JP2022010007A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 電気外科手術用の装置であって、該装置は、
   第１の顎部及び第２の顎部を有する一対の対向する顎部であって、前記一対の対向する顎部は、その間に組織を締め付けて封止する閉位置と開位置との間で移動するように成形され構成されており、各顎部は、導電性コア部材及び封止面を備える、一対の対向する顎部と、
   前記一対の対向する顎部に動作可能に結合された遠位部分と、シャフトハウジングに動作可能に結合された近位部分とを備える細長いシャフトと、
   前記シャフトの遠位部分に結合されたピンであって、該ピンは前記顎部のそれぞれを通過し、各顎部は前記シャフトに対して回転可能である、ピンと、
   前記第１の顎部の近位端に動作可能に連結された第１のワイヤ、及び、前記第２の顎部の近位端に動作可能に連結された第２のワイヤと、
   前記第１の顎部の近位部分に回転可能に結合された遠位端と、ロッドに回転可能に結合された近位端とを有する第１のリンクであって、前記ロッドが細長いシャフトの内部に配置され、該シャフトに対して移動可能である、第１のリンクと、を備え、
   各顎部は、各封止面を露出させるとともに、前記第１の顎部を前記第２の顎部から電気的に絶縁するように構成された実質的に非導電性の材料をさらに備えており、前記実質的に非導電性の材料は、それぞれの各顎部の前記導電性コア部材を実質的に絶縁し、各ワイヤから各封止面までのエネルギー経路を画定する、装置。
2. 前記実質的に非導電性の材料は、オーバーモールディング、プラズマ溶射、デトネーション溶射、コーティング、ワイヤアーク溶射、溶射、火炎溶射、高速酸素燃料溶射、高速空気燃料溶射、ウォームスプレー、又はコールドスプレーのうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載の装置。
3. 各顎部の封止面領域は、前記細長いスロットのそれぞれの周囲から外側に０．８ミリメートル以下の距離だけ延びている、請求項１又は２に記載の装置。
4. 前記封止面領域は、前記細長いスロットの周囲から外側に０．２ミリメートルから０．７ミリメートルの間の距離だけ延びる、請求項３に記載の装置。
5. 前記第１の顎部は第１の対の非導電性ブッシングを含み、前記第２の顎部は第２の対の非導電性ブッシングを含む、請求項１ないし４のいずれか一項に記載の装置。
6. 各顎部の導電性コア部材は、それぞれの対の非導電性ブッシングを受容するように構成されている、請求項５に記載の装置。
7. 前記第１及び第２の対の非導電性ブッシングのうちの少なくとも一方は、非圧縮性の材料又は低圧縮の材料を含む、請求項５又は６に記載の装置。
8. 前記第１及び第２の対の非導電性ブッシングのうちの少なくとも一方は、前記ピンを対向する顎部の対から絶縁する、請求項５ないし７のいずれか一項に記載の装置。
9. 前記装置はさらに、前記顎部の間に挟持された組織に最大５０ワットの電力及び最大３アンペアの電流を供給するように構成されている、請求項１に記載の装置。
10. 前記一対の顎部はさらに、前記顎部が閉位置にあるとき、６ミリメートル以下の内径を有するカニューレに適合するように成形され構成されている、請求項１ないし９のいずれか一項に記載の装置。
11. 前記非導電性の材料は、前記顎部のそれぞれの近位部分をそれぞれの導電性表面から電気的に絶縁する、請求項１ないし１０のいずれか一項に記載の装置。
12. 前記第１のワイヤは前記第１の顎部の近位端に取り付けられ、前記第２のワイヤは前記第２の顎部の近位端に取り付けられる、請求項１ないし１１のいずれか一項に記載の装置。
13. 前記実質的に非導電性の材料は、第１のワイヤの遠位部分と第２のワイヤの遠位部分とを電気的に絶縁する、請求項１２に記載の装置。
14. 可動組織切断機構をさらに備え、前記可動組織切断機構は、前記細長いシャフト及び前記一対の対向する顎部内に摺動可能に配置され、前記顎部はそれぞれ、前記可動組織切断機構を受容するためのスロットを備える、請求項１に記載の装置。
15. 前記可動組織切断機構は、前記スロットに対して摺動可能であり、前記シャフトに沿って移動可能である、請求項１４に記載の装置。
16. 前記可動組織切断機構はさらに、前記可動組織切断機構を貫通するピンを受容するように構成された細長い開口部を備える、請求項１４又は１５に記載の装置。
17. 各顎部の前記細長いスロットは非直線形状を含む、請求項１４ないし１６のいずれか一項に記載の装置。