JP2005164810A - 教育支援システム - Google Patents

教育支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005164810A
JP2005164810A JP2003401370A JP2003401370A JP2005164810A JP 2005164810 A JP2005164810 A JP 2005164810A JP 2003401370 A JP2003401370 A JP 2003401370A JP 2003401370 A JP2003401370 A JP 2003401370A JP 2005164810 A JP2005164810 A JP 2005164810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
information
answer
examination
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003401370A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoko Ogawa
キヨ子 小川
Masao Saito
雅夫 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NABITSUKU KK
Original Assignee
NABITSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NABITSUKU KK filed Critical NABITSUKU KK
Priority to JP2003401370A priority Critical patent/JP2005164810A/ja
Publication of JP2005164810A publication Critical patent/JP2005164810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 受験して不合格となった受験者に対してその試験についての勉強を効果的に行うことができる教育支援システムを提供すること。
【解決手段】 試験を管理するための管理用コンピュータ4と、管理用コンピュータ4にネットワーク網を介して通信接続された受験者用端末装置と、各種情報が登録されたサーバ16と、を備えた教育支援システム。サーバ16は、試験問題が登録された試験問題データベース60と、試験解答が登録された試験解答データベース62と、解答解析情報が登録された解答解析データベース64とを有している。また、管理用コンピュータ4は、受験解答を採点するための受験解答採点手段32と、受験解答採点手段32による採点結果に基づいて合否を判定するための合否判定手段34と、採点結果に基づいて試験結果を解析するための試験結果解析手段38とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、資格試験、検定試験などの試験のための勉強を支援するための教育支援システムに関する。
従来から、例えばワープロなどのデータ入力を検定する検定システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この検定システムでは、文字、記号などからなる問題文データをキーボードなどの入力手段で入力し、入力手段で入力された入力文データと解答文データとを対比し、解答文が正しいか間違っているかを判定してデータ入力の熟練度を検定するように構成されている。検定に際し、余分文字の判定については第1基準として余分文字数をカウントし、脱字の判定については第2基準として脱字数をカウントし、誤字については第3基準として誤字数をカウントし、余分文字数、脱字数及び誤字数に基づいて間違い総数を演算し、この間違い総数に基づいてデータ入力の熟練度の検定を行っている。
特開2001−51528号公報
上述した検定システムは、入力文データと解答文データとを対比してデータ入力の熟練度を検定するシステムであるために、熟練度の検定は行うことができるが、どのような入力練習を行えば効率的なレベルアップを図ることができるかが判らず、目標なしに単に入力練習を行うのみであった。
例えば資格試験、検定試験などの試験をコンピュータを用いて行う場合にも同様の問題があり、受験者が受けた試験問題についての受験解答データとその試験問題の試験解答データとを対比して採点することによって、その受験者の合否を判定することができるが、例えば、その試験問題に不合格であった受験者は再度その試験を受けなければならないが、そのときの勉強方法などは各自が考えなければならなかった。受験のための効率的な勉強方法が判れば目標も明確になり、またそのようなカリキュラムがあればそれを利用することによって効率的な勉強を行うことができ、短期間に勉強することによって、その試験に合格できるようになり、受験者のレベルアップを効果的に行うことができる。
本発明の目的は、受験して不合格となった受験者に対してその試験についての勉強を効果的に行うことができる教育支援システムを提供することである。
本発明の他の目的は、受験して合格した受験者に対して次のレベルアップを支援することができる教育支援システムを提供することである。
本発明の請求項1に記載の教育支援システムは、試験を管理するための管理用コンピュータと、前記管理用コンピュータにネットワーク網を介して通信接続された受験者用端末装置と、前記管理用コンピュータにより管理される各種情報が登録されたサーバと、を備え、
前記サーバは、試験問題が登録された試験問題データベースと、試験解答が登録された試験解答データベースと、解答解析情報が登録された解答解析データベースとを有しており、
前記管理用コンピュータは、試験問題を選定するための試験問題選定手段と、試験問題に対応する試験解答を選定するための試験解答選定手段と、受験解答を採点するための受験解答採点手段と、前記受験解答採点手段による採点結果に基づいて合否を判定するための合否判定手段と、前記受験解答採点手段による採点結果に基づいて試験結果を解析するための試験結果解析手段と、解答解析情報を選定するための解答解析情報選定手段とを備えており、
前記試験問題選定手段は特定受験者の受験情報に基づいて前記試験問題データベースから特定試験問題を選定し、前記試験解答選定手段は前記特定試験問題に対応する特定試験解答を前記試験解答データベースから選定し、前記受験解答採点手段は前記特定受験者が入力した前記特定試験問題の受験解答と前記特定試験解答に基づいて前記特定試験問題の採点を行い、前記合否判定手段は前記受験解答採点手段による採点が合格基準得点以上であると合格と判定し、前記合格基準点未満であると不合格と判定し、
前記合否判定手段が不合格と判定した場合、前記試験結果解析手段は前記受験解答採点手段による採点結果に基づいて特定試験問題における弱点個所を解析し、前記解答解析情報選定手段は、前記試験結果解析手段による解析結果に基づいて、特定試験問題における弱点個所を指摘する解答解析情報を前記解答解析データベースから選定することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の教育支援システムでは、前記管理用コンピュータはカリキュラム情報を選定するためのカリキュラム情報選定手段を含み、前記サーバはカリキュラム情報が登録されたカリキュラム情報データベースを含み、前記カリキュラム情報選定手段は、前記試験結果解析手段による解答解析情報に基づいて前記カリキュラム情報データベースから特定カリキュラム情報を選定することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の教育支援システムでは、前記管理用コンピュータは推奨試験情報を選定するための推奨試験情報選定手段を含み、前記サーバは推奨試験情報が登録された推奨試験データベースを含んでおり、前記合否判定手段が合格と判定した場合、前記