JP2022011721A - eラーニングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の学習コースから選択する場合に、受講者の能力レベルに適した学習コースを選択することができるeラーニングシステムを提供すること。【解決手段】運営者側に設置されるeラーニング管理装置4と、複数の学習コースに分類された学習例題情報及び複数の学習コースに対応して分類された試験例題情報が登録された学習情報データベース6と、ネットワークを介してeラーニング管理装置4に接続された受講者側装置12と、受講者側装置12に電気的に接続された回路実験装置14とを備えたeラーニングシステム。eラーニング管理装置4は、学習コースを登録処理するためのコース登録処理手段116を備え、コース登録処理手段116は、選択された学習コースの知識レベルよりも一つ低い知識レベルの試験例題を選択し、この試験例題の試験結果について合格判定をし、合格判定のときに選択された学習コースが受講可能として登録される。【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットを利用して教育を行うeラーニングシステムに関する。
近年、インターネットを利用したeラーニングシステムが広く実用に供されている(例えば、特許文献1参照)。このeラーニングシステムは、学習センター側にサーバ装置が設置され、学習者側に端末装置が設けられ、このサーバ装置と端末装置とがインターネットを介して通信接続される。サーバー装置には、例えば、ストリーミング動画情報を含む複数の授業情報と、複数の授業情報の内容に対応する複数組の問題情報及び解答情報とが登録され、学習者は、端末装置を用いて複数の授業情報から受講を希望する授業情報を選択するようになる。
このeラーニングシステムにおいては、学習者が端末装置を用いて特定の授業情報を選択すると、選択した特定授業情報及びこの特定授業情報に対するする特定問題情報及び特定解答情報がサーバ装置からインターネットを介して端末装置に送られてくる。学習者はこの端末装置に送られてきた特定授業情報のストリーミング動画情報を用いて自ら学習を行い、学習終了後に学んだ特定授業情報に対応する特定問題情報(サーバ装置から送られてきた問題情報)の問題を解き、その後この特定問題情報の特定解答情報(サーバ装置から送られてきた解答情報)を用いて特定授業情報について解いた答えの答合せを行い、このように答え合わせすることにより、特定授業情報の理解度合いを学習者自ら確認することができる。
特開2004-94019号公報
このeラーニングシステムでは、学習者が選択した特定授業情報(及び特定問題情報、特定解答情報)がサーバ装置から端末装置に送られてき、学習者はこの特定授業情報について学習することになる。しかし、選択した特定授業情報(即ち、サーバ装置から送られてきた特定授業情報)の難易度レベルが学習者の能力レベルと離れていて学習者にとって難しい内容のものである場合、学習者がこの特定授業情報を理解することができず、特定授業情報を無駄に学習することになる。
本発明の目的は、複数の学習コースから選択する場合に、受講者の能力レベルに適した学習コースを選択することができるeラーニングシステムを提供することである。
本発明のeラーニングシステムは、運営者側に設置されるeラーニング管理装置と、難易度別に複数の学習コースに分類された学習例題情報及び前記複数の学習コースに対応して分類された試験例題情報が登録された学習情報データベースと、ネットワークを介して前記eラーニング管理装置に接続された受講者側装置と、前記受講者側装置に電気的に接続された回路実験装置とを備え、
前記回路実験装置は、信号情報を表示するための表示装置と、回路素子を電気的に接続して電気回路を構成するためのブレッドボードと、前記ブレッドボードと前記表示装置とを電気的に接続するためのターミナルとを備えており、
前記eラーニング管理装置は、前記学習コースを登録処理するためのコース登録処理手段と、前記複数の学習コースの学習処理を行うための学習処理手段とを備え、前記コース登録処理手段は、選択された学習コースの知識レベルよりも一つ低い知識レベルの試験例題を選択する試験例題選択手段と、前記試験例題選択手段により選択された一つ低い知識レベルの試験例題の試験結果により選択コースの合否の判定を行う選択コース合否判定手段とを含み、前記選択コース合否判定手段が一つ低い知識レベルの試験例題について合格判定をすると、選択された学習コースが登録され、前記学習処理手段は、選択された学習コースの学習例題の実行を許容することを特徴とする。
このようなeラーニングシステムでは、コース登録処理手段は、更に、選択された学習コースの登録を禁止する選択コース登録禁止手段を含み、選択コース合否判定手段が一つ低い知識レベルの試験例題について不合格判定をすると、選択コース登録禁止手段は、選択された学習コース及びこれより高いレベルの学習コースの選択を禁止するようにするのが好ましく、このように構成することにより、受講者の能力レベルを超えた学習コースを無駄に受講するのを防止することができる。
また、試験例題選択手段は、選択コース合否判定手段が一つ低い知識レベルの試験例題について不合格判定をしたときには選択された学習コースよりも二つ低い知識レベルの試験例題を選択し、選択コース合否判定手段が二つ低い知識レベルの試験例題について合格判定をすると、選択した学習コースよりも一つ低い知識レベルの学習コースを登録するようにするのが好ましく、このようにすることにより、受講者の能力レベルに適した学習コースを選択して受講することができる。
また、このeラーニングシステムにおいては、学習コースの学習例題について終了すると、終了した学習コースの終了試験例題を選択してこの学習コースについての理解の確認試験を行い、この終了試験例題を合格した場合に次の一つ高いレベルの学習コースに進めるようにするのが好ましく、このようにすることにより、eラーニングシステムを用いた学習効率を高めることができる。
また、各学習コースにおいて選択された学習例題について合格した場合、選択された学習例題が終了して次の学習例題に進めるようにするが好ましく、このように構成することにより、各学習コースの学習例題を受講者の理解を確認しながら進めることができる。
また、試験例題情報に対する試験例題解答情報、複数の学習コースの学習例題情報に対する学習例題解答情報及び複数の学習コースの終了試験例題解答情報は、アナログ信号の一部をデジタル化したデジタル試験例題解答値、デジタル学習例題解答値及びデジタル終了試験例題解答値として学習情報データベースに登録し、回路実験装置からの試験例題解答信号、学習例題解答信号及び終了試験例題解答信号をデジタル変換した後にデジタル試験例題解答値、デジタル学習例題解答値及びデジタル終了試験例題解答値と対比するようにするのが好ましく、このように構成することにより、比較的簡単に且つ正確に合否判定を行うことができる。
更に、複数の学習コースの学習例題は、各学習コースにおいて始めのグループから終わりのグループに向けてレベルが高くなるように組み立てられ、更に、特定学習コースの最後のグループの学習例題と特定学習コースよりも一つ高いレベルの学習コースの最初のグループの学習例題とは、難易度が同じレベルとなるように組み立てるのが好ましく、このようにすることにより、学習コースのレベルが一つ上がったときにも一つ前の学習コースの復習を兼ねながら進み、受講者にとって取り組みやすいとともに、その理解も高めることができる。
更にまた、本発明の他のeラーニングシステムは、運営者側に設置されるeラーニング管理装置と、難易度別に複数の学習コースに分類された学習例題情報が登録された学習情報データベースと、ネットワークを介して前記eラーニング管理装置に接続された受講者側装置と、前記受講者側装置に電気的に接続された回路実験装置とを備え、
前記回路実験装置は、信号情報を表示するための表示装置と、回路素子を電気的に接続して電気回路を構成するためのブレッドボードと、前記ブレッドボードと前記表示装置とを電気的に接続するためのターミナルとを備えており、
前記eラーニング管理装置は、前記学習コースを登録処理するためのコース登録処理手段と、前記複数の学習コースの学習処理を行うための学習処理手段とを備え、前記受講者側装置からの学習コース選択信号を受信すると、前記コース登録処理手段は、前記学習コース選択信号に対応する学習コースの登録を行い、前記学習処理手段は、選択された学習コースの学習例題情報及びこれに関連付けられた学習例題解答情報を前記受講者側装置に送信し、前記学習例題解答情報は、アナログ信号の一部をデジタル化したデジタル学習例題解答値を含んでいることを特徴とする。
このeラーニングシステムでは、受講者側装置は、学習処理手段からのデジタル学習例題解答値と回路実験装置のデジタル変換回路により変換された学習例題解答信号の学習例題解答変換値とを対比するので、回路実験装置の回路接続状態が正しいか否かについて学習例題解答信号を利用して判定することが可能となる。
本発明のeラーニングシステムによれば、難易度別に複数の学習コースに分類された学習例題情報及び複数の学習コースに対応して分類された試験例題情報が登録された学習情報データベースが設けられ、受講者は受講者側装置を操作して受講希望する学習コースを選択するようになる。希望の学習コースを選択すると、試験例題選択手段は、選択された学習コースよりも一つ低い知識レベルの試験例題を選択し、選択コース合否判定手段は、一つ低い知識レベルの試験例題の試験結果により選択コースの合否の判定を行う。そして、この選択コース合否判定手段が一つ低い知識レベルの試験例題について合格判定をすると、選択された学習コースが登録されてこの学習コースを受講することが可能となるので、選択された学習コースを受講する前に、受講者が選択した学習コースを受講するに充分な能力を備えているかを確認することができ、これにより、受講者の能力に応じた学習コースの受講が可能となる。
また、本発明の他のeラーニングシステムによれば、受講者側装置からの学習コース選択信号を受信すると、コース登録処理手段は、選択された学習コースの登録を行い、学習処理手段は、選択された学習コースの学習例題情報及びこれに対応する学習例題解答情報を受講者側装置に送信し、送信される学習例題解答情報はアナログ信号の一部をデジタル化したデジタル学習例題解答値を含んでいるので、このデジタル学習例題解答信号値を利用して、回路実験装置を用いて学習例題を行った後の回路接続状態の確認などを行うことができる。
