JP2022012222A - サーマルプリントヘッド - Google Patents

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宏治 西
Koji Nishi
康之 有瀧
Yasuyuki Aritaki
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Abstract

Figure 2022012222000001
【課題】 共通電極の抵抗値を下げるのに適したサーマルプリントヘッドを提供する。
【解決手段】 サーマルプリントヘッドA1は、基板1と、基板1に支持されたグレーズ層2と、グレーズ層2に支持され、主走査方向に配列された複数の発熱部41を含む抵抗体層4と、抵抗体層4に通電するための導電層3と、を備える。導電層3は、第1導電層31および第2導電層32を含む。第1導電層31は、基板1とグレーズ層2との間に介在し、z方向視(基板1の厚さ方向視)においてグレーズ層2と重なる第1部311と、z方向視においてグレーズ層2と重ならない第2部312と、を有する。第2導電層32は、グレーズ層2の上に配置される第3部321と、第1導電層31の第2部312に積層される第4部322と、を有する。
【選択図】 図5

Description

本開示は、サーマルプリントヘッドに関する。
特許文献1には、従来のサーマルプリントヘッドの一例が開示されている。同文献に開示のサーマルプリントヘッドは、基板、グレーズ層、電極層(導電層)、および抵抗体層を備える。基板は、絶縁材料からなる板状の部材であり、たとえばアルミナ(Al23)などのセラミックからなる。グレーズ層は、基板の表面に形成されており、たとえばガラスからなる。電極層は、グレーズ層上に形成されており、抵抗体層に選択的に電流を流すための電流経路を構成している。抵抗体層は、主走査方向に配列された複数の発熱部を有する。
電極層は、共通電極および複数の個別電極を有する。これら共通電極および複数の個別電極は、互いの間に隙間を有するように、グレーズ層上に平面的に配置されている。複数の個別電極の形成領域は、グレーズ層上の大半を占める。その一方、共通電極は、基板の周縁付近を迂回する電流経路を有し、当該電流経路を介して抵抗体層に通じている。抵抗体層における複数の発熱部を効率よく発熱させるためには、電極層の抵抗値を下げることが望まれる。上記のような共通電極における迂回する電流経路によると、当該電流経路の形成領域は比較的狭くならざるを得ず、電流経路の断面積が比較的小さくなる。このことは、上記電流経路(共通電極)の抵抗値を下げるうえで阻害要因となり、改善の余地があった。
特開2019-147300号公報
本開示は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、共通電極の抵抗値を下げるのに適したサーマルプリントヘッドを提供することを主たる課題とする。
本開示によって提供されるサーマルプリントヘッドは、基板と、前記基板に支持されたグレーズ層と、前記グレーズ層に支持され、主走査方向に配列された複数の発熱部を含む抵抗体層と、前記抵抗体層に通電するための導電層と、を備え、前記導電層は、第1導電層および第2導電層を含み、前記第1導電層は、前記基板と前記グレーズ層との間に介在し、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層と重なる第1部と、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層と重ならない第2部と、を有し、前記第2導電層は、前記グレーズ層の上に配置される第3部と、前記第1導電層の前記第2部に積層される第4部と、を有する。
本開示によれば、共通電極の抵抗値を下げることが可能であり、サーマルプリントヘッドの消費電力の低減を図ることができる。
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本開示の第1実施形態に係るサーマルプリントヘッドを示す平面図である。 第1導電層およびグレーズ層の形成領域を示す平面図である。 第2導電層および第3導電層の形成領域を示す平面図である。 図1のIV-IV線に沿う概略断面図である。 図4の部分拡大図である。 図1に示すサーマルプリントヘッドの要部拡大平面図である。 図1のVII-VII線に沿う部分拡大断面図である。 図1のVIII-VIII線に沿う部分拡大断面図である。 図1のIX-IX線に沿う拡大断面図である。 図1に示すサーマルプリントヘッドの製造方法の一例の一工程を示す断面図である。 図10に続く工程を示す断面図である。 図11に続く工程を示す断面図である。 図12に続く工程を示す断面図である。 図13に続く工程を示す断面図である。 図14に続く工程を示す断面図である。 図1に示すサーマルプリントヘッドの変形例を示す図5と同様の断面図である。 本開示の第2実施形態に係るサーマルプリントヘッドを示す図5と同様の断面図である。 本開示の第2実施形態に係るサーマルプリントヘッドを示す図6と同様の要部拡大平面図である。
