は無線局の免許が不要であることから全国で広く普及している。しかし、当該標準規格において、空中線電力が例えば10mWの無線通信装置を構成する場合は、「通信時間を自動的に3分以内に制限し、その際は2秒経過しなければその後の通信を行わない機能を有しなければならない。」と規定されている。
また、非特許文献1の13ページにおいて、「キャリアセンス」について以下のように定められている(旧郵政省告示、平成元年第49号)。以下、「キャリアセンスの規定」という。
「(3)キャリアセンス
無線設備にはキャリアセンスを備えるものとする。キャリアセンスは、無線通信回線の設定に先立ち、他の無線局の電波を受信した場合、当該無線局の発射電波と同一の周波数(複信方式及び半複信方式のものにあっては受信周波数に対応する送信周波数)の電波の発射を行わないものとする。」
図11は従来例に係る無線通信システムにおける課題を説明するための動作例を示すタイミングチャートである。この無線通信システムは、無線送信機と、無線受信機とを備えて構成される。
図11において、無線送信機は、音声信号の送信を所定の制限時間である3分で間欠的に繰り返して行い、かつ各無線送信の前にキャリアセンス(CS)を行っている。これに応答して、無線受信機は無線送信機からの無線信号を受信して復調することで音声信号を出力する。これにより、無線受信機では、音声信号が間欠的に無線受信され、音声信号が途切れる。
すなわち、上述のように、特定小電力無線システムにおける空中線電力が10mWである送信では、3分間の送信時間の制限があり、音声信号が途切れることなく長時間無線送信し続ける必要のある防災無線システムへの導入は実現できなかった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、例えば特定小電力無線システムの無線通信装置を、例えば防災無線システムに適用した場合に、音声信号送信時間が例えば3分などの所定の制限時間を超えた場合であっても、音声信号が途切れることがない無線通信装置と、当該無線通信装置を備えた無線通信システムを提供することにある。
第1の発明に係る無線通信装置は、
音声信号に従って変調された無線信号を第1のチャンネルで、所定の第1の制限時間以内でかつ間欠的に無線送信する第1の無線送信部と、
音声信号に従って変調された無線信号を第2のチャンネルで、所定の第2の制限時間以内でかつ間欠的に無線送信する第2の無線送信部と、
前記第1及び第2の無線送信部を制御する制御部とを備えた無線通信装置であって、
前記制御部は、前記第1の無線送信部の無線送信が終了する前に、前記第2の無線送信部の無線送信を開始するように制御する。
第2の発明に係る無線通信装置は、
音声信号に従って変調された無線信号を第1のチャンネルで無線受信して第1の音声信号に復調する第1の無線受信部と、
音声信号に従って変調された無線信号を第2のチャンネルで無線受信して第2の音声信号に復調する第2の無線受信部と、
前記第1の音声信号と前記第2の音声信号とを、前記第1及び第2の無線受信部の無線受信の開始に連動して選択的に切り替えて出力し、もしくは、加算して出力する音声出力部と、
前記第1及び第2の無線受信部を制御する制御部とを備えた無線通信装置であって、
前記制御部は、前記第1の無線受信部の無線受信中に、前記第2の無線受信部が無線受信した場合には、前記第2の音声信号に切り替えて出力するように前記音声出力部を制御する。
第3の発明に係る無線通信システムは、
前記第1の発明に係る無線通信装置と、
前記第2の発明に係る無線通信装置とを備える。
従って、本発明に係る無線通信装置等によれば、例えば特定小電力無線システムの無線通信装置を、例えば防災無線システムに適用することができる無線通信装置と、当該無線通信装置を備えた無線通信システムを提供できる。特に、例えば特定小電力無線システムの無線通信装置を、例えば防災無線システムに適用した場合に、音声信号送信時間が例えば3分などの所定の制限時間を超えた場合であっても、音声信号が途切れることがない。
実施形態1に係る無線通信システムのための無線送受信装置の構成例を示すブロック図である。 図1の無線送受信装置からの無線信号を受信する無線受信装置の構成例を示すブロック図である。 図1の無線送受信装置により実行される送受信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。 図1の無線送受信装置により実行される送受信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。 図2の無線受信装置により実行される受信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。 図2の無線受信装置により実行される受信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。 