本発明に従うeラーニングシステムの一実施形態の全体を簡略的に示すブロック図。 図1のeラーニングシステムにおける受講者側装置及び回路実験装置を示す簡略図。 図2の回路実験装置を拡大して示す平面図。 図1のeラーニングシステムにおける学習コースの学習例題のコース組立構造を説明するための説明図。 入門コースの学習例題及び終了試験例題の例題組立構造を説明するための説明図。 図1のeラーニングシステムにおける受講者側装置に表示される基本画面を示す図。 図7は、学習例題「例題B2-5:整流回路」の表示画面を示す図であって、図7(a)は、スクロール前の表示内容を示す図、図7(b)は、スクロール後の表示内容を示す図。 図1のeラーニングシステムにおけるeラーニング管理装置を簡略的に示すブロック図。 図1のeラーニングシステムにおける学習コースの選択の流れを示すフローチャート。 図1のeラーニングシステムにおける学習コースの学習例題の受講流れを示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うeラーニングシステムの一実施形態について説明する。図1において、図示のeラーニングシステムは、運営者2側に設置されるeラーニング管理装置4と、複数の学習コースに分類された学習例題情報及びこれらの学習コースに対応して分類された試験例題情報が登録された学習情報データベース6と、受講者の各種情報が登録された登録情報データベース8と、受講者10側に設けられる受講者側装置12と、受講者10が回路実験に用いる回路実験装置14とを備え、各受講者側装置12には、各種情報を登録するための記憶装置16が設けられる。eラーニング管理装置は4、例えば、システムコンピュータ、サーバ装置などから構成され、また受講者側装置12は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末装置などから構成され、このeラーニング管理装置4と複数(図1に3つのみ示す)の受講者側装置12とがネットワーク18(例えば、インターネット)を介して通信接続される。
次に、図2及び図3を参照して、受講者10側の受講者側装置12及び回路実験装置14について説明する。受講者側装置12は、例えば市販のノートパソコンなどから構成され、各種情報を表示する液晶モニター20と、各種情報を入力するためのキーボード22と、入力のためのマウス部24などを備えている。記憶装置16は、例えばHDDなどから構成され、ノートパソコンに内蔵して用いられる。この受講者側装置12(ノートパソコン)と回路実験装置14とは、例えばUSBケーブル26を介して電気的に接続され、受講者側装置12からの電力がこのUSBケーブル26を介して回路実験装置14に供給され、また回路実験装置14からの各種信号情報がこのUSBケーブル26を介して受講者側装置12に送給され、更に受講者側装置12及びネットワーク18を介してeラーニング管理装置4に送給される。
主として図3を参照して回路実験装置14について説明すると、図示の回路実験装置14は、矩形状の回路基板などから構成される実験装置本体32を備え、この実験装置本体32に表示装置としての液晶表示装置34、ブレッドボード36、端子ユニット38及び測定端子部40が設けられている。液晶表示装置34は、端子ユニット38と電気的に接続され、端子ユニット38からの各種信号が液晶表示装置34に送給されて表示される。また、この端子ユニット38からの各種信号はUSBケーブル26を介して受講者側装置12に送給され、この受講者側装置12及びネットワーク18を介してラーニング管理装置4に送給される(図1及び図2参照)。このような回路実験装置14は、電気回路の構成、動作原理、各種回路を組み合わせた応用回路例など実践を通して勉強するのに用いることができる。
ブレッドボード36は、電気回路を組み立てるときに用いる一般的なものであり、このブレッドボード36の多数の接続挿入孔42に各種の回路素子、例えば抵抗、コンデンサ、コイルなどを所要の通りに挿入して所望の電気回路(アナログ信号で処理する電気回路)を構成することができる。具体的な回路構成については、後述する。
図示の端子ユニット38の図3において左側に、矩形波形出力端子44、5V電源端子46、オシロスコープ第2入力端子48、直流電圧端子50及び電流測定入口端子52が設けられている。矩形波形出力端子44は、矩形波形の出力信号を出力する端子であり、5V電源端子46は、5Vの直流電圧を出力する端子であり、オシロスコープ第2入力端子48は、液晶表示装置34をオシロスコープとして機能させたときの第2入力部として機能する端子であり、直流電圧端子46は、直流電圧を測定するときに利用する端子であり、また電流測定入口端子52は、電流を測定するときに入口側として利用する端子である。
更に、端子ユニット38の図3において右側に、サイン波形出力端子54、アース端子(GND)56、オシロスコープ第1入力端子58、オシロスコープ第3入力端子60及び電流測定出力側端子62が設けられている。サイン波形出力端子54は、サイン波形の出力信号を出力する端子であり、アース端子56は、アース(GND)として機能する端子であり、オシロスコープ第1入力端子58は、液晶表示装置34をオシロスコープとして機能させたときの第1入力部として機能する端子であり、オシロスコープ第3入力端子60は、液晶表示装置34をオシロスコープとして機能させたときの第3入力部として機能する端子であり、また電流測定出口端子62は、電流を測定するときに出口側として利用する端子である。
また、図示の測定端子部40は、4つの端子、第1~第4端子64,66,68,70から構成され、第1端子64は抵抗値を測定するときに用いる端子であり、第2端子66はアース(GND)用の端子であり、第3端子68は容量値を測定するときに用いる端子であり、第4端子70はインダクタンス値を測定するたきに用いる端子であり、例えば、抵抗値を測定するときには、第1端子64と第2端子66に抵抗が接続される。尚、端子ユニット38に設けられるこれらの端子44~62の配置については、使用時の操作性、使用頻度などを考慮して適宜変更することができ、また端子ユニット38のこれらの端子44~62自体についても、不要なものは削除することができ、また更に必要なものは追加して設けることができる。
この回路実験装置14の実験装置本体32には、次の通りの各種スイッチ、操作ボタン類が設けられている。具体的には、実験装置本体32の図3において左側に、電源スイッチ72、信号発生メニューボタン74、アップボタン76、ダウンボタン78及びスタートボタン80が設けられている。電源スイッチ72は、回路実験装置14の電源をオン、オフするためにスイッチであり、オン操作すると、受講者側装置14からUSBケーブル26を介して回路実験装置14に作動電流が供給される。信号発生メニューボタン74は、発生する信号の種類を選択するためのボタンであり、この実施形態ではサイン波形の「ステップ」(大きいステップでサイン波形の周波数を設定できる)、サイン波形の「ファイン」(小さいステップでサイン波形の周波数を設定できる)、矩形波形の「ステップ」(大きいステップで矩形波形の周波数を設定できる)及び矩形波形の「ファイン」(小さいステップで矩形波形の周波数を設定できる)を選択することができる。アップボタン76は、サイン波形信号又は矩形波形信号の周波数をアップする(大きくする)ためのボタンであり、ダウンボタン78は、サイン波形信号又は矩形波形信号の周波数をダウンする(小さくする)ためのボタンである。またスタートボタン80は、サイン波形信号又は矩形波形信号を出力するためのボタンであり、このスタートボタン80を押圧すると、サイン波形信号又は矩形波形信号が出力される。
この実験装置本体32の図3において右側に、ファンクション選択ボタン82、スコープボタン84、アップボタン86及びダウンボタン88が設けられている。ファンクション選択ボタン82は、回路実験装置14の機能を選択するためのスイッチであり、この実施形態では「XYレコーダ」、「スペクトル分析」、「ワンショット」、「C・Lメータ」などの機能を選択することができる。「XYレコーダ」機能では、抵抗、ダイオードなどの2端子素子を測定端子部40の第1及び第2端子64,66間に接続したときに液晶表示装置34にこの2端子素子の電圧・電流特性が表示され、「スペクトル分析」機構では、オシロスコープ第1入力端子58に予めサイン波形信号をつないでおいたときにそのサイン波形信号のスペクトル(周波数軸の信号強度)が液晶表示装置34の左画面に表示され、その時間軸の波形が右画面に表示される。また、「ワンショット」」機能では、オシロスコープ第1入力端子58に信号が入力された瞬間にその信号波形が液晶表示装置34に表示される。更に、「C・Lメータ」機能では、第3端子68にコンデンサを接続してスタートスイッチ80を押すとその容量値が得られ、液晶表示装置34にCR回路の周波数特性が表示される。また、スコープボタン84を押すとL測定モードとなり、第4端子70にコイルを接続してスタートボタン80を押すとそのインダクタンス値が求まり、液晶表示装置34にLR回路の周波数特性が表示される。
このeラーニングシステムでは、図4から理解されるように、運営者2側の学習情報データベース6には、このeラーニングシステムを利用して学習するための各種学習情報が登録されている。この実施形態では、難易度別に複数(この例では、5つ)の学習コース、例えば入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA及び専門コースPが設けられ、各学習コースに対応した学習情報が登録されている。即ち、入門コース用の入門学習情報92、基礎コース用の基礎学習情報94、標準コース用の標準学習情報96、上級コース用の上級学習情報98及び専門コース用の専門学習情報100が、この学習情報データベース6に登録され、学習コースの難易度については、入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA及び専門コースPの順に知識レベルが高くなり、難易度が高くなるに従いより高度な知識が必要となるようになっている。