以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示において、「ある物Aがある物Bに形成されている」および「ある物Aがある物B上に形成されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接形成されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに形成されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物Bに配置されている」および「ある物Aがある物B上に配置されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接配置されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに配置されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物B上に位置している」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに接して、ある物Aがある物B上に位置していること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物が介在しつつ、ある物Aがある物B上に位置していること」を含む。また、「ある物Aがある物Bにある方向に見て重なる」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bのすべてに重なること」、および、「ある物Aがある物Bの一部に重なること」を含む。
<第1実施形態>
図1~図9は、本開示の第1実施形態に係るサーマルプリントヘッドを示している。本実施形態のサーマルプリントヘッドA1は、基板1、グレーズ層2、導電層3、抵抗体層4、保護層5、駆動IC71、保護樹脂72およびコネクタ73を備えている。サーマルプリントヘッドA1は、プラテンローラ81(図4参照)によって搬送される印刷媒体82に印刷を施すプリンタに組み込まれるものである。このような印刷媒体82としては、たとえばバーコードシートやレシートを作成するための感熱紙が挙げられる。
図1は、サーマルプリントヘッドA1を示す平面図である。図2は、後述する第1導電層31およびグレーズ層2の形成領域を示す平面図である。図3は、後述する第2導電層32および第3導電層33の形成領域を示す平面図である。図4は、図1のIV-IV線に沿う概略断面図である。図5は、図4の一部を拡大した断面図である。図6は、サーマルプリントヘッドA1を示す要部拡大平面図である。図7~図9は、サーマルプリントヘッドA1を示す拡大断面図である。なお、理解の便宜上、図1および図6においては、保護層5を省略している。図5においては、コネクタ73を省略している。図6においては、保護樹脂72を省略している。また、これらの図において、基板1の長手方向(主走査方向)をx方向とし、短手方向(副走査方向)をy方向とし、厚さ方向をz方向として説明する。また、y方向については、図1、図6の下方(図4、図5の左方)を印刷媒体が送られてくる「上流」とし、図1、図6の上方(図4、図5の右方)を印刷媒体が排出される「下流」とする。また、z方向については、図4、図5の上方(方向zを示す矢印が指す方向)を「上方」とし、その反対方向を「下方」とする。以下の図においても同様である。
基板1は、たとえばAl23などのセラミックからなり、その厚さがたとえば0.6~1.0mm程度とされている。図1に示すように、基板1は、x方向に長く延びる長矩形状とされている。グレーズ層2、導電層3、抵抗体層4、保護層5、駆動IC71および保護樹脂72は、基板1上に配置されている。コネクタ73は、外部の機器との接続を行うためのものであり、たとえば、基板1 のy方向における図1中下端部に設けられている。
なお、基板1に加えて、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材層とCuなどからなる配線層とが積層された配線基板を有する構造としてもよい。また、基板1の下面に、たとえばAlなどの金属からなる放熱部材を設けてもよい。上記配線基板を有する構成においては、たとえば放熱部材上にセラミック製の基板1および上記配線基板が隣接して配置され、基板1上の配線(またはこの配線に接続されたIC)と上記配線基板の配線(またはこの配線に接続されたIC)とが、たとえばワイヤボンディングなどにより接続される。さらに、上記配線基板側にコネクタ73を設けてもよい。
グレーズ層2は、基板1上に配置されており、ガラス材料からなる。本実施形態において、グレーズ層2は、基板1の図中上面における外周縁付近の部位を除いた領域に配置されている。グレーズ層2は、z方向視においてx方向を長手方向とする略長矩形状に形成される。また、本実施形態では、基板1とグレーズ層2との間には後述の第1導電層31が介在しており、グレーズ層2は第1導電層31上に形成されている。グレーズ層2の厚さは比較的大きくされており、たとえば30~200μm程度であり、より好ましくは100~200μm程度である。
導電層3は、抵抗体層4に通電するための経路を構成するためのものであり、導電性材料によって形成されている。本実施形態において、導電層3は、第1導電層31、第2導電層32および第3導電層33を含む。図5、図7から理解されるように、基板1上において、第1導電層31、グレーズ層2、第2導電層32および第3導電層33がこの順に形成されている。
第1導電層31は、基板1上に形成されている。第1導電層31は、たとえばAgを主成分として含む導電体からなる。第1導電層31は、たとえば厚膜印刷用のAgペーストを印刷および焼成することによって形成された厚膜層である。第1導電層31の厚さは、たとえば1~20μm程度である。
本実施形態において、第1導電層31は、z方向視においてグレーズ層2と重なる領域と、z方向視においてグレーズ層2と重ならない領域とに跨って形成される。図2において、第1導電層31の形成領域には右下がりの斜線を付しており、グレーズ層2の形成領域には右上がりの斜線を付している。より具体的には、第1導電層31は、第1部311および第2部312を有する。第1部311は、基板1とグレーズ層2と間に介在しており、z方向視においてグレーズ層2と重なる部分である。当該第1部311は、図2においてクロスハッチングが付された部分となっている。第2部312は、z方向視においてグレーズ層2と重ならない部分であり、グレーズ層2の外周縁の適所からはみ出すように形成されている。当該第2部312は、図2において右下がりの斜線が付された部分となっている。