図1の無線送受信装置と図2の無線受信装置とを備えた無線通信システムの動作例を示すタイミングチャートである。 実施形態2に係る無線通信システムのための無線送受信装置により実行される送受信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。 実施形態2に係る無線送受信装置により実行される送受信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。 実施形態2に係る無線受信装置により実行される受信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。 実施形態2に係る無線受信装置により実行される受信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。 実施形態3に係る無線通信システムのための無線受信装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態3に係る無線通信システムで用いる無線送受信装置の送受信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。 実施形態3に係る無線通信システムで用いる無線送受信装置の送受信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。 図8の無線受信装置により実行される受信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。 図8の無線受信装置により実行される受信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。 従来例に係る無線通信システムにおける課題を説明するための動作例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して説明する。なお、同一又は同様の構成要素については同一の符号を付している。
(実施形態1)
図1は実施形態1に係る無線通信システムのための無線送受信装置の構成例を示すブロック図である。また、図2は図1の無線送受信装置からの無線信号を受信する無線受信装置の構成例を示すブロック図である。当該無線通信システムは例えば防災無線システム等であって、互いに無線回線で接続される図1の無線送受信装置及び図2の無線受信装置を備えて構成され、各装置は、空中線送信電力が例えば10mW以下の特定小電力無線局無線電話用無線設備標準規格に準拠する無線通信装置である。
図1において、無線送受信装置は、アンテナ1~3と、変調送信部11,12と、受信復調部13と、PTT(Push To Talk)キー14pを有する操作部14と、マイクロホン15と、音声信号入力部16と、音声信号増幅部17と、音声信号レベル測定部18と、受信無線信号レベル測定部19と、これらの処理部を制御する制御部10とを備えて構成される。ここで、アンテナ1~3は、例えば少なくとも1個又は2個のアンテナを備え、バンドパスフィルタ又はサーキュレータなどで共用して構成してよい。なお、音声信号入力部16及び音声信号レベル測定部18は後述する実施形態1の変形例で用いる処理部であり、詳細後述する。
図1において、受信復調部13は、複数のチャンネルのうち所定のチャンネルでキャリアセンス(CS)を行うために、アンテナ3で受信される無線信号を受信して、低雑音増幅、低域周波数変換、中間増幅などを行った後、処理後の信号を受信無線信号レベル測定部19に出力する。受信復調部13の受信チャンネルは制御部10により制御される。受信無線信号レベル測定部19は入力される信号を所定のしきい値と比較することで、複数のチャンネルのうち所定のチャンネルにおいて、前記キャリアセンス(CS)のために無線信号が入感しているか否かを判断し、判定結果信号を制御部10に出力する。
操作部14は、送信指示を行うための送信キーであるPTTキー14pを有し、PTTキー14pがオンされたときに、それを示す制御信号を制御部10に出力する。マイクロホン15に入力される音声は音声信号に変換された後、音声信号増幅部17により増幅され、変調送信部11,12に出力される。変調送信部11,12はそれぞれ、入力される音声信号に従って、複数のチャンネルのうちの所定のチャンネルの搬送波信号を変調することで、変調された無線信号を発生し、電力増幅した後、アンテナ1,2から放射する。ここで、変調送信部11,12の送信チャンネルは制御部10により制御される。