このeラーニングシステムでは、後に詳述するように、学習コースを選択したときに選択したコースを受講するのに適した知識を有しているかの確認を行うように構成されており、このことに関連して、基礎コースBを選択したときに行う基礎試験例題(入門コースEの知識レベルの試験例題)、標準コースJを選択したときに行う標準試験例題(基礎コースBの知識レベルの試験例題)、上級コースAを選択したときに行う上級試験例題(標準コースBの知識レベルの試験例題)及び専門コースPを選択したときに行う専門試験例題(上級コースAの知識レベルの試験例題)が試験例題情報102としてこの学習情報データベース6に登録されている。
この実施形態では、試験例題情報の各学習コースの試験例題(試験例題情報)とともに、各学習コースの試験例題に対応する試験例題解答(試験例題解答情報)が、試験例題情報102と関連付けられてこの学習情報データベース6に登録されており、例えば、基礎試験例題(基礎試験例題情報)は基礎試験例題解答(基礎試験例題解答情報)と、標準試験例題(標準試験例題情報)は標準試験例題解答(標準試験例題解答情報)と、上級試験例題(上級試験例題情報)は上級試験例題解答(上級試験例題解答情報)と、また専門試験例題(専門試験例題情報)は専門試験例題解答(専門試験例題解答情報)と関連付けられて登録されている。
この実施形態では、難易度別に5つ学習コースに分かれており、そのことに関連して、入門コースEを除く4つの学習コースについて、学習コースを開始する前に確認試験を行うように構成されているが、難易度別の学習コースについては適宜の数のコースを設けることができ、5つの学習コースよりも少なく、例えば3~4つ程度でもよく、或いは5つの学習コースよりも多く、例えば6~8つ程度でもよく、この場合、最も低いレベルの学習コースを除く他の学習コースについて確認試験を行うようになる。
この実施形態においては、5つの学習コースの学習情報は、後に詳述するが、学習例題(学習例題情報)と学習例題解答(学習例題解答情報)とから構成され、各学習コースにおける学習内容の組立は、全ての学習コースにおいて同様に構成されている。図4に示すように、入門コースEにおいては、5つのグループの入門学習例題、即ち第1~第5グループ入門学習例題E1~E5と、入門コースEの最終に行う入門コース終了試験例題EEとから組み立てられている。基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA、専門コースP)においては、入門コースEと同様に、5つのグループの基礎学習例題(又は標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)、即ち第1~第5グループ基礎学習例題B1~B5(又は第1~第5グループ標準学習例題、第1~第5グループ上級学習例題A1~A5、第1~第5グループ専門学習例題)と基礎コースB(又は標準コース、上級コースA、専門コースP)の最後に行う基礎終了試験例題BE(又は標準終了試験例題BE、上級終了試験例題AE、専門終了試験例題PE)とから組み立てられている。
この実施形態では、各学習コースにおいて5つのグループの学習例題から構成しているが、これら学習例題のグループ数は適宜の数でよく、5つより少なく、例えば3~4つ程度でもよく、或いは5つよりも多く、例えば6~8つ程度でもよい。また、各学習コースにおいて全て同じ数のグループ(この実施形態は、5つ)から構成しているが、学習コース毎にグループ数を設定するようにしてもよく、例えば入門コースEについて他の学習コースよりもグループ数を多くしてもよく、或いは、例えば基礎コースB及び標準コースについて他の学習コースよりもグループ数を多くするようにしてもよい。
これら学習コースの学習内容については、次のように構成することができる。図4に示すように、例えば入門コースE(又は基礎コースB、標準コースJ、上級コースA)とその次のステップの基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA、専門コースP)との関係については、入門コースE(又は基礎コースB、標準コースJ、上級コースA)の最終段階の入門学習例題(又は基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題)、この実施形態では第5グループ入門学習例題E5(又は第5グループ基礎学習例題B5、第5グループ標準学習例題J5、第5グループ上級学習例題A5)における学習の難易度レベル(知識レベル)と、基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の初期段階の基礎学習例題(又は標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)、この実施形態では第1グループ基礎学習例題B1(又は第1グループ標準学習例題B1、第1グループ上級学習例題A1、第1グループ専門学習例題P1)における学習の難易度レベル(知識レベル)とがほぼ同じとなるように構成されており、このように各学習コースの学習例題を組み立てることによって、次のステップに進んだときにも学習内容の難易度レベルがほとんど変わらず、次の学習コースに移行したときのも学習意欲を維持しながら新しい学習課題に取り組むことが可能となる。
各学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の学習例題(入門学習例題E1~E5、基礎学習例題B1~B5、標準学習例題J1~J5、上級学習例題A1~A5、専門学習例題P1~P5)及び終了試験例題(入門終了試験例題EE、基礎終了試験例題BE、標準終了試験例題JE、上級終了試験例題AE、専門終了試験例題PE)は同じように組み立てられており、次に入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の入門学習例題E1~E5(基礎学習例題B1~B5、標準学習例題J1~J5、上級学習例題A1~A5、専門学習例題P1~P5)及び入門終了試験例題EE(基礎終了試験例題BE、標準終了試験例題JE、上級終了試験例題AE、専門終了試験例題PE)について説明する。
図5を参照して、この実施形態における入門学習例題(基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)について説明すると、この入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)では5つのグループの入門学習例題(基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)、即ち第1~第5入門学習例題E1~E5(第1~第5基礎学習例題B1~B5、第1~第5標準学習例題J1~J5、第1~第5上級学習例題A1~A5、第1~第5専門学習例題P1~P5)から構成され、そして、第1第1~第5入門学習例題E1~E5(第1~第5基礎学習例題B1~B5、第1~第5標準学習例題J1~J5、第1~第5上級学習例題A1~A5、第1~第5専門学習例題P1~P5)の各々は、それぞれ、5つの入門個別学習例題(基礎個別学習例題、標準個別学習例題、上級個別学習例題、専門個別学習例題)を含んでいる。
例えば、第1入門学習例題E1(第1基礎学習例題B1、第1標準学習例題、第1上級学習例題、第1専門学習例題)は、第1入門個別学習例題E1-1(第1基礎個別学習例題、第1標準個別学習例題、第1上級個別学習例題、第1専門個別学習例題)、第2入門個別学習例題E1-2(第2基礎個別学習例題、第2標準個別学習例題、第2上級個別学習例題、第2専門個別学習例題)、第3入門個別学習例題E1-3(第3基礎個別学習例題、第3標準個別学習例題、第3上級個別学習例題、第3専門個別学習例題)、第4入門個別学習例題E1-4(第4基礎個別学習例題、第4標準個別学習例題、第4上級個別学習例題、第4専門個別学習例題)及び第5入門個別学習例題E1-5(第5基礎個別学習例題、第5標準個別学習例題、第5上級個別学習例題、第5専門個別学習例題)を含んでいる。
また、例えば、第2入門学習例題E2(第2基礎学習例題B2、第2標準学習例題J2、第2上級学習例題A2、第2専門学習例題P2)~第5入門学習例題E5(第5基礎学習例題B5、第5標準学習例題J5、第5上級学習例題A5、第5専門学習例題P5)についても、第1入門学習例題E1(第1基礎学習例題B1、第1標準学習例題J1、第1上級学習例題A1、第1専門学習例題P1)と同様に、5つの入門個別学習例題(基礎個別学習例題、標準個別学習例題、上級個別学習例題、専門個別学習例題)を含んでいる。
この実施形態では、各学習コースの各学習例題の各々は、明確に図示していないが、5つの個別学習例題を含んでいるが、各学習例題に含まれる個別学習例題の数は適宜に設定することができ、5つより少ない例えば3~4つ程度でもよく、或いは5つよりも多い例えば6~8つ程度でもよい。また、一部の学習例題については5つよりも少なく、他の一部の学習例題については5つよりも多くなるようにしてもよい。
この実施形態では、各学習コースの各学習例題(学習例題情報)に対応する学習例題解答(学習例題解答情報)が関連付けて組み合わされ、例えば入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の入門学習例題(基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)には、それに対応する入門学習例題解答(基礎学習例題解答、標準学習例題解答、上級学習例題解答、専門学習例題解答)が関連付けられて組み合わされ、入門学習例題解答(基礎学習例題解答、標準学習例題解答、上級学習例題解答、専門学習例題解答)が組み合わされた入門学習例題(基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)が入門学習情報92(基礎学習情報94、標準学習例題96、上級学習例題98、専門学習例題100)として学習情報データベース6に登録されている。