本実施形態において、第2部312は、共通電極端子部312aを有する。共通電極端子部312aは、グレーズ層2よりもy方向上流側に延出する部分である。本実施形態では、一対の共通電極端子部312aがx方向に離間して形成されている。この共通電極端子部312aの形成部位にコネクタ73が取り付けられている。
第2導電層32は、図5、図7等に示すように、グレーズ層2上および第1導電層31上に跨って形成されている。第2導電層32は、たとえばAuを主成分として含む導電体からなる。第2導電層32は、たとえば添加元素としてロジウム、バナジウム、ビスマス、シリコンなどが添加されたレジネートAuからなる。第2導電層32は、レジネートAuのペーストを厚膜印刷したのちに、これを焼成することにより形成されている。第2導電層32は、複数のAu層を積層させることによって構成してもよい。第2導電層32の厚さは、たとえば0.6~1.2μm程度である。なお、第2導電層32は、Auを主成分とする導電体に限定されず、たとえばAgなど他の金属を主成分として含む導電体により構成してもよい。
図3、図5、図7等に示すように、第2導電層32は、第3部321および第4部322を有する。第3部321は、グレーズ層2上に配置されており、z方向視においてグレーズ層2と重なっている。第4部322は、第1導電層31の第2部312に積層されており、z方向視において第2部312と重なっている。図3において、第2導電層32の形成領域には右上がりの斜線を付している。図3に示された第2導電層32の形成領域のうち、グレーズ層2の外周縁の内側にある部分が第3部321に相当する。また、図3に示された第2導電層32のうち、グレーズ層2の外周縁よりも外側にある部分が第4部322に相当する。また、図2、図3から理解されるように、本実施形態において、第3部321は、z方向視において第1導電層31の第1部311と重なっている。
図2、図3、図5~図8等に示すように、本実施形態において、導電層3は、共通電極35および複数の個別電極36を有している。
共通電極35は、第1導電層31および第2導電層32の双方に属している。共通電極35は、第1共通部351、第2共通部352、第3共通部353、第4共通部354、第5共通部355および複数の共通電極帯状部356を有する。
具体的には、図2、図5等に示すように、第1共通部351は、第1導電層31の第1部311に属する。本実施形態において、第1部311の全体が第1共通部351とされている。第1共通部351は、z方向視においてグレーズ層2と重なる全領域のうち、x方向両端のy方向上流寄り部分とx方向中央のy方向上流側端部分を除いた領域に配置されている。第1共通部351の形成領域は、グレーズ層2と重なる全領域の大半を占める。第1共通部351のy方向下流側端部は、グレーズ層2のx方向略全長にわたって形成されている。第1共通部351のy方向上流側端部には、一対の共通電極端子部312aが繋がっている。
図2、図5、図6等に示すように、第2共通部352は、第1導電層31の第2部312に属する。第2共通部352は、抵抗体層4(後述する複数の発熱部41)に対してy方向下流側に配置されている。本実施形態において、第2共通部352は、第1導電層31のy方向下流側端に位置し、第1共通部351に繋がっている。第2共通部352は、x方向に沿って延びており、グレーズ層2のx方向略全長にわたって形成されている。なお、図6において、グレーズ層2のy方向下流側端においてx方向に沿う端縁2aを破線で表している。
図2、図7、図8等に示すように、第4共通部354は、第1導電層31の第2部312に属する。本実施形態において、第4共通部354は、第2共通部352のx方向における両端に繋がり、グレーズ層2のy方向に沿う端縁2bに沿って配置される。これにより、第4共通部354は、x方向において離間する2箇所に配置されている。
図3、図5、図6等に示すように、第3共通部353は、第2導電層32の第4部322に属する。第3共通部353は、抵抗体層4に対してy方向下流側に配置されている。本実施形態において、第3共通部353は、第2導電層32のy方向下流側端に位置し、第2共通部352に積層されている。第3共通部353は、x方向に沿って延びており、グレーズ層2のx方向略全長にわたって形成されている。
図3、図7、図8等に示すように、第5共通部355は、第2導電層32の第4部322に属する。本実施形態において、第5共通部355は、第3共通部353のx方向における両端に繋がり、グレーズ層2のy方向に沿う端縁2bに沿って配置される。第5共通部355は、第4共通部354に積層されており、x方向において互いに離間する2箇所に配置されている。
図5、図6等に示すように、複数の共通電極帯状部356は、第2導電層32の第3部321に属する。複数の共通電極帯状部34は、各々が第3共通部353からy方向に延びており、x方向に等ピッチで配列されている。
複数の個別電極36は、抵抗体層4に対して部分的に通電するためのものであり、共通電極35に対して逆極性となる部位である。個別電極36は、抵抗体層4から駆動IC71に向かって延びている。複数の個別電極36は、x方向に配列されており、各々が個別電極帯状部361、連結部362およびボンディング部363を有している。
各個別電極帯状部361は、y方向に延びた帯状部分であり、共通電極35の隣り合う2つの共通電極帯状部356の間に位置している。隣り合う個別電極36の個別電極帯状部361と共通電極35の共通電極帯状部356との間隔はたとえば40μm以下となっている。
連結部362は、個別電極帯状部361から駆動IC71に向かって延びる部分であり、そのほとんどがy方向に沿った部位およびy方向に対して傾斜した部位を有している。連結部362のほとんどの部位は、その幅がたとえば20μm以下とされており、隣り合う連結部362どうしの間隔はたとえば20μm以下となっている。
ボンディング部363は、個別電極36のy方向端部に形成されており、個別電極36と駆動IC71とを接続するためのワイヤ61がボンディングされている。隣り合う個別電極36のボンディング部363どうしは、y方向に互い違いに配置されている。これにより、ボンディング部363は、連結部362のほとんどの部位よりも幅が大きいにも関わらず、たがいに干渉することが回避されている。