変調送信部11,12は空中線送信電力が例えば10mW以下の特定小電力無線局無線電話用無線設備標準規格に準拠しており、キャリアセンス(CS)を行って送信するチャンネルで他の無線通信装置からの無線信号の入感がないことを確認した後、当該チャンネルを用いて制限時間(最大送信時間であって、例えば3分(又は5分)である。送信は制限時間以内であってもよい。また、変調送信部11,12における送信の制限時間は互いに同一でもよいし、異なってもよい。)で無線信号を間欠的に送信する。また、変調送信部11が送信した後、次いで変調送信部12が送信するときは、変調送信部11の送信時間(制限時間)3分経過後の時刻よりも例えば5秒前(予め決められた時間であって、前記制限時間の3分よりも十分に短い時間である)の時刻から(従って、キャリアセンス(CS)はその前の時刻から行う)、変調送信部11とは異なるチャンネルで無線送信を行う。
制御部10は、リセット時に例えば3分の計時時間(送信の制限時間)がセットされた後、計時開始で保持する計時時間が減算される3分タイマT1,T2を含む。制御部10は、各処理部14,18,19からの制御信号に基づいて、前記3分タイマT1,T2を用いて、後述する図3A及び図3Bの送受信制御処理を実行することにより、各処理部11~18の動作を制御する。
図2において、無線受信装置は、アンテナ4,5と、受信復調部21,22と、音声信号切替部23と、音声信号増幅部24と、スピーカ25とを備えて構成される。ここで、アンテナ4,5は、1個のアンテナを備えて共用して構成してよい。
図2において、受信復調部21,22はそれぞれ、複数のチャンネルのうち所定のチャンネルでアンテナ4,5で受信された無線信号を受信し、低雑音増幅器、低域周波数変換、中間周波数増幅などの処理を行った後、処理後の信号を音声信号に復調し、音声信号切替部23に出力する。なお、受信復調部21,22の各受信チャンネルは制御部20により制御される。音声信号切替部23は入力される2つの音声信号のうちの1つの音声信号を選択的に切り替えて音声信号増幅部24に出力する。音声信号増幅部24は入力される音声信号を増幅してスピーカ25に出力して、音声として出力する。制御部20は、後述する図4A及び図4Bの受信制御処理を実行することにより、各処理部21~23の動作を制御する。
図2の受信復調部22は、受信復調部21の無線受信の時刻(図5の時刻t1,t3,t5)から例えば3分が経過する時刻よりも例えば5秒前の時刻(図5の時刻t2,t4)で別のチャンネル2で無線受信を開始するとともに、音声信号切替部23は時刻t2でチャンネル1の音声信号からチャンネル2の音声信号に出力することを切り替えることで、2個の受信復調部21,22を用いて、音声信号が3分以上にわたっても途切れることなく、音声信号を出力できる。
図3A及び図3Bは、図1の無線送受信装置により実行される送受信制御処理を示すフローチャートである。
図3AのステップS1において、PTT14pのオンを待機し(もしくは、後述する変形例では、音声信号入力部16からの音声信号の入力を待機し)、受信復調部13はキャリアセンス(CS)のためにチャンネル1で受信待ち状態となり、3分タイマT1,T2は計時値を0秒にリセットされる。次いで、ステップS2において、3分タイマT1の計時値は0秒か否かが判断され、YESのときはステップS3に進む一方、NOのときはステップS4に進む。ステップS3では、変調送信部11は無線送信を停止し、ステップS4に進む。ステップS4では、PTTキー14pがオン、もしくは音声入力が有るか否かが判断され、YESのときはステップS6に進む一方、NOのときはステップS5に進む。ステップS5では、変調送信部11,12は無線送信を停止した後、ステップS2に戻る。
ステップS6で3分タイマT2の計時値は5秒以下であるか否かが判断され、YESのときはステップS7に進む一方、NOのときはステップS2に戻る。ステップS7では、受信復調部13はキャリアセンス(CS)を行って例えばチャンネル1で入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS2に戻る一方、NOのときはステップS8に進む。ステップS8では、変調送信部11はチャンネル1で無線送信を開始し、受信復調部13はキャリアセンス(CS)のためにチャンネル2で無線受信を待機し、ステップS9で、3分タイマT1は計時を開始し、図3BのステップS11に進む。
図3BのステップS11で、3分タイマT2の計時値は0秒か否かが判断され、YESのときはステップS12に進む一方、NOのときはステップS13に進む。ステップS12で、変調送信部12は無線送信を停止し、ステップS13に進む。ステップS13では、PTTキー14pがオン、もしくは音声入力が有るか否かが判断され、YESのときはステップS15に進む一方、NOのときはステップS14に進む。ステップS14では、変調送信部11,12は無線送信を停止した後、図3AのステップS2に戻る。