また、この実施形態では、各学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の終了試験例題(入門終了試験例題EE、基礎終了試験例題BE、標準終了試験例題JE、上級終了試験例題AE、専門終了試験例題PE)の各々は、それぞれ、3つの個別試験例題、即ち第1~第3個別試験例題(第1~第3入門個別試験例題EE-1~EE-3、第1~第3基礎個別試験例題、第1~第3標準個別試験例題、第1~第3上級個別試験例題、第1~第3専門個別試験例題)を含んでいる。
この実施形態では、各学習コースの終了試験例題の各々は、明確に図示していないが、3つの個別試験例題を含んでいるが、各終了試験例題に含まれる個別試験例題の数は適宜に設定することができ、3つより少なくて例えば1~2つ程度でもよく、或いは3つよりも多くて例えば4~6つ程度でもよい。また、一部の終了試験例題については3つよりも少なく、他の一部の終了試験例題については3つよりも多くなるようにしてもよい。
この実施形態では、各学習コースの各終了試験例題(終了試験例題情報)に対応する終了試験例題解答(終了試験例題解答情報)が関連付けて組み合わされ、例えば入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の入門終了試験例題EE(基礎終了試験例題、標準終了試験例題、上級終了試験例題、専門終了試験例題)には、それに対応する入門終了試験例題解答(基礎終了試験例題解答、標準終了試験例題解答、上級終了試験例題解答、専門終了試験例題解答)が関連付けられて組み合わされ、入門終了試験例題解答(基礎終了試験例題解答、標準終了試験例題解答、上級終了試験例題解答、専門終了試験例題解答)が組み合わされた入門終了試験例題(基礎終了試験例題、標準終了試験例題、上級修了試験例題、専門修了試験例題)が、入門学習例題(基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)と組み合わされて入門学習情報92(基礎学習情報94、標準学習例題96、上級学習例題98、専門学習例題100)の一部として学習情報データベース6に登録されている。
この実施形態においては、各学習コースの各学習例題の具体的内容は、全ての学習例題にわたって共通の構成で組み立てられ、この具体的内容が受講者側装置12の液晶モニター20(図2参照)これによって、受講者が全学習コースを通して理解し易くなっている。
学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の学習例題(入門学習例題、基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)の一例を、図6を参照して説明すると、各学習例題において、まずタイトルを表示する「タイトル」の項目欄があり、この「タイトル」の項目欄に学習コースの例題番号とそのタイトル名が表示され、その内容は、例えば「例題XN-n:○○○」と表示される。
この「タイトル」の項目欄に続いて、各学習例題の目的、各学習例題の回路接続及び各学習例題の作業内容がこの順に表示される。例えば、「目的」の項目欄には、実験の目的が文章で表示され、「回路接続」の項目欄には、実験の回路図とその接続方法が画像で表示され、また「作業内容」の項目欄には、実験の進め方とこの操作方法が文章で表示され、各学習例題を行うときには、受講者側端末12の液晶モニター20にこれらの項目内容が表示され、これらの項目内容を見ながら回路実験装置14を用いて学習例題の電気回路を組み立てながらこの例題(実験回路)の学習を行うことになる。各学習内容をこのような内容にすることにより、液晶モニター20を見ながらの知識の取得と、回路実験装置14を用いて電気回路を組み立てる組立実験とを組み合わせたものとなり、電気回路(実験回路)の理解をより深めることができる。
この実施形態では、「作業内容」の内容に続いて「確認」のボタンがあり、この「確認」ボタンをクリックすることにより、各学習例題に対応する学習例題解答が液晶モニターに表示され、この表示画面を見ながら回路実験装置14による電気回路の組立作業が正しく行われたかを確認することができ、また後に説明するように、eラーニング管理装置4側でもその作業内容が正しく行われたかを確認することができるように構成されている。
次いで、学習コースの学習例題の一つの例として、基礎コースBの第2基礎学習例題B2における第5基礎個別学習例題B2-5を図7を参照して説明すると、この第5基礎個別学習例題B2-5においては、「タイトル」の項目欄には、「例題B2-5:整流回路」と表示され、例題の例題番号とタイトル名が表示される。「目的」の項目欄には、この整流回路を用いる目的が示され、この具体例では「ACをDCに変換するは、整流回路という。整流のための重要部品はダイオードです。」と説明されている。
また、「回路接続」の項目欄には、この整流回路を具体的に表示した回路図、回路実験装置14を用いて具体的に接続した接続図及びその接続図通りに回路接続したときの信号(回路実験装置14の液晶表示装置34に表示される信号波形)を表示する信号表示が示され、この内容を見て整流回路を実際に組み立てることができ、またこの整流回路の特性を知識として理解することができる。
更に、「作業内容」の項目欄には、この回路実験装置14を用いた実験の進め方とこの操作方法が示され、この具体例では、「1)電源をONして信号を調べます。スコープスイッチによりオシロスコープCH2を選択し、アップ/ダウンスイッチを押して図(c)に示すように二つの波形が同じ高さになるように調整します。2)CH1の表示が入力サイン信号です。ポイント「3」がダイオードの入力です。・・・3)パルス波形はDCではありませんが、この波形はDCを得るための第1ステップとなります。」と説明されている。
このように、受講者側装置12の液晶モニター20に表示されたこれらの内容を見て整流回路の知識を取得し、またこれの表示内容を見ながら回路実験装置14を用いて電気回路を組み立てることにより回路組立実習を実際に行うことができ、またその整流回路の回路特性を併せて理解することができ、更に回路実験装置14の液晶表示装置34に表示された信号波形を見ることによって、回路実験装置14を用いて組み立てた整流回路が正しく接続されているかを確認することができる。
このeラーニングシステムにおいては、多数の受講者10の各種情報は、運営者2側で管理され、受講者10の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、アカウントなどの個人特定情報を含む個人情報104と、各受講者10の学習コース情報(選択した学習コース、現在受講中の学習コース、終了した学習コースなど)、学習例題情報(受講中の学習例題、終了した学習例題など)、個別学習例題情報(受講中の個別学習例題、終了した個別学習例題など)及び終了試験例題情報(受講中の終了試験例題、終了した終了試験例題など)などの受講履歴情報106とが登録情報データベース8に登録され、この登録は、個人情報104(各受講者の個人特定情報)に受講履歴情報106(個人に対応する受講履歴情報)を関連付けて登録されている。
尚、この実施形態では、個人情報104及び受講履歴情報106を登録情報データベース8に登録しているが、この登録情報データベースを省略し、各種学習例題92~100及び試験例題情報102とともに個人情報104及び受講履歴情報106も学習情報データベース6に登録するようにしてもよい。また、このような構成に代えて、例えばeラーニング管理装置4に学習情報データベース6及び登録情報データベース8を含めるようにしてもよい。
次に、図1とともに図2を参照して、eラーニングシステムを管理するeラーニングシステム管理装置4について説明する。図示のeラーニング管理装置4は、各種データを登録するためのデータ登録手段112、学習情報データベース6及び登録情報データベース8に登録された各種情報を読み出すためのデータ読出し手段114と、eラーニングシステムを利用するために選択した学習コースの登録処理するためのコース登録処理手段116と、選択した学習コースの学習例題を学習処理するための学習処理手段118とを備えている。
また、コース登録処理手段116は、試験例題選択手段120、選択コース合否判定手段122、選択コース登録禁止手段124、試験例題再選択手段126、選択コース登録許可手段128及び学習コース登録手段130を含んでいる。試験例題選択手段120は、学習情報データベース6の試験例題情報102から選択された学習コースに対応する試験例題を選択し、選択コース合否判定手段122は、後述するようにして試験例題についての合否を判定する。
また、選択コース登録禁止手段124は、選択コース合否判定手段122の不合格判定に基づいて選択された学習コース及びこの学習コースよりも難易度の高い学習コースの登録を禁止し、試験例題再選択手段126は、この不合格判定により選択した学習コースよりも一つ低いレベルの学習コースに対応する試験例題を選択する。更に、選択コース登録許可手段128は、選択コース合否判定手段122の合格判定に基づいて選択された学習コースの登録を許可し、学習コース登録手段130は、選択された学習コースを登録情報データベース8の個人情報104に、受講者の個人特定情報とともに登録される。
また、この学習処理手段118は、学習コース確認手段132、学習コース選択手段134、学習例題確認手段136、学習例題選択手段138、学習例題合否判定手段140、学習コース終了判定手段141、終了試験例題選択手段142、学習コース合否判定手段144、学習コース終了認定手段146及び次の学習コース許可手段148を含んでいる。学習コース確認手段132は、学習例題を行うに際に受講者10が入力した学習コースが登録情報データベース8に登録された学習コース(受講するとして登録された学習コース)と合致しているかを確認し、学習コース選択手段132は、学習コースが合致して正しいときにこの入力した学習コースを選択する。また、学習例題確認手段136は、学習例題を行うに際に受講者10が入力した学習例題が登録情報データベース8に登録された学習例題(学習例題の学習をして終了した学習例題の次の学習例題)と合致しているかを確認し、学習例題選択手段136は、学習例題が合致して正しいときにこの入力した学習例題を選択し、受講者10は、この選択された学習例題を学習することになる。