推奨試験情報選定手段は、合格した特定試験に基づいて、次に受験することを推奨する特定推奨試験情報を前記推奨試験データベースから選定することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の教育支援システムでは、前記サーバは、更に、受験者の受験履歴を登録する受験履歴データベースを含み、前記推奨試験情報選定手段は、特定受験者の受験履歴及び合格した特定試験に基づいて、次に受験することを推奨する特定推奨試験情報を前記推奨試験データベースから選定することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の教育支援システムでは、前記管理用コンピュータは試験を管理する管理センターに設置され、前記受験者用端末装置は試験校に設置された試験校端末装置及び/又は受験者所有の個人端末装置であることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の教育支援システムによれば、管理用コンピュータは、試験問題選定手段、試験解答選定手段、受験解答採点手段、合否判定手段、試験問題解析手段及び解答解析情報選定手段を含み、またサーバは試験問題データベース、試験解答データベース及び解答解析データベースを有している。特定受験者が特定試験を受けるためにその受験情報を受験者用端末装置を操作して入力すると、試験問題選定手段は、その受験情報に基づいて試験問題データベースから該当する特定試験問題を選定し、特定受験者はこの特定試験問題を受験するようになる。試験終了後は、試験解答選定手段はこの特定試験問題に対応する特定試験解答を試験解答データベースから選定し、受験解答採点手段は特定受験者の受験解答と特定試験解答に基づいて特定試験問題の採点を自動的に行い、合否判定手段は試験の合否判定を行う。合格基準得点が例えば65点とすると、合格判定手段は、受験解答採点手段による採点が65点(合格基準得点)点以上であると合格と判定し、その採点が65点未満であると不合格と判定する。
このようにして不合格と判定された場合、特定受験者は再度試験を受けて合格しなければ資格などを得ることができない。不合格の受験者が効率良く勉強できるために、試験結果解析手段は受験解答採点手段による採点結果に基づいて特定試験問題におけるその特定受験者の弱点個所を解析し、解答解析情報選定手段は、試験結果解析手段による解析結果に基づいて、特定試験問題における弱点個所、即ち充分に理解していない分野を示す解答解析情報を前記解答解析データベースから選定し、このように選定された特定解答解析情報が不合格の特手受験者に通知される。このように試験問題における弱点個所(即ち、正解でない個所)を解析して解答解析情報として不合格の受験者に知らせるので、受験者はこの情報を見ることによって自分の弱点を容易に知り、次の勉強に生かすことによって、効率的に勉強することができる。尚、試験とは、資格試験、検定試験、認定試験などの各種試験である。
また、本発明の請求項2に記載の教育支援システムによれば、管理用コンピュータはカリキュラム情報選定手段を含み、サーバはカリキュラム情報データベースを含んでいる。不合格の受験者に対する解答解析情報を選定すると、カリキュラム情報選定手段は、この解答解析情報に基づいて、この特定受験問題についての弱点個所を克服するためのカリキュラム情報を選定する。従って、受験者は選定されたカリキュラム情報を勉強することによって弱点個所を克服することができ、不合格になった試験問題について効率良く勉強することができる。
また、本発明の請求項3に記載の教育支援システムによれば、管理用コンピュータは推奨試験情報選定手段を含み、サーバは推奨試験データベースを含んでいる。特定試験に合格した特定受験者については、推奨試験情報選定手段は、合格した特定試験に基づいて、次に受験することを推奨する特定推奨試験情報を推奨試験データベースから選定し、このように選定することによって、合格の受験者についてはレベルアップする目標が明確となり、またそのレベルアップも急激に難しくなることがなく、合格の受験者は意欲を持続しながら勉強をするようになる。
また、本発明の請求項4に記載の教育支援システムによれば、サーバは受験履歴データベースを含んでおり、推奨試験情報選定手段は、特定受験者の受験履歴及び合格した特定試験に基づいて、次に受験することを推奨する特定推奨試験情報を選定するので、選定される特定推奨試験情報は特定受験者の過去の受験履歴を考慮したものとなり、その受験者により合致した推奨試験情報を提供することができる。
また、本発明の請求項5に記載の教育支援システムによれば、試験を運営するシステムとして好都合に適用することができ、管理用コンピュータは試験を管理する管理センターに設置され、受験者用端末装置は受験を行う試験校に、及び/又は受験者の自宅に設置される。例えば、受験の申込みなどは自宅の端末装置を用い、試験などは試験校の端末装置を用いるようなシステムとして、或いは受験の申込み及び試験などを自宅の端末装置(又は、学校の端末装置)を用いるようなシステムとして提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う教育支援システムの一実施形態について説明する。図1は、本発明に従う試験支援システムの最良の形態を簡略的に示すシステム図であり、図2は、図1のシステムにおける試験管理センターに設置されるシステムコンピュータ及びサーバを簡略的に示すブロック図であり、図3は、図1のシステムにおける試験学校に設置されるパソコンシステム及び記憶装置を簡略的に示すブロック図であり、図4は、図1の教育支援システムにおける受験者の教育支援の全体の流れを示すフローチャートであり、図5は、図4のフローチャートにおける試験の申込みの流れを具体的に示すフローチャートであり、図6は、図4のフローチャートにおける試験の実施の流れを具体的に示すフローチャートであり、図7は、図4のフローチャートにおける訓練校での勉強の流れを具体的に示すフローチャートであり、図8は、図4のフローチャートにおける弱点克服の勉強の流れを具体的示すフローチャートであり、図9は、図8のフローチャートにおけるカリキュラムの勉強の流れを具体的に示すフローチャートであり、図10は、図4のフローチャートにおける次の推奨試験の案内の流れを具体的に示すフローチャートである。
図1において、この実施形態の教育支援システムは、試験を管理する試験管理センター2、例えば資格試験、検定試験、認定試験などの試験を行う試験管理会社などに設置されるシステムコンピュータ4と、試験を実施する試験学校6、例えば試験管理会社が認定、公認などする試験実施会社、試験実施校などに設置されるパソコンシステム8と、試験の受験を希望する受験者10の自宅などに設置されるパソコンシステム12などから構成され、これらシステムコンピュータ4及びパソコンシステム8,12が、例えばインターネット網14の如きネットワーク網を介して通信接続される。このネットワーク網は、例えば電話回線網、専用光ファイバ回線網などでもよい。
試験管理センター2とは、例えば資格試験、検定試験、認定試験などの各種試験を管理する管理会社、管理団体などであり、具体的には会計ソフト、文書作成ソフトなどの資格認定を行う会社などである。この試験管理センター2には、システムコンピュータ4に加えて、各種データが登録されるサーバ16、入力手段18、表示手段20及び通信手段22が設置される。入力手段18はキーボード、マウスなどから構成され、表示手段20は液晶表示装置、CRTなどから構成される。また、システムコンピュータ4は通信手段22を介してインターネット網14に接続され、試験校6のパソコンシステム8及び受験者10のパソコンシステム12との間で各種データの通信が行われる。