ステップS15で3分タイマT1の計時値は5秒以下であるか否かが判断され、YESのときはステップS16に進む一方、NOのときはステップS11に戻る。ステップS16では、受信復調部13はキャリアセンス(CS)を行って例えばチャンネル2で入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS11に戻る一方、NOのときはステップS17に進む。ステップS17では、変調送信部12はチャンネル2で無線送信を開始し、受信復調部13はキャリアセンス(CS)のためにチャンネル1で無線受信を待機し、ステップS18で、3分タイマT2は計時を開始し、図3AのステップS2に戻る。
図4A及び図4Bは、図2の無線受信装置により実行される受信制御処理を示すフローチャートである。
図4AのステップS21で、受信復調部21は例えばチャンネル1で入感による無線受信を待機し、受信復調部22は例えばチャンネル2で入感による無線受信を待機する。次いで、ステップS22で、受信復調部21で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS23に進む一方、NOのときはステップS22に戻る。ステップS23で、音声信号切替部23は、受信復調部21からの音声信号の出力を選択するように切り替え、ステップS24で受信された音声信号の出力を開始する。
ステップS25で、受信復調部21で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS27に進む一方、NOのときはステップS26に進む。ステップS26で、受信された音声信号の出力を停止し、ステップS22に戻る。ステップS27で、受信復調部22で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS25に戻る一方、NOのときはステップS28に進む。また、ステップS28で、受信復調部21で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS30に進む一方、NOのときはステップS29に進む。ステップS29で、受信された音声信号の出力を停止し、ステップS22に戻る。ステップS30で、受信復調部22で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときは図4BのステップS31に進む一方、NOのときはステップS28に戻る。
図4BのステップS31で、音声信号切替部23は受信復調部22からの音声信号の出力を選択するように切り替え、ステップS32で、受信復調部22で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS34に進む一方、NOのときはステップS33に進む。ステップS33で、受信された音声信号の出力を停止し、図4AのステップS22に戻る。ステップS34で、受信復調部21で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS32に戻る一方、NOのときはステップS35に進む。また、ステップS35で、受信復調部22で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS37に進む一方、NOのときはステップS36に進む。ステップS36で、受信された音声信号の出力を停止し、図4AのステップS22に戻る。ステップS37で、受信復調部21で無線信号の入感があるか否かが判断され、YESのときはステップS38に進む一方、NOのときはステップS35に戻る。ステップS38で、音声信号切替部23は受信復調部21からの音声信号の出力を選択するように切り替え、ステップS25に戻る。
図5は図1の無線送受信装置と図2の無線受信装置とを備えた無線通信システムの動作例を示すタイミングチャートである。当該無線通信システムは、変調送信部11,12及び受信復調部13とを備えた無線送受信装置と、受信復調部21,22を備えた無線受信装置とにより構成される。
図5において、変調送信部11の送信時刻(t1)前に受信復調部13はキャリアセンス(CS)を行ってチャンネル1が空いていることを確認し、変調送信部11は時刻t1でチャンネル1で無線信号を送信開始する。次いで、変調送信部11の無線送信の送信後3分の制限満了前で例えば2分55秒経過の時刻t2で、変調送信部12はチャンネル2で無線信号の送信を開始する。ただし、時刻t2よりも前にチャンネル2のキャリアセンス(CS)が実行される。その後、無線送信を時刻3分で満了した時刻(t11)で変調送信部11は無線送信を停止する。
次いで、同様に、変調送信部12の無線送信の送信後3分の制限満了前で例えば2分55秒経過の時刻t3で、変調送信部11はチャンネル1で無線信号の送信を開始する。ただし、時刻t3よりも前にチャンネル1のキャリアセンス(CS)が実行される。その後、無線送信を時刻3分で満了した時刻(t12)で変調送信部12は無線送信を停止する。以下、同様にして繰り返して動作でき、これにより、図1の無線送受信装置は、同一の一連の音声信号を送信し続けることが可能となる。