また、学習例題合否判定手段140は、学習した学習例題の合否を後述する如くして判定し、合格判定のときに次の学習例題に進むことができるが、不合格と判定されたときには、この学習例題に対して再度学習を繰り返し行い、この段階では合格するまで同じ学習例題を行うことになる。学習コース終了判定手段141は、選択した学習コースについて第1~第5グループの学習例題の予定していたものを全て学習して終了したかを判定し、終了試験例題選択手段142は、この学習コース終了判定手段141が全て終了したと判定したときにこの学習コースの終了試験例題を選択する。
更に、学習コース合否判定手段144は、学習コースの終了試験例題の合否を判定し、学習コース終了認定手段148は、学習コース合否判定手段144が合格の判定をしたときに学習した学習コースの終了認定を行い、次の学習コース許可手段148は、終了認定を受けた学習コースの次の学習コースの受講を許可し、受講者10は、次の学習コースを選択して受講することが可能となる。
次に、主として図1、図8及び図9を参照して、このeラーニングシステムを受講する際の受講開始の流れについて説明する。受講を開始するときには、受講者10の初期登録を行う(ステップS1)。この初期登録は、受講者10が受講者側装置12を用いて氏名、メールアドレス、アカウントなどの個人特定情報とともに、学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)を選択して入力する。このように入力すると、入力した個人特定情報及び学習コース情報は、ネットワーク18を介してeラーニング管理装置4に送られ、そのデータ登録手段112は、個人特定情報については個人情報104に登録するとともに、学習コース情報については個人情報と関連付けて受講履歴情報106に登録される。
受講を希望する学習コースとして入門コースEを選択した場合、ステップS1からステップS2を経てステップS3に進み、この選択した入門コースEを受講するようになる。入門コースEは、最も低い知識レベルの学習コースであり、この入門コースEより低い知識レベルの学習コースはなく、従って、受講者の知識レベルを確認を行うことなくこの入門コースEを受講することになる。
学習コースとして基礎コースBを選択した場合、ステップS1からステップS2及びステップS3を経てステップS4を経てステップS5に進み、受講者の知識レベルの確認が行われる。この実施形態では、eラーニング管理装置4側のコース登録処理手段116の試験例題選択手段120は、学習情報データベース6の試験例題情報102から基礎試験例題(入門コースEの知識レベルの試験例題)を選択し、選択された基礎試験例題は、試験例題情報102から読み出されてネットワーク18を介して受講者側装置12に送られ、受講者側装置12の液晶モニター20(図2参照)に表示され、受講者10は、液晶モニター20に表示された基礎試験例題を行うようになる。
受講者10がこの基礎試験例題を行うと、その基礎試験例題結果がeラーニング管理装置4に送られ、選択コース合否判定手段122により基礎試験例題の合否判定が行われる。この実施形態においては、基礎試験例題は、回路実験装置14(図2及び図3参照)を用いて入門コースEの知識レベルの電気回路を組み立てる内容となっており、受講者10は、この基礎試験例題の電気回路を組み立てた後に、この電気回路の出力信号(回路実験装置14からの信号は、アナログ信号の状態で送られる)、即ち基礎試験例題解答信号をネットワーク18を介してeラーニング管理装置4に送るようになる。
この基礎試験例題解答は基礎試験例題を組み立てたときに生成されるアナログ信号(アナログ波形)となるが、この実施形態においては、このアナログ信号の一部(具体的には、アナログ波形における特定条件に対応する値)をデジタル化したデジタル基礎試験例題解答値が、学習情報データベース6に試験例題情報102の一部として登録されている。従って、受講者側装置12から基礎試験例題解答信号が送られてくると、この基礎試験例題解答信号がデジタル変換された後に、選択コース合否判定手段122は、試験例題情報102のデジタル基礎試験例題解答値とデジタル化された基礎試験例題解答信号における上述の特定条件に対応する値とを対比し、両者の値がほぼ等しく、基礎試験例題解答信号が正しい信号波形と判断されるときに「基礎試験例題合格」の判定を行う。この場合、受講者10は基礎コースBを受講するに適正な知識を有していると認定され、ステップS6からステップS7に進み、学習コース登録手段130はこの基礎コースBを登録情報データベース8の受講履歴情報106に登録し、登録された基礎コースBの基礎学習例題を学習することが可能となる。
一方、選択コース合否判定手段122が「基礎試験例題不合格」と判定した場合、受講者10は基礎コースBを受講するに適正な知識を有していないと判断され、ステップS6からステップS8に進み、後述するようにして学習コーを変更するようになる。
また、標準コースJ、上級コースA及び専門コースPを選択したときも、上述したと同様にステップS9からステップS10(又はステップS9からステップS11を経てステップS12、ステップS9からステップS11及びステップS13を経てステップS14)に進んで受講者の知識レベルの確認が行われる。例えば、標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)を選択した場合、学習情報データベース6の試験例題情報102から基礎コースBの知識レベルの標準試験例題(又は標準コースJの知識レベルの上級試験例題、上級コースAの知識レベルの専門試験例題)が選択され、選択された標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)がネットワーク18を介して受講者側装置12に送られ、受講者10は、受講者側装置12の液晶モニター20に表示された標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)を行うようになる。
受講者10がこの標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)を行うと、その基礎試験例題結果(又は上級試験例題結果、専門試験例題結果)がeラーニング管理装置4に送られ、選択コース合否判定手段122により標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)の合否判定が行われる。上述の基礎試験例題と同様に、標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)は、回路実験装置14を用いて基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA)の知識レベルの電気回路を組み立てる内容となっており、受講者10は、この標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)の電気回路を組み立てた後に、この電気回路の出力信号(この出力信号もアナログ信号の状態である)、即ち標準試験例題解答信号(又は上級試験例題解答信号、専門試験例題解答信号)をネットワーク18を介してeラーニング管理装置4に送るようになる。
この標準試験例題解答(又は上級試験例題解答、専門試験例題解答)についても、基礎試験例題解答と同様に、このアナログ信号の一部(具体的には、アナログ波形における特定条件に対応する値)をデジタル化したデジタル標準試験例題解答値(又はデジタル上級試験例題解答値、デジタル専門試験例題解答値)が、学習情報データベース6に試験例題情報102の一部として登録されている。従って、受講者側装置12から標準試験例題解答信号(又は上級試験例題解答信号、専門試験例題解答信号)が送られてくると、この標準試験例題解答信号(又は上級試験例題解答信号、専門試験例題解答信号)がデジタル変換された後に、選択コース合否判定手段122は、試験例題情報102のデジタル標準試験例題解答値(又はデジタル上級試験例題解答値、デジタル専門試験例題解答値)とデジタル化された標準試験例題解答信号(又は上級試験例題解答信号、専門試験例題解答信号)における上述の特定条件に対応する値とを対比し、両者の値がほぼ等しく、標準試験例題解答信号(又は上級試験例題解答信号、専門試験例題解答信号)が正しい信号波形と判断されるときに「標準試験例題合格」(又は「上級試験例題合格」、「上級試験例題合格」)の判定を行う。この場合、受講者10は標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)を受講するに適正な知識を有していると認定され、ステップS10からステップS15を経てステップS16(又はステップS12からステップS17を経てステップS18、ステップS14からステップS19)に進み、学習コース登録手段130は、この標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)を登録情報データベース8の受講履歴情報106に登録し、この標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)の標準学習例題(又は上級学習例題、専門学習例題)を学習することが可能となる。
一方、選択コース合否判定手段122が「標準試験例題不合格」(又は「上級試験例題不合格」、「専門試験例題不合格」)と判定した場合、受講者10は標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)を受講するに適正な知識を有していないと判断され、ステップS15(又はステップS17、ステップS19)からステップS8に進み、後述するようにして学習コーを変更するようになる。