図2も参照して、図示のシステムコンピュータ4は例えばマイクロプロセッサから構成され、各種データを読み出すデータ読出し手段24、各種データを登録するデータ登録手段26、各種データを作成するデータ作成手段28及び各種データを選定するデータ選定手段30を備えている。また、このシステムコンピュータ4は、受験解答採点手段32、合否判定手段34、通知作成手段36及び試験結果解析手段38を含んでいる。受験解答採点手段32は受験者が解答した受験解答と試験問題の試験解答とを対比してその受験者の受験解答を採点し、合否判定手段34は受験解答採点手段32による採点結果と合格基準得点とに基づいて合否判定を行い、通知作成手段36は各種通知、例えば、受験を申し込んだ受験者向けの申込み受理通知、合格した受験者向けの合格通知、不合格である受験者向けの不合格通知などを作成し、また試験結果解析手段38は不合格の受験者の受験解答結果の解析を行い、どの分野の問題に弱いか(換言すると、正解率が低いのはどの分野か)などの解析を行う。
また、試験管理センター2に設置されるサーバ2には、例えば、次の通りの各種データが登録される。この実施形態では、サーバ16は、受験情報データベース40、書式データベース42、受験者関連データベース44、試験関連データベース46、カリキュラム関連データベース48、試験校データベース50及び訓練校データベース52を有している。受験情報データベース40には各種受験情報が登録され、試験が例えば会計ソフトの資格認定試験である場合、その会計ソフトの資格認定試験の種類(例えば、初級会計、中級会計、上級会計、給与計算、販売計算、インストラクタなど)などの試験情報が登録される。書式データベース42には各種書式、例えば受験を申し込む際の申込み書式、試験を受ける際の受験の書式、システムによる弱点克服の勉強を申し込む際のカリキュラム申込み書式などが登録されている。受験者関連データベース44には受験者に関する各種情報が登録される。この受験者関連データベース44は、受験者データベース54、受験経歴データベース56及び勉強経歴データベース58を含んでいる。受験者データベース44には、受験者番号、パスワード、名前、住所、年令などの受験者の個人情報が登録され、受験経歴データベース56には、合格、不合格を含めた受験者の受験履歴が登録され、勉強履歴データベース58には、訓練校での勉強及びシステムによる弱点克服の勉強の履歴が登録され、受験者の個人情報、受験履歴情報及び勉強履歴情報が例えば受験者番号を利用して相互に関連付けられて登録される。尚、受験履歴については合格した履歴のみを登録するようにしてもよく、また勉強履歴についてはシステムによる弱点克服の勉強の履歴のみを登録するようにしてもよい。
また、試験関連データベース46は、試験に関連する各種情報が登録される。この試験関連データベース46は、試験問題データベース60、試験解答データベース62及び解答解析データベース64を含んでいる。試験問題データベース60には各種の試験問題が登録され、例えば会計ソフトの資格認定試験である場合、その会計ソフトの資格認定試験の種類に応じた多数の試験問題(例えば、初級会計についての多数の試験問題、中級会計についての多数の試験問題、上級会計についての多数の試験問題、給与計算についての多数の試験問題、販売計算についての多数の試験問題、インストラクタについての多数の試験問題)が登録されている。試験解答データベース62には、試験問題データベース60に登録された各試験問題に対する試験解答(例えば、初級会計ついての各試験問題に対する試験解答、中級会計についての各試験問題に対する試験解答、上級会計についての各試験問題に対する試験解答、給与計算についての各試験問題に対する試験解答、販売計算についての各試験問題に対する試験解答、インストラクタについての各試験問題に対する試験解答)が登録されている。解答解析データベース64には、試験問題の出題分野に基づいて作成された各種弱点コメントが登録されている。
また、カリキュラム関連データベース48には、カリキュラムに関連する各種情報が登録されている。このカリキュラム関連データベース48は、カリキュラム情報データベース68、模擬試験データベース70、模擬試験解答データベース72及び受講進捗データベース74を含んでいる。カリキュラムデータベース68には各種試験に対応した分野ごとのカリキュラム情報(例えば、初級会計の各分野についてのカリキュラム、中級会計の各分野についてのカリキュラム、上級会計の各分野についてのカリキュラム、給与計算の各分野についてのカリキュラム、販売計算の各分野についてのカリキュラム、インストラクタの各分野についてのカリキュラム)が登録されている。また、模擬試験データベース70には、登録された各カリキュラムに対応する模擬試験が登録されており、後述するように、カリキュラムによる勉強が一応終わった段階で実施する模擬試験が登録される。また、模擬試験解答データベース72には、模擬試験データベース70に登録された各模擬試験に対する模擬試験解答が登録されている。更に、受講進捗データベース74には、カリキュラムによる勉強を行うときの進捗状況が登録され、カリキュラムのどこまで勉強したかを把握することができる。
また、試験校データベース50には、試験を受けることができる試験校に関する情報、例えば試験校の住所、地図、学校の特徴などが登録されており、また訓練校データベース52には訓練校78(図1参照)に関する情報、例えば訓練校の住所、地図、学校の特徴、講師に関する情報などが登録されている。
このサーバ16は、更に、受講課目情報データベース73、カリキュラム情報データベース75及び推奨試験データベース77を含んでいる。受講課目情報データベース73には、受験者10の理解不足の分野と受講課目との関連などの情報が登録され、カリキュラム情報データベース75には、受験者10の理解不足の分野と弱点克服のカリキュラムとの関連などの情報が登録され、また推奨試験データベース66には、受験者の能力のステップアップに望ましい次の試験についての推奨試験情報が登録されている。
次に、図1及び図3を参照して、試験校6について説明すると、そのパソコンシステム8は、試験管理センター2のシステムコンピュータ4と同様に、通信手段82を介してインターネット網14に接続される。このパソコンシステム8には、外部記憶装置83が設けられているとともに、受験者が試験などで使用するパソコンシステム84a,84b,84cがLANなどを介して接続されている。
パソコンシステム12は、パソコン本体86、入力手段88、表示手段90及び印刷手段92から構成され、印刷手段92は例えばレーザープリンタなどから構成される。パソコン本体86は、各種データを読み出すためのデータ読出し手段94と、各種データを登録するためデータ登録手段96と、各種データを作成するデータ作成手段98と、各種データを記録する記憶手段100とを有し、データ読出し手段94、データ登録手段96及びデータ作成手段98が例えばマイクロプロセッサから構成され、記憶手段100が例えばハードディスクドライブ装置(HDD)から構成される。また、外部記憶装置83は例えばハードディスクドライブ装置から構成され、第1〜第3メモリ部102,104,106を有している。例えば、第1メモリ部102にはシステムコンピュータ4から送られてくる受験者データベース54の受験者情報が登録され、第2メモリ部104にはシステムコンピュータ4から送られてくる試験問題データベース60の試験問題情報が登録され、また第3メモリ部106にはその試験校6における各種情報、その試験校6で受けた受験者の個人情報などが登録される。尚、パソコンシステム84a〜84dは、パソコンシステム8と同様の構成である。
次に、訓練校78について説明すると、訓練校78には、試験校6と同様に、パソコンシステム108及び記憶装置110が設けられ、パソコンシステム108が通信手段112を介してインターネット網14に接続されている。パソコンシステム108及び記憶装置110は、試験校6におけるパソコンシステム8及び記憶装置83と同様の構成でよく、またパソコンシステム108には、必要に応じて、LANなどのネットワークを介して、パソコンシステム(図示せず)が接続される。
受験者10について説明すると、各受験者10が所有するパソコンシステム12(例えば、受験者の自宅、事務所などに設置される)は通信手段114を介してインターネット網14に接続されている。パソコンシステム12は、試験校6のパソコンシステム8と同様に、パソコン本体116、入力手段118、表示手段120及び印刷手段122を備えている。