これに対して、無線受信装置は、受信復調部21,22と、音声信号切替部23とを備えて構成され、当該無線受信装置は、例えば防災無線システムの小型の無線受信機、もしくは、スピーカ25を大型の放送用防災無線スピーカとすることができる。
図5において、受信復調部21が時刻t1でチャンネル1の無線信号を受信したとき、チャンネル1で受信された音声信号がスピーカ25から出力され、その後、受信復調部22がチャンネル2の無線信号を受信したとき、音声信号切替部23によりチャンネル2で受信された音声信号に切り替えてスピーカ25から出力させる。次いで、再び受信復調部21がチャンネル1で無線信号を受信したときに、音声信号切替部23によりチャンネル1の受信された音声信号に切り替えてスピーカ25から出力させる。以下、この動作を繰り返すことによって2つのチャンネルの無線信号を受信し続けて、一連の音声信号を途切れることなく、スピーカ25から出力させることが可能となる。
以上説明したように、無線送受信装置の制御部10は、変調送信部11の無線送信が終了する前に、変調送信部12の無線送信を開始するように制御する。また、制御部10は、変調送信部11の無線送信を、変調送信部12の無線送信が終了する前に開始するように制御する。さらに、無線受信装置の制御部20は、受信復調部21の無線受信中に、受信復調部22が無線受信した場合には、受信復調部22からの音声信号に切り替えて出力するように音声信号切替部23を制御する。また、制御部20は、受信復調部22の無線受信の受信中に、受信復調部21が無線受信した場合には、受信復調部21からの音声信号に切り替えて出力するように音声信号切替部23を制御する。
以上説明した図1の無線送受信装置と、図2の無線受信装置とを組み合わせることで、送信側の無線送受信装置からは同一の一連の音声信号を送信し続け、受信側の無線受信装置はチャンネル1又は2のどちらかを重複しながら受信するため、例えば3分の制限時間に関係なく音声信号の無線送信が途切れ無く可能となる。
なお、図5において、時刻t3において、変調送信部11はチャンネル1で無線送信しているが、キャリアセンス(CS)で他の無線信号が入感しなければ、別の例えばチャンネル3を用いて無線送信してもよい。また、時刻t4において、変調送信部12はチャンネル2で無線送信しているが、キャリアセンス(CS)で他の無線信号が入感しなければ、別の例えばチャンネル4を用いて無線送信してもよい。
(実施形態1の変形例)
実施形態1の変形例は、図1の無線送受信装置を防災無線システムの送信放送用設備に適用することを特徴とし、図2の無線受信装置を防災無線システムの受信放送用設備に適用する。ここで、図2のスピーカ25は、大型の放送用スピーカとして構成される。
図1において、音声信号レベル測定部18は、音声信号入力部16から入力される、防災無線用放送音声の音声信号を所定のしきい値と比較することで、当該音声信号が入力したか否かが判断され、YESであれば、図4AのステップS2に進む。
すなわち、自治体等が設置している屋外用防災スピーカは災害時に緊急放送を行っているが、住民側としては「窓を閉めている」「風雨の音で聞き取りづらい」などの理由から、スピーカからの音が聞こえず内容を認識ができないケースが多々ある。実施形態1に係る図1の無線送受信装置の送信開始条件(図4AのステップS1)を操作部のPTTキー14pに代えて、音声信号入力部16から音声信号を入力して一定のしきい値レベルを超える音声入力が発生したときに無線送信することによって、防災スピーカからの音声信号で無線送信を開始し、図2のスピーカ25からの音声を3分制限時間に関係なく、途切れなく送信し続けることができる。
当該図1の無線送受信装置から送信された無線信号を受信するために、図2の無線受信装置を使用することによって、窓の開閉状況や風雨の影響なく、なおかつ防災スピーカからの音声を3分制限時間の関係なく途切れなく受信することが可能となる。
(実施形態2)
図6A及び図6Bは、実施形態2に係る無線通信システムのための無線送受信装置により実行される送受信制御処理を示すフローチャートである。また、図7A及び図7Bは、実施形態2に係る無線受信装置により実行される受信制御処理を示すフローチャートである。ここで、実施形態2に係る無線通信システムは、図1の無線送受信装置と、図2の無線受信装置と同様の構成を有するが、以下の動作上の相違点を有する。
(1)図3AのステップS1に代えて、図6AのステップS1Aの処理を備えた。ステップ1Aでは、PTT14pのオンを待機し(もしくは、変形例では、音声信号入力部16からの音声信号の入力を待機し)、受信復調部13はキャリアセンス(CS)のために任意のチャンネルで受信待ち状態となり、3分タイマT1,T2は計時値を0秒にリセットされる。
(2)図3Aのステップ7のYESと、ステップS2との間に、図6AのステップS10の処理を挿入した。ステップS10では、受信復調部13は、ステップS7で無線信号の入感があったチャンネルとは異なる無線受信するチャンネルを切り替える。