ステップS8に移って学習コースの変更を行うときには、選択した学習コースよりも一つ低い知識レベルの学習コース(試験例題の知識レベルとしては選択した学習コースよりも二つ低い知識レベルの試験例題となる)を選択するようになる。例えば、標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)を選択して標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)の不合格判定を受けると、試験例題再選択手段126は、学習コースとして標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)より一つ下の基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA)を選択し、ステップS21からステップ2を経てステップ4に移り、変更選択された基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA)に対応する基礎試験例題(又は標準試験例題、上級試験例題)を行うようになる。この基礎試験例題(又は標準試験例題、上級試験例題)は、標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)よりも知識レベルとして一つ低い内容となるが、選択した標準コースJ(又は上級コースA、専門コースA)の標準学習例題(又は上級学習例題、専門学習例題)よりも知識レベルとして二つ低い内容となる。
このとき、学習コースとして選択した学習コース及びこれよりも高いレベルの学習コースが選択されると、ステップS21からステップS22に進み、選択コース登録禁止手段124はこの学習コースの選択を禁止し、再度の学習コースの変更となり(ステップS23)、このようにして選択した学習コースを、受講者の知識レベルに合った学習コースに導くように構成されている。
例えば、標準コースJ(又は上級コースA、専門コースP)を選択していた場合、標準試験例題(又は上級試験例題、専門試験例題)の結果が不合格と判定されると、一つ低い知識レベルの基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA)を選択するようになる。尚、基礎コースBを選択していた場合、最も低い知識レベルの入門コースとなる。
ステップS3(又はステップS7、ステップS16、ステップS18、ステップS20)において入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)を受講し、この受講が終了すると、ステップS24に進み、入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)が終了する。尚、入門超すE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の受講の流れについては後述する。
この実施形態では、例えば基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA、専門コースP)に対応して基礎試験例題(又は標準試験例題、上級試験例題、専門試験例題)を設けているが、このような試験専用の試験例題を設けることに代えて、基礎コースB(又は標準コースJ、上級コースA、専門コースP)を選択したときには、これよりも一つ知識レベルの低い学習コースの入門コースE(又は基礎コースB、標準コースJ、上級コースA)の入門終了試験例題EE(又は基礎終了試験例題BE、標準終了試験例題JE、上級終了試験例題AE)を利用するようにしてもよく、このような場合、学習情報データベース6の試験例題情報102を省略することができる。
次に、主として図1、図8及び図10を参照して、このeラーニングシステムを用いた学習コースの受講の流れについて説明する。尚、以下の受講の流れについては、入門コースEを例にして説明するが、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースPについても同様に行われる。
学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)を開始するには、受講者側装置12を入力操作してeラーニング管理装置4にアクセスし(ステップS31)、受講者10のパスワードなどを入力し(ステップS32)、eラーニング管理装置4とネットワーク18を介して通信接続する。
そして、受講する学習コース(入門コースEなど)及び学習例題(入門学習例題)を入力して受講する内容を選択する。このように入力すると、受講の進行状況の確認が行われ(ステップS33)、学習処理手段118の学習コース確認手段132は、登録情報データベース8の学習履歴情報106と照合し、入力した学習コース(入門コースEなど)及び入力した学習例題(入門学習例題など)の確認が行われる。即ち、学習コース選択手段134は、入力した学習コース(入門コースEなど)を選択し、学習例題選択手段138は、入力した学習例題(入門学習例題など)を選択し、選択された学習例題(入門学習例題など)がeラーニング管理装置4からネットワーク18を介して受講者側装置12に送信される(ステップS34)。送信された学習例題(入門学習例題など)の内容は、受講者側装置12の液晶モニター20(図2参照)に表示され、受講者10は、この液晶モニター20に表示された学習例題(入門学習例題など)を行うようになる(ステップS35)。
学習例題(入門学習例題など)は、図6及び図7に示すような内容であり、回路実験装置14(図2及び図3参照)を用いて学習例題(入門学習例題など)の電気回路を組み立てる内容となっており、受講者10は、この学習例題(入門学習例題など)の電気回路を組み立てで終わった(ステップS35)後に、この学習例題(入門学習例題など)の電気回路の出力信号(この場合も回路実験装置14からの信号は、アナログ信号の状態で送られる)、即ち学習例題解答信号(入門学習例題解答信号)をネットワーク18を介してeラーニング管理装置4に送るようになる(ステップS37)。
受講者側装置12から学習例題解答結果(入門学習例題解答など)がeラーニング管理装置4に送られると、学習例題合否判定手段140は、この学習例題解答結果の合否の判定を行う(ステップS38)。この実施形態においても、学習例題解答(入門学習例題解答など)は学習例題(入門学習例題など)を組み立てたときに生成されるアナログ信号(アナログ波形)となるが、この実施形態においては、このアナログ信号の一部(具体的には、アナログ波形における特定条件に対応する値)をデジタル化したデジタル学習例題解答値が、学習情報データベース6に学習例題情報(入門学習例題情報92など)の一部として登録されている。
従って、受講者側装置12から学習例題解答信号(入門学習例題解答信号など)が送られてくると、この学習例題解答信号(入門学習例題解答信号など)がデジタル変換された後に、学習例題合否判定手段140は、学習例題情報(入門学習例題情報92など)のデジタル学習例題解答値(デジタル入門学習例題解答値など)とデジタル化された学習例題解答信号(入門学習例題解答信号)における上述の特定条件に対応する値とを対比し、両者の値がほぼ等しく、基礎試験例題解答信号が正しい信号波形と判断されるときに「学習例題合格」(「入門学習例題合格」など)の判定を行う。
「学習例題合格」(「入門学習例題合格」)の判定が行われると、学習例題(入門学習例題など)が正しく行われた(即ち、学習例題の回路接続が正しく行われて電気回路が正しく動作している)として、ステップS39を経てステップS40に進み、この学習例題(入門学習例題など)が終了したとしてその終了が登録情報データベース8の学習履歴情報106に登録される。一方、「学習例題不合格」(「入門学習例題不合格」など)の判定が行われると、学習例題(入門学習例題など)が正しく行われていない(即ち、学習例題の回路接続が正しく行われてなく、電気回路が正しく動作していない)としてステップS39からステップ35に戻って、この学習例題(入門学習例題など)を繰り返し行うようになる。
このようにして一つの学習例題(入門学習例題など)が終了し、次の学習例題(入門学習例題など)に進むときには、ステップS41を経てステップS42に進み、学習コース(入門コースEなど)の予定していた学習例題(入門学習例題)の一部が残っているときには、ステップS42からステップS33に戻り、次の学習例題(入門学習例題など)に取り組むようになる。
また、予定していた学習例題(入門学習例題など)の全てが終了すると、ステップS42からステップS43に進み、終了試験例題(入門終了試験例題など)が行われる。この実施形態では、例えば、入門終了試験例題EE(標準終了試験例題BEなど)は、第1~第3入門個別試験例題EE-1~EE-3(第1~第3標準個別試験例題など)を含んでおり、終了試験例題選択手段142は、終了試験例題(入門終了試験例題など)の一つ、例えば第1個別試験例題(第1入門個別試験例題EE-1など)を選択し、選択した第1個別試験例題(第1入門個別試験例題EE-1)がeラーニング管理装置4からネットワーク18を介して受講者側装置12に送られ、受講者10は、受講者側装置12の液晶モニター20に表示された第1個別試験例題(第1入門個別試験例題EE-1など)を行うようになる(ステップS44)。
終了試験例題(入門終了試験例題EEなど)は、図6及び図7に示すような内容であり、回路実験装置14(図2及び図3参照)を用いて例えば第1個別試験例題(第1入門個別試験例題EE-1など)の電気回路を組み立てる内容となっており、受講者10は、この第1個別試験例題(第1入門個別試験例題EE-1など)の電気回路を組み立て終わった後に、この第1個別試験例題(第1入門個別試験例題EE-1など)の電気回路の出力信号(この場合も回路実験装置14からの信号は、アナログ信号の状態で送られる)、即ち第1個別試験例題解答信号(第1入門個別試験例題解答信号など)をネットワーク18を介してeラーニング管理装置4に送るようになる(ステップS45)。
受講者側装置12から第1個別試験例題解答結果(第1入門個別試験例題解答など)がeラーニング管理装置4に送られると、学習コース合否判定手段144は、この第1個別試験例題解答結果(第1入門個別試験例題結果など)の合否の判定を行う(ステップS46)。この実施形態でも、終了試験例題解答(入門終了試験例題解答など)は、終了試験例題(入門終了試験例題など)を組み立てたときに生成されるアナログ信号(アナログ波形)となるが、この実施形態においては、このアナログ信号の一部(具体的には、アナログ波形における特定条件に対応する値)をデジタル化したデジタル終了試験例題解答値が、学習情報データベース6に学習例題情報(入門学習例題情報92など)の一部として登録されている。