上述した実施形態では、理解を容易にするために、一つの試験校6、一つの訓練校78及び3人の受験者10を示しているが、実際のシステムでは、複数の試験校6及び訓練校78が存在し、また受験者10も多数存在する。
次に、上述した教育支援システムによる教育支援の流れを説明する。図1及び図2とともに、図4及び図5を参照して、この教育支援システムを利用して例えば資格認定試験(例えば、会計ソフトの資格認定試験)を受けようとする受験者10は、受験者用端末装置としてのパソコンシステム12を用いて試験を申し込むようになる(ステップS1)。この試験の申込みは、例えば、図5に示すように行われる。即ち、受験者10は、所有するパソコンシステム12を利用して通信手段114、インターネット網14及び通信手段22を介して試験管理センター2のシステムコンピュータ4のアクセスし、受験に必要な受験情報を入手する(ステップS1−1)。この受験情報の入手は、システムコンピュータ12の入力手段118を入力操作すればよく、かく入力操作すると、システムコンピュータ4のデータ読出し手段24は受験情報データベース40から所要の受験情報を読み出し、読み出した受験情報をインターネット網14を介して受験者10のパソコンシステム12に送信し、この送信された受験情報が表示手段120に表示される。
入手した受験情報を検討して資格認定試験(会計ソフトの資格認定試験の例えば中級会計)を受ける場合、受験者10は試験申込みのデータを入手するようになる(ステップS1−2)。申込みデータの入手は、入力手段118を入力操作すればよく、かく入力操作すると、システムコンピュータ4のデータ読出し手段24が書式データベース42に登録されている申込み書式を読み出し、読み出した申込み書式をインターネット網14を介してパソコンシステム12に送信する。そして、受験者10は受信した申込み書式に入力手段118により所定の情報を入力し(ステップS1−3)、申込み書式に所定の個人情報などを入力した後に、これらの個人情報などをシステムコンピュータ4に送信して資格検定試験の申込みを行う(ステップS1−4)。受験者10の個人情報とは、氏名、年齢、パスワード、住所などであり、これらとともに受験しようとする資格認定試験(例えば、中級会計)、受験を受ける希望の試験校、受験を受けようとする日時などの情報が入力される。この受験者情報がシステムコンピュータ4に送られると、データ作成手段26はこの受験情報に受験者番号を付与し、データ登録手段26はこの受験者番号とともに受験者情報をサーバ16の受験者データベース54に登録し、このようにして受験者の受験申込みが受理され(ステップS1−5)、今後、この受験者10に関する各種情報は、この受験者番号でもって管理される。
このように受験申込みが受理されると、受験者10が申し込んだ試験校データに基づいて、データ選定手段30(試験校選定手段として機能する)が試験校データベース50に予め登録された試験校6から申し込んだ特定試験校を選定し(ステップS1−6)、システムコンピュータ4はこの試験校6に申し込んだ受験者10の受験者情報を送り(ステップS1−7)、また申し込んだ受験者10には受験を正式に受理したことを知らせる受験受理通知を通知し(ステップS1−8)、このようにして受験者10による受験の申込みが完了する(ステップS1−9)。尚、受験者10に通知される受験受理通知には、受験者番号、試験を受ける特定試験校6、受験時間などが示され、これらの情報とともに通知される。
上述したようにして受験申込みが受理されると、受験者10は指定された日時に特定試験校6で申し込んだ資格認定試験(例えば、会計ソフトの中級会計)の試験を受けるようになる(ステップS2)。この試験の実施は、例えば、図6に示すようにして行われる。試験を実施する特定試験校6では、上述したように、システムコンピュータ4から送られてきた受験者情報を受信し、パソコンシステム12のデータ登録手段96はこの受験者情報を記録装置83の第1メモリ部102に登録する(ステップS2−1)。また、この受験情報とともにシステムコンピュータ4から資格認定試験の試験問題が送られてき、データ登録手段96は送られてきた試験問題を、第1メモリ部102に登録された受験者情報に関連付けての第2メモリ部104に登録する(ステップS2−2)。受験者10の資格認定試験が例えば中級会計(又は初級会計、上級会計、給与計算、販売計算、インストラクタ)であると、システムコンピュータ4のデータ選定手段30(試験問題選定手段として機能する)は、サーバ16の試験問題データベース60に登録された多数の中級会計(又は初級会計、上級会計、給与会計、販売会計、インストラクタ)についての試験問題から特定試験問題を選定し、選定した特定試験問題を試験校6のパソコンシステム8に送る。尚、このとき、受験者10が同じ資格認定試験(中級会計)を受験したことあるときには、過去に受験した試験問題を除いた残りの試験問題から特定試験問題を選定するようにするのが望ましく、このようにすることによって、同じ試験問題となることを防止することができる。
試験に際しては、受験者10は、受験者用端末装置であるパソコンシステム84a(又は84b,84c)を利用して受験するようになる。受験の際には、受験者10は受験情報、例えば受験者番号及びパスワードを入力すればよく、これら受験情報を入力する(ステップS2−3)と、パソコンシステム8のデータ読出し手段94は、入力されたこれら情報に基づいて記憶装置83の第2メモリ部104に登録された特定試験問題を読み出し、読み出された特定試験問題がパソコンシステム84aに送られ、その表示手段(図示せず)に表示される(ステップS2−4)。
受験者10は、このように表示手段に表示した内容を見ながら(場合によっては、その内容を印刷出力した紙を見ながら)申し込んだ資格認定試験を受け(ステップS2−5)、パソコンシステム84aの入力手段(図示せず)を操作しながら特定試験問題の解答を入力し(ステップS2−6)、このようにして特定試験問題に対する試験が所定試験時間行われる。
試験時間が終了すると、ステップS2−7からステップS2−8に進み、受験者10が入力手段(図示せず)を操作して、入力した受験解答をパソコンシステム8及びインターネット網14を介してシステムコンピュータ4に送信する(ステップS2−8)。かくすると、システムコンピュータ4のデータ選定手段30(試験解答選定手段として機能する)は、受験者10が受験した特定試験問題に対応する特定試験解答を試験解答データベース62から選定し、受験解答採点手段32は、選定した特定試験解答と受験者10の受験解答とを対比して各問題についての受験解答が正しいかを判定し、この判定結果に基づいて採点を行う(ステップS2−9)。
そして、合否判定手段34は受験解答採点手段32による採点結果に基づいて合否の判定を行う(ステップS2−10)。合格判定手段34による合否の判定は、合否判定基準としての合格基準得点(例えば、100点満点の65点に設定される)を基準にして行われ、合否判定手段34は、上記採点結果(採点得点)が合格基準得点(例えば65点)以上であると合格と判定し、上記採点結果が合格基準得点未満であると不合格と判定する。受験者10が受験した特定試験問題についての採点結果及び合否結果はサーバ16の受験経歴データベース56に登録される。
合否判定手段34が不合格と判定した場合、ステップS3からステップS4に進み、システムコンピュータ4の通知作成手段36は不合格判定結果に基づいて不合格通知を作成し、この不合格通知がインターネット網14を介して試験校6のパソコンシステム8に送信され(ステップS4)、記憶装置83の第3メモリ部106に受験者10の個人情報として登録されるとともに、受験者10のパソコンシステム84aに送られ、受験者10は受験終了後直ちに不合格を知るようになる。尚、この不合格通知の内容は受験履歴データベース56に送られて登録される。