(3)図3AのステップS8に代えて、図6AのステップS8Aの処理を備えた。ステップS8Aでは、変調送信部11は、ステップS7で無線信号の入感が無かった、受信復調部13と同じチャンネルで無線送信を開始する。
(4)図3BのステップS16のYESと、ステップS11との間に、図6BのステップS19の処理を挿入した。ステップS19では、受信復調部13は、ステップS16で無線信号の入感があったチャンネルとは異なる無線受信するチャンネルを切り替える。
(5)図3BのステップS17に代えて、図6BのステップS17Aの処理を備えた。ステップS17Aにおいて、変調送信部12は、ステップS16で無線信号の入感が無かった、受信復調部13の同じチャンネルで無線送信を開始する。
(6)図4AのステップS21に代えて、図7AのステップS21Aの処理を備えた。ステップS21Aでは、受信復調部21は例えば所定の任意チャンネルで入感による無線受信を待機し、受信復調部22は例えば前記任意チャンネルとは異なるチャンネルで入感による無線受信を待機する。
(7)図4AのステップS22のNOと、ステップS22との間に、図7AのステップS22Aの処理を挿入した。ステップS22Aでは、受信復調部21は、ステップS22で入感が無かったチャンネルに切り替えて無線受信する。
(8)図4AのステップS30のNOと、ステップS28との間に、図7AのステップS30Aの処理を挿入した。ステップS30Aでは、受信復調部22は、ステップS30で入感が無かったチャンネルに切り替えて無線受信する。
(9)図4BのステップS37のNOと、ステップS35との間に、図7BのステップS37Aの処理を挿入した。ステップS37Aでは、受信復調部21は、ステップS37で入感が無かったチャンネルに切り替えて無線受信する。
以上のように構成された実施形態2で解決すべき課題は以下の通りである。
実施形態1に係る図1の無線送受信装置の変調送信部11がチャンネル1で無線送信した後、3分の制限時間満了前に、変調送信部12がチャンネル2で無線送信しようとするが、キャリアセンス(CS)によりチャンネル2が使用中であることを検出すると、キャリアセンスが働き、変調送信部12はチャンネル2では送信されず、同一音の声信号の送信が途切れてしまう。
そこで、変調送信部12の送信開始前に受信復調部13を使って、未使用のチャンネルをスキャンし、送信可能なチャンネルに切り替えて、変調送信部12が無線送信する。および/もしくは、変調送信部11の送信開始前に受信復調部13を使って、未使用のチャンネルをスキャンし、送信可能なチャンネルに切り替えて、変調送信部11が無線送信する。これによりキャリアセンスによって同一の音声信号の無線送信が途切れてしまうことを防止できる。
なお、実施形態2に係る無線受信装置では、実施形態2に係る無線送受信装置からの無線信号を受信するので、受信復調部22はチャンネルスキャンして、音声信号が入感したチャンネルで受信された音声信号を復調して出力させる。および/もしくは、受信復調部21はチャンネルスキャンして、音声信号が入感したチャンネルで受信された音声信号を復調して出力させる。これにより、実施形態2に係る無線送受信装置からの送信無線信号の音声信号を例えば3分の制限時間に関係なく途切れなく受信して出力させることが可能となる。
(実施形態3)
図8は実施形態3に係る無線通信システムのための無線受信装置の構成例を示すブロック図である。図8において、実施形態3に係る無線送受信装置及び無線受信装置は、図1の無線送受信装置及び図2の無線受信装置に比較して、以下の相違点を有する。
(1)図1の無線送受信装置を用いるが、変調送信部11,12は、制限時間の満了時にエンドコードを無線送信する。
(2)図8において、音声信号切替部23に代えて、音声信号加算部23A及び受信音声信号ミュート部31,32を備えた。
図8において、音声信号加算部23Aは、受信復調部21,22からの各音声信号を加算して加算結果の音声信号を音声信号増幅部24に出力する。制御部20は、次の受信復調部22又は21の受信開始時刻(図5のt2,t3,t4,t5)において、無線送受信装置からのエンドコードに応答して、元の受信復調部21又は22からの音声信号をミュート(消音)することを特徴とする。ここで、エンドコードは音声信号の例えば3分の制限時間の満了を示す終了信号の一例であり、例えばデジタル二値信号の所定のパターンである。
図9A及び図9Bは、実施形態3に係る無線通信システムで用いる無線送受信装置の送受信制御処理を示すフローチャートである。また、図10A及び図10Bは、図8の無線受信装置の受信制御処理を示すフローチャートである。図9A~図10Bは、図3A~図4Bと比較して以下の相違点を有する。
(1)図3AのステップS2のYESと、ステップS3との間に、図9AのステップS3Aの処理を挿入した。ステップ3Aでは、変調送信部11は例えば3分の音声信号の終了時にエンドコードを送信する。