従って、受講者側装置12から例えば第1個別試験例題解答信号(第1入門個別試験例題解答信号など)が送られてくると、この第1個別試験例題解答信号(第1入門個別試験例題解答信号など)がデジタル変換された後に、学習コース合否判定手段144は、学習例題情報(入門学習例題情報92など)の第1デジタル個別試験例題解答値(第1デジタル入門個別例題解答値など)とデジタル化された第1個別試験例題解答信号(第1入門個別試験例題解答信号など)における上述の特定条件に対応する値とを対比し、両者の値がほぼ等しく、第1個別試験例題解答信号が正しい信号波形と判断されるときに「学習コースの終了」(「入門コースAの終了」など)の判定を行う。
「学習コースの終了」(「入門コースEの終了」など)の判定が行われると、ステップS47を経てステップS48に進み、受講してきた学習コース(入門コースEなど)が終了し、この学習コース(入門コースEなど)の終了が登録情報データベース8の学習履歴情報106に登録され(ステップS49)、学習コース(入門コースEなど)の終了認定書が発行される(ステップS50)。そして、次の学習コース(基礎コースBなど)のアクセスコードがeラーニング管理装置4から受講者側装置14に送信され(ステップS51)、受講者10は、このアクセスコードを用いて次の学習コース(基礎コースBなど)の受講が可能となる。
また、ステップS47において、上述の両者の値が異なり、第1個別試験例題解答信号が正しい信号波形と判断されないときには、学習コース終了判定手段141は「学習コースの未終了」(「入門コースEの未終了」など)の判定を行い、この場合、ステップS52からステップS43に戻って、第2回目の終了試験例題(入門終了試験例題など)が行われ、この実施形態では、第3回目の終了試験例題まで行われる。第2回目においては、例えば第2個別試験例題(第2入門個別試験例題EE-2など)が選択され、第3回目においては、例えば第3個別試験例題(第3入門個別試験例題EE3)が選択され、上述の第1個別試験例題(第1入門個別試験例題)と同様にして終了試験例題が行われ、その終了試験結果の判定が行われる。
この実施形態では、終了試験例題(入門終了試験例題EEなど)を3回受講できるようにしているが、1又は2回しか受講できないようにしてもよく、或いは4回以上受講できるようにしてもよい。
また、この実施形態においては、学習例題(入門学習例題、基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)の一つを終了する毎に学習例題の結果確認を行っているが、必ずしも全ての学習例題についてその結果確認を行うようにする必要はなく、一つおきの学習例題について結果確認を行うようにしてもよく、或いは受講者10が希望する学習例題について結果確認を行うようにしてもよい。
上述した実施形態では、学習例題(入門学習例題など)を行って組み立てた回路実験装置14からの学習例題解答信号を受講者側装置12を介してeラーニング管理装置4に送信し、このeラーニング管理装置4側にてこの学習例題解答信号をデジタル化して例題合格判定を行っているが、このeラーニングシステム全体を簡素化して受講者側装置12にてこの例題合格判定を行うようにしてもよく、この場合、例えば、次のように構成される。
eラーニング管理装置4の学習情報データベース6には、複数の学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)に分類された学習例題(入門学習例題、基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)(学習例題情報)及びこの学習例題に関連付けられた学習例題解答(入門学習例題解答、基礎学習例題解答、標準学習例題解答、上級学習例題解答、専門学習例題解答)(学習例題解答情報)が登録され、この学習例題解答に関連付けて、更に、アナログ信号の一部をデジタル化したデジタル学習例題解答値(デジタル入門学習例題解答値、デジタル基礎学習例題解答値、デジタル標準学習例題解答値、デジタル上級学習例題解答値、デジタル専門学習例題解答値)(デジタル学習例題解答情報)が登録される。
そして、受講者側装置12から学習コースを選択する学習コース選択信号、例えば入門コース選択信号(基礎コース信号、標準コース信号、上級コース信号、専門コース信号)が送られてくると、eラーニング管理装置4のコース登録処理手段116は、学習コース選択信号に基づいて選択された学習コースの登録を行うとともに、申し込んだ受講者の氏名、住所などの情報も併せて登録する。また、学習処理手段118は、学習コース選択信号対応する学習例題(学習例題情報)及び学習例題解答(学習例題解答情報)とともにデジタル学習例題解答値(デジタル学習例題解答値情報)を学習コース選択信号を送信した受講者側装置12(即ち、学習コースを申し込んだ受講者側の受講者側装置)に送信する。
例えば、入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)を選択した入門コース選択信号を受信すると、学習処理手段118は、入門コース選択信号(基礎コース選択信号、標準コース選択信号、上級コース選択信号、専門コース選択信号)に対応する入門学習例題(基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)及び入門学習例題解答(基礎学習例題解答、標準学習例題解答、上級学習例題解答、専門学習例題解答)とともにデジタル入門学習例題解答値(デジタル基礎学習例題解答値、デジタル標準学習例題解答値、デジタル上級学習例題解答値、デジタル専門学習例題解答値を送信する。
この場合、受講者側装置12側で例題合格判定を行うために、回路実験装置14にアナログ信号をデジタル信号に変換するためのデジタル変換回路(図示せず)を設け、回路実験装置14にて生成される学習例題解答信号(入門学習例題解答信号、基礎学習例題解答信号、標準学習例題解答信号、上級学習例題解答信号、専門学習例題解答信号)の一部をこのデジタル変換回路によりデジタル変換し、デジタル変換された学習例題解答変換値(入門学習例題解答変換値、基礎学習例題解答変換値、標準学習例題解答変換値、上級学習例題解答変換値、専門学習例題解答変換値)が受講者側装置12に送られる。
尚、このデジタル変換回路は、回路実験装置14に直接的に組み込むのではなく、デジタル変換ユニット(図示せず)として構成して回路実験装置4に含めるようにしてもよく、このように構成したときには、回路実験装置14はこのデジタル変換ユニットを介して受講者側装置12に電気的に接続され、回路実験装置14からの学習例題解答信号(入門学習例題解答信号、基礎学習例題解答信号、標準学習例題解答信号、上級学習例題解答信号、専門学習例題解答信号)は、このデジタル変換ユニットによりデジタル変換され、デジタル変換された学習例題解答変換値(入門学習例題解答変換値、基礎学習例題解答変換値、標準学習例題解答変換値、上級学習例題解答変換値、専門学習例題解答変換値)が受講者側装置12に送られる。
このように構成した場合、各学習例題に沿って電気回路を組み立てた後に、組み立てた電気回路が正しいかを確認するために、受講者側装置12側において学習例題合否の判定が行われる。即ち、受講者側装置12は、eラーニング管理装置4の学習処理手段118から送られた学習例題解答のデジタル学習例題解答値と回路実験装置14の学習例題解答信号の学習例題解答変換値とを対比し、両者の値がほぼ等しく、組み立てた電気回路の学習例題解答信号が正しい信号波形であると判断されるときに「学習例題合格」の判定を行い、電気回路が正しく組み立てられたかの判断は受講者10が自ら行うようになる。
具体的には、eラーニング管理装置12側からの例えばデジタル入門学習例題解答値(デジタル基礎学習例題解答値、デジタル標準学習例題解答値、デジタル上級学習例題解答値、デジタル専門学習例題解答値)と、例えば入門コースE(基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)の入門学習例題(基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)に沿って組み立てた電気回路の入門学習例題解答信号(基礎学習例題解答信号、標準学習例題解答信号、上級学習例題解答信号、専門学習例題解答信号)のデジタル変換された入門学習例題解答変換値(基礎学習例題解答変換値、標準学習例題解答変換値、上級学習例題解答変換値、専門学習例題解答変換値との対比が行われ、この対比結果に基づいて、組み立てた電気回路における学習例題の合否判定が行われる。
尚、この簡易タイプのeラーニングシステムにおいて、各学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)に学習例題(入門学習例題、基礎学習例題、標準学習例題、上級学習例題、専門学習例題)に加えて終了試験例題(入門終了試験例題、基礎終了試験例題、標準終了試験例題、上級修了試験例題、専門終了試験例題)を含めるようにしてもよく、この馬合、各学習コース(入門コースE、基礎コースB、標準コースJ、上級コースA、専門コースP)が終了した時点で、各学習コースの終了試験を行って知識習得の確認を行うことができる。
この場合、学習情報データベース6には、学習例題(入門学習例題など)、学習例題解答(入門学習例題解答など)及び、デジタル学習例題解答値(デジタル入門学習例題解答値など)に加えて、終了試験例題(入門終了試験例題、基礎終了試験例題、標準終了試験例題、上級修了試験例題、専門終了試験例題)、終了試験例題解答(入門終了試験例題解答、基礎終了試験例題解答、標準終了試験例題解答、上級修了試験例題解答、専門終了試験例題解答)及びデジタル終了試験例題解答値(デジタル入門終了試験解答値、デジタル基礎終了試験例題解答値、デジタル標準終了試験例題解答値、デジタル上級修了試験例題解答値、デジタル専門終了試験例題解答値)が登録される。