不合格通知を受けた受験者10は、再度この資格認定試験(例えば、中級会計)を受けなければならないが、再受験に際して効率的な勉強が望まれ、この教育支援システムでは、次のようにして効率的な勉強を支援するように構成されている。即ち、不合格試験について再勉強する際に、訓練校78での勉強を希望する場合、ステップS5からステップS6に進み、訓練校78で講義を受けて勉強するようになる。また、訓練校78に代えて、この教育支援システムの弱点克服カリキュラムによる勉強を希望する場合、ステップS5からステップS7を経てステップSS8に移り、システムによる弱点克服を自分で勉強するようになる。
訓練校78での勉強は、次のようにして行われる。主として図1、図2及び図7を参照して、特定試験問題(例えば、中級会計)の試験結果により訓練校78による訓練を希望する受験者10は、合否判定通知の受領後に、この特定試験問題についてどの分野が充分に理解していないかを認識するために、試験校6のパソコンシステム84aを操作して不合格試験結果データを取得し(ステップS6−1)、またこの試験結果の解析情報を取得する(ステップS6−2)。即ち、データ読出し手段24は、受験経歴データベース56から今回の受験結果情報を読み出し、読み出した受験結果情報をインターネット網14を介して試験校6のパソコンシステム8に送信し、このパソコンシステム8を介して受験者10が操作するパソコンシステム84aに送る。また、試験結果解析手段38は、読み出した受験結果情報を所要の通りに解析し、受験した特定試験問題についてどの分野の問題に誤り、空欄などが多いか(換言すると、どの分野の知識、理解が不足し、弱点個所となっているか)を解析し、この解析結果に基づいて、データ選定手段30(解答解析情報選定手段として機能する)は解答解析データベース64から特定解答解析情報を選定し、選定した特定解答解析情報を受験結果情報と同様にパソコンシステム8を介して受験者10が操作するパソコンシステム84aに送る。
この特定試験の結果情報及び解答解析情報に基づいて、データ選定手段30(受講課目情報選定手段として機能する)は、受験者10が訓練校78で受講するのが好ましい特定受講課目情報を選定し(ステップS6−3)、その特定受講課目情報を試験校6の受験者用のパソコンシステム84aに送り、受験者10は送られてきた特定受講課目情報を参考に受講する受講案内を入手し(ステップS6−4)、この受講案内を見ながら訓練校78における受講を申し込むか否かを決定する。このように特定試験の試験結果及びその解析結果に基づいて特定受講課目情報を選定するので、特定受講課目情報には受験者10の理解不足の分野の課目が重点的に含まれており、この受講課目情報に基づいて受講することによって、資格検定試験について弱点克服のための効率的な講義を受けことができる。尚、受講案内の入手は、試験校6の受講者用のパソコンシステム84aの入力手段を操作して行うことができ、入手のための操作をすると、システムコンピュータ4のデータ読出し手段24は訓練校データベース52から所望の訓練校情報を読み出し、読み出した訓練校情報をインターネット網14及び試験校6のパソコンシステム8を介して受験者10のパソコンシステム84aに送る。
訓練校78での受講を申し込む場合、ステップS6−5からステップS6−6に進み、資格認定試験の申込みと同様に、パソコンシステム84aを操作して受講申込み書式を入手すればよく、かくすると、データ読出し手段24が書式データベース42から受講申込み書式を読み出し、読み出した受講申込み情報を試験校6のパソコンシステム84aに送る。受験者10は、この受講申込み書式に受講に必要な情報、例えば氏名、住所、受講課目などを入力し(ステップS6−7)、入力した受講申込みデータをインターネット網14を介してシステムコンピュータ4に送信すればよく、かく送信することによって、訓練校78での受講を申し込むことができる(ステップS6−8)。
このように受講を申し込むと、システムコンピュータ4のデータ作成手段26はこの受験情報に訓練校受講番号を付与し、データ登録手段26はこの訓練校受講番号とともに受験者情報をサーバ16の勉強履歴データベース58に登録し、このようにしてこの受験者の訓練校受講申込みが受理される(ステップS6−9)。
このように受講申込みが受理されると、システムコンピュータ4のデータ作成手段28は訓練校受講の受理の通知を作成し、作成された通知を上述したと同様にして受験者用のパソコンシステム84aに送るとともに(ステップS6−10)、この通知内容をインターネット網14を介して訓練校78のパソコンシステム108に送り、かく送給された受講情報が記憶装置110に登録され、また訓練校78においても受験者10の受講情報として管理される。またデータ選定手段30は訓練校データベース52から申し込んだ受講に関連する訓練校受講情報、例えば訓練校の場所、受講課目の講師、受講時間などに関する情報を選定し、選定した訓練校情報を上述したと同様にしてパソコンシステム84aに送る(ステップS6−11)。
このようにして訓練校78の受講申込みが行われ、受験者10は訓練校78にて講師による受講を受け(ステップS6−12)、特定試験問題において弱点個所として指摘された分野を効率良く勉強することができる。訓練校78における受講が終了すると、訓練校78において模擬試験が行われ(ステップS6−13)、この模擬試験でもって訓練校78における受講が終了し(ステップS6−14)、その後、受験者10は、前回不合格であった資格認定試験(例えば、中級会計)を再受験するようになる。尚、受験者10が受講した受講課目の成績などについては、システムコンピュータ4に送信してサーバ16の勉強履歴データベース58に登録するようにしてもよい。
また、他の勉強方法としてのシステムによる弱点克服の勉強は、次のようにして行われる。主として図1、図2、図8及び図9を参照して、特定試験問題(例えば、中級会計)の試験結果によりシステムによる弱点克服のカリキュラムを希望する受験者10は、合否判定通知の受領後に、訓練校78での受講を申し込む場合と同様に、この特定試験問題についてどの分野が充分に理解していないかを認識するために、試験校6のパソコンシステム84aを操作して不合格試験結果データを取得し(ステップS8−1)、またこの試験結果の解析情報を取得する(ステップS8−2)。
そして、この特定試験の結果情報及び解答解析情報に基づいて、データ選定手段30(カリキュラム情報選定手段として機能する)は、カリキュラム情報データベース75から特定試験問題において理解が不充分であった個所(換言すると、正解率が低い分野)に関するカリキュラム情報、即ち弱点克服のための特定カリキュラム情報を選定し(ステップS8−3)、この特定カリキュラム情報を試験校6のパソコンシステム84aに送信し、受験者10はこの弱点克服の特定カリキュラム情報を参考に勉強するカリキュラム案内を入手し(ステップS8−4)、カリキュラム案内を見ながらシステムによるに弱点克服カリキュラムを申し込むか否かを決定する。このように特定試験の試験結果及びその解析結果に基づいて弱点克服のための特定カリキュラム情報を選定するので、特定カリキュラム情報には受験者10の理解不足の分野のカリキュラムが重点的に含まれており、このカリキュラム情報に基づいて勉強することによって、資格検定試験について弱点克服の効率的な勉強を行うことができる。尚、カリキュラム案内の入手は、上述したと同様に、試験校6の受講者用のパソコンシステム84aを操作して行うことができ、かく操作すると、システムコンピュータ4のデータ読出し手段24はカリキュラムデータベース68から所望のカリキュラム情報を読み出し、読み出されたカリキュラム情報がインターネット網14及び試験校6のパソコンシステム8を介して受験者10のパソコンシステム84aに送られる。
弱点克服カリキュラムを申し込む場合、ステップS8−5からステップS8−6に進み、訓練校78での受講の申込みと同様に、パソコンシステム84aを操作して申込み書式を入手すればよく、かくすると、データ読出し手段24が書式データベース42から弱点克服カリキュラム申込み書式を読み出し、読み出したカリキュラム申込み情報を試験校6のパソコンシステム84aに送る。受験者10は、この受講申込み書式にカリキュラム受講に必要な情報、例えば、受験者番号、パスワード、氏名、住所、カリキュラム課目などを入力し(ステップS8−7)、入力したカリキュラム申込みデータをインターネット網14を介してシステムコンピュータ4に送信すればよく、かく送信して弱点克服カリキュラムを申し込むことができる(ステップS8−8)。