連結部362のうち隣り合うボンディング部363に挟まれた部位は、個別電極36において最も幅が小さく、その幅がたとえば10μm以下である。また、連結部362と隣のボンディング部363との間隔もたとえば10μm以下となっている。このように、複数の個別電極36は、線幅および配線間隔が小さい微細パターンとなっている。
第3導電層33は、図3、図5、図7、図9等に示すように、基板1上、グレーズ層2上、第1導電層31上および第2導電層32上に跨って形成されている。図3において、第3導電層33の形成領域には右下がりの斜線を付している。第3導電層33は、たとえばAgペーストを印刷および焼成することによって形成されている。第3導電層33の厚さは、たとえば5~30μm程度である。
第3導電層33は、x方向において離間する2箇所に形成されており、各箇所は第1端部331、第2端部332および連絡部333を有する。第1端部331は、第1導電層31(第2部312)の共通電極端子部312aおよびグレーズ層2に積層されている。第2端部332は、共通電極35の第4共通部354およびグレーズ層2に積層されている。連絡部333は、第1端部331および第2端部332の間を繋いでおり、基板1およびグレーズ層2に積層されている。具体的には、連絡部333は、グレーズ層2のy方向上流側端においてx方向に沿う端縁2d、およびy方向に沿う端縁2bに沿って、基板1およびグレーズ層2の双方に跨って配置される。
なお、本実施形態では、図5に示すように、第3導電層33上に接続用端子部39が形成されている。接続用端子部39は、第3導電層33の第1端部331上の適所に積層されている。接続用端子部39は、たとえばAu-Pt合金を主成分とする金属層であり、導電性接合材(図示略)を介してコネクタ73と導通接続される部位である。
抵抗体層4は、導電層3を構成する材料よりも抵抗率が高い、たとえば酸化ルテニウムなどからなり、x方向に延びる帯状に形成されている。図6に示すように、抵抗体層4は、共通電極35の複数の共通電極帯状部356と複数の個別電極36の個別電極帯状部361とに交差している。さらに、抵抗体層4は、共通電極35の複数の共通電極帯状部356と複数の個別電極36の個別電極帯状部361に対して基板1とは反対側に積層されている。抵抗体層4のうち各共通電極帯状部356と各個別電極帯状部361とに挟まれた部位が、導電層3によって部分的に通電されることにより発熱する発熱部41とされている。発熱部41の発熱によって印字ドットが形成される。抵抗体層4の厚さは、たとえば3~10μm程度である。
保護層5は、導電層3および抵抗体層4を保護するためのものである。保護層5は、たとえば非晶質ガラスからなる。ただし、保護層5は、複数の個別電極36のボンディング部363を含む領域を露出させている。
駆動IC71は、複数の個別電極36を選択的に通電させることにより、抵抗体層4を部分的に発熱させる機能を果たす。図1、図5に示すように、本実施形態において、グレーズ層2上に複数の駆動IC71が配置されている。駆動IC71には、複数のパッドが設けられている。図5に示すように、駆動IC71のパッドと複数の個別電極36とは、それぞれにボンディングされた複数のワイヤ61を介して接続されている。ワイヤ61は、Auからなる。図4および図5に示すように、駆動IC71は、保護樹脂72によって覆われている。保護樹脂72は、たとえば黒色の軟質樹脂からなる。また、駆動IC71とコネクタ73とは、図示しない信号線によって接続されている。駆動IC71には、コネクタ73を介して外部から送信される印字信号、制御信号および複数の発熱部41に供給される電圧が入力される。複数の発熱部41は、印字信号および制御信号にしたがって個別に通電されることにより、選択的に発熱させられる。
次に、サーマルプリントヘッドA1の使用方法の一例について簡単に説明する。
サーマルプリントヘッドA1は、プリンタに組み込まれた状態で使用される。図4に示したように、当該プリンタ内において、サーマルプリントヘッドA1の各発熱部41はプラテンローラ81に対向している。当該プリンタの使用時には、プラテンローラ81が回転することにより、感熱紙などの印刷媒体82が、y方向に沿ってプラテンローラ81と各発熱部41との間に一定速度で送給される。印刷媒体82は、プラテンローラ81によって保護層5のうち各発熱部41を覆う部分に押しあてられる。一方、図6に示した各個別電極36には、駆動IC71によって選択的に電位が付与される。これにより、共通電極35と複数の個別電極36の各々との間に電圧が印加される。そして、複数の発熱部41には選択的に電流が流れ、熱が発生する。そして、各発熱部41にて発生した熱は、保護層5を介して印刷媒体82に伝わる。そして、印刷媒体82上のx方向に線状に延びるライン領域に、複数のドットが印刷される。また、各発熱部41にて発生した熱は、グレーズ層2にも伝わり、グレーズ層2にて蓄えられる。
次に、サーマルプリントヘッドA1の製造方法の一例について、図10~図15を参照しつつ、以下に説明する。図10~図15はそれぞれ、サーマルプリントヘッドA1の製造方法の一工程を示す断面図であって、図5に示す断面の部分拡大図に対応する。
まず、図10に示すように、基板1を準備する。基板1は、たとえばAl23などのセラミックからなり、所定の厚さを有する。
次いで、図11に示すように、基板1上に第1導電層31を形成する。第1導電層31の形成は、基板1上の所定領域にAgペーストを厚膜印刷した後に、これを焼成することにより行う。
次いで、図12に示すように、グレーズ層2を形成する。グレーズ層2の形成は、第1導電層31上ないし基板1上の所定領域にガラスペーストを厚膜印刷した後に、これを焼成することにより行う。