(2)図3BのステップS11のYESと、ステップS12との間に、図9BのステップS12Aの処理を挿入した。ステップ12Aでは、変調送信部12は例えば3分の音声信号の終了時にエンドコードを送信する。
(3)図4AのステップS23に代えて、図10AのステップS23Aの処理を挿入した。ステップS23Aでは、音声信号加算部23Aは、受信復調部21からの音声信号を出力する。
(4)図4AのステップS27のYESと、ステップS25との間に、図10AのステップS27A,S27Bの処理を挿入した。ステップS27Aでは、受信復調部21は復調信号内でエンドコードを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS27Bに進む一方、NOのときはステップS25に戻る。ステップS27Bでは、受信音声信号ミュート部31は入力される音声信号をミュートして出力する。
(5)図4BのステップS31に代えて、図10BのステップS31Aの処理を挿入した。ステップS31Aでは、音声信号加算部23Aは受信復調部22からの音声信号を出力する。
(6)図4BのステップS34のYESと、ステップS32との間に、図10BのステップS34A,S34Bの処理を挿入した。ステップS34Aでは、受信復調部22は復調信号内でエンドコードを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS34Bに進む一方、NOのときはステップS32に戻る。ステップS34Bでは、受信音声信号ミュート部32は入力される音声信号をミュートして出力する。
(7)図4BのステップS38に代えて、図10BのステップS38Aの処理を挿入した。ステップS38Aでは、音声信号加算部23Aは受信復調部21からの音声信号を出力する。
以上のように構成された実施形態3によれば、図1の無線送受信装置からの送信終了時にエンドコードを付与し、図8の無線受信装置の音声信号加算部23Aは、受信復調部21,22からの各音声信号を加算して出力するが、その前段の受信音声信号ミュート部31,32はエンドコードを受信したときに、当該音声信号をミュートする。これにより、実施形態1及び2と同様に、制限時間の3分を超える音声信号の途切れがない連続的な無線送信が可能となる。
(実施形態3の変形例)
なお、実施形態3に係るミュートに代えてAGC(自動利得制御)により、出力される音声信号のレベルをほぼ一定に保持するように構成してもよい。
また、エンドコードは音声信号の例えば3分の制限時間の満了を示す終了信号の一例として説明したが、例えば音声信号を所定のしきい値と比較しかつ所定の継続時間(例えば5秒程度)が継続したときに音声信号の終了と判断して、受信された無線信号の音声信号の出力を停止し、さらには受信された無線信号の受信を停止してもよい。
(変形例)
以上のように構成された実施形態1、2、3及びそれらの変形例は、互いに組み合わせて構成してもよい。
なお、送信制限時間の3分と、2回目以降の無線送信の、送信制限時間満了前の時間の5秒(予め決められた所定時間)は一例の値であって、設計値又は法令等により、変更されることができる。
以上詳述したように、本発明に係る無線通信装置によれば、例えば特定小電力無線システムの無線通信装置を、例えば防災無線システムに適用することができる無線通信装置と、当該無線通信装置を備えた無線通信システムを提供できる。
1~5 アンテナ
10 制御部
11,12 変調送信部
13 受信復調部
14 操作部
14p PTTキー
15 マイクロホン
16 音声信号入力部
17 音声信号増幅部
18 音声信号レベル測定部
19 受信無線信号レベル測定部
21,22 受信復調部
23 音声信号切替部
23A 音声信号加算部
24 音声信号増幅部
25 スピーカ
31,32 受信音声信号ミュート部
T1,T2 3分タイマ

Claims (17)

  1. 音声信号に従って変調された無線信号を第1のチャンネルで、所定の第1の制限時間以内でかつ間欠的に無線送信する第1の無線送信部と、
    音声信号に従って変調された無線信号を第2のチャンネルで、所定の第2の制限時間以内でかつ間欠的に無線送信する第2の無線送信部と、
    前記第1及び第2の無線送信部を制御する制御部とを備えた無線通信装置であって、
    前記制御部は、前記第1の無線送信部の無線送信が終了する前に、前記第2の無線送信部の無線送信を開始するように制御する、無線通信装置。