このようにカリキュラムを申し込むと、システムコンピュータ4のデータ登録手段26はこの受験者情報をサーバ16の勉強履歴データベース58に登録するとともに、受講進捗データベース74に登録し、このようにしてこの受験者の弱点克服カリキュラムの申込みが受理される(ステップS8−9)。
このようにカリキュラムの申込みが受理されると、システムコンピュータ4のデータ作成手段28はカリキュラム受講の受理の通知を作成し、作成された通知を上述したと同様にして試験校6のパソコンシステム8を介して受験者用のパソコンシステム84aに送る(ステップS8−10)とともに、そのデータ登録手段96はこのカリキュラム受講情報を記憶装置83の第3メモリ部106に登録し、試験校6にても受験者10のカリキュラム受講情報が管理される。
このようにして弱点克服カリキュラムの申込みが行われると、システムのカリキュラムに沿った勉強が次のようにして行われ(ステップS8−10)、そのカリキュラムの進捗状態は、受講進捗データベース74に登録された進捗情報に基づいて行われる。主として図2及び図9を参照して、弱点克服カリキュラムの勉強を行うときには、例えば、受験者10が所有するパソコンシステム12を用いて自宅などで行うことができ、勉強を開始する際には、パソコンシステム12の入力手段118を操作してシステムコンピュータ4にアクセスし、受講進捗情報を入手する(ステップS8−11−1)。そして、受講進捗情報から受講するするカリキュラム情報を入力する(ステップS8−11−2)。例えば、特定受講カリキュラムが例えば20レッスンから構成され、今回受講するレッスンが受講進捗情報から例えば第5回目とすると、第5回目のレッスンをクリックして入力すればよく、かくすると、データ選定手段30(カリキュラム選定手段として機能する)は、受講カリキュラムにおける第5回目レッスンデータをカリキュラムデータベース68から選定し、選定したレッスンデータをパソコンシステム12に送信する。従って、申し込んだ受験者10は受講するレッスンデータ(即ち、勉強する講義情報)をインターネット網14を介して入手し(ステップS8−11−3)、パソコンシステム12を用いて勉強するようになる(S8−11−4)。
このようにして今回の講義勉強、例えば一レッスンの勉強が終了すると、受験者10は入力手段118により今回勉強した個所について受講済み情報を入力し(ステップS8−11−6)、このように入力すると、この入力情報がシステムコンピュータ4に送られ、データ登録手段26はこの受講済み情報を受講進捗データベース74に登録し、この受講進捗データベース74のデータ内容が更新される。このように受講毎に受講進捗情報が更新されるので、この受講進捗データベース74の進捗データを見ることにより、受講中のカリキュラムの進捗状況を容易に把握することができる。
このようにして申し込んだ弱点克服カリキュラムについての勉強を最後(例えば、第20回目のレッスン)まで行うと、ステップS8−11−8からステップS8−12に進み、受講したカリキュラムの内容についての模擬試験が行われる(ステップS8−12)。データ選定手段30(模擬試験情報選定手段として機能する)は、受講したカリキュラムについての特定模擬試験を模擬試験データベース70から選定し、選定した模擬試験データを受験者10のパソコンシステム12に送り、受験者10はカリキュラムの受講と同様に、例えば自宅にて模擬試験を受け、模擬試験の終了後にその解答をシステムコンピュータ4に送信する。かくすると、データ選定手段30(模擬試験解答選定手段として機能する)がこの模擬試験に対応する模擬試験解答を試験解答データベース70から選定し、受験解答採点手段32はこの模擬試験における採点手段としても機能し、受験者からの模擬試験解答と試験解答ベータベース70からの模擬試験解答とを対比して正しいかを判定して採点を行い、データ登録手段26はこの採点結果を勉強経歴データベース58に登録するとともに、インターネット網14を介してパソコンシステム12に送り、受講者10にその採点結果を知らせる。
カリキュラム内容についての模擬試験を行うと、申し込んだカリキュラムについての勉強が全て終了し(ステップS8−13)、その後、受験者10は、前回不合格であった資格認定試験(例えば、中級会計)を再受験するようになる。
これに対して、合否判定手段34が合格と判定した場合、ステップS3からステップS9に移り、システムコンピュータ4の通知作成手段36は合格判定結果に基づいて合格通知を作成し、この合格通知がインターネット網14を介して試験校6のパソコンシステム8に送られ(ステップS9)、試験校6の記憶装置83の第3メモリ部106に受験者10の個人情報として登録される。また、受験者10のパソコンシステム84aに送られ、受験者10は受験終了後直ちに合格を知るようになる。尚、この合格情報は、データ登録手段26により受験経歴データデータベース56に登録される。
この合格通知を受けた受験者10は、この資格認定試験(例えば、中級会計)を受ける必要がないので、この教育支援システムでは、次のようにして受験者10の能力のステップアップを図っている。主として図10を参照して、特定試験問題(例えば、中級会計)に合格した受験者10は、合格通知の受領後に、例えば弱点克服のカリキュラムを申し込む場合と略同様にして、試験校6のパソコンシステム84aを操作して推奨試験の案内を得ることができる。即ち、システムコンピュータ4のデータ選定手段30(推奨試験情報選定手段として機能する)は、受験履歴データベース56からその受験者10の各種資格認定試験の合格情報を取得し(ステップS10−1)、この合格情報に基づいて推奨試験データベース77から推奨試験に関する特定推奨試験情報を選定し(ステップS10−2)、選定した推奨試験情報を試験校6のパソコンシステム84aに送信する(ステップS10−3)。例えば、資格認定試験として中級会計を合格した受験者には、次の推奨試験として上級会計及び給与計算を推奨し、このように次の推奨試験を推奨することによって、合格した受験者10は次の目標が明確になり、自己のステップアップを効率的に行うことができる。
このとき、合格した資格認定試験のみに基づいて推奨試験情報を選定するようにしてもよいが、合格した資格認定試験に加えて過去に合格した資格認定試験に基づいて推奨試験情報を選定するのが好ましく、このようにすることによって、よりこまやかに推奨試験情報を案内することができる。例えば、過去に給与計算を合格し、今回中級会計を合格した受験者10には、過去の合格試験を考慮し、受験の必要のない給与計算に代えて販売計算を含め、今回の合格時に上級会計及び販売計算を推奨試験として案内するようにするのが好ましい。
以上、本発明の教育支援システムの一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、受験者10が試験後に試験校6の受験者用パソコンシステム84a(84b,84c)を操作して訓練校78による勉強、システムによる弱点克服の勉強などを申し込むようにしているが、このような申込みに加えて、受験者10が所有するパソコンシステム12を用いても申込みができるようにしてもよい。
また、例えば、図示の実施形態では、会計ソフトの資格認定試験に適用して説明したが、このようなものに限定されず、文書作成ソフト、表計算ソフト、パソコンのOSソフト、各種業務ソフトなどの資格認定試験、資格検定試験など教育支援システムとして広く適用することができる。
また、例えば、図示の実施形態では、試験校6及び訓練校78を含めて教育支援システムを構築しているが、簡易なシステムとして、訓練校78を省略して、試験管理センター2と試験校6を主体として教育支援システムを構築するようにしてもよい。