次いで、図13に示すように、第2導電層32を形成する。ここで、まず第1導電層31上ないしグレーズ層2上にレジネートAuのペーストを厚膜印刷した後に、これを焼成することにより、金属膜を形成する。次いで、金属膜に対してたとえばエッチング等を用いたパターニングを施すことにより、所定形状の第2導電層32が形成される。その後、第3導電層33および接続用端子部39(ともに図示略)を形成する。
次いで、図14に示すように、抵抗体層4を形成する。抵抗体層4の形成は、たとえば酸化ルテニウムなどの抵抗体を含む抵抗体ペーストを厚膜印刷し、これを焼成することによって行う。
次いで、図15に示すように、保護層5を形成する。保護層5の形成は、たとえばガラスペーストを厚膜印刷によって保護層5を形成すべき領域に塗布し、これを焼成することによって行う。この後は、駆動IC71の実装およびワイヤ61のボンディング、保護樹脂72の形成やコネクタ73の取り付けなどを行うことにより、サーマルプリントヘッドA1が得られる。
次に、サーマルプリントヘッドA1の作用について説明する。
導電層3は、抵抗体層4に通電するための経路を構成しており、第1導電層31および第2導電層32を含む。第1導電層31は、基板1とグレーズ層2との間に介在しており、z方向視においてグレーズ層2と重なる第1部311を有する。この第1部311は、共通電極35の主要な電流経路(第1共通部351)として機能する。一方、第2導電層32は、グレーズ層2上に配置される第3部321を含み、この第3部321に複数の個別電極36を形成することができる。このような構成によれば、第1部311(共通電極35の主要な電流経路)および複数の個別電極36は、z方向において互いに離間した位置に配置される。したがって、共通電極と複数の個別電極とが平面的に配置される場合と比べて、第1部311(共通電極35の主要な電流経路)の形成領域を広く確保することができ、電流経路の経路幅および断面積を大きくすることができる。これにより、共通電極35の抵抗値を下げることが可能であり、サーマルプリントヘッドA1の消費電力の低減を図ることができる。
第1導電層31は、たとえば厚膜印刷により形成された厚膜層である。このような構成によれば、共通電極35の抵抗値を下げるうえで十分な厚さの第1導電層31を容易に形成することが可能である。
共通電極35は、第1導電層31および第2導電層32の双方に属しており、第1共通部351、第2共通部352および第3共通部353を有する。第1共通部351は、第1部311に属し、z方向視においてグレーズ層2と重なっている。このため、第1共通部351の形成領域を広く確保することができ、当該第1共通部351の幅および断面積を大きくすることができる。また、第2共通部352は、第1共通部351に繋がるとともにからグレーズ層2のy方向下流側の端縁2aから延出し、x方向に沿って延びている。第3共通部353は、第2共通部352に積層され、かつx方向に延びており、この第3共通部353から複数の共通電極帯状部356がy方向に延びている。このような構成によれば、共通電極35における電流経路は、第1共通部351から第2共通部352までy方向下流側に向かい、第3共通部353において折り返してy方向上流側に位置する複数の共通電極帯状部356および複数の発熱部41(抵抗体層4)に向かう。これにより、第1共通部351、第2共通部352、第3共通部353の電流経路の経路幅および断面積は相対的に大きくなり、抵抗体層4を基板1のy方向下流側端に近づけても上記電流経路の抵抗値を下げることができる。複数の発熱部41(抵抗体層4)を基板1のy方向下流側端に近接させると、サーマルプリントヘッドA1の小型化を図ることができる。また、複数の発熱部41(抵抗体層4)が基板1のy方向下流側端に近接する構成によれば、プラテンローラ81を介して印刷媒体82を複数の発熱部41(抵抗体層4)側により強く押しあてることができるので、サーマルプリントヘッドA1の印字品質の向上が期待できる。
第1導電層31の第2部312は、共通電極端子部312aを有する。共通電極端子部312aは、共通電極35の第1共通部351に繋がっており、z方向視においてグレーズ層2よりもy方向上流側に延出する。また、共通電極35は、第4共通部354を有する。第4共通部354は、第2共通部352のx方向における端部に繋がり、グレーズ層2のy方向に沿う端縁2bに沿って配置される。そして、本実施形態のサーマルプリントヘッドA1は、第3導電層33を具備する。第3導電層33の両端部(第1端部331および第2端部332)が共通電極端子部312aおよび第4共通部354に積層されており、当該両端部の間が連絡部333によって繋がっている。このため、第3導電層33は、第1共通部351と並行する異なる電流経路を構成する。このような構成によれば、共通電極35の抵抗値をより下げることが可能であり、サーマルプリントヘッドA1の消費電力低減を図るのにより適する。また、本実施形態でにおいて、第3導電層33は、x方向において離間する2箇所に設けられている。このことは、共通電極35の抵抗値を下げるうえでより好ましい。
本実施形態において、グレーズ層2の厚さは30~200μmとされている。このような構成によれば、グレーズ層2を間に挟んで配置された第1導電層31の第1部311と第2導電層32の第3部321との電気的絶縁が適切に維持される。
<第1実施形態の第1変形例>
図16は、上記した第1実施形態に係るサーマルプリントヘッドA1の変形例を示している。本変形例のサーマルプリントヘッドA11は、グレーズ層2の構成が上記のサーマルプリントヘッドA1と異なっている。なお、図16以降の図面において、上記実施形態のサーマルプリントヘッドA1と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