  2. 前記第1の制限時間と前記第2の制限時間は互いに同一であるか、もしくは互いに異なる、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の無線送信部の無線送信を、前記第2の無線送信部の無線送信が終了する前に開始するように制御する、請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の無線送信部の無線送信と、前記第2の無線送信部の無線送信とを交互に繰り返すように制御する、請求項1~3のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の無線送信部の無線送信と、前記第2の無線送信部の無線送信とを交互に繰り返すように制御するときに、前記第2の無線送信部の無線送信後に、前記第1の無線送信部が前記第1のチャンネル又は第3のチャンネルで無線送信するように制御する、請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記制御部は、送信キーのオンに応答して、前記第1の無線送信部の送信を開始する、請求項1~5のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  7. 前記音声信号は、所定の無線システムで送信される音声信号であり、
    前記制御部は、前記音声信号が所定のしきい値以上となったときに、前記第1の無線送信部の送信を開始する、請求項1~6のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  8. 前記第1及び第2の無線送信部のうちの少なくとも1つの無線送信の開始前に、チャンネル走査しながらキャリアセンスを行って未使用のチャンネルを検索する無線受信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1及び第2の無線送信部が、前記検索された未使用のチャンネルを用いて無線送信するように制御する、請求項1~7のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  9. 前記制御部は、前記第1及び第2の無線送信部の各無線送信の終了時に終了信号を無線送信するように制御する、請求項1~8のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  10. 音声信号に従って変調された無線信号を第1のチャンネルで無線受信して第1の音声信号に復調する第1の無線受信部と、
    音声信号に従って変調された無線信号を第2のチャンネルで無線受信して第2の音声信号に復調する第2の無線受信部と、
    前記第1の音声信号と前記第2の音声信号とを、前記第1及び第2の無線受信部の無線受信の開始に連動して選択的に切り替えて出力し、もしくは、加算して出力する音声出力部と、
    前記第1及び第2の無線受信部を制御する制御部とを備えた無線通信装置であって、
    前記制御部は、前記第1の無線受信部の無線受信中に、前記第2の無線受信部が無線受信した場合には、前記第2の音声信号に切り替えて出力するように前記音声出力部を制御する、無線通信装置。
  11. 前記制御部は、前記第2の無線受信部の無線受信中に、前記第1の無線受信部が無線受信した場合には、前記第1の音声信号に切り替えて出力するように前記音声出力部を制御する、請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 前記制御部は、前記第1の無線受信部の無線受信と、前記第2の無線受信部の無線受信とを交互に繰り返すように制御する、請求項10又は11に記載の無線通信装置。
  13. 前記制御部は、前記第1の無線受信部の無線受信と、前記第2の無線受信部の無線受信とを交互に繰り返すように制御するときに、前記第2の無線受信部の無線受信後に、前記第1の無線受信部が前記第1のチャンネル又は第3のチャンネルで無線受信するように制御する、請求項12に記載の無線通信装置。
  14. 前記制御部は、前記第1及び第2の無線受信部のうちの少なくとも1つが、チャンネル走査しながら、音声信号に従って変調された無線信号を検索し、無線信号を検索したチャンネルで無線受信するように制御する、請求項10~13のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  15. 前記制御部は、前記第1及び第2の無線受信部がそれぞれ終了信号を受信したとき、前記終了信号を受信した無線受信部から出力される音声信号をミュートするように制御する、請求項10~14のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  16. 請求項1~8のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置と、
    請求項10~14のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置とを備えた、無線通信システム。
  17. 請求項9に記載の無線通信装置と、
    請求項15に記載の無線通信装置とを備えた、無線通信システム。
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