この教育支援システムは、資格認定試験、資格検定試験などの試験と関連付けられたものであり、不合格の受験者に対して試験の受験解答に基づいて弱点個所、即ち理解不充分な分野を分析し、その分析結果を受験者に示して効率的な教育の支援を行うものである。この教育の支援の一つとして、例えば弱点克服のカリキュラムがあり、弱点個所についてのカリキュラムをパソコンシステムを用いて勉強することによって、自宅においける勉強でもって効率的にレベルアップを図ることができ、不合格であった試験の再受験を支援するための勉強に最適なシステムとして提供することができる。この教育支援システムは、会計ソフト、文書作成ソフトなどの各種ソフトの認定試験制度などに好都合に適用することがきる。そして、各種ソフトに適用した場合、そのソフトの内容及びそのソフトの基礎となる一般知識を理解し、そのソフトの習熟度を短時間に上げることができる。
本発明に従う試験支援システムの一形態を簡略的に示すシステム図である。 図1のシステムにおける試験管理センターに設置されるシステムコンピュータ及びサーバを簡略的に示すブロック図である。 図1のシステムにおける試験学校に設置されるパソコンシステム及び記憶装置を簡略的に示すブロック図である。 図1の教育支援システムにおける受験者の教育支援の全体の流れを示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおける試験の申込みの流れを具体的に示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおける試験の実施の流れを具体的に示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおける訓練校での勉強の流れを具体的に示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおける弱点克服の勉強の流れを具体的示すフローチャートである。 図8のフローチャートにおけるカリキュラムの勉強の流れを具体的に示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおける次の推奨試験の案内の流れを具体的に示すフローチャートである。
符号の説明
4 システムコンピュータ
8,12 パソコンシステム
14 インターネット網
16 サーバ
24 データ読出し手段
26 データ登録手段
28 データ作成手段
30 データ選定手段
32 受験解答採点手段
34 合否判定手段
38 試験結果解析手段
40 受験情報データベース
44 受験者関連データベース
46 試験関連データベース
48 カリキュラム関連データベース
73 受講課目情報データベース
75 カリキュラム情報データベース
77 推奨試験データベース

Claims (5)

  1. 試験を管理するための管理用コンピュータと、前記管理用コンピュータにネットワーク網を介して通信接続された受験者用端末装置と、前記管理用コンピュータにより管理される各種情報が登録されたサーバと、を備え、
    前記サーバは、試験問題が登録された試験問題データベースと、試験解答が登録された試験解答データベースと、解答解析情報が登録された解答解析データベースとを有しており、
    前記管理用コンピュータは、試験問題を選定するための試験問題選定手段と、試験問題に対応する試験解答を選定するための試験解答選定手段と、受験解答を採点するための受験解答採点手段と、前記受験解答採点手段による採点結果に基づいて合否を判定するための合否判定手段と、前記受験解答採点手段による採点結果に基づいて試験結果を解析するための試験結果解析手段と、解答解析情報を選定するための解答解析情報選定手段とを備えており、
    前記試験問題選定手段は特定受験者の受験情報に基づいて前記試験問題データベースから特定試験問題を選定し、前記試験解答選定手段は前記特定試験問題に対応する特定試験解答を前記試験解答データベースから選定し、前記受験解答採点手段は前記特定受験者が入力した前記特定試験問題の受験解答と前記特定試験解答に基づいて前記特定試験問題の採点を行い、前記合否判定手段は前記受験解答採点手段による採点が合格基準得点以上であると合格と判定し、前記合格基準点未満であると不合格と判定し、
    前記合否判定手段が不合格と判定した場合、前記試験結果解析手段は前記受験解答採点手段による採点結果に基づいて特定試験問題における弱点個所を解析し、前記解答解析情報選定手段は、前記試験結果解析手段による解析結果に基づいて、特定試験問題における弱点個所を指摘する解答解析情報を前記解答解析データベースから選定することを特徴とする教育支援システム。
  2. 前記管理用コンピュータはカリキュラム情報を選定するためのカリキュラム情報選定手段を含み、前記サーバはカリキュラム情報が登録されたカリキュラム情報データベースを含み、前記カリキュラム情報選定手段は、前記試験結果解析手段による解答解析情報に基づいて前記カリキュラム情報データベースから特定カリキュラム情報を選定することを特徴とする請求項1に記載の教育支援システム。
  3. 前記管理用コンピュータは推奨試験情報を選定するための推奨試験情報選定手段を含み、前記サーバは推奨試験情報が登録された推奨試験データベースを含んでおり、前記合否判定手段が合格と判定した場合、前記推奨試験情報選定手段は、合格した特定試験に基づいて、次に受験することを推奨する特定推奨試験情報を前記推奨試験データベースから選定することを特徴とする請求項1又は2に記載の教育支援システム。
  4. 前記サーバは、更に、受験者の受験履歴を登録する受験履歴データベースを含み、前記推奨試験情報選定手段は、特定受験者の受験履歴及び合格した特定試験に基づいて、次に受験することを推奨する特定推奨試験情報を前記推奨試験データベースから選定することを特徴とする請求項3に記載の教育支援システム。
  5. 前記管理用コンピュータは試験を管理する管理センターに設置され、前記受験者用端末装置は試験校に設置された試験校端末装置及び/又は受験者所有の個人端末装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の教育支援システム。
JP2003401370A 2003-12-01 2003-12-01 教育支援システム Pending JP2005164810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003401370A JP2005164810A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 教育支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003401370A JP2005164810A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 教育支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005164810A true JP2005164810A (ja) 2005-06-23

Family

ID=34725326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003401370A Pending JP2005164810A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 教育支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005164810A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6092456B1 (ja) * 2016-11-16 2017-03-08 孝光 山中 学習支援装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2018081295A (ja) * 2017-01-27 2018-05-24 孝光 山中 学習支援装置、方法、及びコンピュータプログラム