図16に示したサーマルプリントヘッドA11において、グレーズ層2は、ヒーターグレーズ部22およびガラス層23を有する。ヒーターグレーズ部22は、ヒーターグレーズ部22は、x方向と直角である断面形状がz方向に膨出した形状であり、x方向に長く延びるz方向視帯状である。ガラス層23は、ヒーターグレーズ部22に隣接して形成されており、上面が平坦な形状である。ガラス層23は、ヒーターグレーズ部22の一部に重なっている。抵抗体層4(複数の発熱部41)は、ヒーターグレーズ部22の上に配置されており、z方向視においてヒーターグレーズ部22と重なっている。このようなヒーターグレーズ部22およびガラス層23を有するグレーズ層2を形成する際には、第1導電層31上ないし基板1上にガラスペーストを厚膜印刷した後に、これを焼成することを複数回繰り返す。
本変形例においても、上記実施形態のサーマルプリントヘッドA1と同様に共通電極35の抵抗値を下げることが可能であり、サーマルプリントヘッドA11の消費電力の低減を図ることができる。その他、サーマルプリントヘッドA11においても、サーマルプリントヘッドA1に関して上述したのと同様の作用効果を奏する。また、本変形例によれば、ヒーターグレーズ部22が形成され、抵抗体層4が当該ヒーターグレーズ部22上に配置されている。したがって、抵抗体層4の発熱部41を、z方向に突出させて、印刷媒体に対して適切に当接させることができる。
<第2実施形態>
図17、図18は、本開示の第2実施形態に係るサーマルプリントヘッドを示している。本実施形態のサーマルプリントヘッドA2は、導電層3(第2導電層32)および抵抗体層4の積層構造が上記実施形態のサーマルプリントヘッドA11と異なっている。
本実施形態において、抵抗体層4は、グレーズ層2に積層されている。第2導電層32は、抵抗体層4および第1導電層31の第2部312に積層されている。本実施形態においては、抵抗体層4は、グレーズ層2と第2導電層32の第3部321との間に配置されている。
第2導電層32を構成する材料としては、たとえば、Au、Ag、Cu、Cr、Al-SiおよびTiなどが挙げられる。第2導電層32は、たとえばスパッタリングなどの薄膜形成技術によって形成される。第2導電層32の厚さは、たとえば、0.1~1μm程度である。抵抗体層4は、導電層3を構成する材料よりも抵抗率が高い材料よりなる。抵抗体層4を構成する材料としては、たとえば、ポリシリコン、TaSiO2、および、TiONが挙げられる。抵抗体層4は、たとえばスパッタリングなどの薄膜形成技術によって形成される。抵抗体層4の厚さは、たとえば1μm以下程度である。
本実施形態のサーマルプリントヘッドA2において、共通電極35の構成は上記実施形態(サーマルプリントヘッドA1)と同様である。共通電極35のうち第3共通部353、第5共通部355(図示せず)、および複数の共通電極帯状部356は、第2導電層32に属する。複数の個別電極36は、上記実施形態と同様にx方向に配列されており、各々が個別電極帯状部361、連結部362およびボンディング部363を有している。なお、各個別電極36の形状は図18の例示に限定されない。
本実施形態では、複数の共通電極帯状部356と複数の個別電極帯状部361(複数の個別電極36)との間において抵抗体層4の一部が露出している。抵抗体層4のうち、当該複数の共通電極帯状部356と複数の個別電極帯状部361との間において第2導電層32から露出した部分が、複数の発熱部41となっている。複数の発熱部41は、x方向に配列されている。このような所定形状の第2導電層32および抵抗体層4は、たとえば積層形成された第2導電層32および抵抗体層4に選択的なエッチングを施し、第2導電層32および抵抗体層4を部分的に除去することにより形成される。
本実施形態において、グレーズ層2は、上記のサーマルプリントヘッドA11と同様に、ヒーターグレーズ部22およびガラス層23を有する。複数の発熱部41は、ヒーターグレーズ部22の上に配置されており、z方向視においてヒーターグレーズ部22と重なっている。
本実施形態においても、上記実施形態のサーマルプリントヘッドA1と同様に共通電極35の抵抗値を下げることが可能であり、サーマルプリントヘッドA2の消費電力の低減を図ることができる。その他、サーマルプリントヘッドA2においても、サーマルプリントヘッドA1に関して上述したのと同様の作用効果を奏する。また、本実施形態によれば、ヒーターグレーズ部22が形成され、複数の発熱部41が当該ヒーターグレーズ部22上に配置されている。したがって、発熱部41を、z方向に突出させて、印刷媒体に対して適切に当接させることができる。
本開示に係るサーマルプリントヘッドは、上述した実施形態に限定されるものではない。本開示に係るサーマルプリントヘッドの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上記実施形態において、基板1とグレーズ層2との間に介在する第1導電層31が主に共通電極35(第1共通部351)として構成される場合について説明したが、これに限定されず、たとえば第1導電層が信号線を含む構成としてもよい。
本開示は、以下の付記に関する構成を含む。
〔付記1〕
基板と、
前記基板に支持されたグレーズ層と、
前記グレーズ層に支持され、主走査方向に配列された複数の発熱部を含む抵抗体層と、
前記抵抗体層に通電するための導電層と、を備え、
前記導電層は、第1導電層および第2導電層を含み、
前記第1導電層は、前記基板と前記グレーズ層との間に介在し、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層と重なる第1部と、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層と重ならない第2部と、を有し、
前記第2導電層は、前記グレーズ層の上に配置される第3部と、前記第1導電層の前記第2部に積層される第4部と、を有する、サーマルプリントヘッド。
〔付記2〕
前記第1部と前記第3部とは、前記基板の厚さ方向視において重なっている、付記1に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記3〕