受講者側装置12から例えば入門コース選択信号(基礎コース選択信号など)が送られてくると、eラーニング管理装置4の学習処理手段118は、入門コース選択信号(基礎コース選択信号など)に対応する入門学習例題(基礎学習例題など)、入門学習例題解答(基礎学習例題解答など)及びデジタル入門学習例題解答値(デジタル基礎学習例題解答値など)とともに、入門終了試験例題(基礎終了試験例題など)、入門終了試験例題解答(基礎終了試験例題解答など)及びデジタル入門終了試験解答値(デジタル基礎終了試験例題解答値など)が、受講者側装置12(即ち、学習コースを申し込んだ受講者側の受講者側装置)に送信される。
そして、受講者側装置12において、入門学習例題(基礎学習例題など)の合否判定と同様にして、例えば入門終了試験例題(基礎終了試験例題など)に沿って電気回路を組み立てた後に、組み立てた電気回路が正しいかを確認するために、入門終了試験例題解答(基礎終了試験例題解答など)のデジタル入門終了試験解答値(デジタル基礎終了試験解答値など)と回路実験装置14の入門終了試験解答信号(基礎終了試験解答信号など)の入門終試験解答変換値(基礎終了試験解答変換値など)との対比が行われ、このようにして入門コースE(基礎コースBなど)の終了試験の合否の判定が行われる。
以上、本発明に従うeラーニングシステムの一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
4 eラーニング管理装置
6 学習情報データベース
8 登録情報データベース
12 受講者側装置
14 回路実験装置
32 実験装置本体
34 液晶表示装置
36 ブレッドボード
104 個人情報
106 受講履歴情報
116 コース登録処理手段
118 学習処理手段
120 試験例題選択手段
122 選択コース合否判定手段
138 学習例題選択手段
140 学習例題合否判定手段
142 終了試験例題選択手段
144 学習コース合否判定手段
146 学習コース終了認定手段
A 上級コース
B 基礎コース
E 入門コース
J 標準コース
P 専門コース

Claims (10)

  1. 運営者側に設置されるeラーニング管理装置と、難易度別に複数の学習コースに分類された学習例題情報及び前記複数の学習コースに対応して分類された試験例題情報が登録された学習情報データベースと、ネットワークを介して前記eラーニング管理装置に接続された受講者側装置と、前記受講者側装置に電気的に接続された回路実験装置とを備え、
    前記回路実験装置は、信号情報を表示するための表示装置と、回路素子を電気的に接続して電気回路を構成するためのブレッドボードと、前記ブレッドボードと前記表示装置とを電気的に接続するためのターミナルとを備えており、
    前記eラーニング管理装置は、前記学習コースを登録処理するためのコース登録処理手段と、前記複数の学習コースの学習処理を行うための学習処理手段とを備え、前記コース登録処理手段は、選択された学習コースの知識レベルよりも一つ低い知識レベルの試験例題を選択する試験例題選択手段と、前記試験例題選択手段により選択された一つ低い知識レベルの試験例題の試験結果により選択コースの合否の判定を行う選択コース合否判定手段とを含み、前記選択コース合否判定手段が一つ低い知識レベルの試験例題について合格判定をすると、選択された学習コースが登録され、前記学習処理手段は、選択された学習コースの学習例題の実行を許容ることを特徴とするeラーニングシステム。
  2. 前記eラーニング管理装置の前記コース登録処理手段は、更に、選択された学習コースの登録を禁止する選択コース登録禁止手段を含み、前記選択コース合否判定手段が一つ低い知識レベルの試験例題について不合格判定をすると、前記選択コース登録禁止手段は、選択された学習コース及びこれより高い知識レベルの学習コースの選択を禁止することを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  3. 前記コース登録処理手段の前記試験例題選択手段は、前記選択コース合否判定手段が一つ低い知識レベルの試験例題について不合格判定をしたときには選択された学習コースよりも二つ低い知識レベルの試験例題を選択し、前記選択コース合否判定手段は、前記試験例題選択手段により選択された二つ低い知識レベルの試験例題の試験結果により選択された学習コースよりも一つ低い知識レベルの学習コースの合否判定を行い、前記選択コース合否判定手段が二つ低い知識レベルの試験例題について合格判定をすると、選択した学習コースよりも一つ低い知識レベルの学習コースが登録され、前記学習処理手段は、前記選択された学習コースよりも一つ低い知識レベルの学習例題の実行を許容することを特徴とする請求項1又は2に記載のeラーニングシステム。
  4. 前記eラーニング管理装置の前記学習処理手段は、登録された学習コースの学習例題を選択する学習例題選択手段と、登録された学習コースについての学習例題が終了したかを判定する学習コース終了判定手段と、登録された学習コースの終了試験例題を選択する終了試験例題選択手段と、前記終了試験例題選択手段により選択された終了試験例題の試験結果により登録された学習コースの合否判定を行う学習コース合否判定手段とを含み、前記学習コース終了判定手段が登録された学習コースの学習例題について終了判定を行うと、前記終了試験例題選択手段は、終了した学習コースの終了試験例題を選択し、前記学習コース合否判定手段が前記終了試験例題選択手段により選択された終了試験例題について合格判定をすると、登録された学習コースについての学習例題が終了して一つ高い知識レベルの学習コースの選択が許容されることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のeラーニングシステム。
  5. 前記eラーニング管理装置の前記学習処理手段は、更に、選択された学習例題の試験結果により学習例題の合否判定を行う学習例題合否判定手段を含み、前記学習例題合否判定手段が前記学習例題選択手段により選択された学習例題について合格判定をすると、選択された学習例題が終了し、次の学習例題の選択が許容されることを特徴とする請求項4に記載のeラーニングシステム。
  6. 前記学習情報データベースには、更に、前記複数の学習コースに対応した前記試験例題情報に対する試験例題解答情報、前記複数の学習コースに対応した前記学習例題情報に対する学習例題解答情報及び前記複数の学習コースに対応した終了試験例題情報に対する終了試験例題解答情報が登録されており、前記回路実験装置の前記表示装置に送給される信号情報は、前記受講者側装置及び前記ネットワークを介して前記eラーニング管理装置に送給され、前記eラーニング管理装置にて前記回路実験装置から送られてきた前記信号情報と前記学習情報データベースに登録された前記試験例題解答情報、前記学習例題解答情報及び前記終了試験例題解答情報とが対比されて合否判定が行われることを特徴とする請求項5に記載のeラーニングシステム。
  7. 前記複数の学習コースの前記試験例題情報に対する前記試験例題解答情報、前記複数の学習コースの前記学習例題情報に対する前記学習例題解答情報及び前記複数の学習コースの前記終了試験例題解答情報は、アナログ信号の一部をデジタル化したデジタル試験例題解答値、デジタル学習例題解答値及びデジタル終了試験例題解答値として前記学習情報データベースに登録されており、前記回路実験装置からの試験例題解答信号、学習例題解答信号及び終了試験例題解答信号は、デジタル変換された後に前記学習データベースに登録された前記デジタル試験例題解答値、前記デジタル学習例題解答値及び前記デジタル終了試験例題解答値と対比されることを特徴とする請求項6に記載のeラーニングシステム。
  8. 前記複数の学習コースの前記学習例題は、各学習コースにおいて始めのグループから終わりのグループに向けてレベルが高くなるように組み立てられ、更に、特定学習コースの最後のグループの学習例題と前記特定学習コースよりも一つ高いレベルの学習コースの最初のグループの学習例題とは、難易度が同じレベルとなるように組み立てられていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  9. 運営者側に設置されるeラーニング管理装置と、難易度別に複数の学習コースに分類された学習例題情報が登録された学習情報データベースと、ネットワークを介して前記eラーニング管理装置に接続された受講者側装置と、前記受講者側装置に電気的に接続された回路実験装置とを備え、
    前記回路実験装置は、信号情報を表示するための表示装置と、回路素子を電気的に接続して電気回路を構成するためのブレッドボードと、前記ブレッドボードと前記表示装置とを電気的に接続するためのターミナルとを備えており、
    前記eラーニング管理装置は、前記学習コースを登録処理するためのコース登録処理手段と、前記複数の学習コースの学習処理を行うための学習処理手段とを備え、前記受講者側装置からの学習コース選択信号を受信すると、前記コース登録処理手段は、前記学習コース選択信号に対応する学習コースの登録を行い、前記学習処理手段は、選択された学習コースの学習例題情報及びこれに関連付けられた学習例題解答情報を前記受講者側装置に送信し、前記学習例題解答情報は、アナログ信号の一部をデジタル化したデジタル学習例題解答値を含んでいることを特徴とするeラーニングシステム。
  10. 前記回路実験装置は、学習例題の学習例題解答信号をデジタル変換するためのデジタル変換回路を備え、前記受講者側装置は、前記学習処理手段からの前記デジタル学習例題解答値と前記回路実験装置の前記デジタル変換回路により変換された前記学習例題解答信号の学習例題解答変換値とを対比することを特徴とする請求項9に記載のeラーニングシステム。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI811026B (zh) * 2022-07-15 2023-08-01 葉德源 自主數位學習評量系統及方法

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