CN111563037A (zh) * 2020-04-26 2020-08-21 顾海蝶 基于测试试题的测试优化方法及装置、存储介质、终端
JP2020166816A (ja) * 2019-11-11 2020-10-08 Kiyoラーニング株式会社 情報処理装置
JP2020166481A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 Kiyoラーニング株式会社 情報処理装置
JP2022045158A (ja) * 2020-09-08 2022-03-18 株式会社フォーサイト 試験結果分析システムおよび方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6092456B1 (ja) * 2016-11-16 2017-03-08 孝光 山中 学習支援装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2018081191A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 孝光 山中 学習支援装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2018081295A (ja) * 2017-01-27 2018-05-24 孝光 山中 学習支援装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2020166481A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 Kiyoラーニング株式会社 情報処理装置
JP2020166816A (ja) * 2019-11-11 2020-10-08 Kiyoラーニング株式会社 情報処理装置
JP7171053B2 (ja) 2019-11-11 2022-11-15 Kiyoラーニング株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN111563037A (zh) * 2020-04-26 2020-08-21 顾海蝶 基于测试试题的测试优化方法及装置、存储介质、终端
CN111563037B (zh) * 2020-04-26 2024-01-23 顾海蝶 基于测试试题的测试优化方法及装置、存储介质、终端
JP2022045158A (ja) * 2020-09-08 2022-03-18 株式会社フォーサイト 試験結果分析システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Linn Measurement and assessment in teaching
Green Measuring and assessing internationalization
KR100816406B1 (ko) 웹을 이용한 맞춤 학습 관리 서비스 방법 및 시스템
Stylianou-Georgiou et al. Answer changing in testing situations: The role of metacognition in deciding which answers to review
US20080109453A1 (en) Method and system for web-based grade book
US20040150662A1 (en) Online system and method for assessing/certifying competencies and compliance
Egodawatte A Rubric to Self-Assess and Peer-Assess Mathematical Problem Solving Tasks of College Students.
Buissink‐Smith et al. You’re doing what? Students’ experiences of advice from a New Zealand university
Zupanc et al. Variability analysis for effectiveness and improvement in classrooms and schools in upper secondary education in Slovenia: Assessment of/for Learning Analytic Tool
JP2005164810A (ja) 教育支援システム
Curtis et al. The authentic performance based assessment of problem solving
Kaufman The Assessment Book
KR20100110986A (ko) 온라인 학력 평가방법
McDonald et al. New perspectives on assessment
Grima School-based assessment: Implementation issues and practices
Tognolini Meeting the challenge of assessing in a standards based education system
Lohman et al. Cognitive abilities test
KR20090002057A (ko) 온라인 학력 평가방법
Smith et al. Undergraduate paramedic student competency assessment: A grounded theory study explaining how assessors in Australia and New Zealand determine student competency to practice
Kirkup et al. Use of an Aptitude Test in University Entrance--A Validity Study: Relationships between SAT [R] Scores, Attainment Measures and Background Variables. Research Report RR846.
KR102667238B1 (ko) 온라인 자격검정을 위한 원서접수와 운영 시스템
Yousaf et al. Primary Data Collection for Assessing the Impact of Public Service Motivation on Red Tape and Resigned Satisfaction Among Public Servants
Rennie Mind the gap: A crosswalk analysis of California teacher preparation standards and public K-12 local teacher evaluations
Adigun et al. Framework for Development of a Web based System for Students’ Appraisal on Teaching Performance of Lecturers in Federal College of Wildlife Management, New Bussa, Niger State, Nigeria
Heise Professional certifications versus skills: A study of professional certifications from the perspective of the certified and their employers