前記導電層は、前記第1導電層および前記第2導電層の双方に属する共通電極と、前記第2導電層に属する複数の個別電極と、を含む、付記1または2に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記4〕
前記共通電極は、前記第1部に属する第1共通部と、前記第1共通部に繋がるとともに前記第2部に属し、前記主査王方向に沿って延びる第2共通部と、前記第4部に属し、かつ前記第2共通部に積層されており、前記主査王方向に沿って延びる第3共通部と、前記第3部に属し、かつ各々が前記第3共通部から副走査方向に延びており、前記主走査方向に互いに離間して配置される複数の共通電極帯状部と、を有し、
前記複数の個別電極は、それぞれ前記副走査方向に延びる個別電極帯状部を有し、
複数の前記個別電極帯状部は、前記主走査方向に互いに離間して配置される、付記3に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記5〕
前記第2共通部および前記第3共通部は、前記複数の発熱部に対して前記副走査方向下流側に配置されている、付記4に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記6〕
前記第1導電層の前記第2部は、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層よりも前記副走査方向上流側に延出し、かつ前記第1共通部に繋がる共通電極端子部を有する、付記5に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記7〕
前記共通電極は、前記第2部に属する第4共通部を有し、
前記第4共通部は、前記第2共通部の前記主走査方向における少なくとも一方の端部に繋がり、前記グレーズ層の前記副走査方向に沿う端縁に沿って配置される、付記6に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記8〕
前記導電層は、第3導電層を含み、
前記第3導電層は、前記共通電極端子部に積層される第1端部と、前記第4共通部に積層される第2端部と、前記第1端部および前記第2端部の間を繋ぐ連絡部と、を有する、付記7に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記9〕
前記連絡部は、前記グレーズ層の前記主走査方向に沿う端縁および前記副走査方向に沿う端縁に沿って、前記基板および前記グレーズ層の双方に跨って配置される、付記8に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記10〕
前記抵抗体層は、前記主走査方向に延びる帯状である、付記4ないし9のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記11〕
前記共通電極帯状部および前記個別電極帯状部は、前記主査王方向において交互に前記抵抗体層に交差するように、前記グレーズ層と前記抵抗体層との間に配置される、付記10に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記12〕
前記抵抗体層は、厚膜印刷された抵抗体ペーストの焼成体である、付記10または11に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記13〕
前記抵抗体層は、前記グレーズ層と前記第2導電層の前記第3部との間に配置される、付記4ないし9のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記14〕
前記グレーズ層は、前記主走査方向に延びる帯状であり、かつ前記主走査方向と直角である断面形状が前記基板の厚さ方向に膨出した形状であるヒーターグレーズ部を含み、
前記複数の発熱部は、前記ヒーターグレーズ部の上に配置される、付記4ないし13のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記15〕
前記第1導電層は、厚膜層である、付記1ないし14のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記16〕
前記第1導電層は、Agを含む材料からなる、付記1ないし15のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記17〕
前記第2導電層は、Auを含む材料からなる、付記1ないし16のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記18〕
前記グレーズ層の厚さは、30~200μmである、付記1ないし17のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記19〕
前記各発熱部に流す電流を制御する駆動ICを備える、付記1ないし18のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記20〕
前記駆動ICは、前記グレーズ層の上に配置される、付記19に記載のサーマルプリントヘッド。
〔付記21〕
前記抵抗体層を覆う保護層を備える、付記1ないし20のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
A1,A11,A2:サーマルプリントヘッド
1 :基板
2 :グレーズ層
2a,2b,2d:端縁
22 :ヒーターグレーズ部
23 :ガラス層
3 :導電層
31 :第1導電層
311 :第1部
312 :第2部
312a :共通電極端子部
32 :第2導電層
321 :第3部
322 :第4部
33 :第3導電層
331 :第1端部
332 :第2端部
333 :連絡部
35 :共通電極
351 :第1共通部
352 :第2共通部
353 :第3共通部
354 :第4共通部
355 :第5共通部
356 :共通電極帯状部
36 :個別電極
361 :個別電極帯状部
362 :連結部
363 :ボンディング部
39 :接続用端子部
4 :抵抗体層
41 :発熱部
5 :保護層
61 :ワイヤ
71 :駆動IC
72 :保護樹脂
73 :コネクタ
81 :プラテンローラ
82 :印刷媒体

Claims (20)

  1. 基板と、
    前記基板に支持されたグレーズ層と、
    前記グレーズ層に支持され、主走査方向に配列された複数の発熱部を含む抵抗体層と、
    前記抵抗体層に通電するための導電層と、を備え、
    前記導電層は、第1導電層および第2導電層を含み、
    前記第1導電層は、前記基板と前記グレーズ層との間に介在し、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層と重なる第1部と、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層と重ならない第2部と、を有し、
    前記第2導電層は、前記グレーズ層の上に配置される第3部と、前記第1導電層の前記第2部に積層される第4部と、を有する、サーマルプリントヘッド。
  2. 前記第1部と前記第3部とは、前記基板の厚さ方向視において重なっている、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  3. 前記導電層は、前記第1導電層および前記第2導電層の双方に属する共通電極と、前記第2導電層に属する複数の個別電極と、を含む、請求項1または2に記載のサーマルプリントヘッド。
  4. 前記共通電極は、前記第1部に属する第1共通部と、前記第1共通部に繋がるとともに前記第2部に属し、前記主査王方向に沿って延びる第2共通部と、前記第4部に属し、かつ前記第2共通部に積層されており、前記主査王方向に沿って延びる第3共通部と、前記第3部に属し、かつ各々が前記第3共通部から副走査方向に延びており、前記主走査方向に互いに離間して配置される複数の共通電極帯状部と、を有し、
    前記複数の個別電極は、それぞれ前記副走査方向に延びる個別電極帯状部を有し、
    複数の前記個別電極帯状部は、前記主走査方向に互いに離間して配置される、請求項3に記載のサーマルプリントヘッド。
  5. 前記第2共通部および前記第3共通部は、前記複数の発熱部に対して前記副走査方向下流側に配置されている、請求項4に記載のサーマルプリントヘッド。
  6. 前記第1導電層の前記第2部は、前記基板の厚さ方向視において前記グレーズ層よりも前記副走査方向上流側に延出し、かつ前記第1共通部に繋がる共通電極端子部を有する、請求項5に記載のサーマルプリントヘッド。
  7. 前記共通電極は、前記第2部に属する第4共通部を有し、
    前記第4共通部は、前記第2共通部の前記主走査方向における少なくとも一方の端部に繋がり、前記グレーズ層の前記副走査方向に沿う端縁に沿って配置される、請求項6に記載のサーマルプリントヘッド。
  8. 前記導電層は、第3導電層を含み、
    前記第3導電層は、前記共通電極端子部に積層される第1端部と、前記第4共通部に積層される第2端部と、前記第1端部および前記第2端部の間を繋ぐ連絡部と、を有する、請求項7に記載のサーマルプリントヘッド。
  9. 前記連絡部は、前記グレーズ層の前記主走査方向に沿う端縁および前記副走査方向に沿う端縁に沿って、前記基板および前記グレーズ層の双方に跨って配置される、請求項8に記載のサーマルプリントヘッド。
  10. 前記抵抗体層は、前記主走査方向に延びる帯状である、請求項4ないし9のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  11. 前記共通電極帯状部および前記個別電極帯状部は、前記主査王方向において交互に前記抵抗体層に交差するように、前記グレーズ層と前記抵抗体層との間に配置される、請求項10に記載のサーマルプリントヘッド。
  12. 前記抵抗体層は、厚膜印刷された抵抗体ペーストの焼成体である、請求項10または11に記載のサーマルプリントヘッド。
  13. 前記抵抗体層は、前記グレーズ層と前記第2導電層の前記第3部との間に配置される、請求項4ないし9のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  14. 前記グレーズ層は、前記主走査方向に延びる帯状であり、かつ前記主走査方向と直角である断面形状が前記基板の厚さ方向に膨出した形状であるヒーターグレーズ部を含み、
    前記複数の発熱部は、前記ヒーターグレーズ部の上に配置される、請求項4ないし13のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  15. 前記第1導電層は、Agを含む材料からなる、請求項1ないし14のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  16. 前記第2導電層は、Auを含む材料からなる、請求項1ないし15のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  17. 前記グレーズ層の厚さは、30~200μmである、請求項1ないし16のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  18. 前記各発熱部に流す電流を制御する駆動ICを備える、請求項1ないし17のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  19. 前記駆動ICは、前記グレーズ層の上に配置される、請求項18に記載のサーマルプリントヘッド。
  20. 前記抵抗体層を覆う保護層を備える、請求項1ないし19のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
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